JP2016206907A - キーパッド及びキーパッド付き取引処理装置 - Google Patents

キーパッド及びキーパッド付き取引処理装置 Download PDF

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Tetsuya Adachi
哲也 足立
俊洋 樋口
Toshihiro Higuchi
俊洋 樋口
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Hirokazu Sugiyama
博一 杉山
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Abstract

【課題】タッチパネルを有する筐体に着脱自在となり、手指でキーに触れてもキーを目視してもキーを容易に識別でき、かつキーの操作によりタッチパネルを簡易に操作し、ユーザの操作性を向上する。
【解決手段】キーパッド300は、押下されることで取引処理装置100のタッチパネルTP1に接触する導電性材料からなる少なくとも1つのキー本体309と、複数のキー本体を押下自在に支持するパッド枠302と、パッド枠302と一体に形成されキー本体をタッチパネルに位置決めするとともに取引処理装置の筐体に対してパッド枠302を着脱自在に装着する保持部303と、それぞれのキー本体に形成され手指の接する押圧面に凹溝で形成された文字部を有するキートップとを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、押下自在な複数のキーが配列されたキーパッド及びキーパッド付き取引処理装置に関する。
ディスプレイにタッチパネルを有し、取引の対象である商品情報の入力及び表示が可能なPOS(Point Of Sales)端末に関する先行技術として、例えば特許文献1が提案されている。
特許文献1に示す商品販売データ処理装置は、取引の対象である商品情報の内容の入力及び表示が可能なタッチパネルを表示装置として有する。この表示装置は、外郭部材により保持されるディスプレイと、商品情報の入力の処理が割り当てられた検出部を複数有するタッチパネルと、検出部を操作する補助キーとにより構成される。補助キーは、外郭部材の固定部に対して着脱自在に設けられる。補助キーには、複数のキースイッチが配置される。キースイッチは、操作部と、接触部と、弾性部材とを有する。キースイッチの接触部は、操作部の押圧による近接移動に伴って移動してタッチパネルに接触することで、タッチパネルの検出部を操作する。従って、この商品販売データ処理装置によれば、タッチパネルをキーにより操作することが可能となる。
特開2011−180828号公報
特許文献1の商品販売データ処理装置は、補助キーを装着することで、タッチパネルをキーにより操作することが可能となり、タッチパネルの操作性を向上させることはできる。しかし、タッチパネル上に表示されたソフトウェアキー又はキースイッチの押下部分に付された印刷文字を目視によって識別することが困難な視覚障害者には、補助キーが装着されてもソフトウェアキー又はキースイッチの押下部分に付された印刷文字に対する操作が困難である。一方、キースイッチの押下部分を点字とすることも考えられるが、その場合、視覚健常者用のキースイッチの押下部分に付されるキー名の印刷文字と点字とが干渉し、視覚健常者が押下部分を視認しにくくなる。
本発明は、上記従来の状況に鑑みて案出され、タッチパネルを有する筐体に着脱自在となり、手指でキーに触れてもキーを目視してもキーを容易に識別でき、かつキーの操作によりタッチパネルを簡易に操作し、ユーザの操作性を向上するキーパッド及びキーパッド付き取引処理装置を提供することを目的とする。
本発明は、導電性を有し、ユーザの手指の押下によって取引処理装置のタッチパネルに接触する少なくとも1つのキー本体と、前記少なくとも1つのキー本体を前記タッチパネルに対して押下自在に支持するパッド枠と、前記パッド枠と一体に形成され、前記少なくとも1つのキー本体を前記タッチパネルに位置決めし、前記取引処理装置の筐体に対して前記パッド枠を着脱自在に装着する保持部と、前記少なくとも1つのキー本体に形成され、前記ユーザの手指が接する前記キー本体の押圧面に凹溝で形成された文字を有するキートップと、を備える、キーパッドである。
また、本発明は、取引処理装置とキーパッドとで構成され、前記キーパッドは、導電性を有し、ユーザの手指の押下によって前記取引処理装置のタッチパネルに接触する少なくとも1つのキー本体と、前記少なくとも1つのキー本体を前記タッチパネルに対して押下自在に支持するパッド枠と、前記パッド枠と一体に形成され、前記少なくとも1つのキー本体を前記タッチパネルに位置決めし、前記取引処理装置の筐体に対して前記パッド枠を着脱自在に装着する保持部と、前記少なくとも1つのキー本体に形成され、前記ユーザの手指が接する前記キー本体の押圧面に凹溝で形成された文字を有するキートップと、を備える、キーパッド付き取引処理装置である。
