JP2016204114A - 移動手摺内側異物除去装置および移動手摺内側異物除去方法 - Google Patents

移動手摺内側異物除去装置および移動手摺内側異物除去方法 Download PDF

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賢一 山口
Kenichi Yamaguchi
賢一 山口
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Abstract

【課題】移動手摺が踏段よりも遅れて循環移動することを抑制することができる移動手摺内側異物除去装置を得る。【解決手段】移動手摺5の内側に設けられ、主枠1に対して固定される支持部71と、支持部71に設けられ、移動手摺5における耳部52の内周面に接触するやすり部72とを備え、支持部71は高さ方向について移動可能となっており、やすり部72は、移動手摺5が循環移動することによって、移動手摺5における耳部52の内周面を研磨する。【選択図】図4

Description

この発明は、移動手摺の内周面に形成された異物を除去する移動手摺内側異物除去装置および移動手摺内側異物除去方法に関する。
従来、乗降口間を循環移動する複数の踏段と、断面C字形状に形成され、踏段と連動して乗降口間を循環移動する移動手摺と、移動手摺の内周面に接触する接触部を有し、移動手摺を案内する案内レールとを備えたエスカレータが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−247926号公報
しかしながら、移動手摺の内周面に、例えば、移動手摺を製造する際に発生する異物がある場合に、移動手摺と接触部との間の摩擦力が増加してしまい、移動手摺が踏段よりも遅れて循環移動してしまうという問題点があった。
この発明は、移動手摺が踏段よりも遅れて循環移動することを抑制することができる移動手摺内側異物除去装置および移動手摺内側異物除去方法を提供するものである。
この発明に係る移動手摺内側異物除去装置は、移動手摺の内側に設けられ、主枠に対して固定される支持部と、支持部に設けられ、移動手摺の内周面に接触するやすり部とを備え、やすり部は、移動手摺が循環移動することによって、移動手摺の内周面を研磨する。
この発明に係る移動手摺内側異物除去装置によれば、やすり部は、移動手摺が循環移動することによって、移動手摺の内周面を研磨するので、移動手摺の内周面に発生した異物が移動手摺の内周面から除去される。これにより、移動手摺が踏段よりも遅れて循環移動することを抑制することができる。
この発明の実施の形態1に係るエスカレータを示す側面図である。 図1のA部を示す拡大図である。 図1の移動手摺を示す断面図である。 図1のエスカレータに取り付けられる移動手摺内側異物除去装置を示す断面図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るエスカレータを示す側面図である。図において、エスカレータ(乗客コンベヤ)は、上階側階床100と下階側階床101とに渡って設けられた主枠1と、主枠1に設けられ、上階側階床100と下階側階床101との間を循環移動する複数の踏段2と、踏段2の幅方向外側に配置されるように主枠1に設けられた一対の欄干3と、それぞれの欄干3に設けられた案内レール4と、案内レール4に案内される移動手摺5と、移動手摺5を駆動する手摺駆動装置6とを備えている。
図2は図1のA部を示す拡大図である。手摺駆動装置6は、移動手摺5の帰路側部分の内周面に接触する駆動ローラ61と、駆動ローラ61との間に移動手摺5が配置されるように設けられ、移動手摺5を駆動ローラ61に向かって押圧する加圧ローラ(図示せず)とを有している。加圧ローラが移動手摺5を押圧した状態で駆動ローラ61が回転することによって、移動手摺5が循環移動する。駆動ローラ61には、踏段2を循環移動させる動力が伝達されるようになっている。これにより、移動手摺5は、踏段2と連動して循環移動する。
案内レール4における手摺駆動装置6と隣り合う部分には、端末ガイド41が配置されている。端末ガイド41は、移動手摺5の帰路側部分に接触するように配置されている。端末ガイド41は、長手方向の寸法が160mm程度となっており、容易に主枠1に対して着脱することができる。また、端末ガイド41は、主枠1に対して上下方向Bに移動可能となっている。
図3は図1の移動手摺5を示す断面図である。図3では、移動手摺5における帰路側部分について長手方向に垂直な断面を示している。移動手摺5は、利用者に把持される把持部51と、把持部51の幅方向外側に設けられた耳部52とを有している。
移動手摺5の内周面には、例えば、移動手摺5を製造する際に異物53が発生する場合がある。この異物53は、移動手摺5における耳部52の内周面に発生することが多い。
図4は図1のエスカレータに取り付けられる移動手摺内側異物除去装置7を示す断面図である。移動手摺内側異物除去装置7は、端末ガイド41と同じ形状に形成されている。つまり、移動手摺内側異物除去装置7は、端末ガイド41と置き換えて主枠1に対して固定することができる。したがって、移動手摺内側異物除去装置7は、移動手摺5における帰路側部分に接触する。
移動手摺内側異物除去装置7は、主枠1に対して固定される支持部71と、支持部71に設けられ、移動手摺5の内周面に接触するやすり部72とを有している。やすり部72は、移動手摺5における把持部51の幅方向外側部分の内周面と耳部52の内周面とに接触するように形成されている。
やすり部72は、やすり部72が移動手摺5の内周面に接触した状態で移動手摺5が循環移動することによって、移動手摺5の内周面を研磨する。これにより、移動手摺5の内周面に形成されている異物53が移動手摺5の内周面から除去される。
