JP2016199189A - キャンピングシェル - Google Patents

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Abstract

【課題】トラックの荷台に積載可能で、側面方向が狭い場合でも、十分な居住空間を確保することができ、キャンプの際に、キャンピングシェルを載置することで容易にキャンプ仕様とすることができるユニットを提供する。
【解決手段】外部シェル2と内部シェル3から成り、外部シェル2は、天面部と側面部と底面部とに壁を持ち、前面部には開口部を有する略直方体形状であり、内部シェル3は、天面部と側面部と底面部と前面部とに壁面を持ち、後面部分に開口部を有し、外部シェル2と内部シェル3は、両側面部で第一の回動部201,301によって、回動可能に固定され、収納時には、外部シェル2は、内部シェル3を覆うように、開口部を下に向けて配置され、使用時には、外部シェル2は、前記第一の回動部201,301を軸に後ろ方向に回動し、起立すること。
【選択図】図1

Description

本発明は、所謂キャンピングカーの技術分野に関し、詳しくは、トラックの荷台に積載可能で、特に軽トラックのような荷台部の面積が小さな場合でも十分な居住空間を確保でき、使用者の快適性と利便性を向上させることができるトラック積載型のキャンピングシェルに関する。
キャンピングカーといえば、運転席の後方にベッドや流し器具など、人の生活に必要な機材や道具を収容する大柄な車体一体型のキャンピングカーか、若しくは、車体とは別個独立した構造体であって、車輪を有し、牽引装置により必要なときにだけ自動車に牽引させて使用するキャンピング専用トレーラー等を想起するのが一般的である。
このようなキャンピングカーには、シャワーやトイレまで完備するものも多く、野宿やテントでの寝泊まりとは異なり、天候に左右されることもなく、安心で快適なアウトドアライフを楽しむことを可能とするものである。欧米では定年後にこのようなキャンピングカーを購入し、気ままに旅をするというライフスタイルが近年のシニア世代のブームになってきたことから、その生産数が増加している現状にあり、その利便性は今後益々向上していくものと考えられる。
しかし、これらのキャンピングカーや専用のトレーラーは大型で重量もあるため、狭い道路環境や保管場所確保が難しい我が国では欧米とは事情が異なり、日常の買い物や通勤などと兼用できることが求められる。そのため、市販されているワゴン車や小型トラックをベースにして改造されたものが専門店から販売されているという現状である。幕張メッセで2015年2月に開催されたジャパンキャンピングカーショーに出展された車輌の内容を見ても、約300台の最新車両を含め、その大半は、専用車両ではなく日常の使用と兼用できるものであり、ベース車輌の大きさや荷台の大きさに制限されるという問題がある。
乗用車やトラックなどを改造すると、その改造には費用が大きくかかり、構造変更や特種用途自動車の区分への届け出など、煩雑な手間を必要とするなど問題が多い。従って、我が国では、キャンピングカーは身近なものとは言えず、もっと、手軽にキャンピングカーを利用したアウトドアライフを楽しめるような提案が待たれるところである。なお、一般にフルコンと称される専用のシャシー(エンジンと駆動系がついただけのもの)に運転席や居住部分全てを架装したキャンピングカーについては販売価格が1千万円を超えるものが多く、我が国での需要が少ないことからか国産のものは極めて少ない。
このような現状から、もっと手軽にキャンピングカーによるアウトドアを楽しむ提案として、軽自動車規格に該当する小型トラック(以下、「軽トラ」と言う)を利用することが考えられる。軽トラは、車の価格が低く、キャンピングカーに改造する手間・費用が一般の車よりも小さくできるからである。また、保有台数が増加傾向にある軽自動車において、横這い傾向を続ける軽トラの販売促進のきっかけとなる可能性がある。しかし、改造によって、車の形態が変化する利用方法であると、前記の小型トラックと同様に、構造変更届等の届けや、新たにナンバーを取得しなければならないことの問題については残ってしまう。
また、キャンピングカーやキャンピングトレーラーの利用には、専用のオートキャンプ場で使用することが一般的である。係る利用に際しては、キャンピングカーを敷地の一方に置き、車の側面にタープなどをつって、住居空間とすることが多い。また、キャンピングカー自体も、居住性を向上させるために、車の側面方向に天面や側面を突出させ、本来の車の幅よりも広い居住空間とするタイプもある。
しかしながら、専用のオートキャンプ場は数が限られ、極めて遠方にある場合が多く、キャンピングカーを用いて、極めて広い居住空間を占有する機会は限られている。そのため、オートキャンプ場ではない通常の駐車場のような領域であっても十分な居住空間が確保できることが求められる。