本発明によれば、タッチパネルを有する筐体に着脱自在となり、手指でキーに触れてもキーを目視してもキーを容易に識別でき、かつキーの操作によりタッチパネルを簡易に操作することができるので、ユーザの操作性を向上することができる。
本実施形態のキーパッドの外観の一例を示す斜視図 本実施形態のキーパッドが装着された取引処理装置の外観の一例を示す斜視図 本実施形態のキーパッドが装着された取引処理装置(つまり、キーパッド付き取引処理装置)の外観の一例を示す斜視図 図1に示すキーパッドの一部分を切り欠いた断面斜視図 図1に示す1つのキーにおけるキートップの一部分が切り欠かれた一例を示す拡大斜視図 本実施形態のキーパッドが装着される取引処理装置の内部構成の一例を示すブロック図 図4に示す1つのキーの押下に関する動作説明図 本実施形態の変形例のキーパッドの外観の一例を示す斜視図 本実施形態の変形例のキーパッドが装着された取引処理装置の外観の一例を示す斜視図
以下、適宜図面を参照しながら、本発明に係るキーパッド及びキーパッド付き取引処理装置を具体的に開示した実施形態(以下、「本実施形態」という)を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(キーパッドの構成)
図1は、本実施形態のキーパッド300の外観の一例を示す斜視図である。図1に示すキーパッド300は、キー301と、パッド枠302と、保持部303とを含む構成である。キーパッド300は、例えば決済アプリケーションやその他の業務アプリケーション(例えば商品登録アプリケーション、商品棚卸アプリケーション、商品発注アプリケーション)を実行可能な取引処理装置100(図2参照)に対して着脱自在である。キーパッド300は、取引処理装置100に装着された上で使用される。
図2は、本実施形態のキーパッド300が装着された取引処理装置100の外観の一例を示す斜視図である。取引処理装置100は、筐体304の表面が平面で形成される。表面は、ほぼA4サイズの面積を有し、矩形状である。筐体304は、長手方向一端側(図2の右上側)が上側、長手方向他端側(図2の左下側)が下側となる。また、筐体304は、長手方向に直交する方向が幅方向となる。取引処理装置100は、下側が操作者であるユーザ(例えば店舗の店長、一般社員、アルバイト店員、パート店員)にとって手前となる向きでユーザにより把持される。筐体304は、表面と裏面とがほぼ平行となる。裏面の長手方向一端側は、段部を有して筐体304の厚み方向に突出した厚肉部分となって形成されている。従って、厚肉部分以外の裏面は、厚肉部分よりも薄い薄肉部分となっている。段部は、厚肉部分の裏面から薄肉部分の裏面に向かって下り勾配の段部傾斜面で形成される。段部は、筐体304の幅方向に亘って形成される。
厚肉部分は、筐体304の長手方向一端側(厚肉部分側筐体端面)から親指と人差し指の間にある指股で挟み込んで包むようにユーザの親指と人差し指とを保持(把持)できる。この際、筐体304は、親指が厚肉部分の表面を押さえ、親指を除く4本の指の先端側が段部に添えられる。筐体304は、裏面が掌に載せた状態で把持される。つまり、厚肉部分は、表面を押さえる親指と、段部に接して裏面を押さえる親指以外の少なくとも一本の指で、挟んで保持可能となる。
筐体304には、表面の下側に、第1のタッチ入力検出部23a(図6参照)と内蔵ディスプレイ23b(図6参照)とにより、タッチパネルTP1が構成される。また、筐体304には、表面の上側に、第2のタッチ入力検出部34a(図6参照)と内蔵ディスプレイ34b(図6参照)とにより、タッチパネルTP2が構成される。タッチパネルTP1,TP2は、表示及び操作入力の双方が可能なGUI(Graphical User Interface)として機能する。タッチパネルTP1は、内蔵ディスプレイ23bに表示された複数のキー名表示部分305が、第1のタッチ入力検出部23aを透視して視認可能となる。キー名表示部分305には、テンキー表示、決済キー表示、キャンセルキー表示、表示切替キー表示等が含まれ、視覚健常者にとってはキーパッド300が装着されていない取引処理装置100の通常の使用状態では指又はスタイラスペンによって操作が入力される箇所である。しかし、視覚障害者にとっては上記通常の使用状態では、キー名表示部分305に対する操作の入力が困難である。本実施形態のキーパッド300は、取引処理装置100に装着された場合に、視覚障害者のキー名表示部分305に対する操作を支援する。
本実施形態において、タッチパネルTP1を構成する第1のタッチ入力検出部23aは、例えば静電容量方式を用いて、ユーザのタッチ操作を検出する。静電容量方式は、ユーザの指を含む導体が接触することにより生じる静電容量の変化の検出の有無に応じて、キー名表示部分305の接触の有無が検出される。第1のタッチ入力検出部23aは、例えば導電性を有した透明シートを用いて構成され、内蔵ディスプレイ23bの表面に固着される。タッチパネルTP2についても同様の構成であるため、詳細な説明は省略する。
