JP2016186996A - 固定抵抗器の耐硫化性評価方法および固定抵抗器の耐硫化性評価装置 - Google Patents

固定抵抗器の耐硫化性評価方法および固定抵抗器の耐硫化性評価装置 Download PDF

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和幸 須藤
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Abstract

【課題】固定抵抗器の耐硫化性を容易に評価することができる、固定抵抗器の耐硫化性評価方法および固定抵抗器の耐硫化性評価装置を提供する。【解決手段】密閉されている内部空間を有し、内部空間に固定抵抗器20と硫黄華30とが配置されている密閉容器11を準備する工程と、密閉容器11の内部空間の雰囲気を90℃以上110℃以下の加熱温度で加熱した状態において固定抵抗器20の抵抗値を測定する工程とを備える。【選択図】図4

Description

固定抵抗器の耐硫化性評価方法および固定抵抗器の耐硫化性評価装置に関し、特に固定抵抗器の耐硫化性を容易に評価可能な固定抵抗器の耐硫化性評価方法および固定抵抗器の耐硫化性評価装置に関する。
固定抵抗器(チップ抵抗器、以下同じ)は、一般に、絶縁基板と、該絶縁基板上に形成されている抵抗体と、互いに間隔を隔てて該抵抗体と接続されている2つの内部電極と、各内部電極とそれぞれ中間電極を介して接続されている2つの外部電極と、抵抗体および2つの内部電極の各一部を覆うように形成されている保護膜とを備えている。内部電極を構成する材料には、一般的に銀(Ag)が採用されている。中間電極および外部電極を構成する材料には、一般的にニッケル(Ni)が採用されている。中間電極および外部電極は、一般的に錫めっきが施されている。保護膜を構成する材料には、一般的にエポキシ樹脂やガラスが採用されている。
一般的な固定抵抗器において、保護膜は内部電極上において外部電極および中間電極と接している。この外部電極と保護膜との間および中間電極と保護膜との間に隙間が形成され、該隙間に侵入した硫黄により内部電極中のAgが硫化されて硫化銀が形成されることにより、内部電極が高抵抗化したり断線したりするといった問題があった(特開2008−72152号公報参照)。
現在、このような硫化に伴う異常に対し固定抵抗器の耐性(耐硫化性)を評価する方法について、何等かの規格が存在しているわけではない。固定抵抗器の耐硫化性評価方法は、固定抵抗器の製造者が独自に設定した評価規格に則って開発され、実施されている(たとえば、特開2008−72152号公報および特開2009−43883号公報参照)。
特開2008−72152号公報 特開2009−43883号公報
しかしながら、上述した固定抵抗器の耐硫化性評価方法では、硫化に伴う異常発生の検出率が数%と低く、かつ耐硫化性の評価に数千時間が必要となる。また、硫化水素ガスを用いた耐硫化性評価試験を実施する前に熱衝撃試験が必要となる。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものである。本発明の主たる目的は、固定抵抗器の耐硫化性を容易に評価することができる、固定抵抗器の耐硫化性評価方法および固定抵抗器の耐硫化性評価装置を提供することにある。
本発明に従った固定抵抗器の耐硫化性評価方法は、密閉されている内部空間を有し、前記内部空間に固定抵抗器と硫黄華とが配置されている密閉容器を準備する工程と、前記密閉容器の前記内部空間の雰囲気を90℃以上110℃以下の加熱温度で加熱した状態において前記固定抵抗器の抵抗値を測定する工程とを備える。
本発明によれば、硫黄華を用いることにより、熱衝撃試験などを行う必要があった従来の固定抵抗器の耐硫化性評価方法および耐硫化性評価装置と比べて、固定抵抗器の外部から内部電極まで達する隙間を容易にかつ短時間に形成することができ、内部電極の硫化を促進することができる。そのため、固定抵抗器の耐硫化性を容易に評価することができる、固定抵抗器の耐硫化性評価方法および固定抵抗器の耐硫化性評価装置を提供することができる。