以上のような観点から、トラックの荷台に積載可能で、側面方向が狭い場合でも、十分な居住空間を確保できるキャンピングシェルが求められていた。
キャンピングカーの後部に、テラスを配置する構造(特許文献1参照)が提案され、公知技術となっている。より詳しくは、キャンピングカーとキャンピングカーの後部に配置するためのテラスからなり、キャンピングカーとテラスは、キャンピングカーの後部側面で回動可能に固定されている。移動時は、テラスを前方向に回動させ、キャンピングカーの天部に載せる構造である。本技術は、側面方向への拡張を用いずに居住環境を広める技術であるが、キャンピングシェルの構成ではないので、前記問題の解決には至っていない。
また、キャンピングカーの側面を回動させて、居住空間を広げる構造(特許文献2参照)が提案され、公知技術となっている。より詳しくは、キャンピングカーの側面の前部分、後ろ部分の対となる長方形形状を横方向へ回動し、長方形形状を前、後ろの壁とするように内蔵された側面部を外方向に突出させ、キャンピングカーの内容量を増やす構造である。本技術は、十分な居住空間を確保するための技術であるが、側面方向が狭い場合には適応できないので、前記問題の解決には至っていない。
本発明者はそれらの問題を解決しようと、少なくとも2つのシェルからなり、一方を後ろ方向に回動させることで居住空間を広げることに着目し、「キャンピングシェル」の提案に至るものである。
米抄5971459 米抄6135525
本発明は上記問題点に鑑み、トラックという限られた積載スペースにおいて荷物として車体に加工を施すことなく回動可能な機構を設けたことにより、回動機構に基づく居住空間を大幅な拡張と展開時における作業性のよいキャンピングシェルの提供を図る。
本発明に係るキャンピングシェルは、外部シェルと内部シェルから成り、外部シェルは、天面部と側面部と底面部と背面部とに壁を持ち、前面部には開口部を有する略直方体形状であり、内部シェルは、天面部と側面部と底面部と前面部とに壁面を持ち、背面部に開口部を有し、外部シェルと内部シェルは、両側面部で第一の回動部によって、回動可能に固定され、収納時には、外部シェルは、内部シェルを覆うように、開口部を下に向けて配置され、使用時には、外部シェルは、前記第一の回動部を軸に後ろ方向に回動し、起立することを手段とする。
また、本発明は、前記内側シェルと第二の回動部によって回動可能に固定された補助屋根部を持ち、補助屋根部は、天面部と前面部とに壁面を持ち、収納時には、該補助屋根部は、該前面部が、前記内部シェルの天面部が略同一面を構成し、収納時には、該補助屋根部は、前方向に回動し、前記内部シェルの天面部に対して該補助屋根部の前面部が起立することを手段とする。
また、本発明は、前記内部シェルの側面部はL字形状であり、収納時、前記補助屋根部の側面部と合わせて、略直方体形状であることを手段とする。
また、本発明は、使用時には、前記外部シェルの底面部に支柱を配置することを手段とする。
また、本発明は、前記外部シェルの天面端部には、2つの凸部があり、前記補助屋根部の端部には、1つの凸部があり、該2つの凸部の間に前記補助屋根部の端部の凸部が挟持されることを手段とする。
また、本発明は、前記内部シェルの前面部は、前記第一の回動部の軸と、前記外部シェルの天面端部との距離に沿った面を持つことを手段とする。
本発明に係るキャンピングシェルによれば、トラックの荷台に積載可能で、高さと奥行きの拡張により、十分な居住空間を確保でき、特に縦方向については、大人が立ち上がっても天井に余裕ができる高さを確保でき、使用者の快適性を向上させることができる。
また、収納状態から使用状態に容易に変更可能であり、使用者は、手軽にキャンピング環境を手に入れることができる。使用時にも幅方向にキャンピングシェルが拡張されることが無いので、駐車場のような比較的狭い環境でもキャンプ環境を構築することができる。さらには、トラックに新たなリクリエーションツールを提供することにより、従来、トラックの需要者層が拡張され、販売促進が図られるという効果が発揮し得る。
本発明に係るキャンピングシェルの実施例の収納例、使用例の図である。 本発明に係るキャンピングシェルの実施例の各部材の構造図である。 本発明に係るキャンピングシェルの実施例の組み立て手順図である。 本発明に係るキャンピングシェルの実施例の補助屋根部の回動固定構造を示す断面図である。 本発明に係るキャンピングシェルの展開例説明図である。 本発明に係るキャンピングシェルの補助屋根部の内部収納状態図である。 本発明に係るキャンピングシェルの他の実施例説明図である。 本発明に係るキャンピングシェルを他の利用例説明図である。
