JP2016192653A - 画像処理装置、画像処理システム及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理システム及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本端末を使用していれば本端末に保持されていたデータを、一時使用端末を一時的に使用しても本端末に保持させることができる画像処理装置等を提供する。【解決手段】画像処理装置11の機能の使用を許可された第1の携帯端末装置31に代えて、前記画像処理装置の機能の一時的な使用が許可された第2の携帯端末装置32と前記画像処理装置との間で処理が行われたときに発生したデータが、データ保存手段110に保存される。第1の携帯端末装置31の起動が検出された場合は、データ保存手段に保存されているデータが、第1の携帯端末装置と第2の携帯端末装置との対応関係に基づいて、対応する第1の携帯端末装置31に、そのまままたは第1の携帯端末装置で保持可能な形態で提供される。【選択図】 図9

Description

この発明は、例えば、コピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能、スキャン機能等の複数の機能を有する多機能デジタル画像形成装置であるMFP(Multi Function Peripheral)等の画像処理装置、該画像処理装置と携帯端末装置とを備えた画像処理システム及びプログラムに関する。
オフィス等において、スマートフォンやタブレット端末等の携帯端末装置を用いて、上記のような画像処理装置の機能を使用することが行われている。この場合、セキュリティを確保するために、使用を許可する携帯端末装置を予め登録しておくことが一般に行われており、このため登録されていない携帯端末装置を用いて画像処理装置の機能を使用することはできなくなっている。
しかし、登録された携帯端末装置の所持を忘れたり、登録された携帯端末装置が故障した場合のように、登録された携帯端末装置を持ち合わせていない事態が発生することがある。このような場合、オフィスで携帯端末装置を用いて画像処理装置を利用することができず、業務の遂行に支障を来す恐れがある。また、登録された携帯端末装置よりも大きい表示画面の携帯端末装置で処理を実行したい場合もある。
そこで、登録により使用が許可されている携帯端末装置(本端末ともいう)以外の携帯端末装置(一時使用端末ともいう)による画像処理装置の機能の一時的な使用を許可する画像処理装置が提案されている。
また、特許文献1には、ユーザー認証機能を有する画像形成装置の一時的な使用を可能とする技術が提案されている。具体的には、常時認証データベースが、管理者による操作に従って登録された識別子である常時認証データを保存し、一時認証データベースが、画像処理装置を一時的に使用するユーザの識別子である一時認証データを保存し、認証データ登録判断処理部が、端末装置から受信した入力ユーザ識別子に対応する識別子が常時認証データベースおよび一時認証データベースのいずれにも保存されていない場合には、その入力ユーザ識別子に対応する識別子を一時認証データとして一時認証データベースに保存し、いずれかに保存されている場合には、入力ユーザ識別子を送信したユーザに正当性があることの認証を行う画像処理装置が開示されている。
特開2011−71588号公報
しかしながら、本端末以外の一時使用端末による画像処理装置の機能の一時的な使用を許可する画像処理装置においては、次のような別の問題が発生していた。
即ち、例えば画像処理装置でスキャンされたデータを本端末に送信する予定であったにもかかわらず、本端末の持参を忘れてしまったため、一時使用端末に送信したような場合、ユーザーは送信されたデータを本端末で利用したくても、送信されたデータは一時使用端末に保持されるため、一時使用端末から本端末へデータを移動させる必要があり、面倒であった。
また、本端末のユーザーが管理上の観点から、本端末か一時使用端末かにかかわらず画像処理装置との間で処理が行われたときの一連のログ情報を、本端末に保存しておきたい場合がある。しかし、一時使用端末が一時使用されたときは一時使用端末でログ情報が生成され一時使用端末に保持されるため、一時使用端末のログ情報を本端末で保持することができなかった。このためログ情報の連続性が途切れ、ログ情報を管理しづらいという問題もあった。
このように、本端末を使用していれば本端末に保持されていたデータを、一時使用端末を一時的に使用したために本端末に保持させることができないという問題があった。
なお、特許文献1に記載の技術は、本端末以外の一時使用端末による画像処理装置の機能の一時的な使用を許可する場合の技術ではなく、上記のような問題に対して解決策を提供しうるものではなかった。
この発明はこのような技術的背景に鑑みてなされたものであって、本端末を使用していれば本端末に保持されていたデータを、一時使用端末を一時的に使用しても本端末に保持させることができる画像処理装置、該画像処理装置と携帯端末装置とを備えた画像処理システム及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)画像処理装置の機能の使用を許可された第1の携帯端末装置と、該第1の携帯端末装置に代えて、前記画像処理装置の機能の一時的な使用が許可された第2の携帯端末装置との対応関係を保持する前記画像処理装置の内部または外部に設けられた対応関係保持手段から、前記対応関係を取得する取得手段と、前記画像処理装置と前記第1の携帯端末装置との間で処理が行われたとすると、前記第1の携帯端末装置の内部に保持されていたデータを、前記画像処理装置からのデータ提供により保持させるために、前記第2の携帯端末装置と前記画像処理装置との間で処理が行われたときに発生したデータを保存するデータ保存手段と、前記第1の携帯端末装置の起動を検出する起動検出手段と、前記起動検出手段により前記第1の携帯端末装置の起動が検出された場合、前記データ保存手段に保存された前記データを、前記取得手段によって取得された対応関係に基づいて、前記第2の携帯端末装置と対応する前記第1の携帯端末装置に、そのまままたは前記第1の携帯端末装置で保持可能な形態にして提供する提供手段と、を備えたことを特徴とする画像処理装置。
(2)前記データ保存手段に保存されるデータは、前記画像処理装置から前記第2の携帯端末装置に送信された送信データであり、前記提供手段は、前記送信データを前記第1の携帯端末装置にそのまま提供する前項1に記載の画像処理装置。
(3)前記データ保存手段に保存されるデータは、前記第2の携帯端末装置と前記画像処理装置との間で処理が行われたときのログ情報であり、前記提供手段は、前記ログ情報に記録された前記第2の携帯端末装置を前記第1の携帯端末装置に書き換えるとともに、前記ログ情報を前記第1の携帯端末装置で保持可能な形態にして前記第1の携帯端末装置に提供する前項1または2に記載の画像処理装置。
