JP2016186931A - 円筒形電池 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、正極板と負極板がセパレータを介して巻回された電極体と、電解液と、有底円筒状の外装缶と、前記外装缶の開口部にガスケットを介してかしめ固定された封口体と、を備える円筒形電池であって、封口体が、環状の突起部を有する弁体、弁体の突起部の内周に配置されるとともにスカート部を有する絶縁部材、及び絶縁部材のスカート部の内周部に配置されるとともに弁体の中央部に接続される金属板を有し、金属板が絶縁部材を介して弁体の突起部によってかしめ固定されていることを特徴とする円筒形電池に関する。
【選択図】図6
Description
封口体が、環状の突起部を有する弁体、弁体の突起部の内周に配置されるとともにスカート部を有する絶縁部材、及び絶縁部材のスカート部の内周部に配置されるとともに弁体の中央部に接続される金属板を有し、
金属板が絶縁部材を介して弁体の突起部によってかしめ固定されていることを特徴としている。
(封口体の作製)
図2に記載された封口体11を次のように作製した。端子キャップ12、弁体13、及び金属板15はそれぞれ金属製の板材をプレス加工により所定の形状に成型した。端子キャップ12には鉄を、弁体13及び金属板15にはアルミニウムを用いた。絶縁部材14は、熱可塑性樹脂であるポリプロピレン製の板材を環状に打ち抜いた後、図2に示す断面形状となるように熱成型することにより作製した。
正極活物質としてのリチウムコバルト複合酸化物(LiCoO2)が95質量部、結着剤としてのポリフッ化ビニリデン(PVdF)が2.5質量部、導電剤としてのアセチレンブラックが2.5重量部となるように混合した。この混合物を分散媒としてのN−メチル2−ピロリドン(NMP)中に投入、混練して正極合剤スラリーを調製した。この正極合剤スラリーをアルミニウム箔からなる正極集電体の両面に塗布、乾燥して正極合剤層を形成した。その際、正極集電体の一部に正極合剤層が形成されていない正極集電体露出部を設けた。次に、正極合剤層をローラーで所定厚みに圧縮し、圧縮後の極板を所定寸法に切断した。最後に、正極集電体露出部にアルミニウム製の正極リード16aを接続して正極板16を作製した。
負極活物質としての黒鉛が95質量部、結着剤としてのスチレンブタジエンゴム(SBR)が3質量部、増粘剤としてのカルボキシメチルセルロース(CMC)が2重量部となるように混合した。その混合物を分散媒としての水中に投入し、混練して負極合剤スラリーを調製した。この負極合剤スラリーを銅箔からなる負極集電体の両面に塗布、乾燥して負極合剤層を形成した。その際、負極集電体の一部に負極合剤層が形成されていない負極集電体露出部を設けた。次に、負極合剤層をローラーで所定厚みに圧縮し、圧縮後の極板を所定寸法に切断した。最後に、負極集電体露出部にニッケル製の負極リード17aを接続して負極板17を作製した。
正極板16と負極板17を、微多孔製ポリオレフィン膜からなるセパレータ18を介して巻回して電極体19を作製した。
エチレンカーボネート(EC)、ジメチルカーボネート(DMC)、及びエチルメチルカーボネート(EMC)を混合して非水溶媒を調製した。この非水溶媒に電解質塩としてのヘキサフルオロリン酸リチウム(LiPF6)を1mol/Lの濃度になるように溶解して非水電解液を調製した。
図1に示すように、電極体19の下部に下部絶縁板20を配置し、電極体19を有底円筒状の外装缶23へ挿入した。負極リード17aは外装缶23の底部に抵抗溶接により接続した。次に、電極体19の上部に上部絶縁板21を配置し、外装缶23の開口部の近傍に幅1.0mm、深さ1.5mmのU字状の溝部を円周方向に塑性加工によって形成した。そして、正極リード16aを金属板15に接続し、外装缶23に形成された溝部にガスケット22を介して封口体11をかしめ固定することにより非水電解液二次電池10を作製した。
図4に示すように複数の突起を環状かつ断続的に配置した突起部43bを有する弁体43を用いたこと以外は実験例1と同様に実験例2に係る非水電解液二次電池を作製した。
図5に示すように断面形状をテーパー形状とした突起部53bを有する弁体53を用いたこと以外は実験例1と同様にして実験例3に係る非水電解液二次電池を作製した。
図6に示すように断面形状を曲線状とした突起部63bを有する弁体63を用いたこと以外は実験例1と同様にして実験例4に係る非水電解液二次電池を作製した。
図7に示すように、弁体73、絶縁部材14、及び金属板15からなる封口体を次のように作製した。この封口体は端子キャップを用いていないため、弁体73が外部端子として機能する。弁体73の中央部と外周部のそれぞれに突起部73aと突起部73bを設けた。弁体73が電池内圧を受けて変形することができるように突起部73aの周囲に厚みが薄い部分を設けた。さらにその厚みが薄い部分の周囲に外部端子として機能する厚みが厚い部分を設けた。突起部73bは実験例1に係る突起部13bと同一の形状とした。このように作製した封口体を用いたこと以外は実験例1と同様にして実験例5に係る非水電解液二次電池を作製した。
図8に示すように、端子キャップ82、弁体83、絶縁部材84、及び金属板85からなる封口体81を次のように作製した。端子キャップ82と金属板85は実験例1と同様な方法で作製した。弁体83はアルミニウム製の板材をプレス加工して作製したが、突起部83bは弁体83の作製時に中央側へ傾斜させた。絶縁部材84はポリプロピレン樹脂製の板材を環状に打ち抜き、断面形状がZ字状になるように熱成型して作製した。そして、金属板15を絶縁部材14の内側に嵌め合わせて、その絶縁部材14を弁体83の突起部83bの内側に嵌め合わせた。最後に、弁体の中央部の突起部83aを金属板85に接続し、端子キャップ82を弁体83上に接続して封口体81を作製した。封口体81を用いたこと以外は実験例1と同様にして実験例6に係る非水電解液二次電池を作製した。
実験例1〜6に係る各電池の封口体に超音波を加振した。封口体への超音波の加振は、封口体上にアルミニウムリードを配置し、ホーンでそのアルミニウムリードを加圧した状態で行った。ただし超音波による影響の固体差が明確に現れるように、アルミニウムリードを溶接するために必要な時間よりも加振時間を長めに設定した。超音波の加振後、封口体内部の弁体と金属板の接続部が破断していないかを確認した。各実験例についてそれぞれ5個の電池を用いて試験を行った。その結果を表1に示す。
11 封口体
12 端子キャップ
13 弁体
13b 突起部
13c 薄肉部
14 絶縁部材
14a スカート部
15 金属板
15a 薄肉部
16 正極板
17 負極板
18 セパレータ
19 電極体
23 外装缶
Claims (2)
- 正極板と負極板がセパレータを介して巻回された電極体と、電解液と、有底円筒状の外装缶と、前記外装缶の開口部にガスケットを介してかしめ固定された封口体と、を備える円筒形電池において、
前記封口体が、環状の突起部を有する弁体、前記弁体の突起部の内周に配置されるとともにスカート部を有する絶縁部材、及び前記絶縁部材のスカート部の内周部に配置されるとともに前記弁体の中央部に接続される金属板を有し、
前記突起部の断面のうち少なくとも内側が曲線状であり、
前記金属板が、前記絶縁部材を介して前記弁体の突起部の先端部によって固定されている、
円筒形電池。 - 前記突起部が環状の一つの突起、又は環状かつ断続的に設けられた複数の突起で形成されている請求項1に記載の円筒形電池。
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