JP2016209044A - パターヘッド及びパター - Google Patents

パターヘッド及びパター Download PDF

Info

Publication number
JP2016209044A
JP2016209044A JP2015092430A JP2015092430A JP2016209044A JP 2016209044 A JP2016209044 A JP 2016209044A JP 2015092430 A JP2015092430 A JP 2015092430A JP 2015092430 A JP2015092430 A JP 2015092430A JP 2016209044 A JP2016209044 A JP 2016209044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
confirmation
putter head
toe
heel
slit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015092430A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6608611B2 (ja
Inventor
清 清水
Kiyoshi Shimizu
清 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Kogyo KK
Original Assignee
Taisei Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Kogyo KK filed Critical Taisei Kogyo KK
Priority to JP2015092430A priority Critical patent/JP6608611B2/ja
Publication of JP2016209044A publication Critical patent/JP2016209044A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6608611B2 publication Critical patent/JP6608611B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Golf Clubs (AREA)

Abstract

【課題】可動部分を有することなく、ゴルフボールへの目線が垂直か否かを容易に確認できる確認機構を備えたパターヘッドの提供を目的とする。【解決手段】パターヘッド1の後側部5に、長さ方向中央の上端部からフェース部3と反対側に延びるプレート状の観察スリット形成部25と、長さ方向中央個所の下端部からフェース部3と反対側に延びる確認プレート部27と、を一体的に形成しておく。観察スリット形成部25には、幅方向中央を通って延びるように観察スリット31を形成し、確認プレート部27に、幅方向中央を通って観察スリット31と平行に延びる確認スリット35を形成する。確認プレート部27の表面に、確認スリット35のヒール部13側で、それぞれ色が異なる第1のヒール側蛍光テープ41、第2のヒール側蛍光テープ43及び第3のヒール側蛍光テープ45を貼り付けておく。【選択図】図1

