JP2014018110A - 水耕栽培装置 - Google Patents

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省吾 浅尾
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Abstract

【課題】簡単な構造で、コスト良好に、適正で均一な大きさ及び形状を有する根菜類等の植物を栽培することができ、自動化を容易に行うことができる水耕栽培装置を提供する。
【解決課題】水耕栽培装置10の栽培筒2は、例えばアクリル樹脂等の合成樹脂からなり、円筒状をなす本体21と、例えば根菜類等の植物3の根元を支持する根元支持部22と、本体21の上縁に周方向に少なくとも2個以上、該上縁から外側に突設された把持部23とを備える。根元支持部22は、本体21に締り嵌めされて固定される。水槽1の向かい合う両短辺には、高さ方向に複数個所、載置突起部11が設けられている。支持板12の嵌合孔12aに栽培筒2が嵌め込まれ、把持部23により栽培筒2が支持板12に係止された状態で、該支持板12が載置突起部11に載置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、植物を水耕栽培するための水耕栽培装置に関する。
温室、植物工場等の閉鎖空間において、自然光又は人工照明の下、植物栽培トレイに多数の植物株を植生して栽培する種々の方法が開発されているが、この栽培方法の一つに水耕栽培法がある。水耕栽培法は、例えば植物株の生育に必要な栄養分を水に溶解した培養水を植物栽培槽に貯留し、植物栽培槽に貯留した培養水の上側に植物株を支持して培養水に植物株の根を浸し、植物株に培養水を吸収させて育成する栽培方法である。
従来、略鉛直方向に成長する根部(塊根、担根体、地下茎等)が食用、又は薬用等として収穫される有用植物(例えばニンジン、ダイコン、ゴボウ等の根菜類、高麗人参、葛等の根部を用いる漢方薬用の植物等)については、水耕栽培はほとんど実用化されていなかった。これは、ダイコンをはじめとする殆どの前記有用植物の主根は土中で生長するが、水耕栽培を行った場合、主根が培養水中に浸ることになり、この状態では主根は肥大しないからである。
特許文献1には、根の先端部分を培養水に浸し、かつ根の先端以外の部分を培養水に浸さずに培養し、先端以外の部分の肥大化を図った根菜類の水耕栽培方法について開示されている。
また、特許文献2には、葉菜類は主根の生育を抑制し、側根及びひげ根の生育を促進したほうが地上部の生育が旺盛になることを知得したことに基づいて、側面に透孔を有し、中央部が他部より大径である有底略円筒状をなし、ひげ根の生育の促進を図った竹炭製の育苗ポットの発明が開示されている。この育苗ポット内に収容する幼苗は、別途発芽用苗床に播種して発芽させている。
特開2005−91号公報 特開2001−45875号公報
しかし、特許文献1の水耕栽培方法の場合、根の先端部分のみが培養水に浸かるように、発泡スチロール板を培養水に浮かしているので、主根が真っ直ぐに伸びず、形状がいびつになる虞があるという問題があった。従って、均一な大きさ及び形状を有する野菜を大量生産することができないという問題があった。
特許文献2の育苗ポットの場合、苗毎に複数の培地に植え替え、育苗ポットに移し替える必要があるので、作業が煩雑であり、また、育苗ポットは中央部が大径である円筒形状をなすので、主根の形状が中央部が大径である形状になる等、いびつになる虞があった。しかも、側根及びひげ根の生育を促進し、主根の伸張を抑制し、地上部の発育を良くするので葉菜類には適用できるが、主根を肥大化すべき根菜類には適用できないという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、簡単な構造で、コスト良好に、適正で均一な大きさ及び形状を有する根菜類等の植物を栽培することができ、自動化を容易に行うことができる水耕栽培装置を提供することを目的とする。
第1発明に係る水耕栽培装置は、水槽を有し、該水槽に注入される培養水又は霧化した培養水により植物を水耕栽培する水耕栽培装置において、前記植物の根元部を支持する根元支持部と、該根元支持部を挿嵌する栽培筒と、複数の嵌合孔を有し、前記水槽内で、前記栽培筒を前記嵌合孔に嵌め込んで支持する支持板とを備えることを特徴とする。
