JP2016205773A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】高効率かつ信頼性の高い空気調和機を提供する。
【解決手段】空気調和機Sは、圧縮機11と、室外熱交換器12と、液冷媒貯留器13と、ポンプ14と、膨張弁15と、室内熱交換器16と、アキュムレータ17と、が環状に順次接続されてなる冷媒回路1と、液冷媒貯留器13から流出する冷媒がポンプ14を迂回して膨張弁15に向かうように配設されるバイパス配管p1と、室内熱交換器16から流出する冷媒がアキュムレータ17及び圧縮機11を迂回して室外熱交換器12に向かうように配設されるバイパス配管p2と、室内熱交換器16から流出する冷媒の圧力・温度を検出する圧力センサ21・温度センサ22と、ポンプサイクル運転中、室内熱交換器16から流出する冷媒の過熱度が第1閾値以上である場合、圧縮機サイクル運転に切り替える制御装置31,32と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気調和機に関する。
近年、情報処理技術の発達に伴い、大量の情報を処理するデータセンタがビジネスとして脚光を浴びている。データセンタのサーバルームには、コミュニケーション用、データベース用、ファイル管理用等の多数のサーバが、サーバラックに収納された状態で昼夜に亘って連続稼動している。
また、サーバにおけるデータ処理の高速化・高効率化が求められており、サーバが有する電子デバイスの高密度化が進んでいる。このように電子デバイスの高密度化が進むと、それに伴ってサーバの単位時間当たりの発熱量も増加するため、サーバルームに設置される空気調和機には高い冷房能力が求められる。
一方、地球環境の保全の観点から、サーバの稼動に要する消費電力の低減を図ることが要請されている。なお、前記した消費電力のうち、サーバルームに設置される空気調和機の消費電力が大きな割合を占めている。したがって、空気調和機の消費電力を低減できれば、サーバの稼動に要する消費電力の大幅な低減につながる。
前記したように、サーバの発熱量は大きいため、サーバルームに設置される空気調和機は、冬季でも冷房運転を行うように設定されている。したがって、例えば、外気の温度が比較的低ければ、圧縮機を駆動するまでもなく、ポンプによって冷媒を循環させることでサーバルームを冷やすことができる。このような外気冷却方式のフリークーリングに関する技術として、例えば、以下に示すものが知られている。
すなわち、特許文献1には、圧縮機が停止した状態で液冷媒を循環させるポンプと、このポンプの起動前に気液分離器内の冷媒を加熱するヒータと、を備える空気調和機について記載されている。
特開2013−76491号公報
特許文献1に記載の技術では、ポンプの起動前に気液分離器内の冷媒を加熱し、この気液分離器から冷媒を流出させることで、ポンプにおけるキャビテーションを防止している。なお、「キャビテーション」とは、冷媒中の気泡がポンプのプロペラ等に張り付きながら分裂して圧力波が発生する現象である。しかしながら、特許文献1に記載の技術では、ヒータによる加熱を行う分、空気調和機の消費電力が大きくなるという課題があり、さらなる高効率化を図る余地がある。
また、例えば、気液分離器の上流側に電磁弁を設け、ポンプによって冷媒を循環させている間は電磁弁を閉じることで、気液分離器に冷媒が流れ込まないようにすることも考えられる。しかしながら、場合によっては電磁弁が詰まる可能性があり、信頼性の点で問題がある。
そこで、本発明は、高効率かつ信頼性の高い空気調和機を提供することを課題とする。
前記した課題を解決するために、本発明に係る空気調和機は、圧縮機を停止しポンプを駆動するポンプサイクル運転中、蒸発器から流出する冷媒の過熱度が第1閾値未満である場合、前記ポンプを停止し前記圧縮機を駆動する圧縮機サイクル運転に切り替えることを特徴とする。
本発明によれば、高効率かつ信頼性の高い空気調和機を提供できる。
本発明の第1実施形態に係る空気調和機の構成図である。 空気調和機の制御装置が実行する処理を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る空気調和機の構成図である。 空気調和機の制御装置が実行する処理を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る空気調和機の制御装置が実行する処理を示すフローチャートである。