本発明であるキャンピングシェルは、トラックの荷台に積載可能で、側面方向が狭い場合でも、十分な居住空間を確保できることを最大の特徴とする。そこで、トラックの中でも、荷台スペースが最も小さい軽トラへの利用状態を実施例として、以下、図面に基づいて説明する。なお、本実施例で示されるキャンピングシェルの全体形状及び各部の形状は、下記に述べる軽トラへの実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、進行方向に対する垂直方向の回転軸を備えることにより、内部シェルを覆うように開口部を下に向けて配置される外部シェルが前後方向を縦に回動することによって、居住空間領域を拡張させるという、同一の作用効果を発揮できる形状及び寸法の範囲内で変更することができるものである。
また、特に記載の無い限り、前後、左右は、軽トラに載置された状態で、運転者から見た方向である。
(実施例1)
図1から図2に従って、本発明を説明する。
図1は、本発明に係るキャンピングシェルの実施例の収納例、使用例の図である。図1(a)は、本発明の収納時の全体斜視図を示し、図1(b)はトラックに載置された状態を示す斜視図である。図1(c)は、本発明の使用時の全体斜視図を示す。
図2は、本発明に係るキャンピングシェルの実施例の各部材の構造図である。図2(a)は、本発明の収納時における、各部材の構成を示す斜視図である。図2(b)は、外部シェル2を示す図である。図2(c)は、内部シェル3を示す図である。図2(d)は、補助屋根部4を示す図である。
キャンピングシェル1は、収納時と使用時で形態が異なる。収納時の形態は略直方体であり、外部シェル2しか見えない。大きさは、特別な手続き無くトラックに載置可能な大きさである。収納時の上側の面は、使用時の後面部205であり、キャンピングシェル1への出入りのためのドア206が配置されている。
トラックの荷台スペースは車種によって異なり、最も小型な軽車輌へ積載可能な大きさは、長さは車両の長さの1/10(10%)超えまで、幅は車両の幅まで、高さは2.5mまで、である。高さは、トラックのトータルの高さを示す。また、トラックの荷台の寸法は、概ね荷台長が192.5cm、荷台幅が141cm、荷台床地面高が65cmである。よって、キャンピングシェル1の実質の大きさは、長さ192.5cm以下、幅141cm以下、高さ185cm以下(250−65cm)である。
上記の大きさとすることで、車のナンバーの変更を含む特別な手続き無しに、トラックの荷台に載置可能なキャンピングシェル1とすることができる。
本発明では、長さ185cm、幅140cm、高さ120cmのサイズを一例としている(図1(a))。高さを120cmとしたのは、トラックの荷台の前側枠の高さとほぼ同じ高さとするためである。この高さであれば、走行中の空気抵抗もそれほど受けることがなく好適である(図1(b))。
一般に、トラックは、荷物を運ぶ自動車として使用され、また、特に軽トラックでは農作業用車両としても広く使用される。このように、トラックは実務ベースで使用されているが、レジャー用として用いられることは少ない。しかし、軽トラックなどの小型トラックであれば、車体の価格は安く、維持費も低いため、キャンプ専用車輌を購入するよりも、購入し易い小規模なキャンピングカーとして使用できる可能性は高い。実際に、トラックを改造してキャンピングカーとしている例も多数ある。
しかし、一般的には、改造してしまうと他の用途に使用できなくなり、構造変更届を届けなければならず、手続きが煩雑となる。したがって、積極的にトラックを改造する方法は、得策とは言えない。また、トラックをキャンピングカー専用としてしまうとトラックの本来有する実用性を損なってしまう。そのため、通常は、トラックを運送などに使用し、キャンプの際に、キャンピングシェル1を載置することで容易にキャンプ仕様とすることができるユニットを提供することは、トラックの利用効率を向上させるものである。
キャンピングシェル1は、外部シェル2と内部シェル3と補助屋根部4とから構成されている。図1(c)に、使用時のキャンピングシェル1の形態を示す。
収納時の位置から後ろ方向に回動し起立したキャンピングシェル1と、内部シェル3と、キャンピングシェル1と内部シェル3の屋根の間を埋める補助屋根部4によって、居住空間を形作っている。外部シェル2は、トラック11の後方から突出した形状となるので、支持脚5を用いて支え棒としている。キャンピングシェル1として、突出するのは、トラック11の後方のみで、トラック11の幅方向には居住空間が張り出すことは無い。
外部シェル2は、収納時は、内部シェル3、補助屋根部4を覆う構造である(図2(a)、図2(b))。使用時は、居住空間の後部を構成する。略直方体形状であり、天面部202、側面部203、底面部204、後面部205に壁を持つ。使用時の前面方向は、壁が無く、開口部である。後面部には、使用時に出入するドア206が設けられている。側面部203の底面204側端部には、第一の回動部201が設けられている。外部シェル2は、第一の回動部201、第一の回動部301を介して内部シェル3と回動可能に接続されている。202天面部は、使用時に屋根となるので、ある程度の強度が必要である。底面部204は、使用時に、床となり、支持脚5で支えられる部分であるので、複数の人数が乗っても破損しない程度の強度が必要である。