(4)前記第2の携帯端末装置に一時的な使用が許可されている状態で、前記第1の携帯端末装置へのデータの送信が指示されたときは、前記データの送信先を前記第2の携帯端末装置へ切り替えてデータを送信する制御手段を備えている前項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置。
(5)前記起動検出手段により前記第1の携帯端末装置の起動が検出されたとき、または前記第2の携帯端末装置の一時的な使用許可が解除されたときは、前記第2の携帯端末装置からの処理要求を受け付けないように制御する制御手段を備えている前項1〜4のいずれかに記載の画像処理装置。
(6)画像処理装置の内部または外部に設けられ、前記第1の携帯端末装置または第2の携帯端末装置と前記画像処理装置との間で処理が行われたときのログ情報を保存するログ情報保存手段と、前記起動検出手段により前記第1の携帯端末装置の起動が検出されたとき、または前記第2の携帯端末装置の一時的な使用許可が解除されたときは、前記ログ情報に記録された前記第2の携帯端末装置を前記第1の携帯端末装置に書き換える制御手段と、を備えている前項1〜5のいずれかに記載の画像処理装置。
(7)前記第2の携帯端末装置には、該第2の携帯端末装置と前記画像処理装置との間で行われた処理に関するデータを削除可能な管理アプリケーションがインストールされており、前記起動検出手段により前記第1の携帯端末装置の起動が検出されたとき、または前記第2の携帯端末装置の一時的な使用許可が解除されたときは、前記第2の携帯端末装置に対して、前記管理アプリケーションを動作させて前記データを削除させるための動作指令を出力する制御手段を備えている前項1〜6のいずれかに記載の画像処理装置。
(8)画像処理装置の機能の使用を許可された第1の携帯端末装置と、該第1の携帯端末装置に代えて、前記画像処理装置の機能の一時的な使用が許可された第2の携帯端末装置との対応関係を保持する前記画像処理装置の内部または外部に設けられた対応関係保持手段から、前記対応関係を取得する取得ステップと、前記画像処理装置と前記第1の携帯端末装置との間で処理が行われたとすると、前記第1の携帯端末装置の内部に保持されていたデータを、前記画像処理装置からのデータ提供により保持させるために、前記第2の携帯端末装置と前記画像処理装置との間で処理が行われたときに発生したデータを保存するデータ保存ステップと、前記第1の携帯端末装置の起動を検出する起動検出ステップと、前記起動検出ステップにより前記第1の携帯端末装置の起動が検出された場合、前記データ保存ステップにより保存された前記データを、取得された前記対応関係に基づいて、前記第2の携帯端末装置と対応する前記第1の携帯端末装置に、そのまままたは前記第1の携帯端末装置で保持可能な形態にして提供する提供ステップと、を前記画像処理装置のコンピュータに実行させるためのプログラム。
(9)前記データ保存ステップにより保存されるデータは、前記画像処理装置から前記第2の携帯端末装置に送信された送信データであり、前記提供ステップでは、前記送信データを前記第1の携帯端末装置にそのまま提供する処理を前記コンピュータに実行させる前項8に記載のプログラム。
(10)前記データ保存ステップにより保存されるデータは、前記第2の携帯端末装置と前記画像処理装置との間で処理が行われたときのログ情報であり、前記提供ステップでは、前記ログ情報に記録された前記第2の携帯端末装置を前記第1の携帯端末装置に書き換えるとともに、前記ログ情報を前記第1の携帯端末装置で保持可能な形態にして前記第1の携帯端末装置に提供する処理を前記コンピュータに実行させる前項8または9に記載のプログラム。
(11)前記第2の携帯端末装置に一時的な使用が許可されている状態で、前記第1の携帯端末装置へのデータの送信が指示されたときは、前記データの送信先を前記第2の携帯端末装置へ切り替えてデータを送信する制御ステップを前記コンピュータに実行させる前項8〜10のいずれかに記載のプログラム。
(12)前記起動検出ステップにより前記第1の携帯端末装置の起動が検出されたとき、または前記第2の携帯端末装置の一時的な使用許可が解除されたときは、前記第2の携帯端末装置からの処理要求を受け付けないように制御する制御ステップを前記コンピュータに実行させる前項8〜11のいずれかに記載のプログラム。
(13)画像処理装置の内部または外部に、前記第1の携帯端末装置または第2の携帯端末装置と前記画像処理装置との間で処理が行われたときのログ情報を保存するログ情報保存手段が設けられ、前記起動検出ステップにより前記第1の携帯端末装置の起動が検出されたとき、または前記第2の携帯端末装置の一時的な使用許可が解除されたときは、前記ログ情報に記録された前記第2の携帯端末装置を前記第1の携帯端末装置に書き換える制御ステップを前記コンピュータに実行させる前項8〜12のいずれかに記載のプログラム。
(14)前記第2の携帯端末装置には、該第2の携帯端末装置と前記画像処理装置との間で行われた処理に関するデータを削除可能な管理アプリケーションがインストールされており、前記起動検出ステップにより前記第1の携帯端末装置の起動が検出されたとき、または前記第2の携帯端末装置の一時的な使用許可が解除されたときは、前記第2の携帯端末装置に対して、前記管理アプリケーションを動作させて前記データを削除させるための動作指令を出力する制御ステップを前記コンピュータに実行させる前項8〜13のいずれかに記載のプログラム。
(15)前項1〜7のいずれかに記載された画像処理装置と、該画像処理装置の機能の使用を許可された第1の携帯端末装置と、該第1の携帯端末装置に代えて、前記画像処理装置の機能の一時的な使用が許可された第2の携帯端末装置とを備えた画像処理システム。
前項(1)(8)(15)に記載の発明によれば、画像処理装置の機能の使用を許可された第1の携帯端末装置に代えて、前記画像処理装置の機能の一時的な使用が許可された第2の携帯端末装置と前記画像処理装置との間で処理が行われたときに発生したデータが、データ保存手段に保存される。第1の携帯端末装置の起動が検出された場合は、前記データ保存手段に保存されているデータが、対応関係保持手段から取得された第1の携帯端末装置と第2の携帯端末装置との対応関係に基づいて、前記第2の携帯端末装置と対応する前記第1の携帯端末装置に、そのまままたは第1の携帯端末装置で保持可能な形態で提供される。
従って、例えば画像処理装置でスキャンされたデータを一私的な使用が許可された第2の携帯端末装置に送信したような場合であっても、送信されたデータを画像処理装置に保存し、第1の携帯端末装置が起動された場合に第1の携帯端末に送信することができるから、ユーザーは第2の携帯端末装置に送信されたデータを第1の携帯端末装置で利用することができる。また、例えば、第2の携帯端末装置と画像処理装置との間で処理が行われたときに発生したログ情報も、第1の携帯端末装置に送信することができるから、ユーザーは、第1の携帯端末装置か第2の携帯端末装置かにかかわらず、画像処理装置との間で処理が行われたときのログ情報を、第1の携帯端末装置で管理することができ、便利である。