≪第1実施形態≫
<空気調和機の構成>
図1は、第1実施形態に係る空気調和機Sの構成図である。空気調和機Sは、サーバルーム等の室内空気を冷やすものであり、冷媒回路1と、バイパス配管p1,p2と、圧力センサ21(第1圧力検出手段)と、温度センサ22(第1温度検出手段)と、制御装置31,32(制御手段)と、を備えている。
冷媒回路1は、圧縮機11と、室外熱交換器12(凝縮器)と、液冷媒貯留器13と、ポンプ14と、膨張弁15(減圧手段)と、室内熱交換器16(蒸発器)と、アキュムレータ17(気液分離器)と、が環状に順次接続された構成になっている。
圧縮機11は、配管k7を介して流入するガス状の冷媒を、制御装置32からの指令に従って圧縮する装置である。圧縮機11の種類は特に限定されず、スクロール式、ピストン式、ロータリ式、スクリュー式、遠心式等の圧縮機を用いることができる。
なお、後記するポンプ14を停止した状態で圧縮機11を駆動して、周知のヒートポンプサイクルで冷媒を循環させる運転モードを「圧縮機サイクル運転」という。
また、圧縮機11を停止した状態でポンプ14を駆動して、冷媒を循環させる運転モードを「ポンプサイクル運転」という。
空気調和機Sの運転中は、圧縮機サイクル運転及びポンプサイクル運転のうちいずれか一方が実行され、圧力センサ21や温度センサ22等の検出値に基づいて、一方から他方の運転モードに切り替えられる。
図1に示す逆止弁B1は、圧縮機11の停止中(つまり、ポンプサイクル運転中)、圧縮機11に冷媒が流れ込まないようにするための弁であり、圧縮機11の吐出側の配管k1に設けられている。
室外熱交換器12は、室外ファンF1から送り込まれる外気との熱交換によって冷媒を凝縮させる熱交換器であり、その上流側は配管k1を介して圧縮機11の吐出側に接続されている。
液冷媒貯留器13は、空気調和機Sの配管等に封入された冷媒のうち、余剰分の冷媒(液冷媒)を貯留する殻状部材であり、配管k2を介して室外熱交換器12に接続されている。
ポンプ14は、前記したポンプサイクル運転中、制御装置31からの指令に従って駆動することで冷媒を循環させるものである。ポンプ14の種類は特に限定されないが、例えば、比較的小流量でも冷媒を圧送可能な遠心式のポンプを用いることが好ましい。図1に示すように、ポンプ14の吸込側は、配管k3を介して液冷媒貯留器13に接続され、ポンプ14の吐出側は、配管k4を介して膨張弁15に接続されている。
なお、ポンプ14の駆動に要する電力は、圧縮機11の駆動に要する電力に比べて非常に小さい(例えば、1/10以下)。したがって、前記したポンプサイクル運転を行う時間を長く確保できれば、そのぶん電力コストを軽減できる。
膨張弁15は、配管k4を介して流入する冷媒を減圧する弁であり、制御装置32からの指令に従って、その開度が調整されるようになっている。
室内熱交換器16は、室内ファンF2から送り込まれる室内空気との熱交換によって、冷媒を蒸発させる(つまり、室内空気を冷やす)熱交換器であり、その上流側は配管k5を介して膨張弁15に接続されている。
アキュムレータ17は、冷媒を気液分離するための殻状部材であり、配管k6を介して室内熱交換器16に接続され、また、配管k7を介して圧縮機11の吸込側に接続されている。
バイパス配管p1(第1バイパス流路)は、圧縮機サイクル運転中、液冷媒貯留器13から流出する冷媒が、ポンプ14を迂回して膨張弁15に向かうように配設されている。バイパス配管p1の上流端は配管k3に接続され、下流端は配管k4に接続されている。バイパス配管p1には、ポンプサイクル運転中に冷媒が逆流することを防止するための逆止弁B2が設けられている。
バイパス配管p2(第2バイパス流路)は、ポンプサイクル運転中、室内熱交換器16から流出する冷媒が、アキュムレータ17及び圧縮機11を迂回して室外熱交換器12に向かうように配設されている。バイパス配管p2の上流端は配管k6に接続され、下流端は配管k1に接続されている。バイパス配管p2には、圧縮機サイクル運転中に冷媒が逆流することを防止するための逆止弁B3が設けられている。
圧力センサ21は、室内熱交換器16から流出する冷媒の圧力を検出するセンサであり、バイパス配管p2に設置されている。より詳しく説明すると、圧力センサ21は、バイパス配管p2において、逆止弁B3よりも上流側に設置されている。
