JP2016186542A - プラガブル光送受信モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】安価な構成で抜去用バーがプラガブル光送受信モジュールから外れることを回避するプラガブル光送受信モジュールを提供する。
【解決手段】ホスト装置のケージに挿入されて結合される本体部11と、本体部11に組付けられた前面ベース12と、前面ベース12に回動可能に組付けられた抜去用バー13と、前面ベース12上をスライドすることで本体部11とケージ2との結合を解除するスライダ14と、抜去用バー13の回動動作をスライダ14のスライド動作に変換する変換機構(カム板134、カム突起143,144)とを備え、前面ベース12及び抜去用バー13は、本体部11とケージ2との結合を解除する際に抜去用バー13を回動可能な範囲に対し、当該範囲外の角度で抜去用バー13を前面ベース12に組付け可能とする組付け機構(キー溝穴121、キー突起付回転軸133)を有する。
【選択図】図1

Description

この発明は、ホスト装置のケージとの間で挿抜可能なプラガブル光送受信モジュールに関するものである。
プラガブル光送受信モジュールは、ホスト装置のケージとの間で挿抜可能とする挿抜構造を有していなければならない。特に、プラガブル光送受信モジュールの光レセプタクルに光伝送ケーブルの端部(光コネクタ)が挿入されている場合にはケージからの抜去を禁止し、光伝送ケーブルの端部が挿入されていない場合にのみケージからの抜去を可能とする挿抜構造が必要とされている。この挿抜構造にはバー構造を用いることが周知であり、このバー構造については種々の提案がされている。
例えば、回動可能な引張ロッド(抜去用バー)と、引張ロッドの回動動作をスライド動作に変換するクロスバーと、クロスバーによりラッチベース上をスライドし、光送受信モジュールと通信装置との係合を解除する可動ラッチとを備えたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
また、レバー(抜去用バー)と、レバーの回動動作をスライド動作に変換する軸とを強固に固定するため、止め輪を用い、又は軸の両端をリベット加工又は溶接加工したものも知られている(例えば特許文献2参照)。
また、ベール(抜去用バー)の回動動作を直動動作に変換する接触部を、アクチュエータと一体で形成したものも知られている(例えば特許文献3参照)。
特開2005−258391号公報 特開2005−84521号公報 特開2007−226039号公報
しかしながら、特許文献1に開示された従来構成では、引張ロッドとクロスバーとの嵌合量が少なく、横から引張ロッドに力を加えると、引張ロッドが簡単に外れてしまう恐れがあるという課題がある。この場合、プラガブル光送受信モジュールをケージから抜去できなくなる。特許文献3に開示された従来構成についても同様に、ベールが外れやすいという課題がある。
一方、特許文献2に開示された従来構成では、上記課題を解決することができる。しかしながら、この従来構成では、レバーと軸とを強固に固定するために、部品の追加、リベット加工又は溶接加工等の2次加工の追加が必要となる。よって、部品点数の増加、2次加工の手間の増加、組立て性の悪化等によりコストが増大するという課題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、従来構成に対し、安価な構成で抜去用バーがプラガブル光送受信モジュールから外れることを回避することができるプラガブル光送受信モジュールを提供することを目的としている。
この発明に係るプラガブル光送受信モジュールは、ホスト装置のケージに挿入されて、結合機構により当該ケージと結合される本体部と、本体部に組付けられたベースと、ベースに回動可能に組付けられた抜去用バーと、ベース上をスライドして結合機構に接触することで、本体部とケージとの結合を解除するスライダと、抜去用バーの回動動作をスライダのスライド動作に変換する変換機構とを備え、ベース及び抜去用バーは、本体部とケージとの結合を解除する際に当該抜去用バーを回動可能な範囲に対し、当該範囲外の角度で当該抜去用バーを当該ベースに組付け可能とする組付け機構を有するものである。
この発明によれば、上記のように構成したので、従来構成に対し、安価な構成で抜去用バーがプラガブル光送受信モジュールから外れることを回避することができる。
