JP2016197482A - 電子機器の格納装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器を格納するシャーシを介して伝達される振動が原因で、他の電子機器の性能劣化が生じるのを防止する格納装置を提供する。
【解決手段】HDDユニットの格納装置は、少なくとも1つのHDDユニットを配置可能な間隔を空けて複数のHDDユニットをそれぞれ格納する複数のシャーシと、複数のシャーシを固定する固定部と、を有しており、複数のシャーシのそれぞれは、各シャーシが格納するHDDユニットどうしの間隔に、他のシャーシが格納するHDDユニットの少なくとも1つが配置されるように形成されている。
【選択図】図2D

Description

本発明は、電子機器の格納装置に関する。
複数の記憶装置を搭載したストレージ装置が広く普及している。このようなストレージ装置は一般にディスクアレイ装置と称される。多くの場合、ディスクアレイ装置には複数のハードディスクドライブユニット(以下ではHDDユニットと称する)が搭載されている。図1は、関連技術のディスクアレイ装置Aを示す正面図である。ディスクアレイ装置Aは、上方シャーシC10及び下方シャーシC20を含む箱型の格納装置100と、格納装置100の内側に配置された複数の(例えば20個以上の)HDDユニット20と、を備えている。ただし、説明の簡略化のために、図1中のディスクアレイ装置Aは9つのHDDユニット20を備えるものとする。
図1のディスクアレイ装置Aでは、各HDDユニット20の上端部及び下端部が、上方シャーシC10及び下方シャーシC20の内面に突設された格納構造部1100,1100間に挟持されている。このような構造を有するディスクアレイ装置Aでは、1つのHDDユニット20の稼働中に発生する振動が、上方シャーシC10及び下方シャーシC20を介して他のHDDユニット20に伝達されることになる。このようにして伝達される振動はHDDユニット20の性能劣化を引き起こすおそれがある。特に、2つのHDDユニット20,20間の振動伝達率は両者が近接するのに従って増加するので、上記の性能劣化は互いに隣接するHDDユニット20,20間で特に顕著になると考えられる。
上記の問題点に関連して、複数のディスクモジュールを多段に収納するディスクアレイ装置において、水平方向に隣接するディスクモジュール間に通風用の空隙を設けることが提案されている(例えば特許文献1を参照)。これにより水平方向に隣接するディスクモジュール間の振動伝達率を低減することができる。しかしながら、上記の技術を採用しても、個々のディスクモジュール内で互いに隣接するディスクドライブ間の振動伝達率を低減することはできない。また、関連技術では、複数のディスク装置を収納するストレージ装置において、ディスク装置を基板に固定する固定部材とディスク装置との間に樹脂製の振動吸収部材を設置することが提案されている(例えば、特許文献2を参照)。これによりディスク装置と基板との間の振動伝達率を低減することができる。しかしながら、上記の技術を採用しても、複数のディスク装置が共通の基板によって支持されることに変わりはないので、基板を介したディスク装置間の振動伝達率を低減することはできない。
特開2005−149684号公報 特開2014−86123号公報
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、電子機器を格納するシャーシを介して伝達される振動が原因で、他の電子機器の性能劣化が生じるのを防止する格納装置を提供することである。
実施形態の一観点によれば、電子機器の格納装置であって、少なくとも1つの電子機器を配置可能な間隔を空けて、複数の電子機器をそれぞれ格納する複数のシャーシと、複数のシャーシを固定する固定部と、を有し、複数のシャーシのそれぞれは、各シャーシが格納する電子機器の間隔に、複数のシャーシの他のシャーシが格納する電子機器が少なくとも1つ配置されるように形成されている、格納装置が提供される。
開示の格納装置によれば、互いに隣接する電子機器が別々のシャーシに格納されるので、互いに隣接する電子機器間の振動伝達率を低減することができる。従って、開示の格納装置によれば、電子機器を格納するシャーシを介して伝達される振動が原因で、他の電子機器の性能劣化が生じるのを防止することができる。
図1は、関連技術のディスクアレイ装置の正面図である。 図2Aは、第1実施例の格納装置の正面図である。 図2Bは、第1実施例の格納装置の上面図である。 図2Cは、第1実施例の格納装置の斜視図である。 図2Dは、図2Cに対応する分解斜視図である。 図2Eは、図2D中の各シャーシの固定部を拡大して示す部分拡大図である。 図2Fは、図2C中の各シャーシの固定部を拡大して示す部分拡大図である。 図3Aは、第1実施例の格納装置における第1のシャーシのみを示す斜視図である。 図3Bは、第1実施例の格納装置における第2のシャーシのみを示す斜視図である。 図3Cは、第1実施例の格納装置における第3のシャーシのみを示す斜視図である。 図4は、第1実施例の格納装置によって達成される振動伝達率の低減効果を示す棒グラフである。 図5は、図1中の格納装置におけるHDDユニット間の振動伝達率の測定結果を示す棒グラフである。 図6は、コネクタボードの変形例が適用された格納装置の一部を示す斜視図である。 図7は、図6中のコネクタボードの分解斜視図である。 図8Aは、第2実施例の格納装置の上面図である。 図8Bは、第2実施例の格納装置の斜視図である。 図8Cは、図8Bに対応する分解斜視図である。 図9は、第2実施例の格納装置によって達成される振動伝達率の低減効果を示す棒グラフである。 図10Aは、第3実施例の格納装置の斜視図である。 図10Bは、図10A中の底壁部の左右方向における一方の縁部を示す部分拡大図である。 図10Cは、図10Aに対応する分解斜視図である。 図11Aは、第3実施例の格納装置における第1のシャーシのみを示す斜視図である。 図11Bは、第3実施例の格納装置における第2のシャーシのみを示す斜視図である。 図11Cは、第3実施例の格納装置における第3のシャーシのみを示す斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本出願に係る格納装置の実施の形態を、具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。以下に説明する実施例では、格納装置に格納される電子機器として、HDDユニットを例示している。つまり、以下の実施例の格納装置は、複数のHDDユニットを格納することによって1つのディスクアレイ装置を構成している。ただし、格納装置1に格納される電子機器は、稼働時に振動を発生する他の電子機器、例えば、光ディスクドライブユニットであってもよい。
