JP2016201136A - 訪問サービス管理支援システムにおけるサーバ、その制御方法、及びその制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、訪問サービスの利用機会を向上させることを可能とする訪問サービス管理支援システムにおけるサーバ等を提供することを目的とする。【解決手段】本発明に係るサーバ(3)は、第1サービス提供者希望日時情報、第2サービス提供者希望日時情報、及びサービス利用者希望日時情報を記憶する記憶部(32)と、サービス利用者希望日時情報が示す各日時について、第2サービス提供者希望日時情報が示す各日時を割り当て、さらに、サービス利用者希望日時情報が示す各日時のうちの第2サービス提供者希望日時情報が示す各日時が割り当てられていない各日時について、第1サービス提供者希望日時情報が示す各日時を割り当て、当該割当結果に基づいてサービス提供計画情報を作成するサービス提供計画情報作成部(331)と、サービス提供計画情報を送信するサービス提供計画情報照会部(332)とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、訪問サービス管理支援システムにおけるサーバ、その制御方法、及びその制御プログラムに関する。
日本人の平均寿命が伸び、人口に対する高齢者の比率が増加している。年齢の高齢化に伴い介護を必要とする人口も増加していることから、2000年4月に介護保険法が施行され、民間による介護サービス関連事業への参入が拡大した。
上記のとおり介護保険法の施行により介護サービス事業者が増加したものの、事業運用環境等を背景として様々な課題を抱えており、2006年、2012年と改正介護保険法で制度の改善を図っているが、サービス利用者(例えば、要介護者や要支援者等)、サービス提供者(例えば、看護師や介護士、ホームヘルパー等)共に、未だ不満を抱える状況にある。
具体的には、
(1)介護サービスを利用するまでには、サービス利用希望者やケアマネージャ、サービス提供者等の間で非常に多くの書類を取り交わす必要がある、
(2)実際にサービス提供が開始されると診療や介護の報告でも非常に多くの書類を準備し、記録し、提出することとなり、一訪問先対応に要する時間の半分近くは実際のサービス以外の事務的作業時間に割かれてしまう、
(3)さらに、これらの書類は機密性もあるため基本的に手持ち搬送せざるを得なく、訪問しては事務所(ステーション)に戻るという移動に要する時間も非常に多く必要としている、
といった課題が挙げられる。
このために介護サービス事業全体としてコストが高くなり、サービス利用者への負担が高騰化する結果となってしまっている。また、時間的拘束が長いため、資格や能力のあるサービス提供者であっても就業機会を失ってしまっている。即ち、時間的拘束が長いため、常勤スタッフは不足しがちであり、それを非常勤スタッフで補おうとしても、非常勤スタッフは時間的制約が大きいため、補いきれていない。さらに、事務的作業時間の負荷軽減を図るために、一部の事務作業を代行する業者も存在するが、小規模の介護サービス事業者にとっては外注費を発生させてしまうものであり、経営面での負荷軽減まで解決するには至っていない。そのため、介護サービスに対する需要が拡大しているにもかかわらず、実際にサービス提供に従事しているスタッフが不足し、介護サービス事業者ではサービス提供者の訪問スケジュールを作成することにも多くの時間を要している。また、小規模の介護サービス事業者がサービスの運用を効率的に行えないという事態が発生している。以上のような事態は、訪問介護サービスに限らず、訪問看護サービス等でも同様に起きている。
このような課題に対して様々な解決手段が提案されている。例えば、特許文献1には、サービス利用希望者とサービス提供者とのマッチングについて開示されている。特に、双方の希望条件を専用掲示板にて掲示し、条件が適合する者同士をシステム上で結びつけて管理するものが開示されている。
特開2002−074058号公報
しかしながら、このような解決手段をもってしても、未だ上記のような資格や能力のあるサービス提供者の就業機会を向上させるという課題を解決しきれていない。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、介護サービス事業者がサービスを提供するにあたり、サービス提供者や事務担当者等の業務負荷を軽減することでスケジューリングの柔軟さを確保し、サービスの提供効率を向上させると共に、サービス提供者のスケジューリングを工夫することでサービス提供者の就業機会を向上させ、もって、サービス利用者によるサービスの利用機会を向上させることを可能とする訪問サービス管理支援システムにおけるサーバ、その制御方法、及びその制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係るサーバは、第1種別の勤務形態であって、長時間且つ連続的に勤務する勤務形態で訪問サービスを提供する第1サービス提供者に係る第1端末と、第1種別の勤務形態とは異なる第2種別の勤務形態であって、第1種別の勤務形態よりも短時間且つ離散的に勤務する勤務形態で訪問サービスを提供する第2サービス提供者に係る第2端末と、第1端末及び第2端末のそれぞれと通信可能なサーバとを備える訪問サービス管理支援システムにおけるサーバであって、第1端末及び第2端末のそれぞれと通信を行う通信部と、第1サービス提供者のサービス提供希望日時を示す第1サービス提供者希望日時情報、第2サービス提供者のサービス提供希望日時を示す第2サービス提供者希望日時情報、及びサービス利用者のサービス利用希望日時を示すサービス利用者希望日時情報を記憶する記憶部と、サービス利用者希望日時情報が示す各日時について、第2サービス提供者希望日時情報が示す各日時を割り当て、さらに、サービス利用者希望日時情報が示す各日時のうちの第2サービス提供者希望日時情報が示す各日時が割り当てられていない各日時について、第1サービス提供者希望日時情報が示す各日時を割り当て、当該割当結果に基づいてサービス利用者、第1サービス提供者又は第2サービス提供者、及びサービス提供日時を含むサービス提供計画情報を作成し、当該サービス提供計画情報を記憶部に格納するサービス提供計画情報作成部と、サービス提供計画情報を、通信部を介して第1端末又は第2端末に送信するサービス提供計画情報照会部とを備える。
また、本発明に係るサーバは、第1種別の勤務形態であって、長時間且つ連続的に勤務する勤務形態で訪問サービスを提供する第1サービス提供者に係る第1端末と、第1種別の勤務形態とは異なる第2種別の勤務形態であって、第1種別の勤務形態よりも短時間且つ離散的に勤務する勤務形態で訪問サービスを提供する第2サービス提供者に係る第2端末と、第1端末及び第2端末のそれぞれと通信可能なサーバとを備える訪問サービス管理支援システムにおけるサーバであって、第1端末及び第2端末のそれぞれと通信を行う通信部と、第1サービス提供者のサービス提供希望日時を示す第1サービス提供者希望日時情報、第2サービス提供者のサービス提供希望日時を示す第2サービス提供者希望日時情報、及びサービス利用者のサービス利用希望日時を示すサービス利用者希望日時情報を記憶する記憶部と、サービス利用者希望日時情報が示す各日時について、第1サービス提供者希望日時情報が示す各日時及び第2サービス提供者希望日時情報が示す各日時を、第1サービス提供者希望日時情報が示す各日時よりも第2サービス提供者希望日時情報が示す各日時を優先させる制約条件に従って同時に割り当て、当該割当結果に基づいてサービス利用者、第1サービス提供者又は第2サービス提供者、及びサービス提供日時を含むサービス提供計画情報を作成し、当該サービス提供計画情報を記憶部に格納するサービス提供計画情報作成部と、サービス提供計画情報を、通信部を介して第1端末又は第2端末に送信するサービス提供計画情報照会部とを備える。
また、本発明に係るサーバにおいて、割当結果が修正された場合に、サービス提供計画情報作成部は、当該修正が割当結果に反映されるように、再度、割当処理を行うことが好ましい。
また、本発明に係るサーバにおいて、サービス提供計画情報作成部は、複数のグループのうちの所定のグループに属するサービス利用者に係るサービス利用者希望日時情報、並びに複数のグループとは異なる体系を有する複数のグループのうちの所定のグループに属する第1サービス提供者に係る第1サービス提供者希望日時情報及び第2サービス提供者に係る第2サービス提供者希望日時情報に基づいて、割当処理を行うことが好ましい。
また、本発明に係るサーバにおいて、記憶部は、各サービス利用者について、当該サービス利用者の属性情報及び当該サービス利用者に係るサービス提供記録を含むサービス利用者管理情報をさらに記憶し、サーバは、サービス利用者管理情報を、通信部を介して第1端末又は第2端末に送信するサービス利用者管理情報照会部をさらに備えることが好ましい。
また、本発明に係るサーバにおいて、サービス利用者に係るサービス提供記録の入力フォームを、通信部を介して第1端末又は第2端末に送信し、当該第1端末又は当該第2端末から通信部を介して受信したサービス提供記録を、サービス利用者に係るサービス提供記録として、記憶部に格納するサービス利用者管理情報更新部をさらに備えることが好ましい。
本発明に係るサーバの制御方法は、第1種別の勤務形態であって、長時間且つ連続的に勤務する勤務形態で訪問サービスを提供する第1サービス提供者に係る第1端末と、第1種別の勤務形態とは異なる第2種別の勤務形態であって、第1種別の勤務形態よりも短時間且つ離散的に勤務する勤務形態で訪問サービスを提供する第2サービス提供者に係る第2端末と、第1端末及び第2端末のそれぞれと通信可能なサーバとを備える訪問サービス管理支援システムにおけるサーバであって、第1サービス提供者のサービス提供希望日時を示す第1サービス提供者希望日時情報、第2サービス提供者のサービス提供希望日時を示す第2サービス提供者希望日時情報、及びサービス利用者のサービス利用希望日時を示すサービス利用者希望日時情報を記憶する記憶部を備えるサーバの制御方法であって、サーバが、サービス利用者希望日時情報が示す各日時について、第2サービス提供者希望日時情報が示す各日時を割り当て、サービス利用者希望日時情報が示す各日時のうちの第2サービス提供者希望日時情報が示す各日時が割り当てられていない各日時について、第1サービス提供者希望日時情報が示す各日時を割り当て、当該割当結果に基づいてサービス利用者、第1サービス提供者又は第2サービス提供者、及びサービス提供日時を含むサービス提供計画情報を作成し、サービス提供計画情報を記憶部に格納し、サービス提供計画情報を第1端末又は第2端末に送信する。
