JP2016194485A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】道路標識の表示内容に応じて、ドライバが道路標識への対応を判断しやすいように支援表示を行う表示装置を提供する。
【解決手段】車両に搭載される表示装置であって、ウインドシールドに画像を表示する表示部と、車両が遭遇する道路標識を認識する道路標識認識部と、道路標識認識部により認識された道路標識が、予め定めた複数の表示内容のいずれかを含むか否かを判定する判定部と、判定部により道路標識が前記表示内容のいずれかを含むと判定されると、道路標識が有している表示内容に応じた補足情報の画像を表示部に表示させる制御部と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載され、道路標識についての補足情報を表示する表示装置に関する。
道路の案内標識に遭遇した車両のドライバが、案内標識中の方面表示が目的地へ向かう方向に合致しているのか否かを瞬時に判断できるよう支援動作を行う表示装置が提案されている。特許文献1には、案内標識と同一内容の標識画像をディスプレイに表示し、当該表示上で案内標識の地名が目的地の名称と異なる場合に、運転者が音声などにより入力した目的地名を、該当する方面側に重畳表示することが記載されている。特許文献2には、案内標識が示す方向を認識しやすいよう、案内標識に表示されている地名に加えて、データベースから抽出した、当該方向におけるより著名な地名を表示することが記載されている。
特許文献3には、自車の前方の道路状況に応じてヘッドアップディスプレイに仮想標識を表示することが記載されている。特許文献4には、自車位置および自車の向きに基づいて、ドライバの視線の先のウインドウ上に、特定の位置(緯度および経度、地図上の位置など)に関連付けられた情報を表示することが記載されている。
特開2008−157820号公報 特開2009−133705号公報 特開2005−122583号公報 特許第3920580号公報
案内標識に目的地名以外の地名のみで地名表示がなされている場合のように、ドライバが道路標識から得たい情報が当該道路標識に直接的に表示されていない場合には、ドライバは当該道路標識への対応を瞬時に判断しにくい。しかしながら、従来、装置の判断によりドライバが道路標識への対応を判断しやすいように表示する技術は存在しない。
本発明は、上記課題に鑑み、道路標識の表示内容に応じて、ドライバが道路標識への対応を判断しやすいように支援表示を行う表示装置を提供するものである。
第1の発明は、車両に搭載される表示装置であって、ウインドシールドに画像を表示する表示部と、前記車両が遭遇する道路標識を認識する道路標識認識部と、前記道路標識認識部により認識された前記道路標識が、予め定めた複数の表示内容のいずれかを含むか否かを判定する判定部と、前記判定部により前記道路標識が前記表示内容のいずれかを含むと判定されると、前記道路標識が有している前記表示内容に応じた補足情報の画像を前記表示部に表示させる制御部と、を備えている。
第1の発明によれば、道路標識認識部が車両が遭遇する道路標識を認識すると、判定部が当該道路標識が予め定めた複数の表示内容のいずれかを含むか否かを判定する。判定部が道路標識が当該表示内容を含むと判定すると、制御部は表示部に、当該表示内容に応じた補足情報の画像をウインドシールドに表示させる。
これにより、本表示装置は、道路標識が当該道路標識に遭遇した車両のドライバにとって瞬時に対応を判断しにくい表示内容を含んでいる場合に、当該表示内容に応じた補足情報を表示することができる。ドライバは、表示された補足情報から、道路標識への対応を瞬時に判断することができる。
本発明によれば、道路標識の表示内容に応じて、ドライバが道路標識への対応を判断しやすいように支援表示を行う表示装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る表示装置の構成を示すブロック図 本発明の実施形態に係る表示装置による仮想表示の様子を説明する図 本発明の実施形態に係る表示装置による標識表示のパターンおよび補足情報を説明する図であって、(a)および(b)はそれぞれ異なるパターンおよび補足情報を示す図 本発明の実施形態に係る表示装置による処理の一部分を説明するフローチャート 本発明の実施形態に係る表示装置による処理の他の部分を説明するフローチャート 本発明の実施形態に係る変形例の表示装置を説明する図
以下、図1〜図6を参照しながら、実施の形態について詳細に説明する。
[概要]