この発明の実施の形態1に係るプラガブル光送受信モジュールの構成例を示す分解斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るプラガブル光送受信モジュールの構成例を示す図であり、(a)斜視図であり、(b)側面図であり、(c)底面図である。 この発明の実施の形態1における本体部の構成例を示す下から見た斜視図である。 この発明の実施の形態1における前面ベース及び抜去用バーの構成例を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1におけるスライダの構成例を示す下から見た斜視図である。 この発明の実施の形態1における抜去用バーの前面ベースへの組付け後の状態の一例を示す図であり、(a)上面図であり、(b)側面図である。 この発明の実施の形態1における抜去用バーの前面ベースへの組付け後の状態の一例を示す図であり、(a)図6(a)のA−A線断面図であり、(b)(a)のB部拡大図である。 この発明の実施の形態1におけるスライダの前面ベースへの組付け例を説明する図であって、組付け前の状態を示す下から見た斜視図である。 この発明の実施の形態1におけるスライダの前面ベースへの組付け例を説明する図であって、スライダを前面ベースに載せた状態を示す図であり、(a)下から見た斜視図であり、(b)側面図であり、(c)底面図である。 この発明の実施の形態1におけるスライダの前面ベースへの組付け後の状態の一例を示す図であり、(a)下から見た斜視図であり、(b)側面図であり、(c)底面図である。 この発明の実施の形態1における前面ベースの本体部への組付け例を説明する図であり、(a)組付け前の状態を示す下から見た斜視図であり、(b)組付け後の状態を示す下から見た斜視図である。 この発明の実施の形態1における抜去用バー及びスライダの可動限界位置の一例を説明する図であり、(a)下から見た斜視図であり、(b)側面図であり、(c)底面図である。 この発明の実施の形態1に係るプラガブル光送受信モジュールをホスト装置のケージに挿入した状態の一例を示す図であり、(a)下から見た斜視図であり、(b)上から見た斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るプラガブル光送受信モジュールをホスト装置のケージから抜去する際の動作例を示す下から見た斜視図である。 この発明の実施の形態2における前面ベース及び抜去用バーの構成例を示す斜視図である。 この発明の実施の形態3における前面ベース及び抜去用バーの構成例を示す斜視図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るプラガブル光送受信モジュール1の構成例を示す分解斜視図であり、図2は組立て後の構成例を示す斜視図である。
プラガブル光送受信モジュール1は、ホスト装置のケージ2に挿抜可能なモジュールである(図13,14参照)。なお、図13,14に示すように、ケージ2には、開口端に、結合穴211を有する舌片21が設けられている。また、この舌片21は、先端に、外側に折れ曲がった折れ曲がり部212を有している。
プラガブル光送受信モジュール1は、図1,2に示すように、本体部11、前面ベース(ベース)12、抜去用バー13及びスライダ14を備えている。
まず、本体部11の構成について説明する。
本体部11は、ホスト装置のケージ2に挿入されて結合されるものである。図3に示すように、この本体部11には、一側面(底面)に、結合突起111が設けられている。この結合突起111は、本体部11がケージ2に挿入された際に、ケージ2に設けられた舌片21の結合穴211に嵌ることで、本体部11とケージ2とを結合するものである。ここで、結合穴211を有する舌片21と結合突起111は、本体部11がケージ2に挿入されることで本体部11とケージ2とを結合する結合機構を構成する。なお、結合機構は、図に示す構成に限るものではなく、本体部11がケージ2に挿入されることで本体部11とケージ2とを結合可能であり、且つスライダ14がスライドされて接触することで本体部11とケージ2との結合を解除可能な構成であればよい。
また、本体部11には、上記一側面に、スライダ規制突起112が設けられている。このスライダ規制突起112は、スライダ14の後述するスライダ規制切欠き147と接触することで、スライダ14のケージ2側へのスライドを規制するものである。
また、図1,3に示すように、本体部11には、固定溝113が設けられている。ここでは、本体部11の上面と両側面に固定溝113を設けた場合について示している。この固定溝113は、前面ベース12の後述する固定爪125が嵌ることで、前面ベース12を本体部11に強固に固定するものである。
次に、前面ベース12の構成について説明する。
前面ベース12は、本体部11の前面(ケージ2への挿入側とは反対側)に組付けられるものである。この前面ベース12は、本体部11の軸方向に開口を有する筐体構造に構成されている。図4に示すように、この前面ベース12には、両側面(左右側面)の先端側に、キー溝穴(抜け止め用穴)121が設けられている。このキー溝穴121は、抜去用バー13の後述するキー突起付回転軸133のキー突起1332を挿入可能とし、キー突起付回転軸133の回転軸1331を回動可能に保持するものである。キー溝穴121は、本体部11とケージ2との結合を解除する際に抜去用バー13を回動可能な範囲に対し、当該範囲外の角度でのみキー突起付回転軸133のキー突起1332を挿入可能な形状に構成されている。