本発明においては、植物の根元部を支持する根元支持部を栽培筒に挿嵌し、該栽培筒を支持板に嵌め込んだ状態で該支持板を水槽中に配置するので、根菜類等の植物を栽培筒に沿って適正な形状を有するように生育させることができ、根の湿度を適正に保持した状態で生長を促進させ、均一な大きさを有する植物を収穫することができる。
また、根元支持部を挿嵌した栽培筒、及び支持板のみの簡単な構造からなるので、取扱い及びメンテナンスが容易である。ユニバーサルデザインに相当し、生育作業及びメンテナンスは座った状態でも可能であり、作業者の負担が軽い。そして、規格化されており、取扱い易く、収穫作業が容易な栽培筒を用いるので、作業ミスが発生しにくく、機械化及び自動化も容易である。
さらに、栽培筒から延出したひげ根のみに給水、間欠灌水を行うように構成することにより、主根の生長を促進するとともに、液肥の量を減じ、送水のための電力等を減じて省エネルギーを図り、コストの低減を図ることができる。
第2発明に係る水耕栽培装置は、第1発明において、前記栽培筒は、軸方向に伸縮可能に構成されていることを特徴とする。
本発明においては、栽培筒が軸方向に伸縮可能に構成されているので、主根の生長に応じて栽培筒を伸ばすことにより、主根の形状を調整し、栽培筒から延出するひげ根のみに良好に給水することができる。
第3発明に係る水耕栽培装置は、第2発明において、前記栽培筒は、テレスコピックに構成されていることを特徴とする。
本発明においては、より適正に主根の形状を調整することができる。
第4発明に係る水耕栽培装置は、第1発明から第3発明までのいずれかにおいて、前記栽培筒は、下側が細いことを特徴とする。
本発明においては、より適正に先細に、主根の形状を調整することができる。
第5発明に係る水耕栽培装置は、第1発明から第4発明までのいずれかにおいて、前記栽培筒は、周方向に分割することが可能に構成されていることを特徴とする。
本発明においては、栽培筒に沿って生長した植物を収穫するときに、栽培筒を分割することで容易に取り出すことができる。
第6発明に係る水耕栽培装置は、第1発明から第5発明までのいずれかにおいて、前記支持板は、昇降可能に構成されていることを特徴とする。
本発明においては、主根の生長に合わせて栽培筒を上昇させることができ、自動化が容易であり、大量生産が可能になる。
第7発明に係る水耕栽培装置は、第1発明から第5発明までのいずれかにおいて、前記水槽は四角筒状をなし、前記支持板は、前記水槽の幅方向の両端部側で前記水槽の底面に対する間隔が異なるように、前記水槽に支持されていることを特徴とする。
本発明においては、植物の生長に応じて、栽培筒と水槽底面との間隔を変えることができる。支持板を水槽の一端部側から他端部側へ斜め上方向に移動させるように構成することで、容易に自動化することができ、大量生産が可能になる。
第8発明に係る水耕栽培装置は、第1発明から第5発明までのいずれかにおいて、前記水槽は、四角筒状をなし、底面が傾斜していることを特徴とする。
本発明においては、植物の生長に応じて、栽培筒と水槽底面との間隔を変えることができる。支持板を水槽の一端部側から他端部側へ水平方向に移動させるように構成することで、容易に自動化することができ、大量生産が可能になる。
第9発明に係る水耕栽培装置は、第7発明又は第8発明において、前記支持板は複数の分体からなり、各分体は前記水槽の幅方向の一端部側から他端部側へ移動可能に構成されていることを特徴とする。
本発明においては、容易に自動化して作業者の負担を軽減することができ、水耕栽培装置をユニバーサルデザインのものにすることができる。
第10発明に係る水耕栽培装置は、第1発明から第9発明までのいずれかにおいて、前記根元支持部は、多孔質材からなることを特徴とする。
本発明においては、根が根元支持部に絡まり、植物が容易に、良好に根元支持部に固定され得る。
本発明によれば、植物の根元部を支持する根元支持部を栽培筒に挿嵌し、該栽培筒を支持板に嵌め込んだ状態で該支持板を水槽中に配置するので、根菜類等の植物を栽培筒に沿って適正で均一な形状及び大きさを有するように生育させることができる。
また、根元支持部を挿嵌した栽培筒及び支持板のみの簡単な構造からなるので、取扱い及びメンテナンスが容易である。ユニバーサルデザインに相当し、生育作業及びメンテナンスは座った状態でも可能であり、作業者の負担が軽い。そして、規格化されており、取扱い易く、収穫作業が容易な栽培筒を用いるので、作業ミスが発生しにくく、機械化及び自動化も容易である。