本実施形態に係る表示装置は、認識した道路標識が予め定めた複数の表示内容のいずれかを含むか否かを判定する。当該複数の表示内容は、当該道路標識に遭遇した車両に補足情報を要すると定めたものである。道路標識がいずれかの表示内容を含んでいれば、当該表示内容に応じた補足情報の画像をウインドシールドに表示する。
[表示装置の構成]
図1に、本実施形態に係る表示装置1の構成を示す。表示装置1は、車両に搭載され、撮像部1a、表示部1b、および、HUD(Head-Up Display)制御部1cを備えている。撮像部1a、表示部1b、および、HUD制御部1cは、CAN(Control Area Network)バスTを介して互いに接続されている。表示部1bは、制御部1cと一体でも良い。
撮像部1aは、CCDカメラおよびCMOSカメラなどのカメラにより構成されている。撮像部1aは、車両前景などの車両周辺を撮像する。
表示部1bはヘッドアップディスプレイ(HUD)により構成されている。表示部1bは、ウインドシールドに画像を表示する。ウインドシールドでの画像表示により、実風景上に画像が重畳された、いわゆる仮想現実表示が得られる。
図2に、表示部1bによってウインドシールドWSに画像が表示された状態を示す。車両が前方の案内標識(道路標識)F1に遭遇したことに対応して、案内標識F1を補足する補足情報G1の画像(「千葉駅」という目的地名および目的地への方向を示す矢印記号を含む画像)が表示されている。補足情報G1の画像は、実風景に対して、例えば案内標識Fのウインドシールド上への射影位置付近で重畳される。
HUD制御部1cは、車両が遭遇する道路標識に応じて、表示部1bによる表示の有無および表示させる内容を決定する。HUD制御部1cは、例えばナビゲーション装置および表示制御装置の構成を備えており、道路標識認識部11、判定部12、制御部13、および、参照情報部REFを備えている。
まず、参照情報部REFの詳細を説明する。参照情報部REFは、道路標識認識部11、判定部12、および、制御部13による処理に使用される情報を保有しており、車両種別情報保有部14、ルート情報保有部15、自車位置情報保有部16、カレンダー情報保有部17、および、地図データベース18を備えている。これらの情報はHUD制御部1cの一部を構成する記録媒体に格納されている。
車両種別情報保有部14は、自車両の車両種別(「普通車両」、「軽車両」など)の情報を、例えば当該情報を管理するECUに備えられた記録媒体から取得して保有する。
ルート情報保有部15は、地図上で設定された走行ルートの情報を保有する。走行ルートの情報には、現在の走行ルートの情報の他に、過去に使用した走行ルートの情報が含まれる。
自車位置情報保有部16は、GPSから取得した測位データを基に車両の向きを含む自車位置を逐次算出し、算出した自車位置の情報を保有する。
カレンダー情報保有部17は、現在日時の情報(曜日の情報を含む)を、当該情報を発生する装置から取得して保有する。また、カレンダー情報保有部17は、ルート情報保有部15が保有している過去に使用した走行ルートの走行日時の情報を保有している。
地図データベース18は、地図情報および道路標識データを格納している。道路標識データは地図情報と関連付けられており、道路標識認識部11による検索対象となる。
次に、道路標識認識部11、判定部12、および、制御部13の詳細を説明する。
道路標識認識部11は、撮像部1aから取得した撮像データと、地図データベース18から取得した地図情報と、自車位置情報保有部16から取得した自車位置の情報とに基づいて、撮像画像に含まれている道路標識を認識する。具体的には、道路標識認識部11は、撮像データから道路標識を画像認識し、画像認識結果を地図データベース18から地図上の自車位置に対応して検索した道路標識データと照合する。画像認識結果と道路標識データとが合致すると道路標識が認識される。
判定部12は、道路標識認識部11により認識された道路標識が、複数の表示内容のいずれかを含んでいるか否かを判定する。当該複数の表示内容のそれぞれは、当該道路標識に遭遇した車両(以下、「現車両」と称する)に補足情報を要するパターン、すなわち道路標識への対応がドライバに瞬時には分かりにくいパターンを形成する表示内容として、予め定めたものである。当該複数の表示内容の情報は、HUD制御部1c内の記憶媒体に格納されている。表示内容の具体例については後述する。
