JP2016209457A - 放射線撮像装置、補正方法及びプログラム - Google Patents

放射線撮像装置、補正方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2016209457A
JP2016209457A JP2015098413A JP2015098413A JP2016209457A JP 2016209457 A JP2016209457 A JP 2016209457A JP 2015098413 A JP2015098413 A JP 2015098413A JP 2015098413 A JP2015098413 A JP 2015098413A JP 2016209457 A JP2016209457 A JP 2016209457A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiation
sensors
value
imaging apparatus
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015098413A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6595798B2 (ja
Inventor
拓哉 笠
Takuya Ryu
拓哉 笠
登志男 亀島
Toshio Kameshima
登志男 亀島
八木 朋之
Tomoyuki Yagi
朋之 八木
貴司 岩下
Takashi Iwashita
貴司 岩下
恵梨子 佐藤
Eriko Sato
恵梨子 佐藤
英之 岡田
Hideyuki Okada
英之 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2015098413A priority Critical patent/JP6595798B2/ja
Publication of JP2016209457A publication Critical patent/JP2016209457A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6595798B2 publication Critical patent/JP6595798B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Abstract

【課題】放射線発生装置を移動することなく、精度よくシェーディングを軽減するための技術を提供する。【解決手段】放射線を検出する複数の画素及び放射線を検出する複数のセンサを有する基板と、放射線発生装置から放射線が照射されている状態で複数のセンサのそれぞれから信号を繰り返し読み出し、放射線の照射が終了した後に複数の画素から信号を読み出す読出部と、処理部とを備える放射線撮像装置が提供される。処理部は、複数のセンサのそれぞれについて、繰り返し読み出された信号の積算値を算出し、複数のセンサについて算出された複数の積算値の少なくとも一部を用いて、複数の画素から読み出された信号により生成される画像のシェーディングを軽減するように当該信号を補正する。【選択図】図3

Description

本発明は、放射線撮像装置、補正方法及びプログラムに関する。
現在、電子カセッテと称される可搬型のX線撮影装置が実用化されている。可搬型のX線撮像装置を使用して画像を撮像する場合に、X線管球がX線撮像装置の中心からずれた位置にあると、X線撮像装置の撮像面へのX線の到達量のばらつきに起因したシェーディングが撮影画像に発生してしまう。特許文献1は、このようなシェーディングの発生を抑制するための技術を提案する。具体的に、X線撮像装置が有するトランスミッタと、X線管装置が有するレシーバとを用いて、制御装置がX線撮像装置に対するX線管装置の位置を算出する。この位置を用いて、制御装置はX線撮像装置の中心からの位置ずれに関する情報を操作者へ提供する。操作者がこの情報に基づいてX線管装置の位置を修正することによって、シェーディングの発生が抑制される。
特開2009−261762号公報
特許文献1の技術では、操作者がX線管装置等の放射線発生装置の位置を修正する必要があり、煩雑である。また、放射線撮像装置から得られた画像に対して一般的なシェーディング補正を行ったとしても、一部の画素の信号が飽和してしまうと、精度よくシェーディングを補正できないことがある。本発明は、放射線発生装置を移動することなく、精度よくシェーディングを軽減するための技術を提供することを目的とする。
上記課題に鑑みて、放射線を検出する複数の画素及び放射線を検出する複数のセンサを有する基板と、放射線発生装置から放射線が照射されている状態で前記複数のセンサのそれぞれから信号を繰り返し読み出し、前記放射線の照射が終了した後に前記複数の画素から信号を読み出す読出部と、処理部とを備え、前記処理部は、前記複数のセンサのそれぞれについて、繰り返し読み出された信号の積算値を算出し、前記複数のセンサについて算出された複数の積算値の少なくとも一部を用いて、前記複数の画素から読み出された信号により生成される画像のシェーディングを軽減するように当該信号を補正することを特徴とする放射線撮像装置が提供される。
上記手段により、放射線発生装置を移動することなく、精度よくシェーディングを補正するための技術が提供される。
一部の実施形態の放射線撮像システムの構成を説明するブロック図。 一部の実施形態の放射線撮像装置の構成を説明するブロック図。 一部の実施形態の放射線撮像システムの動作を説明するフロー図。 一部の実施形態の放射線撮像システムの動作を説明するタイミング図。 一部の実施形態の補正方法を説明する図。 一部の実施形態の補正方法を説明する図。 一部の実施形態の補正方法を説明する図。 一部の実施形態の放射線撮像装置の構成を説明するブロック図。 一部の実施形態の放射線撮像装置の構成を説明するブロック図。
添付の図面を参照しつつ本発明の実施形態について以下に説明する。様々な実施形態を通じて同様の要素には同一の参照符号を付し、重複する説明を省略する。また、各実施形態は適宜変更、組み合わせが可能である。以下の説明において、放射線は、α線、β線、γ線、X線、粒子線及び宇宙線を含む。