さらに、栽培筒から延出したひげ根のみに給水、間欠灌水を行うように構成することにより、主根の生長を促進するとともに、液肥の量を減じ、送水のための電力等を減じて省エネルギーを図り、コストの低減を図ることができる。
本発明の実施の形態1に係る水耕栽培装置の構成を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態1に係る栽培筒を示す斜視図である。 周方向に分割可能な栽培筒を示す平面図である。 周方向に分割可能な他の栽培筒を示す平面図である。 本発明の実施の形態2に係る栽培筒を示す側面図である。 本発明の実施の形態2に係る水耕栽培装置を正面側から見た状態を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態2に係る水耕栽培装置を側方から見た状態を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態2に係る水耕栽培装置を側方から見た状態を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態2に係る水耕栽培装置を側方から見た状態を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態3に係る水耕栽培装置を正面側から見た状態を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態3に係る水耕栽培装置を側方から見た状態を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態3に係る水耕栽培装置を側方から見た状態を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態3に係る水耕栽培装置を側方から見た状態を示す縦断面図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る水耕栽培装置10の構成を示す縦断面図、図2は本発明の実施の形態1に係る栽培筒2を示す斜視図である。
水耕栽培装置10は、水槽1と、複数個の栽培筒2,2,…とを備える。
栽培筒2は、例えばアクリル樹脂等の透過性を有する合成樹脂からなり、円筒状をなす本体21と、例えばニンジン、ダイコン、及びゴボウ等の根菜類、漢方薬用の植物等の前記有用植物である植物3の根元を支持する根元支持部22と、本体21の上縁に周方向に少なくとも2個以上、該上縁から外側に突設された把持部23とを備える。なお、図1においては、植物3としてニンジンを例示している。
把持部23は、後述する水槽1内の支持板12に係止されるとともに、作業者、又は図示しないロボットアーム等の機械が、栽培筒2を搬送する際に摘持される。作業者、又はロボットアーム等は把持部23を把持して栽培筒2を持ち上げ、定植、苗間隔の変更、位置変え、及び収穫等を行う。この把持部23により、容易に栽培筒2のハンドリングの自動化を実現することができる。
把持部23は、フランジ状であってもよい。
また、把持部23の形状、大きさ、及び色等を変えたり、把持部23に切欠き等を設けたりすることにより、把持部23を、作業者又はロボットアーム等が栽培筒2の位置又は向き等を検出するための目印として用いることができ、植物3の種類、ロット等の識別に用いることができる。
本体21の側面には複数個、通気孔25が設けられ、本体21の下端部には2個又は2個以上の切欠き24が設けられている。この切欠き24及び通気孔25により、後述する培養水13、霧化した培養水(以下、ミストという)、及び空気が通流される。
本体21は、側面視が円錐台状をなすものであってもよい。
根元支持部22は、例えばポリウレタン等の合成樹脂製の連泡スポンジ、中空繊維を混合したゴム,エラストマー、ポリウレタン等の多孔質材からなり、伸縮性を有する。根元支持部22の上面には、植物3の種を載置するための孔が設けられている。根元支持部22は、本体21に締り嵌めされて本体21に固定される。根元支持部22の大きさの一例として、本体21が例えば26mmの内径を有する場合、例えば一辺が25mmの立方体状である場合が挙げられる。なお、根元支持部22は本体21に締り嵌めされる場合に限定されるものではなく、本体21に根元支持部22の固定のための係止突起部を設け、該係止突起部に根元支持部22を係止することにしてもよい。
