JP2016190824A - 血小板製剤の製造方法および製造装置、およびこの製造方法またはこの製造装置で製造された血小板製剤 - Google Patents
血小板製剤の製造方法および製造装置、およびこの製造方法またはこの製造装置で製造された血小板製剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016190824A JP2016190824A JP2015072792A JP2015072792A JP2016190824A JP 2016190824 A JP2016190824 A JP 2016190824A JP 2015072792 A JP2015072792 A JP 2015072792A JP 2015072792 A JP2015072792 A JP 2015072792A JP 2016190824 A JP2016190824 A JP 2016190824A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- platelets
- separation
- concentration
- liquid
- hollow fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
Abstract
【課題】巨核球と血小板とが含まれる液体から効率的に血小板のみを回収、濃縮および洗浄できる血小板製剤の製造方法および製造装置、およびこの製造方法またはこの製造装置で製造された血小板製剤を提供することである。【解決手段】液体中にある分離部材である分離膜7に巨核球と血小板とが含まれる液体である培養液を通過させ、分離膜7により巨核球を捕捉して巨核球と血小板とを分離する分離工程と、液体中にある濃縮ユニット13の中空糸膜15aに分離工程で分離した血小板が含まれる培養液を通過させ、濃縮ユニット13の中空糸膜15aにより血小板を捕捉した後に回収用の液体である回収液で捕捉した血小板を回収することで単位体積中に含まれる血小板数を増加させる濃縮工程と、濃縮工程に供給する血小板が含まれる液体の量を調整する供給量調整工程と、からなる。【選択図】図1
Description
本発明は、血小板製剤の製造方法、製造装置および血小板製剤に関する。詳しくは、iPS細胞から誘導された巨核球から産生された血小板からなる血小板製剤を製造する方法および製造装置、およびこの製造方法またはこの製造装置で製造された血小板製剤に関する。
従来、体液や組織から採取した細胞の中から有用な細胞を分離し、増殖させる方法や装置が公知である。例えば特許文献1の如くである。特許文献1に記載の細胞培養装置は、細胞分離キットによって分離した特定の細胞を細胞培養容器で培養し、細胞回収キットによって洗浄、濃縮するものである。
一方、巨核球から血小板を産生する技術が知られている。血小板は、無核細胞であるため、血小板のみを培養して増殖させることができない。このため、有核細胞である巨核球をiPS細胞から分化誘導により生成し、培養により増殖させた後に巨核球から血小板を産生させている。従って、血小板は、巨核球の培養液中で産生されるので、血小板を産生せずに残留している巨核球と混在した状態で存在している。特許文献に記載の技術は、分離した特定の有核細胞を培養により増殖させて回収する技術であるため、血小板のような無核細胞を異なる種類の細胞である巨核球と混在している培養液中から効率よく回収できない点で不利であった。
本発明の目的は、巨核球と血小板とが含まれる液体から効率的に血小板のみを回収、濃縮および洗浄できる血小板製剤の製造方法および製造装置、およびこの製造方法またはこの製造装置で製造された血小板製剤を提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、本発明は、液体中にある分離部材に巨核球と血小板とが含まれる液体を通過させ、分離部材により巨核球を捕捉して巨核球と血小板とを分離する分離工程と、液体中にある濃縮部材に分離工程で分離した血小板が含まれる液体を通過させ、濃縮部材により血小板を捕捉した後に回収用の液体で捕捉した血小板を回収することで単位体積中に含まれる血小板数を増加させる濃縮工程と、濃縮工程に供給する血小板が含まれる液体の量を調整する供給量調整工程と、からなる血小板製剤の製造方法である。
本発明は、前記分離工程において、前記分離部材により巨核球を捕捉して巨核球と血小板とを分離するとともに巨核球に液体の流れによる外力を加えて巨核球から血小板を産生させるものである。
本発明は、前記分離工程において、巨核球と血小板とが含まれる液体の供給が完了した後に液体を供給して前記分離部材を通過していない巨核球と血小板とが含まれる液体を分離部材に通過させるものである。
本発明は、前記濃縮工程において、前記濃縮部材である中空糸膜の内部に分離した血小板が含まれる液体を供給し、中空糸膜によって血小板を捕捉した後に液体を中空糸膜の内部に供給して捕捉した血小板を洗浄するものである。
本発明は、前記濃縮工程において、前記濃縮部材である中空糸膜の内部に分離した血小板が含まれる液体を供給し、中空糸膜によって血小板を捕捉した後に液体を中空糸膜の内部に供給して捕捉した血小板を回収するものである。
本発明は、前記濃縮工程において、中空糸膜の外部の液体を排出した状態で中空糸膜の内部に液体を供給することによって捕捉した血小板を回収し、更に中空糸膜の内部に空気を供給して残留している血小板を回収するものである。
本発明は、前記濃縮工程によって単位体積中に含まれる血小板数を増加させた液体を液体中にある再分離部材に通過させることによって残留している巨核球を捕捉して巨核球と血小板とを分離する再分離工程をさらに実施するものである。
本発明は、前記供給量調整工程によって濃縮工程に供給する血小板が含まれる液体の量を調整し、前記分離工程と前記濃縮工程とを並行して実施するものである。
本発明は、液体中に巨核球を捕捉可能な分離部材が設けられ、液体中に供給された巨核球と血小板とが含まれる液体を分離部材に通過させることで巨核球を捕捉して巨核球と血小板とを分離する分離手段と、巨核球と血小板とが含まれる液体および血小板を回収する液体を分離手段に供給する分離供給手段と、液体中に血小板を捕捉可能な濃縮部材である中空糸膜が設けられ、液体に供給された血小板が含まれる液体を中空糸膜の内部に通過させることで血小板を捕捉して血小板数を増加させる濃縮手段と、血小板数を増加させた液体、血小板を洗浄する液体および血小板を回収する液体を中空糸膜の内部に供給する濃縮供給手段と、分離手段と濃縮手段とに接続され、分離手段から回収した血小板が含まれる液の量と濃縮手段の稼働状態から濃縮手段に供給する血小板が含まれる液の量を調整する供給量調整手段と、からなるものである。
本発明は、上述の血小板製剤の製造方法または上述の血小板製剤の製造装置で製造された血小板製剤である。
本発明は、以下に示すような効果を奏する。
本発明においては、分離および濃縮を効率的に行い、血小板製剤に不要な巨核球や不純物の除去と血小板の濃縮とが並行して連動するように行われる。これにより、巨核球と血小板とが含まれる液体から効率的に血小板のみを回収、濃縮および洗浄することができる。
本発明においては、分離後の液体中に含まれる血小板の数が増加する。これにより、巨核球と血小板とが含まれる液体から効率的に血小板のみを回収、濃縮および洗浄することができる。
本発明においては、分離されない血小板の数が減少する。これにより、巨核球と血小板とが含まれる液体から効率的に血小板のみを回収、濃縮および洗浄することができる。
本発明においては、血小板の濃縮時に不純物の除去が行われる。これにより、巨核球と血小板とが含まれる液体から効率的に血小板のみを回収、濃縮および洗浄することができる。
本発明においては、中空糸膜の内部に残留する血小板が減少する。これにより、巨核球と血小板とが含まれる液体から効率的に血小板のみを回収、濃縮および洗浄することができる。
