JP2016194468A - 圧力センサー検査装置 - Google Patents

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龍一 黒澤
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Abstract

【課題】被検査物の検査工数の更なる削減が可能な圧力センサー検査装置の提供。【解決手段】圧力センサー検査装置1は、内部の圧力を調整可能な容器10と、容器10の内部にあって、被検査物としての圧力センサー20を載置する載置台40と、載置台40と接していて第1温度変化部31を有する第1温度調節手段30と、容器10の内部で載置台40から離れた位置にある第2温度変化部51を有する第2温度調節手段50と、を備えていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、圧力センサーを検査する圧力センサー検査装置に関する。
従来、圧力センサー検査装置として、被検査物である圧力センサーを収納する圧力容器
と、この圧力容器の内部の圧力を制御する圧力制御部と、圧力容器の内部に配置され、圧
力センサーを冷却または加熱する冷熱プレートと、この冷熱プレートの温度を制御する温
度制御部と、圧力センサーの出力信号を計測する計測部と、圧力制御部、温度制御部及び
計測部を制御するとともに、計測部により得られた圧力センサーの出力信号を、計測時の
温度及び圧力の情報とともに取得する演算処理部とを備えている圧力センサーの検査装置
(以下、圧力センサー検査装置という)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記圧力センサー検査装置は、被検査物である圧力センサーが、圧力容器の内部に配置
された冷熱プレートによって冷却または加熱されるので、圧力容器の外部から冷却または
加熱される場合と比較して、充分に短い時間で圧力センサーを所定の温度にすることがで
き、圧力センサーの温度特性を短時間で測定することができるとされている。
特開2011−107003号公報
しかしながら、上記圧力センサー検査装置は、圧力容器の内部での同一温度条件下にお
ける圧力変更の際に、圧力の変化とともに圧力容器の内部の雰囲気の温度も変化すること
から、この雰囲気の温度変化の影響を受けて変化した圧力センサーの温度を、所定の温度
にする(所定の温度に戻す)のに相当程度の時間がかかる虞がある。
この結果、上記圧力センサー検査装置は、圧力センサーの温度特性を更に短時間で測定
することが困難となる虞がある。
これにより、上記圧力センサー検査装置は、圧力センサーの検査工数の更なる削減が困
難となる虞がある。
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形
態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例にかかる圧力センサー検査装置は、内部の圧力を調整可能な容器
と、前記内部にあって、被検査物を載置する載置台と、前記載置台と接していて第1温度
変化部を有する第1温度調節手段と、前記内部で前記載置台から離れた位置にある第2温
度変化部を有する第2温度調節手段と、を備えていることを特徴とする。
これによれば、圧力センサー検査装置は、被検査物(例えば、圧力センサー)を載置す
る載置台と、載置台と接していて第1温度変化部を有する第1温度調節手段と、容器の内
部で載置台から離れた位置にある第2温度変化部を有する第2温度調節手段と、を備えて
いる。
これにより、圧力センサー検査装置は、例えば、容器の内部での同一温度条件下におけ
る圧力変更の際に、圧力の変化とともに変化する容器の内部の雰囲気の温度を、第2温度
調節手段を用いて調整可能である。
具体的には、圧力センサー検査装置は、第2温度調節手段を用いて、加圧により雰囲気
の温度の上昇が予想されれば、第2温度変化部の温度を下げることによって雰囲気を冷却
し、減圧により雰囲気の温度の下降が予想されれば、第2温度変化部の温度を上げること
によって雰囲気を加熱することができる。
この結果、圧力センサー検査装置は、従来のような、第2温度調節手段がない場合と比
較して、被検査物を所定の温度にする(所定の温度に戻す)時間を短縮することができる
。これにより、圧力センサー検査装置は、第2温度調節手段がない場合と比較して、被検
