JP2016198041A - 水耕栽培装置 - Google Patents

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鍾哲 金
Jong-Cheol Kim
鍾哲 金
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Abstract

【課題】植物の倒れ込みや生育不良等を防止する。また、植物を定植する際の作業を簡素化する。【解決手段】定植パネル3には、大穴部5Aと小穴部5Bと連通部5Cとによってひょうたん型の定植穴5を形成している。該大穴部5Aに根部4Aを挿入した植物4は、図2(c)にて矢印で示すようにスライドさせて前記小孔部5Bに固定する。これにより、植物4の前記大穴部5Aへの倒れ込みはくびれ部(符号5Ca参照)によって防止することができ、植物4の生育不良等を防止することができる。また、植物4を移動させるだけで該植物4を簡単に定植することができ、作業も簡素化できる。【選択図】図2

Description

本発明は、定植パネルを備えた水耕栽培装置に係り、詳しくは、該定植パネルに形成された定植穴に関する。
近年、健康問題や環境問題への関心の高まりから、農薬を使わずに植物を栽培できる水耕栽培が脚光を浴びるようになっており、そのような水耕栽培に使用される水耕栽培装置については種々の構造のものが提案されている(例えば、特許文献1乃至3参照)。
図3は、水耕栽培装置の従来構造の一例を示す断面図であり、符号12は、植物栽培液17が収容可能なトレイを示し、符号13は、該トレイ12の上方に配置される定植パネルを示し、符号15は、植物14を挿通させた状態で支持する貫通孔(定植穴)を示している。この定植穴15は、図4に例示するような形状をしており、大きな開口部15Aから植物14を挿入し、小さな開口部15Bにて該植物14を支持するように構成されていた。
しかしながら、図3及び図4に示す構成のものでは、小さな開口部15Bに挿通された状態の植物14が大きな開口部15Aの方に倒れ込んでしまい、生育が悪くなったり、商品として出荷できなくなったりするという問題があった。そこで、このような問題を解消する構造のものが種々提案されている(例えば、特許文献4及び5参照)。
図5は、水耕栽培装置の従来構造の他の例を示す分解斜視図であり、符号23は、植物を支持するための定植パネルを示し、符号26は、透水性の遮根シートを示し、符号22は、栽培容器本体を示している。この構成のものでは、前記定植パネル23が2つの部分23a,23bに分割可能となるように構成されていて、定植穴25はそれらの部分23a,23bの境界部分に形成されており、植物が倒れないように該2つの部分23a,23bで挟み込むように構成されていた。
意匠登録第1399382号公報 意匠登録第1399383号公報 特開2015−19634号公報 登録実用新案第3166111号公報 特許第4112539号公報
しかしながら、図5に例示する構造のものでは、植物を挟み込まないように注意を払いながら2つの部分23a,23bを結合する必要があり、その作業が煩雑になってしまうという問題があった。
本発明は、上述の問題を解消することのできる水耕栽培装置を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る発明は、図1及び図2(a)〜(c)に例示するものであって、貫通孔である定植穴(5)を有すると共に該定植穴(5)に挿通させた状態で植物(4)を支持する定植パネル(3)、を備えた水耕栽培装置(1)において、
前記定植穴(5)は、前記植物(4)の根部(4A)を挿入できる程度の大きさの大穴部(5A)と、該大穴部(5A)よりも小さな開口部であって該植物(4)の茎部(4B)を挿通できる程度の大きさの小穴部(5B)と、該大穴部(5A)と該小穴部(5B)とを連通する部分であって前記茎部(4B)を挿通させた状態で前記植物(4)を前記大穴部(5A)から前記小穴部(5B)に移動できるように構成された連通部(5C)と、により形成され、
前記小穴部(5B)は、前記植物(4)を収穫するまで成長により太くなる前記茎部(4B)を収容できる大きさであり、
前記連通部(5C)は、前記定植パネル(3)に定植される時点での前記茎部(4B)の太さよりも若干広い幅であって前記小穴部(5B)よりも狭い幅の部分(符号5Ca参照。以下、“幅狭部”とする)を有することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記植物(4)が、播種用培地(7)に播種することで発芽・生長したものであって、その根部(4A)には該播種用培地(7)を保持しており、
前記大穴部(5A)は、該播種用培地(7)を該根部(4A)と共に挿入できる程度の大きさであることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の発明において、植物栽培液(不図示)が収容可能なトレイ(2)を備え、
前記定植パネル(3)は、該トレイ(2)の上部に配置されるように構成されたことを特徴とする。
なお、括弧内の番号などは、図面における対応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。
請求項1乃至3に係る発明によれば、前記植物の大穴部への倒れ込みは前記幅狭部によって防止することができ、植物の生育不良等も防止することができる。また、植物を移動させるだけで該植物を簡単に定植することができ、作業も簡単である。
図1は、本発明に係る水耕栽培装置の構成の一例を示す分解斜視図である。 図2(a)は、その定植穴の形状の一例を示す模式図であり、同図(b)(c)は、植物を定植パネルにセットする手順の一例を示す模式図である。 図3は、水耕栽培装置の従来構造の一例を示す断面図である。 図4は、定植パネルの従来構造の一例を示す斜視図である。 図5は、水耕栽培装置の従来構造の他の例を示す分解斜視図である。
以下、図1及び図2に沿って、本発明の実施の形態について説明する。
本発明に係る水耕栽培装置は、図1に符号1で例示するものであって、定植パネル3を備えており、該定植パネル3は、貫通孔(以下、“定植穴”とする)5を有していて、該定植穴5に挿通させた状態で植物4を支持するように構成されている。そして、この定植穴5は、図2(a)に詳示するように、
・ 前記植物4の根部4Aを挿入できる程度の大きさ(つまり、挿入する際に該根部4Aが前記定植穴5の縁部に接触してダメージを受けないような大きさ)の大穴部5Aと、
・ 該大穴部5Aよりも小さな開口部であって該植物4の茎部4Bを挿通できる程度の大きさの小穴部5Bと、
・ 該大穴部5Aと該小穴部5Bとを連通する部分であって前記茎部4Bを挿通させた状態で前記植物4を前記大穴部5Aから前記小穴部5Bに移動できるように構成された連通部5Cと、
により形成されている。また、前記小穴部5Bは、前記植物4を収穫するまで成長により太くなる前記茎部4Bを収容できる程度の大きさに形成されており、前記連通部5Cは、前記定植パネル3に定植される時点での前記茎部4Bの太さよりも若干広い幅であって前記小穴部5Bよりも狭い幅の部分(以下、“幅狭部”とする)5Caを有している。この場合、植物栽培液(不図示)が収容可能なトレイ2を備え、前記定植パネル3は、該トレイ2の上部に配置されるように構成しておくと良い。
本発明においては、図2(b)に例示するように、植物4の根部4Aを前記大穴部5Aから挿入し、該植物4の茎部4Bが該大穴部5Aに挿通された状態で該植物4を小穴部5Bに移動させると良い(同図(c)参照)。前記連通部5Cには、前記定植パネル3に定植される時点での前記茎部4Bの太さよりも若干広い幅であって前記小穴部5Bよりも狭い幅の幅狭部5Caが形成されているので、該植物4の大穴部5Aへの倒れ込みは該幅狭部5Caによって防止することができ、該倒れ込みに伴う植物4の生育不良等も防止することができる。また、植物4を移動させるだけで該植物4を簡単に定植することができ、作業も簡単である。
ところで、上述した大穴部5Aや小穴部5Bは図2(a)に例示するような略円形状に開口したものにすると良いが、略多角形状に開口したものにしても良い。なお、前記大穴部5Aや小穴部5Bを略円形状にする場合には、該大穴部5Aの半径は15mm程度とし、該小穴部5Bの半径は8mm程度とし、定植穴5の全長(つまり、図2(a)において横方向の寸法)は50mm程度にするとよい。また、これらの寸法は、定植する植物4の種類に応じて適宜変更すると良い。
ところで、植物4を生育させるために不図示の光源を点灯させると、その光の一部は前記大穴部5Aを通って前記植物栽培液を照射してしまい、その部分でアオコが発生してしまうこととなる。そこで、前記大穴部5Aと前記小穴部5Bとの離間距離(換言すれば、前記幅狭部5Caの長さ寸法)を長くしておいて、該大穴部5Aの部分に発生するアオコが前記小穴部5Bにまで到達しにくいようにすると良い。
ところで、前記植物4は、播種用培地7に播種することで発芽・生長されたものであって、その根部4Aには該播種用培地7を保持したものであるようにすると良い。その場合、前記大穴部5Aは、該播種用培地7を該根部4Aと共に挿通できる程度の大きさであるようにすると良いなお、播種用培地7としては、ウレタンフォーム等のスポンジ素材のものや、セラミック製ものものなどを挙げることができ、該培地7は、円柱状や角柱状にすると良い。
また、前記トレイ2に収容されている植物栽培液は循環するようにすると良いが、循環しないタイプのものを本発明の範囲から除外するものではない。
1 水耕栽培装置
2 トレイ
3 定植パネル
4 植物
4A 植物の根部
4B 植物の茎部
5 定植穴
5A 大穴部
5B 小穴部
5C 連通部
5Ca 小穴部よりも狭い幅の部分
7 播種用培地