本発明においては、中空糸膜の内部に残留する血小板がさらに減少する。これにより、巨核球と血小板とが含まれる液体から効率的に血小板のみを回収、濃縮および洗浄することができる。
本発明においては、残留している巨核球が短時間に除去される。これにより、巨核球と血小板とが含まれる液体から効率的に血小板のみを回収、濃縮および洗浄することができる。
本発明においては、血小板の濃縮工程での滞留時間が短縮されるとともに生産量が増加する。これにより、巨核球と血小板とが含まれる液体から効率的に血小板のみを回収、濃縮および洗浄することができる。
まず、図1から図4を用いて、本発明に係る血小板製剤の製造装置の第一実施形態である血小板製剤製造装置1について説明する。なお、以下の各実施形態において、血小板製剤製造装置1を構成する各部材は、特に記載がない限り、非反応性ポリマー、生体親和性金属、ガラス等のうち用途や強度から適切な材料によって構成されている。具体的には、非反応性ポリマーとしては、アクリロニトリルブタジエンスチレンターポリマー等のアクリロニトリルポリマー、ポリ塩化ビニル等のハロゲン化ポリマー、ポリアミド、ポリイミドポリカーボネート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン等である。また、生体親和性金属としては、ステンレス鋼、チタン、白金およびこれらの合金、コバルトクロミウム合金等である。
また、本実施形態における血小板製剤製造装置1は、巨核球と巨核球から産生された血小板とが含まれる液体である培養液から血小板製剤を製造するものとする。なお、培養液は、iPS細胞由来の未熟巨核球前駆細胞から巨核球を培養する培養工程と、巨核球から血小板を産生する産生工程とを経て製造される。培養工程において、巨核球は、未熟巨核球前駆細胞を播種した培地に二酸化炭素と酸素とを供給しながら撹拌、振盪することで培養される。巨核球は、段階的に培地の容量を増加させて所定数に到達するまで培養される。そして、産生工程にて、血小板は、培養された巨核球が封入された容器である培養液バッグ2に二酸化炭素と酸素とを供給しながら振盪することで産生される。培養液バッグ2は、産生工程終了後に二酸化炭素と酸素とが排気される。
図1に示すように、血小板製剤製造装置1は、培養液から血小板を分離し、濃縮および洗浄するものである。血小板製剤製造装置1は、培養液バッグ2、分離系流路3、分離供給手段である分離供給ポンプ4、分離手段である分離ユニット5、供給量調整手段である分離回収バッグ8、濃縮系流路9、濃縮供給手段である濃縮供給ポンプ12、濃縮手段である濃縮ユニット13、洗浄液バッグ19、回収液バッグ24、廃液バッグ27、濃縮回収バッグ29および制御装置30(図2参照)を具備している。洗浄液バッグ19、回収液バッグ24、廃液バッグ27、濃縮回収バッグ29等は、分流型の三方弁を介して分離系流路3や濃縮系流路9に接続されている。
培養液バッグ2は、成熟した巨核球と成熟した巨核球から産生された血小板とが含まれる液体(以下、単に「培養液」と記す)を貯留するものである。培養液バッグ2は、培養液が封入されている。また、培養液バッグ2は、図示しない培養装置等に接続され、培養液を供給できるように構成されていてもよい。培養液バッグ2は、分離系流路3が着脱できるように接続されている。培養液バッグ2には、培養液バッグ2内の培養液の残量C1を検出する培養液量センサ2aが設けられている。
分離系流路3は、培養液の流路である。分離系流路3は、分離供給ポンプ4を介して培養液バッグ2と分離ユニット5とを接続するように構成されている。また、分離系流路3は、分離ユニット5と分離回収バッグ8とを接続するように構成されている。すなわち、培養液バッグ2の培養液は、分離供給ポンプ4によって分離系流路3を通じて分離ユニット5に供給され、分離回収バッグ8に回収されるように構成されている。
分離供給手段である分離供給ポンプ4は、培養液や洗浄液を分離ユニット5に供給するものである。分離供給ポンプ4は、例えばローラーポンプまたは連続シリンジポンプから構成されるがこれに限定するものではない。分離供給ポンプ4は、分離系流路3の途中部に設けられている。分離供給ポンプ4は、培養液バッグ2の培養液を分離ユニット5に供給するように構成されている。分離供給ポンプ4は、任意の流量で培養液を分離ユニット5に供給できるように構成されている。なお、本実施形態において、血小板製剤製造装置1は、分離供給ポンプ4によって培養液を供給する構成としたがこれに限定されるものではなく、重力滴下方式等でもよい。
分離手段である分離ユニット5は、培養液に含まれる巨核球と血小板とを分離するとともに、巨核球から血小板を産生させるものである。図3に示すように、分離ユニット5は、分離用筐体6と分離部材である分離膜7とから構成されている。分離用筐体6には、分離供給口6aと分離排出口6bとが形成され、分離系流路3がそれぞれ接続されている。分離用筐体6は、分離系流路3を通じて分離供給口6aから培養液バッグ2の培養液が供給されるとともに、分離排出口6bから分離系流路3を通じて供給量調整手段である分離回収バッグ8に培養液が排出されるように構成されている。本実施形態において、分離用筐体6は、略円筒状に形成されている。分離用筐体6は、その軸心が垂直方向に延びるようにして配置され、下面に分離供給口6aが形成され上面に分離排出口6bが形成されている。つまり、分離ユニット5は、培養液が下面から上面に向かって重力に逆らうように供給される(図3における矢印参照)。
分離膜7は、巨核球と血小板とを分離するものである。分離膜7は、複数の不織布や網目状素材を板状に積層させたフィルター7aが培養液の流れに対抗できる程度の十分な強度を有するサポートスクリーン7bに支持されて構成されている。分離膜7は、分離用筐体6の分離供給口6aと分離排出口6bとの間に分離用筐体6を仕切るようにして分離用筐体6の内部に配置されている。本実施形態において、分離膜7は、円筒状に形成されている。分離膜7は、その側面(曲面部分)からのみ培養液が通過できるように構成されている。分離膜7は、分離供給口6aと分離排出口6bとの間を複数の区画に仕切るように配置してもよい。分離用筐体6に設けられる分離膜7の大きさや数は、分離ユニット5における培養液の流れを阻害しない程度であれば特に限定されるものではない。
分離膜7は、フィルター7aが分離用筐体6の分離供給口6a側になるように配置されている。分離供給口6aから供給された培養液は、分離膜7を通過した後に分離用筐体6の分離排出口6bから排出される。このように構成することで、分離供給ポンプ4によって分離ユニット5に供給されている培養液の流れの中にある分離膜7のフィルター7a側(上流側)は、分離供給ポンプ4によって分離ユニット5に供給されている培養液の流れから受ける力(以下、単に「培養液の流れから受ける力」と記す)が加わっている。
分離膜7のフィルター7aは、培養液に含まれる血小板が十分に通過でき、培養液に含まれる巨核球が通過を抑制される大きさの隙間が形成されている(図5参照)。分離膜7のサポートスクリーン7bは、格子状に形成され、フィルター7aを通過した血小板や培養液の流れを阻害しない十分な隙間を有するように構成されている。これにより、分離膜7は、培養液の流れによる力を受け止めつつ培養液に含まれる巨核球をフィルター7aで捕捉し、巨核球と血小板とを分離することができる。また、サポートスクリーン7bの形状は格子状に限定されるものではなく、フィルター7aを支持でき、かつ血小板や培養液の流れを阻害しない十分な隙間を有するものであればよい。