水槽1は平面視が横長の略矩形状をなし、4枚の側板と1枚の底板とで構成されている。水槽1は、例えばアクリル樹脂又は発砲スチロール等の合成樹脂等からなる。
水槽1の向かい合う両短辺には、高さ方向に複数個所、載置突起部11が設けられている。載置突起部11には支持板12が載置されている。支持板12はウレタン板、発砲スチロール板、プラスチックダンボール板等からなり、水槽1の開口面より少し小さい矩形状をなし、複数の嵌合孔12aが設けられている。支持板12が白色を有するように構成した場合、光の反射率を高くし、植物3の生長を促進することができる。
支持板12の嵌合孔12aに栽培筒2が嵌め込まれ、把持部23により栽培筒2が支持板12に係止された状態で、該支持板12が載置突起部11に載置される。図1においては、支持板12は2段目の載置突起部11上に載置されている。
なお、栽培筒2に把持部23を設けず、栽培筒2を支持板12の嵌合孔12aに締り嵌めすることにしてもよい。また、支持板12を載置突起部11上に載置するのではなく、水槽1に内壁に締り嵌めすることにしてもよい。
水槽1には、植物3を栽培するための培養水13が貯留される。培養水13には、酸素、及び液体肥料(液肥)等が溶解している。なお、培養水13は貯留する場合に限定されるものではなく、水槽1内を幅方向の一端部側から他端部側へ通流させることにしてもよく、水槽1内を循環させることにしてもよく、また、間欠潅水するようにしてもよい。そして、ミストを水槽1内に導入することにしてもよい。
下記の表1に、液肥の物性の一例を挙げる。表1中、「EC」はイオン電気伝導度であり、土壌中の塩類濃度の指標として用いられるものである。
Figure 2014018110
液肥は、例えば大塚アグリテクノ株式会社製の「大塚ハウス1号」、「大塚ハウス2号、「大塚ハウス5号」等の養液栽培用肥料を用いて調整する。
以上のように構成された水耕栽培装置10を用いて、根菜類等の植物3を栽培する場合、まず、栽培筒2の根元支持部22の上面の前記孔に植物3の種を載置する。根元支持部22には、液肥を含有する培養水を浸透させてある。ここで、所定の合成繊維からなる不織布、例えば尿素ホルムアルデヒド樹脂,メラミンホルムアルデヒド樹脂,ポリアミドポリアミンエピクロルヒドリン等の湿潤紙力増強剤を添加した紙材、ポリウレタン等の合成樹脂製のシート等からなる保水材に培養水を浸透させ、この保水材を、根元支持部22を覆うように丸めた状態で、栽培筒2に嵌め込むことにしてもよい。これにより栽培筒2の内側が加湿され、乾燥が防止された状態で植物3の根が生長する。
次に、複数の栽培筒2が支持板12の嵌合孔12aに嵌められ、この支持板12が水槽1の最下段の載置突起部11上に載置される。培養水13が切欠き24から栽培筒2内に浸入し、ひげ根32が浸かる程度に、培養水13を水槽1内に注入する。前記ミストを水槽1内に導入し、通気孔25及び切欠き24からミストが進入して栽培筒2内がミストで満たされるようにしてもよい。
植物3の主根31は根元支持部22に絡まり、固定された状態で下方に伸び、主根31の側部からひげ根32が下方に延出し、上方に葉部33が伸びる。
そして、図1に示すように、支持板12を中段の載置突起部11上に載置する。培養水13の量は、栽培筒2の下端部から延出したひげ根32が浸かる程度の量にする。
さらに、植物3の生長に応じて、支持板12を最上段の載置突起部11上に載置する。この場合も、培養水13の量は、栽培筒2の下縁から延出したひげ根32が浸かる程度の量にする。
本実施の形態においては、植物3の根元部を支持する栽培筒2の根元支持部22を本体21に挿嵌し、栽培筒2を支持板12に嵌め込んだ状態で支持板12を水槽1中に配置するので、植物3を栽培筒2に沿って、例えば円錐状等の適正な形状を有するように生育させることができる。そして、各植物3の主根31の大きさを均一にすることができ、主根31の大きさが均一であることから、葉部33の大きさも略均一にすることができ、良好な品質を有する植物3を大量生産することが可能である。
また、水耕栽培装置10は、根元支持部22を挿嵌した栽培筒2及び支持板12のみの簡単な構造からなるので、取扱い及びメンテナンスが容易である。ユニバーサルデザインに相当し、生育作業及びメンテナンスは座った状態でも可能であり、作業者の負担が軽減される。そして、規格化されており、取扱い易く、収穫作業が容易な栽培筒2を用いるので、作業ミスが発生しにくく、容易に機械化及び自動化することができる。
