JP2016184016A - 表示装置および表示装置用基板 - Google Patents

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川 文 裕 荒
上 彰 井
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上 彰 井
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Abstract

【課題】薄型軽量化された表示装置を提供する。【解決手段】表示装置1は、対向して配置された第1基板11及び第2基板12と、第1基板11及び第2基板12の間に配置された液晶層10と、第1基板11に光を投射する発光体18と、を有する。第1基板11は、導光基材20と、導光基材20上に形成された偏光子31と、を有する。発光体18は、導光基材20の側方に配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置および表示装置用の基板に関する。
従来、液晶表示装置が広く利用に供されている(例えば特許文献1)。液晶表示装置は、通常、液晶表示パネルと、液晶表示パネルを面状に照明する面光源装置と、を有している。多くの液晶表示パネルは、それぞれ偏光子を含んだ一対の基板と、一対の基板間に封止された液晶層と、を有する。面光源装置として、導光体と導光板の側面に対面して配置された発光体とを有するエッジライト型面光源装置や、拡散板等の光学シートと光学シートの直下に配置された発光体とを有する直下型面光源装置が、知られている。
特開2006−64731号公報
液晶表示装置において、これまで薄型化が重要な課題となってきた。とりわけ、携帯端末においては、表示装置が全厚みのうちの大きな割合を占めることから、表示装置の薄型軽量化が極めて重要な課題となっている。
エッジライト型面光源装置を用いた表示装置では、発光体が導光板の側方に位置するので、厚みを比較的薄くすることができる。しかしながら、エッジライト型面光源装置は、導光板を含んでいる。また、液晶表示パネルの各基板も、透明基材をそれぞれ含んでいる。そして、本件発明者は、液晶表示装置の薄型軽量化に関して鋭意検討を重ねた結果、導光板および一対の基材のうちの一つを省略することによって、大幅な薄型軽量化を実現し得る表示装置を創作するにいたった。すなわち、本発明は、薄型軽量化された表示装置を提供することを目的とする。
本発明による表示装置は、
対向して配置された第1基板及び第2基板と、
前記第1基板及び前記第2基板の間に配置された液晶層と、
前記第1基板に光を投射する発光体と、を備え、
前記第1基板は、導光基材と、前記導光基材上に形成された偏光子と、を有し、
前記発光体は、前記導光基材の側方に配置されている。
本発明による表示装置において、前記第1基板は、前記導光基材上に形成されたTFT素子を、さらに有するようにしてもよい。
本発明による表示装置において、前記偏光子は、前記導光基材と前記TFT素子との間に位置していてもよい。
本発明による表示装置において、前記第1基板は、前記導光基材上に形成されたカラーフィルタ層を、さらに有するようにしてもよい。
本発明による表示装置において、前記偏光子は、ワイヤーグリッド偏光子であってもよい。
本発明による表示装置において、前記第1基板は、前記導光基材の前記第2基板側を向く面に接触し且つ前記導光基材よりも低屈折率の低屈折率層を、さらに有するようにしてもよい。
本発明による表示装置において、前記導光基材の前記第2基板側とは反対側を向く面には、前記導光基材内を進む光の少なくとも一部の光の光路を、導光基材の法線方向に対してなす角度が小さくなるよう変化させる取出要素が設けられていてもよい。
本発明による表示装置において、
前記偏光子は、前記導光基材の前記第2基板側を向く面に、パターニングして配置されたワイヤーグリッド偏光子であり、
前記第1基板は、前記導光基材の前記第2基板側を向く面の一部分に接触し且つ前記ワイヤーグリッドを覆うように前記導光基材に積層された低屈折率層を、さらに有し、
前記低屈折率層は、前記導光基材よりも低い屈折率を有するようにしてもよい。
本発明による表示装置用の基板は、
一対の主面と、前記一対の主面間に位置する側面と、を有し、前記側面の一部分が発光体に対面するようにして配置される導光基材と、
前記導光基材上に形成された偏光子と、を備える。
本発明によれば、表示装置を大幅に薄型軽量化することができる。
