JP2016192038A - 販売装置および媒体の払い出し方法 - Google Patents

販売装置および媒体の払い出し方法 Download PDF

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卓也 石塚
健児 藤田
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Takayuki Funamoto
孝幸 船元
朋也 青田
Tomoya Aota
朋也 青田
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Abstract

【課題】払出部により払い出された媒体が長い場合でも当該媒体を蓋部に貼り付かせることなく収容部内に整列された状態で集積させることができる販売装置および媒体の払い出し方法を提供する。【解決手段】販売装置は、媒体を払い出す払出部22と、払出部22により払い出された媒体が収容される収容部24と、払出部22により払い出された媒体が収容部24に収容される際に当該媒体を蓋部26から離間する方向に誘導する誘導手段とを備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、レシート等の媒体の払い出しを行う販売装置およびこのような販売装置による媒体の払い出し方法に関する。
一般的に、自動販売機等の販売機において、レシート等の媒体に印刷を行うことにより発券を行う発券機構が設けられている。例えば、特許文献1には、ロール紙を利用するタイプの発券機構が開示されている。このような発券機構では、給紙ロールから巻き出された帯状のロール紙に対してプリンタ等により所定内容の印刷が行われた後、当該ロール紙はカッター等により切断され、切断されたロール紙はチケットとして発行口から横方向に向かって発行され、発行口から発行されたチケットは当該発行口の横方向に密着配置された取出ボックスに収容されるようになっている。
特開2001−229411号公報
しかしながら、特許文献1に開示されるような従来の発券機構では、長いレシートを発券する場合に、当該レシートは給紙ロールから巻き出されたものであり湾曲状態(カール状態)となっているため、レシートの端部が取出ボックスの前面側に設けられた蓋に静電気によって貼り付いてしまい、取出ボックスからのレシートの取り出し忘れ等の問題が生じてしまうおそれがある。また、従来の発券機構では、様々な長さのレシートが発券される場合に、取出ボックス内でのレシート毎の落ち方がバラバラとなってしまい、取出ボックス内にレシートが整列された状態で集積されないという問題があった。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、払出部により払い出された媒体が長い場合でも当該媒体を蓋部に貼り付かせることなく収容部内に整列された状態で集積させることができる販売装置および媒体の払い出し方法を提供することを目的とする。
本発明の販売装置は、媒体を払い出す払出部と、前記払出部により払い出された媒体が収容される収容部と、前記収容部に設けられ、開閉自在となっている蓋部と、前記払出部により払い出された媒体が前記収容部に収容される際に当該媒体を前記蓋部から離間する方向に誘導する誘導手段と、を備えたことを特徴とする。
このような販売装置によれば、払出部により払い出された媒体を収容部に収容する際に、この収容部に設けられ開閉自在となっている蓋部から離間する方向に媒体を誘導することにより、払出部により払い出された媒体が長い場合でも当該媒体を蓋部に貼り付かせることなく収容部内に整列された状態で集積させることができる。
本発明の販売装置においては、前記払出部により払い出される媒体はシート状のものであってもよい。
本発明の販売装置においては、前記誘導手段は、前記蓋部の可動領域から離間した位置において前記収容部に形成された空間を含み、前記払出部により払い出された媒体が当該空間に誘導されるようになっていてもよい。
この場合、前記空間は前記収容部における前記蓋部とは反対側に設けられていてもよい。
本発明の販売装置においては、前記誘導手段は、前記払出部により払い出された媒体が前記蓋部に接しないよう当該媒体を案内するガイド部を含んでいてもよい。
この場合、前記ガイド部は、その上端に設けられた軸を中心として回転自在となるよう当該軸から自重により垂れ下がっていてもよい。
また、前記蓋部は、前記収容部の前面側に設けられるとともに前記収容部の内側に開くようになっており、前記ガイド部は、前記蓋部を前記収容部の内側に開いたときに当該蓋部により押されて前記軸を中心として前記収容部の背面側に回転するようになっていてもよい。
本発明の販売装置においては、前記払出部は、媒体を供給するための給紙ロールと、前記給紙ロールから巻き出された媒体に印刷を行う印字部材とを有しており、前記印字部材により印刷が行われた媒体が払い出されるようになっており、前記払出部により払い出された媒体は、前記収容部における前記蓋部とは反対側が凹形状となるような湾曲状態となってもよい。
本発明の販売装置は、少なくとも前記収容部の内部または周囲に光を照射する照射部を更に備え、前記照射部は、前記払出部により払い出される媒体の色、または前記払出部により払い出される媒体の種類に応じて異なる色で光を照射するようになっていてもよい。