温度センサ22は、室内熱交換器16から流出する冷媒の温度を検出するセンサであり、配管k6に設置されている。より詳しく説明すると、温度センサ22は、配管k6において、バイパス配管p2との接続箇所Qよりも下流側(アキュムレータ17の付近)に設置されている。
圧力センサ21及び温度センサ22の検出値は、次に説明する制御装置32に出力される。これらの検出値は、冷媒の過熱度を算出する際に用いられる。
その他、図1では図示を省略したが、空気調和機Sは、室内温度を検出する温度センサや、室外温度を検出する温度センサ等を備えている。
室外機U1に設置されている制御装置31は、図示はしないが、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、各種インタフェース等の電子回路を含んで構成され、ROMに記憶されたプログラムを読み出してRAMに展開し、CPUが各種処理を実行するようになっている。室内機U2に設置されている制御装置32も同様に、CPU、ROM、RAM、各種インタフェース等の電子回路を含んで構成される。
これらの制御装置31,32は、相互に通信可能に接続され、圧力センサ21・温度センサ22等の検出値に基づいて、圧縮機11、ポンプ14、膨張弁15、室外ファンF1、及び室内ファンF2を制御するようになっている。なお、制御装置31,32が実行する処理については後記する。
図1に示す例では、室外熱交換器12、液冷媒貯留器13、ポンプ14、室外ファンF1、及び制御装置31が、室外機U1に設置されている。また、圧縮機11、膨張弁15、室内熱交換器16、アキュムレータ17、室内ファンF2、及び制御装置32が、室内機U2に設置されている。ちなみに、圧縮機11が室内機U2に設置されているのは、天候(雨天等)に関わらず圧縮機11のメンテナンスを行えるようにするためである。なお、圧縮機11を室外機U1に設置してもよい。
<空気調和機の動作>
本実施形態では、一例として、室内機U2(図1参照)に設置されている制御装置32(図1参照)によって、圧縮機サイクル運転/ポンプサイクル運転の切替えを行う場合について説明する。
図2は、空気調和機Sの制御装置32が実行する処理を示すフローチャートである(適宜、図1参照)。なお、図2に示す「START」時には、ポンプサイクル運転が実行されているものとする。
ポンプサイクル運転中、制御装置32は、圧縮機11を停止した状態でポンプ14を駆動するとともに、室外ファンF1、室内ファンF2を駆動し、さらに膨張弁15の開度を調整する。ポンプサイクル運転中、ポンプ14によって昇圧された冷媒は、膨張弁15、室内熱交換器16、バイパス配管p2、室外熱交換器12、液冷媒貯留器13の順に循環し、外気の冷熱によって室内空気が冷やされる。
図2のステップS101において制御装置32は、圧力センサ21及び温度センサ22の検出値を読み込む。
ステップS102において制御装置32は、室内熱交換器16から流出する(つまり、アキュムレータ17付近の)冷媒の過熱度SHを算出する。なお、冷媒の「過熱度」とは、ガス冷媒の圧力に対応する飽和温度に対して、ガス冷媒の実際の温度が何度高いかを示す数値である。
ステップS102について具体的に説明すると、制御装置32は、圧力センサ21によって検出される圧力PDに対応する飽和温度Tsatを算出し、温度センサ22によって検出される温度TDから飽和温度Tsatを減算することで、冷媒の過熱度SH(=TD−Tsat)を算出する。ちなみに、冷媒の圧力PDと飽和温度Tsatとの関係を示す情報が、例えば、所定の関数として制御装置32に記憶されている。
ステップS103において制御装置32は、ステップS102で算出した冷媒の過熱度SHが、所定閾値SHα(第1閾値)未満であるか否かを判定する。この所定閾値SHαは、ポンプサイクル運転から圧縮機サイクル運転に切り替えるか否かの判定基準となる閾値であり、予め設定されている。
例えば、室内空気と外気との温度差が小さい低負荷時には、室内熱交換器16から流出する冷媒の過熱度が小さくなり(つまり、気液二相冷媒の割合が大きくなり)、アキュムレータ17に液冷媒が溜まりやすくなる。言い換えると、液冷媒貯留器13内の液冷媒が不足し、ポンプ14においてキャビテーションが起こりやすくなる。