先ず、本出願の第1実施例の格納装置1について説明する。図2Aは、本実施例の格納装置1の正面図である。図2Aのように、格納装置1は、互いに平行な底壁部B及び上壁部Tと、底壁部B及び上壁部Tに垂直な一対の側壁部L,Lと、を有しており、底壁部Bは、互いに固定された複数のシャーシC1〜C3を備えている。そして、格納装置1は、底壁部B、上壁部T、及び一対の側壁部L,Lに囲まれた空間内に複数のHDDユニット2を格納している。つまり、底壁部B、上壁部T、及び一対の側壁部L,Lは、複数のHDDユニット2を内側に格納するシャーシ組立体Hを形成している。なお、以下の説明では、底壁部Bと上壁部Tが並ぶ方向を格納装置1の上下方向と称し、一対の側壁部L,Lが並ぶ方向を格納装置1の左右方向と称する。また、格納装置1の上下方向及び左右方向の両方に垂直な方向を格納装置1の前後方向と称する。図2Aでは、格納装置1の上下方向及び左右方向がそれぞれ矢印D11及び矢印D12で表されている(他の図面においても同様である)。
図2Aのように、上述した複数のシャーシC1〜C3それぞれは、複数のHDDユニット2を左右方向に間隔を空けて格納している。具体的に言うと、格納装置1の底壁部Bは、上下方向に重ねて配置された3つのシャーシC1〜C3を備えており、シャーシC1〜C3のそれぞれは、3つのHDDユニット2を等間隔に格納している。つまり、格納装置1は合計で9つのHDDユニット2を格納している。ただし、シャーシC1〜C3のそれぞれは、説明の簡略化のために3つのHDDユニット2を格納しているにすぎず、より多数のHDDユニット2を格納するように形成されていてもよい。このことは後述する第2実施例及び第3実施例においても同様である。3つのシャーシC1〜C3の詳細な構造については図2D及び図3A〜図3C等を参照して後述する。なお、図2A中の各HDDユニット2には左右方向の位置に応じた符号が付与されている。具体的に言うと、図2A中の左端のHDDユニットには符号2(1)が付与されており、右端の(すなわち、左から9番目の)HDDユニットには符号2(9)が付与されている。それらの間に位置するHDDユニット2にも同様の符号が付与されている。ただし、本明細書では、HDDユニット2(1)〜2(9)を総称するために符号2を用いることもある。
図2Bは、本実施例の格納装置1の上面図である。図2Cは、本実施例の格納装置1の斜視図である。図2B及び図2Cでは、図2A中の上壁部Tと一方の側壁部Lが省略されている。図2B及び図2Cでは、格納装置1の前後方向が矢印D13で表されている(他の図面においても同様である)。図2Cのように、各HDDユニット2は直方体の外部形状を有している。本明細書では、直方体の最大の面を主面と称する。図2B及び図2Cのように、格納装置1は、複数のHDDユニット2と対向するようにシャーシ組立体H内に設置されたコネクタボード3を有している。コネクタボード3は、底壁B及び側壁Lの両方に対して垂直に設置された基板30と、基板30に実装された複数のコネクタ31と、を有している。基板30の左右方向の縁部は側壁部Lに対して固定されている。複数のコネクタ31は、複数のHDDユニット2にそれぞれ接続されるように左右方向に間隔を空けて配置されている。
図2Dは、図2Cに対応する分解斜視図である。図2Dでは、図2C中のコネクタボード3が省略されている。図2Dのように、3つのシャーシC1〜C3の各々は、平板状の本体部10と、HDDユニット2を上方に格納する複数の格納部11と、本体部10を他のシャーシCに固定する複数の固定部12と、を有している。以下の説明では、3つのシャーシC1〜C3のうちの最下層に位置するシャーシC1を第1のシャーシC1と称する。同様に、第1のシャーシC1の上層に位置するシャーシC2を第2のシャーシC2と称し、第2のシャーシC2の上層に位置するシャーシC2を第3のシャーシC3と称する。本明細書では、3つのシャーシC1〜C3を総称するために符号Cを用いることもある。
図2Dのように、各シャーシCは、左右方向に間隔を空けて配置された3つの格納部11を有している。つまり、格納装置1は合計で9つの格納部11を有している。第1〜第3のシャーシC1〜C3の格納部11は共通の構造及び寸法を有している。図2Dのように、各格納部11は、前後方向において2つの部分に分割されている。ただし、各格納部11は、前後方向において3つ以上の部分に分割されていてもよいし、前後方向に延びる単一の部分から形成されていてもよい。各格納部11のさらに詳細な構造については図3A〜図3C等を参照して説明する。また、各シャーシCは、本体部10の四隅に近接して配置された4つの固定部12を有している。各シャーシの4つの固定部12は共通の構造を有するので、以下では各シャーシCの1つの固定部12のみについて説明する。
図2Eは、図2Dの部分拡大図であり、図2D中の各シャーシCの1つの固定部12を拡大して示している。図2Eのように、第1のシャーシC1の固定部12は、本体部10の上面に設けられた柱状の第1の突起121と、第1の突起121の頂面に設けられた第1の雌ねじF1と、を有している。また、第1のシャーシC1の固定部12は、本体部10の上面に第1の突起121と隣接して設けられた第2の突起122と、第2の突起122の頂面に設けられた第2の雌ねじF2と、を有している。第2の突起122の高さは、第1の突起121の高さよりも小さい。
図2Eのように、第2のシャーシC2の固定部12は、本体部10に設けられた貫通式の係合孔123と、係合孔123と隣接して本体部10に設けられた貫通式の円形孔124と、を含んでいる。第2のシャーシC2の係合孔123は、第1の突起121に対応する寸法及び形状を有している。第2のシャーシC2が第1のシャーシC1に固定される際には、第1の突起121が係合孔123に嵌入するとともに、第2の突起122の頂面が第2のシャーシC2の下面に当接する。これにより第1のシャーシC1と第2のシャーシC2が第2の突起122の高さと等しい距離だけ上下方向に離間して配置される。なお、第2のシャーシC2が第1のシャーシC1に固定された後も、第1の雌ねじF1は上方に露出したままである。第2のシャーシC2の円形孔124には、第2のシャーシC2を第1のシャーシC1に固定するためのビス又はボルト等の固定部材(図2Eには示されない)が上方から挿入される。円形孔124に挿入された固定部材は第2の雌ねじF2にねじ留めされる。