固定抵抗器を説明するための断面図である。 実施の形態1に係る固定抵抗器の耐硫化性評価方法における評価基板を説明するための図である。 図2中の線分III−IIIから見た断面図である。 実施の形態1に係る固定抵抗器の耐硫化性評価装置を説明するための断面図である。 実施の形態1に係る固定抵抗器の耐硫化性評価方法のフローチャートである。 同種の固定抵抗器に対し、実施の形態1に係る固定抵抗器の耐硫化性評価方法および固定抵抗器の耐硫化性評価装置を用いたときの耐硫化性評価結果と、従来の固定抵抗器の耐硫化性評価方法および固定抵抗器の耐硫化性評価装置を用いたときの耐硫化性評価結果とを示すグラフである。 実施の形態2に係る固定抵抗器の耐硫化性評価装置を説明するための断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰返さない。
(実施の形態1)
はじめに、図1を参照して、実施の形態1に係る固定抵抗器の耐硫化性評価方法および固定抵抗器の耐硫化性評価装置により評価される固定抵抗器20について説明する。図1は、固定抵抗器20の断面図である。
固定抵抗器20は、絶縁基板1と、抵抗層2と、抵抗層2を挟んでそれぞれ2つずつ形成されている内部電極3、外部電極4および中間電極5と、保護膜6とを有する。
絶縁基板1は、第1の主面1Aと第1の主面1Aの反対側に位置する第2の主面1Bとを有する。絶縁基板1を構成する材料は、電気的絶縁性を有する任意の材料であればよいが、たとえばアルミナ(Al)である。
抵抗層2は、第1の主面1A上に形成されている。抵抗層2を構成する材料は、内部電極3、外部電極4および中間電極5を構成する材料よりも電気抵抗率が高い任意の材料であればよいが、たとえば酸化ルテニウム系ペーストまたは銀パラジウム合金系ペーストである。
2つの内部電極3、2つの外部電極4、および2つの中間電極5は、それぞれの一方端部が第1の主面1A上において所定の方向に互いに間隔を隔てて配置され、それぞれの他方端部が第2の主面1B上において該所定の方向に互いに間隔を隔てて配置されるように形成されている。内部電極3の各一方端部は、抵抗層2上に形成されており、抵抗層2と接続されている。外部電極4および中間電極5の各一方端部は第1の主面1A上において内部電極3上に形成されており、外部電極4および中間電極5の各他方端部は第2の主面1B上において内部電極3上に形成されている。内部電極3を構成する材料は、高い導電性を有する材料であればよいが、好ましくは銀である。外部電極4および中間電極5を構成する材料は、高い導電性および機械的強度を有する任意の材料であればよいが、たとえば錫めっきを施したニッケルである。
保護膜6は、抵抗層2および内部電極3において抵抗層2と接続されている一部分(内部電極3の一方端部を含む)を覆うように形成されている。保護膜6を構成する材料は、たとえばエポキシ樹脂またはガラスである。保護膜6は、抵抗層2、内部電極3および外部電極4と接している。言い換えると、抵抗層2と保護膜6との界面、内部電極3と保護膜6との界面、および外部電極4と保護膜6との界面は、連なるように形成されている。なお、保護膜6は、中間電極5と接していてもよく、中間電極5と保護膜6との界面が内部電極3と保護膜6との界面と外部電極4と保護膜6との界面との間に形成されていてもよい。
次に、図2および図3を参照して、実施の形態1に係る固定抵抗器の耐硫化性評価方法における評価基板25を説明する。評価基板25は、固定抵抗器の耐硫化性評価方法において固定抵抗器20の抵抗値を測定するためのものである。具体的には、評価基板25は、プリント基板21の一方の主面上に互いに間隔を隔てて形成されている2つのプリント配線22に、固定抵抗器20の2つの外部電極4がそれぞれはんだ23によって接続し固定されることによって構成されている。プリント配線22は、それぞれ一方の端部が固定抵抗器20と接続されており、他方の端部が後述する耐硫化性評価装置10における配線17に接続可能に設けられている。
次に、図4を参照して、実施の形態1に係る固定抵抗器の耐硫化性評価装置10について説明する。耐硫化性評価装置10は、密閉容器11と、加熱部12と、測定部13とを主に備える。
密閉容器11は、密閉可能に設けられている内部空間を有し、該内部空間に固定抵抗器20と硫黄華30とを配置可能に設けられている。硫黄華30は、硫黄ガスを冷却することで得られる昇華硫黄である。
