JP2016211785A - 換気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
換気効率が良いうえに、ダクト内に流れ込む外気に対する応答性の良い換気装置を提供する。
【解決手段】
一方の面3aが建物の外壁の開口につながっていて建物の内方に延びる外気連通ダクト3内に流入する外気を外気調節手段5で自動調節する。外気連通ダクト3は、その途中で湾曲したのちに建物の内方で開口する。外気調節手段5のフラップ11は、支持軸12によって揺動自在に支持される。支持軸12は、フラップ11よりも外気連通ダクト3の湾曲部3d側に配置し、フラップ11は、無風状態で建物の外方側に位置する外側ダクト部3cの軸方向に沿う姿勢でバランスする。支持軸12は、外側ダクト部3cにおいて湾曲部3dの内周側となる上壁面3gよりも湾曲部3dの外周側となる下壁面3fに近い箇所に配置している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、オフィスビルなどの建物に設けられていて建物内を換気するための換気装置に関するものである。
例えば特許文献1で示すように、建物外と建物内とをつなぐダクト(函体)内にフラップ(ダンパー)を配置していて(特許文献1の第1図参照)、前記ダクト内を流れる外気の風速が所定以上になると、フラップがダクトを閉じる方向へ揺動して建物内への外気の流入を抑える換気装置が知られている。
かかる特許文献1の換気装置では、フラップがダクト内を流れる外気に沿う姿勢になっているために、外気の風速が大きくなっても前記姿勢を維持する可能性がある。
そのため、特許文献1の換気装置では、フラップの上下の各先端に互いに逆方向へ屈曲した風受け部を設けており、その風受け部で外気を受けることで、フラップがダクトを閉じる方向(特許文献1の第1図では反時計回りの方向)へ揺動するようにしている。
実開昭64−45227号公報
ところが、特許文献1の換気装置では、フラップの風受け部がダクト内を流れる外気の抵抗になって換気効率の低下を招いてしまうといった問題点があった。しかも、フラップは、その長さ方向(特許文献1の第1図では上下方向)の中央を揺動軸(水平横軸)に支持されていて、揺動軸より上側部分で受けた外気と前記揺動軸より下側部分で受けた外気とが互いに逆方向にフラップを回転させようとする(特許文献1の第1図参照)。そのため、フラップの揺動動作が鈍くなり、ダクト内に流れ込む外気に対する応答性が悪くなっている。
本発明は、かかる不都合を解決することを目的として提供されたものであり、換気効率が良いうえに、ダクト内に流れ込む外気に対する応答性の良い換気装置を提供することにある。
本発明の換気装置1は、かかる不都合を解決するために、一方の面3aが建物の外壁に設けている開口につながっているとともに建物の内方に向けて延びている外気連通ダクト3と、その外気連通ダクト3内に流入する外気を自動調節する外気調節手段5とを有しており、外気連通ダクト3は、その途中で湾曲したのちに他方の面3bが建物の内方で開口しており、外気調節手段5は、板状のフラップ11と、そのフラップ11の基端部を揺動自在に支持する支持軸12とを有しており、フラップ11は、外気連通ダクト3の湾曲部3dよりも建物の外方側に位置する直線状の外側ダクト部3c内に配置していて、支持軸12が、フラップ11よりも外気連通ダクト3の湾曲部3d側となる箇所に配置してあり、フラップ11は、外気が外気連通ダクト3内に流れ込んでいない無風状態で外側ダクト部3cの軸方向に沿う姿勢でバランスしており、支持軸12は、外側ダクト部3cにおいて湾曲部3dの内周側となる壁面3gよりも湾曲部3dの外周側となる壁面3fに近い箇所に配置していることを特徴とする。
ここでの支持軸12が配置される箇所には、外気連通ダクト3の外側ダクト部3c内の箇所や湾曲部3d内に若干入り込んだ箇所が含まれる。ここでのフラップ11の外側ダクト部3cの軸方向に沿う姿勢には、フラップ11が外気の流れを妨げ難い姿勢であればよく、外側ダクト部3cの軸方向に対して若干傾斜している姿勢も含まれる。外側ダクト部3cは、若干湾曲したほぼ直線状の場合も含まれ、また例えば建物の外方側よりも建物の内方側が狭くなっていてもよい。外気連通ダクト3の一方の面3aは、建物の外壁の開口に直接つながっている場合と、別のダクトなどを介して間接的につながっている場合とが含まれる。