図1は、本発明の一実施の形態を説明するための図であって、表示装置を示す縦断面図である。 図2は、図1の表示装置の第1偏光子を示す斜視図である。 図3は、図1に対応する図であって、表示装置の一変形例を説明するための図である。 図4は、図1に対応する図であって、表示装置の他の変形例を説明するための図である。 図5は、図1に対応する図であって、表示装置のさらに他の変形例を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。なお、本件明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。
図1及び図2は、本発明の一実施の形態に係る表示装置を説明するための図である。図1は、表示装置の正面方向に沿った断面図であり、図2は、表示装置の第1偏光子を説明するための図である。図1に示すように、表示装置1は、互いに対向して配置された第1基板11及び第2基板12と、第1基板11及び第2基板12の間に位置する液晶層10と、第1基板11の側方に配置された発光体18と、を有している。液晶層10は、液晶分子を含んでおり、第1基板11及び第2基板12の間に封止されている。また、第1基板11の第2基板12及び液晶層10を向く側とは反対側に、反射シート15が設けられている。
表示装置1は、平面視において、すなわち正面方向からの観察において、矩形形状に形成されている。表示装置1およびその構成要素をなす各層は、第1方向d1に平行な一対の側縁と、第2方向d2(図2参照)に平行な一対の側縁と、を有している。図示する例において、第1方向d1及び第2方向d2は互いに直交している。
第1基板11は、導光基材20と、導光基材20上に形成された第1偏光子31と、を有している。とりわけ、図1及び図2に示された一実施の形態並びに後述する図3〜図5に示された例において、第1基板11は、TFT素子41を含むTFT回路40およびカラーフィルタ層45の少なくとも一方を保持している。すなわち、導光基材20は、従来の液晶表示パネルにおける液晶層を封止する一対の基板のうちの、一方の基板の基材として機能する。また、第1方向d1に対向する導光基材20の一対の側面の一方に対面して、発光体18が配置されている。後述するように、発光体18で発光された光は、導光基材20に入射し、導光基材20の一対の主面20a,20bで反射して導光基材20内を第1方向d1に進む。すなわち、第1基板11は、従来のエッジライト型面光源装置における導光板としても機能する。そして、本発明では、従来の液晶表示パネルの一方の基材および従来の面光源装置の導光板の両方として機能する第1基板11により、表示装置1の大幅な薄型軽量化を実現している。以下、表示装置1の各構成要素について説明する。
まず、発光体18は、例えば、線状の冷陰極管等の蛍光灯や、点状のLED(発光ダイオード)や白熱電球等の種々の態様で構成され得る。図示された発光体18は、図2に示すように、第2方向d2に沿って、並べて配置された多数の点状発光要素、具体的には、多数の発光ダイオード(LED)によって、構成されている。
反射シート15は、導光基材20の観察者側となる表側面20aではなく、導光基材20の表側面20aに対向する裏側面20bから漏れ出した光を反射して、再び導光基材20側に戻すための部材である。反射シート15として、従来の面光源装置で用いられている種々の反射シートを用いることができる。例えば、白色の散乱反射シート、金属等の高い反射率を有する材料からなるシート、高い反射率を有する材料からなる薄膜(例えば金属薄膜)を表面層として含んだシート等を、反射シート15として用いることができる。反射シート15での反射は、正反射(鏡面反射)でもよく、拡散反射でもよい。反射シート15での反射が拡散反射の場合には、当該拡散反射は、等方性拡散反射であってもよいし、異方性拡散反射であってもよい。
次に第1基板11について説明する。第1基板11は、上述した導光基材20、第1偏光子31及びTFT回路40に加え、低屈折率層22、オーバーコート層61及び第1配向膜51を、さらに有している。各層(各構成要素)は、導光基材20から液晶層10に向けて、低屈折率層22、第1偏光子31、オーバーコート層61、TFT回路40、第1配向膜51の順で、導光基材20上に積層されている。また、導光基材20の裏側面20bには、取出要素21が設けられている。