具体的には、密閉容器11の内部空間には、試料支持台14が配置されている。試料支持台14は、密閉容器11の内部空間に面している底面から所定の距離だけ上方に間隔を隔てた位置に評価基板25を配置可能に設けられている。試料支持台14上には、たとえば評価基板25が配置されたときに、評価基板25のプリント配線22と後述する配線17とを電気的に接続する回路(図示しない)が形成されていてもよい。言い換えると、試料支持台14上には、配線17と電気的に接続されており、かつ固定抵抗器20が配置されたときにプリント配線22と電気的に接続される回路が形成されていてもよい。試料支持台14の下方(試料支持台14と密閉容器11の底面との間)には、硫黄華30を収容している収容器15が設けられている。
収容器15は、たとえば密閉容器11の内部空間の体積1L当たり0.1g以上5.0g以下の硫黄華30を収容している。硫黄華30が密閉容器11の内部空間の体積1L当たり0.1g未満である場合、硫黄華30を用いることによる効果が低減する。また、硫黄華30が密閉容器11の内部空間の体積1L当たり5.0g超えである場合、硫黄華30を用いることによる効果が低減する。
収容器15は、たとえば固定抵抗器20に向かう方向(上方)に開口している。硫黄華30は密閉容器11の内部空間の雰囲気に曝されている。収容器15は、たとえば試料支持台14上の固定されている固定抵抗器20の下方に配置されている。収容器15は、たとえば密閉容器11の底面に固定されている。
密閉容器11の内部空間には、ファン16が配置されている。ファン16は、たとえば試料支持台14に支持されている固定抵抗器20よりも下方に配置されている。ファン16は、たとえば密閉容器11の底面に固定されている。ファン16は、密閉容器11の内部空間の雰囲気を撹拌可能に設けられている。
密閉容器11は、たとえば本体部11Aと蓋11Bとで構成されており、本体部11Aに蓋11Bが装着されることにより、内部空間を密閉空間とすることができる。蓋11Bには、密閉容器11の内部空間と外部空間とを接続可能に設けられており、後述する配線17が挿入されている貫通孔11Hが形成されている。貫通孔11Hの孔径は、配線17を挿入可能である限りにおいて、任意の大きさとすればよい。貫通孔11Hの内部に配線17が挿入されている状態において、貫通孔11Hに隙間が生じている場合には、該隙間を塞ぐための栓部材18が挿入されている。
本体部11A、蓋11Bおよび栓部材18を構成する材料は、密閉空間を形成可能(気体の透過を遮断可能)であって、耐硫化性を有し、かつ耐硫化性評価試験中の加熱温度に耐えうる(変形が抑制されている)任意の材料であればよいが、たとえばガラスおよびステンレス鋼からなる群から選択される少なくとも1つであるのが好ましい。試料支持台14、収容器15およびファン16を構成する材料は、それぞれ耐硫化性を有し、かつ耐硫化性評価試験中の加熱温度に耐えうる(変形が抑制されている)任意の材料であればよいが、たとえばガラス、テフロン(登録商標)、ステンレス鋼、およびアルミニウムからなる群から選択される少なくとも1つであるのが好ましい。
加熱部12は、密閉容器11の内部空間を加熱可能に設けられている。加熱部12は、任意の構成を備えていればよいが、たとえば密閉容器11を収容可能に設けられている恒温槽である。言い換えると、加熱部12は、たとえば所定の空間を加熱可能に設けられており、該空間内に密閉容器11を収容可能に設けられている。加熱部12には、たとえば後述する後述する配線17が挿入されている貫通孔12Hが形成されている。貫通孔12Hの孔径は、配線17を挿入可能である限りにおいて、任意の大きさとすればよい。貫通孔12Hの内部に配線17が挿入されている状態において、貫通孔12Hに隙間が生じている場合には、該隙間を塞ぐための栓部材19が挿入されている。栓部材19を構成する材料は、それぞれ耐硫化性を有し、かつ耐硫化性評価試験中の加熱温度に耐えうる(変形が抑制されている)任意の材料であればよいが、たとえばガラス、テフロン(登録商標)、ステンレス鋼、およびアルミニウムからなる群から選択される少なくとも1つであるのが好ましい。