あるいは、本発明の販売装置は、少なくとも前記収容部の内部または周囲に光を照射する照射部を更に備え、前記照射部は、前記払出部の前記印字部材による媒体への印刷内容に応じて異なる色で光を照射するようになっていてもよい。
本発明の媒体の払い出し方法は、払出部により媒体を払い出す工程と、前記払出部により払い出された媒体を収容部に収容する工程と、を備え、前記払出部により払い出された媒体を前記収容部に収容する際に、前記収容部に設けられ開閉自在となっている蓋部から離間する方向に媒体を誘導することを特徴とする。
このような媒体の払い出し方法によれば、払出部により払い出されたレシート等の媒体を収容部に収容する際に、この収容部に設けられ開閉自在となっている蓋部から離間する方向に媒体を誘導することにより、払出部により払い出された媒体が長い場合でも当該媒体を蓋部に貼り付かせることなく収容部内に整列された状態で集積させることができる。
本発明の販売装置および媒体の払い出し方法によれば、払出部により払い出されたレシート等の媒体が長い場合でも当該媒体を蓋部に貼り付かせることなく収容部内に整列された状態で集積させることができる。
本発明の実施の形態による販売装置の外観を示す斜視図である。 図1に示す販売装置における発券機構に設けられた収容部の構成を示す斜視図である。 図1に示す販売装置における発券機構の構成の一例を示す側面図である。 図1に示す販売装置における発券機構の構成の他の例を示す側面図である。 図1に示す販売装置における前扉および液晶ユニット等を裏側から見たときの分解斜視図である。 図1に示す販売装置における前扉、上下方向調整用ブラケットおよび左右方向調整用ブラケットの構成を示す構成図である。 図1に示す販売装置において液晶ユニットを前扉に仮置きする際に液晶ユニット側の軸を前扉側の引っ掛け部に引っ掛けるときの動作を示す斜視図である。 (a)〜(c)は、図6に示す上下方向調整用ブラケットおよび左右方向調整用ブラケットを前扉に取り付けたときの構成を示す構成図である。 図6に示す上下方向調整用ブラケットを前扉に取り付けるときの動作を示す側面図である。 図6に示す左右方向調整用ブラケットを前扉に取り付けるときの動作を示す構成図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1乃至図10は、本実施の形態による販売装置を示す図である。このうち、図1は、本実施の形態による販売装置の外観を示す斜視図であり、図2は、図1に示す販売装置における発券機構に設けられた収容部の構成を示す斜視図であり、図3および図4は、図1に示す販売装置における発券機構の構成の様々な例を示す側面図である。また、図5は、図1に示す販売装置における前扉および液晶ユニット等を裏側から見たときの分解斜視図であり、図6は、図1に示す販売装置における前扉、上下方向調整用ブラケットおよび左右方向調整用ブラケットの構成を示す構成図である。また、図7は、図1に示す販売装置において液晶ユニットを前扉に仮置きする際に液晶ユニット側の軸を前扉側の引っ掛け部に引っ掛けるときの動作を示す斜視図である。また、図8(a)〜(c)は、図6に示す上下方向調整用ブラケットおよび左右方向調整用ブラケットを前扉に取り付けたときの構成を示す構成図である。また、図9は、図6に示す上下方向調整用ブラケットを前扉に取り付けるときの動作を示す側面図であり、図10は、図6に示す左右方向調整用ブラケットを前扉に取り付けるときの動作を示す構成図である。
本実施の形態による販売装置10は、シート状の媒体を払い出すものであり、具体的には本実施の形態による販売装置10としてレシートを発券する発券装置が用いられるようになっている。より詳細には、発券装置としての販売装置10により、電車やバス等の交通機関の乗車券や、各種の施設の入場券等のレシートが発券されるようになっている。本実施の形態による販売装置10では、後述するように、発券機構20において払出部22の給紙ロール23aから巻き出された帯状のロール紙に対してプリンタ等の印字部材23bにより所定内容の印刷が行われた後、当該ロール紙はカッター等の切断部材23cにより切断され、切断されたロール紙がシート状のレシートとして収容部24に収容されるようになっている。また、操作者はこのような収容部24からシート状のレシートを取り出し可能となっている。
図1に示すように、本実施の形態による販売装置10は略直方体形状の筐体12を備えており、この筐体12の前面には前扉14が設けられている。また、前扉14の上部領域には開口が設けられており、この開口には前扉14の裏側から大型液晶タッチパネル等を含む液晶ユニット16が取り付けられている。このような液晶ユニット16には、発券装置としての販売装置10により発券されるべきレシートについての様々な種類の候補のボタンが表示されるようになっており、販売装置10の利用者が液晶ユニット16の大型液晶タッチパネルに表示される複数のレシートの候補の中から一または複数の候補のボタンを押下して選択することにより選択された候補のレシートが販売装置10から発券されるようになっている。