なお、第1のタッチ入力検出部23a及び第2のタッチ入力検出部34aは、上記した静電容量方式以外に、例えば抵抗膜方式又は表面弾性波方式を用いてユーザのタッチ操作を検出してもよい。
筐体304の長手方向一端側の厚肉部分側ケース端面には、磁気カードリーダ部43a(図6参照)のカードスロット306が配置される。筐体304の長手方向他端側のセキュア側ケース端面307には、接触ICカードリーダ部43b(図6参照)のカード接触検出部(図示略)が配置される。
図3は、本実施形態のキーパッド300が装着された取引処理装置100(つまり、キーパッド付き取引処理装置400)の外観の一例を示す斜視図である。キーパッド300は、保持部303によって、筐体304の長手方向他端側のセキュア側ケース端面307に装着される。保持部303は、接触式ICカード(例えばクレジットカード)のカード接触検出部分を表出させるカード接触開口部308を有する。キーパッド300は、複数のキー301を有する。タッチパネルTP1に表れる内蔵ディスプレイ23bのキー名表示部分305に応じて、複数のキー301が同様に配列されている。
キーパッド300を装着した取引処理装置100は、キーパッド付き取引処理装置400を構成する。
図4は、図1に示すキーパッド300の一部分を切り欠いた断面斜視図である。キー301は、キー本体309とキートップ310とから構成される。キー本体309は、ユーザの操作に従って押下されることで、取引処理装置100のタッチパネルTP1のいずれかのキー名表示部分305に接触する。キー301は、キー本体309及びキートップ310が、導電性材料からなる。本実施形態では、キー本体309は、キートップ310と共に、導電性金属粉を樹脂材料に混練するなどして成形した導電性樹脂成形品からなる。なお、キー本体309は、絶縁性樹脂の表面に、導電性の膜が形成されてもよい。
パッド枠302は、複数のキー本体309を押下自在に支持する。パッド枠302には、それぞれのキー本体309を挿入するキー挿入開口部311が形成される。キー本体309は、パッド枠302との間に設けられる一対の弾性部材であるばね片(図示略)によって、パッド枠302に支持される。キー本体309は、ばね片を弾性変形させて押下可能となる。キー本体309は、ユーザの手指が離されて押下が解除されると、ばね片の弾性復元力によって押下前の位置に戻る。この際、キー本体309は、押下方向の下端面が、対応するキー名表示部分305の領域の第1のタッチ入力検出部23aに接触する。これにより、キーパッド300は、タッチパネルTP1をキー301により操作することが可能となっている。
保持部303は、パッド枠302と例えば合成樹脂によって一体に形成される。保持部303は、操作時に支障が生じないように、それぞれのキー本体309がタッチパネルTP1上に表示されたそれぞれのキー名表示部分305に整合するように、タッチパネルTP1に対して位置決めする。また、保持部303は、取引処理装置100の筐体304に対してパッド枠302を着脱自在とする。筐体304に装着されたパッド枠302は、例えば弾性係止突起等による係止構造によって解除可能に係止される。
保持部303は、図1に示すように、一対の側板部312と、裏面当接部313と、端面当接部314とを有する構成である。側板部312は、筐体304の両側面315に当接して、一対で平行に形成される。裏面当接部313は、筐体304の裏面に当接して、パッド枠302とで筐体304を表裏方向から挟む。端面当接部314は、筐体304の両側面315に挟まれかつタッチパネルTP1に交差する一方の端面(セキュア側ケース端面307)に当接する。
本実施形態において、保持部303は、パッド枠302と、裏面当接部313と、一対の側板部312と、端面当接部314と、によって箱体316として形成される。箱体316は、筐体304のセキュア側ケース端面307を挿脱する装着開口部317を有する。
図5は、図1に示す1つのキー301におけるキートップ310の一部分が切り欠かれた一例を示す拡大斜視図である。キートップ310は、それぞれのキー本体309に形成される。本実施形態において、キートップ310は、キー本体309と一体に成形される。キートップ310は、手指の接する押圧面に、凹溝318で形成された文字部319を有する。この文字部319は、キー301の下方に位置する第1のタッチ入力検出部23aに表れるキー名表示部分305に対応して形成されている。つまり、キートップ310は、その下方に位置するキー名表示部分305と同一のキー名で文字部319が形成される。
キーパッド300は、少なくともキートップ310の1つに、手指に触れるキー識別用の突起320が形成されている。本実施形態において、突起320は、テンキーの「5」の位置に設けられている。この他、突起320は、テンキーの全てに点字の形態で設けられてもよい。なお、図5は、突起320が「5」以外のキートップ310に設けられる変形例を示している。
(取引処理装置の構成)