また、本発明に係るサーバの制御方法は、第1種別の勤務形態であって、長時間且つ連続的に勤務する勤務形態で訪問サービスを提供する第1サービス提供者に係る第1端末と、第1種別の勤務形態とは異なる第2種別の勤務形態であって、第1種別の勤務形態よりも短時間且つ離散的に勤務する勤務形態で訪問サービスを提供する第2サービス提供者に係る第2端末と、第1端末及び第2端末のそれぞれと通信可能なサーバとを備える訪問サービス管理支援システムにおけるサーバであって、第1サービス提供者のサービス提供希望日時を示す第1サービス提供者希望日時情報、第2サービス提供者のサービス提供希望日時を示す第2サービス提供者希望日時情報、及びサービス利用者のサービス利用希望日時を示すサービス利用者希望日時情報を記憶する記憶部を備えるサーバの制御方法であって、サーバが、サービス利用者希望日時情報が示す各日時について、第1サービス提供者希望日時情報が示す各日時及び第2サービス提供者希望日時情報が示す各日時を、第1サービス提供者希望日時情報が示す各日時よりも第2サービス提供者希望日時情報が示す各日時を優先させる制約条件に従って同時に割り当て、当該割当結果に基づいてサービス利用者、第1サービス提供者又は第2サービス提供者、及びサービス提供日時を示すサービス提供計画情報を作成し、サービス提供計画情報を記憶部に格納し、サービス提供計画情報を第1端末又は第2端末に送信する。
本発明に係るサーバの制御プログラムは、第1種別の勤務形態であって、長時間且つ連続的に勤務する勤務形態で訪問サービスを提供する第1サービス提供者に係る第1端末と、第1種別の勤務形態とは異なる第2種別の勤務形態であって、第1種別の勤務形態よりも短時間且つ離散的に勤務する勤務形態で訪問サービスを提供する第2サービス提供者に係る第2端末と、第1端末及び第2端末のそれぞれと通信可能なサーバとを備える訪問サービス管理支援システムにおけるサーバであって、第1サービス提供者のサービス提供希望日時を示す第1サービス提供者希望日時情報、第2サービス提供者のサービス提供希望日時を示す第2サービス提供者希望日時情報、及びサービス利用者のサービス利用希望日時を示すサービス利用者希望日時情報を記憶する記憶部を備えるサーバの制御プログラムであって、サーバに、サービス利用者希望日時情報が示す各日時について、第2サービス提供者希望日時情報が示す各日時を割り当て、サービス利用者希望日時情報が示す各日時のうちの第2サービス提供者希望日時情報が示す各日時が割り当てられていない各日時について、第1サービス提供者希望日時情報が示す各日時を割り当て、当該割当結果に基づいてサービス利用者、第1サービス提供者又は第2サービス提供者、及びサービス提供日時を含むサービス提供計画情報を作成し、サービス提供計画情報を記憶部に格納し、サービス提供計画情報を第1端末又は第2端末に送信することを実行させる。
また、本発明に係るサーバの制御プログラムは、第1種別の勤務形態であって、長時間且つ連続的に勤務する勤務形態で訪問サービスを提供する第1サービス提供者に係る第1端末と、第1種別の勤務形態とは異なる第2種別の勤務形態であって、第1種別の勤務形態よりも短時間且つ離散的に勤務する勤務形態で訪問サービスを提供する第2サービス提供者に係る第2端末と、第1端末及び第2端末のそれぞれと通信可能なサーバとを備える訪問サービス管理支援システムにおけるサーバであって、第1サービス提供者のサービス提供希望日時を示す第1サービス提供者希望日時情報、第2サービス提供者のサービス提供希望日時を示す第2サービス提供者希望日時情報、及びサービス利用者のサービス利用希望日時を示すサービス利用者希望日時情報を記憶する記憶部を備えるサーバの制御プログラムであって、サーバに、サービス利用者希望日時情報が示す各日時について、第1サービス提供者希望日時情報が示す各日時及び第2サービス提供者希望日時情報が示す各日時を、第1サービス提供者希望日時情報が示す各日時よりも第2サービス提供者希望日時情報が示す各日時を優先させる制約条件に従って同時に割り当て、当該割当結果に基づいてサービス利用者、第1サービス提供者又は第2サービス提供者、及びサービス提供日時を示すサービス提供計画情報を作成し、サービス提供計画情報を記憶部に格納し、サービス提供計画情報を第1端末又は第2端末に送信することを実行させる。
本発明に係るサーバ、その制御方法、及びその制御プログラムは、サービス提供者のスケジューリングにおいて、常勤スタッフよりも非常勤スタッフを優先して割り当てることにより、非常勤スタッフが自身の希望する時間帯にサービス提供業務を行いやすくなるため、サービス提供者の就業機会を向上させ、もって、サービス利用者によるサービスの利用機会を向上させることを可能とする。
訪問サービス管理支援システムの概略構成の一例を示す図である。 携帯端末の概略構成の一例を示す図である。 サーバの概略構成の一例を示す図である。 各種管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 各種管理テーブルのデータ構造の他の一例を示す図である。 携帯端末の表示画面の一例を示す図である。 携帯端末の表示画面の他の一例を示す図である。 サーバの動作フローの一例を示す図である。 サーバの動作フローの他の一例を示す図である。 サーバの動作フローのさらに他の一例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の様々な実施形態について説明する。ただし、本発明の技術的範囲はそれらの実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。
(1)本実施形態の概略
本実施形態では、管理者(サービス提供者を含む)は、いつ、どのサービス提供者が、どのサービス利用者に対して、どのようなサービスを提供するかを示すサービス提供計画を作成する。ここで、サービス提供者には、長時間且つ連続的に勤務する勤務形態でサービスを提供する常勤スタッフと、常勤スタッフよりも短時間且つ離散的に勤務する勤務形態でサービスを提供する非常勤スタッフとが含まれるものとし、管理者は、常勤スタッフよりも非常勤スタッフを優先させてサービス提供計画を作成するものとする。サービス提供者は、サービス提供計画を適宜照会しながらサービスを提供する。そして、サービスを提供した後に、サービス提供者は、サービス提供記録を作成する。
なお、本実施形態では、サービス提供者が提供するサービスとして、訪問介護サービスを想定するが、本発明はこれに限定されるものではない。当該サービスは、本発明が適用可能であればよく、例えば、訪問看護サービスや訪問診療サービス、病院等の施設での介護サービスや看護サービス、診療サービス等でもよい。
管理者やサービス提供者は、サービス提供計画の作成や照会、サービス提供記録の作成等(以下「サービス提供計画の作成等」と称する)を携帯端末に指示する。携帯端末は、ユーザからの指示に応じて、サービス提供計画の作成等をサーバに要求する。サーバは、携帯端末からの要求に応じて、サービス提供計画の作成等を行う。
(2)訪問サービス管理支援システム1の構成
図1は、訪問サービス管理支援システム1の概略構成の一例を示す図である。
訪問サービス管理支援システム1は、少なくとも一台の携帯端末2と、サーバ3とを備える。携帯端末2とサーバ3とは、通信ネットワークを介して相互に接続され、例えば、基地局4、移動体通信網5、ゲートウェイ6、及びインターネット7を介して相互に接続される。携帯端末2で実行されるプログラム(例えば、閲覧プログラム)と、サーバ3で実行されるプログラム(例えば、訪問サービス管理支援プログラム)とは、ハイパーテキスト転送プロトコル(Hypertext Transfer Protocol, HTTP)等の通信プロトコルを用いて通信を行う。
(2.1)携帯端末2の構成
図2は、携帯端末2の概略構成の一例を示す図である。
携帯端末2は、基地局4、移動体通信網5、ゲートウェイ6、及びインターネット7を介してサーバ3に接続し、サーバ3と通信を行う。携帯端末2は、ユーザによる操作部23(ボタン等)の操作に応じて、サービス提供計画の作成等をサーバ3に要求する。また、携帯端末2は、サーバ3からサービス提供計画の作成等に係る表示データを受信して表示する。そのために、携帯端末2は、端末通信部21と、端末記憶部22と、操作部23と、表示部24と、端末処理部25とを備える。
なお、本実施形態では、携帯端末2として、タブレット端末を想定するが、本発明はこれに限定されるものではない。携帯端末2は、本発明が適用可能であればよく、例えば、タブレットPC、ノートPC、多機能携帯電話(所謂「スマートフォン」)、携帯電話(所謂「フィーチャーフォン」)、携帯情報端末(Personal Digital Assistant, PDA)等でもよい。
端末通信部21は、所定の周波数帯を感受帯域とするアンテナを含む、通信インターフェース回路を備え、携帯端末2を無線通信ネットワークに接続する。端末通信部21は、基地局4により割り当てられるチャネルを介して、基地局4との間でCDMA(Code Division Multiple Access)方式等による無線信号回線を確立し、基地局4との間で通信を行う。そして、端末通信部21は、端末処理部25から供給されたデータをサーバ3等に送信する。また、端末通信部21は、サーバ3等から受信したデータを端末処理部25に供給する。
端末記憶部22は、例えば、半導体メモリ装置、磁気ディスク装置、又は光ディスク装置のうちの少なくともいずれか一つを備える。端末記憶部22は、端末処理部25での処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、端末記憶部22は、ドライバプログラムとして、操作部23を制御する入力デバイスドライバプログラム、表示部24を制御する出力デバイスドライバプログラム等を記憶する。また、端末記憶部22は、アプリケーションプログラムとして、サービス提供計画の作成等に係る表示データの取得及び表示を行う閲覧プログラム等を記憶する。また、端末記憶部22は、データとして、サービス提供計画の作成等に係る表示データ、映像データ、画像データ等を記憶する。さらに、端末記憶部22は、所定の処理に係る一時的なデータを一時的に記憶してもよい。