供給量調整手段である分離回収バッグ8は、分離ユニット5で巨核球が分離された培養液を回収するものである。分離回収バッグ8は、分離系流路3が着脱できるように接続されている。分離回収バッグ8は、分離系流路3を通じて分離ユニット5から排出された培養液が供給されるように構成されている。さらに、分離回収バッグ8は、濃縮系流路9が接続されている。分離回収バッグ8は、濃縮系流路9を通じて培養液が濃縮手段である濃縮ユニット13に排出されるように構成されている。従って、分離ユニット5で処理された培養液は、一旦分離回収バッグ8で貯留された後に濃縮ユニット13に供給される。これにより、分離回収バッグ8は、分離ユニット5で巨核球が分離された培養液を回収する回収手段としての機能と濃縮ユニット13に供給される培養液の流量を調整する供給量調整手段(バッファ)としての機能とを有する。つまり、分離回収バッグ8は、上流工程である分離工程(分離ユニット5)の処理能力と下流工程である濃縮工程(濃縮ユニット13)の処理能力との差を調整する供給量調整工程を担っている。分離回収バッグ8には、分離回収バッグ8内の培養液の回収量C2を検出する分離回収量センサ8aが設けられている。
濃縮系流路9は、巨核球が分離された培養液の流路である。濃縮系流路9は、濃縮供給ポンプ12を介して分離回収バッグ8と濃縮ユニット13とを接続するように構成されている。また、濃縮系流路9は、濃縮ユニット13と濃縮回収バッグ29とを接続するように構成されている。すなわち、分離回収バッグ8の培養液は、濃縮系流路9を通じて濃縮ユニット13に供給され、濃縮回収バッグ29に回収されるように構成されている。濃縮系流路9には、空気用三方弁10を介して空気流路11が接続されている。空気流路11には、無菌化されたエアフィルタ11aが取り付けられている。濃縮系流路9は、空気用三方弁10を開状態に切り替えることによって分離回収バッグ8との連通が遮断され、空気流路11に連通される。これにより、濃縮系流路9には、空気用三方弁10の切り替えによって空気流路11を通じてエアフィルタ11aから空気が供給されるように構成されている。
濃縮供給手段である濃縮供給ポンプ12は、培養液、洗浄液、回収液および空気を濃縮ユニット13に供給するものである。濃縮供給ポンプ12は、例えばローラーポンプまたは連続シリンジポンプから構成されるがこれに限定するものではない。濃縮供給ポンプ12は、濃縮系流路9の途中部であって空気用三方弁10よりも下流側に設けられている。濃縮供給ポンプ12は、分離回収バッグ8の培養液を濃縮ユニット13に供給するように構成されている。濃縮供給ポンプ12は、任意の流量で培養液を濃縮ユニット13に供給できるように構成されている。なお、本実施形態において、血小板製剤製造装置1は、濃縮供給ポンプ12によって培養液を供給する構成としたがこれに限定されるものではなく、重力滴下方式等でもよい。
濃縮手段である濃縮ユニット13は、培養液に含まれる血小板を濃縮するものである。図4(a)に示すように、濃縮ユニット13は、濃縮用筐体14と濃縮部材である中空糸膜モジュール15とから構成されている。濃縮用筐体14には、中空糸膜供給口14aと中空糸膜排出口14bとが形成されている。中空糸膜供給口14aには、濃縮系流路9が接続されている。濃縮用筐体14は、濃縮系流路9を通じて中空糸膜供給口14aから分離回収バッグ8の培養液が供給される。図1に示すように、中空糸膜排出口14bには、濃縮排出用二方弁16を介して濃縮系流路9が接続されている。中空糸膜排出口14bは、濃縮排出用二方弁16を開状態に切り替えることによって中空糸膜モジュール15の中空糸膜15aの内部の液体や血小板を外部に排出する状態に変更できるように構成されている。これにより、濃縮用筐体14は、濃縮排出用二方弁16の切り替えによって中空糸膜排出口14bから濃縮系流路9を通じて濃縮回収バッグ29に血小板が排出されるように構成されている。
さらに、図1と図4(a)とに示すように、濃縮用筐体14には、筐体供給口14cと筐体排出口14dとが形成されている。筐体供給口14cには、濃縮筐体用三方弁17を介して濃縮供給ポンプ12よりも下流側に濃縮筐体流路18が接続されている。筐体排出口14dには、廃液流路28が接続されている。濃縮用筐体14は、濃縮筐体流路18を通じて筐体供給口14cから洗浄液が供給されるとともに(図4白塗矢印参照)、筐体排出口14dから廃液流路28を通じて培養液や洗浄液が排出されるように構成されている(薄墨矢印参照)。濃縮系流路9は、濃縮筐体用三方弁17を開状態に切り替えることによって中空糸膜モジュール15との連通が遮断され、濃縮用筐体14に連通される。これにより、濃縮用筐体14には、濃縮筐体用三方弁17の切り替えによって筐体供給口14cから濃縮筐体流路18を通じて洗浄液が供給されるように構成されている。つまり、濃縮用筐体14は、濃縮筐体用三方弁17が閉状態の場合、濃縮系流路9と中空糸膜供給口14aとが連通されて中空糸膜供給口14aから培養液、洗浄液、回収液および空気が供給できるようになる。一方、濃縮用筐体14は、濃縮筐体用三方弁17が開状態の場合、濃縮筐体流路18を介して濃縮系流路9と筐体供給口14cとが連通されて筐体供給口14cから洗浄液や空気が供給可能になる。本実施形態において、濃縮用筐体14は、略円筒状に形成されている。濃縮用筐体14は、その軸心が垂直方向に延びるようにして配置されている。濃縮用筐体14の上面には、中空糸膜供給口14aが形成され、下面には、中空糸膜排出口14bが形成されている。さらに、濃縮用筐体14の中空糸膜排出口14b側の側面には、筐体供給口14cが形成され、中空糸膜供給口14a側の側面には、筐体排出口14dが形成されている。
中空糸膜モジュール15は、培養液から血小板をろ過するものである。中空糸膜モジュール15は、中空糸膜15aおよび隔壁部材15b等から構成されている。中空糸膜15aは、例えばポリスルホン製中空糸膜15aから形成され、必要な膜交換性能および透過抵抗を考慮して構成されている。図4(b)に示すように、中空糸膜15aは、膜交換性能を確保するために必要な分量を束にして濃縮用筐体14の内部に配置されている。中空糸膜15aには、血小板の大きさよりも小さい孔が形成されており、血小板のみが中空糸膜15aの内部に残留するように構成されている。中空糸膜15aの両端部は、その両端面が開口した状態で隔壁部材15bに固定されている。本実施形態において、中空糸膜15aは、隔壁部材15bから構成される円筒状のモジュール内に配置され、その両端から培養液を中空糸の内部に供給できるように構成されている。
図4(a)に示すように、中空糸膜モジュール15は、濃縮用筐体14の内部に着脱自在に設けられている。中空糸膜モジュール15は、両端の隔壁部材15bが濃縮用筐体14の中空糸膜供給口14a側端部と中空糸膜排出口14b側端部とに配置されている。隔壁部材15bは、水密性を有する状態で濃縮用筐体14の内部を仕切るように固定されている。これにより、濃縮ユニット13は、濃縮用筐体14の中空糸膜供給口14a側端部に隔壁部材15bによって供給室14eが構成され、濃縮用筐体14の中空糸膜排出口14b側端部に隔壁部材15bによって排出室14fが構成されている。つまり、濃縮ユニット13は、濃縮用筐体14の内部に中空糸膜モジュール15を挟むようにして中空糸膜供給口14aが形成されている供給室14eと中空糸膜排出口14bが形成されている排出室14fとが構成されている。濃縮ユニット13の供給室14eと排出室14fとは中空糸膜15aによって連通されている。従って、濃縮ユニット13は、供給室14e内の培養液が中空糸膜15aの内部を通じて排出室14fに流入するように構成されている。また、濃縮ユニット13は、中空糸膜モジュール15が配置されている部分に筐体供給口14cと筐体排出口14dとが形成されている。