また、底面部204は、全面が壁であってもいいが、図2(b)のように、後面部205に近い部分のみ壁でもよい。そうすると、収納時に、後ろ方向からキャンピングシェル1の内部が確認できるし、荷物の出し入れが可能になり、使い勝手の点で好適である。後面部205の壁の無い部分は、収納時、荷台の後あおりを上げることで、隠すことができるので、走行中は問題無い。
また、天面部202の開口部側の内側には、第一の凸部207と第二の凸部208が形成されている。第一の凸部207は、補助屋根部4の凸部405と対応して、外部シェル2と補助屋根部4の間に隙間ができることを防止する。第二の凸部208は、補助屋根部4の凸部405と対応して、補助屋根部4が、後ろ方向に回動して、収納時の状態に戻ってしまうことを防止する。
内部シェル3は、収納時、使用時とも荷台に載置されており、向きの変化は無い。全体として、直方体の一部を切り欠いた形状である。天面部303、前面部304、側面部305、底面部306に壁を持つ。天面部303は、使用時、屋根として機能するので、風雨に耐える程度の耐久性、強度が必要である。底部306は、トラック11の荷台に密着した構造であるので、平坦であれば、強度は問わない。また、荷台にカーペットなどを敷いて使用する場合は、底部306は、壁が無くてもよい。また、ある程度、キャンピングシェル1内に、小物や布団などを入れた状態で、キャンピングシェル1をトラック11に積み降ろしする場合には、それに応じた強度が必要である。前面部304、側面部305は、使用時に風雨にさらされることになるので、耐久性が必要である。
また、側面部305の後の下端部には、第一の回動部301がある。内部シェル3は、第一の回動部201及び第一の回動部301を介して、外部シェル2と回動可能に接続されている。側面部305の上部中央には、第二の回動部302が配置されている。内部シェル3は、第二の回動部302及び第二回動部401を介して、補助屋根部4と回動可能に接続している。
天面部303は、前側のみ壁を有する。天面部303の後側半分は、使用時には、居住空間の一部となる。前面部304に対向する後面部分には壁が無く、使用時には、外部シェル2の端部と連結する。天面部303の後側半分は、収納時には、補助屋根部4が重なるように配置される。そのため、天面部303の後ろ半分と、前面部402が重なり、内部シェル3の後面部分には、天面部403が配置される。そのため、側面部305の後ろ端部の上部分は、天面部403と接触しないように切り欠いている。
補助屋根部4は、収納時には、内部シェル3に被せられるように配置され、使用時には、第二の回動部401を軸に前方向に回動し、内部シェル3に対して起立する部材である。全体として、直方体の一部を切り欠いた形状である。天面部403、前面部402、側面部404に壁を持つ。天面部403は、使用時、屋根として機能するので、風雨に耐える程度の耐久性、強度が必要である。前面部402、側面部404は、使用時に風雨にさらされることになるので、耐久性が必要である。側面部404の前面側端部には、第二の回動部401がある。補助屋根部4は、第二の回動部302、第二の回動部401を介して、補助屋根部4と回動可能に接続されている。使用時、補助屋根部4は、内部シェル3に対して起立し、前面部402の端部と天面部303の広面部が当接する。また、使用時に、天面部403と天面部202が接触する部分には、凸部405を形成され、外部シェル2の第一の凸部207、第一の凸部208と係止する構造である。
図3に沿って、キャンピングシェル1を収納状態から使用状態にする作業手順を説明する。
キャンピングシェル1を使用する場所に到着した際、あおりを下げる、又は外す。後あおりは、外部シェル2を回動するためには、不要なためである(図3(a))。
次に、外部シェル2の底面部204に、支持脚5を接続する。外部シェル2を第一の回動部201を軸に後ろ方向に回動させる。概ね90度の回動となる。回動させるには、支持脚5を押し下げるように、外部シェル2を回動させてもいいし、トラック11の荷台の前部分で、天面部202を持ちあげるように、回動させてもよい。外部シェル2を回動し、支持脚5が地面に接地することで、外部シェル2を回動させる作業は完了する(図3(b))。内部シェル3、補助屋根部4は露出した状態となる。
次に、外部シェル2のドア206から、キャンピングシェル1内に入り、補助屋根部4の天面部403の端部を持ち上げて、補助屋根部4を第二の回動部401を軸に前方向に回動させる。概ね90度回動させる。概ね、天面部202と天面部403が同一面になった状態で、設置完了である(図3(c))。