測定部13は、抵抗測定器である。測定部13は、加熱部12により加熱される空間の外部に配置されている。測定部13は、2本の配線17と接続されている。一方の配線17は、評価基板25の一方のプリント配線22と電気的に接続可能に設けられており、他方の配線17は、当該一方のプリント配線22と固定抵抗器20を介して電気的に接続されている他方のプリント配線22と接続可能に設けられている。評価基板25が試料支持台14上に配置されて2つの配線17と2つのプリント配線22とがそれぞれ電気的に接続されることにより、測定部13、配線17および評価基板25には固定抵抗器20を含む閉回路が形成される。つまり、測定部13は、内部空間が密閉された状態であってかつ加熱部12により加熱された状態において、密閉容器11の内部空間に配置されている固定抵抗器20の抵抗値を測定可能に設けられている。プリント配線22を構成する材料は、固定抵抗器の耐硫化性評価方法において試験終了までの間、導電性を維持可能な材料であればよく、たとえばAuまたはCuである。なお、プリント配線22上には、任意の保護膜(たとえばレジスト)が形成されていてもよい。
次に、図5を参照して、実施の形態1に係る固定抵抗器の耐硫化性評価方法について説明する。実施の形態1に係る固定抵抗器の耐硫化性評価方法は、密閉されている内部空間を有し、内部空間に固定抵抗器20と硫黄華30とが配置されている密閉容器11を準備する工程(S10)と、密閉容器11の内部空間の雰囲気を90℃以上110℃以下の加熱温度で加熱した状態において固定抵抗器20の抵抗値を測定する工程(S20)とを備える。
まず、内部空間に固定抵抗器20と硫黄華30とが配置されている密閉容器11が準備される(工程(S10))。本工程(S10)では、まず上述した固定抵抗器の耐硫化性評価装置10が準備される。固定抵抗器の耐硫化性評価装置10の収容器15に、硫黄華30がたとえば0.5g以上5.0g以下収容される。次に、上述した評価基板25が準備される。評価基板25は、評価対象として準備された固定抵抗器20が、プリント基板21のプリント配線22上にはんだ接合されることにより準備される。次に、評価基板25が試料支持台14上に配置され、測定部13、配線17および評価基板25に固定抵抗器20を含む閉回路が形成される。次に、本体部11Aが蓋11Bにより塞がれる。これにより、密閉された内部空間に固定抵抗器20および硫黄華30を収容している密閉容器11が準備される。
次に、固定抵抗器20の抵抗値が測定される(工程(S20))。本工程(S20)では、まず上述した固定抵抗器の耐硫化性評価装置10の加熱部12により、密閉容器11の内部空間が90℃以上110℃以下の加熱温度で加熱される。加熱部12による加熱温度が90℃未満の場合、固定抵抗器20の内部電極3の硫化速度が遅いため耐硫化性評価に長時間を要する。一方、加熱部12による加熱温度が110℃超えの場合、硫黄華30が融点(113℃)を超えてしまい、内部電極3の硫化挙動が変化する可能性がある。従来の固定抵抗器の耐硫化性評価方法では硫化水素が用いられているが、硫化水素ガスとAgとの反応に水の介在が必要であり、Agを腐食させるためには密閉容器の内部空間を相対湿度の高い雰囲気に維持する必要がある。そのため、従来の耐硫化性評価方法では、加熱温度を低温(たとえば40℃)に維持する必要があった。これに対し、硫黄華30を用いる場合には、硫黄華30(固体硫黄)とAgとの反応に水の介在が不要であり、Agを腐食進行に上記内部空間の相対湿度は影響しない。化学反応は一般的に高温環境下で活性化する。つまり、実施の形態1に係る固定抵抗器の耐硫化性評価方法によれば、化学反応をより活性化することのできる高温環境下での評価試験が可能となる。
このとき、ファン16により、密閉容器11の内部空間の雰囲気は撹拌されている。ファン16の風量は、任意に設定し得るが、たとえば0.01m以上0.1m以下であるのが好ましい。ファン16の風量が0.01m未満の場合には、密閉容器11の内部空間の硫化ガス濃度が不均一になり、耐硫化性評価にばらつきを生じさせることになる。一方、ファン16の風量が0.1m超えの場合には、硫黄華30が飛散して耐硫化性評価の効率が低下するおそれがある。
なおこのとき、密閉容器11の内部空間の湿度は、上述のように硫黄華30と内部電極3中のAgとの反応に影響しないため、制御されている必要はなく、任意の湿度であればよい。