ステップS103において冷媒の過熱度SHが所定閾値SHα以上である場合(S103:No)、制御装置32はポンプサイクル運転を継続する(S108)。この場合、アキュムレータ17に多量の冷媒が溜まり込んでいる可能性が低く、また、液冷媒貯留器13に十分な量の液冷媒が貯留されている可能性が高いからである。このように、ポンプサイクル運転を継続することで、空気調和機Sの省エネルギ化を図ることができる。
一方、ステップS103において冷媒の過熱度SHが所定閾値SHα未満である場合(S103:Yes)、制御装置32の処理はステップS104に進む。
ステップS104において制御装置32は、ポンプサイクル運転から圧縮機サイクル運転に切り替える。すなわち、制御装置32は、それまで駆動していたポンプ14を停止し、圧縮機11を駆動する。過熱度SHが所定閾値SHα未満である場合には(S103:Yes)、アキュムレータ17に多量の冷媒が溜まり込んでいる可能性が高く、また、液冷媒貯留器13に貯留されている液冷媒が不足している可能性が高いからである。
圧縮機サイクル運転中、圧縮機11によって圧縮された冷媒は、室外熱交換器12、液冷媒貯留器13、バイパス配管p1、膨張弁15、室内熱交換器16、アキュムレータ17の順に、周知のヒートポンプサイクルで循環する。
なお、圧縮機サイクル運転中、制御装置32によって、圧縮機11のモータ(図示せず)の回転速度を小さくし、膨張弁15の開度を小さくし、さらに、室内ファンF2の風量を大きくすることが好ましい。これによって、アキュムレータ17付近の冷媒の過熱度が高くなり、アキュムレータ17に溜まり込んでいた液冷媒が蒸発しやすくなるからである。アキュムレータ17から冷媒が流出(蒸発)すると、余剰分の冷媒(液冷媒)が液冷媒貯留器13に貯留される。つまり、圧縮機サイクル運転を行うことで、液冷媒貯留器13に貯留されている冷媒が徐々に増加する。これによって、その後のポンプ運転に備えることができる。
ステップS105において制御装置32は、圧力センサ21及び温度センサ22の検出値を再び読み込む。
ステップS106において制御装置32は、室内熱交換器16から流出する(つまり、アキュムレータ17付近の)冷媒の過熱度SHを算出する。
ステップS107において制御装置32は、ステップS106で算出した冷媒の過熱度SHが、所定閾値SHβ以上であるか否かを判定する。この所定閾値SHβは、圧縮機サイクル運転からポンプサイクル運転に切り替えるか否かの判定基準となる閾値であり、予め設定されている。なお、過熱度に関する所定閾値SHβは、前記した所定閾値SHαよりも高い値に設定されている。このように所定閾値SHα,SHβを異なる値にすることで、圧縮機サイクル運転/ポンプサイクル運転が頻繁に切り替わること(ハンチング)を防止できる。
ステップS107において冷媒の過熱度SHが所定閾値SHβ以上である場合(S107:Yes)、制御装置32の処理はステップS108に進む。
ステップS108において制御装置32は、圧縮機サイクル運転からポンプサイクル運転に切り替える。ステップS108でポンプサイクル運転に切り替えた時点において、アキュムレータ17に貯留されている冷媒は比較的少なく、また、液冷媒貯留器13には充分な量の液冷媒が貯留されている。したがって、ポンプサイクル運転の再開後にポンプ14でキャビテーションが発生するおそれはない。
なお、圧縮機サイクル運転からポンプサイクル運転に切り替える際の条件として、冷媒の過熱度SHが所定閾値SHβ以上であるという条件(S107:Yes)の他、室内温度と、この室内温度よりも低い室外温度と、の温度差が所定値以上であるという条件や、想定されるポンプサイクル運転の効率が所定値以上であるという条件を適宜追加してもよい。
ステップS108の処理を行った後、制御装置32の処理は「START」に戻る(RETURN)。
また、ステップS107において冷媒の過熱度SHが所定閾値SHβ未満である場合(S107:No)、制御装置32は圧縮機サイクル運転を継続する(S104)。
<効果>
本実施形態では、ポンプサイクル運転中、室内熱交換器16から流出する冷媒の過熱度SHが所定閾値SHα未満である場合(S103:Yes)、ポンプサイクル運転から圧縮機サイクル運転に一時的に切り替えられる(S104)。これによって、アキュムレータ17に溜まり込んでいた冷媒を流出させ、また、液冷媒貯留器13に貯留されている液冷媒を増加させることができる。つまり、その後に再開されるポンプサイクル運転において、ポンプ14でキャビテーションが発生することを防止できる。