また、図1に示すように、本実施の形態による販売装置10の前扉14には、シート状のレシートの発券を行う発券機構20が設けられている。図1乃至図3に示すように、このような発券機構20は、シート状のレシートを払い出す払出部22と、払出部22により払い出されたシート状のレシートが収容される収容部24と有している。なお、図3における収容部24の左側の側面が筐体12の前面側(すなわち、前扉14側)となっており、図3における右方向が筐体12の奥行き方向となっている。このため、発券機構20において払出部22は収容部24よりも筐体12の奥行き方向における奥側に設置されている。
図3に示すように、払出部22は、帯状のロール紙が巻かれている給紙ロール23aと、給紙ロール23aから巻き出された帯状のロール紙に対して所定内容の印刷を行うプリンタ等の印字部材23bと、印字部材23bにより所定内容の印刷が行われたロール紙を切断するカッター等の切断部材23cとを有しており、切断部材23cにより切断されたロール紙がシート状のレシートとして払出部22よりも手前側に設けられた収容部24に収容されるようになっている。ここで、シート状のレシートは給紙ロール23aから巻き出された帯状のロール紙が切断されたものであるため、当該レシートは収容部24における後述する蓋部26とは反対側(すなわち、収容部24の背面24a側)が凹形状となるような湾曲状態となる。
収容部24における筐体12の前面側(すなわち、前扉14側)には前面開口24bが設けられている。また、図3に示すように、収容部24の前面開口24bには、当該前面開口24bの開閉を行う蓋部26が設けられている。このような蓋部26は、その上端に設けられた軸26aを中心として回転自在となっている。より詳細には、蓋部26は、図3において実線で示すような前面開口24bを閉じる閉止位置と、図3において二点鎖線で示すような前面開口24bを開く開口位置との間で軸26aを中心として回転自在となっている。このように、蓋部26の可動領域は、図3において実線で示す閉止位置と図3において二点鎖線で示す開口位置との間の領域となっている。また、蓋部26の軸26aには図示しないねじりバネが設けられており、このねじりバネにより蓋部26は図3において実線で示す閉止位置に維持されるよう軸26aを中心として図3における時計回りの方向に付勢されるようになっている。また、販売装置10の利用者が蓋部26を収容部24の奥側に押し込むと、軸26aに設けられた上記のねじりバネによる付勢力に抗して蓋部26が軸26aを中心として図3における反時計回りの方向に回転し、この蓋部26が図3において二点鎖線で示すような開口位置に位置することにより当該利用者は収容部24に収容されているレシートを取り出すことができるようになる。なお、このような蓋部26は例えば透明の材料から形成されている。このことにより、販売装置10の利用者は蓋部26を開かなくても筐体12の外側から収容部24の内部を見ることができるようになる。
本実施の形態では、払出部22により払い出されたシート状のレシートが収容部24に収容される際に当該レシートを蓋部26から離間する方向に誘導する誘導手段が設けられている。このような誘導手段の詳細について以下に説明する。
本実施の形態の販売装置10において、図3に示すように、収容部24の背面24aは筐体12の奥行き方向(すなわち、図3における右方向)において奥側に広がっており、収容部24において蓋部26の可動領域から離間した位置に空間25が形成されている。このような空間25は、収容部24における蓋部26とは反対側に設けられている。そして、払出部22により払い出されたレシートはこのような収容部24において蓋部26の可動領域から離間した位置に形成された空間25に誘導されるようになっている。このように、収容部24において蓋部26とは反対側に形成された空間25は、払出部22により払い出されたシート状のレシートが収容部24に収容される際に当該レシートを蓋部26から離間する方向に誘導する誘導手段として機能するようになる。
また、本実施の形態の販売装置10では、上記の誘導手段として、払出部22により払い出されたレシートが蓋部26に接しないようこのレシートを払出部22から上記の空間25まで案内する棒状のガイド部28が追加的に設けられている。このようなガイド部28は収容部24内において当該収容部24の天井面から自重により垂れ下がるよう設けられている。なお、図3では1つのガイド部28しか図示されていないが、実際には図2に示すように収容部24内において左右一対の棒状のガイド部28が互いに平行となるよう設けられている。また、各ガイド部28は、その上端に設けられた軸28aを中心として回転自在となるよう当該軸28aから自重により垂れ下がるようになっている。
また、各ガイド部28は、蓋部26を収容部24の内側に開いたときに当該蓋部26により押されて軸28aを中心として収容部24の背面側に回転するようになっている。具体的には、販売装置10の利用者によって図3に示す実線位置から二点鎖線位置に蓋部26が押されると、各ガイド部28は蓋部26により押されて図3に示す実線位置から二点鎖線位置に向かう方向に回転するようになる。