Description

本発明は、目標点を錯覚することなくゴルフボールをパッティングできるように構成したパターヘッド及びパターに関する。
ゴルフボールのパッティングは、ボール打ち出し方向を確かめ、確かめたボール打ち出し方向が正確に目標点を向いていることを確認してから行う必要があるため、ボール打ち出し方向の確認を容易に行えるように構成した種々のパターヘッドが開発されている。例えば、パターヘッドの上面にフェース面と直角となるようにライン状の溝を施したものや、パターヘッドの上面にフェース面と直角となる方向に複数個のゴルフボールを並べて表したものなどが用いられていて、これらのパターヘッドでは、ライン状の溝の延びる方向や表されたゴルフボールの並ぶ方向にゴルフボールが打ち出されることとなるので、ゴルフボールの打ち出し方向を容易に確認することができる。そして、ライン状の溝や並べて表されたゴルフボールが目標点を正確に向いていることを確認してからゴルフボールをパターで打ち出すこととなる。
ライン状の溝や並べて表されたゴルフボールが目標位置を正確に向いていることの確認は、例えばプレイヤーの目線を頭を回転させながらライン状の溝やゴルフボールの並びの延長線に沿って移動させ、この延長線上に目標点が位置していることを確かめることによって行われている。ここでは、プレイヤーの頭の回転は首筋を水平に伸ばしてこの水平な首筋を軸として行わなければならない。図21に示すように、首筋Aが水平方向Bと角度を有し水平ではない状態で頭Cを回転させてゴルフボールDへの目線Eを移動させると、図22に示すように、プレイヤーの目線Eはボール打ち出し方向Fから外れるように移動するので(矢印G参照)、プレイヤーはこの矢印G方向がパターヘッドHによるボール打ち出し方向だと錯覚してしまい、目標点Iとボール打ち出し方向Fとの正確な関係を認識できなくなってしまう。
したがって、ボール打ち出し方向が正確に目標点を向いているかを確認するには、首筋が水平に伸び、ゴルフボールへの目線が垂直となるようにプレイヤーはパターをかまえる必要があるが、常に首筋が水平に伸びるようにパターをかまえるのはかなりの練習量を積んでもアマチュアのプレイヤーには容易なことではない。
そこで、特許文献1には首筋が水平に伸び、ゴルフボールへの目線が垂直となっているか否かを容易に確認できる確認機構を備えたゴルフパターが開示されている。特許文献1では、上下一対のスリット及び揺動薄板をパターヘッドに設けることにより確認機構を構成しているので、パターヘッドを水平に構えるプレイヤーだけでなく、パターヘッドをライ角を持って構えるプレイヤーでも、揺動薄板の側面が見えるか否かにより首筋が水平に伸び、ゴルフボールへの目線が垂直となっているか否かを確認することができる。
WO2011/019024
ところで、特許文献1の確認機構はプレイヤーがライ角を持ってパターヘッドをかまえても揺動薄板が常に鉛直にぶら下がった状態となることによって機能する。したがって、パターヘッドを傾けても揺動薄板が摩擦力で引っ掛かった状態となってしまわないように、揺動薄板の回転時に作用する摩擦力ができるだけ小さくなるようにしておく必要があるし、揺動薄板の重さもある程度の大きさとしておく必要がある。しかしながら、このように構成すると、パターヘッドに設けた重い揺動薄板がパターヘッドを動かすたびに揺れ動き、揺動薄板の揺れが止まるまでにある程度の時間がかかるので、特許文献1の確認機構を有するパターは必ずしも使いやすいものとはいえない可能性もある。
そこで本発明は、可動部分を有することなく、首筋が水平に伸びてゴルフボールへの目線が垂直となっているか否かを容易に確認できる確認機構を備えたパターヘッド及びこのようなパターヘッドを有するパターの提供を目的とする。
この目的を達成するための本発明のパターヘッドは、フェース部と、このフェース部の反対側の後側部と、前記フェース部及び前記後側部の下側のソール部と、を有し、長さ方向一方側にトウ部が形成され、長さ方向他方側にヒール部が設けられているパターヘッドであって、前記後側部の長さ方向中央位置で前記フェース部と反対側に延びる観察スリットを有して、前記後側部に設けられた観察スリット形成部と、前記観察スリット形成部の下側で前記後側部に設けられた確認部と、前記確認部に設けられた、前記観察スリットと協働する確認標識と、を備え、前記確認標識は、前記観察スリットと前記後側部の長さ方向での位置が同一となるように前記確認部に設けられた、前記観察スリットと同一の幅を有して平行に延びる確認スリットと、前記確認スリットに前記ヒール部側で隣接して前記確認部に設けられた、前記確認スリットと平行に延びる第1のヒール側標識部と、前記第1のヒール側標識部に前記ヒール部側で隣接して前記確認部に設けられた、前記第1のヒール側標識部と平行に延びる第2のヒール側標識部と、を備えているものである。確認部はプレート状に形成できる。
ここでは、パターヘッドを水平(例えばフェース中心を通る鉛直線とソール部のソール面との交点で水平面に接するような状態、ソール面の水平面と接する点の両側の隙間が等しくなるような状態、スコアライン(スピン溝)が水平となるような状態、ソール面に設けられた平面部(確認平面部)が水平となるような状態、あるいはパターヘッドの上端面が水平となるような状態)に構えるプレイヤーの場合、首筋が水平に伸び、目の位置がゴルフボールの真上、すなわちフェース部や後側部の長さ方向中央部の真上にあるときには、観察スリットの両側縁と確認スリットの両側縁とが重なって見えるので、観察スリットを通して確認スリットの幅方向両側の確認部表面側は観察できない。反対に、首筋が傾き、目の位置がゴルフボールの真上にないときには、すなわちゴルフボールよりもヒール部側にあるときには、観察スリットを通して確認スリットの幅方向一方側(トウ部側)の確認部表面側が観察されることとなる。確認スリットのトウ部側が見えていることの確認を容易にするために、確認スリットにトウ部側で隣接するトウ側標識部を確認部に設けておくことができる。トウ側標識部は、確認部の表面に設けられた反射テープ、反射板、蛍光テープ又は蛍光板であることが好ましい。また、パターヘッドをライ角を有して(水平よりもパターヘッドのトウ部側を上げて)かまえるプレイヤーの場合、首筋が水平に伸び、目の位置がゴルフボールの真上、すなわちフェース部や後側部の長さ方向中央部の真上にあるときには、観察スリットを通して確認スリットのヒール部側の確認部表面側が観察されることとなる。