図2Eのように、第3のシャーシC3の固定部12は、本体部10に設けられた貫通式の円形孔125を有している。第3のシャーシC3が第1のシャーシC1に固定される際には、第1の突起121の頂面が第3のシャーシC3の下面に当接する。これにより第2のシャーシC2と第3のシャーシC3が所定の距離だけ上下方向に離間して配置される。上述した所定の距離は、第1の突起121の高さから第2の突起122の高さと第2のシャーシC2の上下方向の厚さとを減じた長さに等しい。なお、第3のシャーシC3の円形孔125には、第3のシャーシC3を第1のシャーシC1に固定するためのビス又はボルト等の固定部材(図2Eには示されない)が上方から挿入される。円形孔125に挿入された固定部材は第1のシャーシC1の第1の雌ねじF1にねじ留めされる。図2Fは、図2Cの部分拡大図であり、各シャーシCの固定部12が2つの固定部材Jによって互いに固定された状態を示している。
続いて、各シャーシCのさらに詳細な構造について説明する。図3Aは、本実施例の格納装置1における第1のシャーシC1のみを示す斜視図である。前述した通り、第1のシャーシC1の3つの格納部11は、左右方向に等間隔に配置されている。第1のシャーシC1の格納部11どうしの間隔Iは、個々の格納部11の左右方向の幅Wの2倍の長さよりも大きい(I>W×2)。そのため、第1のシャーシC1の格納部11どうしの間隔には、他のシャーシCの格納部11を2つ並べて配置することができる。なお、上述した側壁部Lは、第1のシャーシC1の本体部10の左右方向の縁部に固定されている。
ここで、第1のシャーシC1の格納部11の構造について説明する。図3Aのように、第1のシャーシC1の格納部11は、本体部10の上面に設けられた一対の格納構造部110,110を有している。そして、一対の格納構造部110,110は、HDDユニット2の一対の主面を挟持するように形成された一対の挟持面111,111を有している。具体的に言うと、一対の格納構造部110,110は、左右方向に対して垂直な一対の平板の形態を有しており、それらの互いに対向する面でHDDユニット2の一対の主面を挟むことによってHDDユニット2を格納している(図2Cも参照)。これによりHDDユニット2が本体部10に対して縦置きの姿勢で支持される。第2及び第3のシャーシC2,C3の格納部11は、上述した第1のシャーシC1の格納部11と同様の構造を有している。
図3Aのように、第1のシャーシC1は、上述した本体部10、格納部11、及び固定部12の他に、本体部10の上面に設置された端子台13を有している。第1のシャーシC1の端子台13は、図3Aでは省略されたコネクタボード3を挟んで格納部11の反対側に位置している(図2Cも参照)。第1のシャーシC1の端子台13は、複数のHDDユニット2の動作を制御する制御ユニット(不図示)と電気的に接続されている。そして、端子台13の接続口13Pには、コネクタボード3の後面に設けられた端子部(不図示)が挿入される。これにより上記の制御ユニットとコネクタボード3が電気的に接続される。
図3Bは、本実施例の格納装置1における第2のシャーシC2のみを示す斜視図である。前述した通り、第2のシャーシC2の3つの格納部11は、左右方向に等間隔に配置されている。第2のシャーシC2の格納部11どうしの間隔Iは、個々の格納部11の左右方向の幅Wの2倍の長さよりも大きい(I>W×2)。そのため、第2のシャーシC2の格納部11どうしの間隔Iには、他のシャーシCの格納部11を2つ並べて配置することができる。
図3Bのように、第2のシャーシC2は、上述した本体部10、格納部11、及び固定部12の他に、本体部10に設けられた複数の矩形状の開口部10Aを有している。開口部10Aは、シャーシ開口部の一例である。第2のシャーシC2の複数の開口部10Aは、左右方向において複数の格納部11と交互に配置されている。特に、第2のシャーシC2の複数の開口部10Aは、第2のシャーシC2が上記の手順で第1のシャーシC1に固定される際に、第1のシャーシC1の複数の格納部11を上方に通過させるように形成されている。つまり、第2のシャーシC2が第1のシャーシC1の上に重ねられた後も、第1のシャーシC1の複数の格納部11は上方に露出したままである(図2C及び図2Dも参照)。
具体的に言うと、図3B中の第2のシャーシC2の左端の開口部10Aは、図3A中の第1のシャーシC1の左端の格納部11を上方に露出させるように形成されている。同様に、図3B中の第2のシャーシC2の左から2番目の開口部10Aは、図3A中の第1のシャーシC1の左から2番目の格納部11を上方に露出させるように形成されている。同様に、図3B中の第2のシャーシC2の左から3番目の開口部10Aは、図3A中の第1のシャーシC1の左から3番目の格納部11を上方に露出させるように形成されている。
図3Cは、本実施例の格納装置1における第3のシャーシC3のみを示す斜視図である。前述した通り、第3のシャーシC3の3つの格納部11は、左右方向に等間隔に配置されている。第3のシャーシC3の格納部11どうしの間隔Iは、個々の格納部11の左右方向の幅Wの2倍の長さよりも大きい(I>W×2)。そのため、第3のシャーシC3の格納部11どうしの間隔Iには、他のシャーシCの格納部11を2つ並べて配置することができる。
図3Cのように、第3のシャーシC3は、上述した本体部10、格納部11、及び固定部12の他に、本体部10に設けられた複数の矩形状の開口部10Aを有している。第3のシャーシC3の複数の開口部10Aは、左右方向において複数の格納部11と交互に配置されている。特に、第3のシャーシC3の複数の開口部10Aは、第3のシャーシC3が上記の手順で第1のシャーシC1に固定される際に、第1及び第2のシャーシC1,C2の複数の格納部11を上方に通過させるように形成されている。つまり、第3のシャーシC3が第1及び第2のシャーシC1,C2の上に重ねられた後も、第1及び第2のシャーシC1,C2の複数の格納部11は上方に露出したままである(図2C及び図2Dも参照)。
具体的に言うと、図3C中の第3のシャーシC3の左端の開口部10Aは、図3A中の第1のシャーシC1の左端の格納部11及び図3B中の第2のシャーシC2の左端の格納部11の両方を上方に露出させるように形成されている。同様に、図3C中の第3のシャーシC3の左から2番目の開口部10Aは、図3A中の第1のシャーシC1の左から2番目の格納部11及び図3B中の第2のシャーシC2の左から2番目の格納部11の両方を上方に露出させるように形成されている。同様に、図3C中の第3のシャーシC3の左から3番目の開口部10Aは、図3A中の第1のシャーシC1の左から3番目の格納部11及び図3B中の第2のシャーシC2の左から3番目の格納部11の両方を上方に露出させるように形成されている。