図1に、本発明の一部の実施形態の放射線撮像システム10の構成が示されている。放射線撮像システム10は、例えば、放射線撮像装置100、制御装置200、放射線発生装置310および曝射制御装置320を含む。制御装置200の構成の全部または一部は、放射線撮像装置100に組み込まれてもよい。放射線撮像装置100の構成の全部または一部と制御装置200の構成の全部または一部とによって構成される装置を放射線撮像装置として理解することもできる。制御装置200および曝射制御装置320は、1つの装置として実現されてもよい。
放射線撮像装置100は、例えば、画素アレイ110、複数のセンサS、駆動部120、読出部130、増幅部140、DA変換器(DAC)150、処理部160、制御部170、無線インターフェース(I/F)180およびメモリ190を含みうる。画素アレイ110には、複数の画素Pが複数の行および複数の列を構成するように2次元状に配列されている。複数の画素P及び複数のセンサSは基板(図1では不図示)に配置されており、どちらも放射線を検出する。以下では、画素アレイ110がm行×n列であるとする。例えば、放射線撮像装置100が17インチの場合に、複数の画素Pは約2800行×約2800列を構成するように配列される。複数の画素Pの配列によって撮像エリアIAが構成されている。複数のセンサSは、典型的には、撮像エリアIAに分散して配置される。すなわち、各センサSは、画素Pの配列における行および列で特定される位置(行と列との交点)に配置される。センサSが配置された位置には画素Pが配置されていない。複数のセンサSは、放射線撮像装置100に入射した放射線のうち、被写体20を透過しなかった部分が到達すると見込まれる領域(いわゆる、素抜け領域)に配置される。例えば、複数のセンサSは、撮像エリアIAの四隅のそれぞれに位置する4つのセンサを含む。ここで、画素アレイ110の隅に位置するセンサは、画素アレイ110の端部に位置してもよいし、その付近に位置してもよい。この4つのセンサに加えて又は4つのセンサに代えて、撮像エリアIAの外側を含む他の位置にセンサSが配置されてもよい。
駆動部120は、複数の画素Pおよび複数のセンサSを駆動する。読出部130は、複数の画素Pおよび複数のセンサSから信号を読み出す。読出部130によってセンサSから読み出された信号は、露出制御や、画素アレイ110によって撮像された放射線画像の補正などに使用されうる。増幅部140は、読出部130によって読み出された信号を増幅する。DA変換器150は、増幅部140から出力される信号(アナログ信号)をデジタル信号に変換する。
処理部160は、複数の画素Pから読出部130によって読みされた信号および複数のセンサSから読出部130によって読み出された信号を処理する。処理部160は、例えば、読出部130によって複数のセンサSから読み出された信号に基づいて、読出部130によって画素アレイ110を構成する複数の画素Pから読み出された信号を補正する。この実施形態では、処理部160が処理する信号は、読出部130から出力された信号を増幅部140およびDA変換器150で処理した信号である。しかしながら、読出部130、増幅部140およびDA変換器150から出力される信号は互いに等価であるので、処理部160は、増幅部140および/またはDA変換器150を経由せずに読出部130から提供される信号を処理するように構成されてもよい。
制御部170は、画素アレイ110、複数のセンサS、駆動部120、読出部130、増幅部140、DA変換器150、処理部160および無線I/F180を制御する。また、制御部170は、放射線発生装置310による放射線の照射を停止させるように、制御装置200を介して曝射制御装置320に曝射停止指令を送ってもよい。
無線I/F180は、制御装置200(具体的に、その無線I/F220)と通信する。無線I/F180は、例えば、処理部160から提供される信号、曝射停止指令、放射線撮像装置100の状態を示す信号などを制御装置200に送信する。無線I/F180は、制御装置200から、例えば、曝射制御装置320が放射線発生装置310に曝射指令を送信したことを示す情報(以下、曝射通知情報)を受信する。
制御装置200は、例えば、処理部210、無線I/F220、表示部230、入力部240(キーボード、ポインティングデバイスなど)を含みうる。制御装置200は、汎用コンピュータにソフトウエア(コンピュータプログラム)を組み込むことによって構成されうる。
曝射制御装置320は、曝射スイッチ(不図示)を含み、曝射スイッチがオンされることに応じて曝射指令を放射線発生装置310に送信するとともに、そのことを制御装置200に通知する。放射線発生装置310は、曝射指令に従って放射線を放射する。制御装置200は、曝射制御装置320から放射線発生装置に曝射指令が送信されることを示す曝射通知情報を放射線撮像装置100に送信する。放射線発生装置310が曝射した放射線は、被写体20を透過し、放射線撮像装置100に入射する。
図2には、本発明の一部の実施形態の放射線撮像装置100の構成が示されている。画素Pは、変換素子CVと、スイッチTTとを含む。同様に、センサSも、変換素子CVと、スイッチTTとを含む。センサSに含まれる変換素子CV及びスイッチTTは、画素Pに含まれる変換素子CV及びスイッチTTと同じ構成であってもよい。変換素子CVは、放射線を電荷に変換する。変換素子CVは、放射線を可視光に変換するシンチレータと、可視光を電荷に変換する光電変換素子とで構成されうる。この場合、シンチレータは、複数の変換素子CVによって共有されうる。変換素子CVは、放射線を直接に電荷に変換するように構成されてもよい。変換素子CVは、MIS型またはPIN型の光電変換素子で構成されうる。スイッチTTは、例えば、薄膜トランジスタ(TFT)で構成されうる。スイッチTTは、変換素子CVの一方の電極と信号線SLとの間に、それらの間の接続を制御するように配置される。変換素子CVの他方の電極は、バイアス線Bsに接続される。
駆動部120は、複数の画素Pを駆動する画素駆動部121と、複数のセンサSを駆動するセンサ駆動部122とを含む。画素PのスイッチTTのゲートは、画素駆動部121によって駆動されるゲート線G1〜Gmのいずれかに接続されている。ここで、ゲート線G1〜Gmは、第1行〜第m行の画素Pを駆動するゲート線である。センサSのスイッチTTのゲートは、センサ駆動部122によって駆動されるゲート線G1’、Gm’のいずれかに接続されている。ここで、ゲート線G1’、Gm’は、第1行、第m行のセンサSを駆動するゲート線である。
