JP2016211806A - 冷凍装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の圧縮機の相互間で潤滑油を確実かつ効率よく流通させることができる冷凍装置を提供する。【解決手段】複数の圧縮機の運転台数および能力を負荷に応じて制御するとともに、複数の圧縮機のうち運転の優先順位が高い圧縮機の能力を他の圧縮機の能力より所定値だけ高めに設定する。また、制御手段は、複数の圧縮機におけるローラの回転位置を検出し、これら検出した回転位置が互いに点対称となるように複数の圧縮機の駆動を制御する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、1つの冷凍サイクルに複数の圧縮機を搭載した冷凍装置に関する。
冷媒を吸込んで圧縮し吐出する圧縮機は、密閉ケース内に潤滑油を収容している。この潤滑油は冷媒に混じって圧縮機から吐出されるため、圧縮機内の潤滑油が不足することがある。潤滑油が不足すると、圧縮機内の電動機部や圧縮機機構部などの摺動部分が油切れの状態となり、圧縮機の寿命に悪影響を与える。
そこで、1つの冷凍サイクルに複数の圧縮機を搭載した冷凍装置では、複数の圧縮機の相互間を均油管で接続し、油不足が生じた圧縮機に他の圧縮機の潤滑油を均油管を通して補充するようにしている。
特開2004−69213号公報
このように各圧縮機に均油管を設け、それぞれの均油管同士を接続した場合には、コストアップにつながるという問題がある。また、均油管が長い場合、均油管に高低の落差がある場合、あるいは外気温度の低下により潤滑油の粘度が増した場合など、油不足を生じた圧縮機に他の圧縮機からの潤滑油がうまく流れないことがある。また2台の圧縮機を近接に配置した場合には、それぞれの圧縮機の回転に起因する振動が発生する。この振動は、状態によって個々の圧縮機から発生する振動が強め合って増幅され、より大きな振動が生じるという問題がある。
本発明の実施形態の目的は、複数の圧縮機の相互間で潤滑油を確実かつ効率よく流通させることができる冷凍装置を提供することである。また、複数の圧縮機の運転に伴って発生する振動を低減することができる冷凍装置を提供することである。
請求項1の冷凍装置は、複数の圧縮機および制御手段を備える。制御手段は、複数の圧縮機の運転台数および能力を負荷に応じて制御するとともに、複数の圧縮機のうち運転の優先順位が高い圧縮機の能力を他の圧縮機の能力より所定値だけ高めに設定する。
請求項5の冷凍装置は、複数の圧縮機および制御手段を備える。制御手段は、 複数の圧縮機におけるローラの回転位置を検出し、これら検出した回転位置が互いに点対称となるように複数の圧縮機の駆動を制御する。
第1,第2実施形態の冷凍サイクルおよび制御回路の構成を示す図。 第1実施形態における各圧縮機の配置状態および固定状態を示す図。 第1,第2実施形態の制御を示すフローチャート。 第1,第2実施形態における各圧縮機の回転数変化の例を示す図。 第1,第2実施形態における圧縮機能力と圧縮機効率との関係を各圧縮機の1台運転と2台運転をパラメータとして示す図。 第1,第2実施形態における各圧縮機の回転数と空調負荷との関係を示す図。 第1実施形態における各圧縮機の配置状態の変形例を示す図。 第1実施形態における各圧縮機の配置状態の別の変形例を示す図。 第2実施形態における各圧縮機のロータ位置を示す図。
[1]第1実施形態
以下、第1実施形態として、家庭用の空気調和機に搭載される比較的小型の冷凍装置を例に説明する。
図1に示すように、2台の圧縮機1,2の吐出口に吐出管3a,3bを介して高圧側配管4が接続され、その高圧側配管4に四方弁5および配管6を介して室外熱交換器7の一端が接続される。室外熱交換器7の他端は、配管8、電動膨張弁9、配管10を介して室内熱交換器11の一端に接続される。室内熱交換器11の他端は、配管12、上記四方弁5、低圧側配管13、吸込管14a,14b、およびアキュームレータ15,16を介して圧縮機1,2の吸込口に接続される。このように、2台の圧縮機1,2は、冷凍サイクル中に並列に接続される。そして、室外熱交換器7の近傍に室外ファン17が配置され、室内熱交換器11の近傍に室内ファン18が配置される。室内ファン18により吸込まれる室内空気の流路に、室内空気の温度Taを検知する室内温度センサ19が配置される。