また、栽培筒2から延出したひげ根32のみに給水を行うので、主根31の生長を促進するとともに、液肥の量を減じ、培養水13を送水する場合等には電力等を減じて省エネルギーを図ることができ、コストの低減を図ることができる。
なお、支持板12を載置する載置突起部11を植物3の生長に応じてより上側のものに変更する場合には限定されない。支持板12を水槽1に締り嵌めするように構成した場合には、支持板12を少しずつ上側に移動させて、支持板12(栽培筒2)の水槽底面からの高さを微調整することも可能である。
また、支持板12の水槽底面からの高さは固定し、栽培筒2内で根元支持部22の水槽底面からの高さを、植物3の生長に応じて高くすることにしてもよい。
そして、栽培筒2は、周方向に分割可能に構成することができる。
図3は、この場合の栽培筒2を示す平面図である。栽培筒2の本体21は周方向に2分割した分体211と212とからなり、分体211と分体212とを合わせた後、外周側に輪ゴム等の伸縮リング4を嵌めることにより、分体211と分体212との嵌合が固定される。
図4は、他の栽培筒2を示す平面図である。栽培筒2の本体21は周方向に2分割した分体211と212とからなる。分体211の分割側端部の外側面には平面視が略三角形状の爪部211aが設けられ、分体212の分割側端部には爪部211a側に矢印状に突出した爪係止部212aが設けられている。爪係止部212aを爪部211aに係止することにより、分体211と分体212との嵌合が固定される。
以上のように構成することにより、栽培筒2に沿って生長し、特に主根31の上側は本体21の内周面近くまで肥大化する植物3を収穫するときに、本体21を分割することで容易に取り出すことができる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る水耕栽培装置100は、栽培筒5が伸縮可能に構成されている点、支持板が複数の移動可能な分体(栽培トレイ)14からなり、水槽1の幅方向の両端部で水槽底面に対する間隔が異なるように水槽1に支持されている点が実施の形態1に係る水耕栽培装置10と異なる。
図5は本発明の実施の形態2に係る栽培筒5を示す側面図、図6は実施の形態2に係る水耕栽培装置100を正面側から見た状態を示す縦断面図である。図7〜図9は水耕栽培装置100を側方から見た状態を示す縦断面図であり、図7は図6における水耕栽培装置100の左側部分(水槽1の幅方向の一端部側)、図8は中央側部分、図9は右側部分(水槽1の幅方向の他端部側)を側方から見た状態を示す縦断面図である。図6においては栽培筒5を省略している。図5〜図9中、図1と同一部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。
栽培筒5は、上下方向(軸方向)に沿って伸縮可能に設けられた外筒51、中筒52、及び内筒53からなるテレスコピック構造を有する。
外筒51には、上から下にテーパ状に縮径しており、植物3の根元部を支持した根元支持部22が挿嵌される。中筒52はテーパ状に縮径しており、外面が外筒51の内面に沿って摺動し、外筒51の内部に収容されるように構成されている。内筒53はテーパ状に縮径しており、外面が中筒52の内面に沿って摺動し、中筒52の内部に収容されるように構成されている。中筒52の下端部には2又は2以上の切欠き52aが設けられ、内筒53の下端部には2又は2以上の切欠き53aが設けられている。
栽培筒5は、自重により、中筒52の上端部が外筒51の下端部に係止した状態で伸び、また、中筒52の上端部が外筒51の下端部に係止し、かつ内筒53の上端部が中筒52の下端部に係止した状態で伸びるように構成されている。
水耕栽培装置100の水槽1の短手方向の両側には、凹溝状をなし、底面の高さが水槽1の長手方向に(水槽1の幅方向の一端部側から他端部側に)段階的に高くなるコロ支持部15,15が設けられている。コロ支持部15は、水槽1の長手方向に一列にコロ16が並ぶように、各コロ16の軸部を支持する。
前記栽培トレイ14は、複数の嵌合孔14a(図7参照)を有する。栽培トレイ14は、栽培筒5を嵌合孔14aに嵌め込んだ状態でコロ16,16間に橋絡され、植物3の生長に応じて、コロ16,16により水槽1の一端部側から他端部側へ段階的に移動される。なお、栽培筒5は栽培トレイ14に締り嵌めされる場合には限定されない。
貯水槽7には培養水13が貯水されており、貯水槽7から水槽1へ培養水13が流入される。
図7は、栽培トレイ14を水槽1の一端部側に導入した直後の状態を示している。
