JP2016188197A - 放射性医薬組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 18F標識化合物を有効成分とする放射性医薬品において、当該有効成分の純度低下を抑制した放射性医薬組成物を提供する。
【解決手段】放射性医薬組成物に安定化有効量のベンジルアルコールを配合する。
【選択図】なし

Description

本発明は、18F標識化合物を有効成分とする放射性医薬組成物に関する。
核医学検査には、ポジトロンの対消滅により発生する正反対の2方向に放出される放射線を検出してRIの分布を3次元的に画像化するPET検査がある。PET検査用の核種である18Fの半減期は109.7分であることから、デリバリーにより提供される18F放射性医薬品は、検査が実施される施設までの配送時間を考慮して検査時点で適切な放射能となるよう製造される。例えば、施設への配送時間を考慮して検査予定時刻までに4時間かかる場合には、およそ二半減期ぶんの放射能減衰を見込み、検査予定放射能の4倍の放射能で製品を製造することとなる。ここで問題となるのは、放射線による有効成分の純度低下であり、これは特に製造時に多くの放射能量を必要とする短い半減期を有する18F放射性医薬品で深刻である。
放射線による有効成分の純度低下は、水の放射線分解により引き起こされる。放射線が水中に入射するとその飛跡に沿って水分子と相互作用を起こし、反応活性種であるイオン、ラジカルや励起分子などの集合体であるスプール(spur)を発生させる。このスプールは、SPECT検査用の核種である相互作用の弱いガンマ線放出核種よりも、PET検査用の核種である相互作用の強いベータ線核種で高密度に形成される。18Fにおいては水中での最大飛程は2.4mmであり、その放出ベータ線のエネルギー(最大エネルギー633keV)の大部分を製剤中で失ってしまうと考えられる。この点でも18F放射性医薬品の純度低下の問題は深刻である。
このような背景から、18F放射性医薬品を放射線分解の影響から防護するため種々の安定化剤が検討されている。特に、悪性腫瘍の診断に用いられる2−[18F]−フルオロ−2−デオキシ−D−グルコース(以下、「18F−FDG」という。)について、複数の安定化剤が検討されている。例えば、特許文献1には、放射線分解を抑制するため糖又は糖アルコールを有効量配合した18F−FDGを有効成分とする放射性画像診断剤が開示されている。また、特許文献2には、ゲンチシン酸又はカチオンとのその塩を有効安定化量配合した18F−FDG製剤が開示されている。さらに、特許文献3には、有効安定化量のエチルアルコールを含む18F−FDG水溶液が開示されている。
国際公開第2006/134822号 特表2011−503239号公報 特表2006−505610号公報
しかし、エチルアルコールは医薬品の添加物としては認められるものの、副作用リスクを考慮するとその添加は望ましいものではない。また、ゲンチシン酸又はカチオンとのその塩は日本においては医薬品の添加物として認められていない。また、糖又は糖アルコール並びにゲンチシン酸又はカチオンとのその塩はいずれも固体として取り扱うことから、放射性医薬品の製造時には秤量して溶媒で溶解させることが必要となるが、できる限り短時間での調製が必要である放射性医薬品の製造においては、このような作業でさえ簡略にすべきである。
従って、本発明の課題は、より安全に短時間で調製できる、安定な18F放射性化合物を含有する医薬品を提供することにある。
そこで本発明者は、18F放射性化合物の安定化剤について安全性及び短時間での調製性等を考慮して検討した結果、ベンジルアルコールを一定の量配合することにより、18F放射性化合物の純度低下が抑制され、安全かつ短時間で安定な放射性医薬品が得られることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、次の〔1〕〜〔6〕を提供するものである。
〔1〕有効成分としての18F標識化合物に、安定化有効量のベンジルアルコールを配合してなる放射性医薬組成物。
〔2〕18F標識化合物が、次の化合物から選ばれるものである〔1〕に記載の放射性医薬組成物。
Figure 2016188197
〔3〕18F標識化合物が、18F−FDGである〔1〕又は〔2〕に記載の放射性医薬組成物。
〔4〕18F標識化合物が、185〜37000MBq/mLの放射能濃度で含まれている〔1〕乃至〔3〕のいずれかに記載の放射性医薬組成物。
〔5〕ベンジルアルコールが、0.2〜16(mg/mL)/(GBq/mL)含まれている〔1〕乃至〔4〕のいずれかに記載の放射性医薬組成物。