読出部130は、信号線SLを介して画素PまたはセンサSから信号を読み出す。読出部130は、画素アレイ110における列ごとに、積分増幅器(増幅器)131、可変増幅器132、サンプルホールド回路133、バッファアンプ134を有する。信号線SLに出力された信号は、積分増幅器131および可変増幅器132によって増幅され、サンプルホールド回路133によってサンプルホールドされ、バッファアンプ134によって増幅される。読出部130は、マルチプレクサ135を有し、列ごとに設けられたバッファアンプ134から出力された信号は、マルチプレクサ135によって選択されて増幅部140に出力される。
積分増幅器131は、演算増幅器と、積分容量と、リセットスイッチとを有する。演算増幅器は、その反転入力端子には、信号線SLに出力された信号が入力され、その非反転入力端子には、基準電圧Vrefが入力され、その出力端子から増幅された信号が出力される。積分容量は、演算増幅器の反転入力端子と出力端子との間に配置される。可変増幅器132は、積分増幅器131から出力された信号を制御部170によって指定される増幅率で増幅する。サンプルホールド回路133は、サンプリングスイッチと、サンプリング容量とで構成されうる。
図3のフローチャート及び図4のタイミングチャートを参照しながら放射線撮像システム10の動作を例示的に説明する。図4において、「放射線」は、放射線発生装置310が発生する放射線であり、ハイレベルは放射線が曝射されていることを示し、ローレベルは放射線が曝射されていないことを示す。「状態」は、放射線撮像装置100の状態を示す。「VG1」〜「VGm」は、画素駆動部121によって駆動されるゲート線G1〜Gmの論理レベルを示す。「VG1’」及び「VGm’」は、センサ駆動部122によって駆動されるゲート線G1’及びGm’の論理レベルを示す。スイッチTTはハイレベルの信号が供給された場合にオンになり、ローレベルの信号が供給された場合にオフになる。「信号値」は、読出部130から増幅部140およびDA変換器150を介して出力される1つのセンサSからの信号の値である。「積算値」は、「信号値」を積算することによって得られる値である。
時刻t1で放射線撮像装置100が動作を開始すると、制御部170は、待機動作を開始する。待機動作とは、放射線の照射が開始されるまで放射線撮像装置100が行う動作のことである。放射線撮像装置100は、電源が投入されたことに応じて待機動作を開始してもよいし、電源が投入されている状態で開始ボタンが押下されたことに応じて待機動作を開始してもよい。待機動作を開始する前に、又は待機動作中に、放射線撮像装置100に対して放射線の照射条件などの設定が行われてもよい。
待機動作は、S301とS302とを含む。S301で、制御部170は、ゲート線G1〜Gmが順にアクティブレベルに駆動されるように画素駆動部121を制御する。ゲート線G1〜Gmがアクティブレベルになると、アクティブレベルに駆動されたゲート線に接続されたスイッチTTがオンになり、当該スイッチTTを有する画素P(具体的にはその変換素子CV)がリセットされる。ここで、画素Pのリセットとは、画素Pの変換素子CVに蓄積されている電荷を除去することを意味する。つまり、待機動作中に、画素Pは周期的にリセットされる。
同様に、制御部170は、待機動作中に、ゲート線G1’、Gm’が順にアクティブレベルに駆動されるようにセンサ駆動部122を制御する。ゲート線G1’、Gm’がアクティブレベルになると、アクティブレベルに駆動されたゲート線に接続されたスイッチTTがオンになり、当該スイッチTTを有するセンサS(具体的にはその変換素子CV)がリセットされる。ここで、センサSのリセットとは、センサSの変換素子CVに蓄積されている電荷を除去することを意味する。つまり、待機動作中に、センサSは周期的にリセットされる。
図4に示すように、センサSは同じ行にある画素Pと同じタイミングで駆動されてもよい。例えば、ゲート線G1’に接続されたセンサSとゲート線G1に接続された画素Pとは同じ行に位置するので、これらのセンサS及び画素Pは同じタイミングで駆動される。すなわち、ゲート線G1に供給される制御信号とゲート線G1’に供給される制御信号とは、同じタイミングで立ち上がり、同じタイミングで立ち下がる。
S302で、制御部170は、制御装置200から曝射通知情報を受信したかを判定する。制御部170は、各行のゲート線を駆動するごとにS302の判定を行ってもよいし、m行分のゲート線を駆動するごとにS302の判定を行ってもよい。これに代えて、制御部170は、S301とS302とを並列に行ってもよい。曝射通知情報を受信していないと判定された場合(S302で「NO」)に、制御部170は処理をS301に戻し、待機動作を継続する。曝射通知情報を受信したと判定された場合(S302で「YES」)に、制御部170は、時刻t2で待機動作を終了し、蓄積動作を開始する。蓄積動作とは、放射線発生装置310から放射線撮像装置100に放射線が照射されている状態で行われる動作である。
蓄積動作は、S303〜S307を含む。図4のタイミングチャートでは、制御部170は、時刻t2から蓄積動作を開始し、時刻t3で蓄積動作を終了する。制御部170は、蓄積動作の間、ゲート線G1〜Gmに供給する制御信号のレベルをローレベルに維持する。その結果、画素Pから信号が読み出されないので、画素Pの変換素子CVに、照射された放射線に応じた電荷が蓄積される。
一方、制御部170は、蓄積動作の間、放射線が照射されている状態で、複数のセンサSのそれぞれから信号が繰り返し読み出されるようにセンサ駆動部122および読出部130を制御する。まず、制御部170は、S303で、ある行に含まれるセンサS(例えば、ゲート線G1’に接続されたセンサS)から信号を読み出すようにセンサ駆動部122および読出部130を制御する。センサSから読み出された信号の値をセンサ値と呼ぶ。続いて、処理部160は、S304で、信号を読み出したセンサSについて、蓄積動作の開始から今回の読み出しまでの当該センサSのセンサ値の積算値を算出する。例えば、処理部160は、蓄積動作開始時に、複数のセンサSのそれぞれについての積算値を記憶するための領域をメモリ190に確保し、各領域が保持する値をゼロにリセットする。そして、処理部160は、新たに得られたセンサ値をメモリ190に記憶された積算値に加算する。
