JP2016193099A - 起居・立位歩行支援機 - Google Patents

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勝美 森島
Katsumi Morishima
勝美 森島
和彦 石田
Kazuhiko Ishida
和彦 石田
美亜 宇都
Yoshitsugu Uto
美亜 宇都
藤田 哲也
Tetsuya Fujita
哲也 藤田
裕城 長谷川
Hiroki Hasegawa
裕城 長谷川
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【課題】使用の準備が簡単で、速やかに使用できる起居・立位歩行支援機を提供する。【解決手段】起居・立位歩行支援機1は、車輪15を備えたベース10と、使用者Uの脇よりも下方且つ腰骨よりも上方の胴回りを囲むサポートリング40と、サポートリング40に取り付けられた、使用者Uの肘を載せる肘載せ60と、ベース10に対してサポートリング40及び肘載せ60を昇降させて、使用者Uの主な起居支援を肘載せ60を介して行う昇降装置20と、肘載せ60をいずれの昇降位置20においても上方向に付勢することで、使用者Uの主な免荷を肘載せ60を介して行う付勢部材30と、サポートリング60及び肘載せ40を、下降限の位置では前傾に傾斜させ、上昇に伴い前傾を水平に近付ける角度変化機構21とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、歩行障害者等の起居及び立位歩行を支援する装置に関する。
この種の装置の中には、図15に示す従来例(非特許文献1)の起立歩行アシストロボット90がある。この起立歩行アシストロボット90は、使用者Uと一緒に移動可能に構成されている。そして、使用者Uの着用したヴェスト状のハーネス96を介して使用者Uを支持するアーム92を備えている。
ベッドからの移動を支援する「自立支援型起立歩行アシストロボット」とベッドの上の状態を見守る「みまもりシステム」を開発、[online]、2014年9月24日、Panasonic、[平成27年3月26日検索]、インターネット
この起立歩行アシストロボット90によれば、ハーネス96を介して使用者Uを支持するため、比較的しっかりと使用者Uを支持することができる。そのため、比較的重度の歩行障害者等を支持するには機能的である。しかしながら、次に示す課題もある。すなわち、使用者Uは使用前にハーネス96を着用しなければならないため、使用の準備が面倒である。そのため、起立歩行アシストロボット90を速やかに使用することができない。
そこで、使用の準備が簡単で、速やかに使用できる起居・立位歩行支援機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の起居・立位歩行支援機は、車輪を備えたベースと、使用者の肘を載せる肘載せと、ベースに対して少なくとも肘載せを昇降させて、使用者の主な起居支援を肘載せを介して行う昇降装置と、肘載せをいずれの昇降位置においても上方向に付勢することで、使用者の主な免荷を肘載せを介して行い、起居及び立位歩行を支援する付勢部材とを備えたことを特徴とする。
さらに、この起居・立位歩行支援機は、昇降装置により昇降し使用者の脇よりも下方且つ腰骨よりも上方の胴回りを囲むサポートリングを備えていることが好ましい。使用者がよろけるのを防止することができるからである。そして、サポートリングに肘載せが取り付けられていることが好ましい。サポートリングと肘載せとが一つにまとまることで、起居・立位歩行支援機がシンプルな構成になるからである。そして、昇降装置は、サポートリングを昇降させることで、肘載せを昇降させることが好ましい。
そして、サポートリング及び肘載せを下降限の位置では後側よりも前側が下がる前傾に傾斜させ、上昇に伴い前傾を水平に近付ける角度変化機構を備えていることが好ましい。起立直前には上半身が前傾になりその状態から起立していくのに伴い徐々に直立に近付いていく起立時の自然な動きや、直立状態から着座していくのに伴い上半身が徐々に前傾になっていく着座時の自然な動きに合わせて、サポートリングの傾きが変化するからである。
本発明によれば、使用者の主な免荷を肘載せで行うため、使用者はハーネス等を着用する必要がない。そのため、使用の準備が簡単である。そのため、使用者は、起居・立位歩行支援機を速やかに使用することができる。