〔6〕18F標識化合物が、無担体である〔1〕乃至〔5〕のいずれかに記載の放射性医薬組成物。
本発明の放射性医薬組成物は、有効成分である18F標識化合物の放射線分解による純度低下を抑制することができる。また、本発明の放射性医薬組成物は、安全性が高く、短時間で調製可能である。
以下、本発明を詳細に説明する。
18F標識化合物は、PET検査に用いるための放射性医薬品の有効成分として適した化合物であって、18F原子で標識された化合物を意味する。典型的には18F原子で標識された有機化合物が挙げられ、例えば、次に示す化合物が挙げられる。
Figure 2016188197
本発明の好ましい態様では18F標識化合物は18F−FDG、18F−florbetaben、18F−florbetapir、18F−flutemetamol及び18F−NAV4694から選ばれる化合物であり、18F−FDG及び18F−florbetapirから選ばれる化合物がさらに好ましく、18F−FDGが特に好ましい。
18F標識化合物の放射能濃度は、その診断目的を達成できる濃度である限り特に限定されるものではないが、より遠隔の施設へ配送するときにはその濃度を高濃度とすることが必要となる。放射能濃度は、185〜37000MBq/mLの範囲であることが好ましく、370〜11100MBq/mLの範囲であることがさらに好ましく、700〜3700MBq/mLの範囲であることが特に好ましい。なお、MBq/mLなる単位で表わされる数値は放射能の減衰とともに変化するため、その数値には時間の特定が必要となるが、ここでは、調製時点での値を意味するものとする。具体的に例示すると、1000MBq/mLとは、調製時に1000MBq/mLであって、その調製した溶液である限り1半減期後の約500MBq/mLをも意味するものとして解釈する。一方、1000MBq/mLとは、調製時に2000MBq/mLの溶液が1半減期後には約1000MBq/mLとなるが、これを意味しない。
本発明で安定化剤として配合される化合物は、ベンジルアルコールである。ベンジルアルコールは、常温常圧で液体であるから、放射性医薬品の調製を短時間で行うことができる。また、ベンジルアルコールは毒性が低く安全性も高い。
ベンジルアルコールは、SPECT製剤である99mTc製剤(特開2008−31048号公報、再公表2007−111020号公報)、123I製剤(再公表2001−7427号公報)の安定化剤として知られているが、半減期の短い18F放射性化合物に対して安定化作用を有するか否かについては全く知られていなかった。
ベンジルアルコールの安定化有効量は、18F標識化合物の放射線分解を抑制するのに有効な量以上であることを意味し、ベンジルアルコールを添加しない製剤と比較したときに放射線分解の抑制が認められる量であることを意味する。ベンジルアルコールの含有量は、安定化有効量以上である限り特に限定されるものではないが、0.04(mg/mL)/(GBq/mL)以上であることが好ましく、0.20(mg/mL)/(GBq/mL)以上であることがより好ましく、0.5(mg/mL)/(GBq/mL)以上であることがさらに好ましく、0.80(mg/mL)/(GBq/mL)以上であることが特に好ましい。また、ベンジルアルコール含有量の上限は、16(mg/mL)/(GBq/mL)以下が好ましく、10(mg/mL)/(GBq/mL)以下がより好ましく、8(mg/mL)/(GBq/mL)以下がさらに好ましい。より具体的には、0.2〜16(mg/mL)/(GBq/mL)がより好ましく、0.2〜10(mg/mL)/(GBq/mL)がさらに好ましく、0.5〜10(mg/mL)/(GBq/mL)がさらに好ましく、0.8〜8(mg/mL)/(GBq/mL)が特に好ましい。
ここで、(mg/mL)/(GBq/mL)とは、放射能濃度1GBq/mLあたりの質量濃度を意味する。なお、この単位は放射能を要素に含むため、ある値で調製された溶液のその数値は放射能の減衰とともに増大することとなる。つまりその数値には時間の特定が必要となるが、ここでは、調製時点での値を意味するものとする。具体的に例示すると、1.0(mg/mL)/(GBq/mL)とは、調製時に1.0(mg/mL)/(GBq/mL)であって、その調製した溶液である限り1半減期後の約2.0(mg/mL)/(GBq/mL)をも意味するものとして解釈する。一方、1.0(mg/mL)/(GBq/mL)とは、調製時に0.5(mg/mL)/(GBq/mL)の溶液が1半減期後には約1.0(mg/mL)/(GBq/mL)となるが、これを意味しない。