操作部23は、携帯端末2の操作が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、タッチパッド、キーボード等である。ユーザは、操作部23を用いて、文字、数字等を入力することができる。操作部23は、ユーザにより操作されると、その操作に対応する信号を発生する。そして、発生した信号は、ユーザの指示として、端末処理部25に供給される。
表示部24も、映像、画像等の表示が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等である。表示部24は、端末処理部25から供給された映像データに応じた映像、画像データに応じた画像等を表示する。
端末処理部25は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を備える。端末処理部25は、携帯端末2の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。端末処理部25は、携帯端末2の各種処理が端末記憶部22に記憶されているプログラム、操作部23の操作等に応じて適切な手順で実行されるように、端末通信部21、表示部24等の動作を制御する。端末処理部25は、端末記憶部22に記憶されているプログラム(オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、端末処理部25は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行することができる。
(2.1.1)端末処理部25の構成
端末処理部25は、少なくとも閲覧実行部251を備える。これらの各部は、端末処理部25が備えるプロセッサで実行されるプログラムにより実現される機能モジュールである。あるいは、これらの各部は、ファームウェアとして携帯端末2に実装されてもよい。
閲覧実行部251は、サービス提供計画の作成等に係る表示データの取得及び表示を行う。即ち、ユーザからの指示に応じて、サービス提供計画の作成等に係る表示データの取得要求を、端末通信部21を介してサーバ3に送信する。また、閲覧実行部251は、対応する表示データを、サーバ3から端末通信部21を介して受信する。閲覧実行部251は、受信した表示データに基づいて描画データを作成する。即ち、閲覧実行部251は、受信した表示データを解析して制御データ及び内容データを特定し、特定した制御データに従って同じく特定した内容データをレイアウトし、描画データを作成する。そして、閲覧実行部251は、作成した描画データを表示部24に出力する。
(2.2)サーバ3の構成
図3は、サーバ3の概略構成の一例を示す図である。
サーバ3は、携帯端末2からの要求に応じて、サービス提供計画の作成等を行う。また、サーバ3は、サービス提供計画の作成等に係る表示データを作成して携帯端末2に送信する。そのために、サーバ3は、サーバ通信部31と、サーバ記憶部32と、サーバ処理部33とを備える。
サーバ通信部31は、サーバ3をインターネット7に接続するための通信インターフェース回路を備え、インターネット7との間で通信を行う。そして、サーバ通信部31は、携帯端末2等から受信したデータをサーバ処理部33に供給する。また、サーバ通信部31は、サーバ処理部33から供給されたデータを携帯端末2等に送信する。
サーバ記憶部32は、例えば、磁気テープ装置、磁気ディスク装置、又は光ディスク装置のうちの少なくともいずれか一つを備える。サーバ記憶部32は、サーバ処理部33での処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、サーバ記憶部32は、アプリケーションプログラムとして、サービス提供計画の作成等を行い、その結果に係る表示データを作成する訪問サービス管理支援プログラム等を記憶する。また、サーバ記憶部32は、データとして、常勤スタッフの属性情報を管理する常勤スタッフ属性情報管理テーブル(図4(a))や非常勤スタッフの属性情報を管理する常勤スタッフ属性情報管理テーブル(図4(b))、サービス利用者の属性情報を管理するサービス利用者属性情報管理テーブル(図4(c))、常勤スタッフのサービス提供希望日時を管理する常勤スタッフ希望日時管理テーブル(図4(d))、非常勤スタッフのサービス提供希望日時を管理する非常勤スタッフ希望日時管理テーブル(図4(e))、サービス利用者のサービス利用希望日時を管理するサービス利用者希望日時管理テーブル(図4(f))、サービス提供計画を作成する際の制約条件データ、サービス提供計画を管理するサービス提供計画管理テーブル(図5(a))、サービス行為の作業手順を管理する作業手順管理テーブル(図5(b))、サービス提供記録の入力フォームデータ、サービス提供記録を管理するサービス提供記録管理テーブル(図5(c))等を記憶する。さらに、サーバ記憶部32は、所定の処理に係る一時的なデータを一時的に記憶してもよい。
図4及び図5は、各種管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。
図4(a)には、常勤スタッフの属性情報を管理する常勤スタッフ属性情報管理テーブルが示されている。常勤スタッフ属性情報管理テーブルは、各常勤スタッフについて、当該常勤スタッフの識別番号(ID)や氏名、性別、有資格(例えば、介護士やホームヘルパー等)等を記憶する。
なお、本実施形態では、訪問介護サービスの例として有資格欄には「介護士」と表示しているが、例えば訪問看護サービスの場合は「看護師」等の表示となる。
図4(b)には、非常勤スタッフの属性情報を管理する非常勤スタッフ属性情報管理テーブルが示されている。非常勤スタッフ属性情報管理テーブルは、各非常勤スタッフについて、当該非常勤スタッフのIDや氏名、性別、有資格(例えば、介護士やホームヘルパー等)等を記憶する。
図4(c)には、サービス利用者の属性情報を管理するサービス利用者属性情報管理テーブルが示されている。サービス利用者属性情報管理テーブルは、各サービス利用者について、当該サービス利用者のIDや氏名、生年月日、性別、住所、介護区分(例えば、要支援、要介護1〜5等)、希望(例えば、スタッフに関する希望等)等を記憶する。
図4(d)には、常勤スタッフのサービス提供希望日時を管理する常勤スタッフ希望日時管理テーブルが示されている。常勤スタッフ希望日時管理テーブルは、各常勤スタッフについて、当該常勤スタッフのIDや休暇取得希望日等を記憶する。
図4(e)には、非常勤スタッフのサービス提供希望日時を管理する非常勤スタッフ希望日時管理テーブルが示されている。非常勤スタッフ希望日時管理テーブルは、各非常勤スタッフについて、当該非常勤スタッフのIDやサービス提供希望日時等を記憶する。
図4(f)には、サービス利用者のサービス利用希望日時を管理するサービス利用者希望日時管理テーブルが示されている。サービス利用者希望日時管理テーブルは、各サービス利用者について、当該サービス利用者のIDやサービス利用希望日時、利用サービス行為(例えば、排泄介助や食事介助、清拭等)のID等を記憶する。
図5(a)には、サービス提供計画を管理するサービス提供計画管理テーブルが示されている。サービス提供計画管理テーブルは、各個別サービス提供計画について、当該個別サービス提供計画のIDや当該個別サービス提供計画に係るサービス利用者のID、サービス提供者のID、サービス提供日時、提供サービス行為のID、サービス提供状況(「未」又は「済」)、サービス提供記録のID等を記憶する。
なお、これらの情報は、主に、サービス利用者やサービス提供者のスケジュールに関するものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。これらの情報以外にも、例えば、業務全体の流れ等、様々な計画に関する情報が含まれてもよい。
図5(b)には、サービス行為の作業手順を管理する作業手順管理テーブルが示されている。作業手順管理テーブルは、各サービス行為について、当該サービス行為のIDや名称、作業手順、サービス提供記録の入力フォームのID等を記憶する。
図5(c)には、サービス提供記録を管理するサービス提供記録管理テーブルが示されている。サービス提供記録管理テーブルは、各サービス提供記録について、当該サービス提供記録のIDや入力フォームのID、サービス提供状況等を記憶する。
サーバ処理部33は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を備える。サーバ処理部33は、サーバ3の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUである。サーバ処理部33は、サーバ3の各種処理がサーバ記憶部32に記憶されているプログラム、携帯端末2からの要求等に応じて適切な手順で実行されるように、サーバ通信部31等の動作を制御する。サーバ処理部33は、サーバ記憶部32に記憶されているプログラム(オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、サーバ処理部33は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行することができる。
(2.2.1)サーバ処理部33の機能
図6及び図7は、サーバ3により作成される表示データに基づく携帯端末2の表示画面の一例を示す図である。
図6(a)には、訪問サービス管理支援サービスを開始したときに表示されるホーム画面600が示されている。ホーム画面600は、サーバ3から受信したホーム画面表示データに基づいて表示される。
画面中央部には、ボタン601、602が表示されている。「サービス提供計画の作成」ボタン601の押下によりサービス提供計画の作成が、「サービス提供計画の照会」ボタン602の押下によりサービス提供計画の照会が、端末通信部21を介してサーバ3にそれぞれ要求される。
図6(b)には、図6(a)に示されるホーム画面600でサービス提供計画の作成を要求したときに表示されるサービス提供計画編集画面610が示されている。サービス提供計画編集画面610は、サーバ3から受信したサービス提供計画編集画面表示データに基づいて表示される。
画面中央部には一日分のサービス提供計画611が、横軸をサービス提供者、縦軸をサービス提供時間とする表形式で表示されており、その表内にはサービス利用者に対する個別サービス提供計画を示すアイコン612〜614が表示されている。アイコン612〜614の押下により、対応する個別サービス提供計画に係るサービス利用者のIDをパラメータとして、サービス利用者の属性情報の照会が、端末通信部21を介してサーバ3に要求される。また、アイコン612〜614の移動により、対応する個別サービス提供計画に係るサービス提供者を変更することができる。