このように、第1の携帯端末装置を使用していれば第1の携帯端末装置に保持されていたデータを、第2の携帯端末装置を一時的に使用した場合であっても第1の携帯端末装置に保持させることができる
前項(2)(9)に記載の発明によれば、画像処理装置から第2の携帯端末装置に送信された送信データが、第1の携帯端末装置にそのまま提供されるから、第1の携帯端末装置は第2の携帯端末装置に送信された送信データを保持し、利用することができる。
前項(3)(10)に記載の発明によれば、第2の携帯端末装置と画像処理装置との間で処理が行われたときのログ情報が、画像処理装置にインストールされたアプリケーション等により、第1の携帯端末装置を使用したときのログ情報に書き換えられて第1の携帯端末装置で保持可能な形態で、第1の携帯端末装置に提供されるから、第1の携帯端末装置のユーザーは携帯端末装置と画像処理装置との間で実行された処理を連続的に管理把握することができる。
前項(4)(11)に記載の発明によれば、第2の携帯端末装置に一時的な使用が許可されている状態で、第1の携帯端末装置へのデータの送信が指示されたときは、データの送信先が第2の携帯端末装置へ切り替えて送信されるから、ユーザーは一時的な使用が許可されている第2の携帯端末装置で、データを確実に受信することができる。
前項(5)(12)に記載の発明によれば、第1の携帯端末装置の起動が検出されたとき、または第2の携帯端末装置の一時的な使用許可が解除されたときは、第2の携帯端末装置からの処理要求を受け付けないように制御されるから、同一のユーザーが2個の携帯端末装置を同時に使用することによるセキュリティの低下を防止できる。
前項(6)(13)に記載の発明によれば、第1の携帯端末装置の起動が検出されたとき、または第2の携帯端末装置の一時的な使用許可が解除されたときは、画像処理装置の内部または外部に設けられたログ情報保存手段に保存されているログ情報に記録された第2の携帯端末装置が、第1の携帯端末装置に書き換えられるから、第2の携帯端末装置からの使用であっても、第1の携帯端末装置からの使用として一連のログ情報を残すことができ、管理上便利である。
前項(7)(14)に記載の発明によれば、第2の携帯端末装置には、該第2の携帯端末装置と画像処理装置との間で行われた処理に関するデータを削除可能な管理アプリケーションがインストールされており、第1の携帯端末装置の起動が検出されたとき、または前記第2の携帯端末装置の一時的な使用許可が解除されたときは、第2の携帯端末装置に対して、管理アプリケーションを動作させるための動作指令を出力するから、第2の携帯端末装置では、画像処理装置から受信したデータや、第2の携帯端末装置に残存するログ情報等が削除される。従って、第2の携帯端末装置と画像処理装置との間で行われた処理に関するデータがそのまま第2の携帯端末装置に残存して、不正利用されるといった不都合を防止できる。
この発明の一実施形態に係る画像処理装置を備えた画像処理システムの構成図である。 画像処理装置の電気的な構成を示すブロック図である。 管理サーバーのシステム構成を示すブロック図である。 携帯端末装置の電気的構成を示すブロック図である。 管理サーバーに登録されている管理情報を示す表である。 図1に示した画像処理システムにおいて、画像処理装置の動作の一例を説明するための図である。 同じく、図1に示した画像処理システムにおいて、画像処理装置の動作の一例を説明するための図である。 ログ情報の一例を示す図である。 図6及び図7で説明した画像処理装置の動作を、他の装置の動作と併せて説明するためのシーケンス図である。 図1に示した画像処理システムにおいて、画像処理装置の動作の他の例を説明するための図である。 同じく、図1に示した画像処理システムにおいて、画像処理装置の動作の他の例を説明するための図である。 印刷ログ情報の一例を示す図である。 図10及び図11で説明した画像処理装置の動作を、他の装置の動作と併せて説明するためのシーケンス図である。 図1に示した画像処理システムにおいて、画像処理装置の動作のさらに他の例を説明するための図である。 図14で説明した画像処理装置の動作を、他の装置の動作と併せて説明するためのシーケンス図である。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明の一実施形態に係る画像処理装置を備えた画像処理システムの構成図である。この画像処理システムは、複数台の画像処理装置(この実施形態では3台)11〜13と、1台の端末管理サーバー2と、第1の携帯端末装置31と、第2の携帯端末装置32と、ログ管理サーバー6を備え、これらがLAN(Local Area Network )などの社内ネットワーク4やインターネット5に接続されている。また、第1、第2の携帯端末装置31、32と画像処理装置11〜13とは無線通信が可能となっている。
この実施形態では、画像処理装置11〜13として、コピー機能、プリント機能、スキャン機能、ファクシミリ機能等を備えた前述のMFPが用いられている。以下、画像処理装置をMFPともいう。また、携帯端末装置を携帯端末または単に端末ともいい、第1の携帯端末31を本端末31、第2の携帯端末32を一時使用端末32ともいう。
前記MFP11〜13は、走査した原稿画像、および図示しない情報処理装置や携帯端末31、32から送信されたプリントデータから生成した画像の複写画像を用紙上に形成する装置である。また、走査した原稿画像は、社内ネットワーク4を介して他のMFPに送信することもできる。さらには、インターネット5を介して、別のネットワークに接続された他のMFPや情報処理装置に原稿画像を送信することもできる。さらに、走査した原稿画像や、情報処理装置あるいは本端末31、一時使用端末32から受信したデータ等を固定記憶装置に蓄積することもできる。
図2は、前記MFP11〜13の電気的な構成を示すブロック図である。なお、各MFP11〜13はいずれも同一の構成を有していることから、MFP11を代表として説明する。
図2に示すように、MFP11は、制御部100、固定記憶装置110、画像読取装置120、操作パネル部130、画像出力装置140、プリンタコントローラ150、ネットワークインターフェイス(ネットワークI/F)160、短距離無線インターフェース(短距離無線I/F)170およびワイヤレスインターフェース(Wireless I/F)180を備え、互いにシステムバス175を介して接続されている。
制御部100は、CPU101、ROM102、S−RAM(Static Random Access Memory)103、NV−RAM104及び時計IC105等を備えている。
CPU101は、ROM102等に保存されているプログラムを実行することにより、MFP1の全体を統括的に制御する。この実施形態では、本端末31、一時使用端末32との間でデータの送受信やアプリケーションの送信等を行い、さらにはログ情報の書き換え等を行うが、詳細は後述する。
ROM102は、CPU101が実行するプログラムやその他のデータを格納する。