支持軸12は、外側ダクト部3cにおいて湾曲部3dの外周側の壁面3fに近くなるほど好ましくなるが、近くなるに従って外気連通ダクト3を適正に閉じるうえでフラップ11を長くしなければならず、それとの兼ね合いで支持軸12の配置箇所を設定することになる。フラップ11は、錘などの重量によってバランスする場合と、バネの付勢力によってバランスする場合などが含まれる。
また、外気連通ダクト3の他方の面3bを開閉する開閉手段4・18を有しており、外気連通ダクト3の他方の面3bの縁に沿って止水部材15・30を配置しており、開閉手段4・18は、可動パネル6・20を有していて、その可動パネル6・20は、外気連通ダクト3の他方の面3bを閉じる際に止水部材15・30に水密状に押し付けられる。ここでの開閉手段4・18としては、図1に示すものや、図2および図3に示すものなどが該当するが、図2および図3に示すもの以外の構成のものであってもよい。前記水密状には、気密状の機能を有する場合も含まれる。
また、外気によって外気連通ダクト3を閉じる方向に揺動したフラップ11を受け止めるストッパ14を有しており、フラップ11は、ストッパ14に受け止められた状態ではフラップ11の先端部11aが外気連通ダクト3の内面に接触していないようになっていてもよい。
本発明の換気装置では、フラップ11と外側ダクト部3cでの湾曲部3dの外周側となる壁面3fとの間がフラップ11と外側ダクト部3cでの湾曲部3dの内周側となる壁面3gよりも狭いうえ、建物の外壁の開口から流れ込む外気はフラップ11の下流側で外気連通ダクト3の湾曲部3dの外周側に当たって流れが抑えられる。それにより、フラップ11と外側ダクト部3cの壁面3fとの間の通気抵抗が大きくなって、フラップ11と外気連通ダクト3の外側ダクト部3cの壁面3fとの間での外気の流れ(流速)が、フラップ11と外側ダクト部3cの壁面3gとの間での外気の流れよりも遅くなる。
その結果、フラップ11には、外側ダクト部3cの壁面3g側への揚力が働いてフラップ11が当該壁面3g側に揺動する。そして、フラップ11が前記壁面3g側に揺動したことで外気がフラップ11の裏面に当たり、その外気によってフラップ11は外気連通ダクト3内に流れ込む外気とフラップ11の重量とのバランスに応じた角度に傾斜する。
このように、外気連通ダクト3内を流れる外気に応じてフラップ11が揺動して建物内に流れ込む外気を調節できるので、建物内に強風が吹きこんで建物内の書類などが吹き飛ばされることなどを抑えることができる。しかも、外気連通ダクト3へ流れ込む外気が少ないときには、フラップ11は、前記外側ダクト部3cの軸方向にほぼ沿う姿勢になるので、例えば弱風の場合には、外気はフラップ11にほとんど邪魔されることなく外気連通ダクト3内をスムーズに流れることができ、それによって建物内に適量な外気を導入することができる。
例えば強風の場合に、開閉手段4・18によって外気連通ダクト3の建物内方側の他方の面3bを閉じることができると、前記強風が外気連通ダクト3を介して建物内に流れ込むことを確実に抑えることができる。しかも、開閉手段4・18の可動パネル6・20は、前記外気連通ダクト3の他方の面3bを閉じる際に止水部材15・30に水密状に押し付けられるので、台風などの際に強風と共に雨水が建物内に流れ込むことを確実に抑えることができる。
フラップ11が外気によって外気連通ダクト3を閉じる方向に揺動してストッパ14に受け止められた状態で、フラップ11の先端部11aが外気連通ダクト3の内面に接触しないようにすると、フラップ11の先端部11aが外気連通ダクト3の内面に衝突して当該外気連通ダクト3やフラップ11が傷付くことを防止することができる。
本発明に係る換気装置の第1実施例を示す縦断面図である。 本発明の換気装置の第2実施例を示す縦断面図である。 第2実施例の換気装置の横断面図である。
本発明に係る換気装置1の第1実施例を図面に基づいて説明する。その換気装置1は、オフィスビルなどの建物の外壁に形成している開口から外気を建物内に取り入れるために使用される。