査物の検査工数を削減することができる。
[適用例2]上記適用例にかかる圧力センサー検査装置において、前記第1温度調節手
段を制御する第1制御部と、前記第2温度調節手段を制御する第2制御部と、を備えてい
ることが好ましい。
これによれば、圧力センサー検査装置は、第1温度調節手段を制御する第1制御部と、
第2温度調節手段を制御する第2制御部と、を備えていることから、被検査物を効率的に
且つ精度よく所定の温度にすることができる。
[適用例3]上記適用例にかかる圧力センサー検査装置において、前記内部の圧力を測
定する圧力測定部と、前記内部を加圧する加圧手段及び前記内部を減圧する減圧手段の少
なくとも一方と、を備えていることが好ましい。
これによれば、圧力センサー検査装置は、容器の内部の圧力を測定する圧力測定部と、
容器の内部を加圧する加圧手段及び容器の内部を減圧する減圧手段の少なくとも一方と、
を備えていることから、容器の内部の圧力を効率的に且つ精度よく所定の圧力にすること
ができる。
[適用例4]上記適用例にかかる圧力センサー検査装置において、前記容器は、前記被
検査物からの検出信号を出力する検出信号出力端子を備えていることが好ましい。
これによれば、圧力センサー検査装置は、容器が被検査物からの検出信号を出力する検
出信号出力端子を備えていることから、容器の外側において容易に被検査物からの検出信
号を取得することができる。
[適用例5]上記適用例にかかる圧力センサー検査装置において、前記内部の圧力デー
タ、温度データ及び前記被検査物からの検出信号データを出力するデータ出力部を備えて
いることが好ましい。
これによれば、圧力センサー検査装置は、容器の内部の圧力データ、温度データ及び被
検査物からの検出信号データを出力するデータ出力部を備えていることから、各検査条件
における検査データが容易に取得でき、検査の効率化を図ることができる。
本実施形態の圧力センサー検査装置の概略構成を示す模式ブロック図。 図1の矢印A視図。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面を参照して説明する。
(実施形態)
図1は、本実施形態の圧力センサー検査装置の概略構成を示す模式ブロック図である。
図2は、図1の矢印A視図である。
図1、図2に示すように、圧力センサー検査装置1は、内部の圧力を調整可能な容器1
0と、容器10の内部にあって、被検査物としての圧力センサー20を載置する載置台4
0と、載置台40と接していて第1温度変化部31を有する第1温度調節手段30と、容
器10の内部で載置台40から離れた位置にある第2温度変化部51を有する第2温度調
節手段50と、を備えている。
また、圧力センサー検査装置1は、第1温度調節手段30を制御する第1制御部32と
、第2温度調節手段50を制御する第2制御部52と、容器10の内部の圧力を測定する
圧力測定部60と、容器10の内部の圧力を制御する圧力制御部70と、圧力制御部70
からの制御信号により容器10の内部を加圧する加圧手段71及び容器10の内部を減圧
する減圧手段72の少なくとも一方(ここでは両方)と、を備えている。
これにより、第1温度調節手段30と第2温度調節手段50とは、それぞれ第1制御部
32と第2制御部52とによって、別々に制御されていることになる。
また、圧力センサー検査装置1は、容器10の内部の圧力センサー20の温度を測定す
る温度測定部80と、圧力センサー20からの印加された圧力に対する検出信号(電圧ま
たは電流)を計測する計測部90と、を備えている。
温度測定部80は、熱電対、サーミスターなどの感温素子81を備え、感温素子81を
、例えば載置台40上の圧力センサー20の近傍(直近)に取り付けることにより、圧力
センサー20近傍の温度を圧力センサー20の温度として測定する。
計測部90は、圧力センサー20から延びるセンサー基板21上の端子22に接触する
プローブユニット91と、容器10の外部に設けられ、プローブユニット91を介して圧
力センサー20からの検出信号を出力する検出信号出力端子92と、検出信号出力端子9
2に接続されている計測回路(図示せず)と、を備えている。
加えて、圧力センサー検査装置1は、演算処理部100を備えている。演算処理部10
0には、入力部101と、記憶部102と、データ出力部103とが接続されている。
演算処理部100は、入力部101からの入力により、第1制御部32、第2制御部5