実施例1の起居・立位歩行支援機を示す斜視図である。 実施例1の起居・立位歩行支援機を示す側面図である。 実施例1の起居・立位歩行支援機を示す正面図である。 実施例1の起居・立位歩行支援機において、aはサポートリングを開いたときを示す平面図、bはサポートリングを閉じたときを示す平面図である。 実施例1の起居・立位歩行支援機の一部(リンク機構とサポートリングとの接続部分)を示す部分拡大側面図である。 実施例1の起居・立位歩行支援機の一部(上下調節機構等)を示す部分拡大正面図である。 実施例1の起居・立位歩行支援機において、上下調節機構で肘載せの高さを変える手順をa,bに示す部分拡大正面図である。 実施例1の起居・立位歩行支援機において、aはサポートリングを開いたときを示す部分拡大平面図、bはサポートリングを閉じたときを示す部分拡大平面図である。 実施例1の起居・立位歩行支援機を使用してベッドから立ち上がるときの手順をa,bに示す側面図である。 実施例1の起居・立位歩行支援機を使用してトイレに移動するときの手順をa〜dに示す側面図である。 実施例1の起居・立位歩行支援機を使用して便座に座るときの手順をa,bに示す側面図である。 実施例1の起居・立位歩行支援機を使用して便座から立ち上がるときの手順をa,bに示す側面図である。 実施例2の起居・立位歩行支援機を示す斜視図である。 実施例3の起居・立位歩行支援機を示す側面図である。 従来例の免荷歩行リフトを示す斜視図である。
昇降装置は、特に限定されないが、次の態様を例示する。すなわち、昇降装置は、一端部がベースに取り付けられ、他端部でサポートリングを支持した4節リンク機構と、4節リンク機構を動かすことでサポートリングを昇降させるアクチュエータとからなる。そして、角度変化機構は、2本のリンクが不等長又は不平行に並設された前記4節リンクが兼ねている。
サポートリングは、特に限定されないが、次の態様を例示する。すなわち、サポートリングは、各前端で回動可能に軸着されて後端間が開閉可能な左アームと右アームとを含み構成されている。そして更に、サポートリングは、左アームの前端と右アームの前端との間に設置された前当てを含み構成されている。
そして、起居・立位歩行支援機は、次に示す左右連動機構を備えていることが好ましい。すなわち、左アーム及び右アームのうちのいずれか一方のアームを左右外方又は内方に向けて開閉すると、他方のアームも同様に左右外方又は内方に向けて開閉するように左右のアームを連結した左右連動機構である。サポートリングを装着し易くなるからである。
その左右連動機構の具体的な態様は、特に限定されないが、次の態様を例示する。すなわち、左右連動機構は、左アームから右方に突出した左レバーと、右アームから左方に突出した右レバーとを含み構成されている。そして、左右一方のレバーの先端部には、そのレバーの長さ方向に長い長孔が貫設され、左右他方のレバーの先端部には、長孔に係合する係合部が設けられている。
また、起居・立位歩行支援機は、開き止めスイッチと、開き止めスイッチが入れられると、左アームと右アームとの閉まる方向への変位は許容しつつ、開く方向への変位を不能にする開き止め機構とを備えていることが好ましい。サポートリングを装着し易くなるからである。
その開き止め機構の具体的な態様は、特に限定されないが、次の態様を例示する。すなわち、開き止め機構は、開き止めスイッチが入れられると傾動可能になり、開き止めスイッチが解除されると傾動が拘束される傾動レバーと、一端部が左アーム又は右アームに取り付けられ、他端側が傾動レバーに対して直角に且つスライド可能に取り付けれたスライドレバーとを含み構成されている。
また、起居・立位歩行支援機は、使用者の前腕を載せる前腕載せを、肘載せと連続して又は分離して備えていることが好ましい。前腕載せに使用者の前腕を載せることで、使用者の腕がより安定するからである。但し、前腕載せがなくても十分に安定する場合には、なくてもよい。また、起居・立位歩行支援機は、肘載せの前方に使用者が手でつかむグリップを備えていることが好ましい。グリップをつかむことで使用者の腕がより安定するからである。
そして、肘載せとグリップとの前後距離を調節可能にしていることが好ましい。使用者の前腕の長短に対応することができるからである。また、サポートリングと肘載せとの上下距離を調節可能にしていることが好ましい。使用者の上腕の長短に対応することができるからである。