S−RAM103は、CPU101がプログラムを実行する際の作業領域となるものであり、プログラムやプログラムを実行する際のデータ等を一時的に保存する。
NV−RAM104は、バッテリでバックアップされた不揮発メモリであり、画像形成に係わる各種の設定等を記憶するものである。
時計IC105は、内部タイマーとして機能し、処理時間の計測等を行う。
固定記憶装置110は、ハードディスク等からなり、プログラムや各種データ等を保存する。
画像読取装置120は、スキャナ等を備え、プラテンガラス上にセットされた原稿を走査することによって読み取り、読み取った原稿を画像データに変換する。
操作パネル部130は、ユーザがMFP1へジョブ等の指示や各種設定を行う際に用いられるものであり、テンキー131、プリントキー132、ログアウトキー133、表示部134及びタッチパネル135等を備えている。
テンキー131は、種々の設定を行う際に使用されるものであり、プリントキー132は、プリントを行う際に使用されるものであり、ログアウトキー133は、MFP1の利用が終了したユーザーが、ログアウトする際に押下されるものである。
表示部134は、例えば液晶画面からなりメッセージや各種の操作画面等を表示するものである。
タッチパネル135は、表示部134の画面上に形成され、ユーザーのタッチ操作を検出する。
画像出力装置140は、生成された複写画像を用紙上に形成するものである。
プリンタコントローラ150は、ネットワークインターフェース160によって受信されたプリントデータから複写画像を生成するものである。
ネットワークインターフェース(ネットワークI/F)160は、本端末31、一時使用端末32、端末管理サーバー2及びログ管理サーバー6等との間で、データの送受信を行う通信手段として機能する。
短距離無線インターフェース170は主に本端末31及び一時使用端末32との短距離無線通信に利用され、ワイヤレスインターフェース(Wireless I/F)180は、社内ネットワーク4との無線通信、または本端末31、一時使用端末32との無線通信に利用される。なお、短距離無線通信方式としては、たとえばブルートゥース(Bluetooth)や赤外線通信方式であるIrDA(Infrared Data Association)などがある。
前記端末管理サーバー2はパーソナルコンピュータからなり、ユーザーや本端末31、一時使用端末32等に関する情報をユーザー情報データベース20に登録し管理する。
前記ログ管理サーバー6はパーソナルコンピュータからなり、MFP11と本端末31及び一時使用端末32との間で処理が実行されたときに、MFP11から送信されたログ情報を保存し管理する。
図3は、端末管理サーバー2のシステム構成を示すブロック図である。図3に示すように、管理サーバー2は、CPU21、ROM22、RAM23、記憶部24、表示装置25、入力装置26、ネットワークインターフェース部(ネットワークI/F部)27等を備え、システムバス28を介して互いに接続されている。
CPU21は、ROM22に保存されているプログラムを実行することにより、サーバ−2の全体を統括的に制御する。ROM22は、CPU21が実行するためのプログラムやその他のデータを保存する記憶媒体である。RAM23は、CPU21が動作用プログラムに従って動作する際の作業領域を提供する記憶媒体である。
記憶部24は、ハードディスク等の記憶媒体からなり、各種の登録された管理情報その他のデータを保持している。
表示装置25は、CRTや液晶表示装置等からなり、各種のメッセージ及びユーザに対する入力受付画面、選択画面等を表示する。
入力装置26は、ユーザによる入力操作に用いられるもので、キーボードやマウス等からなる。
ネットワークインターフェース部27は、MFP11〜13や他の外部機器との間で、ネットワークを介してデータの送受信を行う通信手段として機能する。
なお、ログ管理サーバー6の構成も端末管理サーバー2の構成と同じであるため、説明は省略するが、ログ管理サーバー6の記憶部24には、MFP11と本端末31、一時使用端末32との間で処理が実行されたときのログ情報が保存されている。
前記本端末31及び一時利用端末32は、例えばスマートフォンやタブレット端末等からなる。本端末31はユーザー(例えばユーザーA)の本来の携帯端末装置として管理サーバー2に既に登録され、予め設定された一定の使用許可範囲においていつでもMFP11等の機能を使用できる携帯端末装置であり、一時使用端末32はユーザーAが本端末31に代えて一時的な使用許可を求める携帯端末装置である。
図4は本端末31及び一時使用端末32の電気的構成を示すブロック図である。なお、本端末31と一時使用端末32は同一の電気的構成を有している。
本端末31及び一時使用端末32はそれぞれ、制御部300、固定記憶装置310、表示部320、タッチパネル330、ワイヤレスランインターフェース(Wireless LAN I/F)340および短距離無線インターフェース(短距離無線I/F)350等を備え、互いにシステムバス360を介して接続されている。
制御部300は、CPU301、ROM302、RAM303等を備えている。CPU301は、ROM302等に保存されているプログラムを実行することにより、それぞれ本端末31、一時使用端末32の全体を統括的に制御する。この実施形態では、MFP11〜13との間でデータの送受信を行ったり、MFP11〜13からアプリケーションをダウンロードしたり、MFP11〜13に対して機能の使用を要求したりする。さらに一時使用端末32は、MFP11〜13からの指令に基づいて、MFP11〜13から受信したデータを削除したりするが、この点については後述する。
ROM302は、CPU301が実行するプログラムやその他のデータを格納する。
RAM303は、CPU301がプログラムを実行する際の作業領域となるものであり、プログラムやプログラムを実行する際のデータ等を一時的に保存する。
固定記憶装置310は、ハードディスク等からなり、アプリケーションその他の各種データを保存する。
表示部320は、操作画面や各種のメッセージ等を表示するものである。タッチパネル330は、表示部320の画面上に形成され、ユーザーのタッチ操作を検出する。
ワイヤレスランインターフェース340は、社内ネットワーク4やインターネット5との無線通信に利用され、短距離無線インターフェース350は主にMFP11〜13との短距離無線通信に利用される。
図5は、管理サーバー2で登録管理されている管理情報の一例を示す。この実施形態では、管理情報は、登録・未登録、ユーザー名、本端末情報、本端末アドレス、使用許可範囲、一時使用端末情報、一時使用端末アドレス等からなり、これらがユーザー毎にあるいは携帯端末毎に管理されている。
「登録・未登録」は、ユーザーがMFP11〜13の機能を使用するために通常用いる本端末31が、登録されているかどうかを示す情報である。
「本端末情報」は、登録済みの本端末31の識別情報(この例では識別番号)である。