2、圧力制御部70及び計測部90を制御するとともに、計測部90によって得られた圧
力センサー20の検出信号データ(検出信号情報)を、計測時の圧力測定部60によって
得られた圧力データ(圧力情報)及び温度測定部80によって得られた温度データ(温度
情報)とともに取得し、これらのデータ(情報)を演算処理する。
入力部101からは、容器10の内部の設定圧力、圧力センサー20の設定温度などが
入力される。
入力された設定圧力の情報は、演算処理部100によって処理され、演算処理部100
からの処理信号によって圧力制御部70が、加圧手段71または減圧手段72を用いて容
器10の内部を設定圧力に制御する。
容器10の内部の圧力は、圧力測定部60の圧力計(図示せず)により測定され、圧力
情報として、演算処理部100にフィードバックされる。
加圧手段71としては、特に限定されないが、例えば、コンプレッサーが挙げられ、減
圧手段72としては、特に限定されないが、例えば、真空ポンプが挙げられる。
入力された設定温度の情報は、演算処理部100により処理され、演算処理部100か
らの処理信号により第1制御部32及び第2制御部52が、それぞれ第1温度調節手段3
0及び第2温度調節手段50を用いて圧力センサー20及び容器10の内部の雰囲気を設
定温度に制御する。
圧力センサー20の温度は、温度測定部80の感温素子81により測定され、温度情報
として、演算処理部100にフィードバックされる。
第1温度調節手段30及び第2温度調節手段50としては、特に限定されないが、例え
ば、ペルチェ素子、電熱器、熱媒体(流動性を有するものが好ましい)などが挙げられる

なお、第1温度調節手段30及び第2温度調節手段50としてペルチェ素子を用いる場
合には、第1温度変化部31及び第2温度変化部51以外の部分を、2点鎖線で示すよう
に容器10の外側に突出させることが、容器10の内部の効率的な温度制御の観点から好
ましい。
記憶部102は、演算処理部100によって取得されたデータ(圧力センサー20から
の検出信号データ、計測時の容器10の内部の圧力データ及び圧力センサー20の温度デ
ータ)などを記憶する。
記憶部102により記憶された上記データは、データ出力部103から、例えば、表示
、印字、転送などの形態で出力される。
容器10は、例えば、金属製で相当程度の剛性を有し、2分割されていて開閉可能であ
り、閉じた状態では、内部が気密空間となっている。
容器10の内部にあって、略平板状の載置台40には、熱伝導率が比較的大きいアルミ
ニウムなどの金属が用いられ、一方の面に圧力センサー20を位置決めする凹部41が複
数(ここでは、便宜的に3つ)設けられている。
第1温度調節手段30は、載置台40の凹部41がある一方の面とは反対側の面に接し
ている第1温度変化部31が、主に載置台40を介しての熱伝導により、圧力センサー2
0を、現温度に対する設定温度の高低によって冷却または加熱する。
第2温度調節手段50は、容器10の内部で載置台40から離れた位置である紙面左側
の内壁の近傍に、圧力センサー20と対峙するように配置されている第2温度変化部51
が、主に容器10の内部の雰囲気を、現温度に対する設定温度の高低や、加圧に伴う温度
の上昇または減圧に伴う温度の下降によって冷却または加熱する。
圧力センサー20は、例えば、底部が塞がれた略円筒状のハウジング内に、例えば、半
導体を用いたダイアフラム型の圧力検出素子が、ゲル状部材に保護された状態で収容され
、圧力検出素子と接続されているセンサー基板21の端子22に、印加された圧力に応じ
た検出信号が出力される構成となっている。
なお、圧力センサー20は、センサー基板21の4つの端子22の内、2つには駆動信
号などが印加され、残りの2つから検出信号が出力される。
なお、圧力センサー20のハウジングの底部(凹部41に接する部分)には、熱伝導率
が比較的大きいステンレス鋼などの金属を用いることが、第1温度調節手段30の第1温
度変化部31から載置台40を介して圧力センサー20へ熱を伝導する熱伝導効率の観点
から好ましい。
複数(ここでは、便宜的に3つ)の圧力センサー20は、載置台40の3つの凹部41
にそれぞれ載置され、略平板状のセンサー押さえ42によって載置台40に押圧されてい
る。
センサー押さえ42は、図示のようにプローブユニット91の保持及び位置決め機能を
兼ね備えていてもよい。
なお、センサー押さえ42には、熱伝導率が比較的大きいアルミニウムなどの金属を用
いることが好ましい。