以上のように、本実施例の格納装置1では、最下層のシャーシC1以外のシャーシCのそれぞれが、最上層のシャーシC3以外のシャーシCの格納部11を上方に露出させる開口部10Aを有している。従って、複数のシャーシC1〜C3が上下に重ねられた後も、複数のシャーシC1〜C3の複数の格納部11の全てが上方に露出することになる。具体的に言うと、図2Cでは、3つのシャーシC1〜C3の9つの格納部11の全てが上方に露出している。これにより図2A及び図2Bのように9つのHDDユニット2を左右方向に並べて格納することが可能になる。
再び図2Aを参照する。本実施例の格納装置1では、各シャーシCが上記の構造を有するので、互いに隣接するHDDユニット2が別々のシャーシCに格納される。例えば、図2A中の左端のHDDユニット2(1)は第1のシャーシC1に格納されており、左から2番目のHDDユニット2(2)は第2のシャーシC2に格納されている。そして、図2A中の左から3番目のHDDユニット2(3)は第3のシャーシC3に格納されている。同様に、図2A中の左から4番目〜6番目のHDDユニット2(4)〜2(6)はそれぞれ第1〜第3のシャーシC1〜C3に格納されている。同様に、図2A中の左から7〜9番目のHDDユニット2(7)〜2(9)はそれぞれ第1〜第3のシャーシC1〜C3に格納されている。
従って、本実施例の格納装置1によれば、互いに隣接するHDDユニット2の振動が別々のシャーシCに伝達されるので、互いに隣接するHDDユニット2の一方から他方への振動伝達率を低減することができる。以下では、本実施例の格納装置1によって達成される振動伝達率の低減効果について説明する。下記の表1は、図2A中の左から1番目のHDDユニット2(1)のみが稼働するときに発生する振動が他のHDDユニット2(2)〜2(6)に伝達される割合を示している。表1中の振動伝達率は、例えば、1番目のHDDユニット2(1)に取り付けられた第1の加速度センサの振動測定値(Grms値)と、他のHDDユニット2(2)〜2(6)に取り付けられた第2の加速度センサの振動測定値(Grms値)と、から計算される。図4は、表1中の振動伝達率を示す棒グラフである。
Figure 2016197482
表1の比較例として、図1中の格納装置100におけるHDDユニット20間の振動伝達率の測定結果を示す。下記の表2は、図1中の左から1番目のHDDユニット20のみが稼働するときに発生する振動が他のHDDユニット20に伝達される割合を示している。以下の説明では、図1中の左から1番目のHDDユニット20に符号20(1)が付与されており、6番目のHDDユニット20に符号20(6)が付与されている。それらの間に位置するHDDユニット20にも同様の符号が付与されている。表2中の振動伝達率は、例えば、1番目のHDDユニット20(1)に取り付けられた第1の加速度センサの振動測定値と、他のHDDユニット20(2)〜20(6)に取り付けられた第2の加速度センサの振動測定値と、から計算される。図5は、表2中の振動伝達率を示す棒グラフである。
Figure 2016197482
図5から分かるように、図1中の格納装置100では、或るHDDユニット20の振動が共通のシャーシC10,C20を介して隣のHDDユニット20に伝達されるので、互いに隣接するHDDユニット20,20間の振動伝達率が非常に大きい。具体的に言うと、図1中の格納装置100では、左から1番目のHDDユニット20(1)の振動の96%が隣のHDDユニット20(2)に伝達されている。他方、本実施例の格納装置1では、或るHDDユニット2の振動が共通のシャーシを介して隣のHDDユニット2に伝達されることはないので、互いに隣接するHDDユニット2間の振動伝達率が図4のように大幅に減少する。
具体的に言うと、本実施例の格納装置1では、左から1番目のHDDユニット2(1)の振動の僅か30%が隣のHDDユニット2(2)に伝達されるにすぎない。このように振動伝達率が減少する理由は、左から1番目のHDDユニット2(1)と2番目のHDDユニット2(2)が別々のシャーシCに格納されているからである。前述した通り、左から1番目のHDDユニット2(1)は第1のシャーシC1に格納されており、2番目のHDDユニット2(2)は第2のシャーシC2に格納されている。また、本実施例の格納装置1では、左から1番目のHDDユニット2(1)の振動の僅か28%が、3番目のHDDユニット2(3)に伝達されるにすぎない。このように振動伝達率が減少する理由は、左から1番目のHDDユニット2(1)と3番目のHDDユニット2(3)が別々のシャーシCに格納されているからである。前述した通り、左から1番目のHDDユニット2(1)は第1のシャーシC1に格納されており、3番目のHDDユニット2(3)は第3のシャーシC3に格納されている。
続いて、本実施例の格納装置1におけるコネクタボード3の変形例について説明する。図6は、本例のコネクタボード3’が適用された格納装置1の一部を示す斜視図である。図6のように、本例のコネクタボード3’は、底壁B及び側壁Lの両方に対して垂直に設置された複数の基板301〜303と、複数の基板301〜303に実装された複数のコネクタ31と、を有している。特に、本例のコネクタボード3’は、上述したコネクタボード3とは異なり、前後方向に重ねて配置された3つの基板301〜303を有している。それら基板301〜303の左右方向の縁部は側壁部Lに対して固定されている。
以下の説明では、前後方向に重ねた配置された3つの基板301〜303のうちの、格納部11から最も遠い基板を第1の基板301と称し、格納部11から2番目に遠い基板を第2の基板302と称する。そして、格納部11に最も近い基板を第3の基板303と称する。また、格納部11に対向する第1〜第3の基板301〜303の主面をそれぞれ前面301F〜303Fと称する。本例のコネクタボード3’では、第1〜第3の基板301〜303の間の電気的接続がフレキシブルケーブル(不図示)によって確立されている。
図7は、図6中のコネクタボード3’の分解斜視図である。図7のように、第1の基板301は、前面301Fに実装された複数のコネクタ31を有している。具体的に言うと、第1の基板301は、左右方向に等間隔に配置された3つのコネクタ31を有している。第1の基板301の3つのコネクタ31は、第1のシャーシC1に格納される3つのHDDユニット2のそれぞれに接続される。図7のように、第2の基板302は、前面302Fに実装された複数のコネクタ31と、それらコネクタ31と交互に配置された複数の矩形状の開口部302Aと、を有している。具体的に言うと、第2の基板302は、左右方向に等間隔に配置された3つのコネクタ31を有しており、第2の基板302の各コネクタ31は、第1の基板301の各コネクタ31に対して左右方向にずらして配置されている。第2の基板302の3つのコネクタ31は、第2のシャーシC2に格納される3つのHDDユニット2のそれぞれに接続される。また、第2の基板302の開口部302Aは、第1の基板301のコネクタ31と一致する左右方向の位置に設けられている。そのため、第2の基板302が第1の基板301に重ねられた後も、第1の基板301のコネクタ31は、第2の基板302の開口部302Aを通って第2の基板302の前方に露出することになる。