本実施の形態の発券機構20において払出部22から払い出されたレシートが収容部24に収容されるまでの動作を図3において参照符号P〜Pで示す。払出部22において印字部材23bにより印刷が行われた帯状のロール紙は図3において参照符号Pで示すようにこの払出部22から手前側に延びるようになる。また、印字部材23bにより印刷が行われた帯状のロール紙が切断部材23cにより切断されると、切断されたロール紙はレシートとして払出部22の手前側から自重により落下する。この際に、シート状のレシートは給紙ロール23aから巻き出された帯状のロール紙が切断されたものであるため、図3において参照符号Pで示すように切断されたレシートは収容部24における蓋部26とは反対側(すなわち、収容部24の背面24a側)が凹形状となるような湾曲状態となる。その後、切断されたレシートは自重により収容部24の底面側に向かって落下するが、この際にレシートが一対のガイド部28により案内されることによってレシートが蓋部26から離間する方向に誘導されるようになり、払出部22から払い出されたレシートが蓋部26に接触することが防止されるようになる。また、収容部24において蓋部26とは反対側(すなわち、背面24a)側に空間25が形成されているため、図3において参照符号Pで示すように払出部22により払い出されて自重により落下したレシートは当該空間25に誘導されるようになる。その後、図3において参照符号Pで示す状態からレシートが自重により更に落下して当該レシートは図3において参照符号Pで示すように収容部24の底面上に集積されるようになる。この際に、図3において参照符号Pで示す状態から自重により落下するレシートは収容部24の背面24a側に寄るように当該収容部24の底面に着地するようになる。このため、一定範囲の長さのレシートであれば、複数枚かつ長さが異なるレシートが払出部22から払い出される場合でも、これらのレシートを一定の方向に揃えて収容部24の底面上に集積させることができるようになる。
本実施の形態の発券機構20において、もし仮に収容部24において蓋部26とは反対側(すなわち、背面24a)側に空間25が形成されていない場合には(すなわち、収容部24の背面24aが図3において上下方向に延びる二点鎖線で示す位置にある場合には)、払出部22により払い出されたレシートのカールが強い(言い換えると、湾曲の度合いが大きい)ときに、このようなカールの強いレシートが各ガイド部28を蓋部26側に押動してこのレシートが蓋部26側に寄ることによって当該レシートの端部が蓋部26に静電気により貼り付いてしまうおそれがある。また、払出部22により払い出されたレシートのカールが更に強い場合には、レシートが巻いてしまうことにより当該レシートが各ガイド部28と収容部24の背面24aとの間に挟まってしまい、レシートが収容部24の底面上に集積されなくなってしまうおそれがある。ここで、レシートの端部が蓋部26に静電気によって貼り付いたり、レシートが各ガイド部28と収容部24の背面24aとの間に挟まってしまった場合には、当該レシートは収容部24の底面上に集積されなくなるため販売装置10の利用者が蓋部26を収容部24の内側に開いたときにこの収容部24からレシートを取り出し忘れてしまうおそれがある。これに対し、本実施の形態では、収容部24において蓋部26とは反対側(すなわち、背面24a)側に空間25が形成されているため、払出部22により払い出されたレシートは蓋部26に貼り付くことなく収容部24の底面上に集積されるようになり、よって収容部24からのレシートの取り出し忘れ等が生じることを防止することができるようになる。
また、本実施の形態の発券機構20において、もし仮に各ガイド部28が収容部24の内部に設けられていない場合には、当該収容部24において蓋部26とは反対側(すなわち、背面24a)側に空間25が形成されていても、払出部22により払い出されたレシートのカールが強い(言い換えると、湾曲の度合いが大きい)ときに、このようなカールの強いレシートが蓋部26側に寄ることによって当該レシートの端部が蓋部26に静電気により貼り付いてしまうおそれがある。これに対し、本実施の形態では、各ガイド部28が収容部24の内部に設けられているため、払出部22により払い出されたレシートは各ガイド部28により蓋部26から離間する方向に誘導されるようになり、当該レシートの端部が蓋部26に静電気により貼り付いてしまうことを防止することができるようになる。このため、収容部24からのレシートの取り出し忘れ等が生じることを防止することができるようになる。また、このような誘導手段として機能する各ガイド部28を収容部24の内部に設けない場合には、払出部22から払い出されたレシートの端部が蓋部26に静電気により貼り付かないようにするために、払出部22と収容部24との間の通路を図3に示すような構成よりも長くする必要があった。これに対し、本実施の形態では、各ガイド部28を収容部24の内部に設けることにより、払出部22と収容部24との間の通路を従来技術よりも短くすることができ、よって発券機構20の省スペース化を図ることができるようになる。