なお、プローブユニット91は、センサー押さえ42とは別の、独立した保持及び位置
決め部材(図示せず)を備えていてもよい。
ここで、圧力センサー検査装置1の動作について説明する。
圧力センサー20の検査では、圧力センサー20に対して、同一温度条件下で異なる圧
力を印加する検査項目がある。
一例を挙げると、(1)20℃で30kPa印加、(2)20℃で75kPa印加、(
3)20℃で120kPa印加の3状態で、順次圧力センサー20の検出特性(例えば、
印加した圧力に対して圧力センサー20から出力される検出信号の誤差の程度や傾向)を
検査する。
ここで、(2)から(3)へ移行し、印加する圧力を上げた場合(75kPa→120
kPa)には、容器10の内部の雰囲気(ここでは大気)が圧縮され、それに伴い容器1
0の内部の雰囲気の温度が僅かながら(例えば、0.5℃程度)上昇することになる。
これにより、主に載置台40に接している第1温度調節手段30の第1温度変化部31
からの熱伝導により制御されている圧力センサー20の温度が、温度が上昇した雰囲気か
らの熱伝導により僅かながら上昇し、このままでは設定温度の20℃に戻るのに時間がか
かることになる。これは、(1)から(2)への移行でも同様である。
一方、(2)から(1)へ移行し、印加する圧力を下げた場合(75kPa→30kP
a)には、容器10の内部の雰囲気が膨張し、それに伴い容器10の内部の雰囲気の温度
が僅かながら(例えば、0.5℃程度)下降することになる。
これにより、主に載置台40に接している第1温度調節手段30の第1温度変化部31
からの熱伝導により制御されている圧力センサー20の温度が、温度が下降した雰囲気か
らの熱伝導により僅かながら下降し、このままでは設定温度の20℃に戻るのに時間がか
かることになる。これは、(3)から(2)への移行でも同様である。
これらの際、圧力センサー検査装置1では、第1温度調節手段30とは別に、第2温度
調節手段50を備えていることから、第2温度調節手段50からの熱伝導により容器10
の内部の雰囲気の温度変化を早期に収束させ、第2温度調節手段50がない場合と比較し
て、圧力センサー20の温度を短時間で設定温度の20℃に戻すことができる。
詳述すると、(2)から(3)へ移行して雰囲気の温度の上昇が予想される場合には、
第2温度調節手段50の第2温度変化部51が、演算処理部100からの処理信号により
第2制御部52によって20℃よりも若干低めの温度(例えば、19.5℃)に制御され
、雰囲気を冷却する。これは、(1)から(2)への移行でも同様である。
また、(2)から(1)へ移行して雰囲気の温度の下降が予想される場合には、第2温
度調節手段50の第2温度変化部51が、演算処理部100からの処理信号により第2制
御部52によって20℃よりも若干高めの温度(例えば、20.5℃)に制御され、雰囲
気を加熱する。これは、(3)から(2)への移行でも同様である。
これらにより、圧力センサー検査装置1は、容器10の内部の雰囲気の温度変化を早期
に収束させ、容器10の内部の雰囲気の温度変化により変化する圧力センサー20の温度
を、第2温度調節手段50がない場合よりも短時間で設定温度の20℃に戻すことができ
る。
このことから、圧力センサー検査装置1は、圧力センサー20の(1)〜(3)の検査
工数の削減を図ることができる。
なお、圧力センサー20の検査では、一例として(1)〜(3)に加えて、(4)−2
0℃で30kPa印加、(5)−20℃で120kPa印加、(6)60℃で30kPa
印加、(7)60℃で120kPa印加、の検査をする場合がある。
圧力センサー検査装置1は、これら(1)〜(7)までの検査工数を、第2温度調節手
段50がない場合の3/4程度に削減することが可能である。
上述したように、本実施形態の圧力センサー検査装置1は、内部の圧力を調整可能な容
器10と、容器10の内部にあって、被検査物としての圧力センサー20を載置する載置
台40と、載置台40と接していて第1温度変化部31を有する第1温度調節手段30と
、容器10の内部で載置台40から離れた位置にある第2温度変化部51を有する第2温
度調節手段50と、を備えている。
これによれば、圧力センサー検査装置1は、例えば、容器10の内部での同一温度条件
下における圧力変更の際に、圧力の変化とともに変化する容器10の内部の雰囲気の温度
を、第2温度調節手段50を用いて調整可能である。