また、図8に示すように、前面ベース12には、一側面(底面)の後端に、突起122が設けられている。この突起122は、逆L字型に構成され、スライダ14の後述するスライダ規制穴141によりスライド可能に保持されるものである。また、前面ベース12には、上記一側面の先端に、突起123が設けられている。この突起123は、逆L字型に構成され、スライダ14の後述するスライダ規制穴142によりスライド可能に保持されるものである。
また、図4に示すように、前面ベース12には、一側面(左側面)に、スライダ規制壁124が設けられている。このスライダ規制壁124は、スライダ14の後述するカム突起143が接触することで、スライダ14のケージ2側へのスライドを規制するものである。
また、図1に示すように、前面ベース12には、筐体内部に、固定爪125が設けられている。ここでは、前面ベース12の内部の上面と両側面に固定爪125を設けた場合を示している。なお図1では、図を見やすくするために、右側面の固定爪125の図示を省略している。この固定爪125は、本体部11の固定溝113に嵌ることで、前面ベース12を本体部11に強固に固定するものである。なお、固定溝113と固定爪125は、前面ベース12を本体部11に強固に固定する固定機構を構成する。この固定機構は、固定溝113と固定爪125に限るものではなく、前面ベース12を本体部11に強固に固定可能な構成であればよい。
次に、抜去用バー13の構成について説明する。
抜去用バー13は、前面ベース12に回動可能に組付けられるものである。図4に示すように、この抜去用バー13は、プラガブル光送受信モジュール1をケージ2から抜去する際に使用者が把持する把持部131と、把持部131の両端に垂直(略垂直の意味を含む)に設けられ、端部が回動軸心となる回動部132とから構成されている。
この抜去用バー13には、両回動部132の端部内側に、キー突起付回転軸133が設けられている。このキー突起付回転軸133は、回転軸1331と、回転軸1331の先端に設けられ、回転軸1331より幅広なキー突起(抜け止め用突起)1332とから構成されている。キー突起1332は、本体部11とケージ2との結合を解除する際に抜去用バー13の回動可能な範囲に対し、当該範囲外の角度でのみ前面ベース12のキー溝穴121に挿入可能な形状に構成されている。ここで、キー溝穴121及びキー突起付回転軸133は、本体部11とケージ2との結合を解除する際に当該抜去用バー13を回動可能な範囲に対し、当該範囲外の角度で当該抜去用バー13を当該前面ベース12に組付け可能とする組付け機構を構成する。
また、抜去用バー13には、一方の回動部132の端部に、カム板134が設けられている。このカム板134は、キー突起付回転軸133を軸心にして抜去用バー13が回動されることで、スライダ14の後述するカム突起143又はカム突起144と接触し、抜去用バー13の回動動作をスライダ14のスライド動作に変換するものである。
次に、スライダ14の構成について説明する。
スライダ14は、前面ベース12の一側面(底面)上をスライドして結合機構に接触することで、本体部11とケージ2との結合を解除するものである。図5に示すように、このスライダ14には、中央に、スライダ規制穴141が設けられている。このスライダ規制穴141は、先端に設けられた挿入穴1411と、後方側に設けられたスライド溝1412とから構成されている。挿入穴1411は、前面ベース12の突起122を挿入可能とするものである。スライド溝1412は、挿入穴1411から挿入された突起122をスライド可能に保持するものである。また、スライダ14には、先端に、スライダ規制穴142が設けられている。このスライダ規制穴142は、前面ベース12の突起123をスライド可能に保持するスライド溝1421から構成されている。
また、図1に示すように、スライダ14には、カム突起143,144が設けられている。このカム突起143,144は、抜去用バー13が回動されることでカム板134と接触し、抜去用バー13の回動動作をスライダ14のスライド動作に変換するものである。ここで、カム板134及びカム突起143,144は、抜去用バー13の回動動作をスライダ14のスライド動作に変換する変換機構を構成する。なお、変換機構は、図に示す構成に限るものではなく、抜去用バー13の回動動作をスライダ14のスライド動作に変換可能な構成であればよい。
また、スライダ14には、抜去用バー規制突起145が設けられている。この抜去用バー規制突起145は、抜去用バー13のカム板134と接触することで、抜去用バー13の回動を規制するものである。
また、図5に示すように、スライダ14には、後端に、解除突起146が設けられている。この解除突起146は、スライダ14がケージ2側にスライドされることで、ケージ2の舌片21の折れ曲がり部212と接触し、舌片21を外側に押し上げるものである。
また、スライダ14には、後端に、スライダ規制切欠き147が設けられている。このスライダ規制切欠き147は、本体部11のスライダ規制突起112と接触することで、スライダ14のケージ2側へのスライドを規制するものである。