洗浄液バッグ19は、洗浄液であるリンゲル液を貯留するものである。洗浄液バッグ19には、分離ユニット流路20が着脱できるように接続されている。分離ユニット流路20は、分離供給ポンプ4よりも上流側の分離系流路3に分離ユニット用三方弁21を介して接続されている。同様に、洗浄液バッグ19には、濃縮ユニット流路22が接続されている。濃縮ユニット流路22は、濃縮供給ポンプ12よりも上流側の濃縮系流路9に濃縮ユニット用三方弁23を介して接続されている。分離系流路3は、分離ユニット用三方弁21を開状態に切り替えることによって培養液バッグ2との連通が遮断され、洗浄液バッグ19に連通される。また、濃縮系流路9は、濃縮ユニット用三方弁23を開状態に切り替えることによって分離回収バッグ8との連通が遮断され、洗浄液バッグ19に連通される。これにより、分離系流路3には、分離ユニット用三方弁21の切り替えにより培養液バッグ2からの培養液と洗浄液バッグ19からの洗浄液とのうちいずれか一方が選択的に供給される。同様に、濃縮系流路9には、濃縮ユニット用三方弁23の切り替えにより分離回収バッグ8からの培養液と洗浄液バッグ19からの洗浄液とのうちいずれか一方が選択的に供給される。
回収液バッグ24は、回収液であるリンゲル液と抗凝固剤との混合液を貯留するものである。回収液バッグ24には、回収液流路25が着脱できるように接続されている。回収液流路25は、濃縮供給ポンプ12よりも上流側の濃縮系流路9に回収液用三方弁26を介して接続されている。濃縮系流路9は、回収液用三方弁26を開状態に切り替えることによって分離回収バッグ8との連通が遮断され、回収液バッグ24に連通される。これにより、濃縮系流路9には、回収液用三方弁26の切り替えにより分離回収バッグ8からの培養液と回収液バッグ24からの洗浄液とのうちいずれか一方が選択的に供給される。
廃液バッグ27は、濃縮ユニット13で中空糸膜15aの外部に排出された培養液や洗浄液を回収するものである。廃液バッグ27は、廃液流路28が着脱できるように接続されている。廃液流路28は、濃縮ユニット13の筐体排出口14dに接続されている。廃液バッグ27には、濃縮ユニット13に供給される培養液の量に応じて濃縮ユニット13内に充填されている洗浄液と中空糸膜15aの外部に排出された培養液とが排出される。
濃縮回収バッグ29は、濃縮ユニット13で中空糸膜15aの内部に残留した血小板を回収するものである。濃縮回収バッグ29は、濃縮系流路9が着脱できるように接続されている。濃縮系流路9は、濃縮ユニット13の中空糸膜排出口14bに接続されている。濃縮回収バッグ29には、回収液とともに血小板が排出される。
図2に示すように、制御装置30は、分離供給ポンプ4、空気用三方弁10、濃縮供給ポンプ12、濃縮排出用二方弁16、濃縮筐体用三方弁17、分離ユニット用三方弁21、濃縮ユニット用三方弁23および回収液用三方弁26等を制御するものである。制御装置30は、実体的には、CPU、ROM、RAM、HDD等がバスで接続される構成であってもよく、あるいはワンチップのLSI等からなる構成であってもよい。制御装置30は、分離供給ポンプ4、空気用三方弁10、濃縮供給ポンプ12、濃縮排出用二方弁16、濃縮筐体用三方弁17、分離ユニット用三方弁21、濃縮ユニット用三方弁23および回収液用三方弁26等を制御するために種々のプログラムやデータが格納されている。
制御装置30は、分離供給ポンプ4と濃縮供給ポンプ12とに接続され、分離供給ポンプ4と濃縮供給ポンプ12をそれぞれ制御することができる。
制御装置30は、分流型の三方弁である空気用三方弁10、濃縮排出用二方弁16、濃縮筐体用三方弁17、分離ユニット用三方弁21、濃縮ユニット用三方弁23および回収液用三方弁26に接続され、空気用三方弁10、濃縮排出用二方弁16、濃縮筐体用三方弁17、分離ユニット用三方弁21、濃縮ユニット用三方弁23および回収液用三方弁26をそれぞれ制御することができる。
制御装置30は、培養液量センサ2aに接続され、培養液量センサ2aが検出する培養液バッグ2に貯留されている培養液の残量C1についての情報を取得することができる。
制御装置30は、分離回収量センサ8aに接続され、分離回収量センサ8aが検出する分離回収バッグ8に貯留されている培養液の回収量C2についての情報を取得することができる。
次に、図1、図3、図5および図6を用いて、血小板製剤製造装置1における分離膜7による血小板分離の態様について具体的に説明する。
図1に示すように、血小板製剤製造装置1は、分離供給ポンプ4によって、培養液バッグ2の培養液を分離系流路3に供給する。これにより、培養液に含まれる巨核球と巨核球からすでに産生された血小板とが分離系流路3を通じて分離ユニット5に供給される。分離供給口5bから分離ユニット5に供給された全ての培養液は、分離供給ポンプ4の作用により一定の流量で分離膜7を通過する。
図5に示すように、培養液に含まれている巨核球X・Yは、培養液が分離膜7を通過する際に分離膜7に接触する。巨核球X・Yの粒径は、分離膜7の隙間よりも大きい。従って、分離膜7に接触した巨核球X・Yは、分離膜7の隙間の通過が抑制され分離膜7に捕捉される。一方、血小板Zの粒径は、分離膜7の隙間よりも小さい。従って、分離膜7に接触した血小板Zは、分離膜7の隙間を通過するので分離膜7に捕捉されない。
図3に示すように、分離ユニット5に供給された培養液には、分離供給ポンプ4による分離供給口6aから上昇する流れと下降する流れとによる旋回流と分離膜7に向かう流れ(矢印参照)とが生じる。培養液は、分離ユニット5において旋回しながら分離膜7に到達する。分離膜7に到達した培養液の旋回流は、上昇または下降しながら分離膜7の表面を沿うようにして流れる。分離膜7に捕捉されている巨核球X・Yには、旋回する培養液の流れから受ける力(矢印参照)が外力として加わる。これにより、分離膜7に捕捉されていた巨核球X・Yの一部である巨核球Xは、分離膜7から離間する。
図6に示すように、旋回する培養液の流れから受ける力(矢印参照)によって分離膜7から離間しない巨核球Yには、培養液の流れから受ける力および旋回する培養液からの力と分離膜7からの反力とによってせん断応力が発生する。巨核球Yは、せん断応力が発生している箇所を起点として巨核球Yを形成している細胞質の一部分がせん断される。つまり、巨核球Yは、培養液の流れから受ける力と培養液の旋回流による力とによってその細胞質の一部分が分離して血小板Zが産生される。産生された血小板は、培養液中に混入して培養液とともに分離膜7を通過する。分離膜7に捕捉されている巨核球Yは、培養液の流れから受ける力と培養液の旋回流による力からせん断応力が発生している間、血小板の産生が続けられる。巨核球Yは、血小板の産生により形状が変形することで分離膜7から離間する。また、分離ユニット5において分離膜7に再び捕捉された巨核球Yは、培養液の流れから受ける力によって分離膜7から離間され、または培養液の流れから受ける力とからせん断応力が発生して血小板Zの産生を再開する。
このようにして、血小板製剤製造装置1は、分離ユニット5で発生する培養液の流れから受ける力により分離膜7に付着した巨核球から血小板を産生させるとともに、分離膜7に付着した巨核球を分離膜7から離間させる。これにより、血小板製剤製造装置1は、分離膜7を通過する血小板の量を増加させて、巨核球と血小板とが含まれる培養液から効率的に血小板を分離させることができる。
次に、図7を用いて、本発明に係る血小板製剤製造装置1による血小板製剤の製造方法について説明する。本発明に係る血小板製剤の製造方法は、分離工程、供給量調整工程および濃縮工程を含む。なお、血小板製剤製造装置1の分離系流路3には、巨核球と血小板とが含まれる培養液が封入された培養液バッグ2が接続されているものとする。
図7(a)に示すように、分離工程の工程K110において、血小板製剤製造装置1は、分離供給ポンプ4によって洗浄液バッグ19から分離ユニット5に洗浄液を供給する。血小板製剤製造装置1は、分離ユニット5の分離膜7が全て洗浄液に浸かるまで洗浄液を供給する。これにより、分離ユニット5は、内部の空気が外部に排出される。
工程K120において、血小板製剤製造装置1は、分離供給ポンプ4によって培養液バッグ2から分離ユニット5に培養液を供給する。分離ユニット5に供給された培養液は、分離ユニット5の内部で旋回しながら分離膜7を通過する。この際、培養液に含まれる巨核球は、分離膜7に捕捉される。一方、培養液に含まれる血小板は、分離膜7を通過して分離ユニット5から排出される。