図6は、本実施形態のキーパッド300が装着される取引処理装置100の内部構成の一例を示すブロック図である。図6に示す取引処理装置100は、非セキュア領域TA及びセキュア領域SAを備える。ここでいう「セキュア」とは、耐タンパ性を備えることを意味する。「非セキュア」とは、耐タンパ性を備えていないことを意味する。「耐タンパ性」とは、装置内部のソフトウェアやハードウェアの不正な解析、改変又は装置内部の情報の不正な奪取、改変、利用不能にする攻撃に対する耐性のことを言う。即ち、耐タンパ性は、例えばソフトウェア又はハードウェアが備える内部構造や記憶しているデータの解析の困難さである。耐タンパ性を備えることで、サービス享受者(例えば顧客)の情報を保護し、取引を安全に行うことができる。
セキュア領域SAには、物理的な不正行為(例えば取引処理装置100の破壊、損傷)が行われたか否かを検出するタンパ検知回路20と、メモリ内蔵CPU21と、第1のIF(Interface)部22と、第1のタッチ入力検出部23aと、内蔵ディスプレイ23bと、電源部24と、バッテリ25とが設けられる。第1のタッチ入力検出部23aと内蔵ディスプレイ23bとにより、タッチパネルTP1が構成される。メモリ内蔵CPU21には、第1のCPU21aと、第1のフラッシュROM(Read Only Memory)21bと、第1のRAM(Random Access Memory)21cとが設けられる。
セキュア領域SAでは、第1のCPU21aに対して、各種の構成部が電気的・論理的に接続される。第1のCPU21aは、セキュア領域SAにおける構成部の全体を統括する。第1のCPU21aは、例えば第1のフラッシュROM21bに格納されたプログラムを実行することで、各種制御、処理、設定、判定、決定、確認、認証、照合(例えばPIN、署名の照合)、指示等を行う。
第1のフラッシュROM21bは、決済先装置(図1参照、例えば決済中継センタ装置又は決済センタ装置)との間の通信に使用する暗号鍵、PIN等の個人情報、その他決済に関する決済情報等の秘匿情報や、取引処理装置100が決済のPIN入力受付と照合とを実行するためのプログラム等を記憶する。第1のフラッシュROM21bは、第1のCPU21aにおける情報処理用のプログラム及びデータを記憶する記憶媒体の一例である。
第1のRAM21cは、例えば取引処理装置100(例えばセキュア領域SA)の決済のPIN入力受付と照合等に伴う処理等の際に、処理途中において発生する処理データを、一時的に記憶するために用いられるワーキングメモリである。
タンパ検知回路20は、セキュア領域SAを常時監視しており、セキュア領域SAの物理的不正行為(例えば取引処理装置100のセキュア領域SAの分解、破壊又は開封)を検知する。言い換えると、タンパ検知回路20は、セキュア領域SAにおける異常の有無を検知する。タンパ検知回路20により上記物理的不正行為の事象が検知された場合には、メモリ内蔵CPU21又は第2のCPU31は、決済アプリケーションにおける決済処理を強制的に停止させてもよいし、タッチパネルTP1,TP2のうち少なくとも1つにおいて、セキュア領域SAにおいて物理的不正行為があった旨を報知してもよい。
第1のI/F部22は、非セキュア領域TAとセキュア領域SAとを電気的に接続するために設けられ、第2のI/F部36を介して、非セキュア領域TAとセキュア領域SAとの間で各種のデータやコマンドの受け渡しを行う。第1のI/F部22と第2のI/F部36とは、互いに結合可能である。
第1のタッチ入力検出部23aは、タッチパネルTP1に対する店員又は顧客のタッチ入力を検出する。例えば第1のタッチ入力検出部23aは、PINを入力するための物理的なキーパッド300又はソフトウェアキーボードとしてのピンパッドへの入力を検出してもよい。第1のタッチ入力検出部23aは、例えば指又はスタイラスペンを用いて、署名の入力を検出してもよい。第1のタッチ入力検出部23aは、例えば指又はスタイラスペンを用いて、PINの手書き入力を検出してもよい。
内蔵ディスプレイ23bは、例えばLCD(Liquid Crystal Display)又は有機EL(Electroluminescence)を用いて構成され、例えば決済アプリケーションにおいて顧客の認証情報(例えばPIN、署名)を入力させるための所定データ(例えばテンキー)を表示する。なお、内蔵ディスプレイ23bに表示されるデータは、テンキーに限定されない。
電源部24は、セキュア領域SAの電源であり、バッテリ25から電源の供給を受けて、セキュア領域SA(例えば第1のCPU21a)へ電源を供給する。第1のCPU21aは、電源部24を制御することで、セキュア領域SAに配された一部又は全体の回路に対して、電源供給及び電源供給の停止が可能である。
非セキュア領域TAには、第2のCPU31と、第2のフラッシュROM32と、第2のRAM33と、第2のタッチ入力検出部34aと、表示部の一例としての内蔵ディスプレイ34bと、第2のI/F部36と、電源部37と、バッテリ38と、アウトカメラ39と、局所無線通信アンテナ40aが接続された局所無線通信部40と、広域無線通信アンテナ41aが接続された広域無線通信部41と、キー入力部42と、磁気カードリーダ部43aと、接触ICカードリーダ部43bと、ループアンテナLA1が接続された非接触ICカードリーダライタ部43cと、加速度センサ45とが設けられる。第2のタッチ入力検出部34aと内蔵ディスプレイ34bとにより、タッチパネルTP2が構成される。