図7においては、栽培筒5の中筒52内に内筒53が収容され、中筒52の上端部が外筒51の下端部に係止した状態で中筒52が伸び切り、中筒52の下端部が水槽底面に当接するように、栽培トレイ14が支持されている。ここでは、切欠き52aから栽培筒5内に浸入した培養水13に、植物3のひげ根32のみが着水している。
図8は、中間期の植物3の状態を示している。
図8においては、コロ支持部15の底面が図7の場合より高くなっており、内筒53の上端部が中筒52の下端部に係止した状態で内筒53が伸び切り、内筒53の下端部が水槽底面に当接するように、栽培トレイ14が支持されている。ここでは、切欠き53aから栽培筒5内に浸入した培養水13に、植物3のひげ根32のみが着水している。
図9は、収穫期の植物3の状態を示している。
図9においては、コロ支持部15の底面が図8の場合より高くなっており、内筒53の下端部が水槽底面から離隔する状態で、栽培トレイ14が支持されている。ここでは、内筒53の下端部から延出した植物3のひげ根32のみが着水している。
水耕栽培装置100において、栽培トレイ14の上下方向の移動距離は例えば数十cmであり、水平方向の移動距離は例えば数〜10mであるので、水槽1の他端部側で栽培筒5が多少斜めになることは問題にならない。例えばライン長さが10m、高さが10cmの場合、角度は1.2度であり、ライン長さが10m、高さが20cmの場合、角度は3度である。また、栽培筒5を栽培トレイ14に締り嵌めする場合、栽培筒5を軸方向が鉛直方向と略一致するように調整することも可能である。
本実施の形態に係る水耕栽培装置100は以上のように構成されているので、植物3の生長に応じて、機械的に栽培トレイ14を斜め上方に移動させ、容易に自動化を実現することができる。そして、栽培筒5がテレスコピック構造を有するので、形状及び大きさが、より適切かつ均一である植物3を大量生産することができる。
なお、図7に示すように、植物3の栽培の初期において、中筒52の下端部が水槽底面に当接するように栽培筒5を配置する場合に限定されるものではなく、中筒52及び内筒53を収容した外筒51の下端部を水槽底面に当接するようにしてもよい。
また、栽培筒5はテレスコピック構造を有する場合に限定されるものではなく、蛇腹構造を有するものであってもよい。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3に係る水耕栽培装置101は、水槽8の底面が、水槽8の幅方向の一端部側の高さが他端部側より高くなるように傾斜している点、栽培トレイ14が前記一端部側から他端部側へ水平(水槽8の長手方向)に移動される点以外は実施の形態2に係る水耕栽培装置100と同様の構成を有する。
図10は、本発明の実施の形態3に係る水耕栽培装置101を正面側から見た状態を示す縦断面図である。図11〜図13は水耕栽培装置101を側方から見た状態を示す縦断面図であり、図11は図10における水耕栽培装置101の左側部分(水槽8の幅方向の一端部側)、図12は中央側部分、図13は右側部分(水槽8の幅方向の他端部側)を側方から見た状態を示す縦断面図である。図13においては栽培筒5を省略している。図10〜図13中、図1と同一部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。
水耕栽培装置101においては、コロ支持部15は底面の高さが水槽8の幅方向に一定であり、コロ支持部15に支持された一対のコロ16に橋絡された栽培トレイ14は、上述したように、水平方向に移動する。
図11は、栽培トレイ14を水槽8の一端部側に導入した直後の状態を示している。
図11においては、栽培筒5の中筒52内に内筒53が収容され、中筒52の上端部が外筒51の下端部に係止した状態で中筒52が伸び切り、中筒52の下端部が水槽底面に当接している。ここでは、切欠き52aから栽培筒5内に浸入した培養水13に、植物3のひげ根32のみが着水している。
図12は、中間期の植物3の状態を示している。
上述したように水槽8の底面が傾斜しているので、図12に示すように、前記底面は図11の場合より下がっており、内筒53の上端部が中筒52の下端部に係止した状態で内筒53が伸び切り、内筒53の下端部が水槽底面に当接している。ここでは、切欠き53aから栽培筒5内に浸入した培養水13に、植物3のひげ根32のみが着水している。
図13は、収穫期の植物3の状態を示している。