しかも、確認スリットのヒール部側の確認部又は確認部表面には第1のヒール側標識部及びこの第1のヒール側標識部の外側の第2のヒール側標識部が設けられているので、プレイヤーの目の位置を正確に把握することが可能となる。すなわち、例えば、小さな特定のライ角でパターヘッドをかまえるプレイヤーの場合、首筋が水平に伸び、目の位置がゴルフボールの真上にあるときには、観察スリットを通して確認スリット及び第1のヒール側標識部のみが観察されることとなり、中程度の特定のライ角でパターヘッドをかまえるプレイヤーの場合、首筋が水平に伸び、目の位置がゴルフボールの真上にあるときには、観察スリットを通して確認スリット、第1のヒール側標識部及び第2のヒール側標識部が観察されることとなり、大きなライ角でパターヘッドをかまえるプレイヤーの場合、首筋が水平に伸び、目の位置がゴルフボールの真上にあるときには、観察スリットを通して第1のヒール側標識部と第2のヒール側標識部のみ観察されることとなるように構成できる。プレイヤーそれぞれは、自己に適したライ角でパターをかまえ、首筋を水平に伸ばし、目をゴルフボールの真上に位置させたときに、観察スリットからどのような姿勢確認パターンが見えるかを予め確認しておくこととなる。
確認標識はさらに、第2のヒール側標識部にヒール部側で隣接して確認プレート部に設けられた、第2のヒール側標識部と平行に延びる第3のヒール側標識部を備えていることが好ましい。ここでは、例えば、非常に大きな特定のライ角でパターヘッドを構えるプレイヤーの場合、首筋が水平に伸び、目の位置がゴルフボールの真上にあるときには、観察スリットを通して第1のヒール側標識部、第2のヒール側標識部及び第3のヒール側標識部が観察されることとなるように構成できる。
第1のヒール側標識部と第2のヒール側標識部とを異なる色のものとすることができる。第1のヒール側標識部を確認部の表面に設けられた反射テープ、反射板、蛍光テープ又は蛍光板とし、第2のヒール側標識部を確認部の表面に設けられた、第1のヒール側標識部と色の異なる反射テープ、反射板、蛍光テープ又は蛍光板とすることができる。また、第3のヒール側標識部を設ける場合には、第2のヒール側標識部と異なる色のものとすることができ、この第3のヒール側標識部を確認部の表面に設けられた、第2のヒール側標識部と色の異なる反射テープ、反射板、蛍光テープ又は蛍光板とすることができる。第1のヒール側標識部、第2のヒール側標識部及び第3のヒール側標識部をそれぞれ、異なる色のものとすることができ、確認部の表面に設けられた色の異なる反射テープ、反射板、蛍光テープ又は蛍光板とすることができる。このように構成することにより、確認部に設けられたヒール側標識部の観察状態を容易に確認することが可能となる。
プレイヤーの首筋の僅かな傾き及び目の位置の僅かなずれも検出できるようにするためには、第1のヒール側標識部(第3のヒール側標識部を設ける場合には第1のヒール側標識部及び第2のヒール側標識部)は幅が狭く形成されていることが必要である。したがって、第1のヒール側標識部(第3のヒール側標識部を設ける場合には第1のヒール側標識部及び第2のヒール側標識部)は観察スリットよりも幅が狭いことが好ましい。
パターヘッドのソール部は全体的に凸状に湾曲するように形成できるが、ソール部の少なくとも長さ方向中央位置で、観察スリット又は確認スリットと平行な確認平面部を形成しておくことが好ましい。この確認平面部は、例えば、パターヘッドを水平に配置したときに水平面に一致するように形成される。このように構成することにより、常にパターヘッドのトウ部と反対側に倒れようとしているシャフトの例えばグリップ先端部を指で押しながら、ソール部の確認平面部が芝面と平行となって芝面に接触するまで、あるいは、さらに芝面から離れるようにパターヘッド又はパターを芝面上で回転させると、ソール部の確認平面部が芝面と平行となって芝面に接触したときに例えばグリップ先端部から指に加わる反力や確認平面部が芝面から離れるように回転し出す際に例えばグリップ先端部から指に加わる反力は、確認平面部が芝面に接触するまでに例えばグリップ先端部から指に加わっていた反力よりも一段大きいので、指に加わる反力の大きさによりこの確認平面部が芝面に接触したときを確認できる。そこで、確認平面部が芝面に接触した状態でパターヘッドの観察スリットを真上から見下ろし、確認標識の見え方を観察すれば、パターヘッドの前後方向での傾き、すなわち芝面の傾きを確認でき、芝面が傾いているか否か、傾いているとするとどちら側に傾斜しているかを把握できる。また、確認スリットのヒール部側では複数のヒール側標識部が形成されているので、それぞれのヒール側標識部の見え方によって、例えばつま先上がりの傾斜の程度を把握できる。シャフトは例えばパターヘッドのトウ部側と反対側に傾斜して上方に延びるように設けられ、例えば炭素繊維やガラス繊維等の繊維強化樹脂材製とすることができる。繊維強化樹脂材製とすることによりシャフトの軽量化を図ることができるが、シャフトが軽量になると確認平面部が芝面と接触したときの反力又は衝撃力の増加率が上昇する。また、トウ側標識部を、確認スリットにトウ部側で隣接して確認部に設けられた、確認スリットと平行に延びる第1のトウ側標識部と、第1のトウ側標識部にトウ部側で隣接して確認部に設けられた、第1のトウ側標識部と平行に延びる第2のトウ側標識部と、を備えるように構成しておけば、トウ側標識部の見え方によって、例えばつま先下がりの傾斜の程度を把握できる。第1のトウ側標識部と第2のトウ側標識部とを異なる色のものとすることができる。第1のトウ側標識部は確認部の表面に設けられた反射テープ、反射板、蛍光テープ又は蛍光板とすることができ、第2のトウ側標識部は確認部の表面に設けられた、第1のトウ側標識部と色の異なる反射テープ、反射板、蛍光テープ又は蛍光板とすることができる。
なお、ソール部の確認平面部が芝面と平行となって芝面に接触したときに例えばグリップ先端部から指に加わる反力あるいは確認平面部が芝面から離れるように回転し出す際に例えばグリップ先端部から指に加わる反力と、確認平面部が芝面に接触するまでに例えばグリップ先端部から指に加わっていた反力との差を大きくし、ソール部の確認平面部が芝面と平行となって芝面に接触したことを確認しやすくするために、ソール面のトウ部側にストッパ突出部材を取り外し可能に設け、このストッパ突出部材の下端部が確認平面部を含んだ仮想平面上に位置するように構成しておいてもよい。