制御部13は、判定部12により当該道路標識が複数の表示内容のいずれかを含んでいると判定されると、当該道路標識が含む表示内容に応じた現車両用の補足情報を表示部1bに表示させる。制御部13は、当該補足情報を、当該表示内容と現車両から取得される情報とに基づいて生成する。現車両から取得される情報として、例えば、車両種別情報保有部14が保有する車両種別の情報、ルート情報保有部15が保有する現在または過去の走行ルートの情報、自車位置情報保有部16が保有する自車位置の情報、および、カレンダー情報保有部17が保有する現在または過去走行時の日時の情報がある。補足情報の具体例については後述する。
[表示装置の動作]
次に、上記構成の表示装置1のHUD制御部1cによる処理を説明する。図3に、道路標識が含む前記表示内容の例を示す。
[第1のパターン]
図3(a)のイに、道路標識である案内標識F1を示す。案内標識F1は、交差点から分岐する複数の方向を、矢印記号および地名を用いた方面表示により案内する。方面を示す地名に、現車両に設定された走行ルートの目的地名が含まれていない場合に、ドライバはどの方面に向かえば目的地の方向に進むのかを瞬時に判断しにくい。しかし、方面を示す地名に目的地名が含まれていなくても、当該案内標識F1がドライバが熟知した地域に存在する場合には、各方面が標識地点に対して馴染みのある方向として認識可能である。
そこで、車両に登録された所定地域以外に設置された分岐案内用の案内標識が含む表示内容であって、方面の表示に目的地名を含まない表示内容が、第1のパターンの表示内容として規定されている。所定地域は、例えば、ドライバにより地図データベース18に登録された自宅近辺の地域であってもよいし、ルート情報保有部15が保有する走行ルートの履歴に所定回数以上通過したことが記録された道路であってもよい。目的地名は、ルート情報保有部15が保有する走行ルートの情報に含まれている。
[第2のパターン]
次に、図3(b)のハに、道路標識である補助標識F2を示す。補助標識F2は本標識F3に付属している。当該補助標識F2には、「軽車両を除く」、「7.30−8.30」、および、「(日曜・休日を除く)」という3つの適用条件が含まれている。このように多くの情報を含んだ道路標識には、標識の内容が現車両にどのように適用されるのかの判断項目が多いため、ドライバが瞬時に対応を判断しにくい。
そこで、所定項目を所定数以上含んでいる表示内容が、第2のパターンの表示内容として規定されている。所定項目のそれぞれは、ドライバによる判断対象となり得る。道路標識が同じ所定項目を複数含んでいる場合には、その数が合計に含められる。図3(b)の例では、車両種別を指定する項目と、通行可能日時(曜日を含む)を指定する項目と、通行可能時間を指定する項目とが、所定項目に含まれている。第2のパターンの表示内容を含む道路標識は、単一の看板からなってもよいし、複数の看板の組合せからなっていてもよい。
[第3のパターン]
また、図3(b)のハにも示されている、「〜を除く」という表記と、通行可能時間帯を指定する表記とはそれぞれ、ドライバが現車両に適用した結果を把握するのに時間を要する表記である。そこで、「〜を除く」という表記、通行可能時間帯による表記などの所定表記を含む表示内容が、第3のパターンの表示内容として規定されている。
[第4のパターン]
また、図示しないが、統計データ(事故率、違反率など)に基づいて、多くの車両が判断を誤る(違反する)道路標識として特定可能な道路標識が存在する。当該道路標識は、設置数が少ないために遭遇頻度が低いものや、ドライバが解釈を誤りやすいものなどの、認知不足の道路標識である。そこで、認知不足の道路標識に分類される道路標識の表示内容が、第4のパターンの表示内容として規定されている。
[フローチャート]
次に、図4および図5のフローチャートを参照して、上述した第1〜第4のパターンの表示内容を含む道路標識に遭遇することを想定した場合にHUD制御部1cが行う処理手順を説明する。HUD制御部1cはコンピュータの構成を備えており、当該処理手順は、プロセッサが記憶媒体に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。
図4には、第1のパターンに対する補足情報の表示手順を示し、図5には、第2〜第4のパターンに対する補足情報の表示手順を示す。例えば、車両電源がオン状態になると当該フローが開始される。また、ナビゲーション装置により、目的地までの走行ルートが設定されているものとする。
ステップS101において、道路標識認識部11が道路標識を認識するとステップS102へ進む。ステップS102では、判定部12が、道路標識認識部11による認識結果に基づき、道路標識が分岐を案内する案内標識であるか否かを判定する。当該道路標識が分岐を案内する案内標識であればステップS103へ進み、当該道路標識が分岐を案内する案内標識でなければステップS106へ進む。