また、肘載せに所定の設定値を超える荷重が加わると昇降装置による肘載せの上昇を停止させるリミッタ装置を備えていることが好ましい。必要以上の免荷を行わないことで、使用者のリハビリを促すことができると共に、安全性が増すからである。
そのリミッタ装置の具体的な態様は、特に限定されないが、次の態様を例示する。すなわち、リミッタ装置は、付勢部材に加わっている荷重を検知する検知器と、検知器で検知した荷重が設定値を超えると昇降装置による肘載せの上昇を停止させる停止装置とを含み構成された態様である。
また、起居・立位歩行支援機は、ロックスイッチと、ロックスイッチが入れられると車輪をロックするロック機構とを備えていることが好ましい。必要に応じてロックできることで利便性及び安全性が増すからである。
また、起居・立位歩行支援機は、ロックスイッチが解除されると肘載せの昇降を不能にする安全装置を備えていることが好ましい。ロックスイッチが入れられないと肘載せが昇降しないことで、安全性が増すからである。但し、安全装置がなくても十分に安全であり、且つ安全装置があることで起居・立位歩行支援機の使い勝手が悪くなる場合等には、むしろない方が好ましい。
また、起居・立位歩行支援機は、グリップに肘載せを上昇させる上昇スイッチと、下降させる下降スイッチとを備えていることが好ましい。操作性がよくなるからである。
また、起居・立位歩行支援機は、グリップに車輪にブレーキをかけるブレーキレバーを備えていることが好ましい。減速及び停止をし易くなるからである。但し、必要のない場合には、なくてもよい。
図1〜図12に示す実施例1の起居・立位歩行支援機1は、次に示すベース10と、昇降装置20と、付勢部材30と、サポートリング40と、肘載せ60と、グリップ70とを含み構成されている。
すなわち、ベース10は車輪15を備えている。そして、サポートリング40は、使用者Uの脇よりも下方且つ腰骨よりも上方の胴回り(胸より若干下がった位置が標準位置)を囲む部材である。そして、肘載せ60は、使用者Uの肘を載せる部材であり、サポートリング40に取り付けられている。そして、グリップ70は、使用者Uが手でつかむための部材であり、肘載せ60の前方に設置されている。
そして、昇降装置20は、ベース10に対してサポートリング40、肘載せ60及びグリップ70(以下「肘載せ等40,60,70」という。)を昇降させて、使用者の起居支援を主に肘載せ60を介して行う。そして、付勢部材30は、バネであり、肘載せ60をいずれの昇降位置においても上方向に付勢することで、使用者Uの主な免荷を肘載せ60を介して行い、起居及び立位歩行を支援する。
具体的には、肘載せ60には、起居・立位歩行支援機1で免荷する全免荷荷重のうちの90%以上の荷重が加わる構成になっている。そして、サポートリング40には、全免荷荷重の10%以上の荷重が直接は(肘載せ60等を介さずには)加わらない構成になっている。
昇降装置20は、一端部がベース10に取り付けられ、他端部で支持部材35を介して肘載せ等40,60,70を支持した4節リンク機構21と、4節リンク機構21を動かすことでサポートリング40を昇降させるアクチュエータ25とからなる。そして、4節リンク機構21は、その構成要素である2本のリンク21b,21cが不等長に並設されている。この4節リンク機構21が、肘載せ等40,60,70を下降限の位置では後側よりも前側が下がる前傾に傾斜させ、上昇に伴い前傾を水平に近付ける角度変化機構21を兼ねている。
サポートリング40は、各前端で回動可能に軸着されて後端間が開閉可能な左アーム42及び右アーム43と、左アーム42の前端と右アーム43の前端との間に設置された前当て41とを含み構成されている。
そして、サポートリング40に対しては、次に示す左右連動機構46と、開き止め機構52とが設置されている。すなわち、左右連動機構46は、左アーム42及び右アーム43のうちのいずれか一方のアームを左右外方又は内方に向けて開閉すると、他方のアームも同様に左右外方又は内方に向けて開閉するように左右のアームを連結している。そして、開き止め機構52は、開き止めスイッチS4が入れられると、左アーム42と右アーム43との閉まる方向への変位は許容しつつ、開く方向への変位を不能にする。