本発明の放射性医薬組成物は、18F標識化合物と必要量のベンジルアルコールを混合することにより得られる。混合の方法は、最終的に必要量のベンジルアルコールが配合されている限りにおいて特に限定されるものではない。例えば、予め高濃度の18F標識化合物とベンジルアルコールをそれぞれ調製しておき、目的濃度になるよう適宜割合を調整して混合すれば良い。また、18F標識化合物の精製時にベンジルアルコールを共存させておき、製品の濃度を調整する際に不足分のベンジルアルコールを添加して濃度調整を行うことも可能である。
放射性医薬組成物は、追加の成分を適宜混合しても良い。添加物としては、例えば、賦形剤、界面活性剤、pH調整剤、等張化剤をさらに含むことができる。賦形剤としては、エリスリトール、マンニトール、キシリトール及びソルビトールなどの糖アルコール類;白糖、粉糖、乳糖及びブドウ糖などの糖類;α−シクロデキストリン、β−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリン、ヒドロキシプロピルβ−シクロデキストリン及びスルホブチルエーテルβ−シクロデキストリンナトリウムなどのシクロデキストリン類;結晶セルロース及び微結晶セルロースなどのセルロース類;並びにトウモロコシデンプン、バレイショデンプン及びアルファー化デンプンなどのでんぷん類などが挙げられる。界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム、スルホコハク酸ジオクチルナトリウム、ポリソルベート及びポリオキシエチレン硬化ヒマシ油が挙げられる。pH調整剤としては、トリシン緩衝液、リン酸緩衝液、クエン酸緩衝液、酢酸緩衝液、トリス緩衝液、炭酸緩衝液などが挙げられる。等張化剤としては、塩化ナトリウム、ブドウ糖、マンニトール、グリセリンなどが挙げられる。これらの添加物は、いずれか一種または二種以上を組み合わせても良い。配合量は特に限定されず、それぞれの目的に応じ、その効果が充分に発現されるよう適宜配合すれば良い。
また、放射性医薬品には担体及び無担体という概念がある。担体とは、有効成分と同じ化学構造ではあるが標識に使用する同位体が放射性同位体ではなく非放射性同位体である化合物をいう。無担体とは、この担体を含まない状態をいい、キャリアーフリーとも呼ばれる。担体を含む場合には、通常、有効成分より桁違いの量で多く含まれる担体が放射線分解の影響にさらされることとなり、そのぶん有効成分の純度低下が抑制される。このため、無担体の放射性医薬品の製剤設計はさらに困難となる。本発明の放射性医薬品は、無担体であるのが好ましい。
次に、比較例及び実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は、これらに限定されるものではない。
18F−FDGの合成
18F−FDGは、おかやまメディカルイノベーションセンターにて、18FDG合成装置F200(住友重機械工業製)を用いて製造した。18F−FDGは放射能濃度3.125GBq/mL又は4.375GBq/mLの水溶液として合成され、これを18F−FDG原液とした。
被験物質の調整
被験物質は、設定した放射能濃度及び安定化剤濃度にするため、18F−FDG原液と予め調製しておいた目的安定化剤濃度より高濃度の安定化剤溶液とを適量混合することで調整した。
安定性試験
安定性試験は、18F−FDGを用いて調製した被験物質について、製造直後及びこれを20〜25℃で保管した保管後の2時点において下記条件でのTLC分析により行った。
TLC条件
TLCプレート:Silica Gel 60 F254(Merck社製)
展開溶媒:アセトニトリル/水=19:1
スポット量:5μL
検出器:フルオロ・イメージアナライザー FLA−7000(富士フイルム社製)
評価は、100から18F−FDGピークの面積百分率(%)を差し引いた値を放射化学的異物(%)として求め、保管後の放射化学的異物(%)から製造直後の放射化学的異物(%)を差し引いた値を放射化学的異物増加量(%)として算出することで安定化効果の指標とした。
比較例1及び2並びに実施例1〜4
ベンジルアルコールの安定化効果を確認するため、表1記載の放射能濃度及び安定化剤濃度となるよう被験物質を調整し、それぞれ24時間保管した。また、対照として安定化剤を添加しない被験物質(比較例1)及び比較としてアスコルビン酸を用いた被験物質(比較例2)も調整し、それぞれ24時間保管した。ただし、比較例2及び実施例1〜4は同一の日付に製造した18F−FDG原液ではなく、実験日が異なる。比較例1はこれらの被験物質を評価するたびに対照としたことから複数のデータがあり、結果は平均値及び標準偏差として示す。なお、被験物質の媒体は0.9w/v%の塩化ナトリウム溶液となるよう塩化ナトリウムを添加しているが、アスコルビン酸を用いた被験物質だけは、アスコルビン酸の添加によるpHのずれを補正するため、媒体として注射用水を用いpH調整剤として46mgの炭酸水素ナトリウムを添加した。