処理部160は、S305で、複数のセンサSについて算出された複数の積算値の何れかが所定の閾値に到達したか否かを判定する。この閾値は例えばメモリ190に記憶されている。何れの積算値も閾値未満であると判定された場合(S305で「NO」)に、制御部170は処理をS307に進める。何れかの積算値が閾値に到達したと判定された場合(S305で「YES」)に、処理部160は、S306で、何れかの積算値が閾値に到達した時点の複数のセンサSのそれぞれの積算値を、S309以降の処理で参照可能なように保存する。例えば、処理部160は、この時点の積算値をメモリ190の別の領域にコピーしてもよいし、メモリ190に記憶されている積算値の上書きを行わないようにしてもよい。また、処理部160は、積算値が閾値を超えたと判定されたセンサSについて、閾値を超える直前の積算値を保存してもよい。
続いて、制御部170は、S307で、放射線の曝射が停止されるか否かを判定する。例えば、制御部170は、S305で何れかの積算値が閾値に到達したと判定された場合に、放射線発生装置310から放射線撮像装置100への放射線の照射を停止させるための信号を生成する。制御部170は、制御装置200を介して曝射制御装置320にこの信号を送信するとともに、放射線の曝射が停止されると判定する。この信号の受信に応じて、曝射制御装置320は、放射線発生装置310への放射線の曝射を停止させる。すなわち、放射線撮像システム10は、自動露光量制御(AEC)を行う。
これに代えて又はこれに加えて、制御部170は、制御装置200から曝射停止通知を受信し、これに基づいて放射線の曝射が停止されることを判定してもよい。曝射停止通知とは、制御装置200が例えば時間の経過やユーザ指示に基づいて放射線の曝射を停止する場合に放射線撮像装置100へ送信する通知のことである。
放射線の曝射が停止されないと判定された場合(S307でNO)に、制御部170は、処理をS303に戻し、次の行に含まれるセンサS(例えば、ゲート線Gm’に接続されたセンサS)から信号を読み出す。放射線撮像システム10がAECを行う場合に、処理がS303に戻るならば、何れのセンサSの積算値も閾値に到達していない。そのため、放射線撮像装置100は、S303〜S306を再び行う。放射線撮像システム10がAECを行わない場合に、何れかのセンサSの積算値が閾値に到達しているのにもかかわらず、処理がS303に戻ることがある。この場合に、放射線撮像装置100は、S305及びS306を省略する。また、この場合に、放射線撮像装置100は、放射線の曝射が停止するまで、S303〜S306を繰り返し行う。
放射線の曝射が停止されると判定された場合(S307でYES)に、制御部170は、処理をS308に進め、読み出し動作を開始する。S308で、制御部170は、放射線発生装置310から放射線撮像装置100への放射線の照射が終了した後に、画素アレイ110を構成する複数の画素Pから信号が読み出されるように画素駆動部121および読出部130を制御する。画素Pから読み出された信号の値を画素値と呼ぶ。図4のタイミングチャートでは、制御部170は、時刻t3で読み出し動作を開始し、時刻t4に読み出し動作を終了する。センサSからの信号の読出しは蓄積動作中に終了しているので、制御部170は、読み出し動作の間、ゲート線G1’及びGm’に供給する制御信号のレベルをローレベルに維持し、読み出しを行わなくてもよい。
S309で、処理部160は、センサ値の積算値を用いて、画素値を補正する。この補正の詳細については後述する。S310で、処理部160は、補正後の画素値を用いて、放射線画像を生成する。撮像エリアIAのうち、センサSが配置されている領域には画素Pが配置されないので、画素値だけで生成した放射線画像には、センサSの位置に欠陥が生じる。放射線撮像システム10がAECを行う場合に、S304で最終的に算出された積算値は、蓄積動作中にセンサSに照射された放射線量に応じた値になる。そのため、処理部160は、補正後の画素値と、複数のセンサSについて算出された複数の積算値とを用いて放射線画像を生成してもよい。また、放射線撮像システム10がAECを行わない場合であっても、何れかのセンサSの積算値が閾値に到達したあとにも放射線撮像装置100がS303及びS304を行うならば、同様の処理で放射線画像を生成しうる。処理部160が放射線画像を作成する前に、制御部170が撮像エリアIAに放射線が照射されていない状態で画素PおよびセンサSから取得されるノイズ信号を読み出てもよい。処理部160は、このノイズ信号を補正後の画素値(および場合によってはセンサ値の積算値)から減算してもよい。
図5を用いて、図3のS309で行われる補正の概要を説明する。図5は、放射線撮像装置100の基板SUBと放射線発生装置310との位置関係を示す図である。放射線撮像装置100に対して、以下のように空間座標系を設定する。基板SUBのうち撮像エリアIAが配された面の1辺にx軸をとり、この辺に交差する別の辺にy軸をとる。従って、撮像エリアIAが配された面はxy平面に含まれる。また、xy平面に直交する方向にz軸をとる。図5のz座標は基板SUBの表面からの高さを示す。撮像エリアIAの四隅に配されたセンサSをそれぞれセンサS1〜S4と呼ぶ。
放射線発生装置310(具体的にはその管球)が撮像エリアIAの中心点Cの真上の位置G’にある場合に、撮像エリアIAに中心点Cを中心として対称的に放射線が照射される。しかし、放射線発生装置310が位置G’からずれた位置Gにある場合に、放射線が撮像エリアIAに非対称的に照射される。放射線の強さ(線量)は放射線発生装置310からの距離の2乗に反比例して減衰するので、補正を行わなかった場合には、放射線撮像システム10で得られる画像にシェーディングが発生してしまう。
そこで、一部の実施形態で、処理部160は、S306で保存された複数のセンサSのセンサ値の積算値に基づいて、撮像エリアIAの仮想の放射線量の分布を算出する。仮想の放射線量の分布とは、被写体20が存在しない状態で放射線が放射線撮像装置100に入射されたと仮定した場合の撮像エリアIAの各位置における放射線量のことである。次いで、処理部160は、得られた分布を用いて、放射線画像に発生するシェーディングを軽減するための、各画素の位置における補正値を算出する。次いで、処理部160は、この補正値を用いて、各画素Pの画素値を補正する。このように補正した画素値を用いて放射線画像を生成することによって、当該画像に生じるシェーディングが軽減される。