そして、肘載せ60に対しては、次に示す前後調節機構61と、上下調節機構62と、リミッタ装置28とが設置されている。すなわち、前後調節機構61は、肘載せ60とグリップ70との前後距離を調節可能にしている。そして、上下調節機構62は、サポートリング40と肘載せ60との上下距離を調節可能にしている。そして、リミッタ装置28は、肘載せ60に所定の設定値を超える荷重が加わると昇降装置20による肘載せ等40,60,70の上昇を停止させる。
そして、車輪15に対しては、次に示すロック機構16と、安全装置とが設置されている。すなわち、ロック機構16は、ロックスイッチS1が入れられると車輪15をロックする。そして、安全装置は、ロックスイッチS1が解除されると昇降装置20による肘載せ等40,60,70の昇降を不能にする。
そして、グリップ70には、肘載せ等40,60,70を上昇させる上昇スイッチS2と、下降させる下降スイッチS3とが設けられている。
次に本実施例1の起居・立位歩行支援機1を、より詳しく説明する。ベース10は、水平方向に延びるベース下部10aと、ベース下部10aの前端部から上方に延びるベース前部10bとを含み構成されている。そして、ベース下部10aの4隅には、4つの車輪15,15・・がそれぞれ水平面内で回動可能に取り付けられている。そのため、ベース10は、水平方向に移動可能かつ水平面内で回動可能になっている。
4節リンク機構21は、前リンク21aと上リンク21bと下リンク21cと後リンク21dとの4本のリンクから構成されている。前リンク21aは、ベース前部10bの上部の後面に突設された上下方向に延びるリンクである。上リンク21bは、前端部が前リンク21aの上部に鉛直面内で回動可能に取り付けられており、後端部が後リンク21dの上部に鉛直面内で回動可能に取り付けられている。下リンク21cは、上リンク21bよりも長いリンクであって、前端部が前リンク21aの下部に鉛直面内で回動可能に取り付けられており、後端部が後リンク21dの下部に鉛直面内で回動可能に取り付けられている。そして、後リンク21dの下端部に支持部材35の下端部が鉛直面内で回動可能に取り付けられている。そして、上リンク21bの上面に、ロックスイッチS1が取り付けられている。
アクチュエータ25は、本体部25aと、本体部25aに突出及び退入可能に取り付けられたロッド25bとを含み構成されている。そして、本体部25aの基端部は、ベース前部10bの下部に鉛直面内で回動可能に取り付けられている。そして、ロッド25bの先端部は、下リンク21cの長さ方向中間部に鉛直面内で回動可能に取り付けられている。そして、ベース前部10bの前面には、アクチュエータ25に電力を供給するためのバッテリー26が取り付けられている。
付勢部材30(バネ)は、後リンク21dに取り付けられており、支持部材35を介して肘載せ等40,60,70を上昇する方向に付勢している。詳しくは、付勢部材30は、支持部材35に取り付けられた被付勢部材31を介して、支持部材35の上部を前方に(すなわち、支持部材35が下端部を軸に一方に回動する方向に)付勢することで、肘載せ等40,60,70を上方(上昇する方向)に付勢している。
サポートリング40は、次のように構成されている。すなわち、前当て41は、支持部材35から後方に延びる前当て前部41aと、前当て前部41aの後端から下方に延びる前当て後部41bとを含み構成されている。また、左アーム42は、支持部材35の左端部から後方に延びる左アーム前部42aと、左アーム前部42aの後端から中間部が左右外方(左方)に張り出す形で湾曲しながら後方に延びる左アーム後部42bとを含み構成されている。また、右アーム43は、支持部材35の右端部から後方に延びる右アーム前部43aと、右アーム前部43aの後端から中間部が左右外方(右方)に張り出す形で湾曲しながら後方に延びる右アーム後部43bとを含み構成されている。前当て41、左アーム42及び右アーム43は、いずれも金属等の剛体であって、前当て後部41b、左アーム後部42b及び右アーム後部43bには、それぞれクッションC,C,Cが取り付けられている。
左右連動機構46は、次のように構成されている。すなわち、左右連動機構46は、左アーム前部42aから左右内方(右方)に突出した左レバー47と、右アーム前部43aから左右内方(左方)に突出した右レバー48とを含み構成されている。そして、右レバー48の先端部には、その右レバー48の長さ方向に長い長孔48aが貫設されている。そして、左レバー47の先端部には、長孔48aに係合する係合部47aが設けられている。