次に、測定部13により、加熱部12により上記温度範囲内に加熱されており、かつファン16により撹拌されている密閉容器11の内部空間に配置されている固定抵抗器20の抵抗値が測定される。測定部13による固定抵抗器20の抵抗値の測定は、評価開始後連続して実施されてもよいし、任意の時間隔で定期的に実施されてもよく、また、評価開始後所定の時間に1回実施されてもよい。このようにして測定された抵抗値が、固定抵抗器20に対して予め定めておいた評価基準を満足するか否かにより、固定抵抗器20の耐硫化性が評価され得る。たとえば、試験開始から所定時間経過後の固定抵抗器20の抵抗値が試験開始時の抵抗値の2倍以上となったものを、耐硫化性が不十分なものとして評価してもよい。また、固定抵抗器20の抵抗値が試験開始時の抵抗値の2倍以上となった時間を故障時間とし、当該故障時間が所定の時間以内であるものを耐硫化性が不十分なものとして評価してもよい。
なお、固定抵抗器の耐硫化性評価装置10は、複数の固定抵抗器20の耐硫化性評価を同時に実施可能に設けられていてもよい。この場合、固定抵抗器20毎に抵抗値を測定するための閉回路が形成される。
次に、実施の形態1に係る固定抵抗器20の耐硫化性評価表方法および耐硫化性評価装置の作用効果について説明する。
実施の形態1に係る固定抵抗器20の耐硫化性評価方法は、密閉されている内部空間を有し、内部空間に固定抵抗器20と硫黄華30とが配置されている密閉容器11を準備する工程(S10)と、密閉容器11の内部空間の雰囲気を90℃以上110℃以下の加熱温度で加熱した状態において固定抵抗器20の抵抗値を測定する工程(S20)とを備える。
本発明者らは、鋭意研究の結果、固定抵抗器20の耐硫化性の評価に硫黄華30を用いることにより、硫化水素または二酸化硫黄などの他の硫黄ガスを用いる場合と比べて、固定抵抗器20の外部電極4と保護膜6との間および中間電極5と保護膜6との間の隙間の形成をより促進させることができることを確認した。つまり、硫黄華30を用いることにより、熱衝撃試験などを行う必要があった上記従来の方法と比べて、固定抵抗器20の外部から内部電極3まで達する隙間を容易にかつ短時間に形成することができることが確認された。さらに、硫黄華30により、上記隙間に表出している内部電極3の硫化が促進され、固定抵抗器20の抵抗値から内部電極3の硫化の程度(耐硫化性)を定量評価できることが確認された。
また、図4に示されるように、上記内部空間において固定抵抗器20と硫黄華30とは互いに間隔を隔てて配置されていてもよい。このようにしても、本発明者らによって、固定抵抗器20の外部から内部電極3まで達する隙間を容易に形成することができ、かつ硫化水素などの他の硫黄ガスを用いていた従来の方法と比べて該隙間を短時間に形成することができることが確認された。さらに、硫黄華30により、上記隙間に表出している内部電極3の硫化が促進され、固定抵抗器20の抵抗値から内部電極3の硫化の程度(耐硫化性)を定量評価できることが確認された。
また、上記測定する工程において、内部空間の雰囲気は撹拌されているのが好ましい。このようにすれば、密閉容器11の内部空間中の硫黄濃度のばらつきを抑えることができるため、当該硫黄濃度のバラつきに起因して耐硫化性評価結果にばらつきが生じることを抑制することができる。
実施の形態1に係る固定抵抗器の耐硫化性評価装置10は、密閉可能に設けられている内部空間を有し、内部空間に固定抵抗器20と硫黄華30とを配置可能に設けられている密閉容器11と、密閉容器11の内部空間を加熱する加熱部12と、内部空間が密閉された状態であってかつ加熱部12により加熱された状態において、密閉容器11の内部空間に配置されている固定抵抗器20の抵抗値を測定する測定部13とを備える。
このようにすれば、固定抵抗器20と硫黄華30とが配置された内部空間が密閉された状態であってかつ加熱部12により加熱された状態を容易に作ることができる。上述のように、このような状態下では、硫黄華30により固定抵抗器20の外部電極4と保護膜6との間および中間電極5と保護膜6との間の隙間の形成をより促進させることができ、また当該隙間に表出している内部電極3の硫化をより促進することができる。また、上記状態下の固定抵抗器20の抵抗値を測定可能であるため、固定抵抗器20の抵抗値の測定結果から耐硫化性を定量評価することが可能である。
つまり、実施の形態1に係る固定抵抗器20の耐硫化性評価装置10によれば、実施の形態1に係る固定抵抗器の耐硫化性評価方法を容易に実施することができるため、固定抵抗器の耐硫化性を容易に評価することができ、また固定抵抗器の耐硫化性を定量評価することができる。