次に、プラガブル光送受信モジュール1の組立て例について説明する。まず、抜去用バー13の前面ベース12への組付け例について説明する。
抜去用バー13の前面ベース12への組付け例では、図4に示すように、まず、抜去用バー13のキー突起付回転軸133のキー突起1332の向きを、前面ベース12のキー溝穴121の向きに合わせるように、抜去用バー13の角度を調整する。この際、抜去用バー13の角度は、プラガブル光送受信モジュール1をケージ2から抜去する際の抜去用バー13の回動可能な範囲に対し、当該範囲外の角度となる。そして、図6,7に示すように、抜去用バー13のキー突起付回転軸133のキー突起1332を、前面ベース12のキー溝穴121に挿入する。これにより、抜去用バー13のキー突起付回転軸133の回転軸1331が、前面ベース12のキー溝穴121に回動可能に保持される。
次に、スライダ14の前面ベース12への組付け例について説明する。
スライダ14の前面ベース12への組付け例では、図8,9に示すように、スライダ14のスライダ規制穴141の挿入穴1411に、前面ベース12の突起122を挿入させるように、スライダ14を前面ベース12の一側面(底面)上に載せる。そして、この状態で、図10に示すように、抜去用バー13を矢印1001方向へ回動させる。これにより、カム板134とカム突起144とが接触し、スライダ14が矢印1002方向にスライドして、突起122及び突起123を、スライダ規制穴141のスライド溝1412及びスライダ規制穴142にそれぞれ保持させる。
次に、前面ベース12の本体部11への組付け例について説明する。
前面ベース12の本体部11への組付け例では、図11に示すように、スライダ14のスライダ規制切欠き147を本体部11のスライダ規制突起112に合わせて、前面ベース12を本体部11に挿入する。この際、前面ベース12の固定爪125が本体部11の固定溝113に嵌り、前面ベース12が本体部11から容易に外れないように強固に固定される。
そして、プラガブル光送受信モジュール1の組立て完了後は、図12に示すように、スライダ規制突起112にスライダ規制切欠き147が接触し、また、抜去用バー規制突起145にカム板134が接触することで、スライダ14及び抜去用バー13の可動域が制限される。この際、抜去用バー13の回動可能範囲は、抜去用バー13の前面ベース12への組付けにおいてキー溝穴121にキー突起付回転軸133を挿入する際の抜去用バー13の角度を含まない範囲となっている。よって、プラガブル光送受信モジュール1の組立て完了後に、抜去用バー13が前面ベース12から外れることはない。
次に、上記のように構成されたプラガブル光送受信モジュール1のケージ2との間での挿抜例について説明する。
プラガブル光送受信モジュール1をケージ2に挿入する場合には、図13に示すように、プラガブル光送受信モジュール1の本体部11をケージ2に挿入する。これにより、本体部11の結合突起111がケージ2の結合穴211に嵌り、プラガブル光送受信モジュール1とケージ2とを結合することができる。
一方、プラガブル光送受信モジュール1をケージ2から抜去する場合には、図14に示すように、抜去用バー13を矢印1401方向に回動させる。これにより、抜去用バー13のカム板134とスライダ14のカム突起143とが接触して、スライダ14が矢印1402方向にスライドする。そして、スライダ14の解除突起146がケージ2の舌片21の折れ曲がり部212と接触し、舌片21を外側に押し上げる。これにより、結合突起111が舌片21の結合穴211から外れる。この状態で、抜去用バー13を把持してプラガブル光送受信モジュール1をケージ2から矢印1403方向に引き抜くことで、ケージ2からの抜去動作が完了する。
なお上記では、前面ベース12及び抜去用バー13の材質については言及していないが、例えば樹脂成型品とすることができる。この場合、金属を用いた場合に比べ、材料費が安価となり、製造性がよいため加工費が安価となる。また、プラガブル光送受信モジュール1により発せられた熱が伝わりにくくなる。
以上のように、この実施の形態1によれば、前面ベース12及び抜去用バー13に、本体部11とケージ2との結合を解除する際に抜去用バー13を回動可能な範囲に対し、当該範囲外の角度で抜去用バー13を前面ベース12に組付け可能とする組付け機構(キー溝穴121及びキー突起付回転軸133)を設けたので、抜去用バー13がプラガブル光送受信モジュール1から外れることを回避することができる。また、上記組付け機構を用いることで、従来構成の止め輪のような部品の追加は不要であり、リベット加工又は溶接加工のような2次加工も不要であり、また、組立て性もよいため、特許文献2のような従来構成に対し安価に構成することができる。
なお上記では、図4に示すような形状のキー溝穴121及びキー突起1332を設けた場合について示したが、これに限るものではなく、抜け止め用穴及び抜け止め用突起の形状は、適宜変更可能である。
実施の形態2.