Claims (3)

  1. 貫通孔である定植穴を有すると共に該定植穴に挿通させた状態で植物を支持する定植パネル、を備えた水耕栽培装置において、
    前記定植穴は、前記植物の根部を挿入できる程度の大きさの大穴部と、該大穴部よりも小さな開口部であって該植物の茎部を挿通できる程度の大きさの小穴部と、該大穴部と該小穴部とを連通する部分であって前記茎部を挿通させた状態で前記植物を前記大穴部から前記小穴部に移動できるように構成された連通部と、により形成され、
    前記小穴部は、前記植物を収穫するまで成長により太くなる前記茎部を収容できる大きさであり、
    前記連通部は、前記定植パネルに定植される時点での前記茎部の太さよりも若干広い幅であって前記小穴部よりも狭い幅の部分を有する、
    ことを特徴とする水耕栽培装置。
  2. 前記植物は、播種用培地に播種することで発芽・生長したものであって、その根部には該播種用培地を保持しており、
    前記大穴部は、該播種用培地を該根部と共に挿入できる程度の大きさである、
    ことを特徴とする請求項1の水耕栽培装置。
  3. 植物栽培液が収容可能なトレイを備え、
    前記定植パネルは、該トレイの上部に配置されるように構成された、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の水耕栽培装置。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51129735A (en) * 1975-04-30 1976-11-11 Mitsubishi Petrochemical Co Hydroponics by using foamed rough plate
JPS54183457U (ja) * 1978-06-16 1979-12-26
JPH0177357U (ja) * 1987-11-13 1989-05-24
US20100154300A1 (en) * 2008-12-22 2010-06-24 Wiersma John C Hydroponics plant growing assembly

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