導光基材20は、第1偏光子31やTFT回路40を支持するための基材として機能する。また、導光基材20は、発光体18からの光を第1方向d1に導光する部位としても機能する。したがって、導光基材20は、支持体として十分な強度と、十分な可視光透過性を有している。このような導光基材20として、例えば、ガラス、ポリカーボネートやアクリル等の透明な樹脂板等を用いることができるが、後述するようにTFT回路やワイヤーグリッド偏光子を直接積層する為に耐熱性に優れたガラスあるいは耐熱性プラスチックが適している。図示された例において、導光基材20は、互いに平行な一対の主面20a,20bと、一対の主面20a,20bの間を接続する側面と、を有している。側面は、主面20a,20bと直交している。側面のうちの第1方向d1における一側に位置する部位が、発光体18に対面し、発光体18からの光を受ける入光面20cを形成している。表示装置1が、家庭用のテレビ受像器用途で用いられる場合には、導光基材20の厚みを、例えば1000μm以上5000μm以下とすることができる。一方、表示装置1が、タブレットやスマートフォン等の携帯端末用途であれば、導光基材20の厚みを、例えば300μm以上800μm以下とすることができる。
次に、低屈折率層22について説明する。低屈折率層22は、導光基材20の表側面20aに隣接して設けられ、導光基材20との間で界面を形成している。低屈折率層22は、導光基材20よりも低い屈折率を有しており、したがって、導光基材20との間の界面は、反射を引き起こす。とりわけ図示された導光基材20では、導光基材20と低屈折率層22との界面での屈折率差に起因した全反射により、光を導光することが期待されている。このため、低屈折率層22の屈折率は、導光基材20の屈折率よりも、0.03以上低くなっていることが好ましく、0.06以上低くなっていることがより好ましい。
低屈折率層22は、光重合性化合物を含む光硬化性樹脂組成物を、導光基材20の表側面20a上に塗布し、乾燥させた後、塗膜状の光硬化性樹脂組成物に紫外線等の光を照射して、光重合性化合物を重合(架橋)させることによって、作製され得る。低屈折率層22の屈折率は、シリコーン含有共重合体、フッ素含有共重合体、微粒子等を低屈折率層用組成物に含有することによって、調整され得る。微粒子としては、例えば、シリカ微粒子、アクリル微粒子、スチレン微粒子、アクリルスチレン共重合微粒子、空隙を有する微粒子を用いることができる。
次に、取出要素21について説明する。取出要素21は、導光基材20の主面20a,20bで全反射する光を、導光基材20から取り出すよう機能する。具体的には、取出要素21は、導光基材20内を進む光の少なくとも一部の光の光路を、導光基材20の法線方向に対してなす角度が小さくなるよう変化させる。取出要素21で進路を変化させられた光の少なくとも一部は、導光基材20の主面20a,20bへ次に入射する際、入射角度が小さくなる。この結果、当該光は、主面20a,20bで全反射することなく、当該20a,20bを介して導光基材20から出射することができる。
具体的な取出要素21の構成として、導光基材20の裏側面20bに設けられた拡散膜や、表側面20aに対して傾斜した傾斜面を採用することができる。傾斜面は、導光基材20の素材に対して切削等の機械加工を施すことにより、或いは、光重合性化合物を含む光硬化性樹脂組成物を導光基材20の裏側面20b上に塗布し、紫外線等の照射により、所定の形状にて光重合性化合物を重合(架橋)させることにより、形成され得る。
一方、図示された例において、取出要素21は、拡散要素として形成されている。すなわち、取出要素21は、当該取出要素21への入射光を拡散させる。拡散要素は、脂材料からなる主部と、主部中に分散された拡散成分と、を有するように構成され得る。拡散成分とは、反射や屈折等によって、光の進路方向を変化させる機能を発揮し得る成分のことである。拡散成分として、金属化合物、気体を含有した多孔質物質、金属化合物を周囲に保持した樹脂ビーズ、白色微粒子、さらには、単なる気泡が例示される。拡散成分をなす白色粒子として、酸化チタンが添加されたアクリル樹脂粒子を例示することができる。主部は、光重合性化合物を含む光硬化性樹脂組成物を、硬化させてなるものとすることができる。したがって、拡散要素としての取出要素21は、拡散成分および光重合性化合物を含む光硬化性樹脂組成物を、導光基材20の裏側面20b上に所望のパターンで塗布し、乾燥させた後、塗膜状の光硬化性樹脂組成物に紫外線等の光を照射して、光重合性化合物を重合(架橋)させることによって、作製され得る。