「使用許可範囲」は、登録された本端末31に付与されている使用許可範囲を示し、使用可能なMFPの範囲と、使用可能なネットワークの範囲が設定されている。例えば、ユーザーAの識別番号1111の本端末31に対しては、全社内のMFPの使用が可能であり、ネットワークも制限なく使用できる設定となっている。
「本端末アドレス」は、本端末31のネットワーク上のIPアドレスや電子メール宛先等を示す。
「一時使用端末情報」は、一時使用が許可されている一時使用端末32の識別情報(この例では識別番号)を示す情報である。この「一時使用端末情報」が無しの場合は、一時使用が許可されている一時使用端末31が存在しないことを示している。また、一時使用端末31の一時使用が解除された場合は、「一時使用許可端末」は無しに変更される。この「一時使用許可端末」の情報により、本端末31と一時使用端末32との対応関係が保持される。
「一時使用端末アドレス」は、一時使用端末32のネットワーク上のIPアドレスや電子メール宛先等を示す。
次に、図1に示した画像処理システムにおいて、MFP11の動作の一例を図6及び図7を参照して説明する。この例では、MFP11の画像読取装置120により読み取った原稿の画像データを、本端末31に送信する指示を、ユーザーがMFP11に対して行ったときの動作を示している。
一時使用端末32の一時使用が許可されたとき、一時使用端末32には、一時使用が許可されたMFP11〜13等から、管理アプリケーションがインストールされる。この管理アプリケーションは、一時使用端末32内のデータを管理し、バックグラウンドでどのデータがMFPと一時使用端末32の間で行われた処理により新たに発生したデータであるかどうかを記録しておき、一時使用の終了時に前記新たに発生したデータを削除し、一時使用前の状態に戻すためのものである。
一時使用端末32の一時使用が許可されている状態で、ユーザーが原稿を画像読取装置120にセットするとともに、宛先を本端末31に設定してスキャン送信指示を行う。すると、MFP11は端末管理サーバー2の管理情報から一時使用端末32の一時使用が許可されていることを認識するとともに、本端末31と一時使用端末32の対応関係から、宛先に指定された本端末31に対応する一時使用端末32の識別番号とそのアドレスを取得する。
MFP11は、指定された本端末31の宛先を一時使用端末32の宛先に変更した後、画像読取装置120により原稿を読み取ると共に、得られた画像データ(スキャンデータ)を、変更した宛先の一時使用端末32に送信する(図6の丸数字1)。
また、送信したスキャンデータを、本端末31及び一時使用端末32との対応関係を示す情報とともに固定記憶装置110に保存する(図6の丸数字2)。
スキャンデータの送信後、図8に例示するようなログ情報がログ管理サーバー6に保存される。このログ情報は、送信元、処理種別、文書名、宛先、時刻、結果等の項目からなる。宛先には、スキャンデータが送信された一時使用端末32の識別情報が記録されている。送信元はスキャン送信を行ったMFP11の情報が記録される。
MFP11は、一時使用端末32へのスキャンデータの送信後は、本端末31が起動されるのを端末管理サーバー2を介して検出する。本端末31が起動されてもMFP11と本端末31とがデータ通信可能でない場合は、データ通信が可能であることを確認できるまで、端末管理サーバー2に確認する。
本端末31が起動されてデータ通信が可能であることを確認すると、MFP11は一時使用端末32にデータ削除指令を送信したのち(図7の丸数字3)、一時使用端末32の権限を削除する(図7の丸数字4)。MFP11からのデータ削除指令を受けて、一時使用端末32はインストールされている管理アプリケーションを動作させて、スキャンデータを削除させる(図7の丸数字5)。
また、MFP11は、ログ管理サーバー6に対して、ログ情報における送信宛先を、一時使用端末32から対応関係にある本端末31へと修正するよう要求する(図7の丸数字6)。この要求を受けて、ログ管理サーバー6はログ情報における宛先を、一時使用端末32の識別情報から本端末31の識別情報へと変更する。
さらにMFP11は、固定記憶装置110に保存していたスキャンデータを本端末31に送信する(図7の丸数字7)。スキャンデータを受信した本端末31は、スキャンデータを固定記憶装置310等に保存する。
図9は、図6及び図7で説明したMFP11の動作を、他の装置の動作と併せて説明するためのシーケンス図である。なお、図9以降のシーケンス図に示されるMFP11の動作は、MFP11のCPU101がROM102等の動作プログラムに従って動作することにより実行される。
一時使用端末32の一時使用が許可されている状態で、ユーザーによってスキャン指示がなされると(S1)、MFP11は、送信宛先が本端末31であれば宛先を一時使用端末32に変更する(S2)。なお、送信宛先が一時使用端末32に設定されていれば宛先は変更されない。
原稿の読み取り後、MFP11はスキャンデータを一時使用端末32に送信するとともに(S3)、スキャンデータを固定記憶装置110に保存する(S4)。さらに、ログ情報を生成してログ管理サーバー6に保存させる(S5)。
その後、MFP11は本端末31が生存しているかどうか、つまり本端末31が起動されてMFP11とのデータ通信が可能となったかどうかを端末管理サーバー2に問い合わせて検出する(S6)。この処理は本端末31の生存が確認されるまで行われる。本端末31が起動されて社内ネットワーク4に接続されたことを確認すると、端末管理サーバー2に一時使用端末32と関連付けられた本端末31の宛先を要求する(S7)。なお、本端末31の宛先が既にわかっていれば、宛先要求は行わない。
端末管理サーバー2から本端末31の宛先が通知されると、MFP11は、一時使用端末32にデータ削除指令を出したのち(S8)、一時使用端末32の権限を削除して、一時使用端末32からの処理要求を受け付けないように制御する(S9)。また、一時使用端末32はMFP11からのデータ削除指令に基づいて、管理アプリケーションを動作させ、スキャンデータを削除する(S10)。なお、管理アプリケーション自体も削除されても良いし、削除されなくても良い。
そして、送信宛先を一時使用端末32から本端末31へと変更するように、ログ修正をログ管理サーバー6に指示した後(S11)、固定記憶装置110に保存していたスキャンデータをそのまま本端末31に送信する(S12)。本端末31は、受信したスキャンデータを固定記憶装置310等に保存する(S13)。
このように、この実施形態では、MFP11は一時使用端末32に送信したスキャンデータを保存しておき、本端末31の起動が確認されたときに、保存したスキャンデータを本端末31に送信するから、本端末31を使用していれば本端末31に保持されていたスキャンデータを、一時使用端末32を一時的に使用した場合であっても本端末31に保持させることができ、本端末31のユーザーは、本端末31によりスキャンデータを利用することができるから、極めて便利である。