前記換気装置1は、図1に示すように、一方の面(一端面)3aが前記建物の外壁に設けている開口(図示せず)につながっているとともに建物の内方に向けて延びている外気連通ダクト3と、その外気連通ダクト3を開閉するための開閉手段4と、外気連通ダクト3内に流入する外気を自動調節する外気調節手段5とを有している。
前記外気連通ダクト3は、その途中で湾曲したのちに建物の内方に位置する他方の面(他端面)3bが開口している。つまり、外気連通ダクト3は、前記一端面3aから建物の内方に向けてほぼ水平かつ直線状に延びる外側ダクト部3cと、その外側ダクト部3cにつながっていて上向きに湾曲している湾曲部3dと、その湾曲部3dの上側につながっていて上向きにほぼ直線状に延びる内側ダクト部3eとを有している。前記他端面3bは内側ダクト部3eの上端で開口していて、その他端面3bを前記開閉手段4が開閉する。
前記開閉手段4は、前記外気連通ダクト3の他端面3bを開閉するための可動パネル6と、その可動パネル6を建物の内外方向(図1では左右方向)へ移動させるための駆動手段としてのラック7およびピニオン8と、建物の内外方向へ延びていて前記可動パネル6をガイドするガイドレール9とを有している。
前記外気調節手段5は、外気連通ダクト3の前記湾曲部3dよりも建物の外方側に位置する前記外側ダクト部3c内に配置しているほぼ平板状のフラップ11と、そのフラップ11の基端部(図1の実線図では右端)を揺動自在に支持する支持軸12と、その支持軸12を挟んでフラップ11の反対側に配置している錘13とを有している。フラップ11と錘13とは、一体かつほぼ直線状に延びるように形成している。
前記フラップ11は、前記錘13の重量とバランスすることで、外気が外気連通ダクト3内に流れ込んでいない無風状態で外気連通ダクト3の外側ダクト部3cの軸方向に沿うほぼ水平姿勢に維持される(図1の実線図の姿勢)。
前記支持軸12は、フラップ11よりも外気連通ダクト3の湾曲部3d側となる箇所であって外気連通ダクト3の外側ダクト部3cの下壁面3f近くの箇所に配置している。それにより、フラップ11と前記外側ダクト部3cの下壁面3fとの距離が、フラップ11と外気連通ダクト3の外側ダクト部3cの上壁面3gとの距離の、例えば1/2以下と狭くなっている。
このように、フラップ11および錘13と外気連通ダクト3の外側ダクト部3cの下壁面3fとの間が狭く、またフラップ11および錘13より外気流の下流側で外気連通ダクト3が上向きに湾曲しているために、フラップ11および錘13と外気連通ダクト3の外側ダクト部3cの下壁面3fとの間の通気抵抗が大きくなっている。それにより、外気連通ダクト3内に流れ込んだ外気によってフラップ11と外気連通ダクト3の外側ダクト部3cの下壁面3fとの間に風溜まりが生じ、フラップ11および錘13と外気連通ダクト3の外側ダクト部3cの下壁面3fとの間での外気の流れ(流速)が、フラップ11および錘13の上側での外気の流れよりも遅くなる。
前記支持軸12の下方であって外気連通ダクト3の外側ダクト部3cの下壁面3fの上面には、前記錘13を受け止め可能なストッパ14を設けている。そのストッパ14は、外気連通ダクト3の外側ダクト部3cの下壁面3fの上面にほぼ垂直に立設している本体14aと、その本体14aの上端部に設けてあるウレタンゴムなどからなるクッション部材14bとを有している。そのクッション部材14bに前記錘13が受け止められる。つまり、フラップ11が錘13を介してストッパ14に受け止められる。前記フラップ11は、他端側(図1の左端側)の先端部11aが下方へ向けて湾曲していることで当該フラップ11の先端側を補強している。
前記開閉手段4のラック7は、前記可動パネル6の上面側に配置していて建物の内外方向へ延びている。そのラック7が前記ピニオン8に噛合している。そのピニオン8は、不図示の制御装置のモータなどによって正転または逆転方向へ回転駆動されるようになっており、そのピニオン8の回転に応じて前記可動パネル6が建物の内外方向へスライド移動する。
前記可動パネル6の下面6aは、建物外方へ向かうに従って下側になる下り傾斜になっており、外気連通ダクト3の他端面3bが、前記可動パネル6の下面6aと同様の下り傾斜になっている。その外気連通ダクト3の他端面3bには、その縁に沿ってウレタンゴムなどからなる止水部材15を環状に配置している。そして、可動パネル6は、閉じ位置(図1の二点鎖線図の位置)に移動した際に止水部材15に押し付けられて、止水部材15に水密状に密着する。