具体的には、圧力センサー検査装置1は、第2温度調節手段50を用いて、加圧により
容器10の内部の雰囲気の温度の上昇が予想されれば、第2温度変化部51によって雰囲
気を冷却し、減圧により容器10の内部の雰囲気の温度の下降が予想されれば、第2温度
変化部51によって雰囲気を加熱することができる。
この結果、圧力センサー検査装置1は、従来のような、第2温度調節手段50がない場
合と比較して、圧力センサー20を所定の温度にする時間を短縮することができる。
これにより、圧力センサー検査装置1は、第2温度調節手段50がない場合と比較して
、圧力センサー20の検査工数を削減することができる。
このことから、圧力センサー検査装置1は、圧力センサー20の製造から検査までを含
めたトータルでの生産性を向上させることができる。
また、圧力センサー検査装置1は、第1温度調節手段30を制御する第1制御部32と
、第2温度調節手段50を制御する第2制御部52と、を備えていることから、第1制御
部32と第2制御部52とによって、第1温度調節手段30と第2温度調節手段50とを
別々に制御することができる。
これにより、圧力センサー検査装置1は、圧力センサー20を効率的に且つ精度よく所
定の温度にすることができる。
また、圧力センサー検査装置1は、容器10の内部の圧力を測定する圧力測定部60と
、容器10の内部を加圧する加圧手段71及び容器10の内部を減圧する減圧手段72の
少なくとも一方(ここでは両方)と、を備えていることから、加圧手段71及び減圧手段
72を駆使して、容器10の内部の圧力を効率的に且つ精度よく所定の圧力にすることが
できる。
また、圧力センサー検査装置1は、容器10が圧力センサー20からの検出信号を出力
する検出信号出力端子92を備えていることから、容器10の気密性を損なうことなく容
器10の外側において容易に検出信号を取得することができる。
また、圧力センサー検査装置1は、容器10の内部の圧力データ、温度データ及び圧力
センサー20からの検出信号データを出力するデータ出力部103を備えていることから
、各検査条件における一連の検査データが容易に取得でき、圧力センサー20の検査の効
率化を図ることができる。
1…圧力センサー検査装置、10…容器、20…被検査物としての圧力センサー、21
…センサー基板、22…端子、30…第1温度調節手段、31…第1温度変化部、32…
第1制御部、40…載置台、41…凹部、42…センサー押さえ、50…第2温度調節手
段、51…第2温度変化部、52…第2制御部、60…圧力測定部、70…圧力制御部、
71…加圧手段、72…減圧手段、80…温度測定部、81…感温素子、90…計測部、
91…プローブユニット、92…検出信号出力端子、100…演算処理部、101…入力
部、102…記憶部、103…データ出力部。

Claims (5)

  1. 内部の圧力を調整可能な容器と、
    前記内部にあって、被検査物を載置する載置台と、
    前記載置台と接していて第1温度変化部を有する第1温度調節手段と、
    前記内部で前記載置台から離れた位置にある第2温度変化部を有する第2温度調節手段
    と、
    を備えていることを特徴とする圧力センサー検査装置。
  2. 前記第1温度調節手段を制御する第1制御部と、
    前記第2温度調節手段を制御する第2制御部と、
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサー検査装置。
  3. 前記内部の圧力を測定する圧力測定部と、
    前記内部を加圧する加圧手段及び前記内部を減圧する減圧手段の少なくとも一方と、
    を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の圧力センサー検査装置。
  4. 前記容器は、前記被検査物からの検出信号を出力する検出信号出力端子を備えているこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の圧力センサー検査装置。
  5. 前記内部の圧力データ、温度データ及び前記被検査物からの検出信号データを出力する
    データ出力部を備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記
    載の圧力センサー検査装置。
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