JP2016212206A - 光伝送体アレイの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明によれば、第1基板および第2基板の間に、複数の円柱状の光伝送体が並列配置された光伝送体アレイの製造方法であって、
第1基板の表面に第1接着剤を塗布する第1塗布工程と、
複数の前記光伝送体を並列配置し、前記第1基板に塗布された前記第1接着剤に、並列配置された前記光伝送体を接触させ、前記光伝送体を前記第1基板に付着させる第1接着工程と、
第2基板の表面に、並列する複数列の帯状の第2接着剤を塗布する第2塗布工程と、
前記第2基板に塗布された前記第2接着剤と、前記第1基板に付着された前記光伝送体とを、前記光伝送体の円柱状の中心軸が帯状の前記第2接着剤が延びる方向に対して直交するように接触させ、前記第1基板、前記光伝送体、及び、前記第2基板を付着させ、光伝送体アレイ原板を得る第2接着工程と、
前記光伝送体アレイ原板を切断し、光伝送体アレイを得る切断工程と、を有し、
前記2塗布工程において塗布された前記第2接着剤の帯のそれぞれは、
前記帯が延びる方向と直交する方向の断面形状が、前記第2基板から離れる方向に向かって連続的に幅が減少する形状であり、前記幅の最大値は0.8mm以上2.0mm以下であり、前記断面の高さは100μm以上250μm以下である、
光伝送体アレイの製造方法が提供される。
n(L)=n0{1−(g2/2)L2}
(式中、n0はロッドレンズの中心軸における屈折率(中心屈折率)であり、Lはロッドレンズの中心軸からの距離(0≦L≦r)であり、gはロッドレンズの屈折率分布定数であり、n(L)はロッドレンズの中心軸からの距離Lの位置における屈折率である。)
且つ、高い圧力を維持するためにはコンプレッサー等の設置が必要となるため接着剤塗布装置が、複雑な構造となるため、大がかりな装置となりコストが上昇してしまう。一方、圧力が低すぎると所定の吐出量を維持することが困難になる。
接着剤吐出ノズル16に接着剤を供給する。接着剤吐出用ディスペンサガン14に代えて、ギヤポンプ等を用いて接着剤吐出ノズル16に接着剤を送る構成でもよい。
まず、第1基板2の表面に第1接着剤を塗布する第1塗布工程を行う。第1塗布工程では、図6に示されているように、第1基板2の表面ほぼ全体に、例えば、上述した接着剤塗布装置10を用いて、第1接着剤30を、隙間S1は0.5〜2mm、好ましくは0.5〜1.5mmで、ピッチP(すなわちP=W1+S1=ロッドレンズの長さL+切断代)で、基板2の幅方向に延びる帯状に、複数本、塗布する。切断代は0.4〜0.6mmが好ましい。多数のロッドレンズアレイを得るためには短いほうが好ましく、刃を厚くして強度を確保できる点では長いほうが好ましい。
P×Z50=D/2×P−1/2×Π×(D/2)2
ここで、左辺はロッドレンズ付着前の接着剤の面積であり、右辺はロッドレンズ付着後の接着剤の面積を表す。
これをZ50について解くことにより、以下の式が得られる。
また、上記実施形態では、基板として平面基板を使用したが、本発明は溝付基板にも適応可能である。
ロッドレンズアレイ原板1を切断して得られたロッドレンズアレイは両端面を光軸に垂直に切削および/または研磨することにより、所望のレンズ長で端面が鏡面であるロッドレンズアレイが製造される。
(実施例1)
基板材として、ABS板を、接着剤の材料として湿気硬化型接着剤(積水化学社製、エスダイン(商品名))を使用した。接着剤を、接着剤塗布装置10の接着剤投入ポット12へ投入し、ポット内にエアーを封入し約100℃、0.3MPaに加圧保持し、接着剤投入ポット12に連通した接着剤吐出ノズル16より吐出圧0.3MPaでシムの形状を1回塗布につき5本塗布する構造とし、幅4mm、接着剤間の隙間1.5mm、長さ242mm、厚さ(Z11)48〜51μmの帯状の第1接着剤を5.5mmピッチで6回、計30本ロッドレンズを固定する第1基板2の表面に直接塗布した。塗布装置の基板への第1接着剤塗布速度は100mm/secとした。
この時塗布した接着剤の断面形状を3次元顕微鏡観察により観察した結果、図11に示す凸形状で、第2基板4から離れるに従い連続的に幅が減少する形状であった。
次いで、このロッドレンズアレイ原板1をロッドレンズ6に直交する方向に、5.5mmピッチで第1および第2接着剤が塗布された位置で双方の接着剤に沿って切断し、切断したロッドレンズアレイの両端面を光軸に垂直に鏡面研磨して、レンズ長4.4mmの複数本のロッドレンズアレイを作成した。
表1に示すように接着剤の塗布幅を変更した以外は、実施例1と同様にしてロッドレンズアレイを製造し、接着剤層に存在する空気溜りを調査した。その結果を表1に示す。
(表1)
表1のように接着剤を塗布した以外は実施例1と同様の方法でロッドレンズアレイを作製した。
4:第2基板
6:ロッドレンズ
8:接着剤層
30:第1接着剤
34:配列プレート
36:第2接着剤
Claims (3)
- 第1基板および第2基板の間に、複数の円柱状の光伝送体が並列配置された光伝送体アレイの製造方法であって、
第1基板の表面に第1接着剤を塗布する第1塗布工程と、
複数の前記光伝送体を並列配置し、前記第1基板に塗布された前記第1接着剤に、並列配置された前記光伝送体を接触させ、前記光伝送体を前記第1基板に付着させる第1接着工程と、
第2基板の表面に、並列する複数列の帯状の第2接着剤を塗布する第2塗布工程と、
前記第2基板に塗布された前記第2接着剤と、前記第1基板に付着された前記光伝送体とを、前記光伝送体の円柱状の中心軸が帯状の前記第2接着剤が延びる方向に対して直交するように接触させ、前記第1基板、前記光伝送体、及び、前記第2基板を付着させ、光伝送体アレイ原板を得る第2接着工程と、
前記光伝送体アレイ原板を切断し、光伝送体アレイを得る切断工程と、を有し、
前記2塗布工程において塗布された前記第2接着剤の帯のそれぞれは、
前記帯が延びる方向と直交する方向の断面形状が、前記第2基板から離れる方向に向かって連続的に幅が減少する形状であり、前記幅の最大値は0.8mm以上2.0mm以下であり、前記断面の高さは100μm以上250μm以下である、
光伝送体アレイの製造方法。 - 前記切断工程において、前記光伝送体アレイ原板を、前記第2接着剤の塗布位置で前記列が延びる方向と平行に切断して光伝送体アレイを得る、光伝送体アレイの製造方法。
- 請求項2記載の製造方法で得られた、前記第1基板及び第2基板と前記光伝送体との間に空気溜りがない光伝送体アレイ。
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JP2008065318A (ja) * | 2006-08-08 | 2008-03-21 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 光伝送体アレイの製造方法 |
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WO2014119646A1 (ja) * | 2013-01-31 | 2014-08-07 | コニカミノルタ株式会社 | 積層レンズアレイ、積層レンズアレイ用絞り部材、並びに関連する装置及び方法 |
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