(実施の形態2)
次に、図7を参照して、実施の形態2に係る固定抵抗器の耐硫化性評価方法および耐硫化性評価装置につい説明する。実施の形態2に係る固定抵抗器の耐硫化性評価方法および耐硫化性評価装置は、基本的には実施の形態1に係る固定抵抗器の耐硫化性評価方法および耐硫化性評価装置と同様の構成を備えるが、密閉容器11の内部空間において固定抵抗器20と硫黄華30とは互いに直接接触している点で異なる。
固定抵抗器20および硫黄華30は、互いに直接接触している限りにおいて、密閉容器11の内部空間中で任意の場所に配置されていればよい。たとえば、密閉容器11の内部空間の底面上に評価基板25が直接配置されており、その評価基板25上において固定抵抗器20を覆うように硫黄華30が配置されている。
このようにしても、本発明者らによって、固定抵抗器20の外部から内部電極3まで達する隙間を容易に形成することができ、かつ硫化水素などの他の硫黄ガスを用いていた従来の方法と比べて該隙間を短時間に形成することができることが確認された。さらに、硫黄華30により、上記隙間に表出している内部電極3の硫化が促進され、固定抵抗器20の抵抗値から内部電極3の硫化の程度(耐硫化性)を定量評価できることが確認された。また、この場合、密閉容器11の内部空間の雰囲気を撹拌しなくても耐硫化性評価結果にばらつきが生じることを抑制することができる。
なお、硫黄華30は、少なくとも固定抵抗器20の第1の主面1A上において外部電極4と保護膜6との界面を覆うように配置されている限りにおいて、固定抵抗器20の全体を覆うように配置されていなくてもよい。このようにしても、実施の形態2に係る固定抵抗器の耐硫化性評価方法および耐硫化性評価装置と同等の効果を奏することができる。硫黄華30の配置箇所、量などを各固定抵抗器20に対して同等とすることにより、耐硫化性評価結果にばらつきが生じることを抑制することができる。
また、評価基板25および硫黄華30は、たとえば密閉容器11の底面から所定の距離だけ上方に配置されていてもよい。具体的には、たとえば図4に示される試料支持台14上に、評価基板25が配置され、該評価基板25上において固定抵抗器20を覆うように硫黄華30が配置されていてもよい。
次に、図6を参照して、実施の形態1に係る固定抵抗器20の耐硫化性評価表方法および耐硫化性評価装置による耐硫化性評価結果(実施例1)と、従来の固定抵抗器の耐硫化性評価方法および耐硫化性評価装置による耐硫化性評価結果(比較例)を説明する。図1に示される同種の固定抵抗器20(内部電極3を構成する材料にAgを含む)を20個準備し、うち10個は実施の形態1に従って、残り10個は上述した従来の耐硫化性評価方法に従って、それぞれ耐硫化性を評価した。
(実験1)
実験1は、実施例として、実施の形態1に係る耐硫化性評価方法および耐硫化性評価装置10を用いて固定抵抗器の耐硫化性を評価した。具体的には、まず耐硫化性評価装置10を準備した。密閉容器11は、内容積が5Lであり、ステンレス鋼製とした。加熱部12は、内部に密閉容器11を収容可能な恒温槽とした。収容器15には、硫黄華30を5g収容させた。さらに、評価基板25を準備した。プリント基板21はガラスエポキシ基板とした。ガラスエポキシ基板上に形成されているプリント配線22は、主な構成材料がCuであるCu配線とした。Cu配線上にはレジストを塗布してこれを保護した。互いに間隔を隔てて形成されているAu配線の各一方端部上に上記固定抵抗器20の外部電極4をはんだ接合し、プリント配線22の他方端部上に配線17(リード線)の一方端部をはんだ接合した。評価基板25を試料支持台14上に固定して硫黄華30の上方に配置した。配線17を密閉容器11の内部から外部へ、さらに加熱部12の内部から外部へ取り出して、配線17の他方端部を加熱部12の外部に配置された測定部13に接続した。このようにして、密閉容器11の内部に固定抵抗器20および硫黄華30が収容された密閉空間を形成するとともに、測定部13、配線17および評価基板25に固定抵抗器20を含む閉回路を形成した。密閉容器11を密閉し、加熱部12により90℃に保たれた空間内に当該密閉容器11を配置した。密閉容器11の密閉時の温湿度は25℃40%RH(加熱部12により密閉容器11の内部空間が90℃に保持されたときの当該空間内の相対湿度は2%RH)であった。ファン16の風量は0.05m/minとした。