また、一時使用端末32に一時的な使用が許可されている状態で、本端末31へのスキャンデータの送信が指示されたときは、送信先が一時使用端末32へ切り替えて送信されるから、ユーザーは一時使用端末32でスキャンデータを確実に受信することができる。
また、本端末31の起動が検出されたときは、一時使用端末32の権限が削除される、換言すれば一時使用端末32からの処理要求を受け付けないように制御されるから、同一のユーザーが本端末31と一時使用端末32を同時に使用することによるセキュリティの低下を防止できる。
また、本端末31の起動が検出されたときは、ログ管理サーバー6においてログ情報に記録された一時使用端末32が本端末31に書き換えられるから、一時使用端末32からの使用であっても、本端末31からの使用として一連のログ情報を残すことができ、管理上便利である。
また、本端末32の起動が検出された場合、一時使用端末32にデータ削除指令を送信し、データ削除用の管理アプリケーションを動作させるから、一時使用端末32ではMFP11から受信したスキャンデータが削除される。従って、MFP11から一時使用端末32へ送信されたスキャンデータがそのまま一時使用端末32に残存して、不正利用されるといった不都合を防止できる。
次に、図1に示した画像処理システムにおいて、MFP11の動作の他の例を図10及び図11を参照して説明する。この例では、一時使用端末32からMFP11に対して印刷要求を行った場合に、一時使用端末32に保持されるログ情報を本端末31にも保持させる場合の動作を示している。
一時使用端末32の一時使用が許可されている状態で、ユーザーが一時使用端末32で印刷対象文書を指定すると共に、用紙、カラーモード、両面印刷/片面印刷等の印刷設定を行って、MFP11に印刷要求を送信すると(図10の丸数字1)、MFP11は要求に従って印刷を行い、印刷ログを生成して固定記憶装置110に保存する(図10の丸数字2)。印刷ログ情報は、ログ管理サーバー6にも送信され該サーバーで保存される。
図12に印刷ログの一例を示す。この例では、処理種別、文書名、MFP種別、送信元、印刷設定、時刻、結果等の項目からなる。MFP種別には印刷を実行したMFP11の情報が記録され、送信元には印刷要求を行った一時使用端末32の識別情報が記録されている。
MFP11は、印刷実行後は、本端末31が起動されてMFP11とデータ通信が可能となるのを端末管理サーバー2を介して検出する。本端末31が起動されてデータ通信が可能であることを確認すると、MFP11は一時使用端末32にデータ削除指令を送信したのち(図11の丸数字3)、一時使用端末32の権限を削除する(図11の丸数字4)。MFP11からのデータ削除指令を受けて、一時使用端末32はインストールされている管理アプリケーションを動作させて、印刷要求に伴って一時使用端末32内に生成されたログ情報を削除させる(図11の丸数字5)。
また、MFP11は、ログ管理サーバー6に対して、ログ情報における送信元を、一時使用端末32から対応関係にある本端末31へと修正するよう要求する(図11の丸数字6)。対応関係は端末管理サーバー2から取得する。この要求を受けて、ログ管理サーバー6はログ情報における送信元を、一時使用端末32の識別情報から本端末31の識別情報へと変更する。
さらにMFP11は、固定記憶装置110に保存していた印刷ログを用い、送信元を一時使用端末32の識別情報から本端末31の識別情報に書き換えて、本端末31に保持させる印刷ログを生成し、生成した印刷ログを本端末31に送信する(図11の丸数字7)。
印刷ログを受信した本端末31は、印刷ログを固定記憶装置310等に登録する。
図13は、図10及び図11で説明したMFP11の動作を、他の装置の動作と併せて説明するためのシーケンス図である。
一時使用端末32の一時使用が許可されている状態で、MFP11に一時使用端末32から印刷要求が指示されると(S21)、MFP11は指示に従い印刷を実行し印刷ログを生成し保存すると共に、ログ管理サーバー6へも印刷ログを送信する(S22)。
その後、MFP11は本端末31が生存しているかどうか、つまり本端末31が起動されてデータ通信が可能となったかどうかを端末管理サーバー2に問い合わせて検出する(S23)。この処理は本端末31の生存が確認されるまで行われる。本端末31が起動されてデータ通信が可能となったことを確認すると、端末管理サーバー2に一時使用端末32と関連付けられた本端末31の宛先を要求する(S24)。なお、本端末31の宛先が既にわかっていれば、宛先要求は行わない。
端末管理サーバー2から本端末31の宛先が通知されると、MFP11は、一時使用端末32にデータ削除指令を出したのち(S25)、一時使用端末32の権限を削除して、一時使用端末32からの処理要求を受け付けないように制御する(S26)。また、一時使用端末32はMFP11からのデータ削除指令に基づいて、管理アプリケーションを動作させ、一時使用端末32に生成された印刷ログ情報を削除する(S27)。
そして、送信元を一時使用端末32から本端末31へと変更するように、ログ修正をログ管理サーバー6に指示した後(S28)、固定記憶装置110に保存していた印刷ログにおける送信元を一時使用端末32から本端末31へと書き換えるとともに、書き換えた印刷ログを本端末1で保持できる形態にして、本端末31に送信する(S29)。本端末31は、受信した印刷ログを固定記憶装置310等に登録保存する(S30)。
なお、印刷ログを本端末1で保持できる形態にするために、必要に応じて専用のアプリケーションをMFP11にインストールさせても良い。
このように、この実施形態では、MFP11に対して一時使用端末32から印刷要求が行われ、印刷を実行したときに、MFP11は印刷ログを生成して保存しておき、本端末31の起動が確認されたときに、保存した印刷ログの送信元を一時使用端末32から本端末31へと書き換え、本端末31で保持可能な形態にして本端末31に送信するから、本端末31を使用していれば本端末31に保持されていた印刷ログを、一時使用端末32を一時的に使用した場合であっても本端末31に保持させることができる。このため、本端末31のユーザーは携帯端末とMFP11との間で実行された処理を連続的に管理把握することができる。
次に、図1に示した画像処理システムにおいて、MFP11の動作のさらに他の例を図14を参照して説明する。図14の例では、一時使用端末32からMFP11に対して一時使用許可を解除するための終了通知が送信された場合の動作を示している。
一時使用が許可された一時使用端末32から、MFP11に対して一時使用許可を解除するための終了通知が送信されると(図14の丸数字1)、MFP11は、一時使用端末32にデータ削除指令を送信したのち(図14の丸数字2)、一時使用端末32の権限を削除する(図14の丸数字3)。MFP11からのデータ削除指令を受けて、一時使用端末32はインストールされている管理アプリケーションを動作させ、一時使用端末32とMFP11との間で行われた処理に関するデータ、例えばスキャンデータやログ情報を削除させる(図14の丸数字4)。