冷房運転時は、圧縮機1,2から吐出される冷媒が四方弁5を介して室外熱交換器7に流れ、その室外熱交換器7から流出する冷媒が電動膨張弁9を介して室内熱交換器11に流れる。室内熱交換器11から流出する冷媒は、四方弁5およびアキュームレータ15,16を通って圧縮機1,2に吸い込まれる。室外熱交換器7が凝縮器、室内熱交換器11が蒸発器として機能する。暖房運転時は、圧縮機1,2から吐出される冷媒が四方弁5を介して室内熱交換器11に流れ、その室内熱交換器11から流出する冷媒が電動膨張弁9を介して室外熱交換器7に流れる。室外熱交換器7から流出する冷媒は、四方弁5およびアキュームレータ15,16を通って圧縮機1,2に吸い込まれる。室内熱交換器11が凝縮器、室外熱交換器7が蒸発器として機能する。
圧縮機1,2は、電動機部(ブラシレスDCモータ)1aおよび圧縮機構部1bを潤滑油OILと共に密閉ケースに収容してなる密閉型圧縮機であり、排除容積が互いに同じである。
また、圧縮機1,2は、上方から視た状態を示す図2のように、各圧縮機1,2の吸込み側に設けられたアキュームレータ15,16を近傍に付属して備えながら、互いに離間して配置される。そして、圧縮機1,2の密閉ケースの相互間に、剛性のある金属や樹脂で円柱状または角柱状に形成された固定用部材40が配置され、その固定用部材40の両側部が圧縮機1,2のそれぞれ密閉ケースに結合される。そして、圧縮機1,2の密閉ケースを被う状態に、柔軟性のある金属や樹脂で帯状に形成された固定用部材41が巻き付けられかつ締め込まれる。これら固定用部材40,41の装着により、圧縮機1,2が互いに離間状態で強固に固定される。この固定により、圧縮機1,2に生じる振動を抑えるようにしている。
しかも、圧縮機1,2の配置に当たっては、アキュームレータ15を含む圧縮機1の配置と、アキュームレータ16を含む圧縮機2の配置とが、点対称または線対象の状態に設定される。このように、アキュームレータ15,16を含む圧縮機1,2の配置状態が互いに点対称または線対象であることにより、圧縮機1の密閉ケースの径方向に生じる振動と圧縮機2の密閉ケースの径方向に生じる振動とを、互いに打ち消すことができる。この打ち消し作用と、固定用部材40,41の装着による強固な固定作用との併用により、圧縮機1,2の振動に伴う騒音を大幅に低減できる。
一方、単相交流電源20にインバータ21,22が接続される。インバータ21,22は、電源電圧を整流して直流電圧に変換し、その直流電圧を制御部30からの指令に応じた周波数F1,F2およびその周波数F1,F2に対応するレベルの三相交流電圧に変換し出力する。この出力電圧が圧縮機1,2の駆動電力として圧縮機1,2の電動機部1a,2aに供給される。
そして、制御部30に、四方弁5、電動膨張弁9、室外ファン17、室内ファン18、室内温度センサ19、インバータ21,22、および操作部31が接続される。
制御部30は、主要な機能として、次の(1)〜(4)の手段を有する。
(1)運転オン(運転開始)に際し、圧縮機1,2を略同時に起動し、その起動から一定時間(例えば1分間)tsの間、圧縮機1,2の能力P(回転数N1,N2)を予め定めた起動用の目標能力Pt(起動用の目標回転数Nt)に維持する第1制御手段。
(2)室内温度センサ19の検知温度と操作部31の設定温度Tsとの差及び/又はこの差の変化を空調負荷として検出する検出手段。
(3)上記一定時間tsの経過後、圧縮機1,2の運転台数および能力P(回転数N1,N2)を上記検出手段で検出した空調負荷に応じて制御する第2制御手段。圧縮機1,2の運転台数および能力P(回転数N1,N2)については、インバータ21,22の動作およびその出力周波数F1,F2により制御する。
(4)上記第2制御手段による圧縮機1,2の2台運転時、圧縮機1,2のうち運転の優先順位が高い圧縮機の能力を他の圧縮機の能力P(回転数N1,N2)より所定値(回転数ΔN)だけ高めに設定する第3制御手段。運転の優先順位が高い圧縮機とは、運転台数が1台運転(単独運転ともいう)の場合も2台運転(並列運転ともいう)の場合も共に優先的に運転される圧縮機1である。圧縮機2は、運転台数が2台運転の場合のみ運転される。いずれの圧縮機を優先側に設定するかは予め制御部30において設定される。
つぎに、制御部30が実行する制御を図3のフローチャートおよび図4のタイムチャートを参照しながら説明する。
操作部31で運転オン操作があった場合(ステップS1のYES)、制御部30は、インバータ21,22を駆動して圧縮機1,2を略同時に起動し、圧縮機1,2の回転数N1,N2をそれぞれ起動用の目標回転数Ntへと上昇させる。
圧縮機1,2の回転数N1,N2が目標回転数Ntに達すると、制御部30は、タイムカウントtを開始し(ステップS3)、そのタイムカウントtと一定時間(例えば1分間)tsとを比較する(ステップS4)。タイムカウントtが一定時間ts未満の場合(ステップS4のNO)、制御部30は、圧縮機1,2の回転数N1,N2をそれぞれ起動用の目標回転数Ntに維持する(ステップS5)。