また、本実施の形態の発券機構20では、収容部24の内部における天井面に、当該収容部24の内部または周囲に光を照射するLED等の照射部30が取り付けられている。図3において、照射部30により照射される光の範囲を二点鎖線で示す。なお、図3では1つの照射部30が図示されているが、実際には図2に示すように収容部24の内部における天井面に互いに異なる色の光を照射する複数(図2に示す例では3つ)の照射部30が取り付けられており、各照射部30により例えば赤色の光、青色の光および緑色の光がそれぞれ収容部24の内部または周囲に照射されるようになっている。このことにより、発券機構20において払出部22により払い出されて収容部24の底面上に集積されたレシートは各照射部30により様々な色で照射されるようになり、よって収容部24の内部やこの収容部24に収容されているレシートを目立たせることができるようになるため、収容部24からのレシートの取り出し忘れを防止することができるようになる。
ここで、本実施の形態では、発券機構20により発券されるチケットの種類や、払出部22の印字部材23bによるチケットへの印字内容に応じて異なる色で各照射部30により光が照射されるようになっている。このことにより、払出部22により払い出されたレシートを収容部24に収容させる動作に対して各照射部30により演出効果を付加することができるようになり、よって販売装置10の利用者をリピーターとすることを促進することができるようになる。また、他の例として、発券機構20により発券されるチケットの色(すなわち、払出部22の給紙ロール23aに巻かれている帯状のロール紙の色)に対応する色で、各照射部30により収容部24の内部または周囲に光が照射されるようになっていてもよい。
また、本実施の形態では、各照射部30により照射される光の色が所定のパターンで切り替わるようになっていてもよい。また、各照射部30により収容部24の内部または周囲に各色の光が照射される代わりに、あるいは各照射部30により収容部24の内部または周囲に各色の光が照射されることに加えて、図示しないプロジェクターにより収容部24の内部または周囲に映像が投影されるようになっていてもよい。これらの技術的事項によれば、払出部22により払い出されたレシートを収容部24に収容させる動作に対して各照射部30により付加される演出効果をより一層向上させることができるようになる。
次に、本実施の形態の販売装置10において、前扉14の裏側に液晶ユニット16を取り付ける方法について図5乃至図10を用いて説明する。本実施の形態では、前扉14の裏側から液晶ユニット16を取り付けるにあたり、図5や図6等に示すような上下方向調整用ブラケット50および左右方向調整用ブラケット51が用いられるようになっている。なお、これらの上下方向調整用ブラケット50および左右方向調整用ブラケット51はそれぞれ板金を折り曲げることにより形成されるようになっている。
図7に示すように、液晶ユニット16の上端部における左右の両側縁の近傍には軸16aが設けられている。また、図5に示すように、前扉14の上部領域に設けられた開口の上縁部における左右の両側縁の近傍には、液晶ユニット16の軸16aが引っ掛けられる引っ掛け部14aが設けられている。本実施の形態の販売装置10では、前扉14の裏側に液晶ユニット16を取り付けるにあたり、まず液晶ユニット16の左右一対の軸16aをそれぞれ前扉14の左右一対の引っ掛け部14aに引っ掛けることにより前扉14への液晶ユニット16の仮留めを行う。このことにより、前扉14の裏側に液晶ユニット16を取り付ける最中における作業員による液晶ユニット16の保持が不要となる。また、図7に示すように各引っ掛け部14aの端部には上方に突出する突起が設けられており、このことにより、当該引っ掛け部14aに液晶ユニット16の軸16aが引っ掛けられたときにこの液晶ユニット16の脱落や転倒が防止されるようになる。なお、このような引っ掛け部14aは、図5に示すように前扉14の開口の上縁部に設けられることに限定されることはない。他の例として、液晶ユニット16の軸16aが引っ掛けられる引っ掛け部が前扉14の開口の側縁部に設けられるようになっていてもよい。
次に、図5や図6に示すような上下方向調整用ブラケット50を用いることにより、前扉14に仮留めされた液晶ユニット16の下端部を、前扉14の上部領域に設けられた開口の下縁部14c(図9参照)に取り付ける。具体的には、液晶ユニット16の下端部に設けられたビス固定用穴(図示せず)および上下方向調整用ブラケット50に設けられたビス固定用穴50b(図8(b)参照)に固定ビス60を通すことにより、液晶ユニット16に上下方向調整用ブラケット50を取り付けて固定する。また、前扉14の開口の下縁部14cに設けられたビス固定用穴(図示せず)および上下方向調整用ブラケット50に設けられた上下方向に延びる長穴からなるビス固定用穴50a(図8(b)参照)に固定ビス62を通すことにより、前扉14に上下方向調整用ブラケット50を取り付けて固定する。ここで、本実施の形態では、固定ビス62によって前扉14に上下方向調整用ブラケット50を取り付けて固定する前に、図9に示すように、調整用ビス52によって前扉14の開口の下縁部14cに対する上下方向調整用ブラケット50の上下方向の位置合わせを行う。