工程K130において、捕捉された巨核球は、培養液の流れから受ける力(外力)によって血小板を産生する。分離ユニット5から排出された血小板を含む培養液は、分離回収バッグ8に供給される。
工程K140において、血小板製剤製造装置1は、培養液バッグ2内の培養液の供給完了後に、分離供給ポンプ4によって洗浄液バッグ19から分離ユニット5に洗浄液を供給する。これにより、分離ユニット5に残留していた培養液は、洗浄液によって分離回収バッグ8に送り出される。
次に、図7(b)に示すように、濃縮工程の工程K210において、血小板製剤製造装置1は、濃縮筐体用三方弁17を開状態と閉状態とに切り替えて濃縮供給ポンプ12によって洗浄液バッグ19から濃縮ユニット13の濃縮用筐体14内であって中空糸膜モジュール15を構成する中空糸膜15aの内部と外部とに洗浄液を供給する。血小板製剤製造装置1は、中空糸膜15aが全て洗浄液に浸かるまで洗浄液を供給する。これにより、濃縮ユニット13は、内部の空気が外部に排出される。
工程K220において、血小板製剤製造装置1は、濃縮ユニット13の濃縮排出用二方弁16を閉状態に切り替えて濃縮供給ポンプ12によって分離回収バッグ8から中空糸膜モジュール15の中空糸膜15aを構成する中空糸の内部に培養液を供給する。この際、培養液に含まれる血小板は、中空糸膜15aに捕捉されてその内部に堆積する。また、培養液やタンパク質等の不純物は、中空糸膜15aの外部に排出され、濃縮用筐体14内の洗浄液とともに廃液バッグ27に排出される。血小板製剤製造装置1は、培養液の供給量C3が規定値Mに到達すると培養液の供給を停止する。
工程K230(1回洗浄)において、血小板製剤製造装置1は、濃縮ユニット13の濃縮排出用二方弁16を閉状態に切り替えて濃縮供給ポンプ12によって洗浄液バッグ19から中空糸膜モジュール15の中空糸膜15aの内部に洗浄液を供給する。これにより、中空糸膜15aの内部に堆積された血小板は、洗浄液によって洗浄される。血小板に付着していたタンパク質等の不純物は、中空糸膜15aの外部に排出され、濃縮用筐体14内の洗浄液とともに廃液バッグ27に排出される。その後、血小板製剤製造装置1は、中空糸膜15aの内部に回収液を供給し、中空糸膜15aの内部の洗浄液を回収液に入れ替える。
工程K240において、血小板製剤製造装置1は、濃縮供給ポンプ12によって濃縮ユニット13の濃縮用筐体14内であって中空糸膜15aの外部にエアフィルタ11aを通過した空気を供給する。これにより、濃縮ユニット13内の洗浄液は、空気の圧力によって廃液バッグ27に排出される。
工程K250において、血小板製剤製造装置1は、濃縮ユニット13の濃縮排出用二方弁16を開状態に切り替えて濃縮供給ポンプ12によって回収液バッグ24から中空糸膜15aの内部にさらに回収液を供給する。これにより、中空糸膜15aの内部に堆積された血小板は、回収液とともに濃縮回収バッグ29に排出(回収)される。この際、中空糸膜15aの外部には、空気が供給されているので回収液とともに不純物が含まれる洗浄液が回収液とともに回収されない。
工程K260において、血小板製剤製造装置1は、濃縮供給ポンプ12によって中空糸膜15aの内部にエアフィルタ11aを通過した空気を供給する。これにより、中空糸膜15aの内部に残留していた血小板は、空気とともに濃縮回収バッグ29に排出(回収)される。
次に、供給量調整工程において、血小板製剤製造装置1は、分離回収バッグ8に貯留されている培養液の回収量C2が上限値U未満の場合、分離供給ポンプ4によって培養液バッグ2から分離ユニット5に培養液を供給する。一方、血小板製剤製造装置1は、分離回収バッグ8に貯留されている培養液の回収量C2が上限値U以上の場合、濃縮供給ポンプ12によって分離回収バッグ8から濃縮ユニット13に培養液を供給しつつ、分離供給ポンプ4による培養液バッグ2から分離ユニット5への培養液の供給を停止する。つまり、血小板製剤製造装置1は、分離供給ポンプ4による培養液の供給を停止することで濃縮工程において濃縮ユニット13に供給する培養液の量に対する分離工程において分離ユニット5に供給する培養液の量を調整する。
以下では、図8から図10を用いて、本発明に係る血小板製剤製造装置1における第一実施形態である血小板製剤製造装置1の制御態様について具体的に説明する。なお、本実施形態において、血小板製剤製造装置1の分離系流路3には、巨核球と血小板とが含まれる培養液が封入された培養液バッグ2が接続されているものとする。また、制御開始時において、分離ユニット流路20は、分離系流路3と遮断されているものとする。同様に、空気流路11、濃縮筐体流路18、濃縮ユニット流路22、回収液流路25および濃縮回収バッグ29は、濃縮系流路9と遮断されているものとする。
図8に示すように、供給量調整工程制御であるステップS110において、血小板製剤製造装置1の制御装置30は、分離回収量センサ8aから分離回収バッグ8に貯留されている培養液の回収量C2についての情報を取得し、ステップをステップS120に移行させる。
ステップS120において、制御装置30は、分離回収量センサ8aから取得した培養液の回収量C2についての情報から分離回収バッグ8に貯留されている培養液の回収量C2が上限値U未満か否か判定する。
その結果、分離回収バッグ8に貯留されている培養液の回収量C2が上限値U未満であると判定した場合、制御装置30はステップをステップS130に移行させる。
一方、分離回収バッグ8に貯留されている培養液の回収量C2が上限値U未満でないと判定した場合、すなわち、分離回収バッグ8に貯留されている培養液の回収量C2が上限値Uに到達していると判断した場合、制御装置30はステップをステップS140に移行させる。
その結果、分離回収バッグ8に貯留されている培養液の回収量C2が上限値U未満であると判定した場合、制御装置30はステップをステップS130に移行させる。
一方、分離回収バッグ8に貯留されている培養液の回収量C2が上限値U未満でないと判定した場合、すなわち、分離回収バッグ8に貯留されている培養液の回収量C2が上限値Uに到達していると判断した場合、制御装置30はステップをステップS140に移行させる。
ステップS130において、制御装置30は、分離供給ポンプ4を作動させて、ステップをステップS200に移行させる。
ステップS140において、制御装置30は、分離供給ポンプ4を停止させて、ステップをステップS300に移行させる。
ステップS200において、制御装置30は、分離工程制御Aを開始し、ステップをステップ210に移行させる(図9参照)。そして、分離工程制御Aが終了するとステップをステップS300に移行させる。
ステップS300において、制御装置30は、濃縮工程制御Bを開始し、ステップをステップ310に移行させる(図10参照)。そして、濃縮工程制御Bが終了するとステップをステップS110に移行させる。
図9に示すように、分離工程制御AのステップS210において、制御装置30は、培養液量センサ2aから取得した培養液の残量C1についての情報から培養液バッグ2に貯留されている培養液の残量C1がゼロか否か判定する。
その結果、培養液バッグ2に貯留されている培養液の残量C1がゼロであると判定した場合、制御装置30はステップをステップS220に移行させる。
一方、培養液バッグ2に貯留されている培養液の残量C1がゼロでないと判定した場合、すなわち、培養液バッグ2に培養液が残っていると判定した場合、制御装置30はステップをステップS240に移行させる。
その結果、培養液バッグ2に貯留されている培養液の残量C1がゼロであると判定した場合、制御装置30はステップをステップS220に移行させる。
一方、培養液バッグ2に貯留されている培養液の残量C1がゼロでないと判定した場合、すなわち、培養液バッグ2に培養液が残っていると判定した場合、制御装置30はステップをステップS240に移行させる。