フェース部にはフェースプレートが取り付けられるが、フェースプレートは、金属製のベースプレート部と、このベースプレート部の表面に設けられた樹脂層と、この樹脂層の表面からベースプレート部に至るまでの、すなわちベースプレート部に入り込むまでの深さ(ベースプレート部にも溝は形成される)を有してフェースプレートの長さ方向に延びる、フェースプレートの高さ方向に複数本設けられたスピン溝(スピンライン、スコアライン)と、を備え、スピン溝の樹脂層に位置する部分は表面側に向かってハの字状に広がる断面形状に形成されていることが好ましい。樹脂プレート部によりパッティングの際の衝撃が吸収される。また、スピン溝(スピン溝の内壁面)は、ベースプレート部の開口端から樹脂層の表面側開口端に向かって漸次広がるように傾斜しているので、パッティング時にゴルフボールの表面層は変形して容易にスピン溝内に入り込み、金属製のベースプレート部の開口端縁と当接して強くスピンがかけられた状態で打ち出されることとなる。
ここに記載されたパターヘッドは次の発明に包含される。この発明は、例えば特開2003−24488号に記載されたような打球感に優れたものでありながら、ゴルフボールに良好な回転力を与えることができるゴルフパターの提供を目的とする。
フェース部を有し、このフェース部にフェースプレートが取り付けられたパターヘッドであって、
前記フェースプレートは、金属製のベースプレート部と、このベースプレート部の表面に設けられた樹脂層と、この樹脂層の表面から前記ベースプレート部に至るまでの深さを有して前記フェースプレートの長さ方向に延びる、前記フェースプレートの高さ方向に複数本設けられたスピン溝と、を備え、
前記スピン溝の前記樹脂層に位置する部分は、表面側に向かってハの字状に広がる断面形状に形成されていることを特徴とするパターヘッド。
このように構成することにより、軟らかい打球感と進行方向のオーバースピンの発生を確保しながらサイドスピンの発生を抑えることが可能となる。
本発明によれば、目標点に向かってゴルフボールを正確に打ち出すことが可能なパターヘッド及びパターを提供できる。
本発明に係るパターヘッドの斜視図である。 パターヘッドの別の斜視図である。 パターヘッドのソール部側を示すための斜視図である。 フェースプレート個所の断面図である。 パターヘッドを水平にしてパターをかまえるプレイヤーの正しい姿勢を示す図である。 パターヘッドを水平にして真上から観察スリットを見た場合を示す図である。 パターヘッドを水平にしてずれた位置から観察スリットを見た場合を示す図である。 パターヘッドを水平にしてずれた位置から観察スリットを見た場合の確認パターンを示す図である。 芝面が傾斜している場合の水平に置かれたパターヘッドと芝面との関係を示す図である。 パターヘッドにライ角を付けてパターをかまえるプレイヤーの正しい姿勢を示す図である。 パターヘッドにライ角を付けてパターをかまえ、真上から観察スリットを見た場合を示す図である。 パターヘッドに異なるライ角を付けてパターをかまえ、真上から観察スリットを見た場合のそれぞれの確認パターンを示す図である。 芝面が傾斜している場合のライ角を持ったパターヘッドと芝面との関係を示す図である。 芝面の傾きを確認する場合を示す図である。 芝面がつま先下りの場合に、真上から観察スリットを見たときの確認パターンを示す図である。 芝面の傾斜を確認する場合を説明するための図であり、パターヘッドの確認平面図が芝面に接触するようにゴルフクラブを回転させる場合を示す図である。 芝面の傾斜を確認する場合を説明するための図であり、パターヘッドの確認平面図が芝面に接触するようにゴルフクラブを回転させた場合を示す図である。 ソール面のトウ部側にストッパ突出部材を設けた場合を示す図である。 ストッパ突出部材の機能を説明する図である。 パターヘッドで使用されているフェースプレートの機能を説明する図である。 パターをかまえたときに首筋が水平に伸びていない場合を示す図である。 首筋が水平に伸びていない場合の目標点確認ラインを示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
まず、図1乃至図4を参照して本発明に係るパターヘッドの構造について説明する。
パターヘッド1は金属製であり、フェース部3、後側部5、ソール部7及びネック部9を一体的に備え、長さ方向一方側にトウ部11が形成され、長さ方向他方側にヒール部13が設けられている。
フェース部3の中央個所には嵌め込み凹部15が形成され、この嵌め込み凹部15にはフェースプレート17が嵌め付けられている。フェースプレート17は、嵌め込み凹部15に嵌め付けられた金属製のベースプレート部19と、このベースプレート部19の表面上に形成された樹脂層21(樹脂層21も嵌め込み凹部15内に位置している)と、を有し、樹脂層21の表面とフェース部3の表面とは同一の平面を構成するように形成されている。樹脂層21の厚みtは例えば0.04mmであり、フェースプレート17全体の厚みは例えば2mmである。フェースプレート17の表面には全長にわたって延びるスピン溝23が高さ方向に例えば3.5mmの間隔s(中心同士の間隔、図4参照)をあけて複数本形成されていて、このスピン溝23は樹脂層21を越えてベースプレート部19に達する深さを有している。スピン溝23は、ベースプレート部19個所で例えば0.5mmの幅w1と0.05mmの深さdを有する断面コ字状に形成されているが、樹脂層21個所でハの字状に広がって、例えば1.3mmの長さw2の表面側底辺、0.5mmの長さw1の底部側底辺及び0.04mmの高さtを有する等脚台形状の断面形状に形成されている。
後側部5は、フェースプレート17にほぼ対応する長さ方向中央個所が窪んで形成され、長さ方向中央の上端部からフェース部3と反対側に延びる幅の狭いプレート状の観察スリット形成部25と、長さ方向中央個所の下端部からフェース部3と反対側に、一旦は同じ幅で短く延び、それから漸次幅が狭くなるように延びる確認プレート部27と、を一体的に有していて、観察スリット形成部25の先端部(フェース部3と反対側の端部)と確認プレート部27の先端部(フェース部3と反対側の端部)とは端面部29で一体的に接続されている。観察スリット形成部25には、幅方向中央を通って延びるように、例えば4mmの幅の観察スリット31が形成され、確認プレート部27には、観察スリット31とともに用いてプレイヤーが自身の姿勢を確認するための姿勢確認標識33が設けられている。