本例では、長さ240cm、高さ185cm、幅140cmの居住空間が確保できる。なお、図面に示した一点鎖線で交差する点は、内部シェル3の略中心であり、係る交点と、第2の回動部を結ぶ軌跡は、内部シェル3の側壁を4等分する略中心部にある。この関係において、広い空間を確保することが出来る。
このように、収納状態から使用状態に、容易に変更可能であり、使用者は、手軽にキャンピング環境を手に入れることができる。また、図3から分かるように、使用時にも幅方向にキャンピングシェルが拡張されることが無いので、駐車場のような比較的狭い環境でもキャンプ環境を構築することができる。
(実施例2)
図4に沿って、キャンピングシェル1の詳細構造について説明する。図4(a)は、断面箇所の説明図である。図4(b)が、A−Aでの断面図である。
使用時の形態である。図4(b)において、紙面上右側が外部シェル2であり、天面部202の端部である。中央が補助屋根部4であり、左が内部シェル3の天面部303の断面である。
外部シェル2と補助屋根部4の関係について説明する。補助屋根部4を回動し、天面部403を上方に移動させることで、補助屋根部4の回動作業は完了するが、回動させすぎると、天面部403の端部が、天面部202の端を越えてしまい、正確な位置決めができない。
そこで、天面部403の端部に凸部405を形成し、天面部202の端部に第一の凸部207を形成する。補助屋根部4を90度回動したところで、凸部405と第一の凸部207の両側面が当接し、必要以上の回動を防止することができる。そのため、使用者は、容易に適切な回動を実現できる。また、補助屋根部4の凸部405によって、雨水が内部に入ることを防ぐこともできる。
なお、図指はしていないが、なお、防水性や気密性については、係る構成以外にも、一般的な摺動接触部におけるゴム製リップを用いることが考え得る。但し、この場合は、主リップと副リップの複合シール構造を有する防水性のより高いものを利用することが望ましく、更にはシール部材の片側また両側に排水溝を設ける等、素材の厚みと剛性等を考慮しながら工夫をすることが望ましい。
次に、補助屋根部4の回動完了後に、補助屋根部4の位置をその状態に維持する必要がある。一例として、凸部405と第二の凸部208の構造を示す。補助屋根部4は、第二の回動部302(401)を軸に回動するため、回動完了後は、補助屋根部4の重心的には、後ろ方向、つまり、元にも戻ろうとする方向に回動しようとする力が発生する。
そこで、凸部405と第二の凸部208の構造によって、それを防ぐ。第二の凸部208の断面は半円形であるので、補助屋根部4を前方向に回動する際、ある程度の力によって、凸部405は、第二の凸部208を乗り越えられる。回動完了後は、凸部405は、第二の凸部208に当接しているので、強制的な力を加えない限り、補助屋根部4が動くことはない。
そのため、使用者は、容易に補助屋根部4の位置を固定することができる。
次に、補助屋根部4と内部シェル3の関係を説明する。補助屋根部4の回動後、前面部402の端部を天面部303に当接する形となる。そのため、雨水が前面部402の端部と天面部303の隙間から、内部に入る可能性がある。そこで、凸部307を天面部303の端部につけることで、雨水を防ぐことができる。
(実施例3)
図5に沿って、他の実施例について説明する。実施例1と同様の部分は省略する。図5(a)は、外部シェル2と内部シェル3の形状を変えたものである。内部シェル3に対応するものがL字型内部シェル6であり、補助屋根部4に対応するものが切り欠け型補助屋根7である。直方体の一部を小さな直方体状に切り離す。切り離したほうを、切り欠け型補助屋根7とし、残りをL字型内部シェル6とした形状である。切り離した部分を図5(a)の斜線部で示している。L字型内部シェル6と切り欠け型補助屋根7は第二の回動部302と第二の回動部401とにより回動可能に固定されている。切り欠け型補助屋根7を回動させたことで発生する開口部は、内部からの覆い等で塞ぐことができる。
この構造を取る事で、L字型内部シェル6と切り欠け型補助屋根7の構造をより単純化することができる。
次に、図5(b)に沿って説明する。内部シェル3に対応するものが円弧型内部シェル8である。外部シェル2を回動する際、二点鎖線で示す軌跡P1を描く。そのため、円弧型内部シェル8の形状は、この軌跡P1よりも内側であれば、外部シェル2の回動に影響を与えない。そこで、円弧型内部シェル8の前面部を円弧状とする。
このような形状とすることで、円弧型内部シェル8の容積を大きくでき、キャンピングシェル1の使用時の居住空間を広くすることができる。