また、画面上部には、ボタン615、616が表示されている。「前日」ボタン615の押下により前日分のサービス提供計画611の照会が、「翌日」ボタン616の押下により翌日分のサービス提供計画611の照会が、対応する日付をパラメータとして、端末通信部21を介してサーバ3にそれぞれ要求される。
さらに、画面下部には「確認」ボタン617が表示されており、当該ボタンの押下により、サービス提供計画のサーバ記憶部32への格納が、端末通信部21を介してサーバ3に要求される。
図6(c)には、図6(b)に示されるサービス提供計画編集画面610でサービス利用者の属性情報の照会を要求したときに表示される属性情報表示画面620が示されている。属性情報表示画面620は、サーバ3から受信した属性情報表示画面表示データに基づいて表示される。
画面中央部には、サービス利用者の属性情報621が項目毎に表示されている。
図6(d)には、図6(b)に示されるサービス提供計画編集画面610でサービス提供計画611を編集したときに表示されるサービス提供計画編集画面630が示されている。ここで、サービス利用者1に対する個別サービス提供計画に係るサービス提供者が、スタッフ1からスタッフ3に変更されている。また、当該変更を契機として、「確認」ボタン617が「修正」ボタン631に変化している。
「修正」ボタン631の押下により、当該変更に係る個別サービス提供計画のID及びサービス提供者のIDをパラメータとして、サービス提供計画の修正が、端末通信部21を介してサーバ3に要求される。
なお、図6には、サービス提供計画を作成する管理者用の画面を示したが、例えばサービス提供者のIDでログインした場合であれば、他のサービス提供者のサービス提供計画を見せずに、サービス提供者本人が担当するサービス提供計画のみを表示するようにしても良い。以下の説明も同様である。
図7(a)には、図6(a)に示されるホーム画面600でサービス提供計画の照会を要求したときに表示されるサービス提供計画表示画面700が示されている。サービス提供計画表示画面700は、サーバ3から受信したサービス提供計画表示画面表示データに基づいて表示される。
画面中央部には一日分のサービス提供計画701が、横軸をサービス提供者、縦軸をサービス提供時間とする表形式で表示されており、その表内にはサービス利用者に対する個別サービス提供計画を示すアイコン702〜704が表示されている。アイコン702〜704の押下により、対応する個別サービス提供計画のIDをパラメータとして、個別サービス提供計画の照会が、端末通信部21を介してサーバ3に要求される。
また、画面上部には、ボタン705、706が表示されている。「前日」ボタン705の押下により前日分のサービス提供計画701の照会が、「翌日」ボタン706の押下により翌日分のサービス提供計画701の照会が、対応する日付をパラメータとして、端末通信部21を介してサーバ3にそれぞれ要求される。
図7(b)には、図7(a)に示されるサービス提供計画表示画面700で個別サービス提供計画の照会を要求したときに表示される個別サービス提供計画表示画面710が示されている。個別サービス提供計画表示画面710は、サーバ3から受信した個別サービス提供計画表示画面表示データに基づいて表示される。
画面中央部には個別サービス提供計画711が項目毎に表示されており、そのうちのいくつかについてはボタン712〜715が表示されている。「照会」ボタン712の押下により、対応するサービス利用者のIDをパラメータとして、サービス利用者の属性情報の照会が、端末通信部21を介してサーバ3に要求される。また、「食事介助」ボタン713の押下により、対応するサービス行為のIDをパラメータとして、サービス行為の作業手順の照会が、端末通信部21を介してサーバ3に要求される。また、「変更」ボタン714の押下により、個別サービス提供計画711のIDをパラメータとして、サービス提供状況の「未」から「済」への変更が、端末通信部21を介してサーバ3に要求される。さらに、「入力」ボタン715の押下により、個別サービス提供計画711のIDをパラメータとして、サービス提供記録の入力フォームの送信が、端末通信部21を介してサーバ3に要求される。
また、画面下部には個別サービス提供計画711に係るサービス利用者に対する他の個別サービス提供計画716が項目毎に一覧表示されており、そのうちのいくつかについては「照会」ボタン717が表示されている。「照会」ボタン717の押下により、対応する個別サービス提供計画のIDをパラメータとして、サービス提供記録の照会が、端末通信部21を介してサーバ3に要求される。
図7(c)には、図7(b)に示される個別サービス提供計画表示画面710でサービス行為の作業手順の照会を要求したときに表示される作業手順表示画面720が示されている。作業手順表示画面720は、サーバ3から受信した作業手順表示画面表示データに基づいて表示される。
画面中央部には、サービス行為の作業手順721が順を追って表示されている。
図7(d)には、図7(b)に示される個別サービス提供計画表示画面710でサービス提供記録の入力フォームの送信を要求したときに表示されるサービス提供記録入力画面730が示されている。サービス提供記録入力画面730は、サーバ3から受信したサービス提供記録入力画面表示データに基づいて表示される。
画面上部には、個別サービス提供計画731が項目毎に表示されている。
また、画面中央部にはサービス行為毎にチェックボックスやラジオボタン、テキストエリア等の入力欄732が複数表示されており、該当する入力欄をチェック等することにより、サービス提供記録を入力することができる。
さらに、画面下部には「送信」ボタン733が表示されており、当該ボタンの押下により、個別サービス提供計画731のID、入力欄732への入力データ、及び対応する入力フォームのIDをパラメータとして、サービス提供記録のサーバ記憶部32への格納が、端末通信部21を介してサーバ3に要求される。
(2.2.2)サーバ処理部33の構成
以上の機能を実現するために、サーバ処理部33は、サービス提供計画情報作成部331と、サービス提供計画情報照会部332と、サービス提供計画情報更新部333と、サービス利用者管理情報照会部334と、サービス利用者管理情報更新部335とを備える。これらの各部は、サーバ処理部33が備えるプロセッサで実行されるプログラムにより実現される機能モジュールである。あるいは、これらの各部は、ファームウェアとしてサーバ3に実装されてもよい。
以下、サービス提供計画情報作成部331による処理について説明する。サービス提供計画情報作成部331は、サービス提供計画を作成して管理者に提示する。また、管理者によりサービス提供計画が修正された場合に、サービス提供計画情報作成部331は、当該修正が反映されるように、再度、サービス提供計画を作成して管理者に提示する。そして、管理者によりサービス提供計画が確認された場合に、サービス提供計画情報作成部331は、当該サービス提供計画をサーバ記憶部32に格納する。
具体的には、携帯端末2からサーバ通信部31を介して、サービス提供計画の作成要求を受信した場合に、サービス提供計画情報作成部331は、サービス利用者のサービス利用希望日時を抽出する。例えばこの先1週間分のサービス提供計画を作成するのであれば、1週間分のサービス利用希望日時に関する情報を抽出する。どの期間の計画を作成するかは、既定値を設けておいても良く、或いはその都度指定しても良い。
即ち、サービス提供計画情報作成部331は、サーバ記憶部32に記憶されているサービス利用者希望日時管理テーブルを参照し、各サービス利用者について、所定期間の当該サービス利用者のサービス利用希望日時を抽出する。
サービス提供計画情報作成部331は、非常勤スタッフのサービス提供希望日時を抽出する。
即ち、サービス提供計画情報作成部331は、サーバ記憶部32に記憶されている非常勤スタッフ希望日時管理テーブルを参照し、各非常勤スタッフについて、サービス利用者の各サービス利用希望日時と同じ所定期間の当該非常勤スタッフのサービス提供希望日時を抽出する。
サービス提供計画情報作成部331は、抽出したサービス利用者のサービス利用希望日時及び非常勤スタッフのサービス提供希望日時に基づいて、非常勤スタッフのサービス提供計画を作成する。
即ち、サービス提供計画情報作成部331は、抽出したサービス利用者の各サービス利用希望日時について、同じく抽出した非常勤スタッフの各サービス提供希望日時との比較を行い、両希望日時が合致する時間帯に割り当て、その結果(サービス利用者のID、非常勤スタッフのID、及びサービス提供日時の組み合わせ)を、新たに採番した個別サービス提供計画IDを付与した上で、サーバ記憶部32に一時的に格納する。
なお、サービス利用者へのサービス提供者の割り当ては、一般にナーススケジューリング問題として知られており、様々な解法が提案されている。例えば、サービス提供者を生産機械、サービス利用者を生産の最小単位であるロットと置き換えると、並列機械型のスケジューリングと見なすことができ、分岐限定法、ニューラルネットワーク、遺伝的アルゴリズム等の最適化手法を用いたものが提案されている(例えば、当麻 淳治、外2名著、「遺伝アルゴリズムによる作業割当問題の解法」、システム制御情報学会論文誌、システム制御情報学会、1994年10月15日、第7巻、第10号、pp.433−435)。したがって、サービス利用者へのサービス提供者の割当処理の詳細については、説明を省略する。
サービス提供計画情報作成部331は、作成した非常勤スタッフのサービス提供計画に基づいてサービス提供計画編集画面表示データを作成する。
即ち、サービス提供計画情報作成部331は、所定の日付をキーとして、サーバ記憶部32に記憶されている非常勤スタッフのサービス提供計画を参照し、対応する個別サービス提供計画を特定する。また、サービス提供計画情報作成部331は、特定した個別サービス提供計画に係るサービス利用者のIDをキーとして、サーバ記憶部32に記憶されているサービス利用者属性情報管理テーブルを参照し、対応するサービス利用者の氏名を抽出する。さらに、サービス提供計画情報作成部331は、特定した個別サービス提供計画に係る非常勤スタッフのIDをキーとして、サーバ記憶部32に記憶されている非常勤スタッフ属性情報管理テーブルを参照し、対応する非常勤スタッフの氏名を抽出する。そして、サービス提供計画情報作成部331は、特定した個別サービス提供計画について、当該個別サービス提供計画のIDや当該個別サービス提供計画に係るサービス利用者のID、非常勤スタッフのID等を含み、抽出したサービス利用者の氏名や非常勤スタッフの氏名、当該個別サービス提供計画に係るサービス提供時間、各種指示を受け付けるアイコン及びボタン等を所定のレイアウトで表示させるためのサービス提供計画編集画面表示データを作成する。