図13に示すように、前記底面は図12の場合より下がっており、内筒53の下端部が水槽底面から離隔する状態で、栽培筒5が栽培トレイ14に支持されている。ここでは、内筒53の下端部から延出した植物3のひげ根32のみが着水している。
本実施の形態に係る水耕栽培装置101は以上のように構成されているので、植物3の生長に応じて、機械的に栽培トレイ14を水平方向に移動させ、容易に自動化を実現することができる。そして、栽培筒5がテレスコピック構造を有するので、形状及び大きさが、より適切かつ均一である植物3を大量生産することができる。
また、水耕栽培装置101においては、水槽8の底面が傾斜しているので、培養水13が底面に沿って流れ落ち、滞留しにくく、良好に植物3に給水を行って生長を促進することができる。
以上、説明した実施の形態1及び2は本発明の例示であり、本発明は特許請求の範囲に記載された事項及び特許請求の範囲の記載に基づいて定められる範囲内において種々変更した形態で実施することができる。
例えば、実施の形態2に係る栽培筒5を実施の形態1に係る水耕栽培装置10に適用することが可能である。
そして、栽培筒2及び5は、支持板12及び栽培トレイ14に縦姿勢で支持される場合に限定されるものではなく、斜め姿勢で支持することにしてもよい。これにより省スペースが図られる。
また、栽培トレイ14をコロ16により搬送する場合に限定されるものではなく、チェーン等により自動搬送することにしてもよい。
また、主根31のみを利用する場合に限定されるものではなく、主根31を利用するものであればよく、葉部33及び茎部を別途利用することにしてもよい。例えば植物3がニンジン、又はダイコンである場合、ニンジン葉、又はダイコン葉を食用として収穫することができる。
10、100、101 水耕栽培装置
1、8 水槽
11 載置突起部
12 支持板
13 培養水
14 栽培トレイ
15 コロ支持部
16 コロ
2、5 栽培筒
21 本体
22 根元支持部
23 把持部
51 外筒
52 中筒
53 内筒
3 植物
31 主根
32 ひげ根
33 葉部

Claims (10)

  1. 水槽を有し、該水槽に注入される培養水又は霧化した培養水により植物を水耕栽培する水耕栽培装置において、
    前記植物の根元部を支持する根元支持部と、
    該根元支持部を挿嵌する栽培筒と、
    複数の嵌合孔を有し、前記水槽内で、前記栽培筒を前記嵌合孔に嵌め込んで支持する支持板と
    を備えることを特徴とする水耕栽培装置。
  2. 前記栽培筒は、軸方向に伸縮可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の水耕栽培装置。
  3. 前記栽培筒は、テレスコピックに構成されていることを特徴とする請求項2に記載の水耕栽培装置。
  4. 前記栽培筒は、下側が細いことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の水耕栽培装置。
  5. 前記栽培筒は、周方向に分割することが可能に構成されていることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の水耕栽培装置。
  6. 前記支持板は、昇降可能に構成されていることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の水耕栽培装置。
  7. 前記水槽は四角筒状をなし、
    前記支持板は、前記水槽の幅方向の両端部側で前記水槽の底面に対する間隔が異なるように、前記水槽に支持されていることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の水耕栽培装置。
  8. 前記水槽は、
    四角筒状をなし、
    底面が傾斜していることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の水耕栽培装置。
  9. 前記支持板は複数の分体からなり、
    各分体は前記水槽の幅方向の一端部側から他端部側へ移動可能に構成されていることを特徴とする請求項7又は8に記載の水耕栽培装置。
  10. 前記根元支持部は、多孔質材からなることを特徴とする請求項1から9までのいずれか1項に記載の水耕栽培装置。
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