開き止め機構52は、次のように構成されている。すなわち、開き止めスイッチS4が入れられると傾動可能になり、開き止めスイッチS4が解除されると傾動が拘束される傾動レバー53と、一端部が右アーム前部43aに取り付けられ、他端側が傾動レバー53に対して直角に且つスライド可能に取り付けられたスライドレバー54とを含み構成されている。
そして、傾動レバー53の前端部には、上下方向に貫通した係合孔53aが設けられている。そして、開き止めスイッチS4は、該係合孔53aの上方に設けられたピンである。その開き止めスイッチS4は、前当て前部41aを上下方向に貫通する形で、前当て前部41aに上下方向に変位可能に取り付けられている。そして、開き止めスイッチS4は、下げられるとその下端部が係合孔53aに係入(傾動レバー53の傾動を拘束)することでサポートリング40の開き止めが解除され(閉じるのも開くのも可能になり)、上げられると係合孔53aから退出(傾動の拘束を解除)することでサポートリング40の開き止めが入る(閉じるのは可能だが開くのは不能になる)。
肘載せ60は、上下調節機構62及び前後調節機構61を介してサポートリング40に取り付けられている。この肘載せ60は、金属等の剛体であって、クッションCが取り付けられている。
上下調節機構62,62は、左アーム後部42b及び右アーム後部43bから、それぞれ下方に又は斜め左右外方下方に延びる軸棒63,63を備えている。その軸棒63には、その長さ方向(上下方向)に間隔をおいて複数のピン孔63a,63a・・が並設されている。そして、軸棒63には、外嵌部材64が外嵌されている。そして、外嵌部材64の下端部に左右外方に突出した突出部65を備えている。その突出部65に肘載せ60が支持されている。そして、突出部65の内部には、係合ピン66が突出部65の長さ方向(左右方向)に変位可能に挿入されている。その係合ピン66が、軸棒63の複数のピン孔63a,63a・・に択一的に係入することで、上下調節可能に構成されている。その係合ピン66には、突出部65に貫設された長孔65aを通過して突出部65の外方に突出した取っ手67が取り付けられている。そして、係合ピン66を軸棒63側(左右内方)に付勢する係合用バネ68が設置されている。
具体的には、次の手順で肘載せ60の高さを変更する。すなわち、まず、図7aに示すように取っ手67を左右外方に向けて引くことで、係合ピン66を軸棒63の係合していたピン孔63aから退出させる。次に、図7bに示すように、外嵌部材64を軸棒63に沿ってその長さ方向(上下方向)に変位させる。次に、取っ手67を放すと、係合ピン66が係合用バネ68の付勢力で軸棒63側(左右内方)に変位して、上記とは別のピン孔63aに係入する。これにより、外嵌部材64が軸棒63に固定される。
リミッタ装置28は、次のように構成されている。すなわち、リミッタ装置28は、付勢部材30に加わっている荷重を検知する検知器28aと、検知器28aで検知した荷重が設定値を超えると昇降装置20による肘載せ等40,60,70の上昇を停止させる停止装置(図示略)とを含み構成されている。詳しくは、検知器28aは、後リンク21dの側面に取り付けられており、後リンク21dに対する支持部材35の回転角度を検知することで、付勢部材30に加わっている荷重を検知している。
グリップ70は、支持部材35の下端部から左右外方に延びる延出部71と、延出部71の左右外方の端部から上方に延びる把持部72とを含み構成されている。このグリップ70は、金属等の剛体であって、把持部72にはクッションCが取り付けられている。そして、左右一方のグリップ70(図では右グリップ)には、肘載せ等40,60,70を上昇させる上昇スイッチS2が設けられ、左右他方のグリップ70(図では左グリップ)には、肘載せ60等を下降させる下降スイッチS3が設けられている。
次に本実施例1の起居・立位歩行支援機1を使用して、トイレに行く手順を説明する。
[1]ベッドからの立上り
