JP2016215130A - オイルセパレータ - Google Patents
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Abstract
Description
上記課題を解決するオイルセパレータは、油分を含む圧縮空気を気液分離するフィルタと、前記フィルタを収容する収容部と、を備え、前記収容部には、前記フィルタに圧縮空気を流入させるフィルタ入口と、前記フィルタを通過した清浄空気を流出させるフィルタ出口が設けられ、前記フィルタ出口の開口面積が、前記フィルタ入口の開口面積よりも小さいことを要旨としている。
上記構成では、フィルタに付着した水分及び油分が、フィルタ出口よりも下流であって清浄空気が流れる通路に流入することを抑制することができる。
上記構成では、貯留部に貯留されたドレン液が、オイルセパレータに加わった振動などにより跳ね上がったりしたとき、排気ポートに直接流入することがない。このため、ドレン液の貯留量が多くなった場合などでも、排気ポートからのドレン液の流出を抑制することができる。
上記構成では、フィルタの細孔個数(目の粗さ)が上記範囲であるため、圧縮空気の循環効率をさらに高めることができる。
図1に示されるように、コンプレッサ1の下流には、コンプレッサ1から送られる圧縮空気中の油分及び水分を除去する圧縮空気乾燥システムが設けられている。圧縮空気乾燥システムには、圧縮空気から油分及び水分を除去するエアドライヤ2が設けられている。エアドライヤ2内には、乾燥剤2aが設けられている。エアドライヤ2は、圧縮空気を乾燥剤2aに通過させて水分や油分を除去するロード運転と、乾燥剤2aに捕捉された水分や油分を外部に排出することによって乾燥剤2aを再生するアンロード運転とを行う。エアドライヤ2は、ロード運転によって圧縮空気から油分及び水分を除去した空気である乾燥圧縮空気を、システムタンク6に送出する。システムタンク6は、ブレーキやサスペンション等の各システムに圧縮空気を供給する。システムタンク6の圧力が所定値に達すると、エアドライヤ2のエキゾストバルブ2bが開放されて、アンロード運転が行われる。エキゾストバルブ2bが開放されると、システムタンク6から乾燥圧縮空気がエアドライヤ2に供給され、エアドライヤ2に流入した乾燥圧縮空気がロード運転時とは逆方向に流れる。これにより、乾燥剤2aに捕捉された水分や油分が除去される。除去された水分及び油分は、空気とともにエアドライヤ2のドレン排出口2cから排出される。このときエアドライヤ2から排出された空気をパージエアという。
フィルタケース41の周壁部55に形成された第1通気孔56は、直径D1を有している。第1通気孔56は、周壁部55の周方向に等間隔に形成されている。図4では、第1通気孔56が周方向において20度毎に形成されており、複数の第1通気孔56からなる列が3列形成されているが、第1通気孔56の数や間隔、第1通気孔56の列の数は変更することができる。フィルタ入口59の開口面積S10は、第1通気孔56の個数をN個とすると、「π{(D1)/2}2・N」である。
(1)フィルタ出口57の開口面積がフィルタ入口59の開口面積よりも小さいため、それらの開口面積が同じである場合、及びフィルタ出口57の開口面積がフィルタ入口59の開口面積よりも大きい場合に比べ、圧縮空気がフィルタ入口59からフィルタ出口57までの最短経路をとりにくくなり、圧縮空気がフィルタ42内で循環する時間が長くなる。このように圧縮空気がフィルタ42内で循環する時間を長くすることにより、圧縮空気がフィルタ入口59からフィルタ出口57までの最短経路以外の経路をとってフィルタ42の隅部まで行き渡るため、フィルタ42の未使用領域が縮小される。よって、フィルタ42を有効に利用することができる。
(他の実施形態)
なお、上記実施形態は、以下のような形態をもって実施することもできる。
Claims (6)
- 油分を含む圧縮空気を気液分離するフィルタと、
前記フィルタを収容する収容部と、を備え、
前記収容部には、前記フィルタに圧縮空気を流入させるフィルタ入口と、前記フィルタを通過した清浄空気を流出させるフィルタ出口が設けられ、
前記フィルタ出口の開口面積が、前記フィルタ入口の開口面積よりも小さい
オイルセパレータ。 - 前記フィルタ出口は、複数の貫通孔を有する
請求項1に記載のオイルセパレータ。 - 前記フィルタ入口は、複数の貫通孔を有し、
前記フィルタ入口の貫通孔の直径は、前記フィルタ出口の貫通孔の直径よりも大きい
請求項2に記載のオイルセパレータ。 - 前記フィルタ入口の貫通孔は、筒状の前記収容部の周方向における複数の位置に設けられ、前記フィルタ出口の貫通孔は、前記収容部の軸方向における一方の端部に設けられる
請求項2又は3に記載のオイルセパレータ。 - 圧縮空気が流入する吸気ポートと、
清浄空気が流出する排気ポートと、を備え、
前記排気ポートと、前記フィルタによって分離されたドレン液を貯留する貯留部との間には前記フィルタが介在する
請求項1〜4のいずれか1項に記載のオイルセパレータ。 - 前記フィルタ入口の貫通孔の開口面積に対する前記フィルタの細孔個数は、10個以上50個以下である
請求項1〜4のいずれか1項に記載のオイルセパレータ。
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