JP2016198422A - 姿勢保持具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】姿勢保持具は、臀部支持部1の裏面側を構成し、左右両端部が左右中央部に比べて上側に位置するように湾曲した湾曲面で形成された表面を有する臀部側ベース部101、及びこの臀部側ベース部101の後端に連続しており、腰部支持部2の裏面側を構成し、左右両端部が左右中央部に比べて前側に位置するように湾曲した湾曲面で形成された表面を有する腰部側ベース部102を具備したベース層100と、低反発ウレタンフォームで形成されており、ベース層100の表面を覆って臀部支持部1及び腰部支持部2の表面側を構成し、着座者Hが着座すると着座者Hの臀部及び腰部を支持する特定の凹凸形状に変形するように左右中央部よりも左右両側に厚みが厚い部分を有したクッション層40とを備えている。
【選択図】図2
Description
前記臀部支持部の裏面側を構成し、左右両端部が左右中央部に比べて上側に位置するように湾曲した湾曲面で形成された表面を有する臀部側ベース部、及びこの臀部側ベース部の後端に連続しており、前記腰部支持部の裏面側を構成し、左右両端部が左右中央部に比べて前側に位置するように湾曲した湾曲面で形成された表面を有する腰部側ベース部を具備したベース層と、
低反発素材で形成されており、前記ベース層の表面を覆って前記臀部支持部及び前記腰部支持部の表面側を構成し、前記着座者が着座すると前記着座者の臀部及び腰部を支持する特定の凹凸形状に変形するように左右中央部よりも左右両側に厚みが厚い部分を有したクッション層と、
を備えていることを特徴とする。
本発明のベース層は、前記臀部側ベース部の下面、及び前記腰部側ベース部の後面を構成する外殻部材と、この外殻部材と前記クッション層との間に配置され、前記クッション層よりも高反発であり、前記外殻部材よりも低反発である素材で形成された中間層とを有し得る。この場合、この姿勢保持具は、クッション層よりも高反発であり、外殻部材よりも低反発である素材で形成された中間層によってクッション層を支えるため、着座者が着座した際のクッション層の沈み込みを抑えることで臀部が外殻部材に接触しているかのような不快感を抑制し、座り心地を良くすることができる。
実施例1の姿勢保持具は、図1及び図2に示すように、臀部支持部1と、臀部支持部1の後端部に連続した腰部支持部2とを備えている。臀部支持部1と腰部支持部2は一体に形成されている。この姿勢保持具は椅子C等に載置した状態で着座者Hが着座する(図16参照)。
まず、図15(I)に示すように、外殻部材10の外周縁に第1枠部材20を取り付けて第1半製品を組み立てる。次に、図15(II)に示すように、第1半製品の外殻部材10の表面に中間層30の裏面を接着して第2半製品を組み立てる。次に、図15(III)に示すように、第2半製品の中間層30の表面にクッション層40の裏面を接着して第3半製品を組み立てる。次に、図15(IV)に示すように、第3半製品のクッション層40の表面に外装シート50の裏面を接着して第4半製品を組み立てる。最後に、図15(V)に示すように、第4半製品の外装シート50の外周縁部を隠すように第2枠部材60を取り付け、姿勢保持具が完成する。
つまり、この姿勢保持具は、着座者Hが着座すると、次に説明するように、クッション層40が変形する。
このように、この姿勢保持具は、着座者Hが正しい姿勢で着座することができる。
実施例2の姿勢保持具は、図17〜図25に示すように、中間層230に第2凸部材が貼り付けられておらず、第1凸部材33のみが貼り付けられている点、クッション層240の厚みが実施例1に比べて薄い点、及び外装シート250の表面を溝状に窪ませた複数条の曲線250Aによって模様が形成されている点が実施例1と相違する。他の構成は実施例1と同様であり、同様の構成は同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
この姿勢保持具も、外殻部材10、第1枠部材20、及び中間層230によってベース層100が形成されている。このベース層100は、臀部側ベース部101と腰部側ベース部102とを具備している。臀部側ベース部101は左右両端部が左右中央部に比べて上側に位置するように湾曲した湾曲面で形成された表面を有している。また、腰部側ベース部102は左右両端部が左右中央部に比べて前側に位置するように湾曲した湾曲面で形成された表面を有している。このため、この姿勢保持具は、着座者Hが姿勢保持具に着座した際に低反発ウレタンフォームで形成されたクッション層40が変形しすぎないように、ベース層100がクッション層40の変形を規制している。また、この姿勢保持具は、クッション層40が低反発ウレタンフォームで形成され、左右中央部よりも左右両側に厚みが厚い部分を有している。