ステップS220において、制御装置30は、分離ユニット用三方弁21(以下、各図において、二方弁、三方弁を単に「弁」と記す)を開状態に切り替えて洗浄液バッグ19から分離ユニット5に洗浄液を供給し、ステップをステップS230に移行させる。
ステップS230において、制御装置30は、分離供給ポンプ4の動作時間から分離ユニット用三方弁21を閉状態に切り替えるとともに分離供給ポンプ4を停止し、分離工程制御Aを終了してステップをステップS300に移行させる(図8参照)。
ステップS240において、制御装置30は、培養液バッグ2から分離ユニット5に培養液を供給し、分離工程制御Aを終了してステップをステップS300に移行させる(図8参照)。
図10に示すように、濃縮工程制御B(1回洗浄工程)のステップ310において、制御装置30は、分離回収量センサ8aから取得した培養液の回収量C2についての情報から分離回収バッグ8に貯留されている培養液の回収量C2が下限値L以上か否か判定する。
その結果、分離回収バッグ8に貯留されている培養液の回収量C2が下限値L以上であると判定した場合、制御装置30はステップをステップS320に移行させる。
一方、分離回収バッグ8に貯留されている培養液の回収量C2が下限値L以上でないと判定した場合、すなわち、分離回収バッグ8に貯留されている培養液の回収量C2では濃縮ユニット13に供給できないと判定した場合、制御装置30は濃縮工程制御Bを終了してステップをステップS110に移行させる(図8参照)。
その結果、分離回収バッグ8に貯留されている培養液の回収量C2が下限値L以上であると判定した場合、制御装置30はステップをステップS320に移行させる。
一方、分離回収バッグ8に貯留されている培養液の回収量C2が下限値L以上でないと判定した場合、すなわち、分離回収バッグ8に貯留されている培養液の回収量C2では濃縮ユニット13に供給できないと判定した場合、制御装置30は濃縮工程制御Bを終了してステップをステップS110に移行させる(図8参照)。
ステップS320において、制御装置30は、濃縮供給ポンプ12を作動させ、ステップをステップS230に移行させる。
ステップS330において、制御装置30は、濃縮筐体用三方弁17と濃縮ユニット用三方弁23とを所定時間だけ開状態に切り替えて洗浄液バッグ19から濃縮ユニット13の中空糸膜15aの外部に洗浄液を供給し、ステップをステップS340に移行させる。
ステップS340において、制御装置30は、濃縮筐体用三方弁17と濃縮ユニット用三方弁23とを閉状態に切り替えて分離回収バッグ8から濃縮ユニット13の中空糸膜15aの内部に培養液を供給し、ステップをステップS350に移行させる。
ステップS350において、制御装置30は、濃縮供給ポンプ12の動作時間から濃縮ユニット13の中空糸膜15aの内部に供給した培養液の供給量C3が規定値M以上か否か判断する。
その結果、中空糸膜15aの内部に供給した培養液の供給量C3が規定値M以上であると判定した場合、制御装置30はステップをステップS360に移行させる。
一方、中空糸膜15aの内部に供給した培養液の供給量C3が規定値M以上でないと判定した場合、すなわち、中空糸膜15aの内部に供給した培養液の供給量C3が規定値Mに到達していないと判定した場合、濃縮工程制御Bを終了してステップをステップS110に移行させる(図8参照)。
その結果、中空糸膜15aの内部に供給した培養液の供給量C3が規定値M以上であると判定した場合、制御装置30はステップをステップS360に移行させる。
一方、中空糸膜15aの内部に供給した培養液の供給量C3が規定値M以上でないと判定した場合、すなわち、中空糸膜15aの内部に供給した培養液の供給量C3が規定値Mに到達していないと判定した場合、濃縮工程制御Bを終了してステップをステップS110に移行させる(図8参照)。
ステップS360において、制御装置30は、濃縮ユニット用三方弁23を所定時間だけ開状態に切り替えて洗浄液バッグ19から濃縮ユニット13の中空糸膜15aの内部に洗浄液を供給し、ステップをステップS370に移行させる。
ステップS370において、制御装置30は、空気用三方弁10と濃縮筐体用三方弁17とを開状態に切り替え、濃縮ユニット用三方弁23を閉状態に切り替えて外部からエアフィルタ11aを介して濃縮ユニット13の中空糸膜15aの外部に空気を供給し、ステップをステップS380に移行させる。
ステップS380において、制御装置30は、空気用三方弁10と濃縮筐体用三方弁17とを閉状態に切り替え、濃縮排出用二方弁16と回収液用三方弁26とを開状態に切り替えて回収液バッグ24から濃縮ユニット13の中空糸膜15aの内部に回収液を所定量だけ供給し、ステップをステップS390に移行させる。
ステップS390において、制御装置30は、濃縮筐体用三方弁17と回収液用三方弁26とを閉状態に切り替え、空気用三方弁10を開状態に切り替えて外部からエアフィルタ11aを介して濃縮ユニット13の中空糸膜15aの内部に空気を供給し、ステップをステップS400に移行させる。
ステップS400において、制御装置30は、濃縮排出用二方弁16と回収液用三方弁26とを閉状態に切り替えて濃縮ユニット13と濃縮回収バッグ29との連通を遮断して濃縮工程制御Bを終了し、ステップをステップS110に移行させる(図8参照)。
以下では、図11から図13を用いて、本発明に係る血小板分離装置の第二実施形態における血小板製剤製造装置40について説明する。なお、以下の実施形態において、既に説明した実施形態と同様の点に関してはその具体的説明を省略し、相違する部分を中心に説明する。
図11に示すように、血小板製剤製造装置40は、濃縮工程において血小板を複数回洗浄する工程(複数洗浄工程)を実施するものである。血小板製剤製造装置40は、仮回収バッグ41、上流側仮回収用三方弁42および下流側仮回収用三方弁43を更に備える。仮回収バッグ41は、濃縮された血小板を含む洗浄液を貯留するものである。仮回収バッグ41は、濃縮ユニット13よりも上流側の濃縮系流路9に上流側仮回収用三方弁42を介して接続されている。また、仮回収バッグ41は、濃縮ユニット13よりも下流側の濃縮系流路9に下流側仮回収用三方弁43を介して接続されている。濃縮系流路9は、上流側仮回収用三方弁42を開状態に切り替えることによって分離回収バッグ8との連通が遮断され、仮回収バッグ41に連通される状態に変更できるように構成されている。濃縮系流路9は、下流側仮回収用三方弁43を開状態に切り替えることによって回収バッグとの連通が遮断され、仮回収バッグ41に連通される状態に変更できるように構成されている。
制御装置30は、上流側仮回収用三方弁42および下流側仮回収用三方弁43をそれぞれ制御することができる。
次に、図12を用いて、本発明に係る血小板製剤製造装置40による血小板製剤の製造方法における濃縮工程において血小板を複数回洗浄する工程(複数回洗浄)について説明する。
濃縮工程の血小板を複数回洗浄する工程K310において、血小板製剤製造装置40は、回収洗浄液による血小板の最初の洗浄後(工程K230)、濃縮排出用二方弁16と下流側仮回収用三方弁43とを開状態に切り替えて、濃縮供給ポンプ12によって洗浄液バッグ19から濃縮ユニット13の中空糸膜15aの内部に洗浄液を供給する。これにより、中空糸膜15aの内部に堆積された血小板は、洗浄液とともに仮回収バッグ41に排出(仮回収)される。
工程K320において、血小板製剤製造装置1は、濃縮排出用二方弁16を閉状態に切り替えて上流側仮回収用三方弁42を開状態に切り替えて濃縮供給ポンプ12によって仮回収バッグ41から中空糸膜15aの内部に血小板が含まれる洗浄液を供給する。この際、洗浄液に含まれる血小板は、中空糸膜15aに捕捉されてその内部に堆積する。