非セキュア領域TAでは、第2のCPU31に対して、各種の構成部が電気的・論理的に接続される。第2のCPU31は、非セキュア領域TAにおける構成部の全体を統括する。第2のCPU31は、例えば第2のフラッシュROM32に格納されたプログラムを実行することで、各種制御、処理、設定、判定、指示等を行う。また、アプリケーション制御部の一例としての第2のCPU31は、店員の操作に応じて、第2のフラッシュROM32に格納された各種のアプリケーションを起動して実行したり、その実行の中断又は終了を行ったりする。
第2のフラッシュROM32は、各種のデータ及びプログラムを記憶する。記憶されるデータ及びプログラムは、決済アプリケーション及び業務アプリケーション(例えば商品登録アプリケーション、在庫管理アプリケーション、その他日常的に使用される文書作成アプリケーション、表計算アプリケーション)において使用されるプログラム及びデータであり、更に、取引処理装置100(例えば非セキュア領域TA)を制御するためのプログラムでもよい。従って、第2のフラッシュROM32は、第2のCPU31における情報処理用のプログラム及びデータを記憶する記憶媒体の一例である。
第2のRAM33は、例えば取引処理装置100(例えば非セキュア領域TAにおける構成部)の動作に伴う処理等の際に、処理途中において発生する処理データを、一時的に記憶するために用いられるワーキングメモリである。
第2のタッチ入力検出部34aは、タッチパネルTP2に対する店員又は顧客のタッチ入力を検出する。例えば第2のタッチ入力検出部34aは、タッチパネルTP2に表示された決済アプリケーション及び業務アプリケーション(例えば商品登録アプリケーション)のうち少なくとも1つの操作画面に対する入力を検出する。
内蔵ディスプレイ34bは、例えばLCD(Liquid Crystal Display)又は有機EL(Electroluminescence)を用いて構成され、例えば決済アプリケーションにおいてカードを用いた決済処理に関する各種情報(例えば、カードブランド、カード番号、有効期限、金額、支払方法、支払回数)を入力させるための操作画面のデータを表示したり、商品登録アプリケーションにおいて売上の対象となった商品の品目や数量を入力させるための操作画面のデータを表示したりする。なお、内蔵ディスプレイ34bの表示領域の大きさは、外部ディスプレイ(図示略)の表示領域の大きさより小さい。言い換えると、同一のアプリケーションの操作画面でも、内蔵ディスプレイ34bに表示された操作画面より外部ディスプレイに表示された操作画面の方が大きく、店員や顧客にとっても見易くなっている。
第2のI/F部36は、非セキュア領域TAとセキュア領域SAとを電気的に接続するために設けられ、第1のI/F部22を介して、非セキュア領域TAとセキュア領域SAとの間で各種のデータやコマンドの受け渡しを行う。第1のI/F部22と第2のI/F部36とは、互いに結合可能である。
電源部37は、非セキュア領域TAの電源であり、バッテリ38から電源の供給を受けて、非セキュア領域TA(例えば第2のCPU31)へ電源を供給する。第2のCPU31は、電源部37を制御することで、非セキュア領域TAに配された一部又は全体の回路に対して、電源供給及び電源供給の停止が可能である。
アウトカメラ39は、取引処理装置100の筐体304からレンズ(不図示)が露出するように設けられたカメラであり、例えばキー入力部42又はタッチパネルTP2に対する操作に応じて、レンズ(不図示)に入射する範囲の光の像を撮像して画像データを得る。
局所無線通信部40は、局所無線通信アンテナ40aと接続され、不図示の局所無線通信路を用いて、例えば無線LANを用いた通信を行う。局所無線通信部40は、無線LAN通信以外の通信(例えばBluetooth(登録商標)を用いた通信)を行ってもよい。
広域無線通信部41は、広域無線通信アンテナ41aと接続され、不図示の広域無線通信路(例えばWAN(Wide Area Network))を用いた通信を行う。広域無線通信路における通信は、例えば無線電話回線(W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、CDMA(Code Division Multiple Access)2000、LTE(Long Term Evolution)などの携帯電話回線)を用いて行われてもよい。
キー入力部42は、例えば取引処理装置100の筐体304に各種のボタンが設けられた場合には、各種のボタンの押下操作を受け付ける。なお、キー入力部42は、取引処理装置100の筐体304に各種のボタンが設けられていない場合には、取引処理装置100の構成から省略されてもよい。