以下、画素Pの画素値を補正するために処理部160が行う処理の具体例を説明する。S306で保存されたセンサS1〜S4の積算値をそれぞれV1〜V4とする。また、位置Gと各センサS1〜S4の中心点との間の距離をそれぞれD1〜D4とする。上述のように、放射線の強さ(線量)は、放射線発生装置310からの距離の2乗に反比例して減衰する。そのため、位置Gと各センサS1〜S4との間に被写体20が存在しない場合に、積算値と距離の2乗との積は各センサSで等しい値となる。すなわち、以下の連立方程式が成り立つ。
V1×D12=V2×D22=V3×D32=V4×D42 …(1)
処理部160は、この連立方程式を解くことによって、位置Gの座標を求める。このようにして位置Gが決定される。
続いて、処理部160は、複数の画素Pのそれぞれについて、位置Gと画素Pとの間に被写体20が存在しないと仮定した場合に画素Pで得られる仮想的な信号値(以下、仮想信号値)APを算出する。位置Gと画素Pの中心点との間の距離をDPとする。この場合に、以下の方程式が成り立つ。
AP×DP2=V1×D12 …(2)
処理部160は、この方程式を解くことによって、仮想信号値APを求める。
続いて、処理部160は、複数の画素Pのそれぞれについて、仮想信号値APに適用した場合に仮想信号値APを一定値Constに近づける補正値CPを算出する。この一定値は、例えば、撮像エリアIAの何れか画素P(例えば、中心点Cに位置する画素P)の仮想信号値APであってもよいし、撮像エリアIA内の分布の平均値であってもよいし、何れかのセンサSの積算値であってもよいし、他の値であってもよい。例えば、処理部160は、以下の式に従って、仮想信号値APに加算した場合に仮想信号値APを一定値Constに一致させる補正値CPを算出する。
CP=Const-AP …(3)
S308で画素Pから読み出された信号値(画素値)をVPとする。処理部160は、以下の式に従って、複数の画素Pのそれぞれについて、補正後の画素値VP’を算出する。
VP'=VP+CP …(4)
上記では説明のために式(1)〜(3)に分けて基板SUBの各位置における補正値CPを算出したが、処理部160は、式(1)〜(3)から得られる関数を決定し、この関数を用いて補正値CPを算出してもよい。補正すべき画素の位置の座標にこの関数を適用することによって、当該画素の補正値CPが算出される。センサSの位置の座標にこの関数を適用すると、センサSの位置における補正値が算出される。このように算出された補正値をセンサSの積算値に加算した場合、センサSの積算値は一定値Constに一致する。すなわち、複数の積算値をそれぞれの補正値を用いて補正した場合に、この複数の積算値のばらつきが低減する。
上記の連立方程式(1)の未知数は3つ(位置Gの各座標値)であり、方程式が3つであるので、Gの位置は一意に定まる。センサSが5つ以上の場合に、連立方程式(1)が解なしとなる場合がある。そのため、撮像エリアIAに5つ以上のセンサSが配され、それぞれのセンサから積算値が得られた場合に、処理部160は任意の4つの積算値を用いて位置Gの座標を算出してもよい。これに代えて、処理部160は、5つ以上のセンサSから、4つのセンサからなる集合を複数選択し、それぞれの集合から算出した位置Gの座標値を平均してもよい。
上述のように、複数のセンサSは、放射線撮像装置100に入射した放射線のうち、被写体20を透過しなかった部分が到達すると見込まれる領域に配置される。しかし、被写体20の位置によっては、被写体20を透過した放射線が一部のセンサSへ入射する。このような放射線は、放射線発生装置310からの距離の2乗に反比例して減衰するだけでなく、被写体20によってさらに減衰する。従って、このようなセンサSの積算値を用いて位置Gの座標値を算出しても、正しい座標値は求まらない。そこで、処理部160は、複数のセンサSの積算値のうち、被写体20を透過した放射線が照射したと判定されたセンサSの積算値を、位置Gの座標値を算出するための積算値から除外してもよい。処理部160は、対象外とするセンサSを判定するために、例えば積算値のヒストグラムを作成し、このヒストグラムにおいて各積算値が所定の範囲に含まれるか否かを判定してもよい。これに代えて又はこれに加えて、撮像部位(胸部、乳房など)に応じて対象外とすべきセンサSの位置が放射線撮像装置100に事前に設定されていてもよく、処理部160は、放射線撮像時に設定された撮像部位に基づいて一部のセンサSを対象外としてもよい。一部の積算値を除外した結果として、位置Gの座標値を算出するための十分な個数の積算値が残らなかった場合に、処理部160は、S309の補正を行わなくてもよい。
続いて、図6を参照して、上述の仮想信号値APの別の算出方法について説明する。図6は、放射線撮像装置100の基板SUBと、センサSの積算値との関係を示す図である。放射線撮像装置100に対して、以下のように空間座標系を設定する。図5と同様に、x軸及びy軸をとる。また、xy平面に直交する方向にz軸をとる。図5のz座標は、センサSの積算値を示す。撮像エリアIAの四隅に配されたセンサSをそれぞれセンサS1〜S4と呼ぶ。また、x座標及びy座標がセンサS1のx座標及びy座標に一致し、z座標がセンサS1の積算値に一致する点をT1と呼ぶ。S2〜S4についても同様にT2〜T4を設定する。
処理部160は、4つの点T1〜T4を近似する(言い換えると、これらの点にフィットする)平面601の方程式を算出する。平面601の方程式は例えば最小二乗法を用いて算出される。処理部160は、平面601の方程式に画素Pのx座標及びy座標を代入してz座標を算出する。このz座標が当該画素Pの仮想信号値APとなる。空間の平面の方程式は一般に空間内の3点が与えられれば決定される。処理部160は、4点以上にフィットする平面を決定することによって、より正確に仮想信号値APを算出できる。
上述の例の場合と同様に、一部のセンサSに被写体20を透過した放射線が入射することがある。処理部160は、例えば平面601の方程式を求める際にロバスト推定法を用いることによってこのようなセンサSの積算値の影響を軽減してもよい。また、処理部160は、4つの点T1〜T4を近似する平面601の方程式を求める代わりに、2次曲面や他の曲面の方程式を求めてもよい。