次に、第1偏光子31について説明する。第1偏光子31は、入射した光を直交する二つの直線偏光成分(P波およびS波)に分解し、一方の方向(透過軸と平行な方向)に振動する直線偏光成分(例えば、P波)を透過させる。第1偏光子31は、ワイヤーグリッド偏光子35によって形成されている。ワイヤーグリッド偏光子35は、図2に示すように、複数のワイヤ状導電体35aを含んでいる。複数のワイヤ状導電体35aは、配列方向に配列され、各ワイヤ状導電体35aは、その配列方向と非平行な方向に線状に延びている。図示された例において、各ワイヤ状導電体35aは、その配列方向と直交する方向に直線状に延びている。ワイヤーグリッド偏光子35は、ワイヤ状導電体35aの長手方向に振動する直線偏光成分を反射し、ワイヤ状導電体35aの長手方向に直交する方向、図示された例ではワイヤ状導電体35aの配列方向に振動する直線偏光成分を透過させる。ワイヤーグリッド偏光子35が可視光帯域の光に対して偏光分離機能を十分に発揮するには、ワイヤ状導電体35aの配列ピッチpを、可視光最短波長未満、すなわち380nm未満とすることが好ましく、20nm〜200nmとすることがより好ましい。同様に、ワイヤーグリッド偏光子35が可視光帯域の光に対して偏光分離機能を十分に発揮するには、ワイヤ状導電体35aの高さhを、50nm〜200nmとすることが好ましい。
図示された例において、ワイヤ状導電体35aは、導光方向である第1方向d1と平行に延びている。そして、複数のワイヤ状導電体35aは、導光方向と直交する第2方向d2に配列されている。本件発明者らが検討したところ、導光基材20から出射する光は、導光方向である第1方向d1に振動する直線偏光成分よりも、導光方向と直交する第2方向d2に振動する直線偏光成分を多く含むことが確認された。したがって、図示されたワイヤーグリッド偏光子35の配置によれば、発光体18からの光をより効率的に利用することができる。
ワイヤーグリッド偏光子35は、低屈折率層22に積層された金属薄膜をパターニングすることにより、作製され得る。すなわち、ワイヤーグリッド偏光子35は、導光基材20上に積層して形成することができる。金属薄膜は、例えば、スパッタリング法、真空蒸着法、CVD法、PVD法、イオンプレーティング法によってアルミニウムや銅を低屈折率層22上に成膜することにより、作製され得る。パターニングは、まずフォトリソグラフィー技術を用いてレジストパターンを金属薄膜上に作製し、次にレジストパターンをマスクとして金属薄膜をエッチングすることにより、実施され得る。
なお、アルミニウムや銅からなるワイヤ状導電体35aは高反射率を有する。表示装置1において、外光がワイヤーグリッド偏光子35で反射すると、表示装置1によって表示される映像のコントラストを低下させることになる。このような不具合を回避するため、ワイヤ状導電体35aの表面に暗色層(黒化層)を形成してもよい。暗色層(黒化層)は、ワイヤ状導電体35aよりも可視光反射率の低い層である。暗色層(黒化層)は、例えば、ワイヤ状導電体35aをなす材料の一部分に暗色化処理(黒化処理)を施して、ワイヤ状導電体35aをなしていた一部分から、金属酸化物や金属硫化物からなる層として、形成され得る。また、暗色材料の塗膜や、ニッケルやクロム等のめっき層等のように、ワイヤ状導電体35aの表面に暗色層(黒化層)を設けるようにしてもよい。
オーバーコート層61は、可視光透過性を有した層であり、微細構造からなるワイヤーグリッド偏光子35を保護する機能を有する。また、オーバーコート層61は、TFT回路40を形成するための面を提供する層である。オーバーコート層61は、例えば、光重合性化合物を含む光硬化性樹脂組成物を、ワイヤーグリッド偏光子35が形成された低屈折率層22上に塗布し、乾燥させた後、塗膜状の光硬化性樹脂組成物に紫外線等の光を照射して光重合性化合物を重合(架橋)させることにより、作製され得る。
次に、TFT回路40について説明する。TFT回路(薄膜トランジスタ回路)40は、電圧印加の有無を画素毎に制御するための回路である。図1に示すように、TFT回路40は、画素毎に設けられたTFT素子(薄膜ダイオード素子)41及び画素電極42と、を有している。また、図示は省略するが、TFT回路40は、TFT素子41に接続する配線等も有している。TFT素子41は、特に限定されるものではなく、対応する画素電極42と第2基板12の共通電極48との間での電圧印加を制御し得る構成を採用することができる。一具体例として、TFT素子41は、ゲート電極と、ゲート電極上に形成されたゲート絶縁膜と、ゲート絶縁膜上に形成された半導体層と、半導体上に所定の間隔をあけて対向するように形成されたソース電極およびドレイン電極と、を有するようにしてもよい。この例において、ドレイン電極を画素電極42と接続することができる。一方、画素電極42は、可視光透過性を有した導電材料を用いて形成され得る。画素電極42も、特に限定されることなく、例えば液晶表示装置に用いられている既知の画素電極の構成および材料を採用することができる。画素電極42をなす材料として、例えば、酸化インジウム、酸化錫、酸化インジウム錫(ITO:Indium Tin Oxide)、酸化インジウム亜鉛(IZO:Indium Zinc Oxide)を用いることができる。