姿勢確認標識33は、確認プレート部27の幅方向中央を通って観察スリット31と平行に延びるように形成された確認スリット35を有し、この確認スリット35は観察スリット31と同一の、例えば4mmの幅を有し、観察スリット31と長さ方向での形成位置が同一となるように確認プレート部27に設けられている。姿勢確認標識33はまた、確認スリット35のヒール部13側又はネック部9側(プレイヤー側)で確認プレート部27の表面に設けられたヒール側標識部37と、確認スリット35のトウ部11側(プレイヤーと反対側)で確認プレート部27の表面に設けられたトウ側標識部39と、を有している。ヒール側標識部37は3本の蛍光テープを有し、この3本の蛍光テープは、確認スリット35のヒール部13側の縁に沿って延びるように確認プレート部27の表面に貼り付けられた橙色の第1のヒール側蛍光テープ41と、第1のヒール側蛍光テープ41のヒール部13側の縁に沿って延びるように確認プレート部27の表面に貼り付けられた青色の第2のヒール側蛍光テープ43と、第2のヒール側蛍光テープ43のヒール部13側の縁に沿って延びるように確認プレート部27の表面に貼り付けられた緑色の第3のヒール側蛍光テープ45と、から構成されている。第1のヒール側蛍光テープ41は、トウ部11側の縁が確認スリット35のヒール部13側の縁と一致又はほぼ一致するように設けられ、第1のヒール側蛍光テープ41と第2のヒール側蛍光テープ43との間、そして第2のヒール側蛍光テープ43と第3のヒール側蛍光テープ45との間に隙間があかないように又はほとんどあかないように第2のヒール側蛍光テープ43及び第3のヒール側蛍光テープ45は確認プレート部27に貼り付けられている。第1のヒール側蛍光テープ41、第2のヒール側蛍光テープ43及び第3のヒール側蛍光テープ45は例えば1.6mmの同一の幅を有している。
また、トウ側標識部39は2本の蛍光テープを有し、この2本の蛍光テープは、確認スリット35のトウ部11側の縁に沿って延びるように確認プレート部27の表面に貼り付けられた橙色の第1のトウ側蛍光テープ47と、第1のトウ側蛍光テープ47のトウ部11側の縁に沿って延びるように確認プレート部27の表面に貼り付けられた青色の第2のトウ側蛍光テープ49と、から構成されている。第1のトウ側蛍光テープ47は、ヒール部13側の縁が確認スリット35のトウ部11側の縁と一致又はほぼ一致するように設けられ、第1のトウ側蛍光テープ47と第2のトウ側蛍光テープ49との間に隙間があかないように又はほとんどあかないように第2のトウ側蛍光テープ49は確認プレート部27に貼り付けられている。第1のトウ側蛍光テープ47及び第2のトウ側蛍光テープ49は例えば1.6mmの同一の幅を有している。
ソール部7のソール面(確認プレート部27の裏面51を含む)は全体的に緩やかな湾曲面を形成しているが、確認スリット35のフェース部3側の周りに確認平面部53(一点鎖線で囲まれた部分)を有している。
次に、図5乃至図13を参照してパターヘッド1を用いたパター55の機能について説明する。パター55はパターヘッド1のネック部9にシャフト57を取り付けたものである。このシャフト57はパターヘッド1のトウ部11と反対側に傾斜して上方に延びるように設けられていて、パター55は手や指でシャフト57を支えていないとパターヘッド1のヒール部13側を中心として回転して倒れてしまう構成のものである。
図5はパターヘッド1を水平にしてパター55をかまえるプレイヤーの正しい姿勢を示している。
ここでは、パターヘッド1の確認平面部53(図6及び図7参照)が芝面Jと平行となり、プレイヤーの首筋Aは水平でゴルフボールDへの目線Eは鉛直方向に向いている。この場合には、図6に示すように、観察スリット31と確認スリット35とが目線Eの方向で重なっているので、観察スリット31からは芝面Jだけが見えている。ところが、プレイヤーの首筋Aが傾き、プレイヤーの目の位置がずれて、図7に示すようにゴルフボールDへの目線Eが傾いていると、観察スリット31からはトウ側標識部39(通常は第1のトウ側蛍光テープ47)が見えることとなる(図8参照)。したがって、観察スリット31からトウ側標識部39が見えた場合には、プレイヤーの首筋Aは傾き、プレイヤーの目の位置はずれていることになる。ここでは、プレイヤーの首筋Aの傾き及び目の位置のずれが大きくなるにしたがって、観察スリット31から見えている第1のトウ側蛍光テープ47の幅は大きくなる。なお、パターヘッド1を水平にしてパター55をかまえるプレイヤーは、芝面Jが傾斜している場合、パターヘッド1を芝面Jと平行に置くわけではなく、図9に示すように芝面Jと角度を持たせて水平にするので、首筋Aの状態及び目の位置と観察スリット31からの確認パターンとの関係は芝面Jが水平の場合と同様である(図9aは芝面Jがつま先下りの場合を示し、図9bは芝面Jがつま先上りの場合を示す)。
図10はパターヘッド1にライ角を付けてパター55をかまえるプレイヤーの正しい姿勢を示している。
ここでは、パターヘッド1の確認平面部53(図11参照)は芝面Jと角度を有し、プレイヤーの首筋Aは水平でゴルフボールDへの目線Eは鉛直方向に向いている。この場合には、図11に示すように、観察スリット31と確認スリット35とは目線Eの方向で重ならず、観察スリット31からはヒール側標識部37が見えることとなる。ここで、それぞれのプレイヤーが正しいかまえをしたときのヒール側標識部37の見え方を予め確認しておけば、プレイヤーの首筋Aが水平で目の位置が正しいか否かを確認できる。例えば、5°のライ角をもってパター55をかまえるプレイヤーの場合には、パター55をかまえる姿勢が正しいと、確認スリット35と第1のヒール側蛍光テープ41だけが見える(図12a参照)。また、例えば、8°のライ角をもってパター55をかまえるプレイヤーの場合には、パター55をかまえる姿勢が正しいと、確認スリット35、第1のヒール側蛍光テープ41及び第2のヒール側蛍光テープ43が見える(図12b参照)。また、例えば、13°のライ角をもってパター55をかまえるプレイヤーの場合には、パター55をかまえる姿勢が正しいと、第1のヒール側蛍光テープ41、第2のヒール側蛍光テープ43及び第3のヒール側蛍光テープ45が見える(図12c参照)。そこで、ヒール側標識部37の見え方によりパター55のかまえ方が正しいか否かを判断できる。なお、パターヘッド1に自己のライ角を持たせてパター55をかまえるプレイヤーは、芝面Jが傾斜している場合、パターヘッド1を芝面Jから自己のライ角だけ傾けて置くわけではなく、図13に示すように水平方向から自己のライ角だけ傾けるので、首筋Aの状態及び目の位置と観察スリット31からの確認パターンとの関係は芝面Jが水平の場合と同様である(図13aは芝面Jがつま先下りの場合を示し、図13bは芝面Jがつま先上りの場合を示す)。
なお、図14(a)に示すように、芝面Jがつま先下りのときに確認平面部53が芝面Jに沿うようにパターヘッド1を位置させると、パターヘッド1はトウ部11側が下を向くようにして芝面J上に置かれることとなる。ここで、プレイヤーが観察スリット31を真上から見ると、芝面Jの傾斜角度に応じてトウ側標識部39が観察スリット31から観察される。図15は芝面Jが8°のつま先下りのときの観察パターンを示し、確認スリット35、第1のトウ側蛍光テープ47及び第2のトウ側蛍光テープ49が見えている。すなわち、観察スリット31からのトウ側標識部39の見え方によって芝面Jのつま先下りの程度を把握できる。また、図14(b)に示すように、芝面Jがつま先上がりのときに確認平面部53が芝面Jに沿うようにパターヘッド1を位置させると、パターヘッド1はトウ部11側が上を向くようにして芝面J上に置かれることとなる。ここで、プレイヤーが観察スリット31を真上から見ると、芝面Jの傾斜角度に応じてヒール側標識部37が観察スリット31から観察される。芝面Jが5°、8°そして13°のつま先上がりのときの観察パターンはそれぞれ、図12の(a)、(b)及び(c)となる。すなわち、観察スリット31からのヒール側標識部37の見え方によって芝面Jのつま先上がりの程度を把握できる。
パターヘッド1の確認平面部53が芝面Jに沿うようにパターヘッド1を位置させ、この状態でプレイヤーが観察スリット31を真上から観察するためには、確認平面部53が芝面Jに沿うようにパターヘッド1が位置したことをプレイヤーが確認できることが必要である。この確認作業はまず、パターヘッド1のトウ部11側が芝面Jから浮いた状態となるようにパター55を配置し、パター55のグリップにパターヘッド1を矢印Z方向に回転させるような力Kを指先で加える。ここでは芝面Jがつま先下がりとなっているがつま先上がりの場合でも確認作業は同様にして行われる。このときの回転中心点L(確認平面部53のヒール部13側)の周りのモーメントのつりあいは、力Kのモーメント及びパターヘッド1の重さW2のモーメントの和とシャフトの重さW1のモーメントが等しいことである(図16)。力Kを指先で加え続け、パターヘッド1の確認平面部53が芝面Jに沿うまでパターヘッド1を矢印Z方向に回転させたとき、回転中心点M(確認平面部53のトウ部11側の端)の周りのモーメントのつりあいは、力Kのモーメントと、シャフトの重さW1のモーメント及びパターヘッド1の重さW2のモーメントの和とが等しいことである(図17)。したがって、確認平面部53が芝面Jに沿うようにパターヘッド1が位置したときにはパター55のグリップから指先に加わる反力はいっきに大きくなるので、プレイヤーは確認平面部53が芝面Jに沿うようにパターヘッド1が位置したことを反力の大きさで確認できる。なお、シャフト57を炭素繊維強化樹脂材製としてシャフト57の重さW1を小さくすると、確認平面部53が芝面Jと一致する前又は直前の指先に加わる反力に対する、確認平面部53が芝面Jと一致したときに指先に加わる反力の増加率が大きくなる(例えば約1.4倍)。シャフト57を金属製又はスチール製としてシャフト57の重さW1を大きくすると、確認平面部53が芝面Jと一致する前又は直前の指先に加わる反力に対する、確認平面部53が芝面Jと一致したときに指先に加わる反力の増加率は小さい(例えば約1.2倍)。なお、確認平面部53が芝面Jと一致してからパターヘッド1のヒール部13が芝面Jから持ち上がるようにパターヘッド1を回転させたときに指先に加わる反力は、確認平面部53が芝面Jと一致したときの反力と比較して例えば10%程度減少する。
図18はソール面のトウ部11側にストッパ突出部材59を取り付けた場合を示す図である。
ストッパ突出部材59は断面半円形又は蒲鉾形の短い棒状部材であり、外面に全長にわたって形成された取り付け平面61を有している。ストッパ突出部材59は、取り付け平面61をソール面に固定することにより取り付けられているが、ストッパ突出部材59の取り付けは、例えば両面テープ63を用いて取り外し可能となるように行なわれる。ストッパ突出部材59の下端部65は確認平面部53を含んだ仮想平面上に位置しているので、図19に示すように、確認平面部53が芝面Jに沿うようにパターヘッド1を回転させたときにストッパ突出部材59の下端部65は芝面Jに当接する。したがって、回転中心点Nは、重量W1やW2からより離れたストッパ突出部材59の下端部65に移り、確認平面部53が芝面Jと一致したとき、又はさらに回転させる際にパター55のグリップから指先に加わる反力は一層大きくなる。
図20はパターヘッド1で使用されているフェースプレート17の機能を説明する図である。
パッティングの際にはゴルフボールDの表面層が変形してフェースプレート17のスピン溝23内にくい込む。ゴルフボールDはスピン溝23の樹脂層21個所のハの字の傾斜面67の全体に接触し、スピン溝23のベースプレート部19個所に入り込む。ここでは、ベースプレート部19のスピン溝23の開口縁部69がゴルフボールDの表面層を噛み込むので、矢印X方向にパターヘッド1を動かすと、ゴルフボールDはベースプレート部19のスピン溝23の下側開口縁部69に引掛けられて打ち出し方向に回転しながら(矢印Y参照)打ち出されることとなる。
本発明のパターヘッド又はパターは良好な使用感を損なうことなくスコアーの向上に役立つように構成されている。
1 パターヘッド
3 フェース部
5 後側部
7 ソール部
9 ネック部
11 トウ部
13 ヒール部
25 観察スリット形成部
27 確認プレート部
31 観察スリット
33 姿勢確認標識
35 確認スリット
37 ヒール側標識部
41 第1のヒール側蛍光テープ
43 第2のヒール側蛍光テープ

Claims (15)

  1. フェース部と、このフェース部の反対側の後側部と、前記フェース部及び前記後側部の下側のソール部と、を有し、長さ方向一方側にトウ部が形成され、長さ方向他方側にヒール部が設けられているパターヘッドであって、
    前記後側部の長さ方向中央位置で前記フェース部と反対側に延びる観察スリットを有して、前記後側部に設けられた観察スリット形成部と、
    前記観察スリット形成部の下側で前記後側部に設けられた確認部と、
    前記確認部に設けられた、前記観察スリットと協働する確認標識と、を備え、
    前記確認標識は、
    前記観察スリットと前記後側部の長さ方向での位置が同一となるように前記確認部に設けられた、前記観察スリットと同一の幅を有して平行に延びる確認スリットと、
    前記確認スリットに前記ヒール部側で隣接して前記確認部に設けられた、前記確認スリットと平行に延びる第1のヒール側標識部と、
    前記第1のヒール側標識部に前記ヒール部側で隣接して前記確認部に設けられた、前記第1のヒール側標識部と平行に延びる第2のヒール側標識部と、を備えていることを特徴とするパターヘッド。
  2. 前記確認標識はさらに、前記第2のヒール側標識部に前記ヒール部側で隣接して前記確認部に設けられた、前記第2のヒール側標識部と平行に延びる第3のヒール側標識部を備えていることを特徴とする請求項1記載のパターヘッド。
  3. 前記第1のヒール側標識部は前記確認部の表面に設けられた反射テープ、反射板、蛍光テープ又は蛍光板であり、前記第2のヒール側標識部は前記確認部の表面に設けられた、前記第1のヒール側標識部と色の異なる反射テープ、反射板、蛍光テープ又は蛍光板であることを特徴とする請求項1記載のパターヘッド。
  4. 前記第1のヒール側標識部は前記確認部の表面に設けられた反射テープ、反射板、蛍光テープ又は蛍光板であり、前記第2のヒール側標識部は前記確認部の表面に設けられた、前記第1のヒール側標識部と色の異なる反射テープ、反射板、蛍光テープ又は蛍光板であり、前記第3のヒール側標識部は前記確認部の表面に設けられた、前記第2のヒール側標識部と色の異なる反射テープ、反射板、蛍光テープ又は蛍光板であることを特徴とする請求項2記載のパターヘッド。
  5. 前記第1のヒール側標識部は前記確認スリットよりも幅が狭く形成されていることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のパターヘッド。
  6. 前記第1のヒール側標識部及び前記第2のヒール側標識部は前記確認スリットよりも幅が狭く形成されていることを特徴とする請求項2又は4記載のパターヘッド。
  7. 前記確認標識はさらに、前記確認スリットに前記トウ部側で隣接して前記確認部に設けられたトウ側標識部を備えていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載のパターヘッド。
  8. 前記ソール部のソール面には少なくとも長さ方向中央位置で前記観察スリットと平行な確認平面部が形成されていて、前記トウ側標識部は、前記確認スリットに前記トウ部側で隣接して前記確認部に設けられた、前記確認スリットと平行に延びる第1のトウ側標識部と、前記第1のトウ側標識部に前記トウ部側で隣接して前記確認部に設けられた、前記第1のトウ側標識部と平行に延びる第2のトウ側標識部と、を備えていることを特徴とする請求項7記載のパターヘッド。
  9. 前記ソール面の前記トウ部側にはストッパ突出部材が取り外し可能に設けられていて、このストッパ突出部材の下端部は前記確認平面部を含んだ仮想平面上に位置していることを特徴とする請求項8記載のパターヘッド。
  10. 前記トウ側標識部は、前記確認部の表面に設けられた反射テープ、反射板、蛍光テープ又は蛍光板であることを特徴とする請求項7記載のパターヘッド。
  11. 前記第1のトウ側標識部は前記確認部の表面に設けられた反射テープ、反射板、蛍光テープ又は蛍光板であり、前記第2のトウ側標識部は前記確認部の表面に設けられた、前記第1のトウ側標識部と色の異なる反射テープ、反射板、蛍光テープ又は蛍光板であることを特徴とする請求項8又は9記載のパターヘッド。
  12. 前記確認部はプレート状に形成されていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10又は11記載のパターヘッド。
  13. 前記フェース部にはフェースプレートが取り付けられていて、
    前記フェースプレートは、金属製のベースプレート部と、このベースプレート部の表面に設けられた樹脂層と、この樹脂層の表面から前記ベースプレート部に至るまでの深さを有して前記フェースプレートの長さ方向に延びる、前記フェースプレートの高さ方向に複数本設けられたスピン溝と、を備え、
    前記スピン溝の前記樹脂層に位置する部分は、表面側に向かってハの字状に広がる断面形状に形成されていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11又は12記載のパターヘッド。
  14. 請求項8又は請求項9記載のパターヘッドと、このパターヘッドに取り付けられたシャフトと、を備え、このシャフトは、前記パターヘッドの前記トウ部と反端側に傾斜して上方に延びるように設けられている、ことを特徴とするパター。
  15. 前記シャフトは炭素繊維又はガラス繊維等の繊維強化樹脂材製である、ことを特徴とする請求項14記載のパター。
JP2015092430A 2015-04-28 2015-04-28 パターヘッド及びパター Active JP6608611B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015092430A JP6608611B2 (ja) 2015-04-28 2015-04-28 パターヘッド及びパター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015092430A JP6608611B2 (ja) 2015-04-28 2015-04-28 パターヘッド及びパター

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019091863A Division JP6823851B2 (ja) 2019-05-15 2019-05-15 パターヘッド及びパター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016209044A true JP2016209044A (ja) 2016-12-15
JP6608611B2 JP6608611B2 (ja) 2019-11-20

Family

ID=57550299

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015092430A Active JP6608611B2 (ja) 2015-04-28 2015-04-28 パターヘッド及びパター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6608611B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101987899B1 (ko) * 2018-03-19 2019-06-11 주식회사 알피온 자세교정용 골프 퍼터

Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5211456U (ja) * 1975-07-09 1977-01-26
JPS5385254U (ja) * 1977-12-05 1978-07-13
JPS54156737A (en) * 1978-05-30 1979-12-11 Benson Glenn S Patting golf club with centering stripe
JPS55158760U (ja) * 1979-05-02 1980-11-14
JPH0713368U (ja) * 1993-08-13 1995-03-07 ウエスト・ジョイ・インコーポレーテッド パター
JPH09285579A (ja) * 1996-04-25 1997-11-04 Bridgestone Sports Co Ltd パターヘッド
JPH11253590A (ja) * 1998-03-13 1999-09-21 Yukihiro Kaise パタークラブ
JP2006326216A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Hiroaki Ogawa ゴルフ用パタークラブ
JP2007160033A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Taisei Kogyo Kk 錯覚誤差が無く精度が高いボールを打てるパター、及びスピンを制御する事で曲がらず、飛距離の出せるゴルフクラブ。
JP2008043722A (ja) * 2006-07-18 2008-02-28 Kankyo Gijutsu Kaihatsu Kenkyu Kiko:Kk ゴルフパター
US20080261718A1 (en) * 2007-04-17 2008-10-23 O'neill Kevin Golf club
JP2009268837A (ja) * 2008-05-12 2009-11-19 Asahi Sekkei Kogyo:Kk 目の位置測定パタ−。
JP2010528690A (ja) * 2007-06-01 2010-08-26 ウック キム,ダエ 合わせマーク付きパター
WO2011019024A1 (ja) * 2009-08-10 2011-02-17 大清工業株式会社 パター
JP2012010767A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Bridgestone Sports Co Ltd パターヘッド

Patent Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5211456U (ja) * 1975-07-09 1977-01-26
JPS5385254U (ja) * 1977-12-05 1978-07-13
JPS54156737A (en) * 1978-05-30 1979-12-11 Benson Glenn S Patting golf club with centering stripe
JPS55158760U (ja) * 1979-05-02 1980-11-14
JPH0713368U (ja) * 1993-08-13 1995-03-07 ウエスト・ジョイ・インコーポレーテッド パター
JPH09285579A (ja) * 1996-04-25 1997-11-04 Bridgestone Sports Co Ltd パターヘッド
JPH11253590A (ja) * 1998-03-13 1999-09-21 Yukihiro Kaise パタークラブ
JP2006326216A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Hiroaki Ogawa ゴルフ用パタークラブ
JP2007160033A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Taisei Kogyo Kk 錯覚誤差が無く精度が高いボールを打てるパター、及びスピンを制御する事で曲がらず、飛距離の出せるゴルフクラブ。
JP2008043722A (ja) * 2006-07-18 2008-02-28 Kankyo Gijutsu Kaihatsu Kenkyu Kiko:Kk ゴルフパター
US20080261718A1 (en) * 2007-04-17 2008-10-23 O'neill Kevin Golf club
JP2010528690A (ja) * 2007-06-01 2010-08-26 ウック キム,ダエ 合わせマーク付きパター
JP2009268837A (ja) * 2008-05-12 2009-11-19 Asahi Sekkei Kogyo:Kk 目の位置測定パタ−。
WO2011019024A1 (ja) * 2009-08-10 2011-02-17 大清工業株式会社 パター
JP2012010767A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Bridgestone Sports Co Ltd パターヘッド

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101987899B1 (ko) * 2018-03-19 2019-06-11 주식회사 알피온 자세교정용 골프 퍼터

Also Published As

Publication number Publication date
JP6608611B2 (ja) 2019-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5332211A (en) Device for practicing putting and chipping strokes
US4919428A (en) Golf putter with blade tracking, twist prevention and alignment transfer structure, alignment maintaining structures, and audible impact features
KR200459884Y1 (ko) 골프용 퍼터
US20060276258A1 (en) Putting training device
JP2002306647A (ja) ゴルフパター
KR20080034121A (ko) 골프클럽
US10960286B2 (en) Golf putter alignment system
KR101031532B1 (ko) 골프 클럽 헤드
WO1997034666A1 (en) Practice putting apparatus and method
JP6608611B2 (ja) パターヘッド及びパター
JP2000279563A (ja) アイアンタイプのゴルフクラブヘッド
US20200074881A1 (en) Centerline face-forward method of putting
US5665007A (en) Golf putting training device
JP2019130398A (ja) パターヘッド及びパター
US7066829B1 (en) Golf putting alignment system
US20060199663A1 (en) Putting alignment system
US9044654B2 (en) Golf putter
CN116157185A (zh) 能够核对挥杆轨道的高尔夫球杆用指示器组件
KR101245362B1 (ko) 골프클럽 헤드 페이스용 시트
JP4951161B2 (ja) ゴルフ用パター
KR101835959B1 (ko) 골프 클럽의 그립 및 이러한 그립과 골프 장갑의 조립체
JPS60501794A (ja) スイングスタ−タ
JP7159520B1 (ja) パターヘッド及びパター
KR102483948B1 (ko) 퍼팅 연습 장치
JP3118245U (ja) ゴルフパターヘッド

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180328

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190116

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190312

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190515

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191001

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191024

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6608611

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250