この場合、圧縮機1,2の排除容積の比が“1:1”なので、圧縮機1用の目標回転数Ntと圧縮機2用の目標回転数Ntとを同じ値に設定する。
このように、圧縮機1,2を略同時に起動し、その起動から一定時間tsにおいて圧縮機1,2の回転数N1,N2をそれぞれ起動用の目標回転数Ntに設定することにより、圧縮機1,2から吐出される冷媒の量が互いに略同じとなり、圧縮機1,2に吸い込まれる冷媒の量も互いに略同じとなる。結果として、圧縮機1,2から冷媒と共に流出する潤滑油OILを圧縮機1,2の両方に略均等に戻すことができる。
タイムカウントtが一定時間tsに達した場合(ステップS4のYES)、制御部30は、室内温度センサ19の検知温度と操作部31の設定温度Tsとの差及び/又はこの差の変化を空調負荷Lとして検出する(ステップS6)。そして、制御部30は、圧縮機1,2の運転台数および回転数N1,N2を上記検出した空調負荷Lに応じて制御する(ステップS7)。
圧縮機1,2の運転台数の制御に際し、制御部30は、図5に示す圧縮機能力Pと圧縮機効率との関係に基づき、圧縮機1の1台運転時の圧縮機効率と圧縮機1,2の2台運転時の圧縮機効率との交点に対応する圧縮機能力Paを1台運転と2台運転の切換点とする。
具体的には、制御部30は、図6に示すように、圧縮機能力Paに対応する空調負荷Laを切換点とし、空調負荷Lが切換点La以上の場合に圧縮機1,2の2台運転を実行し、空調負荷Lが切換点La未満の場合に圧縮機1の1台運転を実行する。そして、制御部30は、圧縮機1の1台運転時、空調負荷Lに見合う合計回転数Nsが得られるように圧縮機1の回転数N1を制御する(Ns=N1)。また、圧縮機1,2の2台運転時、制御部30は、空調負荷Lに見合う合計回転数Nsが得られるように圧縮機1,2の回転数N1,N2を制御する(Ns=N1+N2)。
なお、制御部30は、1台運転から2台運転への移行に際し、起動時と同じく圧縮機1,2の回転数N1,N2を起動用の目標回転数Ntへと上昇させ、その回転数N2が目標回転数Ntに達してから一定時間tsが経過するまで圧縮機1,2の回転数N1,N2を目標回転数Ntに維持する。
とくに、起動時を除く圧縮機1,2の2台運転時、制御部30は、圧縮機回転数Nsを圧縮機1,2の排除容積の比“1:1”に基づいて圧縮機1の回転数N1と圧縮機2の回転数N2に“Na(=Ns/2)”ずつ割り振ることを基本とし、その上で、優先側の圧縮機1の回転数N1を圧縮機2の回転数N2より所定値ΔN(例えば3rpm)だけ高めに設定する。
圧縮機1の回転数N1を圧縮機2の回転数N2より所定値ΔN(例えば3rpm)だけ高めに設定することにより、冷凍サイクル中に流出している潤滑油OILは圧縮機2側よりも圧縮機1側に流れ易い状態となる。この流れ易さは圧縮機1,2の2台運転から圧縮機1の1台運転に切換わってもそのまま継続するので、冷凍サイクル中に流出した潤滑油OILを圧縮機1により効率よく回収することができる。結果として、圧縮機1,2の相互間で潤滑油OILを確実かつ効率よく流通させることができる。このような回転数制御によって圧縮機1,2の潤滑油OILを均一化するので、均油管が不要であり、均油管の採用に伴う構成の複雑化やコストの上昇も回避できる。
なお、圧縮機1の1台運転時は、空調負荷Lが小さい場合はインバータ21の出力周波数F1を20Hz以下に設定して圧縮機1の回転数N1を低減し、これにより圧縮機1の吸込管14aにおける冷媒の流速をあまり上げないようにするのが、圧縮機1,2における潤滑油OILのバランスを確保する上で好ましい。
また、圧縮機1の回転数N1と圧縮機2の回転数N2とに間に所定値ΔNの差が存在するので、圧縮機1に生じる振動と圧縮機2に生じる振動とが共振しなくなる。圧縮機1,2が共振しないことにより、圧縮機1,2の騒音を低減できる。しかも、振動に関しては、前記した固定用部材40,41の装着による強固な固定作用がある点、アキュームレータ15,16を含む圧縮機1,2の配置状態が互いに点対称または線対象である点を併せて、圧縮機1,2の振動に伴う騒音を大幅に低減できる。
上記ステップS7の運転台数制御および回転数制御に伴い、制御部30は、操作部31の運転オフ(運転停止)操作を監視する(ステップS8)。運転オフ操作がない場合(ステップS8のNO)、制御部30は、ステップS6の負荷検出処理に戻る。運転オフ操作があった場合(ステップS8のYES)、制御部30は、インバータ21,22を停止して圧縮機1,2の運転を停止する。