図15はこの発明の実施の形態2における前面ベース12及び抜去用バー13の構成例を示す斜視図である。この図15に示す実施の形態2における前面ベース12及び抜去用バー13は、実施の形態1における前面ベース12に保持溝126を追加し、抜去用バー13に保持突起135を追加したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
保持溝126は、前面ベース12の両側面(左右側面)の先端に設けられた溝である。また、保持突起135は、抜去用バー13の両回転軸1331の内側に設けられ、プラガブル光送受信モジュール1がケージ2に挿入された状態において、保持溝126に嵌るものである。なお、保持溝126及び保持突起135は、本体部11とケージ2とが結合した状態において、抜去用バー13を前面ベース12に保持する保持機構を構成する。
この保持機構を設けることで、プラガブル光送受信モジュール1がケージ2に挿入された状態において、抜去用バー13が不用意に回動しないようにすることができる。なお、この保持機構における保持溝126と保持突起135との嵌合量は小さいため、使用者が抜去用バー13の把持部131を把持して回動させることで、容易に保持機構による保持を解除することができる。
また、保持機構は図に示す構成に限るものではなく、本体部11とケージ2とが結合した状態において、抜去用バー13を前面ベース12に保持可能な構成であればよい。例えば、保持機構として、前面ベース12に保持突起を設け、抜去用バー13に、当該保持突起が嵌る保持溝を設けてもよい。
実施の形態3.
実施の形態1では、前面ベース12にキー溝穴121を設け、抜去用バー13にキー突起付回転軸133を設けた場合について示したが、図16に示すように、逆に、前面ベース12にキー突起付回転軸127を設け、抜去用バー13にキー溝穴136を設けてもよい。なお、キー突起付回転軸127及びキー溝穴136は、実施の形態1のキー突起付回転軸133及びキー溝穴121と同様に構成されている。この図16に示す構成であっても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。また、図16に示す構成に、実施の形態2と同様の固定機構を追加してもよい。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 プラガブル光送受信モジュール、2 ケージ、11 本体部、12 前面ベース(ベース)、13 抜去用バー、14 スライダ、21 舌片、111 結合突起、112 スライダ規制突起、113 固定溝、121 キー溝穴(抜け止め用穴)、122,123 突起、124 スライダ規制壁、125 固定爪、126 保持溝、127 キー突起付回転軸、131 把持部、132 回動部、133 キー突起付回転軸、134 カム板、135 保持突起、136 キー溝穴、141,142 スライダ規制穴、143,144 カム突起、145 抜去用バー規制突起、146 解除突起、147 スライダ規制切欠き、211 結合穴、212 折れ曲がり部、1331 回転軸、1332 キー突起(抜け止め用突起)、1411 挿入穴、1412,1421 スライド溝。

Claims (4)

  1. ホスト装置のケージに挿入されて、結合機構により当該ケージと結合される本体部と、
    前記本体部に組付けられたベースと、
    前記ベースに回動可能に組付けられた抜去用バーと、
    前記ベース上をスライドして前記結合機構に接触することで、前記本体部と前記ケージとの結合を解除するスライダと、
    前記抜去用バーの回動動作を前記スライダのスライド動作に変換する変換機構とを備え、
    前記ベース及び前記抜去用バーは、前記本体部と前記ケージとの結合を解除する際に当該抜去用バーを回動可能な範囲に対し、当該範囲外の角度で当該抜去用バーを当該ベースに組付け可能とする組付け機構を有する
    ことを特徴とするプラガブル光送受信モジュール。
  2. 前記ベース及び前記抜去用バーは、前記本体部と前記ケージとが結合した状態において、当該抜去用バーを当該ベースに保持させる保持機構を有する
    ことを特徴とする請求項1記載のプラガブル光送受信モジュール。
  3. 前記組付け機構は、
    前記ベース及び前記抜去用バーのうちの一方に設けられ、自身の径より幅広な抜け止め用突起を端部に有する回転軸と、
    前記ベース及び前記抜去用バーのうちの他方に設けられ、前記範囲外の角度で前記抜け止め用突起を挿入可能であり、前記回転軸を回動可能に保持する抜け止め用穴とを有する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のプラガブル光送受信モジュール。
  4. 前記ベース及び前記抜去用バーは樹脂成型品である
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のプラガブル光送受信モジュール。
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