まず、起居・立位歩行支援機1は、手の届く範囲のベッドサイドに駐車しておく。このとき、肘載せ等40,60,70は下げた状態にしておき、ロックスイッチS1は解除しておく。次に、使用者Uは、ベッド8の端に座った状態で、起居・立位歩行支援機1を引き寄せて、図9aに示すように、サポートリング40を装着する。具体的には、開き止めスイッチS4を解除した状態でサポートリング40を開いてから、体幹(胴部)をサポートリング40の内側に入れ、開き止めスイッチS4を入れてからサポートリング40を閉じる(サポートリング40の幅を体幹に沿う位置に縮める)ことで装着する。そして、このとき、肘載せ60の位置が合わない場合には、ロックスイッチS1を入れてから、肘載せ等40,60,70を上昇スイッチS2又は下降スイッチS3で若干昇降されることで、肘載せ60の高さを合わせる。そして合わせたら、再びロックスイッチS1を解除する。
次に、サポートリング40を装着した状態で、起居・立位歩行支援機1をやや前方に押し出すことで、図9bに示すように前傾姿勢をとる。そして、ロックスイッチS1を入れて位置を固定する。そして、グリップ70を握り、肘が肘載せ60に乗っている状態で、上昇スイッチS2を押す。そして、それと共に使用者Uが自らの足で立ち上がろうとすることで、図10aに示すように、使用者Uがその荷重の一部を肘載せ60により免荷されつつ立ち上がる。但し、このとき、所定の設定値(例えば20kg)以上の荷重が肘載せ60に加わると、リミッタ装置28によりアクチュエータ25が停止する。そのため、設定値以上の荷重が免荷されることはない。
[2]ベッドからトイレへの移動
そして、立ち上がった後は、安定した立体姿勢をとり、上昇スイッチS2又は下降スイッチS3で肘載せ等40,60,70を昇降させて歩行しやすい高さに調整する。そして、ロックスイッチS1を解除して、図10bに示すように起居・立位歩行支援機1を押しながら歩行する。そして、ドアを開けトイレに入る。そして、便座9の位置を確認し、図10cに示すように、便座9が背面になるようにその場で回転する。そして、図10dに示すように、便座9にヒザ裏が当たる位置に後進する。そして、ロックスイッチS1を入れて位置を固定する。そして、下降スイッチS3で少し肘載せ等40,60,70を下降させて、肩が下がる程度の高さにする。そして、後方に腕を回し、ズボン及び下着を下げる。
[3]便座への着座
次に、下降スイッチS3を押す。それにより、図11aに示すように、肘載せ等40,60,70が下降し、それに伴い使用者Uが便座9に着座する。そして、ズボン及び下着をさらに下げる。そして、開き止めスイッチS4を解除してから、サポートリング40を開き、図11bに示すように楽な姿勢をとる。(サポートリング40を装着したままでも使用できる。使用者Uの身体機能により、選択する。)そして、排泄し、排泄後は、着座したまま下着とズボンを出来るだけ上方にあげる。この時、大腿部を交互にあげる。そして、図12aに示すように、サポートリング40を装着する。その具体的な手順は、上記と同様である。
[4]便座からの立ち上り
そして、図12bに示すように、上昇スイッチS2で上記と同様に立ち上がる。そして、立ち上がったら上昇スイッチS2又は下降スイッチS3で肘載せ等40,60,70を昇降させることで、肘載せ等40,60,70を衣服を整え易い高さを合わせる。その高さは、上記の歩行し易い高さよりも若干下の高さが目安である。次に、衣服を整え、上昇スイッチS2で、肘載せ等40,60,70を歩行しやすい高さに微調整する。そして、ロックスイッチS1を解除して歩行する。
以上の手順にによれば、使用者Uが、自立してトイレに行くことができる。なお、上記には、トイレに行く場合を示したが、この起居・立位歩行支援機1は、その他の用途にも使用することができ、例えば、別の部屋にものを取りにいくときや、ダイニングに移動して椅子に座るとき等にも使用できる。なお、椅子に座った後の机への接近は、例えば、回転椅子にサイドからアプローチし、着座後ターンして机側を向くようにすればよい。また。着座後の移動を想定するのであれば車椅子に着席してもよい。
本実施例1の起居・立位歩行支援機1によれば、次のA〜Kの効果を得ることができる。
[A]肘載せ60で使用者Uの主な免荷を行うため、使用者Uはハーネス等を着用する必要がない。そのため、起居・立位歩行支援機1の使用の準備が簡単である。そのため、使用者Uは、起居・立位歩行支援機1を速やかに使用することができる。また更に、使用者Uをハーネスを介して免荷する一般的な歩行支援機に比べて使用者Uの拘束が少なく、使用者Uは比較的自由に体を動かすことができるので、動きがより能動的になり、リハビリの面でも良い効果が期待できる。