移動手摺内側異物除去装置7は、端末ガイド41と同様に、主枠1に対して上下方向Bに移動可能となっている。移動手摺内側異物除去装置7は、移動手摺内側異物除去装置7を上方に移動させることによって、耳部52の内周面と接触する圧力が増大する。これにより、やすり部72は、より強く耳部52の内周面を研磨することができる。つまり、移動手摺内側異物除去装置7は、主枠1に対する高さ方向の位置を変化させることによって、やすり部72と耳部52の内周面との間の圧力を変化させて、やすり部72による耳部52の研磨の量を調整することができる。
次に、移動手摺内側異物除去装置7を用いた移動手摺内側異物除去方法について説明する。まず、案内レール4における端末ガイド41を移動手摺内側異物除去装置7に置き換える。その後、移動手摺5を案内レール4および移動手摺内側異物除去装置7に取り付ける。なお、移動手摺5を案内レール4に取り付けた後に、案内レール4における端末ガイド41を移動手摺内側異物除去装置7に置き換えてもよい。
その後、移動手摺内側異物除去装置7の高さ方向の位置を調整して、移動手摺5の耳部52の内周面にやすり部72を接触させる(やすり部接触工程)。
移動手摺5の耳部52の内周面にやすり部72を接触させた状態で、移動手摺5を循環移動させることによって、移動手摺5の耳部52の内周面を研磨する(移動手摺内周面研磨工程)。
移動手摺5の内周面に形成された異物53が除去される程度に移動手摺5を循環移動させた後、移動手摺5の循環移動を停止する。移動手摺5から除去された異物53が移動手摺5の内側に残っている場合には、塵取りまたは掃除機を用いて、移動手摺5の内側から異物53を取り出す。その後、移動手摺内側異物除去装置7を端末ガイド41に置き換える(やすり部取外工程)。以上により、移動手摺内側異物除去装置7を用いた移動手摺内側異物除去方法が終了する。
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係る移動手摺内側異物除去装置7によれば、やすり部72は、移動手摺5が循環移動することによって、移動手摺5の内周面を研磨するので、移動手摺5の内周面に発生した異物53が移動手摺5の内周面から除去される。これにより、移動手摺5が踏段2よりも遅れて循環移動することを抑制することができる。
また、移動手摺内側異物除去装置7は、移動手摺5を案内する案内レール4における端末ガイド41と置き換えることによって主枠1に対して固定されるので、移動手摺内側異物除去装置7を容易に設置することができる。
また、支持部71は、高さ方向について移動可能となっているので、やすり部72と移動手摺5の内周面との間の圧力を変化させて、やすり部72による移動手摺5の内周面の研磨の量を調整することができる。
やすり部72は、移動手摺5における耳部52の内周面に接触するので、移動手摺5を製造する際に異物53が発生しやすい耳部52の内周面から異物53を除去することができる。
また、この発明の実施の形態1に係る移動手摺内側異物除去方法によれば、移動手摺5の内周面にやすり部72を接触させるやすり部接触工程と、移動手摺5の内周面にやすり部72を接触させた状態で移動手摺5を循環移動させることによって移動手摺5の内周面を研磨する移動手摺内周面研磨工程とを備えているので、移動手摺5の内周面に発生した異物53が移動手摺5の内周面から除去される。これにより、移動手摺5が踏段2よりも遅れて循環移動することを抑制することができる。
なお、上記実施の形態1では、やすり部72が移動手摺5の耳部52の内周面に接触する移動手摺内側異物除去装置7の構成について説明したが、やすり部72が、移動手摺5の耳部に限らず、例えば、把持部51の内周面に接触する移動手摺内側異物除去装置であってもよい。
また、上記実施の形態1では、乗客コンベヤとして、エスカレータを例に説明したが、例えば、動く歩道であってもよい。
1 主枠、2 踏段、3 欄干、4 案内レール、5 移動手摺、6 手摺駆動装置、7 移動手摺内側異物除去装置、41 端末ガイド、51 把持部、52 耳部、53 異物、61 駆動ローラ、71 支持部、72 やすり部、100 上階側階床、101 下階側階床。

Claims (5)

  1. 移動手摺の内側に設けられ、主枠に対して固定される支持部と、
    前記支持部に設けられ、前記移動手摺の内周面に接触するやすり部と
    を備え、
    前記やすり部は、前記移動手摺が循環移動することによって、前記移動手摺の内周面を研磨することを特徴とする移動手摺内側異物除去装置。
  2. 前記移動手摺を案内する案内レールにおける手摺駆動装置に隣り合う部分に配置される端末ガイドと置き換え可能となっていることを特徴とする請求項1に記載の移動手摺内側異物除去装置。
  3. 前記支持部は、高さ方向について移動可能となっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の移動手摺内側異物除去装置。
  4. 前記やすり部は、前記移動手摺における耳部の内周面に接触することを特徴とする請求項1から請求項3までの何れか一項に記載の移動手摺内側異物除去装置。
  5. 移動手摺の内周面にやすり部を接触させるやすり部接触工程と、
    前記移動手摺の内周面に前記やすり部を接触させた状態で前記移動手摺を循環移動させることによって前記移動手摺の内周面を研磨する移動手摺内周面研磨工程と
    を備えたことを特徴とする移動手摺内側異物除去方法。
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