磁気カードリーダ部43aは、取引処理装置100の筐体304の非セキュア領域TA側の短手方向の側面に設けられ(図2のカードスロット参照)、当該側面には店員の磁気カードを把持した状態におけるスワイプ操作が可能なスリットが形成されており、スワイプ操作に応じて磁気カードの磁気ストライプを読み取る。なお、磁気カードリーダ部43aにより読み取られた磁気ストライプの情報は第2のCPU31に入力される。
接触ICカードリーダ部43bは、取引処理装置100の筐体304のセキュア領域SA側の短手方向の側面に設けられた接触ICカードの挿入口(不図示)の内部に配置され、挿入口に挿入された接触ICカード(例えばICクレジットカード)の電極を介して、接触ICカード内のチップ(不図示)に記録されたカード情報を読み取る。なお、接触ICカードリーダ部43bにより読み取られたカード情報は第2のCPU31に入力される。
非接触ICカードリーダライタ部43cは、取引処理装置100の筐体304の非セキュア領域TA側(つまり、タッチパネルTP2と略平行となる側)に配置されたループアンテナLA1と接続され、所定の近距離無線通信(例えばNFC(Near Field Communication))を用いて、カード(例えばICクレジットカード)と非接触で無線通信を行い、カードに記録されたカード情報を読み取ったり書き込んだりする。なお、非接触ICカードリーダライタ部43cにより読み取られたカード情報は第2のCPU31に入力される。
加速度センサ45は、取引処理装置100のX軸方向,Y軸方向,Z軸方向(図2に示す3軸方向参照)のそれぞれの加速度を検出し、検出結果を第2のCPU31に出力する。加速度センサ45は、取引処理装置100の重力方向(鉛直下方向、つまり−Z軸方向)を検出可能である。
このように、取引処理装置100は、セキュア領域SAと非セキュア領域TAとを含む。取引処理装置100において各種のアプリケーションの実行時に「耐タンパ性」を必要とする「セキュア」な部分は、セキュア領域SAに局所化されている。一方、非セキュア領域TAには、例えば民生機器用に多数流通している情報処理装置(例えばスマートフォン、タブレット端末)やその一部が、汎用的なプラットフォームとして採用される。
非セキュア領域TAにおいて汎用的なプラットフォームを採用することで、決済アプリケーション、及びその他の業務アプリケーションの開発資産の再利用や流用が、容易となる。また、決済アプリケーション及び業務アプリケーションは、例えば高い演算処理能力を有する非セキュア領域TAの第2のCPU31により処理されることで、ストレスなく柔軟に動作する。また、決済処理のスキームが多様化された決済アプリケーションや多様な業務アプリケーションが容易に利用できるので、それらが短期間で取引装置へ搭載可能となる。
次に、本実施形態のキーパッド300が装着された取引処理装置100のユーザ使用時の作用について、図7を参照して説明する。図7は、図4に示す1つのキー301の押下に関する動作説明図である。
本実施形態に係るキーパッド300では、図3に示すように、パッド枠302が保持部303によって筐体304に装着される。パッド枠302には、複数のキー301が配列される。キー301は、タッチパネルTP1に表示されるキー名表示部分305に応じ配列されている。キー301は、保持部303によってパッド枠302が筐体304に装着されることで、キー名表示部分305にそれぞれのキー本体309が位置決めされる。タッチパネルTP1は、内蔵ディスプレイ23bの上層に固着されている。キー301は、押下されることで、対応するキー名表示部分上のタッチパネルTP1にキー本体309が接触する。タッチパネルTP1は、どのキー名表示部分305にキー本体309が接触したのかが、第1のタッチ入力検出部23aによって検出される。
キートップ310は、押圧面に、文字部319(図5参照)を有する。文字部319は、押圧面に凹設した凹溝318によって形成されている。従って、文字部319は、手指で触れることにより、キー名の識別が可能となる。
例えば視覚障害者がユーザとなって使用する場合には、先ず、ユーザは、キートップ310に手指で触れて凹溝318からなる文字部319のキー名を識別できる。次いで、図7に示すように、ユーザは、そのキートップ310(例えば図7に示す「8」のキートップ)を押下する。キートップ310を押下した手指は、キー本体309がキー名表示部分305(例えば図7に示す「8」のキー名表示部分305)を押下(実際には、接触)することで、ユーザの手指とタッチパネルTP1とが電気接続的に導通する。つまり、手指が押下したキー名表示部分305に対するタッチ操作が取引処理装置100において検出されたことになる。
また、文字部319は、文字形状が凹溝318で形成されているので、視覚健常者にとっても目視によってもキー名の識別が可能となる。視覚健常者は、目視によって識別した文字部319の形成されるキートップ310を押下する。これにより、同様にして視覚健常者の手指と、押下されたキー名表示部分305に対応するタッチパネルTP1とが電気接続的に導通する。つまり、手指が押下したキー名表示部分305に対するタッチ操作が取引処理装置100において検出されたことになる。