次に、測定部13により、評価開始から定期的に固定抵抗器20の抵抗値を測定した。このとき、評価開始時の抵抗値の2倍以上の抵抗値を示した固定抵抗器20を故障とし、評価開始時から故障までの時間を故障時間として算出した。
(実験2)
実験2は、比較例としての耐硫化性評価方法および耐硫化性装置により実験1と同種の固定抵抗器の耐硫化性を評価した。まず、密閉容器、加熱部、測定部、試料支持台、および電線が実施例における耐硫化性評価装置10と同様の構成を備えるが、硫黄華に代えて硫化水素ガスを密閉容器内に供給可能に設けられている耐硫化性評価装置を準備した。該耐硫化性評価装置の試料支持台に、実施例における評価基板25と同様の構成を備える評価基板を配置した。このようにして、測定部、電線および評価基板に固定抵抗器を含む閉回路を形成した。密閉容器を密閉し、密閉容器の内部空間の硫化水素ガスを供給して硫化水素ガスの濃度を3ppmとした。加熱部により40℃に保たれた空間内に当該密閉容器を配置した。さらに、密閉容器の内部空間の湿度は95%RHとした。
次に、実施例と同様に、測定部により評価開始から定期的に固定抵抗器の抵抗値を測定し、評価開始時から故障までの時間を故障時間として算出した。
(耐硫化性評価結果)
図6に実施例および比較例の耐硫化性評価方法による評価結果を示す。図6の横軸は各固定抵抗器の試料番号を示し、縦軸は故障時間(固定抵抗器20の抵抗値が試験開始時の抵抗値の2倍以上となった時間)を示す。
図6に示されるように、従来の耐硫化性評価方法では、本試験に用いた固定抵抗器は試験開始から約900時間で故障するものが現れ始め、1000時間以内に10個中8個が故障し、約1100時間以内にすべてが故障した。一方、実施例に係る耐硫化性評価方法では、同種の固定抵抗器が試験開始から約100時間以内に10個中10個が故障し、個体間での故障時間のばらつきは比較例の耐硫化性評価方法と比べて小さかった。
つまり、実施例の耐硫化性評価方法によれば、従来の耐硫化性評価方法では耐硫化性の評価に約1000時間以上を要する固定抵抗器に対しても、約1/10の時間でその耐硫化性を評価することができることが確認された。たとえば、従来の耐硫化性評価方法において故障時間が1000時間以上となる程度の耐硫化性が要求される固定抵抗器は、実施例の耐硫化性評価方法によれば約100時間以内に故障発生するか否かにより耐硫化性評価が評価され得る。つまり、実施例の耐硫化性評価方法によれば、従来の耐硫化性評価方法と比べて、評価に要する時間を約1/10の時間以下とすることができることが確認された。
また、実施例における同種の固定抵抗器の個体間で故障時間のばらつきは比較例と比べて小さく、耐硫化性故障に対して検出率が高いことが確認された。よって、実施例に係る耐硫化性評価方法および耐硫化性評価装置によれば、比較例に係る耐硫化性評価方法および耐硫化性評価装置と比べて少ないサンプル数でも高精度に耐硫化性を評価することができることが確認された。すなわち、比較例に係る耐硫化性評価方法および耐硫化性評価装置によれば、耐硫化性に起因した故障の検出率が数%であるため、耐硫化性の評価に必要なサンプル数は上述のようにたとえば100個以上必要であった。これに対し、実施例に係る耐硫化性評価方法および耐硫化性評価装置によれば、耐硫化性に起因した故障の検出率を約100%とすることができるため、耐硫化性の評価に必要なサンプル数をたとえば10個程度とすることができる。
なお、実施例の耐硫化性評価方法が実施された評価後の固定抵抗器を分析した結果、外部電極4と保護膜6との間に隙間が発生しており、当該隙間内に内部電極3と硫黄との反応生成物である硫化物が成長していた。また、比較例の耐硫化性評価方法が実施された評価後の固定抵抗器を分析した結果、外部電極と保護膜との間に実施例の固定抵抗器と同程度の隙間が発生しており、当該隙間内に内部電極と硫黄との反応生成物である硫化物が実施例の固定抵抗器と同程度に成長していた。つまり、いずれの固定抵抗器も、同一の故障モード(外部電極と保護膜との間に隙間が生じ、該隙間内に達した硫黄により内部電極内のAgが硫化されて硫化銀が形成されたことによる故障)で故障に至っていることが確認された。