上述の説明では、放射線発生装置310の位置のずれによって、仮想信号値APがばらつく場合を説明した。この仮想信号値APのばらつきは、放射線発生装置310の位置のずれだけでなく、他の要因によっても発生する。例えば、各画素Pの感度のばらつきによって、仮想信号値APがばらつく場合もある。図6を参照して説明した方法によれば、このような感度のばらつきに起因する仮想信号値APのばらつきも補正される。
続いて、図7を参照して、画素Pの画素値を補正するために処理部160が行う処理の別の具体例を説明する。上述の何れの例も、処理部160は、画素Pの仮想信号値APを算出した。以下の例で、処理部160は、画素Pの仮想信号値APを算出せずに画素値VPを補正する。図5の例と同様にして、放射線撮像装置100に対して空間座標系を設定する。まず、処理部160は、図5の例と同様にして、式(1)を用いて位置Gの座標値を算出する。位置G’のx座標及びy座標は中心点Cのx座標及びy座標に等しく、位置G’のz座標は位置Gのz座標に等しいので、位置G’の座標値も定まる。位置G’と画素Pとの間の距離をDP’とおくと、以下の関係式が成り立つ。
VP'×DP'2=VP×DP2 …(5)
処理部160は、この式を解いて、補正後の画素値VP’を算出する。この式では、画素値VPにDP2/DP’2を乗算することによって補正後の画素値VP’が得られる。従って、DP2/DP’2が補正値CPであり、この補正値CPを画素値VPに乗算することによって画素値が補正される。
上記では説明のために式(1)、(5)に分けて基板SUBの各位置における補正値CPを算出したが、処理部160は、式(1)、(5)から得られる関数を用いて補正値CPを算出してもよい。補正すべき画素の位置の座標にこの関数を適用することによって、当該画素の補正値CPが算出される。
以上のように、本実施形態によれば、放射線発生装置310を操作者が移動することなく、放射線画像のシェーディングが軽減される。また、放射線撮像装置100は、蓄積動作中に各センサSから繰り返し信号を読み出す。従って、放射線の照射が終了した後にセンサSから信号を一括して読み出す場合と比較して、センサSからの信号が読出部130において飽和することを抑制できる。その結果、センサSから読み出された信号で算出された積算値は正確な値となり、この積算値を用いて精度よく放射線画像のシェーディングが軽減される。
図8には、別の実施形態の放射線撮像装置100の構成が示されている。図1で説明した実施形態と重複する構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図8の実施形態では、読出部130は、センサSから信号を読み出すための専用の回路として、積分増幅器(増幅器)131’、可変増幅器132’、サンプルホールド回路133’、バッファアンプ134’を有する。積分増幅器(増幅器)131’、可変増幅器132’、サンプルホールド回路133’、バッファアンプ134’は、それぞれ積分増幅器(増幅器)131、可変増幅器132、サンプルホールド回路133、バッファアンプ134と同様の構成を有しうる。
図9には、さらに別の実施形態の放射線撮像装置100の構成が示されている。図1で説明した実施形態と重複する構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図9の実施形態では、画素アレイ110が、複数の画素行と、複数のセンサ行とを含む。各画素行は、複数の画素Pのみで構成され、各センサ行は、複数のセンサSのみで構成される。図9では、説明の便宜のために、ゲート線G1及びGmによって駆動される行がセンサ行としてされている。例えば、所定数の画素行に対して1つの割合でセンサ行が設けられうる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
10 放射線撮像システム、100 放射線撮像装置、IA 撮像エリア、130 読出部、160 処理部、310 放射線発生装置

Claims (13)

  1. 放射線を検出する複数の画素及び放射線を検出する複数のセンサを有する基板と、
    放射線発生装置から放射線が照射されている状態で前記複数のセンサのそれぞれから信号を繰り返し読み出し、前記放射線の照射が終了した後に前記複数の画素から信号を読み出す読出部と、
    処理部とを備え、
    前記処理部は、
    前記複数のセンサのそれぞれについて、繰り返し読み出された信号の積算値を算出し、
    前記複数のセンサについて算出された複数の積算値の少なくとも一部を用いて、前記複数の画素から読み出された信号により生成される画像のシェーディングを軽減するように当該信号を補正することを特徴とする放射線撮像装置。
  2. 前記処理部は、前記複数のセンサについて算出された複数の積算値の何れかが閾値に到達したかを判定し、
    前記少なくとも一部の積算値は、前記複数の積算値の何れかが前記閾値に到達した時点の値であることを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。
  3. 前記複数の積算値の何れかが前記閾値に到達したことに応じて、前記放射線撮像装置への放射線の照射を停止させるための信号を生成する制御部を更に有することを特徴とする請求項2に記載の放射線撮像装置。
  4. 前記処理部は、
    前記少なくとも一部の積算値を用いて、前記基板の各位置における補正値を算出するための関数を決定し、
    各画素の位置を前記関数に適用することによって算出された補正値を用いて、当該画素から読み出された信号を補正することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の放射線撮像装置。
  5. 各センサの位置を前記関数に適用することによって算出された補正値を用いて前記少なくとも一部の積算値を補正した場合に、前記少なくとも一部の積算値のばらつきが低減することを特徴とする請求項4に記載の放射線撮像装置。
  6. 前記処理部は、
    前記少なくとも一部の積算値を用いて、前記放射線発生装置の位置を決定し、
    前記放射線発生装置の決定された位置を用いて前記関数を決定する