工程K330において、血小板製剤製造装置1は、上流側仮回収用三方弁42を閉状態に切り替えて濃縮供給ポンプ12によって洗浄液バッグ19から中空糸膜15aの内部に洗浄液を供給する。これにより、中空糸膜15aの内部に堆積された血小板は、洗浄液によって再洗浄される。血小板に付着していたタンパク質等の不純物は、中空糸膜15aの外部に排出され、濃縮用筐体内の洗浄液とともに廃液バッグ27に排出される。このようにして、血小板製剤製造装置1は、任意の回数だけ血小板を洗浄する。
また、本発明に係る血小板製剤の製造方法において、濃縮工程によって回収した血小板が含まれる回収液を分離工程と同様の工程によって回収した回収液中に残留している巨核球を再分離する工程を更に含めてもよい。
次に、図13を用いて、本発明に係る血小板製剤製造装置1における第二実施形態である血小板製剤製造装置40の制御態様について具体的に説明する。なお、以下の実施形態において、血小板を複数回洗浄する濃縮工程制御BのステップS361からステップS363まで以外の構成は既に説明した構成と同一の構成であるため、同様の点に関してはその具体的説明を省略し、相違する部分を中心に説明する。
図13に示すように、ステップS360において、制御装置30は、濃縮ユニット用三方弁23を所定時間だけ開状態に切り替えて洗浄液バッグ19から濃縮ユニット13の中空糸膜15aの内部に洗浄液を所定量だけ供給し、ステップをステップS361に移行させる。
ステップS361において、制御装置30は、濃縮排出用二方弁16と下流側仮回収用三方弁43とを開状態に切り替えて洗浄液バッグ19から濃縮ユニット13の中空糸膜15aの内部に洗浄液を所定量だけ供給して仮回収バッグ41に血小板が含まれる洗浄液を回収し、ステップをステップS362に移行させる。
ステップS362において、制御装置30は、濃縮排出用二方弁16を閉状態に切り替えて上流側仮回収用三方弁42を開状態に切り替えて仮回収バッグ41から濃縮ユニット13の濃縮ユニット13の中空糸膜15aの内部に血小板が含まれる洗浄液を供給し、ステップをステップS363に移行させる。
ステップS363において、制御装置30は、濃縮ユニット用三方弁23を開状態に切り替えて上流側仮回収用三方弁42を閉状態に切り替えて洗浄液バッグ19から濃縮ユニット13の中空糸膜15aの内部に洗浄液を所定量だけ供給し、ステップをステップS370に移行させる。
ステップS370において、制御装置30は、濃縮ユニット用三方弁23を閉状態に切り替え、空気用三方弁10と濃縮筐体用三方弁17とを開状態に切り替えて外部からエアフィルタ11aを介して濃縮ユニット13の中空糸膜15aの外部に空気を供給し、ステップをステップS380に移行させる。
このように構成することで、分離工程において、巨核球と血小板とが含まれる培養液中から血小板を分離するとともに、巨核球に外力を加えることで更に血小板が産生される。さらに、洗浄液を分離ユニット5内に供給することで血小板を含んだ培養液が分離ユニット5内から効率的に排出される。また、濃縮工程において、培養液中の血小板が濃縮されるとともに、血小板に付着している不純物が除去される。さらに、濃縮ユニット13の中空糸膜15aの内部に回収液を供給した後に空気による押し出し行うことで中空糸膜15aの内部から血小板が効率的に排出される。また、供給量調整工程において、濃縮ユニット13における培養液の処理量に対する分離ユニット5における培養液の処理量との差が分離回収バッグ8によって吸収される。加えて、分離回収バッグ8の貯留量に基づいて分離ユニット5の稼働状態が制御される。つまり、分離工程における巨核球やタンパク質等の不純物の除去と濃縮工程における血小板の濃縮とが並行して連動するように行われる。これにより、巨核球と血小板とが含まれる培養液から効率的に血小板のみを回収、濃縮および洗浄することができる。つまり、血小板の製造効率が向上し、求められる基準を満たした血小板製剤を製造することができる。
以下では、図14を用いて、本発明に係る血小板分離装置の第三実施形態における血小板製剤製造装置50について説明する。なお、以下の実施形態において、既に説明した実施形態と同様の点に関してはその具体的説明を省略し、相違する部分を中心に説明する。
図14に示すように、血小板製剤製造装置50は、濃縮ユニット13に加えて濃縮ユニット51を具備している。
血小板製剤製造装置50の培養液を分離する構成は、前述の第一実施形態にかかる血小板製剤製造装置1の構成と同一である。
血小板製剤製造装置50は、分離回収バッグ8に2つの濃縮ユニット13・51が濃縮系流路9を介して接続されている。濃縮ユニット13・51には、濃縮回収バッグ29が接続されている。つまり、血小板製剤製造装置50は、一の分離ユニット5によって処理された培養液を2つの濃縮ユニット13・51が処理するように構成されている。
このように構成することで、血小板製剤製造装置50は、複数の濃縮ユニット13・51における培養液の処理量に対する分離ユニット5における培養液の処理量との差を二つの濃縮ユニット13・51が作動することによって吸収される。加えて、分離回収バッグ8の貯留量に基づいて分離ユニット5の稼働状態が制御される。つまり、分離工程における巨核球やタンパク質等の不純物の除去と濃縮工程における血小板の濃縮とが並行して連動するように行われる。これにより、巨核球と血小板とが含まれる培養液から効率的に血小板のみを回収、濃縮および洗浄することができる。つまり、血小板の製造効率が向上し、求められる基準を満たした血小板製剤を製造することができる。
1 血小板製剤製造装置
5 分離ユニット
7 分離膜
8 分離回収バッグ
13 濃縮ユニット
15 中空糸膜モジュール
5 分離ユニット
7 分離膜
8 分離回収バッグ
13 濃縮ユニット
15 中空糸膜モジュール
Claims (10)
- 液体中にある分離部材に巨核球と血小板とが含まれる液体を通過させ、分離部材により巨核球を捕捉して巨核球と血小板とを分離する分離工程と、液体中にある濃縮部材に分離工程で分離した血小板が含まれる液体を通過させ、濃縮部材により血小板を捕捉した後に回収用の液体で捕捉した血小板を回収することで単位体積中に含まれる血小板数を増加させる濃縮工程と、濃縮工程に供給する血小板が含まれる液体の量を調整する供給量調整工程と、からなる血小板製剤の製造方法。
- 前記分離工程において、前記分離部材により巨核球を捕捉して巨核球と血小板とを分離するとともに巨核球に液体の流れによる外力を加えて巨核球から血小板を産生させる請求項1に記載の血小板製剤の製造方法。
- 前記分離工程において、巨核球と血小板とが含まれる液体の供給が完了した後に液体を供給して前記分離部材を通過していない巨核球と血小板とが含まれる液体を分離部材に通過させる請求項1または請求項2に記載の血小板製剤の製造方法。
- 前記濃縮工程において、前記濃縮部材である中空糸膜の内部に分離した血小板が含まれる液体を供給し、中空糸膜によって血小板を捕捉した後に液体を中空糸膜の内部に供給して捕捉した血小板を洗浄する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の血小板製剤の製造方法。
- 前記濃縮工程において、前記濃縮部材である中空糸膜の内部に分離した血小板が含まれる液体を供給し、中空糸膜によって血小板を捕捉した後に液体を中空糸膜の内部に供給して捕捉した血小板を回収する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の血小板製剤の製造方法。
- 前記濃縮工程において、中空糸膜の外部の液体を排出した状態で中空糸膜の内部に液体を供給することによって捕捉した血小板を回収し、更に中空糸膜の内部に空気を供給して残留している血小板を回収する請求項4または請求項5に記載の血小板製剤の製造方法。