可動パネル6の側面には、ガイドレール9に係合する複数個のローラ16を配置していて、可動パネル6がスライド移動するときには、それらのローラ16がガイドレール9に沿って転動することで、前記可動パネル6が移動する。
次に、前記換気装置1の動作について説明する。なお、説明の都合上、可動パネル6が図1の実線図の位置にある状態(外気連通ダクト3の他端面3bが開いている状態)から説明する。その状態では外気が建物内に流れ込み可能になっている。
例えば風速が1m以下であり、外気連通ダクト3へ流れ込む外気が少ない弱風の場合には、フラップ11は前述の水平姿勢で錘13とバランスしている。その弱風の場合から外気連通ダクト3へ流れ込む外気が増えると、前述のようにフラップ11と外気連通ダクト3の外側ダクト部3cの下壁面3fとの間に風溜まりが生じて、フラップ11および錘13と外気連通ダクト3の外側ダクト部3cの下壁面3fとの間の外気の流れが遅くなり、フラップ11には上向きの揚力が働いてフラップ11が上向きに揺動する。
そして、フラップ11が上向きに揺動したことで外気がフラップ11の裏面に当たり、その外気によってフラップ11が図1の時計回りの方向に付勢され、フラップ11は、外気連通ダクト3内に流れ込む外気と、フラップ11および錘13の重量とのバランスに応じた角度に傾斜する。
例えば風速が5m以上になって、外気連通ダクト3内に流れ込む外気が所定以上になると、フラップ11は、図1の二点鎖線図に示すほぼ垂直の姿勢になる。その際には錘13がストッパ16のクッション部材16aに受け止められていて、それ以上に揺動(図1では時計回りの方向)することが規制される。その状態で外気連通ダクト3へ流れ込む外気が減少するとフラップ11の重量によって図1の反時計回りの方向に揺動する。
また、例えば風速が10m以上の強風の際には、その強風を検知した制御装置が前記開閉手段4のピニオン8を回転駆動する。それによって可動パネル6が建物の内方側へスライド移動して、外気連通ダクト3の建物内方側の他端面3bを閉じ(図1の二点鎖線図の状態)、前記強風が外気連通ダクト3を介して建物内に流れ込むことが防がれる。
なお、錘13がストッパ16のクッション部材16aに受け止められている状態で、フラップ11の先端部と外気連通ダクト3の外側ダクト部3cの上壁面3gとの間に若干の隙間が生じるようにしており(図1の二点鎖線図参照)、それによってフラップ11の先端部11aが、外気連通ダクト3の外側ダクト部3cの上壁面3gに衝突することが防がれる。
このように、外気連通ダクト3内を流れる外気に応じてフラップ11が揺動して、建物内に流れ込む外気を調節できるので、建物内に強風が吹きこんで建物内の書類などが吹き飛ばされることなどを抑えることができる。
しかも、外気連通ダクト3へ流れ込む外気が少ない弱風の場合には、前記外気調節手段5のフラップ11は、外気連通ダクト3の外側ダクト部3cの軸方向に沿うほぼ水平姿勢にあるので、弱風の場合には、外気はフラップ11にほとんど邪魔されることなく外気連通ダクト3内をスムーズに流れることができ、建物内に適量な外気を導入することができる。
次いで、本発明に係る換気装置1の第2実施例について図2および図3を用いて説明する。この第2実施例では、開閉手段18はクランク機構19を用いて可動パネル20を駆動している。
前記クランク機構19には、図3に示すように、モータなどからなる駆動部21の出力軸21aに基端側を取り付けていて当該駆動部21によって揺動操作される第1バー22と、その第1バー22の先端部の切欠き22aに一端部24aを係合しているとともに、他端側に第3バー25を介してほぼL字状の第1アングル26の短片26aの先端部を揺動可能に連結している第2バー24とを有している。
また、クランク機構19には、前記第1アングル26と一対になっていて当該第1アングル26と同一形状の第2アングル27と、第1アングル26の短片26aと第2アングル27の短片27aとに亘って揺動可能に架け渡している連結バー28と、一端部を第1アングル26の長片26bおよび第2アングル27の長片27bの各先端部にそれぞれ揺動可能に連結しているとともに他端部をそれぞれ可動パネル20に揺動可能に連結している第3バー29・29とを有している。
第1アングル26および第2アングル27は、可動パネル20の左右に同一姿勢でそれぞれ配置しており、それらのアングル26・27の各屈曲部は、それぞれ可動パネル20を配置している筐体(図示せず)の上壁などに揺動可能に支持している。
可動パネル20の下面20aは、図2に示すように、ほぼ水平になっており、それに合わせて前記外気連通ダクト3の建物内方側の他端面3bがほぼ水平になっている。その外気連通ダクト3の他端面3bの縁には、ウレタンゴムなどからなる止水部材30を環状に配置している。
ガイドレール33は、建物の内外方向へ延びていて、可動パネル20の側面に配置している複数個のローラ32が当該ガイドレール33に沿って建物の内外方向へ転動可能に係合している。そのガイドレール33は、可動パネル20が開き位置(図2の実線図の位置)から閉じ位置(図2の二点鎖線図の位置)に達する手前の位置で斜め下向きに傾斜している。それによって可動パネル20は、前記閉じ位置へ達する手前で下方へ移動して前記止水部材30に押し付けられ、それによって前記閉じ位置で止水部材30に水密状に密着する。
第2実施例の開閉手段18であっても、例えば風速が10m以上の強風の際には、可動パネル20が建物の内方側へ移動して外気連通ダクト3の建物内方側の他端面3bを閉じる(図2および図3の二点鎖線図の状態)。それにより、前記強風が外気連通ダクト3を介して建物内に流れ込むことが防がれる。その他の第2実施例の構成および動作は、第1実施例と同様であるので第1実施例と同一符号を付して説明を省略する。
1 換気装置
3 外気連通ダクト
3a 外気連通ダクトの一方の面
3b 外気連通ダクトの他方の面
3c 外気連通ダクトの外側ダクト部
3d 外気連通ダクトの湾曲部
3e 外気連通ダクトの内側ダクト部
3f 外側ダクト部の下壁面
3g 外側ダクト部の上壁面
4・18 開閉手段
5 外気調節手段
6・20 可動パネル
11 フラップ
12 支持軸
13 錘
14 ストッパ
15・30 止水部材

Claims (3)

  1. 一方の面(3a)が建物の外壁に設けている開口につながっているとともに前記建物の内方に向けて延びている外気連通ダクト(3)と、その外気連通ダクト(3)内に流入する外気を自動調節する外気調節手段(5)とを有しており、
    前記外気連通ダクト(3)は、その途中で湾曲したのちに他方の面(3b)が前記建物の内方で開口しており、
    前記外気調節手段(5)は、板状のフラップ(11)と、そのフラップ(11)の基端部を揺動自在に支持する支持軸(12)とを有しており、
    前記フラップ(11)は、前記外気連通ダクト(3)の湾曲部(3d)よりも前記建物の外方側に位置する直線状の外側ダクト部(3c)内に配置していて、前記支持軸(12)が、前記フラップ(11)よりも前記外気連通ダクト(3)の湾曲部(3d)側となる箇所に配置してあり、
    前記フラップ(11)は、前記外気が前記外気連通ダクト(3)内に流れ込んでいない無風状態で前記外側ダクト部(3c)の軸方向に沿う姿勢でバランスしており、
    前記支持軸(12)は、前記外側ダクト部(3c)において前記湾曲部(3d)の内周側となる壁面(3g)よりも前記湾曲部(3d)の外周側となる壁面(3f)に近い箇所に配置していることを特徴とする換気装置。
  2. 前記外気連通ダクト(3)の他方の面(3b)を開閉する開閉手段(4・18)を有しており、
    前記外気連通ダクト(3)の他方の面(3b)の縁に沿って止水部材(15・30)を配置しており、
    前記開閉手段(4・18)は、可動パネル(6・20)を有していて、その可動パネル(6・20)は、前記外気連通ダクト(3)の他方の面(3b)を閉じる際に前記止水部材(15・30)に水密状に押し付けられることを特徴とする請求項1記載の換気装置。
  3. 前記外気によって前記外気連通ダクト(3)を閉じる方向に揺動した前記フラップ(11)を受け止めるストッパ(14)を有しており、
    前記フラップ(11)は、前記ストッパ(14)に受け止められた状態では当該フラップ(11)の先端部(11a)が前記外気連通ダクト(3)の内面に接触していないことを特徴とする請求項1又は2記載の換気装置。
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