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の放射線撮像装置。
  7. 前記処理部は、前記少なくとも一部の積算値を近似する平面又は曲面の方程式に基づいて前記関数を決定することを特徴とする請求項4又は5に記載の放射線撮像装置。
  8. 前記処理部は、前記複数の積算値のうち一部の積算値を用いずに、前記複数の画素から読み出された信号を補正することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の放射線撮像装置。
  9. 前記複数のセンサは、前記複数の画素によって構成される撮像エリアに配置されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  10. 前記複数のセンサは、前記撮像エリアの隅に配されたセンサを含むことを特徴とする請求項9に記載の放射線撮像装置。
  11. 前記補正後の信号と、前記複数のセンサについて算出された複数の積算値とを用いて、前記画像が生成されることを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の放射線撮像装置。
  12. 放射線を検出する複数の画素及び放射線を検出する複数のセンサを有する基板と、放射線発生装置から放射線が照射されている状態で前記複数のセンサのそれぞれから信号を繰り返し読み出し、前記放射線の照射が終了した後に前記複数の画素から信号を読み出す読出部とを備える放射線撮像装置で得られた信号を補正する方法であって、
    前記複数のセンサのそれぞれについて、繰り返し読み出された信号の積算値を算出する工程と、
    前記複数のセンサについて算出された複数の積算値の少なくとも一部を用いて、前記複数の画素から読み出された信号により生成される画像のシェーディングを軽減するように当該信号を補正する工程とを有することを特徴とする方法。
  13. 請求項12に記載の方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2015098413A 2015-05-13 2015-05-13 放射線撮像装置、補正方法及びプログラム Expired - Fee Related JP6595798B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015098413A JP6595798B2 (ja) 2015-05-13 2015-05-13 放射線撮像装置、補正方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015098413A JP6595798B2 (ja) 2015-05-13 2015-05-13 放射線撮像装置、補正方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016209457A true JP2016209457A (ja) 2016-12-15
JP6595798B2 JP6595798B2 (ja) 2019-10-23

Family

ID=57550346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015098413A Expired - Fee Related JP6595798B2 (ja) 2015-05-13 2015-05-13 放射線撮像装置、補正方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6595798B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009011639A (ja) * 2007-07-06 2009-01-22 Konica Minolta Holdings Inc 情報処理装置、およびプログラム
JP2009297393A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Fujifilm Corp 照射ムラ補正装置、方法、およびプログラム
JP2010008464A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Fujifilm Corp 放射線画像読取装置
WO2012056949A1 (ja) * 2010-10-26 2012-05-03 富士フイルム株式会社 放射線画像撮影装置
JP2013098796A (ja) * 2011-11-01 2013-05-20 Fujifilm Corp 放射線画像検出装置及び放射線画像検出装置に用いられる照射検出方法
JP2013141559A (ja) * 2012-01-12 2013-07-22 Fujifilm Corp 放射線撮影装置および放射線撮影システム
JP2013188245A (ja) * 2012-03-12 2013-09-26 Fujifilm Corp 放射線撮影システムおよびその駆動制御方法、並びに放射線画像検出装置
JP2014059209A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Fujifilm Corp 放射線画像検出装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009011639A (ja) * 2007-07-06 2009-01-22 Konica Minolta Holdings Inc 情報処理装置、およびプログラム
JP2009297393A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Fujifilm Corp 照射ムラ補正装置、方法、およびプログラム
JP2010008464A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Fujifilm Corp 放射線画像読取装置
WO2012056949A1 (ja) * 2010-10-26 2012-05-03 富士フイルム株式会社 放射線画像撮影装置