次に、図5(c)に沿って説明する。外部シェル2に対応するものが大型外部シェル9、内部シェル3に対応するものが円型内部シェル10であり、補助屋根部4に対応するものは無い。なお、軽トラックの場合、積載物の高さ制限の寸法と長さ方向の寸法がほぼ等しいことから、其々の最大長さを採用すると、係る側面の形状は略正方形となる。係る寸法を採用することで、極めて広い居住空間を確保することができる。ただし、内部シェル3を大型外部シェル9で覆った格納状態では、デザイン性や、空気抵抗を考慮したものではない。
図6は、本願発明に係るキャンピングシェル1において、その内容積を有効かつ大きく確保するために用いられる例を示しており、図6(a)は、各構成を矩形的な形状で構成される場合を例示するもので、図6(b)は、前面部が曲面形状で構成される場合を示している。回動の動作は前記と同様であるが、前記第一の回動により、垂直に立ち上がった外部シェル2と内部シェル3との間にできる開口部を塞ぐために、第二の回動により、内部シェル3に内装された補助屋根部材4を回動し、当該補助屋根部材4の上面部及び側面部の寸法が、前記開口部をふさぐために必要な寸法・形状を有することが必要である。なお、図6(a)は、やや高さを抑えた矩形で出来る実施例を示し、図6(b)は走行状態における空気抵抗や、デザイン性を考慮して内部容積を大きくできる実施例である。
また、図6は、本願発明におけるキャンピングシェル1について最大居住空間を得るための構成を示し、その条件は、外部シェル2の第一の回転部201から外部シェル2の開口部先端を結ぶ軌跡P1(二点鎖線)の内側に、内部シェル3が配置され、外部シェル2の回動中に、外部シェル2の底部開口部と内部シェル3とが干渉しないことである。図6(b)は、第一の回動のみによって得られる一番大きな居住領域を確保するための構成である。
なお、図6(b)は、本発明に係るキャンピングシェル1の補助屋根部4の内部収納状態図であり、図6(a)は、補助屋根部4の屋根部を最も長い寸法を採用する場合でも収納できる構造を示している。なお、この場合、運転席裏側と、キャンピングシェル1との間に空間が広く出来るため、水タンクや発電機等を置くスペースを確保することが出来る構成である。もちろん、ベッド12も収容しなければならないが、図に示すような折り畳み式とすれば、大人が足を伸ばしても余裕がある大きさのベッドを収納可能である。因みに、キャンピングカーのナンバーを取得できる自動車では、就寝設備の構造及び寸法が定められており、就寝部位の上面部は水平かつ平らであること、人が十分に就寝できる構造であること。就寝部位は一人につき長さ1.8m、幅0.5m以上の連続した平面を有することなどが定められている。
ところが、軽トラックの荷台は、これよりも短いものが多いため、軽自動車の荷台に備えることは極めて困難である。
次に、図6(b)は、補助屋根部4の屋根面が、外部シェル2を回動する際の軌跡に沿った内側に、該補助屋根部4が、その内部に収納できる軌跡P1の内側の曲面を持った最も大きな寸法を示すものである。
係る上記各構成において、折り畳みベッド12などの収納を例示する。
図7は、本発明に係るキャンピングシェル1の他の実施例説明図である。
図3、図4、図5(a)で示した展開方法での構成と同様の構成であるが、補助屋根部4と内部シェル3が、外部シェル2を回動する際の軌跡に沿った内側に係る軌跡に沿って内装される曲面や斜面を有することで、より広い居住空間を得ることができる態様を例示したものである。
このように、本発明に係るキャンピングシェル1によれば、収納状態から使用状態へと、容易に変更可能であり、使用者は手軽にキャンプ環境を手に入れることができる。また、使用時にも幅方向にキャンピングシェル1が拡張されることが無いので、駐車場のような比較的狭い環境でもキャンプ環境を構築することができる。
図8は、本発明に係るキャンピングシェル1を他の用途に利用する実施例説明図である。図8に示すように、本願発明に係るキャンピングシェル1を、トラックに積載しない状態で利用する場合は、地面にそのまま置いて使用するか、若しくは図面8に示すように支持脚5を各隅部に配置して設置することも可能である。特に大きな震災や水害などでは緊急避難用のシェルターともなり得る。この場合、ドア206の取り付け位置の下部に階段ユニットkを設けることが望ましい。
本発明に係るキャンピングシェル1は、トラックによるキャンピングシェルの利便性向上と、トラック自体(特に軽トラック)の新たな利用形態として需要を拡張させるきっかけとなり、軽自動車の販売促進に資するものと考えられ、産業上の利用可能性は大きいと解する。
1 キャンピングシェル
2 外部シェル
3 内部シェル
4 補助屋根部
5 支持脚
6 L字型内部シェル
7 切り欠け型補助屋根
8 円弧型内部シェル
9 大型外部シェル
10 四分の一円型内部シェル
11 トラック
12 折り畳みベッド
201 第一の回動部
202 天面部
203 側面部
204 底面部
205 後面部
206 ドア
207 第一の凸部
208 第二の凸部