[B]肘載せ等40は、下降限の位置では前傾になるため、使用者Uが立ち上がろうとする起立時(起立直前)には、使用者Uは前傾になる。そのため、起立時に使用者Uの荷重が肘載せ60に乗りやすい。
[C]使用者Uの胴部を囲むサポートリング40を備えているため、使用者Uがよろけるのを防止することができる。
[D]サポートリング40は、下降限の位置では前傾になり、上昇に伴い水平に近付くので、起立直前には上半身が前傾になりその状態から起立していくのに伴い徐々に直立に近付いていく起立時の自然な動きや、直立状態から着座していくのに伴い徐々に上半身が前傾になっていく着座時の自然な動きに合わせて、サポートリング40の傾きが変化する。
[E]サポートリング40は、前当て41と左アーム42と右アーム43とを含み構成されているため、左右のアーム42,43を開いて胸部を前当て41に当ててから、左右のアーム42,43を閉じることで、サポートリング40を簡単に装着することができる。
[F]左右のいずれか一方のアーム42,43を左右外方又は内方に向けて開閉すると、左右連動機構46により、他方のアーム43,42も同様に左右外方又は内方に向けて開閉するため、サポートリング40を装着し易い。
[G]開き止めスイッチS4を入れると、開き止め機構52により、サポートリング40は閉まる方向へのみ変位するようになるため、サポートリング40を装着し易い。
[H]肘載せ60に所定の設定値を超える荷重が加わると、リミッタ装置28により、肘載せ等40,60,70の上昇は停止するため、必要以上の免荷が行われない。よって、この点でもよりリハビリになると共に、安全性が増す。
[I]グリップ70を備えているため、使用者Uの腕がより安定する。また、肘載せ40とグリップ70との前後距離を調節する前後調節機構61を備えているため、使用者Uの前腕の長短に対応することができる。また、サポートリング40と肘載せ60との上下距離を調節する上下調節機構62を備えているため、使用者Uの上腕の長短にも対応することができる。
[J]グリップ70に上昇スイッチS2と下降スイッチS3とを備えているため、操作性がよい。
[K]ロックスイッチS1を備えているため、必要に応じて車輪15をロックできる。そのため、利便性及び安全性が増す。また、ロックスイッチS1が解除されると、肘載せ等40,60,70が昇降しなくなるため、起立時又は着座時に起居・立位歩行支援機1が動くことがない。そのため、安全性が増す。
図13に示す実施例2の起居・立位歩行支援機2は、実施例1と比較して次に示す点で相違し、その他の点で同様である。すなわち、グリップ70にブレーキレバーS5を備えている。そして、ブレーキレバーS5が押されると車輪15にブレーキをかけるブレーキ機構を備えている。本実施例2によれば、上記A〜Kの効果に加えて、減速及び停止をし易くなるといった効果を得ることができる。
図14に示す実施例3の起居・立位歩行支援機3は、実施例1と比較して次に示す点で相違し、その他の点で同様である。すなわち、使用者Uの前腕を載せる前腕載せ69を、肘載せ60と連続して備えている。本実施例3によれば、上記A〜Kの効果に加えて、前腕載せ69に使用者Uの前腕を載せることで、使用者Uの腕がより安定するといった効果を得ることができる。
なお、本発明は前記実施例の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨から逸脱しない範囲で、例えば次の変更例のように、適宜変更して具体化することもできる。
[変更例1]サポートリング40の角度を調整式にする。
[変更例1]肘載せ60の形状を変更して体幹保持力を向上させる。
[変更例2]安定性を向上させるために、前の車輪15の位置をより前方に変更する。
[変更例3]使用者Uの操作スイッチS1,S2,S3,S4をパネル型にする。
[変更例3]上昇スイッチS2及び下降スイッチS3を左右片側にして、片手操作用スイッチにする。
[変更例4]肘載せ60の高さ及び角度を、より荷重の掛かりやすくなる高さ及び角度、又はより脱落しにくくなる高さ及び角度に変更する。
[変更例5]グリップ70の高さ及び角度を、肘載せ60の高さ及び角度の変更に合わせて変更する。
[変更例6]リミッタ装置28の感度を高くし、上昇再開のタイミングを早くする。
[変更例7]簡易ハーネス接続金具を追加して、必要時にはハーネスを装着できるようにする。
[変更例8]各部に保護カバーを設置する。