サービス提供計画情報作成部331は、作成したサービス提供計画編集画面表示データを、サーバ通信部31を介して携帯端末2に送信する。
携帯端末2からサーバ通信部31を介して、サービス提供計画の日付指定照会要求を受信した場合に、サービス提供計画情報作成部331は、作成した非常勤スタッフのサービス提供計画に基づいてサービス提供計画編集画面表示データを作成する。
即ち、サービス提供計画情報作成部331は、パラメータとして与えられた日付をキーとして、サーバ記憶部32に記憶されている非常勤スタッフのサービス提供計画を参照し、対応する個別サービス提供計画を特定する。そして、サービス提供計画情報作成部331は、上記と同様の手順により、特定した個別サービス提供計画に基づいてサービス提供計画編集画面表示データを作成する。
一方、サービス提供計画の修正要求を受信した場合に、サービス提供計画情報作成部331は、当該修正が反映されるように、再度、抽出したサービス利用者のサービス利用希望日時及び非常勤スタッフのサービス提供希望日時に基づいて、非常勤スタッフのサービス提供計画を作成する。
即ち、サービス提供計画情報作成部331は、パラメータとして与えられたIDに対応する個別サービス提供計画に係るサービス利用者及びサービス提供日時(サービス利用希望日時)並びに同じくパラメータとして与えられたIDに対応するサービス提供者の組み合わせを制約条件として設定し、当該制約条件を充足するように、抽出したサービス利用者の各サービス利用希望日時について、同じく抽出した非常勤スタッフの各サービス提供希望日時を割り当てる。
一方、サービス提供計画の格納要求を受信した場合に、サービス提供計画情報作成部331は、作成した非常勤スタッフのサービス提供計画をサーバ記憶部32に格納する。
即ち、サービス提供計画情報作成部331は、サーバ記憶部32に記憶されている非常勤スタッフのサービス提供計画を参照し、個別サービス提供計画を特定する。また、サービス提供計画情報作成部331は、特定した個別サービス提供計画に係るサービス利用者のID及びサービス提供日時をキーとして、サーバ記憶部32に記憶されているサービス利用者希望日時管理テーブルを参照し、対応する利用サービス行為のIDを抽出する。そして、サービス提供計画情報作成部331は、特定した個別サービス提供計画のID、当該個別サービス提供計画に係るサービス利用者のID、サービス提供者のID、サービス提供日時、抽出した利用サービス行為のID、サービス提供状況(「未」)、サービス提供記録のID(「なし」)等を、サーバ記憶部32に記憶されているサービス提供計画管理テーブルに格納する。
続いて、サービス提供計画情報作成部331は、抽出したサービス利用者のサービス利用希望日時のうち、作成した非常勤スタッフのサービス提供計画に係るサービス提供日時でないもの(以下「サービス利用者の未割当サービス利用希望日時」と称する)を特定する。
サービス提供計画情報作成部331は、常勤スタッフのサービス提供希望日時を抽出する。
即ち、サービス提供計画情報作成部331は、サーバ記憶部32に記憶されている常勤スタッフ希望日時管理テーブルを参照し、各常勤スタッフについて、サービス利用者の各サービス利用希望日時と同じ所定期間、或いは、未割当サービス利用希望日時が含まれる期間の当該常勤スタッフのサービス提供希望日時を抽出する。
サービス提供計画情報作成部331は、特定したサービス利用者の未割当サービス利用希望日時及び抽出した常勤スタッフのサービス提供希望日時に基づいて、常勤スタッフのサービス提供計画を作成する。
即ち、サービス提供計画情報作成部331は、特定したサービス利用者の各未割当サービス利用希望日時について、抽出した常勤スタッフの各サービス提供希望日時との比較を行い、両希望日時が合致する時間帯に割り当て、その結果を、新たに採番した個別サービス提供計画IDを付与した上で、サーバ記憶部32に一時的に格納する。
サービス提供計画情報作成部331は、作成した常勤スタッフのサービス提供計画に基づいてサービス提供計画編集画面表示データを作成する。
即ち、サービス提供計画情報作成部331は、所定の日付をキーとして、サーバ記憶部32に記憶されている常勤スタッフのサービス提供計画を参照し、対応する個別サービス提供計画を特定する。そして、サービス提供計画情報作成部331は、上記と同様の手順により、特定した個別サービス提供計画に基づいてサービス提供計画編集画面表示データを作成する。
サービス提供計画情報作成部331は、作成したサービス提供計画編集画面表示データを、サーバ通信部31を介して携帯端末2に送信する。
携帯端末2からサーバ通信部31を介して、サービス提供計画の日付指定照会要求を受信した場合に、サービス提供計画情報作成部331は、作成した常勤スタッフのサービス提供計画に基づいてサービス提供計画編集画面表示データを作成する。
即ち、サービス提供計画情報作成部331は、パラメータとして与えられた日付をキーとして、サーバ記憶部32に記憶されている常勤スタッフのサービス提供計画を参照し、対応する個別サービス提供計画を特定する。そして、サービス提供計画情報作成部331は、上記と同様の手順により、特定した個別サービス提供計画に基づいてサービス提供計画編集画面表示データを作成する。
一方、サービス提供計画の修正要求を受信した場合に、サービス提供計画情報作成部331は、当該修正が反映されるように、再度、特定したサービス利用者の未割当サービス利用希望日時及び抽出した常勤スタッフのサービス提供希望日時に基づいて、常勤スタッフのサービス提供計画を作成する。
即ち、サービス提供計画情報作成部331は、当該修正の内容を制約条件として設定し、当該制約条件を充足するように、特定したサービス利用者の各未割当サービス利用希望日時について、抽出した常勤スタッフの各サービス提供希望日時を割り当てる。
一方、サービス提供計画の格納要求を受信した場合に、サービス提供計画情報作成部331は、作成した常勤スタッフのサービス提供計画をサーバ記憶部32に格納する。
即ち、サービス提供計画情報作成部331は、サーバ記憶部32に記憶されている常勤スタッフのサービス提供計画を参照し、個別サービス提供計画を特定する。そして、サービス提供計画情報作成部331は、上記と同様の手順により、特定した個別サービス提供計画等をサーバ記憶部32に記憶されているサービス提供計画管理テーブルに格納する。
以上の処理により、例えば、図4(d)に示される常勤スタッフ希望日時管理テーブル、図4(e)に示される非常勤スタッフ希望日時管理テーブル、及び図4(f)に示されるサービス利用者希望日時管理テーブルが与えられた場合に、図5(a)に示されるサービス提供計画管理テーブルが作成されることになる。
以下、サービス提供計画情報照会部332による処理について説明する。サービス提供計画情報照会部332は、サービス提供計画を照会してサービス提供者に提示する。
具体的には、携帯端末2からサーバ通信部31を介して、サービス提供計画の照会要求を受信した場合に、サービス提供計画情報照会部332は、サービス提供計画に基づいてサービス提供計画表示画面表示データを作成する。
即ち、サービス提供計画情報照会部332は、所定の日付をキーとして、サーバ記憶部32に記憶されているサービス提供計画管理テーブルを参照し、対応する個別サービス提供計画を特定する。また、サービス提供計画情報照会部332は、特定した個別サービス提供計画に係るサービス利用者のIDをキーとして、サーバ記憶部32に記憶されているサービス利用者属性情報管理テーブルを参照し、対応するサービス利用者の氏名を抽出する。さらに、サービス提供計画情報照会部332は、特定した個別サービス提供計画に係るサービス提供者のIDをキーとして、サーバ記憶部32に記憶されている常勤スタッフ属性情報管理テーブル及び非常勤スタッフ属性情報管理テーブルを参照し、対応するサービス提供者の氏名を抽出する。そして、サービス提供計画情報照会部332は、特定した個別サービス提供計画について、当該個別サービス提供計画のID等を含み、抽出したサービス利用者の氏名やサービス提供者の氏名、当該個別サービス提供計画に係るサービス提供時間、各種指示を受け付けるアイコン及びボタン等を所定のレイアウトで表示させるためのサービス提供計画表示画面表示データを作成する。図7(a)は、サービス提供計画の画面表示の一例である。
サービス提供計画情報照会部332は、作成したサービス提供計画表示画面表示データを、サーバ通信部31を介して携帯端末2に送信する。
携帯端末2からサーバ通信部31を介して、サービス提供計画の日付指定照会要求を受信した場合に、サービス提供計画情報照会部332は、サービス提供計画に基づいてサービス提供計画表示画面表示データを作成する。
即ち、サービス提供計画情報照会部332は、パラメータとして与えられた日付をキーとして、サーバ記憶部32に記憶されているサービス提供計画管理テーブルを参照し、対応する個別サービス提供計画を特定する。そして、サービス提供計画情報照会部332は、上記と同様の手順により、特定した個別サービス提供計画に基づいてサービス提供計画表示画面表示データを作成する。
一方、個別サービス提供計画の照会要求を受信した場合に、サービス提供計画情報照会部332は、個別サービス提供計画に基づいて個別サービス提供計画表示画面表示データを作成する。
即ち、サービス提供計画情報照会部332は、パラメータとして与えられた個別サービス提供計画のIDをキーとして、サーバ記憶部32に記憶されているサービス提供計画管理テーブルを参照し、対応する個別サービス提供計画を特定する。また、サービス提供計画情報照会部332は、特定した個別サービス提供計画に係るサービス利用者のIDをキーとして、サーバ記憶部32に記憶されているサービス利用者属性情報管理テーブルを参照し、対応するサービス利用者の氏名を抽出する。また、サービス提供計画情報照会部332は、特定した個別サービス提供計画に係るサービス提供者のIDをキーとして、サーバ記憶部32に記憶されている常勤スタッフ属性情報管理テーブル及び非常勤スタッフ属性情報管理テーブルを参照し、対応するサービス提供者の氏名を抽出する。さらに、サービス提供計画情報照会部332は、特定した個別サービス提供計画に係る提供サービス行為のIDをキーとして、サーバ記憶部32に記憶されている作業手順管理テーブルを参照し、対応する提供サービス行為の名称を抽出する。そして、サービス提供計画情報照会部332は、特定した個別サービス提供計画について、当該個別サービス提供計画のIDや当該個別サービス提供計画に係るサービス利用者のID、提供サービス行為のID等を含み、抽出したサービス利用者の氏名やサービス提供者の氏名、提供サービス行為の名称、当該個別サービス提供計画に係るサービス提供日時、サービス提供状況、各種指示を受け付けるボタン等を所定のレイアウトで表示させるための個別サービス提供計画表示画面表示データを作成する。図7(b)は、個別サービス提供計画の画面表示の一例である。
以下、サービス提供計画情報更新部333による処理について説明する。サービス提供計画情報更新部333は、サービス提供計画を更新する手段をサービス提供者に提供する。
具体的には、携帯端末2からサーバ通信部31を介して、サービス提供状況の変更要求を受信した場合に、サービス提供計画情報更新部333は、個別サービス提供計画に係るサービス提供状況を変更する。
即ち、サービス提供計画情報更新部333は、パラメータとして与えられた個別サービス提供計画のIDをキーとして、サーバ記憶部32に記憶されているサービス提供計画管理テーブルを参照し、対応する個別サービス提供計画を特定する。そして、サービス提供計画情報更新部333は、特定した個別サービス提供計画に係るサービス提供状況を「未」から「済」に変更する。例えば図7(b)に示すように、「変更」ボタン714を押下することにより、サービス提供状況が「未」から「済」へ変更され、当該変更指示がサーバ3に送信されてサービス提供状況のデータが更新される。
以下、サービス利用者管理情報照会部334による処理について説明する。サービス利用者管理情報照会部334は、サービス利用者の属性情報等を照会してサービス提供者に提示する。
具体的には、携帯端末2からサーバ通信部31を介して、サービス利用者の属性情報の照会要求を受信した場合に、サービス利用者管理情報照会部334は、属性情報表示画面表示データを作成する。
即ち、サービス利用者管理情報照会部334は、パラメータとして与えられたサービス利用者のIDをキーとして、サーバ記憶部32に記憶されているサービス利用者属性情報管理テーブルを参照し、対応するサービス利用者の属性情報を抽出する。そして、サービス利用者管理情報照会部334は、抽出したサービス利用者の属性情報等を所定のレイアウトで表示させるための属性情報表示画面表示データを作成する。図6(c)は、サービス利用者の属性情報の画面表示の一例である。
一方、サービス行為の作業手順の照会要求を受信した場合に、サービス利用者管理情報照会部334は、作業手順表示画面表示データを作成する。
即ち、サービス利用者管理情報照会部334は、パラメータとして与えられたサービス行為のIDをキーとして、サーバ記憶部32に記憶されている作業手順管理テーブルを参照し、対応するサービス行為の名称及び作業手順を抽出する。そして、サービス利用者管理情報照会部334は、抽出したサービス行為の名称や作業手順等を所定のレイアウトで表示させるための作業手順表示画面表示データを作成する。図7(c)は、作業手順情報の画面表示の一例である。
一方、サービス提供記録の照会要求を受信した場合に、サービス利用者管理情報照会部334は、サービス提供記録表示画面表示データを作成する。
即ち、サービス利用者管理情報照会部334は、パラメータとして与えられた個別サービス提供計画のIDをキーとして、サーバ記憶部32に記憶されているサービス提供計画管理テーブルを参照し、対応する個別サービス提供計画を特定する。また、サービス利用者管理情報照会部334は、特定した個別サービス提供計画に係るサービス利用者のIDをキーとして、サーバ記憶部32に記憶されているサービス利用者属性情報管理テーブルを参照し、対応するサービス利用者の氏名を抽出する。また、サービス利用者管理情報照会部334は、特定した個別サービス提供計画に係るサービス提供者のIDをキーとして、サーバ記憶部32に記憶されている常勤スタッフ属性情報管理テーブル及び非常勤スタッフ属性情報管理テーブルを参照し、対応するサービス提供者の氏名を抽出する。また、サービス利用者管理情報照会部334は、特定した個別サービス提供計画に係るサービス提供記録のIDを抽出する。また、サービス利用者管理情報照会部334は、抽出したサービス提供記録のIDをキーとして、サーバ記憶部32に記憶されているサービス提供記録管理テーブルを参照し、対応する入力フォームのID及びサービス提供状況を抽出する。また、サービス利用者管理情報照会部334は、抽出した入力フォームのIDに対応する入力フォームデータを、サーバ記憶部32から取得する。そして、サービス利用者管理情報照会部334は、取得した入力フォームデータを用いて、抽出したサービス利用者の氏名やサービス提供者の氏名、特定した個別サービス提供計画に係るサービス提供日時、抽出したサービス提供状況等を所定のレイアウトで表示させるためのサービス提供記録表示画面表示データを作成する。
サービス利用者管理情報照会部334は、作成した属性情報表示画面表示データ等を、サーバ通信部31を介して携帯端末2に送信する。
以下、サービス利用者管理情報更新部335による処理について説明する。サービス利用者管理情報更新部335は、サービス利用者の管理情報を更新する手段をサービス提供者に提供する。
具体的には、携帯端末2からサーバ通信部31を介して、サービス提供記録の入力フォームの送信要求を受信した場合に、サービス利用者管理情報更新部335は、サービス提供記録入力画面表示データを作成する。
即ち、サービス利用者管理情報更新部335は、パラメータとして与えられた個別サービス提供計画のIDをキーとして、サーバ記憶部32に記憶されているサービス提供計画管理テーブルを参照し、対応する個別サービス提供計画を特定する。また、サービス利用者管理情報更新部335は、特定した個別サービス提供計画に係るサービス利用者のIDをキーとして、サーバ記憶部32に記憶されているサービス利用者属性情報管理テーブルを参照し、対応するサービス利用者の氏名を抽出する。また、サービス利用者管理情報更新部335は、特定した個別サービス提供計画に係るサービス提供者のIDをキーとして、サーバ記憶部32に記憶されている常勤スタッフ属性情報管理テーブル及び非常勤スタッフ属性情報管理テーブルを参照し、対応するサービス提供者の氏名を抽出する。また、サービス利用者管理情報更新部335は、特定した個別サービス提供計画に係る提供サービス行為のIDを抽出する。また、サービス利用者管理情報更新部335は、抽出した提供サービス行為のIDをキーとして、サーバ記憶部32に記憶されている作業手順管理テーブルを参照し、対応するサービス提供記録の入力フォームのIDを抽出する。また、サービス利用者管理情報更新部335は、抽出した入力フォームのIDに対応する入力フォームデータを、サーバ記憶部32から取得する。そして、サービス利用者管理情報更新部335は、取得した入力フォームデータを用いて、与えられた個別サービス提供計画のIDや抽出した入力フォームのID等を含み、抽出したサービス利用者の氏名やサービス提供者の氏名、特定した個別サービス提供計画に係るサービス提供日時、入力欄等を所定のレイアウトで表示させるためのサービス提供記録入力画面表示データを作成する。図7(d)は、サービス提供記録入力フォームの画面表示の一例である。
サービス利用者管理情報更新部335は、作成したサービス提供記録入力画面表示データを、サーバ通信部31を介して携帯端末2に送信する。
携帯端末2からサーバ通信部31を介して、サービス提供記録の格納要求を受信した場合に、サービス利用者管理情報更新部335は、サービス提供記録をサーバ記憶部32に格納する。
即ち、サービス利用者管理情報更新部335は、パラメータとして与えられた個別サービス提供計画のIDをキーとして、サーバ記憶部32に記憶されているサービス提供計画管理テーブルを参照し、対応する個別サービス提供計画を特定する。また、サービス利用者管理情報更新部335は、同じくパラメータとして与えられた入力フォームのID及び入力欄への入力データ(サービス提供状況)を、新たに採番したサービス提供記録IDを付与した上で、サーバ記憶部32に記憶されているサービス提供記録管理テーブルに格納する。そして、サービス利用者管理情報更新部335は、付与したサービス提供記録IDを、特定した個別サービス提供計画に係るサービス提供記録のIDとして格納する。
(3)サーバ3の動作
図8〜図10は、サーバ3の動作フローの一例を示す図である。なお、以下に説明する動作フローは、予めサーバ記憶部32に記憶されているプログラムに基づいて、主にサーバ処理部33により、サーバ3の各要素と協働して実行される。
図8は、サービス提供計画情報作成部331の動作フローの一例を示す図である。
携帯端末2からサーバ通信部31を介して、サービス提供計画の作成要求を受信した場合に、サービス提供計画情報作成部331は、サービス利用者のサービス利用希望日時を抽出する(ステップS100)。
サービス提供計画情報作成部331は、非常勤スタッフのサービス提供希望日時を抽出する(ステップS102)。
サービス提供計画情報作成部331は、抽出したサービス利用者のサービス利用希望日時及び非常勤スタッフのサービス提供希望日時に基づいて、非常勤スタッフのサービス提供計画を作成する(ステップS104)。
サービス提供計画情報作成部331は、作成した非常勤スタッフのサービス提供計画に基づいてサービス提供計画編集画面表示データを作成する(ステップS106)。
サービス提供計画情報作成部331は、作成したサービス提供計画編集画面表示データを、サーバ通信部31を介して携帯端末2に送信する(ステップS108)。
携帯端末2からサーバ通信部31を介して、サービス提供計画の日付指定照会要求を受信した場合に(ステップS110−Yes)、サービス提供計画情報作成部331は、作成した非常勤スタッフのサービス提供計画に基づいてサービス提供計画編集画面表示データを作成する(ステップS112)。そして、サービス提供計画情報作成部331は、サービス提供計画編集画面表示データの送信処理(ステップS108)に戻る。
一方、サービス提供計画の修正要求を受信した場合に(ステップS114−Yes)、サービス提供計画情報作成部331は、当該修正が反映されるように、再度、抽出したサービス利用者のサービス利用希望日時及び非常勤スタッフのサービス提供希望日時に基づいて、非常勤スタッフのサービス提供計画を作成する(ステップS116)。そして、サービス提供計画情報作成部331は、サービス提供計画編集画面表示データの作成処理(ステップS106)に戻る。
一方、サービス提供計画の格納要求を受信した場合に(ステップS114−No)、サービス提供計画情報作成部331は、作成した非常勤スタッフのサービス提供計画をサーバ記憶部32に格納する(ステップS118)。
サービス提供計画情報作成部331は、サービス利用者の未割当サービス利用希望日時を特定する(ステップS120)。
サービス提供計画情報作成部331は、常勤スタッフのサービス提供希望日時を抽出する(ステップS122)。
サービス提供計画情報作成部331は、特定したサービス利用者の未割当サービス利用希望日時及び抽出した常勤スタッフのサービス提供希望日時に基づいて、常勤スタッフのサービス提供計画を作成する(ステップS124)。
サービス提供計画情報作成部331は、作成した常勤スタッフのサービス提供計画に基づいてサービス提供計画編集画面表示データを作成する(ステップS126)。
サービス提供計画情報作成部331は、作成したサービス提供計画編集画面表示データを、サーバ通信部31を介して携帯端末2に送信する(ステップS128)。
携帯端末2からサーバ通信部31を介して、サービス提供計画の日付指定照会要求を受信した場合に(ステップS130−Yes)、サービス提供計画情報作成部331は、作成した常勤スタッフのサービス提供計画に基づいてサービス提供計画編集画面表示データを作成する(ステップS132)。そして、サービス提供計画情報作成部331は、サービス提供計画編集画面表示データの送信処理(ステップS128)に戻る。
一方、サービス提供計画の修正要求を受信した場合に(ステップS134−Yes)、サービス提供計画情報作成部331は、当該修正が反映されるように、再度、特定したサービス利用者の未割当サービス利用希望日時及び抽出した常勤スタッフのサービス提供希望日時に基づいて、常勤スタッフのサービス提供計画を作成する(ステップS136)。そして、サービス提供計画情報作成部331は、サービス提供計画編集画面表示データの作成処理(ステップS126)に戻る。
一方、サービス提供計画の格納要求を受信した場合に(ステップS134−No)、サービス提供計画情報作成部331は、作成した常勤スタッフのサービス提供計画をサーバ記憶部32に格納する(ステップS138)。そして、サービス提供計画情報作成部331は、処理を終了する。
図9(a)は、サービス提供計画情報照会部332の動作フローの一例を示す図である。
携帯端末2からサーバ通信部31を介して、サービス提供計画の照会要求を受信した場合に、サービス提供計画情報照会部332は、サービス提供計画に基づいてサービス提供計画表示画面表示データを作成する(ステップS200)。
サービス提供計画情報照会部332は、作成したサービス提供計画表示画面表示データを、サーバ通信部31を介して携帯端末2に送信する(ステップS202)。
携帯端末2からサーバ通信部31を介して、サービス提供計画の日付指定照会要求を受信した場合に(ステップS204−Yes)、サービス提供計画情報照会部332は、サービス提供計画に基づいてサービス提供計画表示画面表示データを作成する(ステップS206)。そして、サービス提供計画情報照会部332は、サービス提供計画表示画面表示データの送信処理(ステップS202)に戻る。
一方、個別サービス提供計画の照会要求を受信した場合に(ステップS204−No)、サービス提供計画情報照会部332は、個別サービス提供計画に基づいて個別サービス提供計画表示画面表示データを作成する(ステップS208)。
サービス提供計画情報照会部332は、作成した個別サービス提供計画表示画面表示データを、サーバ通信部31を介して携帯端末2に送信する(ステップS210)。そして、サービス提供計画情報照会部332は、処理を終了する。
図9(b)は、サービス提供計画情報更新部333の動作フローの一例を示す図である。
携帯端末2からサーバ通信部31を介して、サービス提供状況の変更要求を受信した場合に、サービス提供計画情報更新部333は、個別サービス提供計画に係るサービス提供状況を変更する(ステップS300)。そして、サービス提供計画情報更新部333は、処理を終了する。
図10(a)は、サービス利用者管理情報照会部334の動作フローの一例を示す図である。
携帯端末2からサーバ通信部31を介して、サービス利用者の属性情報の照会要求を受信した場合に(ステップS400−Yes)、サービス利用者管理情報照会部334は、属性情報表示画面表示データを作成する(ステップS402)。そして、サービス利用者管理情報照会部334は、属性情報表示画面表示データ等の送信処理(ステップS410)に進む。
一方、サービス行為の作業手順の照会要求を受信した場合に(ステップS404−Yes)、サービス利用者管理情報照会部334は、作業手順表示画面表示データを作成する(ステップS406)。そして、サービス利用者管理情報照会部334は、属性情報表示画面表示データ等の送信処理(ステップS410)に進む。
一方、サービス提供記録の照会要求を受信した場合に(ステップS404−No)、サービス利用者管理情報照会部334は、サービス提供記録表示画面表示データを作成する(ステップS408)。
サービス利用者管理情報照会部334は、作成した属性情報表示画面表示データ等を、サーバ通信部31を介して携帯端末2に送信する(ステップS410)。
図10(b)は、サービス利用者管理情報更新部335の動作フローの一例を示す図である。
携帯端末2からサーバ通信部31を介して、サービス提供記録の入力フォームの送信要求を受信した場合に、サービス利用者管理情報更新部335は、サービス提供記録入力画面表示データを作成する(ステップS500)。
サービス利用者管理情報更新部335は、作成したサービス提供記録入力画面表示データを、サーバ通信部31を介して携帯端末2に送信する(ステップS502)。
携帯端末2からサーバ通信部31を介して、サービス提供記録の格納要求を受信した場合に、サービス利用者管理情報更新部335は、サービス提供記録をサーバ記憶部32に格納する(ステップS504)。そして、サービス利用者管理情報更新部335は、処理を終了する。
以上説明してきたように、サービス提供者のスケジューリングにおいて、常勤スタッフよりも非常勤スタッフを優先して割り当てることにより、非常勤スタッフが自身の希望する時間帯にサービス提供業務を行いやすくなるため、サービス提供者の就業機会を向上させ、もって、サービス利用者によるサービスの利用機会を向上させることが可能となる。
なお、本発明は、本実施形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態では、サービス利用者の各サービス利用希望日時について、非常勤スタッフの各サービス提供希望日時を割り当て、その各未割当サービス利用希望日時について、常勤スタッフの各サービス提供希望日時を割り当てるものとしたが、サービス利用者の各サービス利用希望日時について、常勤スタッフの各サービス提供希望日時及び非常勤スタッフの各サービス提供希望日時を、常勤スタッフの各サービス提供希望日時よりも非常勤スタッフの各サービス提供希望日時を優先させる制約条件に従って同時に割り当ててもよい。これにより、本実施形態と同等の作用・効果を奏することが可能となる。
また、本実施形態では、すべてのサービス利用者及びサービス提供者を対象として割当処理を行うものとしたが、一部のサービス利用者及びサービス提供者を対象として割当処理を行ってもよい。例えば、サービス利用者をその属性(例えば、住所等)に基づいてグループ分けすると共に、サービス提供者もその属性(例えば、有資格等)や割当対象のグループに属するサービス利用者との関係(例えば、相性等)に基づいてグループ分けした上で、所定のグループに属するサービス利用者及び同じく所定のグループに属するサービス提供者を対象として割当処理を行ってもよい。また、その結果に応じて、割当対象のサービス利用者グループ及び/又はサービス提供者グループを順次変更又は拡大してもよい。これにより、割当処理の負荷を軽減することが可能となる。
また、本実施形態では、サービス利用者のサービス利用希望日時とサービス提供者のサービス提供希望日時とに基づいて割当処理を行うものとしたが、日時以外の条件(例えば、サービス利用者の住所とサービス提供者のサービス提供可能地域や、サービス利用者の利用サービス行為とサービス提供者の提供可能サービス行為、サービス利用者の希望サービス提供者とサービス提供者の希望サービス利用者等)にも基づいて割当処理を行ってもよい。これにより、より好ましいサービス提供計画を作成することが可能となる。
また、端末処理部25及びサーバ処理部33が備える各機能をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラムは、半導体記録媒体、磁気記録媒体、光記録媒体等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録された形で提供され、当該記録媒体から公知のセットアッププログラム等を用いてサーバ記憶部32にインストールされてもよい。
当業者は、本発明の精神及び範囲から外れることなく、様々な変更、置換、及び修正をこれに加えることが可能であることを理解されたい。
1 訪問サービス管理支援システム
2 携帯端末
21 端末通信部
22 端末記憶部
23 操作部
24 表示部
25 端末処理部
251 閲覧実行部
3 サーバ
31 サーバ通信部
32 サーバ記憶部
33 サーバ処理部
331 サービス提供計画情報作成部
332 サービス提供計画情報照会部
333 サービス提供計画情報更新部
334 サービス利用者管理情報照会部
335 サービス利用者管理情報更新部
4 基地局
5 移動体通信網
6 ゲートウェイ
7 インターネット

Claims (10)

  1. 第1種別の勤務形態であって、長時間且つ連続的に勤務する勤務形態で訪問サービスを提供する第1サービス提供者に係る第1端末と、前記第1種別の勤務形態とは異なる第2種別の勤務形態であって、前記第1種別の勤務形態よりも短時間且つ離散的に勤務する勤務形態で訪問サービスを提供する第2サービス提供者に係る第2端末と、前記第1端末及び前記第2端末のそれぞれと通信可能なサーバとを備える訪問サービス管理支援システムにおけるサーバであって、
    前記第1端末及び前記第2端末のそれぞれと通信を行う通信部と、