より詳細には、前扉14の開口の下縁部14cに設けられたネジ穴からなる貫通穴(図示せず)に調整用ビス52を通すとともにこの調整用ビス52の先端部分を上下方向調整用ブラケット50の下面に接触させ、ドライバー54によってこの調整用ビス52を回すことにより前扉14の開口の下縁部14cに対する上下方向調整用ブラケット50の上下方向における位置を調整する。そして、調整用ビス52によって前扉14の開口の下縁部14cに対する上下方向調整用ブラケット50の上下方向の位置合わせを行った後、固定ビス62によって前扉14に上下方向調整用ブラケット50を取り付けて固定する。この際に、図8(b)に示すようにビス固定用穴50aが上下方向に延びる長穴となっていることにより、固定ビス62をビス固定用穴50aに通す際に上下方向の調整ガタを持たせることができるようになり、よって前扉14の開口の下縁部14cと上下方向調整用ブラケット50との間の距離の大きさに関係なく固定ビス62によって前扉14に上下方向調整用ブラケット50を確実に取り付けて固定することができるようになる。
上下方向調整用ブラケット50によって液晶ユニット16の下端部を前扉14の上部領域に設けられた開口の下縁部14cに取り付けた後、図5や図6に示すような左右方向調整用ブラケット51を用いることにより、液晶ユニット16の側端部(具体的には、液晶ユニット16を裏側から見た右端部)を、前扉14の開口の側縁部14d(図10参照)に取り付ける。具体的には、液晶ユニット16の側端部に設けられた上下方向に延びる長穴からなるビス固定用穴16b(図10参照)および左右方向調整用ブラケット51に設けられたビス固定用穴51b(図10参照)に固定ビス70を通すことにより、液晶ユニット16に左右方向調整用ブラケット51を取り付けて固定する。また、前扉14の開口の側縁部14dに設けられたビス固定用穴(図示せず)および左右方向調整用ブラケット51に設けられた左右方向に延びる長穴からなるビス固定用穴51a(図10参照)に固定ビス72を通すことにより、前扉14に左右方向調整用ブラケット51を取り付けて固定する。ここで、本実施の形態では、固定ビス72によって前扉14に左右方向調整用ブラケット51を取り付けて固定する前に、図10に示すように、前扉14の開口の側縁部14dに前もって形成されている目印14bに、左右方向調整用ブラケット51の上端部に形成された凹部51cの位置を合わせることにより、前扉14の開口の側縁部14dに対する左右方向調整用ブラケット51の左右方向の位置合わせを行う。そして、目印14bに凹部51cの位置を合わせることにより前扉14の開口の側縁部14dに対する左右方向調整用ブラケット51の左右方向の位置合わせを行った後、固定ビス72によって前扉14に左右方向調整用ブラケット51を取り付けて固定する。この際に、図10に示すようにビス固定用穴51aが左右方向に延びる長穴となっていることにより、固定ビス72をビス固定用穴51aに通す際に左右方向の調整ガタを持たせることができるようになり、よって前扉14の開口の側縁部14dと左右方向調整用ブラケット51との間の距離の大きさに関係なく固定ビス72によって前扉14に左右方向調整用ブラケット51を確実に取り付けて固定することができるようになる。
このように、本実施の形態では、前扉14の裏側から液晶ユニット16を取り付けるにあたり、図5や図6等に示すような上下方向調整用ブラケット50および左右方向調整用ブラケット51を用い、まず液晶ユニット16の左右一対の軸16aをそれぞれ前扉14の左右一対の引っ掛け部14aに引っ掛けることにより前扉14への液晶ユニット16の仮留めを行うため、重量が大きい液晶ユニット16を前扉14の裏側に取り付ける場合でもこのような液晶ユニット16の取り付け作業を容易かつ安全に行うことができる。また、前扉14への液晶ユニット16の仮留めを行った後、調整用ビス52によって前扉14の開口の下縁部14cに対する上下方向調整用ブラケット50の上下方向の位置合わせを行うとともに、前扉14の開口の側縁部14dに対する左右方向調整用ブラケット51の左右方向の位置合わせを行うことにより、前扉14に取り付けられる液晶ユニット16の位置を精度良く調整することができるようになる。さらに、上記のような前扉14に対する液晶ユニット16の取り付け方法によれば、液晶ユニット16のみを交換する際に、上下方向調整用ブラケット50および左右方向調整用ブラケット51をそれぞれ前扉14の開口の下縁部14cおよび側縁部14dに残すことにより、新たな液晶ユニット16を前扉14に取り付ける際に再び位置合わせを行う必要がなくなる。
以上のような構成からなる本実施の形態の販売装置10およびこのような販売装置10による媒体の払い出し方法によれば、払出部22により払い出された媒体が収容部24に収容される際に当該媒体を蓋部26から離間する方向に誘導する誘導手段が設けられている。このことにより、払出部22により払い出された媒体が収容部24に収容される際に蓋部26から離間する方向に媒体が誘導されるようになるため、払出部22により払い出された媒体が長い場合でも当該媒体を蓋部26に貼り付かせることなく収容部24内に整列された状態で集積させることができるようになり、よって収容部24からの媒体の取り出し忘れ等が生じることを防止することができるようになる。ここで、本実施の形態では、払出部22により払い出される媒体はシート状のもの(具体的には、レシート)からなる。