JP2013098796A (ja) * 2011-11-01 2013-05-20 Fujifilm Corp 放射線画像検出装置及び放射線画像検出装置に用いられる照射検出方法
JP2013141559A (ja) * 2012-01-12 2013-07-22 Fujifilm Corp 放射線撮影装置および放射線撮影システム
JP2013188245A (ja) * 2012-03-12 2013-09-26 Fujifilm Corp 放射線撮影システムおよびその駆動制御方法、並びに放射線画像検出装置
JP2014059209A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Fujifilm Corp 放射線画像検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6595798B2 (ja) 2019-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6391388B2 (ja) 放射線撮像装置
US9838638B2 (en) Radiation imaging apparatus, method of driving the same, and radiation imaging system
JP6853729B2 (ja) 放射線撮像装置、放射線撮像システム、放射線撮像装置の制御方法及びプログラム
WO2017081837A1 (en) Radiation imaging apparatus and photon counting method
US8625742B2 (en) Imaging system and control method therefor
JP2016116773A (ja) 放射線撮像装置及び放射線撮像システム
US8436314B2 (en) Imaging apparatus, imaging system, method of controlling the apparatus and the system, and program
CN108348207B (zh) 放射线成像系统
US8766204B2 (en) Portable radiographic image detector and radiographic image generation system
US9247163B2 (en) Radiation image pickup system, computer having reset operation to reset electric charge of pixels caused by dark current, and computer-readable medium storing program therefor
US20200371259A1 (en) Radiation imaging apparatus and radiation imaging system
US9500755B2 (en) Radiation imaging apparatus, determination apparatus, method of controlling radiation imaging apparatus, calibration method, and storage medium
JP2019037333A (ja) 放射線撮像システム
JP6595798B2 (ja) 放射線撮像装置、補正方法及びプログラム
US10359520B2 (en) Radiation imaging system, signal processing apparatus, and signal processing method for radiographic image
US10335110B2 (en) Radiographic image capturing system and radiographic image capturing apparatus
US20140124668A1 (en) Radiation imaging apparatus, operation assisting apparatus, control methods thereof, and storage medium
JP2018196073A (ja) 放射線画像撮影装置及び放射線画像撮影システム
JP5592705B2 (ja) キャリブレーションデータ保管システム
JP2009279201A (ja) 放射線画像撮影装置
US20230417934A1 (en) Radiation imaging apparatus, radiation imaging system, control method for radiation imaging apparatus, non-transitory computer-readable storage medium, and signal processing apparatus
JP2013138280A (ja) 放射線画像撮影装置および放射線画像撮影システム
US11324470B2 (en) X-ray diagnostic apparatus, medical image processing apparatus, and medical image processing method
JP2024066979A (ja) 放射線撮像装置、放射線撮像システムおよび放射線撮像装置の制御方法
JP2015188129A (ja) 検出装置、その制御方法及び検出システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180426

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190311

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190830

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190927

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6595798

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees