JP2016207502A - ケーブル及びハーネス - Google Patents

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潤 梅津
鈴木 幸雄
Yukio Suzuki
幸雄 鈴木
加藤 幸一
Koichi Kato
幸一 加藤
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Abstract

【課題】配索経路中で高い耐熱性能が要求される部分が耐熱性能の高い絶縁体で被覆されていると共に配索経路中で低い耐熱性能が要求される部分が耐熱性能の低い絶縁体で被覆されているケーブル及びハーネスを提供する。【解決手段】所望の配索経路に沿って配索されるケーブル100において、第一絶縁体110で被覆されている第一ケーブル111と、第二絶縁体112で被覆されている第二ケーブル113と、が接続されてなり、第二絶縁体112は耐熱性能が第一絶縁体110よりも低く、配索経路中で高い耐熱性能が要求される部分が第一ケーブル111で構成されているケーブル100である。【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、ハイブリッド電気自動車の電力供給に使用されるケーブル及びハーネスに関する。
例えば、ハイブリッド電気自動車においては、発電機や回生制動機等で得られる電力を蓄える蓄電池から内燃機関や過給機等の駆動を補助する電動機まで電力を供給すべく、直流電力を交流電力に変換する逆変換器を介して蓄電池と電動機とを電気的に接続する必要があるため、車両中の所望の配索経路に沿ってケーブルを配索している(例えば、特許文献1を参照)。
従来のケーブルは、外部熱(例えば、内燃機関の駆動に伴う廃熱)や内部熱(例えば、ケーブルの通電に伴う抵抗熱)を原因とする絶縁体の劣化を抑制する観点から、その全体を一律に耐熱性能が高い絶縁体(例えば、200℃程度の耐熱条件に耐え得る耐熱性能を有する絶縁体)で被覆している。
特開2011−250691号公報 特開2009−009736号公報
しかしながら、配索経路の全部で一律に耐熱性能が高いことが要求されることは稀であり、配索経路の一部(例えば、廃熱の影響を受け易い内燃機関の直近部分)で耐熱性能が高いことが要求されることが殆どである。
従って、本発明の目的は、配索経路中で高い耐熱性能が要求される部分が耐熱性能の高い絶縁体で被覆されていると共に配索経路中で低い耐熱性能が要求される部分が耐熱性能の低い絶縁体で被覆されているケーブル及びハーネスを提供することにある。
本発明は、所望の配索経路に沿って配索されるケーブルにおいて、第一絶縁体で被覆されている第一ケーブルと、第二絶縁体で被覆されている第二ケーブルと、が接続されてなり、前記第二絶縁体は耐熱性能が前記第一絶縁体よりも低く、配索経路中で高い耐熱性能が要求される部分が前記第一ケーブルで構成されているケーブルである。
前記第一絶縁体と前記第二絶縁体とは同系統材料で形成されていることが好ましい。
前記第二ケーブルは導体断面積が前記第一ケーブルよりも小さいことが好ましい。
前記第二ケーブルは導体導電率が前記第一ケーブルよりも低いことが好ましい。
前記第一ケーブルと前記第二ケーブルとは導体圧着部又は導体超音波接合部を介して電気的に接続されており、前記導体圧着部又は前記導体超音波接合部は熱収縮チューブで気密保護されていることが好ましい。
また、本発明は、前記ケーブルが使用されているハーネスである。
本発明によれば、配索経路中で高い耐熱性能が要求される部分が耐熱性能の高い絶縁体で被覆されていると共に配索経路中で低い耐熱性能が要求される部分が耐熱性能の低い絶縁体で被覆されているケーブル及びハーネスを提供することができる。
本発明の実施の形態に係るケーブルの配索経路を説明する説明図である。 本発明の実施の形態に係るハーネス(直流電力用)の横断面構造を示す横断面図である。 本発明の実施の形態に係るハーネス(三相交流電力用)の横断面構造を示す横断面図である。 本発明の実施の形態に係るケーブルの縦断面構造を示す縦断面図である。 本発明の他の実施の形態に係るケーブルの縦断面構造を示す縦断面図である。 本発明の他の実施の形態に係るケーブルの縦断面構造を示す縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に順って説明する。
図1に示す通り、本発明の実施の形態に係るケーブル100は、例えば、発電機や回生制動機等で得られる電力を蓄える蓄電池101から内燃機関102や過給機等の駆動を補助する電動機103まで電力を供給すべく、直流電力を交流電力に変換する逆変換器104を介して蓄電池101と電動機103とを電気的に接続するため、車両105中の所望の配索経路に沿ってハーネス106やハーネス107として配索されている。
図1の配索経路においては、内燃機関102が熱源として作用することから、配索経路中の周囲温度が内燃機関102側から逆変換器104側に掛けて徐々に低下しており、ケーブル100は内燃機関102の駆動に伴う廃熱の影響を受け易い内燃機関102の直近部分で最も高い耐熱性能(例えば、200℃程度の耐熱条件に耐え得る耐熱性能)が要求されており、それ以外の部分でより低い耐熱性能(例えば、120℃程度の耐熱条件に耐え得る耐熱性能)が要求されている。
ここで、耐熱性能は、「JIS K 7191」に準拠した荷重たわみ温度として測定される。
図2に示す通り、ハーネス106においては、蓄電池101から逆変換器104まで直流電力を供給するため、二本のケーブル100が使用されており、その周囲が一括編組108と一括ジャケット109とで順に被覆されている。
図3に示す通り、ハーネス107においては、逆変換器104から電動機103まで三相交流電力を供給するため、三本のケーブル100が使用されており、その周囲が一括編組108と一括ジャケット109とで順に被覆されている。
図4に示す通り、ケーブル100は、第一絶縁体110で被覆されている第一ケーブル111と、第二絶縁体112で被覆されている第二ケーブル113と、が接続されてなり、第二絶縁体112は耐熱性能が第一絶縁体110よりも低く、配索経路中で高い耐熱性能が要求される部分、即ち、内燃機関102の直近部分が第一ケーブル111で構成されていると共に配索経路中で低い耐熱性能が要求される部分、即ち、それ以外の部分が第二ケーブル113で構成されている。
なお、配索経路中で高い耐熱性能が要求される部分まで第二ケーブル113が延びていると性能上の問題が生じるが、配索経路中で低い耐熱性能が要求される部分まで第一ケーブル111が延びていても性能上の問題は生じないため、配索経路中で高い耐熱性能が要求される部分と配索経路中で低い耐熱性能が要求される部分との厳密な境界において第一ケーブル111と第二ケーブル113とが接続されている必要があるという訳では無く、本発明は配索経路中で低い耐熱性能が要求される部分の一部まで第一ケーブル111が延びている態様を排除するものでは無い。
第一ケーブル111と第二ケーブル113とは導体圧着部114を介して電気的に接続されており、導体圧着部114は第一ケーブル111の第一導体115の先端部と第二ケーブル113の第二導体116の先端部とが圧着スリーブ117で加締められて形成されていると共に熱収縮チューブ118で気密保護されている。
即ち、第一導体115の先端部が第一絶縁体110から露出されていると共に第二導体116の先端部が第二絶縁体112から露出されており、第一絶縁体110から露出されている第一導体115の先端部と第二絶縁体112から露出されている第二導体116の先端部とが圧着スリーブ117で加締められて電気的に接続されている。
第一絶縁体110は、例えば、耐熱性能が高いフッ素樹脂やポリエチレン樹脂等の絶縁材料で形成されており、第二絶縁体112は、例えば、耐熱性能はそれほど高くないものの価格が第一絶縁体110よりも安いフッ素樹脂やポリ塩化ビニル樹脂等の絶縁材料で形成されているが、これらの絶縁材料は要求される耐熱性能に応じて適宜選定することができる。
熱収縮チューブ118は、圧着スリーブ117と、第一絶縁体110から露出されている第一導体115の先端部と、第二絶縁体112から露出されている第二導体116の先端部と、第一導体115の先端部の近傍に位置する第一絶縁体110の端部と、第二導体116の先端部の近傍に位置する第二絶縁体112の端部と、を被覆している。
即ち、熱収縮チューブ118は、第一導体115の先端部の近傍に位置する第一絶縁体110の端部と第二導体116の先端部の近傍に位置する第二絶縁体112の端部とに密着しており、第一導体115と第一絶縁体110の間と第二導体116と第二絶縁体112の間とを気密保護している。
また、熱収縮チューブ118は、導体圧着部114の気密性を確実に担保するため、第一絶縁体110と第二絶縁体112の双方に対して同程度の密着性を発揮する材料で形成されていることが望ましい。
このとき、第一絶縁体110の表面性状が第二絶縁体112と比較して大幅に異なる場合は第一絶縁体110と第二絶縁体112の双方に対して同程度の密着性を発揮する材料を選定することが困難となるため、第一絶縁体110と第二絶縁体112とは表面性状が類似する同系統材料で形成されていることが望ましい。
以上の通り、ケーブル100は、配索経路中で高い耐熱性能が要求される部分が第一絶縁体110で被覆されていると共にその他の部分が価格が第一絶縁体110よりも安い第二絶縁体112で被覆されているため、従来よりも全体的に価格が安い。
ケーブル100においては、第二ケーブル113の導体断面積を第一ケーブル111と比較して同一としているが、図5に示す通り、第二ケーブル113の導体断面積を第一ケーブル111よりも小さくして導体使用量を削減することにより、ケーブル100の価格を更に安くしても構わない。
なお、第二ケーブル113の導体断面積を第一ケーブル111よりも小さくすることにより、第二ケーブル113の通電に伴う抵抗熱が第一ケーブル111よりも増えるが、第二ケーブル113はそもそも高温に曝露される訳では無いため、第二絶縁体112が劣化する虞は殆ど無い。
また、ケーブル100においては、第二ケーブル113の導体導電率を第一ケーブル111と比較して同一としているが、第二ケーブル113の導体導電率を第一ケーブル111よりも低くして導体費用を削減することにより、ケーブル100の価格を更に安くしても構わない。
なお、第二ケーブル113の導体導電率を第一ケーブル111よりも低くすることにより、第二ケーブル113の通電に伴う抵抗熱が第一ケーブル111よりも増えるが、第二ケーブル113はそもそも高温に曝露される訳では無いため、第二絶縁体112が劣化する虞は殆ど無い。
更に、ケーブル100においては、第一導体115と第二導体116とを同一材料で形成しているが、例えば、配索経路中で屈曲される部分の導体を耐屈曲性が高い銅で形成すると共にその他の部分の導体を耐屈曲性は高くないものの質量が小さいアルミニウムで形成することにより、軽量化を図っても構わない。
また、ケーブル100においては、第一ケーブル111と第二ケーブル113とを導体圧着部114を介して電気的に接続し、且つ、第一導体115の先端部と第二導体116の先端部とを圧着スリーブ117で加締めて導体圧着部114を形成すると共に導体圧着部114を熱収縮チューブ118で気密保護しているが、図6に示す通り、第一ケーブル111と第二ケーブル113とを導体超音波接合部119を介して電気的に接続すると共に導体超音波接合部119を熱収縮チューブ118で気密保護しても構わない。
更に、ケーブル100においては、一本の第一ケーブル111と一本の第二ケーブル113とが電気的に接続される二分割構造となっているが、例えば、配索経路の途中に存在する高温排気管を迂回させるため、一本の第一ケーブル111と二本の第二ケーブル113とが電気的に接続される三分割構造としても構わない。
以上の通り、本発明によれば、配索経路中で高い耐熱性能が要求される部分が耐熱性能の高い絶縁体で被覆されていると共に配索経路中で低い耐熱性能が要求される部分が耐熱性能の低い絶縁体で被覆されているケーブル及びハーネスを提供することができる。
100 ケーブル
101 蓄電池
102 内燃機関
103 電動機
104 逆変換器
105 車両
106 ハーネス
107 ハーネス
108 一括編組
109 一括ジャケット
110 第一絶縁体
111 第一ケーブル
112 第二絶縁体
113 第二ケーブル
114 導体圧着部
115 第一導体
116 第二導体
117 圧着スリーブ
118 熱収縮チューブ
119 導体超音波接合部

Claims (6)

  1. 所望の配索経路に沿って配索されるケーブルにおいて、
    第一絶縁体で被覆されている第一ケーブルと、
    第二絶縁体で被覆されている第二ケーブルと、
    が接続されてなり、
    前記第二絶縁体は耐熱性能が前記第一絶縁体よりも低く、
    配索経路中で高い耐熱性能が要求される部分が前記第一ケーブルで構成されていることを特徴とするケーブル。
  2. 前記第一絶縁体と前記第二絶縁体とは同系統材料で形成されている請求項1に記載のケーブル。
  3. 前記第二ケーブルは導体断面積が前記第一ケーブルよりも小さい請求項1又は2に記載のケーブル。
  4. 前記第二ケーブルは導体導電率が前記第一ケーブルよりも低い請求項1から3の何れか一項に記載のケーブル。
  5. 前記第一ケーブルと前記第二ケーブルとは導体圧着部又は導体超音波接合部を介して電気的に接続されており、前記導体圧着部又は前記導体超音波接合部は熱収縮チューブで気密保護されている請求項1から4の何れか一項に記載のケーブル。
  6. 請求項1から5の何れか一項に記載のケーブルが使用されていることを特徴とするハーネス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023160408A1 (zh) * 2022-02-22 2023-08-31 长春捷翼汽车科技股份有限公司 一种线缆连接结构

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