また、アキュムレータ17に溜まり込んだ冷媒を、圧縮機サイクル運転を行うことで流出させるため、アキュムレータ17への冷媒の流入を防ぐ電磁弁(図示せず)を配管k6(図1に示す接続箇所Qよりも下流側)に設ける必要がない。つまり、本実施形態によれば、電磁弁の詰まりに起因する不具合が生じるおそれがないため、空気調和機Sの信頼性を高めることができる。
また、本実施形態では、ポンプサイクル運転前にアキュムレータ17内の冷媒を温めるためのヒータ(図示せず)を設ける必要がない。前記したように、ポンプサイクル運転が実行可能であるか否かについては、冷媒の過熱度SHに基づいて適切に判定できるからである(S103,S107)。したがって、本実施形態によれば、部品点数の削減や設備コストの低減を図ることができる。
≪第2実施形態≫
第2実施形態は、ポンプ14(図4参照)の吸込側における冷媒の過冷却度を算出し、この過冷却度と、室内熱交換器16から流出する冷媒の過熱度と、に基づいて、ポンプ運転サイクルから圧縮機サイクル運転への切替えの要否を判定する点が異なっているが、その他については第1実施形態と同様である。したがって、第1実施形態と異なる部分について説明し、重複する部分については説明を省略する。
<空気調和機の構成>
図3は、第2実施形態に係る空気調和機SAの構成図である。空気調和機SAは、第1実施形態で説明した構成(図1参照)に加えて、圧力センサ23(第2圧力検出手段)と、温度センサ24(第2温度検出手段)と、を備えている。
圧力センサ23は、ポンプ14に吸込側の圧力を検出するセンサであり、配管k3に設置されている。温度センサ24は、ポンプ14の吸込側の温度を検出するセンサであり、配管k3に設置されている。なお、図4には、配管k3とバイパス配管p1との接続箇所Rよりも下流側に圧力センサ23・温度センサ24を設置する構成を図示したが、接続箇所Rよりも上流側に各センサを設置してもよい。圧力センサ23・温度センサ24の検出値は、室外機U1の制御装置31を介して、室内機U2の制御装置32に送信される。
<空気調和機の動作>
図4は、空気調和機SAの制御装置32が実行する処理を示すフローチャートである(適宜、図3参照)。なお、図4の「START」時には、ポンプサイクル運転が実行されているものとする。
ステップS201において制御装置32は、圧力センサ21,23及び温度センサ22,24の検出値を読み込む。
ステップS202において制御装置32は、室内熱交換器16から流出する冷媒の過熱度SHと、ポンプ14の吸込側における冷媒の過冷却度SCと、を算出する。なお、冷媒の「過冷却度」とは、液冷媒の圧力に対応する凝縮温度に対して、液冷媒の実際の温度が何度低いかを示す数値である。
ステップS202について具体的に説明すると、制御装置32は、第1実施形態(S102:図2参照)と同様に、圧力センサ21及び温度センサ22の検出値に基づいて、室内熱交換器16から流出する冷媒の過熱度SHを求める。
また、制御装置32は、圧力センサ23によって検出される圧力PFに対応する凝縮温度Tconを算出し、この凝縮温度Tconから温度センサ24の検出値(温度TF)を減算することで、過冷却度SC(=Tcon−TF)を算出する。つまり、制御装置32は、ポンプ13の吸込側における冷媒の過冷却度SCを算出する。ちなみに、冷媒の圧力PFと凝縮温度Tconとの関係を示す情報が、例えば、所定の関数として制御装置32に記憶されている。
ステップS203において制御装置32は、ステップS202で算出した過熱度SHが所定閾値SHα(第1閾値)未満であるか否かを判定する。冷媒の過熱度SHが所定閾値SHα以上である場合(S203:No)、液冷媒貯留器13には十分な量の液冷媒が貯留されている可能性が高いため、制御装置32はポンプサイクル運転を継続する(S210)。一方、冷媒の過熱度SHが所定閾値SHα未満である場合(S203:Yes)、、制御装置32の処理はステップS204に進む。
ステップS204において制御装置32は、ステップS202で算出した過冷却度SCが所定閾値SCα(第2閾値)未満であるか否かを判定する。この所定閾値SCαは、ポンプサイクル運転から圧縮機サイクル運転に切り替えるか否かの判定基準となる閾値であり、予め設定されている。
冷媒の過冷却度SCが所定閾値SCα以上である場合(S204:No)、液冷媒貯留器13には十分な量の液冷媒が貯留されている可能性が高いため、制御装置32はポンプサイクル運転を継続する(S210)。一方、冷媒の過冷却度SCが所定閾値SCα未満である場合(S204:Yes)、液冷媒貯留器13に貯留されている液冷媒が不足している可能性が高いため、制御装置32の処理はステップS205に進む。