    第1サービス提供者のサービス提供希望日時を示す第1サービス提供者希望日時情報、第2サービス提供者のサービス提供希望日時を示す第2サービス提供者希望日時情報、及びサービス利用者のサービス利用希望日時を示すサービス利用者希望日時情報を記憶する記憶部と、
    前記サービス利用者希望日時情報が示す各日時について、前記第2サービス提供者希望日時情報が示す各日時を割り当て、続いて、前記サービス利用者希望日時情報が示す各日時のうちの前記第2サービス提供者希望日時情報が示す各日時が割り当てられていない各日時について、前記第1サービス提供者希望日時情報が示す各日時を割り当て、当該割当結果に基づいてサービス利用者、第1サービス提供者又は第2サービス提供者、及びサービス提供日時を含むサービス提供計画情報を作成し、当該サービス提供計画情報を前記記憶部に格納するサービス提供計画情報作成部と、
    前記サービス提供計画情報を、前記通信部を介して前記第1端末又は前記第2端末に送信するサービス提供計画情報照会部と、
    を備えることを特徴とするサーバ。
  2. 第1種別の勤務形態であって、長時間且つ連続的に勤務する勤務形態で訪問サービスを提供する第1サービス提供者に係る第1端末と、前記第1種別の勤務形態とは異なる第2種別の勤務形態であって、前記第1種別の勤務形態よりも短時間且つ離散的に勤務する勤務形態で訪問サービスを提供する第2サービス提供者に係る第2端末と、前記第1端末及び前記第2端末のそれぞれと通信可能なサーバとを備える訪問サービス管理支援システムにおけるサーバであって、
    前記第1端末及び前記第2端末のそれぞれと通信を行う通信部と、
    第1サービス提供者のサービス提供希望日時を示す第1サービス提供者希望日時情報、第2サービス提供者のサービス提供希望日時を示す第2サービス提供者希望日時情報、及びサービス利用者のサービス利用希望日時を示すサービス利用者希望日時情報を記憶する記憶部と、
    前記サービス利用者希望日時情報が示す各日時について、前記第1サービス提供者希望日時情報が示す各日時及び前記第2サービス提供者希望日時情報が示す各日時を、前記第1サービス提供者希望日時情報が示す各日時よりも前記第2サービス提供者希望日時情報が示す各日時を優先させる制約条件に従って同時に割り当て、当該割当結果に基づいてサービス利用者、第1サービス提供者又は第2サービス提供者、及びサービス提供日時を含むサービス提供計画情報を作成し、当該サービス提供計画情報を前記記憶部に格納するサービス提供計画情報作成部と、
    前記サービス提供計画情報を、前記通信部を介して前記第1端末又は前記第2端末に送信するサービス提供計画情報照会部と、
    を備えることを特徴とするサーバ。
  3. 前記割当結果が修正された場合に、前記サービス提供計画情報作成部は、当該修正が割当結果に反映されるように、再度、前記割当処理を行う、請求項1又は2に記載のサーバ。
  4. 前記サービス提供計画情報作成部は、複数のグループのうちの所定のグループに属するサービス利用者に係る前記サービス利用者希望日時情報、並びに前記複数のグループとは異なる体系を有する複数のグループのうちの所定のグループに属する第1サービス提供者に係る前記第1サービス提供者希望日時情報及び第2サービス提供者に係る前記第2サービス提供者希望日時情報に基づいて、前記割当処理を行う、請求項1〜3のいずれか一項に記載のサーバ。
  5. 前記記憶部は、各サービス利用者について、当該サービス利用者の属性情報及び当該サービス利用者に係るサービス提供記録を含むサービス利用者管理情報をさらに記憶し、
    前記サーバは、前記サービス利用者管理情報を、前記通信部を介して前記第1端末又は前記第2端末に送信するサービス利用者管理情報照会部をさらに備える、請求項1〜4のいずれか一項に記載のサーバ。
  6. サービス利用者に係るサービス提供記録の入力フォームを、前記通信部を介して前記第1端末又は前記第2端末に送信し、当該第1端末又は当該第2端末から前記通信部を介して受信した前記サービス提供記録を、前記サービス利用者に係るサービス提供記録として、前記記憶部に格納するサービス利用者管理情報更新部をさらに備える、請求項5に記載のサーバ。
  7. 第1種別の勤務形態であって、長時間且つ連続的に勤務する勤務形態で訪問サービスを提供する第1サービス提供者に係る第1端末と、前記第1種別の勤務形態とは異なる第2種別の勤務形態であって、前記第1種別の勤務形態よりも短時間且つ離散的に勤務する勤務形態で訪問サービスを提供する第2サービス提供者に係る第2端末と、前記第1端末及び前記第2端末のそれぞれと通信可能なサーバとを備える訪問サービス管理支援システムにおけるサーバであって、第1サービス提供者のサービス提供希望日時を示す第1サービス提供者希望日時情報、第2サービス提供者のサービス提供希望日時を示す第2サービス提供者希望日時情報、及びサービス利用者のサービス利用希望日時を示すサービス利用者希望日時情報を記憶する記憶部を備えるサーバの制御方法であって、前記サーバが、
    前記サービス利用者希望日時情報が示す各日時について、前記第2サービス提供者希望日時情報が示す各日時を割り当て、
    続いて前記サービス利用者希望日時情報が示す各日時のうちの前記第2サービス提供者希望日時情報が示す各日時が割り当てられていない各日時について、前記第1サービス提供者希望日時情報が示す各日時を割り当て、
    当該割当結果に基づいてサービス利用者、第1サービス提供者又は第2サービス提供者、及びサービス提供日時を含むサービス提供計画情報を作成し、
    前記サービス提供計画情報を前記記憶部に格納し、
    前記サービス提供計画情報を前記第1端末又は前記第2端末に送信する、
    ことを特徴とするサーバの制御方法。
  8. 第1種別の勤務形態であって、長時間且つ連続的に勤務する勤務形態で訪問サービスを提供する第1サービス提供者に係る第1端末と、前記第1種別の勤務形態とは異なる第2種別の勤務形態であって、前記第1種別の勤務形態よりも短時間且つ離散的に勤務する勤務形態で訪問サービスを提供する第2サービス提供者に係る第2端末と、前記第1端末及び前記第2端末のそれぞれと通信可能なサーバとを備える訪問サービス管理支援システムにおけるサーバであって、第1サービス提供者のサービス提供希望日時を示す第1サービス提供者希望日時情報、第2サービス提供者のサービス提供希望日時を示す第2サービス提供者希望日時情報、及びサービス利用者のサービス利用希望日時を示すサービス利用者希望日時情報を記憶する記憶部を備えるサーバの制御方法であって、前記サーバが、
    前記サービス利用者希望日時情報が示す各日時について、前記第1サービス提供者希望日時情報が示す各日時及び前記第2サービス提供者希望日時情報が示す各日時を、前記第1サービス提供者希望日時情報が示す各日時よりも前記第2サービス提供者希望日時情報が示す各日時を優先させる制約条件に従って同時に割り当て、
    当該割当結果に基づいてサービス利用者、第1サービス提供者又は第2サービス提供者、及びサービス提供日時を示すサービス提供計画情報を作成し、
    前記サービス提供計画情報を前記記憶部に格納し、
    前記サービス提供計画情報を前記第1端末又は前記第2端末に送信する、
    ことを特徴とするサーバの制御方法。
  9. 第1種別の勤務形態であって、長時間且つ連続的に勤務する勤務形態で訪問サービスを提供する第1サービス提供者に係る第1端末と、前記第1種別の勤務形態とは異なる第2種別の勤務形態であって、前記第1種別の勤務形態よりも短時間且つ離散的に勤務する勤務形態で訪問サービスを提供する第2サービス提供者に係る第2端末と、前記第1端末及び前記第2端末のそれぞれと通信可能なサーバとを備える訪問サービス管理支援システムにおけるサーバであって、第1サービス提供者のサービス提供希望日時を示す第1サービス提供者希望日時情報、第2サービス提供者のサービス提供希望日時を示す第2サービス提供者希望日時情報、及びサービス利用者のサービス利用希望日時を示すサービス利用者希望日時情報を記憶する記憶部を備えるサーバの制御プログラムであって、前記サーバに、
    前記サービス利用者希望日時情報が示す各日時について、前記第2サービス提供者希望日時情報が示す各日時を割り当て、
    続いて前記サービス利用者希望日時情報が示す各日時のうちの前記第2サービス提供者希望日時情報が示す各日時が割り当てられていない各日時について、前記第1サービス提供者希望日時情報が示す各日時を割り当て、
    当該割当結果に基づいてサービス利用者、第1サービス提供者又は第2サービス提供者、及びサービス提供日時を含むサービス提供計画情報を作成し、
    前記サービス提供計画情報を前記記憶部に格納し、
    前記サービス提供計画情報を前記第1端末又は前記第2端末に送信する、
    ことを実行させることを特徴とするサーバの制御プログラム。
  10. 第1種別の勤務形態であって、長時間且つ連続的に勤務する勤務形態で訪問サービスを提供する第1サービス提供者に係る第1端末と、前記第1種別の勤務形態とは異なる第2種別の勤務形態であって、前記第1種別の勤務形態よりも短時間且つ離散的に勤務する勤務形態で訪問サービスを提供する第2サービス提供者に係る第2端末と、前記第1端末及び前記第2端末のそれぞれと通信可能なサーバとを備える訪問サービス管理支援システムにおけるサーバであって、第1サービス提供者のサービス提供希望日時を示す第1サービス提供者希望日時情報、第2サービス提供者のサービス提供希望日時を示す第2サービス提供者希望日時情報、及びサービス利用者のサービス利用希望日時を示すサービス利用者希望日時情報を記憶する記憶部を備えるサーバの制御プログラムであって、前記サーバに、
    前記サービス利用者希望日時情報が示す各日時について、前記第1サービス提供者希望日時情報が示す各日時及び前記第2サービス提供者希望日時情報が示す各日時を、前記第1サービス提供者希望日時情報が示す各日時よりも前記第2サービス提供者希望日時情報が示す各日時を優先させる制約条件に従って同時に割り当て、
    当該割当結果に基づいてサービス利用者、第1サービス提供者又は第2サービス提供者、及びサービス提供日時を示すサービス提供計画情報を作成し、
    前記サービス提供計画情報を前記記憶部に格納し、
    前記サービス提供計画情報を前記第1端末又は前記第2端末に送信する、
    ことを実行させることを特徴とするサーバの制御プログラム。
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