また、本実施の形態の販売装置10においては、上述したように、誘導手段は、蓋部26の可動領域から離間した位置において収容部24に形成された空間25を含み、払出部22により払い出された媒体が当該空間25に誘導されるようになっている。この場合には、払出部22により払い出された媒体のカールが強いときでも、このようなカールの強い媒体が蓋部26に貼り付いてしまったり、各ガイド部28と収容部24の背面24aとの間に挟まってしまったりすることがないため、媒体が収容部24の底面上に確実に集積されるようになる。なお、このような空間25は、収容部24における蓋部26とは反対側に設けられている。
また、本実施の形態の販売装置10においては、上述したように、誘導手段は、払出部22により払い出された媒体が蓋部26に接しないよう当該媒体を案内する各ガイド部28を含んでいる。この場合には、払出部22により払い出された媒体のカールが強いときでも、払出部22により払い出された媒体と蓋部26との間に位置する各ガイド部28によって当該媒体が蓋部26に貼り付いてしまうことが防止され、媒体が収容部24の底面上に確実に集積されるようになる。ここで、ガイド部28は、その上端に設けられた軸28aを中心として回転自在となるよう当該軸28aから自重により垂れ下がっている。また、蓋部26は、収容部24の前面側に設けられるとともに収容部24の内部に開くようになっており、各ガイド部28は、蓋部26を収容部24の内側に開いたときに当該蓋部26により押されて軸28aを中心として収容部24の背面側に回転するようになっている。
また、本実施の形態の販売装置10においては、上述したように、払出部22は、給紙ロール23aと、給紙ロール23aから巻き出された媒体に印刷を行う印字部材23bとを有しており、この印字部材23bにより印刷が行われた媒体が払い出されるようになっている。そして、払出部22から払い出された媒体は、収容部24における蓋部26とは反対側が凹形状となるような湾曲状態となる。
また、本実施の形態の販売装置10は、上述したように、少なくとも収容部24の内部または周囲に光を照射する各照射部30を更に備え、各照射部30は、払出部22により払い出される媒体の色や種類、あるいは払出部22の印字部材23bによる媒体への印刷内容に応じて異なる色で光を照射するようになっている。この場合には、払出部22により払い出された媒体を収容部24に収容させる動作に対して各照射部30により演出効果を付加することができるようになり、よって販売装置10の利用者をリピーターとすることを促進することができるようになる。
なお、本実施の形態による販売装置およびこのような販売装置による媒体の払い出し方法は上述した態様に限定されることはなく、様々な変更を加えることができる。
例えば、払出部22により払い出されたレシート等の媒体が収容部24に収容される際に当該媒体を蓋部26から離間する方向に誘導する誘導手段として、上記の例では収容部24における蓋部26とは反対側に空間25を形成しているが、このような空間25の位置は収容部24における蓋部26とは反対側の位置に限定されることはない。他の例として、誘導手段として機能する、蓋部26の可動領域から離間した位置において収容部24に形成された空間25は、収容部24における背面側ではなく底面側に設けられていてもよい。このような構成例について図4を用いて説明する。
図4に示すような変形例に係る発券機構20aでは、収容部24の底面24cは、筐体12の奥行き方向に向かうに従って下方向に広がるよう斜め下方に傾斜するようになっており、収容部24においてこの底面24c側に空間25aが形成されている。そして、払出部22により払い出されたレシートはこのような収容部24において蓋部26の可動領域から離間した位置に形成された空間25aに誘導されるようになっている。このように、収容部24において底面24c側に設けられた空間25aは、払出部22により払い出されたシート状のレシートが収容部24に収容される際に当該レシートを蓋部26から離間する方向に誘導する誘導手段として機能するようになる。
図4に示すような変形例に係る発券機構20aにおいて払出部22から払い出されたレシートが収容部24に収容されるまでの動作を図4において参照符号P〜Pで示す。払出部22において印字部材23bにより印刷が行われた帯状のロール紙は図4において参照符号Pで示すようにこの払出部22から手前側に延びるようになる。また、印字部材23bにより印刷が行われた帯状のロール紙が切断部材23cにより切断されると、切断されたロール紙はレシートとして払出部22の手前側から自重により落下する。この際に、シート状のレシートは給紙ロール23aから巻き出された帯状のロール紙が切断されたものであるため、図4において参照符号Pで示すように切断されたレシートは収容部24における蓋部26とは反対側(すなわち、収容部24の背面側)が凹形状となるような湾曲状態となる。その後、切断されたレシートは自重により収容部24の底面側に向かって落下するが、この際にレシートが一対のガイド部28により案内されることによってレシートが蓋部26から離間する方向に誘導されるようになり、払出部22から払い出されたレシートが蓋部26に接触することが防止されるようになる。