また、MFP11は、ログ管理サーバー6に対して、ログ情報に記録された一時使用端末32を、対応関係にある本端末31へと修正するよう要求する(図14の丸数字5)。対応関係は端末管理サーバー2から取得する。この要求を受けて、ログ管理サーバー6はログ情報に記録された一時使用端末32を本端末31へと変更する。
MFP11は、ログ情報の修正要求後は、本端末31が起動されてデータ通信が可能となるのを端末管理サーバー2を介して検出する。本端末31が起動されて社内ネットワーク4に接続されたことを確認すると、固定記憶装置110に保存していた、本来本端末31に存在すべきデータ及び/またはログ情報を本端末31に送信する(図14の丸数字6)。ログ情報については、ログ情報に記録された一時使用端末32を本端末31に書き換えて、本端末31に保持させる印刷ログを生成し、生成した印刷ログを本端末31に送信する。
スキャンデータやログ情報を受信した本端末31は、スキャンデータやログ情報を固定記憶装置310等に保存する。
図15は、図14で説明したMFP11の動作を、他の装置の動作と併せて説明するためのシーケンス図である。
ユーザーの操作により(S31)、一時使用が許可された一時使用端末32から、MFP11に対して一時使用許可を解除するための終了通知が送信されると(S32)、MFP11は、一時使用端末32にデータ削除指令を出したのち(S33)、一時使用端末32の権限を削除して、一時使用端末32からの処理要求を受け付けないように制御する(S34)。また、一時使用端末32はMFP11からのデータ削除指令に基づいて、管理アプリケーションを動作させ、一時使用端末32とMFP11との間で行われた処理に関するデータを削除させる(S35)。
次いで、MFP11は、ログ管理サーバー6に対して、ログ情報に記録された一時使用端末32を、対応関係にある本端末31へと修正するよう要求する(S36)。この要求を受けて、ログ管理サーバー6はログ情報に記録された一時使用端末32を本端末31へと変更する。
その後、MFP11は本端末31が生存しているかどうか、つまり本端末31が起動されてMFP1とデータ通信が可能となったかどうかを端末管理サーバー2に問い合わせて検出する(S37)。この処理は本端末31の生存が確認されるまで行われる。本端末31が起動されてデータ通信が可能となったことを確認すると、端末管理サーバー2に一時使用端末32と関連付けられた本端末31の宛先を要求する(S38)。なお、本端末31の宛先が既にわかっていれば、宛先要求は行わない。
端末管理サーバー2から本端末31の宛先が通知されると、MFP11は、本端末31が本来保持すべきものとして保存していたスキャンデータやログ情報等を、本端末31に送信する(S39)。ログ情報については、ログ情報に記録されている一時使用端末32を本端末31へと書き換えるとともに、書き換えたログを本端末31で保持できる形態にして、本端末31に送信する。本端末31は、受信したデータやログ情報を固定記憶装置310等に保存しあるいは登録する(S40)。
なお、ログ情報を本端末1で保持できる形態にするために、必要に応じて専用のアプリケーションをMFP11にインストールさせても良い。
このように、この実施形態では、一時使用端末32からMFP11に対して一時使用の終了(一時使用許可の解除)が通知されたときに、MFP11は一時使用端末32の権限を削除する、換言すれば一時使用端末32からの処理要求を受け付けないように制御するから、同一のユーザーが本端末31と一時使用端末32を同時に使用することによるセキュリティの低下を防止できる。
また、本端末31の起動検出後は、MFP11は、本端末31が本来保持すべきものとして保存していたデータを、本端末31に送信するから、本端末31のユーザーは、一時使用端末31による使用のために従来では本端末31に保持できなかったデータを、本端末31に保持して利用あるいは管理することができ、便利である。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることはない。
例えば、ログ管理サーバー6によりログ情報が管理される構成としたが、ログ情報はMFP11内で管理されても良い。また、端末管理サーバー2が図5に示したような管理情報を保持することにより、本端末31と一時使用端末32との対応関係を保持する構成としたが、MFP11が管理情報を保持し本端末31と一時使用端末32との対応関係を保持する構成であっても良い。
また、MFP11が印刷ログなどのログ情報において、一時使用端末32を本端末31へと書き換えを行い、あるいは書き換えをログ管理サーバー6に指示するときに、同時に使用された一時使用端末32についての情報を併せて記録し、あるいは記録するように指示しても良い。
また、一時使用端末32の一時使用許可範囲や使用期限を設定して記録しておき、後日にログ情報を表示する際に、設定された一時使用端末32の一時使用許可範囲や使用期限を併せて表示する構成としても良い。
また、端末管理サーバー2を介して本端末31が起動したことをMFP11が検出しても、スキャンデータやログ情報を本端末31にデータ送信できない場合は、送信予定のデータのパスを電子メールによって本端末31に通知し、データ送信が可能となった後で、データを送信しても良い。この場合、電子メールを受信した本端末31は、MFP11が属しているネットワーク設定が外部からのアクセスを可能としている場合、電子メールにより通知されたパスを利用して、MFP内部のデータにアクセスすることができる。
1 画像処理装置
101 CPU
102 ROM
110 記憶装置
160 ネットワークインターフェース
170 短距離無線インターフェース
180 ワイヤレスインターフェース
2 端末管理サーバー
6 ログ管理サーバー
31 携帯端末装置
32 携帯端末装置

Claims (15)

  1. 画像処理装置の機能の使用を許可された第1の携帯端末装置と、該第1の携帯端末装置に代えて、前記画像処理装置の機能の一時的な使用が許可された第2の携帯端末装置との対応関係を保持する前記画像処理装置の内部または外部に設けられた対応関係保持手段から、前記対応関係を取得する取得手段と、
    前記画像処理装置と前記第1の携帯端末装置との間で処理が行われたとすると、前記第1の携帯端末装置の内部に保持されていたデータを、前記画像処理装置からのデータ提供により保持させるために、前記第2の携帯端末装置と前記画像処理装置との間で処理が行われたときに発生したデータを保存するデータ保存手段と、
    前記第1の携帯端末装置の起動を検出する起動検出手段と、
    前記起動検出手段により前記第1の携帯端末装置の起動が検出された場合、前記データ保存手段に保存された前記データを、前記取得手段によって取得された対応関係に基づいて、前記第2の携帯端末装置と対応する前記第1の携帯端末装置に、そのまままたは前記第1の携帯端末装置で保持可能な形態にして提供する提供手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記データ保存手段に保存されるデータは、前記画像処理装置から前記第2の携帯端末装置に送信された送信データであり、前記提供手段は、前記送信データを前記第1の携帯端末装置にそのまま提供する請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記データ保存手段に保存されるデータは、前記第2の携帯端末装置と前記画像処理装置との間で処理が行われたときのログ情報であり、