つまり、この姿勢保持具は、着座者Hが着座すると、次に説明するように、クッション層240が変形する。
このように、この姿勢保持具は、着座者Hが正しい姿勢で着座することができる。
(1)実施例1及び2では、着座者が着座すると臀部支持部及び腰部支持部の表面が変形して形成される特定の凹凸形状を臀部支持部及び腰部支持部の表面に複数個設けているが、着座者が着座すると臀部支持部及び腰部支持部の表面が変形して形成される特定の凹凸形状は、これらの凹凸の全てを設けなくても少なくとも一個以上設ければよい。
(2)実施例1及び2では、クッション層を低反発ウレタンフォームで形成しているが、低反発素材であれば他の素材でクッション層を形成してもよい。
(3)実施例1及び2では、中間層を高反発ウレタンフォームで形成しているが、クッション層よりも高反発であり、外殻部材よりも低反発である素材であれば、他の素材で中間層を形成してもよい。
(3)実施例1及び2では、外殻部材とクッション層との間に中間層を有しているが、中間層を有していなくてもよい。
(4)実施例1及び2では、ベース部の前端中央部の表面から上方に突出した中央凸部を有しているが、ベース部に中央凸部を有さなくてもよい。
(5)実施例1及び2では、中間層に第1凸部材を貼り付けて中央凸部を形成しているが、中間層と一体的に中央凸部を形成してもよい。
(6)実施例2では、中間層に第2凸部材を貼り付けて左右凸部を形成しているが、中間層と一体的に中央凸部を形成してもよい。
(7)実施例1及び2では、中間層が一定の厚みであるが、中間層は一定の厚みでなくてもよい。
(8)ベース層は、臀部側ベース部の左右両端部が左右中央部に比べて上側に位置するように湾曲した湾曲面で形成された表面を有し、腰部側ベース部の左右両端側が左右中央部に比べて前側に位置するように湾曲した湾曲面で形成された表面を有していれば、ベース層の外形状は、実施例1及び2に示した外形状でなくてもよい。
(9)クッション層は左右中央部よりも左右両側に厚みが厚い部分を有していれば、クッション層の外形状は、実施例1及び2に示した外形状でなくてもよい。
2…腰部支持部
10…外殻部材
30、230…中間層
33…第1凸部材(中央凸部)
34…第2凸部材(左右凸部)
40,240…クッション層
40A、240A…凹部
100…ベース層
101…臀部側ベース部
102…腰部側ベース部
Claims (5)
- 着座者の臀部を支持する臀部支持部と、この臀部支持部の一端部に連続して前記着座者の腰部を支持する腰部支持部とを備えた姿勢保持具であって、
前記臀部支持部の裏面側を構成し、左右両端部が左右中央部に比べて上側に位置するように湾曲した湾曲面で形成された表面を有する臀部側ベース部、及びこの臀部側ベース部の後端に連続しており、前記腰部支持部の裏面側を構成し、左右両端側が左右中央部に比べて前側に位置するように湾曲した湾曲面で形成された表面を有する腰部側ベース部を具備したベース層と、
低反発素材で形成されており、前記ベース層の表面を覆って前記臀部支持部及び前記腰部支持部の表面側を構成し、前記着座者が着座すると前記着座者の臀部及び腰部を支持する特定の凹凸形状に変形するように左右中央部よりも左右両側に厚みが厚い部分を有したクッション層と、
を備えていることを特徴とする姿勢保持具。 - 前記ベース層は、
前記臀部側ベース部の下面、及び前記腰部側ベース部の後面を構成する外殻部材と、
この外殻部材と前記クッション層との間に配置され、前記クッション層よりも高反発であり、前記外殻部材よりも低反発である素材で形成された中間層と、
を有していることを特徴とする請求項1記載の姿勢保持具。 - 前記クッション層は前記臀部支持部の後部から前記腰部支持部の下部にかけて表面の左右中央部に形成された凹部を有していることを特徴とする請求項1又は2記載の姿勢保持具。
- 前記ベース層は前記臀部側ベース部の前端中央部の表面から上方に突出した中央凸部を有していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の姿勢保持具。
- 前記ベース層は前記臀部側ベース部の左右両側の表面から上方に突出して前後方向に伸びた左右凸部を有していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の姿勢保持具。
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