また、収容部24の底面24c側に空間25が形成されているため、図4において参照符号Pで示すように払出部22により払い出されて自重により落下したレシートは当該空間25aに誘導されるようになる。その後、図4において参照符号Pで示す状態からレシートが自重により更に落下して当該レシートは図4において参照符号Pで示すように収容部24の底面24c上に集積されるようになる。この際に、図4において参照符号Pで示す状態から自重により落下するレシートは空間25aに誘導されることによって収容部24の背面側に寄るように当該収容部24の底面24cに着地するようになる。このため、一定範囲の長さのレシートであれば、複数枚かつ長さが異なるレシートが払出部22から払い出される場合でも、これらのレシートを一定の方向に揃えて収容部24の底面24c上に集積させることができるようになる。
また、本発明による販売装置は、印字部材23bにより印刷が行われたシート状のレシートを払い出すものに限定されることはない。本発明による販売装置として、印刷が行われたシート状のレシート以外の媒体を払い出すものが用いられてもよい。例えば、本発明による販売装置を、媒体としてタバコを払い出すようなタバコ販売機等、媒体の払い出しを行うことができる製品全般に応用することができる。
10 販売装置
12 筐体
14 前扉
14a 引っ掛け部
14b 目印
14c 下縁部
14d 側縁部
16 液晶ユニット
16a 軸
16b ビス固定用穴
20、20a 発券機構
22 払出部
23a 給紙ロール
23b 印字部材
23c 切断部材
24 収容部
24a 背面
24b 前面開口
24c 底面
25、25a 空間
26 蓋部
26a 軸
28 ガイド部
28a 軸
30 照射部
50 上下方向調整用ブラケット
50a、50b ビス固定用穴
51 左右方向調整用ブラケット
51a、51b ビス固定用穴
51c 凹部
52 調整用ビス
54 ドライバー
60、62、70、72 固定ビス

Claims (11)

  1. 媒体を払い出す払出部と、
    前記払出部により払い出された媒体が収容される収容部と、
    前記収容部に設けられ、開閉自在となっている蓋部と、
    前記払出部により払い出された媒体が前記収容部に収容される際に当該媒体を前記蓋部から離間する方向に誘導する誘導手段と、
    を備えた、販売装置。
  2. 前記払出部により払い出される媒体はシート状のものである、請求項1記載の販売装置。
  3. 前記誘導手段は、前記蓋部の可動領域から離間した位置において前記収容部に形成された空間を含み、前記払出部により払い出された媒体が当該空間に誘導されるようになっている、請求項1または2記載の販売装置。
  4. 前記空間は前記収容部における前記蓋部とは反対側に設けられている、請求項3記載の販売装置。
  5. 前記誘導手段は、前記払出部により払い出された媒体が前記蓋部に接しないよう当該媒体を案内するガイド部を含む、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の販売装置。
  6. 前記ガイド部は、その上端に設けられた軸を中心として回転自在となるよう当該軸から自重により垂れ下がっている、請求項5記載の販売装置。
  7. 前記蓋部は、前記収容部の前面側に設けられるとともに前記収容部の内側に開くようになっており、
    前記ガイド部は、前記蓋部を前記収容部の内側に開いたときに当該蓋部により押されて前記軸を中心として前記収容部の背面側に回転するようになっている、請求項6記載の販売装置。
  8. 前記払出部は、媒体を供給するための給紙ロールと、前記給紙ロールから巻き出された媒体に印刷を行う印字部材とを有しており、前記印字部材により印刷が行われた媒体が払い出されるようになっており、
    前記払出部により払い出された媒体は、前記収容部における前記蓋部とは反対側が凹形状となるような湾曲状態となる、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の販売装置。
  9. 少なくとも前記収容部の内部または周囲に光を照射する照射部を更に備え、
    前記照射部は、前記払出部により払い出される媒体の色、または前記払出部により払い出される媒体の種類に応じて異なる色で光を照射するようになっている、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の販売装置。
  10. 少なくとも前記収容部の内部または周囲に光を照射する照射部を更に備え、
    前記照射部は、前記払出部の前記印字部材による媒体への印刷内容に応じて異なる色で光を照射するようになっている、請求項8記載の販売装置。
  11. 払出部により媒体を払い出す工程と、
    前記払出部により払い出された媒体を収容部に収容する工程と、
    を備え、
    前記払出部により払い出された媒体を前記収容部に収容する際に、前記収容部に設けられ開閉自在となっている蓋部から離間する方向に媒体を誘導する、媒体の払い出し方法。
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