301 第一の回動部
302 第二の回動部
303 天面部
304 前面部
305 側面部
306 底面部
307 凸部
401 第二の回動部
402 前面部
403 天面部
404 側面部
405 凸部
501 水タンク
502 発電機
P1 軌跡
階段ユニット
本発明はトラックに載置するキャンピングシェルであって、外部シェルと内部シェルから成り、前記外部シェルは、収納持における天面部と側面部と底面部と背面部とに壁を持ち、前面部には開口部を有する略直方体形状であり、前記内部シェルは、天面部と側面部と底面部と前面部とに壁面を持ち、背面部に開口部を有する略直方体形状であり前記外部シェルと前記内部シェルは、それぞれの側面部に設けられた第一の回動部によって前記外部シェルが回動可能に軸支され収納時においては前記内部シェルを覆うように開口部を下に向けて配置され、展開時においては後ろ方向に回動し起立する手段を採用したものである。
また、本発明は、トラックに載置するキャンピングシェルであって、外部シェルと内部シェルと補助屋根部とから成り、前記外部シェルは、収納持における天面部と側面部と底面部と背面部とに壁を持ち、前面部には開口部を有する略直方体形状であり、前記内部シェルは、天面部と側面部と底面部と前面部とに壁面を持ち、背面部に開口部を有する略直方体形状であり、前記補助屋根部は、天面部と前面部との壁面から構成され、前記外部シェルと前記内部シェルは、それぞれの側面部に設けられた第一の回動部によって前記外部シェルが回動可能に軸支され、前記補助屋根部と前記内部シェルは、それぞれの側面部に設けられた第二の回動部によって前記補助屋根部が回動可能に軸支され、前記外側シェルは、収納時において前記内部シェルを覆うように開口部を下に向けて配置され、展開時においては後ろ方向に回動して起立し、前記補助屋根部は、収納時においては該補助屋根部前面部が前記内部シェルの天面部略同一面を構成し、展開時においては前記補助屋根部前方向に回動し前記内部シェルの前記天面部に対して前記前面部が起立する手段を採用することもできる。
また、本発明は、トラックに載置するキャンピングシェルであって、外部シェルと内部シェルと補助屋根部とから成り、前記外部シェルは、展開時における天面部と側面部と底面部と背面部とに壁を持ち、前面部には開口部を有する略直方体形状であり、前記内部シェルは、天面部と側面部と底面部と前面部とに壁面を持ち、背面部に開口部を有する略直方体形状であり、前記補助屋根部は、展開時における天面部と前面部と側面部の壁面から構成され、前記外部シェルと前記内部シェルは、それぞれの側面部に設けられた第一の回動部によって前記外部シェルが回動可能に軸支され、前記補助屋根部と前記内部シェルは、それぞれの側面部に設けられた第二の回動部によって前記補助屋根部が回動可能に軸支され、前記外部シェルは、収納時において前記内部シェルを覆うように開口部を下に向けて配置され、展開時においては後ろ方向に回動して起立し、前記補助屋根部は、収納時においては該補助屋根部の前面部が前記内部シェルの天面部と略同一面を構成し、展開時においては前記補助屋根部が前方向に回動して前記内部シェルの前記天面部に対して前記前面部が起立する手段とする。
また、本発明は、前記内部シェルの前面部と天面部の形状が、前記第一の回動部を軸として描かれる一つの円弧に沿った形状であるか、又は前記内部シェルの前面部と前記補助屋根部の前面部と天面部の形状が、前記第一の回動部を軸として描かれる一つの円弧に沿った形状であり、前記内部シェルが収納時において前記外部シェルに内設されることを手段とすることもできる。
本発明はトラックに載置するキャンピングシェルであって、外部シェルと内部シェルから成り、前記外部シェルは、展開時における天面部と側面部と底面部と背面部とに壁を持ち、前面部には開口部を有する略直方体形状であり、少なくとも両側面部と背面部が強固に固定され、前記内部シェルは、天面部と側面部と底面部と前面部とに壁面を持ち、背面部に開口部を有する略直方体形状であり、前記外部シェルと前記内部シェルは、それぞれの側面部に設けられた第一の回動部によって前記外部シェルが回動可能に軸支され、納時においては前記内部シェルを覆うように開口部を下に向けて配置され、展開時においては後ろ方向に回動して起立する手段を採用したものである。