第2の基板302と同様に、第3の基板303は、前面303Fに実装された複数のコネクタ31と、それらコネクタ31と交互に配置された複数の矩形状の開口部303Aと、を有している。具体的に言うと、第3の基板303は、左右方向に等間隔に配置された3つのコネクタ31を有しており、第3の基板303の各コネクタ31は、第1及び第2の基板301,302の各コネクタ31に対して左右方向にずらして配置されている。第3の基板303のコネクタ31は、第3のシャーシC3に格納されるHDDユニット2のそれぞれに接続される。また、第3の基板303の開口部303Aは、第1及び第2の基板301,302のコネクタ31と一致する左右方向の位置に設けられている。そのため、第3の基板303が第2の基板302に重ねられた後も、第1及び第2の基板301,302のコネクタ31は、第3の基板303の開口部303Aを通って第3の基板303の前方に露出することになる。第2及び第3の基板302,302の開口部302A,303Aは、基板開口部の一例である。
以上のように、本例のコネクタボード3’によれば、互いに隣接するHDDユニット2が別々の基板のコネクタ31に接続されることになる。つまり、本例のコネクタボード3’によれば、或るHDDユニット2の振動が共通の基板を介して隣のHDDユニット2に伝達されることはないので、互いに隣接するHDDユニット2間の振動伝達率をさらに低減することができる。また、本例のコネクタボード3’によれば、同一のシャーシCに格納されるHDDユニット2が、同一の基板のコネクタ31に接続されることになる。具体的に言うと、第1のシャーシC1に格納される3つのHDDユニット2の全てが第1の基板301のコネクタ31に接続されることになる。同様に、第2のシャーシC2に格納される3つのHDDユニット2の全てが第2の基板302のコネクタ31に接続されることになる。同様に、第3のシャーシC3に格納される3つのHDDユニット2の全てが第3の基板303のコネクタ31に接続されることになる。これにより各シャーシCの振動が基板を介して他のシャーシCに伝達されるのを防止することができる。
次に、図8A〜図8C及び図9を参照して、本出願の第2実施例の格納装置1について説明する。図8Aは、本実施例の格納装置1を示す、図2Bと同様の上面図である。図8Bは、本実施例の格納装置1を示す、図2Cと同様の斜視図である。図8A及び図8Bのように、本実施例の格納装置1は、複数のHDDユニット2を格納するためのシャーシ組立体Hと、複数のHDDユニット2と対向するようにシャーシ組立体H内に設置されたコネクタボード3と、を有している。第1実施例と同様に、シャーシ組立体Hは、底壁部Bと、一対の側壁部L,Lと、図8A及び図8Bでは省略された上壁部Tと、を含んでいる。また、コネクタボード3は、底壁B及び側壁Lの両方に対して垂直に設置された基板30と、基板30に実装された複数のコネクタ31と、を有している。ただし、本実施例の格納装置1は、図6及び図7に例示したコネクタボード3’を有していてもよい。
図8Bと図2Cを比較すると分かるように、本実施例の格納装置1は、底壁部Bを構成する複数のシャーシCの個数が、上記の第1実施例とは異なっている。具体的に言うと、第1実施例では、底壁部Bが上下方向に重ねられた3つのシャーシCを備えているのに対して、本実施例では、底壁部Bが上下方向に重ねられた4つのシャーシCを備えている。以下では、第1実施例とは異なる部分を中心に説明する。図8Cは、図8Bに対応する分解斜視図である。図8Cのように、本実施例の格納装置1は、上下方向に重ねられた第1〜第3のシャーシC1〜C3の他に、第3のシャーシC3のさらに上方に重ねられた第4のシャーシC4を有している。
図8Cのように、第1のシャーシC1は、上述した本体部10と、格納部11と、固定部12と、端子台13と、を有している。特に、第1のシャーシC1は、左右方向に等間隔に配置された3つの格納部11を有している。第1のシャーシC1の格納部11どうしの間隔Iは、個々の格納部11の左右方向の幅Wの3倍の長さよりも大きい(I>W×3)。そのため、第1のシャーシC1の格納部11どうしの間隔には、他のシャーシCの格納部11を3つ並べて配置することができる。
図8Cのように、第2〜第4のシャーシC2〜C4のそれぞれは、上述した本体部10と、格納部11と、固定部12と、を有している。特に、第2〜第4のシャーシC2〜C4のそれぞれは、左右方向に等間隔に配置された3つの格納部11を有している。第2〜第4のシャーシC2〜C4の格納部11どうしの間隔は、第1のシャーシC1の格納部11どうしの間隔と同様に、個々の格納部11の左右方向の幅の3倍の長さよりも大きい。そのため、第2〜第4のシャーシC2〜C4の格納部11どうしの間隔には、他のシャーシCの格納部11を3つ並べて配置することができる。
ここで、各シャーシCの格納部11の構造について説明する。図8Cのように、各シャーシCの格納部11は、本体部10の上面に設けられた一対の格納構造部110,110を有している。そして、一対の格納構造部110,110は、HDDユニット2の一対の主面を挟持するように形成された一対の挟持面111,111を有している。具体的に言うと、一対の格納構造部110,110は、左右方向に対して垂直な一対の平板の形態を有しており、それらの互いに対向する面でHDDユニット2の一対の主面を挟むことによってHDDユニット2を格納している。これによりHDDユニット2が本体部10に対して縦置きの姿勢で支持される。
図8Cのように、第2〜第4のシャーシC2〜C4のそれぞれの本体部10は、複数の格納部11と交互に配置された複数の開口部10Aを有している。第2及び第3のシャーシC2,C3の開口部10Aは、前述した図3B及び図3C中の開口部10Aと同様に形成されている。また、第4のシャーシC4の開口部10Aは、第1〜第3のシャーシC1〜C3の格納部11を上方に露出させるように形成されている。具体的に言うと、図8C中の第4のシャーシC4の左端の開口部10Aは、図8C中の第1〜第3のシャーシC1〜C3のそれぞれの左端の格納部11を上方に露出させるように形成されている。同様に、図8C中の第4のシャーシC4の左から2番目の開口部10Aは、図8C中の第1〜第3のシャーシC1〜C3のそれぞれの左から2番目の格納部11を上方に露出させるように形成されている。同様に、図8C中の第4のシャーシC4の左から3番目の開口部10Aは、図8C中の第1〜第3のシャーシC1〜C3のそれぞれの左から3番目の格納部11を上方に露出させるように形成されている。