- 前記濃縮工程によって単位体積中に含まれる血小板数を増加させた液体を液体中にある再分離部材に通過させることによって残留している巨核球を捕捉して巨核球と血小板とを分離する再分離工程をさらに実施する請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の血小板製剤の製造方法。
- 前記供給量調整工程によって濃縮工程に供給する血小板が含まれる液体の量を調整し、前記分離工程と前記濃縮工程とを並行して実施する請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の血小板製剤の製造方法。
- 液体中に巨核球を捕捉可能な分離部材が設けられ、液体中に供給された巨核球と血小板とが含まれる液体を分離部材に通過させることで巨核球を捕捉して巨核球と血小板とを分離する分離手段と、
巨核球と血小板とが含まれる液体および血小板を回収する液体を分離手段に供給する分離供給手段と、
液体中に血小板を捕捉可能な濃縮部材である中空糸膜が設けられ、液体に供給された血小板が含まれる液体を中空糸膜の内部に通過させることで血小板を捕捉して血小板数を増加させる濃縮手段と、
血小板数を増加させた液体、血小板を洗浄する液体および血小板を回収する液体を中空糸膜の内部に供給する濃縮供給手段と、
分離手段と濃縮手段とに接続され、分離手段から回収した血小板が含まれる液の量と濃縮手段の稼働状態から濃縮手段に供給する血小板が含まれる液の量を調整する供給量調整手段と、からなる血小板製剤の製造装置。 - 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の血小板製剤の製造方法または請求項9に記載の血小板製剤の製造装置で製造された血小板製剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015072792A JP2016190824A (ja) | 2015-03-31 | 2015-03-31 | 血小板製剤の製造方法および製造装置、およびこの製造方法またはこの製造装置で製造された血小板製剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015072792A JP2016190824A (ja) | 2015-03-31 | 2015-03-31 | 血小板製剤の製造方法および製造装置、およびこの製造方法またはこの製造装置で製造された血小板製剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2016190824A true JP2016190824A (ja) | 2016-11-10 |
Family
ID=57246424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2015072792A Pending JP2016190824A (ja) | 2015-03-31 | 2015-03-31 | 血小板製剤の製造方法および製造装置、およびこの製造方法またはこの製造装置で製造された血小板製剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2016190824A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018062073A1 (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | 東レ株式会社 | 培養血小板濃縮モジュールおよびそれを用いた血小板製剤の製造方法 |
| WO2018169060A1 (ja) * | 2017-03-16 | 2018-09-20 | 富士フイルム株式会社 | 巨核球と血小板とを分離する方法および血小板分離キット |
-
2015
- 2015-03-31 JP JP2015072792A patent/JP2016190824A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018062073A1 (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | 東レ株式会社 | 培養血小板濃縮モジュールおよびそれを用いた血小板製剤の製造方法 |
| US11155785B2 (en) | 2016-09-30 | 2021-10-26 | Toray Industries, Inc. | Incubated platelet concentration module and method for producing platelet preparation using same |
| WO2018169060A1 (ja) * | 2017-03-16 | 2018-09-20 | 富士フイルム株式会社 | 巨核球と血小板とを分離する方法および血小板分離キット |
| JPWO2018169060A1 (ja) * | 2017-03-16 | 2020-01-16 | 富士フイルム株式会社 | 巨核球と血小板とを分離する方法および血小板分離キット |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6913094B2 (ja) | 細胞分離器具およびそれを使用する方法 | |
| JP2010531142A5 (ja) | ||
| JP2000083649A (ja) | 細胞分離・回収装置および細胞の分離・回収方法 | |
| JP2015500031A (ja) | 脂肪組織から非脂肪細胞を分離するための方法および装置 | |
| CN104111190A (zh) | 一种双螺旋微流控芯片 | |
| JP2020535840A (ja) | 細胞濃縮にクロスフローろ過を利用するためのシステム | |
| JP6707031B2 (ja) | 細胞分離材および細胞分離方法 | |
| CN102205154A (zh) | 血液处理过滤器及采用该血液处理过滤器的血液过滤方法 | |
| JP2012035004A (ja) | 細胞濃縮装置 | |
| JP2016190824A (ja) | 血小板製剤の製造方法および製造装置、およびこの製造方法またはこの製造装置で製造された血小板製剤 | |
| WO2020039677A1 (ja) | 濾過装置及び濾過方法 | |
| JP6516006B2 (ja) | 濾過装置及び濾過方法 | |
| JP2018070519A (ja) | 細胞製剤の製造方法および製造装置並びにこの製造装置で製造された細胞製剤 | |
| JP2023548714A (ja) | 異なる混合物から成分を連続的に分離するための自動遠心分離装置および方法 | |
| US20210047605A1 (en) | Control systems and methods for automated clarification of cell culture with high solids content | |
| CN214974923U (zh) | 一种用于血液分离的管路系统 | |
| WO2019009044A1 (ja) | 濃縮装置 | |
| US12233192B2 (en) | Cell washing apparatus | |
| JP2012080821A (ja) | 血液中の有核細胞成分濃縮方法 | |
| CN208933346U (zh) | 一种微藻细胞的采收装置 | |
| JP6669230B2 (ja) | 濾過装置及び濾過方法 | |
| JP2003202334A (ja) | 細胞診断用検体、その調製方法及び装置 | |
| US10232104B2 (en) | Cell filter separation system | |
| TWI884585B (zh) | 往復式濃縮系統 | |
| CN216092593U (zh) | 一种用于过滤无机盐和有机杂质的装置 |