Figure 2016188197
結果を表2に示す。
安定化剤を添加しないものは時間経過により放射化学的異物が増加するのに対し、安定化剤を添加したものは放射化学的異物の増加を抑制し得る。ただし、アスコルビン酸については、製造24時間後に不溶性異物及び着色(黄色)が確認された。放射化学的異物の増加はみられないことから、アスコルビン酸自体の化学変化によるものと考えられる。このような性状の変化は放射性医薬品としては不適である。ベンジルアルコールについては、性状に変化なくいずれの条件においても優れた安定化効果を示した。ここで、ベンジルアルコール5.0mg/mLは、2(mg/mL)/(GBq/mL)である。
Figure 2016188197
比較例3及び実施例5〜9
安定化効果におけるベンジルアルコールの濃度依存性を確認するため、ベンジルアルコールの濃度を、0.500mg/mL(実施例5)を最大として順次2/3ずつ低濃度化した0.333mg/mL(実施例6)、0.222mg/mL(実施例7)、0.148mg/mL(実施例8)、0.099mg/mL(実施例9)に設定して被験物質を調整し、それぞれ22時間保管した。また、対照として安定化剤を添加しない被験物質(比較例3)も準備し、22時間保管した。なお、媒体には注射用水を用い、被験物質の放射能濃度は2500MBq/mL、被験物質の容量は1.0mLとした。製造直後時点での放射化学的異物(%)のデータは、安定化剤未添加のデータで代表した。ここで、ベンジルアルコール0.5mg/mLは、0.2(mg/mL)/(GBq/mL)である。
結果を表3に示す。
この放射能濃度で充分な安定化効果を得るには、ベンジルアルコールの濃度0.500mg/mLが必要と考えられた。これより低い濃度では安定化効果はみられるものの、その濃度低下に従って安定化効果は弱くなる傾向が確認された。
Figure 2016188197
比較例4〜7及び実施例10
ベンジルアルコールの安定化効果を他の安定化剤と比較するため、ベンジルアルコール(実施例10)に加え、他の安定化剤として、ゲンチジン酸(比較例5)、マンニトール(比較例6)及びエタノール(比較例7)を設定し、ベンジルアルコールにて充分な効果が確認された0.500mg/mLと同じ物質量濃度(4.62μmoL/mL)となるように被験物質を調整し、それぞれ21時間保管した。また、対照として安定化剤を添加しない被験物質(比較例4)も準備し、21時間保管した。なお、媒体には注射用水を用い、被験物質の放射能濃度は2500MBq/mL、被験物質の容量は1.0mLとした。製造直後時点での放射化学的異物(%)のデータは、安定化剤未添加のデータで代表した。
結果を表4に示す。
ベンジルアルコールの安定化効果は再現され、ゲンチジン酸にも充分な安定化効果があることが確認された。しかしながら、21時間後のゲンチジン酸の被験物質には淡い茶色への着色が確認された。同濃度のマンニトール及びエタノールでは、安定化効果はみられるものの、ベンジルアルコールほどの効果は確認できなかった。
Figure 2016188197
本発明の放射性医薬組成物は、18F標識化合物の純度低下を抑制し得るため、18F標識化合物を有効成分とする放射性医薬品に有用である。

Claims (6)

  1. 有効成分としての18F標識化合物に、安定化有効量のベンジルアルコールを配合してなる放射性医薬組成物。
  2. 18F標識化合物が、次の化合物から選ばれるものである請求項1に記載の放射性医薬組成物。
    Figure 2016188197
  3. 18F標識化合物が、18F−FDGである請求項1又は2に記載の放射性医薬組成物。
  4. 18F標識化合物が、185〜37000MBq/mLの放射能濃度で含まれている請求項1〜3のいずれか1項に記載の放射性医薬組成物。
  5. ベンジルアルコールが、0.2〜16(mg/mL)/(GBq/mL)含まれている請求項1〜4のいずれか1項に記載の放射性医薬組成物。
  6. 18F標識化合物が、無担体である請求項1〜5のいずれか1項に記載の放射性医薬組成物。
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