以上のように、本実施例の格納装置1では、最下層のシャーシC1以外のシャーシCのそれぞれが、最上層のシャーシC4以外のシャーシCの格納部11を上方に露出させる開口部10Aを有している。従って、複数のシャーシC1〜C4が上下に重ねられた後も、複数のシャーシC1〜C4の複数の格納部11の全てが上方に露出することになる。具体的に言うと、図8Bでは、4つのシャーシC1〜C4の12個の格納部11の全てが上方に露出している。これにより図8Aのように12個のHDDユニット2を左右方向に並べて格納することが可能になる。
再び図8Aを参照する。本実施例の格納装置1では、互いに隣接するHDDユニット2が別々のシャーシCに格納されている。例えば、図8A中の左から1番目のHDDユニット2(1)は第1のシャーシC1に格納されており、2番目のHDDユニット2(2)は第2のシャーシC2に格納されている。また、図8A中の左から3番目のHDDユニット2(3)は第3のシャーシC3に格納されており、4番目のHDDユニット2(4)は第4のシャーシC4に格納されている。同様に、図8A中の左から5番目〜8番目のHDDユニット2(5)〜2(8)はそれぞれ第1〜第4のシャーシC1〜C4に格納されている。同様に、図8A中の左から9〜12番目のHDDユニット2(9)〜2(12)はそれぞれ第1〜第4のシャーシC1〜C4に格納されている。
従って、本実施例によれば、互いに隣接するHDDユニット2の振動が別々のシャーシCに伝達されるので、互いに隣接するHDDユニット2の一方から他方への振動伝達率を低減することができる。以下では、本実施例の格納装置1によって達成される振動伝達率の低減効果について説明する。下記の表3は、図8A中の左から1番目のHDDユニット2(1)のみが稼働するときに発生する振動が他のHDDユニット2(2)〜2(6)に伝達される割合を示している。表3中の振動伝達率は、例えば、1番目のHDDユニット2(1)に取り付けられた第1の加速度センサの振動測定値(Grms値)と、他のHDDユニット2(2)〜2(6)に取り付けられた第2の加速度センサの振動測定値(Grms値)と、から計算される。図9は、表1中の振動伝達率を示す棒グラフである。
Figure 2016197482
図9から分かるように、本実施例の格納装置1では、互いに隣接するHDDユニット2間の振動伝達率が大幅に減少している。具体的に言うと、本実施例の格納装置1では、左から1番目のHDDユニット2(1)の振動の僅か30.0%が隣のHDDユニット2(2)に伝達されるにすぎない。このように振動伝達率が減少する理由は、左から1番目のHDDユニット2(1)と2番目のHDDユニット2(2)が別々のシャーシCに格納されているからである。前述した通り、左から1番目のHDDユニット2(1)は第1のシャーシC1に格納されており、2番目のHDDユニット2(2)は第2のシャーシC2に格納されている。
同様に、本実施例の格納装置1では、左から1番目のHDDユニット2(1)の振動の僅か28%が3番目のHDDユニット2(3)に伝達されるにすぎない。このように振動伝達率が減少する理由は、左から1番目のHDDユニット2(1)と3番目のHDDユニット2(3)が別々のシャーシCに格納されているからである。前述した通り、左から1番目のHDDユニット2(1)は第1のシャーシC1に格納されており、3番目のHDDユニット2(3)は第3のシャーシC3に格納されている。同様に、本実施例の格納装置1では、左から1番目のHDDユニット2(1)の振動の僅か26%が4番目のHDDユニット2(4)に伝達されるにすぎない。このように振動伝達率が減少する理由は、左から1番目のHDDユニット2(1)と4番目のHDDユニット2(4)が別々のシャーシCに格納されているからである。前述した通り、左から1番目のHDDユニット2(1)は第1のシャーシC1に格納されており、4番目のHDDユニット2(4)は第4のシャーシC4に格納されている。
次に、図10A〜図10C及び図11A〜図11Cを参照して、本出願の第3実施例の格納装置1について説明する。図10Aは、本実施例の格納装置1の斜視図である。図10Aのように、本例の格納装置1は、複数のHDDユニット2を格納するためのシャーシ組立体Hと、複数のHDDユニット2と対向するようにシャーシ組立体H内に設置されたコネクタボード3と、を有している。第1実施例と同様に、シャーシ組立体Hは、底壁部Bと、一対の側壁部L,Lと、図10Aでは省略された上壁部Tと、を含んでいる。また、コネクタボード3は、底壁部B及び側壁部Lの両方に対して垂直に設置された基板30と、基板30に実装された複数のコネクタ31と、を有している。ただし、本実施例の格納装置1は、図6及び図7に例示したコネクタボード3’を有していてもよい。
図10Aと図2Cを比較すると分かるように、本実施例の格納装置1は、各シャーシCに対するHDDユニット2の姿勢が、前述した第1実施例とは異なっている。具体的に言うと、第1実施例では、各HDDユニット2が各シャーシCに対して縦置きの姿勢で支持されるのに対して、本実施例では、各HDDユニット2が各シャーシCに対して横置きの姿勢で支持される。また、本実施例の格納装置1は、各シャーシCに設けられた格納部11の個数が第1実施例とは異なっている。具体的に言うと、第1実施例では、各シャーシCに3つの格納部11が設けられるのに対して、本実施例では、各シャーシCに2つの格納部11が設けられる。この点については図11A〜図11Cを参照して詳細に説明する。図10Bは、図10A中の格納装置1の部分拡大図であり、図10A中の底壁部Bの左右方向における一方の縁部を示している。便宜上、図10Bでは一方の側壁部Lが省略されている。
図10Bのように、本例の格納装置1は、上下方向に重ねて配置された複数のシャーシ組立体Hを有しており、それらシャーシ組立体Hの各々は、上下方向に重ねて配置された複数のシャーシC1〜C3を有している。特に、格納装置1は4つのシャーシ組立体Hを有しており、4つのシャーシ組立体Hは共通の構造を有している。以下では最上位のシャーシ組立体Hの構造について説明する。なお、コネクタボード3の基板30には、4つのシャーシ組立体Hのそれぞれに対応する4列のコネクタ31が実装されている。図10A及び図10Bのように、各シャーシ組立体Hの底壁部Bは、上下方向に重ねて配置された第1〜第3のシャーシC1〜C3を備えている。