次に、実施の形態1に係る固定抵抗器の耐硫化性評価方法および耐硫化性評価装置により、同一の抵抗値であるが異なる2つの銘柄の固定抵抗器A(10個)および固定抵抗器B(10個)の耐硫化性を評価した。具体的には、固定抵抗器Aおよび固定抵抗器Bに対し、上記実施例1における実験1と同様の条件で耐硫化性を評価した。
評価の結果、固定抵抗器Aはいずれも試験開始後200時間以内に故障し(抵抗値が試験開始時の抵抗値の2倍以上となった)、200時間後には抵抗値が無限大を示した。一方、固定抵抗器Bはいずれも試験開始から200時間後も抵抗値の変動は見られなかった。このように、実施の形態1に係る固定抵抗器の耐硫化性評価方法および耐硫化性評価装置によれば、たとえば試験開始から200時間以内に耐硫化性の良否判定を行うことができる。また、実施の形態1に係る固定抵抗器の耐硫化性評価方法および耐硫化性評価装置によれば、耐硫化性に起因した故障の検出率を約100%とすることができるため、耐硫化性の評価に必要なサンプル数をたとえば10個程度とすることができる。
次に、実施の形態2に係る固定抵抗器の耐硫化性評価方法および耐硫化性評価装置により、同一の抵抗値であるが異なる2つの銘柄の固定抵抗器A(10個)および固定抵抗器B(10個)の耐硫化性を評価した。上記実施例1における実験1と基本的には同様の条件で固定抵抗器Aおよび固定抵抗器Bの耐硫化性を評価した。なお、硫黄華30は、評価基板25上にはんだ接合されている固定抵抗器Aおよび固定抵抗器Bの表面を覆うように、5g配置した。また、ファン16は使用しなかった。
評価の結果、固定抵抗器Aはいずれも試験開始後200時間以内に故障し(抵抗値が試験開始時の抵抗値の2倍以上となった)、200時間後には抵抗値が無限大を示した。一方、固定抵抗器Bはいずれも試験開始から200時間後も抵抗値の変動は見られなかった。このように、実施の形態2に係る固定抵抗器の耐硫化性評価方法および耐硫化性評価装置によれば、たとえば試験開始から200時間以内に耐硫化性の良否判定を行うことができる。また、実施の形態2に係る固定抵抗器の耐硫化性評価方法および耐硫化性評価装置によれば、耐硫化性に起因した故障の検出率を約100%とすることができるため、耐硫化性の評価に必要なサンプル数をたとえば10個程度とすることができる。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、固定抵抗器の耐硫化性を容易に評価可能な固定抵抗器の耐硫化性評価方法および固定抵抗器の耐硫化性評価装置に特に有利に適用される。
1 絶縁基板、1A 第1の主面、1B 第2の主面、2 抵抗層、3 内部電極、4 外部電極、5 中間電極、6 保護膜、10 耐硫化性評価装置、11 密閉容器、11A 本体部、11B 蓋、12 加熱部、13 測定部、14 試料支持台、15 収容器、16 ファン、17 配線、18,19 栓部材、20 固定抵抗器、21 プリント基板、22 プリント配線、25 評価基板、30 硫黄華。

Claims (5)

  1. 密閉されている内部空間を有し、前記内部空間に固定抵抗器と硫黄華とが配置されている密閉容器を準備する工程と、
    前記密閉容器の前記内部空間の雰囲気を90℃以上110℃以下の加熱温度で加熱した状態において前記固定抵抗器の抵抗値を測定する工程とを備える、固定抵抗器の耐硫化性評価方法。
  2. 前記内部空間において、前記固定抵抗器と前記硫黄華とは互いに間隔を隔てて配置されている、請求項1に記載の固定抵抗器の耐硫化性評価方法。
  3. 前記測定する工程において、前記内部空間の前記雰囲気は撹拌されている、請求項2に記載の固定抵抗器の耐硫化性評価方法。
  4. 前記内部空間において、前記固定抵抗器と前記硫黄華とは互いに直接接触している、請求項1に記載の固定抵抗器の耐硫化性評価方法。
  5. 密閉可能に設けられている内部空間を有し、前記内部空間に固定抵抗器と硫黄華とを配置可能に設けられている密閉容器と、
    前記密閉容器の前記内部空間を加熱する加熱部と、
    前記内部空間が密閉された状態であってかつ前記加熱部により加熱された状態において、前記密閉容器の前記内部空間に配置されている固定抵抗器の抵抗値を測定する測定部とを備える、固定抵抗器の耐硫化性評価装置。
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