ステップS205において制御装置32は、ポンプサイクル運転から圧縮機サイクル運転に切り替える。これによって、アキュムレータ17に溜まり込んだ冷媒が流出(蒸発)するとともに、液冷媒貯留器13に貯留されている冷媒が増加する。
ステップS206において制御装置32は、圧力センサ21,23及び温度センサ22,24の検出値を再び読み込む。
ステップS207において制御装置32は、ステップS206で読み込んだ各検出値に基づき、室内熱交換器16から流出する冷媒の過熱度SHと、ポンプ14の吸込側における冷媒の過冷却度SCと、を算出する。
ステップS208において制御装置32は、ステップS207で算出した過熱度SHが所定閾値SHβ以上であるか否かを判定する。第1実施形態と同様に、所定閾値SHβは、所定閾値SHαよりも高い値に設定されている。過熱度SHが所定閾値SHβ以上である場合(S208:Yes)、制御装置32の処理はステップS209に進む。
ステップS209において制御装置32は、ステップS207で算出した過冷却度SCが所定閾値SCβ以上であるか否かを判定する。この所定閾値SCβ(>SCα)は、圧縮機サイクル運転からポンプサイクル運転に切り替えるか否かの判定基準となる閾値であり、予め設定されている。
過冷却度SCが所定閾値SCβ以上である場合(S209:Yes)、制御装置32の処理はステップS210に進む。
ステップS210において制御装置32は、圧縮機サイクル運転からポンプサイクル運転に切り替える。ステップS210の処理を行った後、制御装置32の処理は「START」に戻る(RETURN)。
また、ステップS208において過熱度SHが所定閾値SHβ未満である場合や(S208:No)、ステップS209において過冷却度SCが所定閾値SCβ未満である場合には(S209:No)、制御装置32は、圧縮機サイクル運転を継続する(S205)。
<効果>
本実施形態では、室内熱交換器16から流出する冷媒の過熱度SHと、ポンプ14の吸込側における冷媒の過冷却度SCと、に基づき、ポンプサイクル運転から圧縮機サイクル運転への切替えの要否を判定するようにしている(S201〜S205)。したがって、第1実施形態(過熱度SHに基づく判定)と比較して、前記した切替えの要否をさらに適切に判定できる。つまり、本実施形態によれば、圧縮機サイクル運転が無駄に長時間行われることを抑制し、空気調和機SAの高効率化を図ることができる。
≪第3実施形態≫
第3実施形態は、ポンプ14(図3参照)の吸込側の圧力と、バイパス配管p2を流れる冷媒の圧力と、の比に基づいて、ポンプサイクル運転から圧縮機サイクル運転への切替えの要否を判定する点が、第2実施形態と異なっている。また、第3実施形態に係る空気調和機SAの構成は、第2実施系形態と同様であるが(図3参照)、温度センサ24については必須の構成ではない。したがって、第2実施形態と異なる部分について説明し、重複する部分については説明を省略する。
<空気調和機の動作>
図5は、第3実施形態に係る空気調和機SAの制御装置32が実行する処理を示すフローチャートである(適宜、図3参照)。なお、図5の「START」時には、ポンプサイクル運転が実行されているものとする。
ステップS301において制御装置32は、圧力センサ21,23及び温度センサ22の検出値を読み込む。
ステップS302において制御装置32は、室内熱交換器16から流出する冷媒の過熱度SHと、ポンプの圧力比rと、を求める。なお、冷媒の過熱度SHの算出方法は、第1実施形態で説明したとおりである。また、圧力比rとは、ポンプ14の吸込側の圧力PF(圧力センサ23の検出値)に対して、バイパス配管p2における冷媒の圧力PD(圧力センサ21の検出値)が占める割合PD/PFである。
ステップS303において制御装置32は、ステップS302で算出した過熱度SHが所定閾値SHα(第1閾値)未満であるか否かを判定する。冷媒の過熱度SHが所定閾値SHα以上である場合(S303:No)、液冷媒貯留器13に十分な量の液冷媒が貯留されている可能性が高いため、制御装置32はポンプサイクル運転を継続する(S310)。一方、冷媒の過熱度SHが所定閾値SHα未満である場合(S303:Yes)、制御装置32の処理はステップS304に進む。