図10Cは、図10Aに対応する分解斜視図である。図10Cのように、各シャーシCは、平板状の本体部10と、HDDユニット2を上方に格納する複数の格納部11と、本体部10を他のシャーシCに固定する複数の固定部12と、を有している。特に、各シャーシCは、左右方向に間隔を空けて配置された2つの格納部11を有している。つまり、各シャーシ組立体Hは、合計で6つの格納部11を有している。各格納部11は、HDDユニット2を本体部10に対して横置きの姿勢に支持するように形成されている。各格納部11のさらに詳細な構造については図11A〜図11Cを参照して説明する。なお、各シャーシCの固定部12の構造は、前述した第1実施例と同様である。図11Aは、本実施例の格納装置1における第1のシャーシC1のみを示す斜視図である。図11Aのように、上記の側壁部Lは本体部10の左右方向の縁部に固定されている。
前述した通り、第1のシャーシC1の格納部11は、左右方向に所定の間隔を空けて配置されている。第1のシャーシC1の格納部11どうしの間隔Iは、個々の格納部11の左右方向の幅Wの2倍の長さよりも大きい(I>W×2)。そのため、第1のシャーシC1の格納部11どうしの間隔には、他のシャーシCの格納部11を2つ並べて配置することができる。具体的に言うと、第1のシャーシの格納部11どうしの間隔Iには、第2のシャーシC2の1つの格納部11と、第3のシャーシC3の1つの格納部11と、を並べて配置することができる。
ここで、第1のシャーシC1の格納部11の構造について説明する。図11Aのように、第1のシャーシC1の格納部11は、本体部10の上面に設けられた一対の格納構造部110,110を有している。そして、一対の格納構造部110,110は、HDDユニット2の一対の側面を挟持するように形成された一対の挟持面111,111を有している。具体的に言うと、一対の格納構造部110,110は、前後方向に沿って延びる一対の角柱の形態を有しており、それらの互いに対向する面には、HDDユニット2の側方の縁部を保持可能な一対の保持溝112,112が設けられている。つまり、上述した一対の挟持面111,111は、一対の保持溝112,112の底面によって形成されている。これによりHDDユニット2が本体部10に対して横置きの姿勢で支持される。第2及び第3のシャーシC2,C3の格納部11は、上述した第1のシャーシC1の格納部11と同様の構造を有している。
図11Bは、本実施例の格納装置1における第2のシャーシC2のみを示す斜視図である。前述した通り、第2のシャーシC2の格納部11は、左右方向に所定の間隔を空けて配置されている。第2のシャーシC2の格納部11どうしの間隔Iは、個々の格納部11の左右方向の幅Wの2倍の長さよりも大きい(I>W×2)。そのため、第2のシャーシC2の格納部11どうしの間隔Iには、他のシャーシCの格納部11を2つ並べて配置することができる。
図11Bのように、第2のシャーシC2は、上述した本体部10、格納部11、及び固定部12の他に、本体部10に設けられた複数の矩形状の開口部10Aを有している。第2のシャーシC2の複数の開口部10Aは、左右方向において複数の格納部11と交互に配置されている。特に、第2のシャーシC2の複数の開口部10Aは、第2のシャーシC2が第1のシャーシC1の上に重ねられた後も、第1のシャーシC1の複数の格納部11を上方に露出させるように形成されている(図10A及び図10Cも参照)。具体的に言うと、図11B中の第2のシャーシC2の左側の開口部10Aは、図11A中の第1のシャーシC1の左側の格納部11を上方に露出させるように形成されている。同様に、図11B中の第2のシャーシC2の右側の開口部10Aは、図11A中の第1のシャーシC1の右側の格納部11を上方に露出させるように形成されている。
図11Cは、本実施例の格納装置1における第3のシャーシC3のみを示す斜視図である。前述した通り、第3のシャーシC3の格納部11は、左右方向に所定の間隔を空けて配置されている。第3のシャーシC3の格納部11どうしの間隔Iは、個々の格納部11の左右方向の幅Wの2倍の長さよりも大きい(I>W×2)。そのため、第3のシャーシC3の格納部11どうしの間隔Iには、他のシャーシCの格納部11を2つ並べて配置することができる。
図11Cのように、第3のシャーシC3は、上述した本体部10、格納部11、及び固定部12の他に、本体部10に設けられた複数の矩形状の開口部10Aを有している。第3のシャーシC3の複数の開口部10Aは、左右方向において複数の格納部11と交互に配置されている。特に、第3のシャーシC3の複数の開口部10Aは、第3のシャーシC3が第1及び第2のシャーシC1,C2の上に重ねられた後も、第1及び第2のシャーシC1,C2の複数の格納部11を上方に露出させるように形成されている。具体的に言うと、図11C中の第3のシャーシC3の左側の開口部10Aは、図11A中の第1のシャーシC1の左側の格納部11及び図11B中の第2のシャーシC2の左側の格納部11の両方を上方に露出させるように形成されている。同様に、図11C中の第3のシャーシC3の右側の開口部10Aは、図11A中の第1のシャーシC1の右側の格納部11及び図11B中の第2のシャーシC2の右側の格納部11の両方を上方に露出させるように形成されている。
以上のように、本実施例の格納装置1では、最下層のシャーシC1以外のシャーシCのそれぞれが、最上層のシャーシC3以外のシャーシCの格納部11を上方に露出させる開口部10Aを有している。従って、複数のシャーシCが上下に重ねられた後も、複数のシャーシC1〜C3の複数の格納部11の全てが上方に露出することになる。具体的に言うと、図10Aでは、3つのシャーシC1〜C3の6つの格納部11の全てが上方に露出している。これにより6つのHDDユニット2を左右方向に並べて格納することが可能になる。特に、本実施例の格納装置1では、互いに隣接するHDDユニット2が別々のシャーシCに格納されている。従って、本実施例によれば、互いに隣接するHDDユニット2の振動が別々のシャーシCに伝達されるので、互いに隣接するHDDユニット2の一方から他方への振動伝達率を低減することができる。
以上、本出願を特にその好ましい実施の形態を参照して詳細に説明した。本出願の容易な理解のために、本出願の具体的な形態を以下に付記する。
(付記1) 電子機器2の格納装置1であって、
少なくとも1つの電子機器2を配置可能な間隔Iを空けて、複数の電子機器2をそれぞれ格納する複数のシャーシCと、