なお、アキュームレータ15,16を含む圧縮機1,2の配置に関しては、圧縮機1の中心部と圧縮機2の中心部と結ぶ直線上にアキュームレータ15,16が存する図2の構成に限らず、図7あるいは図8に示すように、圧縮機1の中心部と圧縮機2の中心部と結ぶ直線上から外れたところにアキュームレータ15,16が点対称の状態で存する構成を採用してもよい。いずれの構成も、圧縮機1の密閉ケースの径方向に生じる振動と圧縮機2の密閉ケースの径方向に生じる振動とを互いに打ち消すことができる。
[2]第2実施形態
圧縮機1,2は、図9に示すように、圧縮機構部1b,2b内に圧縮室1s,2sを有し、かつその圧縮室1s,2s内でそれぞれ偏心回転するローラ1r,2rを有し、そのローラ1r,2rの偏心回転に伴う圧縮室1s,2sの容積変化により冷媒を吸込んで圧縮し吐出する。
制御部30は、圧縮機1,2の電動機部(ブラシレスDCモータ)1a,1bをセンサレス・ベクトル制御によりインバータ21,22を介してPWM変調駆動する。このセンサレス・ベクトル制御は、圧縮機1,2の電動機部1a,1bに流れる相巻線電流からローラ1r,2rの回転位置を検出(推定)する処理を含む。
このセンサレス・ベクトル制御による回転位置検出に基づき、制御部30は、圧縮機1,2におけるローラ1r,2rの回転位置が互いに点対称となるように圧縮機1,2の駆動を制御する。すなわち、この第2実施形態においては、第1の実施形態と異なり、圧縮機1,2の両方が運転を行う状態では、全く同じ回転数N1=N2となるようにインバータが動作する。 そして、少なくとも一方のインバータは、自らのローラの回転位置に関する情報を制御部30に送信し、その結果に基づき、制御部30は他方のインバータの出力周波数や電圧を制御して圧縮機1,2におけるローラ1r,2rの回転位置が互いに点対称の位置になる状態を維持しながら回転するように制御する。
このように、ローラ1r,2rの回転位置を点対称に制御することで、アキュームレータ15,16を含む圧縮機1,2の配置状態が例えば図9のように点対称または線対象でない場合でも、ローラ1r,2rの回転に伴って圧縮機1,2の密閉ケースの径方向に生じる振動を互いに打ち消すことができる。なお、ここで言う点対象の位置とは、全く完全に点対象とする必要はなく、点対象の位置を中心に概ね±20°程度の範囲内に収まっていれば、ある程度、振動を低減することができる。
他の構成および効果は第1実施形態と同じである。よって、その説明は省略する。
なお、上記実施形態および変形例は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態および変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、書き換え、変更を行うことができる。これら実施形態や変形は、発明の範囲は要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1,2…圧縮機、1a,2b…電動機部、1b,1b…圧縮機構部、OIL…潤滑油、1s,2s…圧縮室、1r,2r…ローラ、5…四方弁、7…室外熱交換器、9…電動膨張弁、11…室内熱交換器、15,16…アキュームレータ、21,22…インバータ、30…制御部、40…固定用部材、41…固定用部材、

Claims (5)

  1. 複数の圧縮機と、
    前記複数の圧縮機の運転台数および能力(回転数)を負荷に応じて制御するとともに、前記複数の圧縮機のうち運転の優先順位が高い圧縮機の能力を他の圧縮機の能力より所定値だけ高めに設定する制御手段と、
    を備えることを特徴とする冷凍装置。
  2. 前記制御手段は、運転開始に際し、前記複数の圧縮機を略同時に起動しその起動から一定時間は前記複数の圧縮機の能力を予め定めた目標能力(目標回転数)に維持する
    ことを特徴とする請求項1記載の冷凍装置。
  3. 前記複数の圧縮機を互いに固定する固定部材、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2記載の冷凍装置。
  4. 前記複数の圧縮機は、アキュームレータを付属して備え、これらアキュームレータを含む配置状態が互いに点対称または線対象である
    ことを特徴とする請求項3記載の冷凍装置。
  5. 各々が圧縮室およびその圧縮室内で偏心回転するローラを含み、そのローラの偏心回転に伴う前記圧縮室の容積変化により冷媒を吸込んで圧縮し吐出する複数の圧縮機と、
    前記複数の圧縮機における前記ローラの回転位置を検出し、これら検出した回転位置が互いに点対称となるように前記複数の圧縮機の駆動を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする冷凍装置。
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