ステップS304において制御装置32は、ステップS302で算出した圧力比rが所定閾値rα(第3閾値)未満であるか否かを判定する。この所定閾値rαは、ポンプサイクル運転から圧縮機サイクル運転に切り替えるか否かの判定基準となる閾値であり、予め設定されている。圧力比rが所定閾値rα以上である場合(S304:No)、制御装置32はポンプサイクル運転を継続する(S310)。
一方、圧力比rが所定閾値rα未満である場合(S304:Yes)、制御装置32の処理はステップS305に進む。例えば、外気温度が徐々に低下して室内温度との差が小さくなると、室外熱交換器12で凝縮する冷媒の量が少なくなる。その結果、ポンプ14の吸込側の圧力が徐々に上昇し、場合によっては、圧力比rの許容範囲の下限値(つまり、所定閾値rα)を下回ることがある。
ステップS305において制御装置32は、ポンプサイクル運転から圧縮機サイクル運転に切り替える。これによって、ポンプ14で不具合が起こることを防止し、また、アキュムレータ17に溜まり込んだ冷媒を流出させることができる。
ステップS306において制御装置32は、圧力センサ21,23及び温度センサ22の検出値を再び読み込む。
ステップS307において制御装置32は、ステップS306で読み込んだ各検出値に基づき、室内熱交換器16から流出する冷媒の過熱度SHと、ポンプ14の圧力比rと、を算出する。
ステップS308において制御装置32は、ステップS307で算出した過熱度SHが所定閾値SHβ以上であるか否かを判定する。過熱度SHが所定閾値SHβ以上である場合(S308:Yes)、制御装置32の処理はステップS309に進む。
ステップS309において制御装置32は、ステップS307で算出した圧力比rが所定閾値rβ以上であるか否かを判定する。この所定閾値rβ(>rα)は、圧縮機サイクル運転からポンプサイクル運転に切り替えるか否かの判定基準となる閾値であり、予め設定されている。
ステップS309において圧力比rが所定閾値rβ以上である場合(S309:Yes)、制御装置32の処理はステップS310に進む。
ステップS310において制御装置32は、圧縮機サイクル運転からポンプサイクル運転に切り替える。ステップS310の処理を行った後、制御装置32の処理は「START」に戻る(RETURN)。
また、ステップS308において過熱度SHが所定閾値SHβ未満である場合や(S308:No)、ステップS309において圧力比rが所定閾値rβ未満である場合には(S309:No)、制御装置32は、圧縮機サイクル運転を継続する(S305)。
<効果>
本実施形態では、室内熱交換器16から流出する冷媒の過熱度SHと、ポンプ14の圧力比rと、に基づき、ポンプサイクル運転から圧縮機サイクル運転への切替えの要否が判定される。したがって、ポンプ14でキャビテーションが発生したり、ポンプの圧力比が許容範囲を下回ったりすることを防止できる。
≪変形例≫
以上、本発明に係る空気調和機S,SAについて各実施形態により説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
例えば、第1実施形態(図1参照)では、バイパス配管p2に圧力センサ21を設置する構成について説明したが、これに代えて、配管k6に圧力センサ21を設置してもよい。
また、第1実施形態では、配管k6においてアキュムレータ17の付近に温度センサ22を設置する構成について説明したが、配管k6において室内熱交換器16の下流端付近に温度センサ22を設置してもよい。また、バイパス配管p2に温度センサ22を設置してもよいし、配管k7に温度センサ22を設置してもよい。なお、第2、第3実施形態についても同様のことがいえる。
また、第3実施形態(図5参照)では、ポンプサイクル運転から圧縮機サイクル運転に切替えるか否かを、ポンプ14の圧力比r等に基づいて判定する場合について説明したが、これに限らない。例えば、バイパス配管p2における冷媒の圧力から、ポンプ14の吸込側の圧力を減算することで圧力差gを算出し、この圧力差g等に基づいて、前記した判定を行うようにしてもよい。つまり、室内熱交換器16から流出する冷媒の過熱度SHが所定閾値SHα未満であり、かつ、前記した圧力差gが所定閾値gα未満であるとき、ポンプサイクル運転から圧縮機サイクル運転に切り替えるようにしてもよい。