また、キーパッド300では、少なくともキートップ310の1つに、手指に触れるキー識別用の突起320が設けられる。1つのキートップ310は、例えばテンキーの場合「5」のキートップ310とすることができる。これにより、キーパッド300は、手指で触れることによりテンキーのホームポジションが容易に分かるようになる。このように、キートップ310は、凹溝318による文字部319の付された1つに、1つの突起320が付されるのみとすることができる。
1つの突起320が付されたキーパッド300では、視覚障害者は、キートップ310に文字部319を凸部とした場合の凸部と、複数の突起320とが干渉することによる触覚による識別性の低下が生じない。また、視覚健常者は、複数のキートップ310に突起320の設けられることがないので、凹溝318と突起320とが干渉することによる視認性の低下が生じない。
また、キーパッド300では、保持部303が、パッド枠302と、一対の側板部312と、端面当接部314とによって箱体316となる。箱体316は、一側面が装着開口部317となる。つまり、キーパッド300は、箱体316となった保持部303の装着開口部317に、筐体304の一方の端面側を挿入することで容易に装着される。保持部303は、箱体316となることで剛性が向上する。これにより、キーパッド300は、筐体304に対し、容易に、しかも、がたつきなく装着することが可能となる。
また、本実施形態のキーパッド300が取引処理装置100のタッチパネルTP2側ではなく、タッチパネルTP1側に装着されるのが好ましく、以下の変形例においても同様である。ここで、タッチパネルTP1側にキーパッド300が装着されることが好ましい理由について、以下説明する。
少なくとも1つの取引処理装置100は、例えば店舗に設置されており、商品を購入した顧客(視覚健常者、視覚障害者のいずれでもよい)が商品の決済にカードを用いて決済することがある。この場合、取引処理装置100は、例えば店員の操作によって決済アプリケーションが起動され、決済アプリケーションにおいて使用される操作画面をタッチパネルTP2,TP1に表示する。非セキュア領域TAに設けられたタッチパネルTP2に表示される操作画面は、例えば決済に用いられる顧客所有のカード(例えばクレジットカード)のカードブランドが選択される画面、カードの読み取りを促す画面(プロンプト)、カードの有効期限やカード番号の読み取り結果を表示する画面、支払方法及び支払回数の入力画面、決済先装置(例えば決済中継センタ装置又は決済センタ装置)に与信照会を行うときの表示画面等であり、これらの各画面は、主に店員の操作に紐付いてタッチパネルTP2に表示される。
しかし、一方、セキュア領域SAに設けられたタッチパネルTP1に表示される操作画面は、例えば決済に用いられる顧客所有のカードがその顧客が正当な保持者であることを認証するための認証情報(例えば署名、PIN(Personal Identification Number))を入力させるための画面であり、この画面は主に顧客(例えば視覚障害者、視覚健常者)によって操作される。従って、本実施形態のキーパッド300は、取引処理装置100に装着された状態において、視覚障害者でも、平板状のタッチパネルTP1に対して決済時における自己の認証情報(例えばPIN)を正確に入力させることが可能である。
次に、上記した本実施形態の変形例のキーパッド321について、図8及び図9を参照して説明する。図8は、本実施形態の変形例のキーパッド321の外観の一例を示す斜視図である。
キーパッド321は、保持部322が、筐体304の両側面315に当接する一対の平行な側板部323と、筐体304の裏面に当接してパッド枠302とで筐体304を表裏方向から挟む裏面当接部324と、筐体304の両側面315に挟まれかつタッチパネルTP1に交差する一方の端面(セキュア側ケース端面307)に当接する端面当接部325と、を備える。
図9は、本実施形態の変形例のキーパッド321が装着された取引処理装置100の外観の一例を示す斜視図である。キーパッド321は、一対の側板部323の間に、セキュア側ケース端面307を挿入することで筐体304に装着される。キーパッド321は、一対の側板部323の間に筐体304を挿入し、端面当接部325にセキュア側ケース端面307を当接することで、タッチパネルTP1に対する位置決め、及び筐体304への装着が完了する。
キーパッド321を装着した取引処理装置100は、キーパッド付き取引処理装置450を構成する。
キーパッド321では、保持部322によって、3方向の移動が規制されて筐体304に装着される。即ち、キーパッド321は、一対の側板部323によって、筐体304の両側面離間方向(左右方向)の移動が規制される。また、キーパッド321は、パッド枠302と裏面当接部324とによって、筐体304の表裏離間方向(厚み方向)の移動が規制される。