ステップS103では、判定部12が、当該案内標識がドライバの熟知地域として設定された所定地域に存在するか否かを判定する。詳細には、判定部12は、地図データベース18と、自車位置情報保有部16が保有する自車位置の情報とから、案内標識F1が所定地域にあるか否かを判定する。当該案内標識が所定地域に存在しない場合にはステップS104へ進み、当該案内標識が所定地域に存在する場合にはステップS112へ進む。
ステップS104では、判定部12が、当該案内標識が示す地名に目的地名が含まれているか否かを判定する。詳細には、判定部12は、案内標識F1の方面表示に含まれる地名と、ルート情報保有部15が保有する現車両の走行ルートの情報に含まれる目的地名とを比較する。比較対象となる方面表示に含まれる地名は、案内標識F1が案内する全ての分岐の地名のうち、設定された走行ルート上で選択された方面を示す地名のみでよい。判定部12は、比較の結果、方面表示に含まれる地名と目的地名とに一致するものがなければ、認識された道路標識が、記憶媒体に格納されている複数のパターン化された表示内容のうちの第1のパターンの表示内容を含んでいると判定して、ステップS105へ進む。当該案内標識が示す地名に目的地名が含まれている場合にはステップS112へ進む。
ステップS105では、制御部13が、分岐においてドライバが目的地方面を特定しにくい不便を解消するために、第1のパターンに応じた補足情報(目的地方面が分かるような目的地名を含む画像)を生成して表示部1bに表示させる。詳細には、制御部13は、図3(a)のロに示すように、補足情報G1を表示部1bに表示させる。制御部13は、例えば当該補足情報G1として、目的地として設定された「千葉駅」という情報を基に、「千葉駅」という目的地名および当該目的地が存在する方向を示す矢印記号を含む画像を生成して、案内標識F1に重畳するようにウインドシールドに表示する。ステップS105を終えるとステップS112へ進む。
ステップS106では、判定部12が、認識された道路標識が所定項目を所定数以上含む道路標識(情報量の多い道路標識)であるか否かを判定する。詳細には、判定部12は、道路標識認識部11による道路標識の画像認識結果を、HUD制御部1cの記憶媒体に記憶されている所定項目と比較する。判定部12は、比較の結果、所定項目と一致する画像認識結果に含まれる項目の数を数え、当該項目の数が閾値としての所定数以上であれば、道路標識が第2のパターンの表示内容を含んでいると判定し、ステップS107へ進む。当該道路標識が所定項目を所定数以上含む標識でなければステップS108へ進む。
ステップS107では、制御部13が、ドライバが情報量の多い道路標識についての判断に時間を要する不便を解消するために、第2のパターンに応じた補足情報(道路標識を現車両に適用した結果を示す画像)を生成して表示部1bに表示させる。詳細には、制御部13は、例えば図3(b)のニまたはホに示すように、現車両が満たす条件に応じて異なる補足情報を表示部1bに行わせる。制御部13は、車両種別情報保有部14が保有する車両種別の情報と、カレンダー情報保有部17が保有する現在日時の情報とを参照し、現車両への各所定項目の適用結果を判定する。
例えば、車両種別の情報が普通車両など軽車両以外の情報であり、現在日時が祝日朝8時である場合に、制御部13は、図3(b)のニに示す補足情報G2を生成する。祝日朝8時に軽車両以外の車両は通行可能であり、補足情報G2は「今の時間 通行可能」という現車両用に特化された表記を含んだ画像としてウインドシールドに表示される。
また例えば、車両種別の情報が軽車両以外の情報である場合には、制御部13は、現在日時に関わらず、図3(b)のホに示す補足情報G3を生成する。軽車両は日時に関わらず通行可能であり、補足情報G3は「軽車両 通行可能」という現車両用に特化された表記を含んだ画像としてウインドシールドに表示される。ステップS107を終えるとステップS112へ進む。
ステップS108では、判定部12が、認識された道路標識が所定表記(「〜を除く」、時間帯指定)を含む道路標識であるか否かを判定する。詳細には、判定部12は、道路標識認識部11による道路標識の画像認識結果を、HUD制御部1cの記憶媒体に記憶されている所定表記と比較する。判定部12は、比較の結果、所定表記と一致する表記が画像認識結果に含まれていれば、道路標識が第3のパターンの表示内容を含んでいると判定し、ステップS109へ進む。当該道路標識が所定表記を含む道路標識でなければステップS110へ進む。