また、各実施形態は、適宜組み合わせることができる。例えば、第2実施形態と第3実施形態とを組み合わせ、冷媒の過熱度SHが所定閾値SHα未満であり(S203:Yes)、かつ、冷媒の過冷却度SCが所定閾値SCα未満であり(S204:Yes)、かつ、ポンプ14の圧力比rが所定閾値rα未満である場合(S304:Yes)、ポンプサイクル運転から圧縮機サイクル運転に切り替えるようにしてもよい。
また、各実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に記載したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、前記した各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現しても良い。また、機構や構成は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての機構や構成を示しているとは限らない。
S,SA 空気調和機
1 冷媒回路
11 圧縮機
12 室外熱交換器(凝縮器)
13 液冷媒貯留器
14 ポンプ
15 膨張弁(減圧手段)
16 室内熱交換器(蒸発器)
17 アキュムレータ(気液分離器)
21 圧力センサ(第1圧力検出手段)
22 温度センサ(第1温度検出手段)
23 圧力センサ(第2圧力検出手段)
24 温度センサ(第2温度検出手段)
31,32 制御装置(制御手段)
p1 バイパス配管(第1バイパス流路)
p2 バイパス配管(第2バイパス流路)

Claims (4)

  1. 圧縮機と、凝縮器と、液冷媒貯留器と、ポンプと、減圧手段と、蒸発器と、気液分離器と、が環状に順次接続されてなる冷媒回路と、
    前記液冷媒貯留器から流出する冷媒が、前記ポンプを迂回して前記減圧手段に向かうように配設される第1バイパス流路と、
    前記蒸発器から流出する冷媒が、前記気液分離器及び前記圧縮機を迂回して前記凝縮器に向かうように配設される第2バイパス流路と、
    前記蒸発器から流出する冷媒の圧力を検出する第1圧力検出手段と、
    前記蒸発器から流出する冷媒の温度を検出する第1温度検出手段と、
    前記圧縮機及び前記ポンプを制御する制御手段と、を備える空気調和機であって、
    前記制御手段は、
    前記圧縮機を停止し前記ポンプを駆動するポンプサイクル運転中、前記第1圧力検出手段の検出値と、前記第1温度検出手段の検出値と、に基づいて冷媒の過熱度を算出し、前記過熱度が第1閾値未満である場合、前記ポンプを停止し前記圧縮機を駆動する圧縮機サイクル運転に切り替えること
    を特徴とする空気調和機。
  2. 前記ポンプの吸込側の圧力を検出する第2圧力検出手段と、
    前記ポンプの吸込側の温度を検出する第2温度検出手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記ポンプサイクル運転中、前記過熱度を算出するとともに、前記第2圧力検出手段の検出値と、前記第2温度検出手段の検出値と、に基づいて冷媒の過冷却度を算出し、前記過熱度が前記第1閾値未満であり、かつ、前記過冷却度が第2閾値未満である場合、前記圧縮機サイクル運転に切り替えること
    を特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記ポンプの吸込側の圧力を検出する第2圧力検出手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記ポンプサイクル運転中、前記第2圧力検出手段の検出値に対して前記第1圧力検出手段の検出値が占める割合である圧力比を算出し、前記過熱度が前記第1閾値未満であり、かつ、前記圧力比が第3閾値未満である場合、前記圧縮機サイクル運転に切り替えること
    を特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  4. 前記第1圧力検出手段は、前記第2バイパス流路に設置され、
    前記第1温度検出手段は、前記蒸発器と前記気液分離器とを接続する配管において、前記気液分離器の付近に設置されること
    を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の空気調和機。
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