更に、キーパッド321は、端面当接部325によって、両端面離間方向(上下方向)の一方向(上方向)への移動が規制される。これにより、キーパッド321は、筐体304の下側から上方向への装着が可能となる。そして、キーパッド321は、保持部322によって筐体304に保持されることで、それぞれのキー本体309がそれぞれのキー名表示部分305に位置決めされて取引処理装置100に装着される。
このキーパッド321によれば、保持部322を簡素な構造で形成することができる。
なお、キーパッド321において、一対の側板部323は、相互に接近離反な可撓性(弾性)を有して形成されることが好ましい。この場合、キーパッド321は、一対の側板部323を弾性変形により拡げ、筐体304の表示面側から厚み方向での装着が可能となる。
従って、本実施形態に係るキーパッド300及びキーパッド付き取引処理装置400によれば、タッチパネルTP1を有する筐体304に着脱自在となり、手指でキー301に触れてもキー301を目視してもキー301の識別を可能にすることができる。
以上、図面を参照して本発明に係るキーパッド及びキーパッド付き取引処理装置の実施形態について説明したが、本開示はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例、修正例、置換例、付加例、削除例、均等例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
また、上述した本実施形態では、商品の顧客がカードを用いた決済の一例としてクレジットカード(より具体的には磁気クレジットカード、接触式ICクレジットカード、非接触ICクレジットカードのうちいずれか)を用いた決済処理について説明したが、クレジットカードを用いた決済処理に限定されず、例えばデビットカード、電子マネー、プリペイドカード、ポストペイカード、ポイントカード、電子クーポン、電子商品券、現金を用いた決済処理に適用されてもよい。
本発明は、タッチパネルを有する筐体に着脱自在となり、手指でキーに触れてもキーを目視してもキーを容易に識別でき、かつキーの操作によりタッチパネルを簡易に操作し、ユーザの操作性を向上するキーパッド及びキーパッド付き取引処理装置として有用である。
100 取引処理装置
300 キーパッド
302 パッド枠
303 保持部
304 筐体
305 キー名表示部分
307 セキュア側ケース端面(端面)
309 キー本体
310 キートップ
312 側板部
313 裏面当接部
314 端面当接部
315 両側面
316 箱体
317 装着開口部
318 凹溝
319 文字部
320 突起
400 キーパッド付き取引処理装置
TP1 タッチパネル

Claims (5)

  1. 導電性を有し、ユーザの手指の押下によって取引処理装置のタッチパネルに接触する少なくとも1つのキー本体と、
    前記少なくとも1つのキー本体を前記タッチパネルに対して押下自在に支持するパッド枠と、
    前記パッド枠と一体に形成され、前記少なくとも1つのキー本体を前記タッチパネルに位置決めし、前記取引処理装置の筐体に対して前記パッド枠を着脱自在に装着する保持部と、
    前記少なくとも1つのキー本体に形成され、前記ユーザの手指が接する前記キー本体の押圧面に凹溝で形成された文字を有するキートップと、を備える、
    キーパッド。
  2. 請求項1記載のキーパッドであって、
    前記少なくとも1つのキー本体に対応する前記キートップには、前記ユーザの手指が接するキー識別用の突起が形成されている、
    キーパッド。
  3. 請求項1又は2に記載のキーパッドであって、
    前記保持部は、
    前記筐体の両側面に当接する一対の平行な側板部と、
    前記筐体の裏面に当接し、前記パッド枠との間で前記筐体の表裏方向から前記筐体を挟む裏面当接部と、
    前記筐体の前記両側面に挟まれ、かつ前記タッチパネルに交差する一方の端面に当接する端面当接部と、を有する、
    キーパッド。
  4. 請求項3に記載のキーパッドであって、
    前記保持部は、
    前記パッド枠と、前記裏面当接部と、一対の前記側板部と、前記端面当接部とによって、前記一方の端面を挿脱する装着開口部を有した箱体で形成される、
    キーパッド。
  5. 取引処理装置とキーパッドとで構成され、
    前記キーパッドは、
    導電性を有し、ユーザの手指の押下によって前記取引処理装置のタッチパネルに接触する少なくとも1つのキー本体と、
    前記少なくとも1つのキー本体を前記タッチパネルに対して押下自在に支持するパッド枠と、
    前記パッド枠と一体に形成され、前記少なくとも1つのキー本体を前記タッチパネルに位置決めし、前記取引処理装置の筐体に対して前記パッド枠を着脱自在に装着する保持部と、
    前記少なくとも1つのキー本体に形成され、前記ユーザの手指が接する前記キー本体の押圧面に凹溝で形成された文字を有するキートップと、を備える、
    キーパッド付き取引処理装置。
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