    前記提供手段は、前記ログ情報に記録された前記第2の携帯端末装置を前記第1の携帯端末装置に書き換えるとともに、前記ログ情報を前記第1の携帯端末装置で保持可能な形態にして前記第1の携帯端末装置に提供する請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記第2の携帯端末装置に一時的な使用が許可されている状態で、前記第1の携帯端末装置へのデータの送信が指示されたときは、前記データの送信先を前記第2の携帯端末装置へ切り替えてデータを送信する制御手段を備えている請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記起動検出手段により前記第1の携帯端末装置の起動が検出されたとき、または前記第2の携帯端末装置の一時的な使用許可が解除されたときは、前記第2の携帯端末装置からの処理要求を受け付けないように制御する制御手段を備えている請求項1〜4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 画像処理装置の内部または外部に設けられ、前記第1の携帯端末装置または第2の携帯端末装置と前記画像処理装置との間で処理が行われたときのログ情報を保存するログ情報保存手段と、
    前記起動検出手段により前記第1の携帯端末装置の起動が検出されたとき、または前記第2の携帯端末装置の一時的な使用許可が解除されたときは、前記ログ情報に記録された前記第2の携帯端末装置を前記第1の携帯端末装置に書き換える制御手段と、
    を備えている請求項1〜5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記第2の携帯端末装置には、該第2の携帯端末装置と前記画像処理装置との間で行われた処理に関するデータを削除可能な管理アプリケーションがインストールされており、
    前記起動検出手段により前記第1の携帯端末装置の起動が検出されたとき、または前記第2の携帯端末装置の一時的な使用許可が解除されたときは、前記第2の携帯端末装置に対して、前記管理アプリケーションを動作させて前記データを削除させるための動作指令を出力する制御手段を備えている請求項1〜6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 画像処理装置の機能の使用を許可された第1の携帯端末装置と、該第1の携帯端末装置に代えて、前記画像処理装置の機能の一時的な使用が許可された第2の携帯端末装置との対応関係を保持する前記画像処理装置の内部または外部に設けられた対応関係保持手段から、前記対応関係を取得する取得ステップと、
    前記画像処理装置と前記第1の携帯端末装置との間で処理が行われたとすると、前記第1の携帯端末装置の内部に保持されていたデータを、前記画像処理装置からのデータ提供により保持させるために、前記第2の携帯端末装置と前記画像処理装置との間で処理が行われたときに発生したデータを保存するデータ保存ステップと、
    前記第1の携帯端末装置の起動を検出する起動検出ステップと、
    前記起動検出ステップにより前記第1の携帯端末装置の起動が検出された場合、前記データ保存ステップにより保存された前記データを、取得された前記対応関係に基づいて、前記第2の携帯端末装置と対応する前記第1の携帯端末装置に、そのまままたは前記第1の携帯端末装置で保持可能な形態にして提供する提供ステップと、
    を前記画像処理装置のコンピュータに実行させるためのプログラム。
  9. 前記データ保存ステップにより保存されるデータは、前記画像処理装置から前記第2の携帯端末装置に送信された送信データであり、前記提供ステップでは、前記送信データを前記第1の携帯端末装置にそのまま提供する処理を前記コンピュータに実行させる請求項8に記載のプログラム。
  10. 前記データ保存ステップにより保存されるデータは、前記第2の携帯端末装置と前記画像処理装置との間で処理が行われたときのログ情報であり、
    前記提供ステップでは、前記ログ情報に記録された前記第2の携帯端末装置を前記第1の携帯端末装置に書き換えるとともに、前記ログ情報を前記第1の携帯端末装置で保持可能な形態にして前記第1の携帯端末装置に提供する処理を前記コンピュータに実行させる請求項8または9に記載のプログラム。
  11. 前記第2の携帯端末装置に一時的な使用が許可されている状態で、前記第1の携帯端末装置へのデータの送信が指示されたときは、前記データの送信先を前記第2の携帯端末装置へ切り替えてデータを送信する制御ステップを前記コンピュータに実行させる請求項8〜10のいずれかに記載のプログラム。
  12. 前記起動検出ステップにより前記第1の携帯端末装置の起動が検出されたとき、または前記第2の携帯端末装置の一時的な使用許可が解除されたときは、前記第2の携帯端末装置からの処理要求を受け付けないように制御する制御ステップを前記コンピュータに実行させる請求項8〜11のいずれかに記載のプログラム。
  13. 画像処理装置の内部または外部に、前記第1の携帯端末装置または第2の携帯端末装置と前記画像処理装置との間で処理が行われたときのログ情報を保存するログ情報保存手段が設けられ、
    前記起動検出ステップにより前記第1の携帯端末装置の起動が検出されたとき、または前記第2の携帯端末装置の一時的な使用許可が解除されたときは、前記ログ情報に記録された前記第2の携帯端末装置を前記第1の携帯端末装置に書き換える制御ステップを前記コンピュータに実行させる請求項8〜12のいずれかに記載のプログラム。
  14. 前記第2の携帯端末装置には、該第2の携帯端末装置と前記画像処理装置との間で行われた処理に関するデータを削除可能な管理アプリケーションがインストールされており、
    前記起動検出ステップにより前記第1の携帯端末装置の起動が検出されたとき、または前記第2の携帯端末装置の一時的な使用許可が解除されたときは、前記第2の携帯端末装置に対して、前記管理アプリケーションを動作させて前記データを削除させるための動作指令を出力する制御ステップを前記コンピュータに実行させる請求項8〜13のいずれかに記載のプログラム。
  15. 請求項1〜7のいずれかに記載された画像処理装置と、該画像処理装置の機能の使用を許可された第1の携帯端末装置と、該第1の携帯端末装置に代えて、前記画像処理装置の機能の一時的な使用が許可された第2の携帯端末装置とを備えた画像処理システム。
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