[変更例9]4節リンク機構21を出来るだけ長くして、肘載せ等40,60,70を下降させた状態(使用者Uが座った状態)で上下2本のリンク21,22の延出方向が略水平方向になるようにすることで、起立時の初期に一旦後にさがらないようにする。
[変更例10]前当て41、左右のアーム42,43、肘載せ60及びグリップ70のクッションC,C・・を一体ユニットで設計する。
[変更例11]サポートリング40のクッションCを、あらゆる体系にフィットするようにする。
[変更例12]肘載せ60の前端部にグリップ70を設置し、肘載せ60で肘から手首までを面で支えることで体重の保持力を増す。さらに、それにより、グリップ70が肘載せ60と一緒に上下調節機構62により上下調節可能になることで、上腕の長短により対応し易くなる。
[変更例13]前当て41を、支持部材35の一部により構成する。
[変更例14]ベース10にバッテリー26をビルトインし、ソフトなデザインのカバーリングをする。
1 起居・立位歩行支援機
10 フレーム
16 ロック機構
20 昇降装置
21 4節リンク機構
21b 上リンク
21c 下リンク
25 アクチュエータ
28 リミッタ装置
28a 検知器
30 付勢部材(バネ)
40 サポートリング
41 前当て
42 左アーム
43 右アーム
46 左右連動機構
47 左レバー
47a 係合部
48 右レバー
48a 長孔
52 開き止め機構
53 傾動レバー
54 連結レバー
60 肘載せ
61 前後調節機構
62 上下調節機構
69 前腕載せ
70 グリップ
U 使用者
S1 ロックスイッチ
S2 上昇スイッチ
S3 下降スイッチ
S4 開き止めスイッチ
S5 ブレーキレバー

Claims (11)

  1. 車輪(15)を備えたベース(10)と、使用者(U)の肘を載せる肘載せ(60)と、ベース(10)に対して少なくとも肘載せ(60)を昇降させて、使用者(U)の主な起居支援を肘載せ(60)を介して行う昇降装置(20)と、肘載せ(60)をいずれの昇降位置(20)においても上方向に付勢することで、使用者(U)の主な免荷を肘載せ(60)を介して行い、起居及び立位歩行を支援する付勢部材(30)とを備えた起居・立位歩行支援機。
  2. 使用者(U)が前腕を載せる前腕載せ(69)を、肘載せ(60)と連続して又は分離して備えた請求項1記載の起居・立位歩行支援機。
  3. 肘載せ(60)の前方に使用者(U)が手でつかむグリップ(70)を備えた請求項1又は2記載の起居・立位歩行支援機。
  4. 肘載せ(60)とグリップ(70)との前後距離を調節可能にした請求項3記載の起居・立位歩行支援機。
  5. 昇降装置(20)により昇降し使用者(U)の脇よりも下方且つ腰骨よりも上方の胴回りを囲むサポートリング(40)を備え、サポートリング(40)に肘載せ(60)が取り付けられた請求項1〜4のいずれか一項に記載の起居・立位歩行支援機。
  6. サポートリング(40)と肘載せ(60)との上下距離を調節可能にした請求項5記載の起居・立位歩行支援機。
  7. 肘載せ(60)に所定の設定値を超える荷重が加わると昇降装置(20)による肘載せ(60)の上昇を停止させるリミッタ装置(28)を備えた請求項1〜6のいずれか一項に記載の起居・立位歩行支援機。
  8. ロックスイッチ(S1)と、ロックスイッチ(S1)が入れられると車輪(15)をロックするロック機構(16)とを備えた請求項1〜7のいずれか一項に記載の起居・立位歩行支援機。
  9. ロックスイッチ(S1)が解除されると昇降装置(20)による肘載せ(60)の上昇を不能にする安全装置を備えた請求項8記載の起居・立位歩行支援機。
  10. グリップ(70)に肘載せ(60)を上昇させる上昇スイッチ(S2)と、下降させる下降スイッチ(S3)とを備えた請求項3又は4記載の起居・立位歩行支援機。
  11. グリップ(70)に、車輪(15)にブレーキをかけるブレーキレバー(S5)を備えた請求項3、4又は10記載の起居・立位歩行支援機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111419656A (zh) * 2020-04-02 2020-07-17 上海国为医疗科技有限公司 一种医用护理助行器

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