前記複数のシャーシCを固定する固定部12と、を有し、
前記複数のシャーシCのそれぞれは、各シャーシが格納する電子機器2の前記間隔Iに、前記複数のシャーシCの他のシャーシが格納する前記電子機器2が少なくとも1つ配置されるように形成されている、格納装置1。
(付記2) 前記複数のシャーシCは、上下方向に重ねて配置されており、
前記電子機器2を格納するように前記複数のシャーシCのそれぞれの上面に設けられた複数の格納部11と、
前記複数のシャーシCの最下層のシャーシC1を除く各シャーシに設けられ、前記複数のシャーシCの最上層のシャーシを除く各シャーシの前記複数の格納部11を上方に露出させるシャーシ開口部10Aと、をさらに備える、付記1に記載の格納装置1。
(付記3) 前記複数のシャーシCは、最下層に位置する第1のシャーシC1と、前記第1のシャーシC1の上層に位置する第2のシャーシC2と、前記第2のシャーシC2の上層に位置する第3のシャーシC3と、を含み、
前記第2のシャーシC2の前記複数の格納部の1つは、前記第1のシャーシC1の前記複数の格納部11の1つと、前記第3のシャーシC3の前記複数の格納部11の1つと、の間に配置される、付記2に記載の格納装置1。
(付記4) 前記複数のシャーシCは、前記第3のシャーシC3の上層に位置する第4のシャーシC4をさらに含み、
前記第3のシャーシC3の前記複数の格納部11の1つは、前記第2のシャーシC2の前記複数の格納部11の1つと、前記第4のシャーシC4の前記複数の格納部11の1つと、の間に配置される、付記3に記載の格納装置1。
(付記5) 前記電子機器2は、直方体の外形を有し、
前記複数の格納部11のそれぞれは、前記直方体の一対の平行面を挟持するように形成された一対の挟持面111を有する、付記1〜4のいずれかに記載の格納装置1。
(付記6) 前記一対の挟持面111は、前記直方体の一対の主面を挟持するように形成される、付記5に記載の格納装置1。
(付記7) 前記一対の挟持面111は、前記直方体の一対の側面を挟持するように形成される、付記5に記載の格納装置1。
(付記8) 前記固定部12は、前記複数のシャーシCが上下方向に間隔を空けて配置されるように前記複数のシャーシCを固定する、付記1〜7のいずれかに記載の格納装置1。
(付記9) 前記電子機器2に接続されるコネクタ31をさらに備え、
互いに隣接する前記電子機器2に接続される前記コネクタ31が、別々の基板に実装されている、付記1〜8のいずれかに記載の格納装置1。
(付記10) 前記複数のシャーシCのうちの同一のシャーシが格納する前記電子機器2に接続される前記コネクタ31が、同一の基板に実装されている、付記9に記載の格納装置1。
(付記11) 前記コネクタ31は、前後方向に重ねて配置された複数の基板301〜303のそれぞれの前面301F〜303Fに実装されており、
前記複数の基板301〜303の最後方の基板301を除く各基板に設けられ、前記複数の基板301〜303の最前方の基板303を除く各基板に実装された前記コネクタ31を前方に露出させる基板開口部302A,303Aをさらに備える、付記9または10に記載の格納装置1。
1 格納装置
T 上壁部
B 底壁部
L 側壁部
H シャーシ組立体
10 本体部
10A 開口部
11 格納部
110 格納構造部
111 挟持面
112 保持溝
12 固定部
121 第1の突起
122 第2の突起
123 係合孔
124 円形孔
125 円形孔
13 端子台
13P 接続口
F1 第1の雌ねじ
F2 第2の雌ねじ
2 HDDユニット
3 コネクタボード
3’ コネクタボード
30 基板
301 第1の基板
302 第2の基板
303 第3の基板
31 コネクタ
C1 第1のシャーシ
C2 第2のシャーシ
C3 第3のシャーシ
C4 第4のシャーシ
10 シャーシ
11 格納部
110 格納構造部
I 間隔
W 幅
A ディスクアレイ装置
100 格納装置
1100 支持構造部
C10 上方シャーシ
C20 下方シャーシ
20 HDDユニット

Claims (7)

  1. 電子機器の格納装置であって、
    少なくとも1つの電子機器を配置可能な間隔を空けて、複数の電子機器をそれぞれ格納する複数のシャーシと、
    前記複数のシャーシを固定する固定部と、を有し、
    前記複数のシャーシのそれぞれは、各シャーシが格納する前記電子機器の前記間隔に、前記複数のシャーシの他のシャーシが格納する前記電子機器が少なくとも1つ配置されるように形成されている、格納装置。
  2. 前記複数のシャーシは、上下方向に重ねて配置されており、
    前記電子機器を格納するように前記複数のシャーシのそれぞれの上面に設けられた複数の格納部と、
    前記複数のシャーシの最下層のシャーシを除く各シャーシに設けられ、前記複数のシャーシの最上層のシャーシを除く各シャーシの前記複数の格納部を上方に露出させるシャーシ開口部をさらに備える、請求項1に記載の格納装置。
  3. 前記複数のシャーシは、最下層に位置する第1のシャーシと、前記第1のシャーシの上層に位置する第2のシャーシと、前記第2のシャーシの上層に位置する第3のシャーシと、を含み、
    前記第2のシャーシの前記複数の格納部の1つは、前記第1のシャーシの前記複数の格納部の1つと、前記第3のシャーシの前記複数の格納部の1つと、の間に配置される、請求項2に記載の格納装置。
  4. 前記複数のシャーシは、前記第3のシャーシの上層に位置する第4のシャーシをさらに含み、
    前記第3のシャーシの前記複数の格納部の1つは、前記第2のシャーシの前記複数の格納部の1つと、前記第4のシャーシの前記複数の格納部の1つと、の間に配置される、請求項3に記載の格納装置。
  5. 前記電子機器は、直方体の外形を有し、
    前記複数の格納部のそれぞれは、前記直方体の一対の平行面を挟持するように形成された一対の挟持面を有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の格納装置。
  6. 前記電子機器に接続されるコネクタをさらに備え、
    互いに隣接する前記電子機器に接続される前記コネクタが、別々の基板に実装されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の格納装置。
  7. 前記複数のシャーシのうちの同一のシャーシが格納する前記電子機器に接続される前記コネクタが、同一の基板に実装されている、請求項6に記載の格納装置。
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