ステップS109では、制御部13が、ドライバが道路標識の解釈に時間を要する不便を解消するために、第3のパターンに応じた補足情報(道路標識を現車両に適用した結果を示す画像)を生成して表示部1bに表示させる。詳細には、制御部13は、車両種別情報保有部14が保有する車両種別の情報、カレンダー情報保有部17が保有する現在日時の情報などを参照し、現車両への適用結果を含む補足情報を生成して表示部1bに表示させる。ステップS109を終えるとステップS112へ進む。
ステップS110では、判定部12が、認識された道路標識が認知不足の道路標識であるか否かを判定する。詳細には、判定部12は、認識された道路標識が、HUD制御部1cの記憶媒体に記憶されている認知不足の道路標識であるか否かを判定する。判定部12は、認識された道路標識が認知不足の道路標識であれば、道路標識が第4のパターンの表示内容を含んでいると判定し、ステップS111へ進む。当該道路標識が認知不足の道路標識でなければステップS112へ進む。
ステップS111では、制御部13が、ドライバが道路標識の解釈を誤る不便を解消するために、第4のパターンに応じた補足情報(当該認知不足の道路標識が任意のドライバに分かりやすい内容となるように予め作成した画像)を記憶媒体から読み出して表示部1bに表示させる。ステップS111を終えるとステップS112へ進む。
ステップS112では、当該フローの終了条件(目的地への到着、車両電源のオフなど)が成立したか否かを判定する。終了条件が成立していれば当該フローを終了し、終了条件が成立していなければステップS101へ戻る。
[変形例]
図6に、本実施形態の変形例を示す。当該変形例では、図3(a)のロに示す補足情報G1に代えて、図6のロに示すように補足情報G10を表示部1bにより表示する。目的地の「千葉駅」が図6のイに示すような方面表示Hで示される方向に位置するとしたとき、補足情報G10は、「千葉」を含む方面表示の画像として、方面表示Hを隠すように実風景に重畳表示される。
なお、以上の実施形態では、道路標識の認識に基づく補足情報の表示を行う構成を説明したが、道路標示の認識に基づく補足情報の表示を行う構成であってもよい。
[実施の形態の効果等]
以上のように、本実施形態の表示装置1によれば、道路標識認識部11が車両が遭遇する道路標識を認識すると、判定部12が道路標識が予め定めた複数の表示内容のいずれかを含むか否かを判定する。判定部12が道路標識が当該表示内容を含むと判定すると、制御部13は表示部1bに、当該表示内容に応じた補足情報の画像をウインドシールドWSに表示させる。これにより、本表示装置は、道路標識が当該道路標識に遭遇した車両のドライバにとって瞬時に対応を判断しにくい表示内容を含んでいる場合に、当該表示内容に応じた補足情報を表示することができる。ドライバは、表示された補足情報から、道路標識への対応を瞬時に判断することができる。
なお、ドライバが瞬時に対応を判断しにくい問題は、従来存在するような、状況に応じて表示変化を起こす可変標識、または、現行の道路標識を模擬的に表示する仮想標識によっては解決されにくい。これら従来の手法は任意の車両に共通の支援情報を提供するものであり、標識内容が個々の車両に適用された場合の内容に特化できないためである。本実施形態では、表示内容のパターン別に補足情報を提供することから、現車両に特有の状況にまで対応可能な支援表示が実現できる。
以上により、道路標識の表示内容に応じて、ドライバが道路標識への対応を判断しやすいように支援表示を行う表示装置を提供することができる。
本発明は、車両に搭載される表示装置などに適用可能である。
1 表示装置
1a 撮像部
1b 表示部
1c HUD制御部
11 道路標識認識部
12 判定部
13 制御部
14 車両種別情報取得部
15 ルート情報取得部
16 自車位置情報取得部
17 カレンダー情報取得部
18 地図データベース
F1 案内標識
F2 補助標識
F3 本標識
G1、G2、G3、G10 補足情報
H 表記
REF 参照情報部
T CANバス
WS ウインドシールド

Claims (1)

  1. 車両に搭載される表示装置であって、
    ウインドシールドに画像を表示する表示部と、
    前記車両が遭遇する道路標識を認識する道路標識認識部と、
    前記道路標識認識部により認識された前記道路標識が、予め定めた複数の表示内容のいずれかを含むか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により前記道路標識が前記表示内容のいずれかを含むと判定されると、前記道路標識が有している前記表示内容に応じた補足情報の画像を前記表示部に表示させる制御部と、
    を備えていることを特徴とする表示装置。
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