また、本発明は、トラックに載置するキャンピングシェルであって、外部シェルと内部シェルと補助屋根部とから成り、前記外部シェルは、展開時における天面部と側面部と底面部と背面部とに壁を持ち、前面部には開口部を有する略直方体形状であり、前記内部シェルは、天面部と側面部と底面部と前面部とに壁面を持ち、背面部に開口部を有する略直方体形状であり、前記補助屋根部は、展開時における天面部と前面部と側面部の壁面から構成され、前記外部シェルと前記内部シェルは、それぞれの側面部に設けられた第一の回動部によって前記外部シェルが回動可能に軸支され、前記補助屋根部と前記内部シェルは、それぞれの側面部に設けられた第二の回動部によって前記補助屋根部が回動可能に軸支され、前記外部シェルは、収納時において前記内部シェルを覆うように開口部を下に向けて配置され、展開時においては後ろ方向に回動して起立し、前記補助屋根部は、収納時においては該補助屋根部の前面部が前記内部シェルの天面部と略同一面を構成し、展開時においては前記補助屋根部が前方向に回動して前記内部シェルの前記天面部に対して前記前面部が起立する手段を採用することもできる。
本発明は、トラックに載置するキャンピングシェルであって、外部シェルと内部シェルから成り、前記外部シェルは、展開時における天面部と両側面部と底面部と後面部とに壁を持ち、前面部には開口部を有する略直方体形状であり、少なくとも両側面部と天面部が強固に固定され、前記内部シェルは、天面部と両側面部と底面部と前面部とに壁面を持ち、後面部に開口部を有する略直方体形状であり、前記外部シェルと前記内部シェルは、それぞれの側面部に設けられた第一の回動部によって前記外部シェルが回動可能に軸支され、納時においては前記内部シェルを覆うように開口部を下に向けて配置され、展開時においては後ろ方向に回動して起立する手段を採用したものである。
また、本発明は、トラックに載置するキャンピングシェルであって、外部シェルと内部シェルと補助屋根部とから成り、前記外部シェルは、展開時における天面部と両側面部と底面部と後面部とに壁を持ち、前面部には開口部を有する略直方体形状であり、前記内部シェルは、天面部と両側面部と底面部と前面部とに壁面を持ち、後面部に開口部を有する略直方体形状であり、前記補助屋根部は、展開時における天面部と前面部と両側面部の壁面から構成され、前記外部シェルと前記内部シェルは、それぞれの側面部に設けられた第一の回動部によって前記外部シェルが回動可能に軸支され、前記補助屋根部と前記内部シェルは、それぞれの側面部に設けられた第二の回動部によって前記補助屋根部が回動可能に軸支され、前記外部シェルは、収納時において前記内部シェルを覆うように開口部を下に向けて配置され、展開時においては後ろ方向に回動して起立し、前記補助屋根部は、収納時においては該補助屋根部の前面部が前記内部シェルの天面部と略同一面を構成し、展開時においては前記補助屋根部が前方向に回動して前記内部シェルの前記天面部に対して前記前面部が起立する手段を採用することもできる。

Claims (6)

  1. トラックに載置するキャンピングシェルであって、
    外部シェルと内部シェルから成り、
    該外部シェルは、天面部と側面部と底面部と背面部とに壁を持ち、前面部には開口部を有する略直方体形状であり、
    該内部シェルは、天面部と側面部と底面部と前面部とに壁面を持ち、背面部に開口部を有し、
    該外部シェルの側面部と該内部シェルの側面部とは、第一の回動部によって、回動可能に固定され
    収納時には、該外部シェルは、該内部シェルを覆うように、開口部を下に向けて配置され、
    使用時には、該外部シェルは、該第一の回動部を軸に後ろ方向に回動し、起立することを特徴とするキャンピングシェル。
  2. 前記内側シェルと第二の回動部によって回動可能に固定された補助屋根部を持ち、
    該補助屋根部は、天面部と前面部とに壁面を持ち、
    収納時には、該補助屋根部は、前面部が、前記内部シェルの天面部が略同一面を構成し、
    収納時には、該補助屋根部は、前方向に回動し、前記内部シェルの天面部に対して該補助屋根部の前面部が起立することを特徴とする請求項1に記載のキャンピングシェル。
  3. 前記内部シェルの側面部はL字形状であり、収納時、前記補助屋根部の側面部と合わせて、略直方体形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載のキャンピングシェル。
  4. 使用時には、前記外部シェルの底面部に支柱を配置することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のキャンピングシェル。
  5. 前記外部シェルの天面端部には、2つの凸部があり、前記補助屋根部の端部には、の凸部があり、該2つの凸部の間に前記補助屋根部の端部の凸部が挟持されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のキャンピングシェル。
  6. 前記内部シェルの前面部は、前記第一の回動部の軸と、前記外部シェルの天面端部との距離に沿った面を持つことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のキャンピングシェル。
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