TFT回路40のTFT素子41をなす各層は、オーバーコート層61上に成膜した薄膜をパターニングすることにより、或いは、オーバーコート層61上に薄膜を成膜することにより、作製され得る。TFT素子41をなす各層を形成していくことにより、TFT素子41を得ることができる。画素電極42は、成膜した薄膜をパターニングすることにより、作製され得る。成膜は、真空蒸着法、スパッタリング、プラズマを用いた気相成長(CVD)によって実施される。パターニングは、まずフォトリソグラフィー技術を用いてレジストパターンを作製し、次にレジストパターンをマスクとして薄膜をエッチングすることにより、実施され得る。すなわち、TFT回路40は、導光基材20上に積層して形成することができる。
なお、TFT素子41の製造は、通常、半導体膜をポリシリコン化するためのアニール処理工程を含む。本実施の形態では、TFT回路40と導光基材20との間に第1偏光子31が存在する。この第1偏光子31は、耐熱性に優れたワイヤーグリッド偏光子35として形成され、ポリビニルアルコールを主体にヨウ素化合物分子を吸着配向してなる広く普及した偏光子や二色性色素を用いた偏光子と比較して格段に優れた耐熱性を有する。ワイヤーグリッド偏光子35としての第1偏光子31は、100°以上に加熱されたとしても、その偏光分離機能を十分に維持することができる。すなわち、第1偏光子31としてワイヤーグリッド偏光子35を採用することにより、第1偏光子31及びTFT回路40をこの順で導光基材20上に安定して作製することが可能となる。
次に、第1配向膜51について説明する。第1配向膜51は、可視光透過性を有した層であり、TFT回路40上に形成されている。第1配向膜51は、第1基板11のうちの液晶層10に接触する最表面を形成している。第1配向膜51は、液晶層10の液晶分子に配向規制力を発揮し、当該液晶分子を配向させる機能を有する。第1配向膜51は、樹脂膜の表面をラビングすることにより、作製され得る。また別の方法として、長手方向を有する液晶分子及び光重合性化合物を含む光硬化性樹脂組成物を、TFT回路40が形成されたオーバーコート層61上に塗布し、特定の偏光成分の光で露光することによって液晶分子を光配向させた後、紫外線等の光を照射して光重合性化合物を重合(架橋)させることによっても、作製され得る。
以上が、図1に示された第1基板11に含まれる各構成要素である。各構成要素をなす層は、導光基材20上に順に形成されていき且つ導光基材20によって支持されるようになる。
次に、第1基板11とともに液晶層10を保持するようになる第2基板12について説明する。第2基板12は、基材25、第2偏光子32、カラーフィルタ層45、共通電極48及び第2配向膜52を有している。基材25は、可視光透過性を有し、一対の主面25a,25bを有する板材である。基材25は、第2偏光子32、共通電極48、カラーフィルタ層45及び第2配向膜52を支持する層である。図視された例において、基材25の観察者側を向く表側面25aに、第2偏光子32が設けられている。一方、基材25の液晶層10及び第1基板11側を向く裏側面25bに、共通電極48、カラーフィルタ層45、第2配向膜52が、この順で液晶層10へ向けて積層されている。
基材25として、導光基材20と同様に、例えば、ガラス、ポリカーボネートやアクリル等の透明な樹脂板等を用いることができる。表示装置1が、家庭用のテレビ受像器用途で用いられる場合には、基材25の厚みを、例えば500μm以上1000μm以下とすることができる。一方、表示装置1が、タブレットやスマートフォン等の携帯端末用途であれば、基材25の厚みを、例えば100μm以上800μm以下とすることができる。
第2偏光子32は、第1偏光子31と同様に、入射した光を直交する二つの直線偏光成分(P波およびS波)に分解し、一方の方向(透過軸と平行な方向)に振動する直線偏光成分を透過させる。ただし、第2偏光子32は、第1偏光子31と同様にワイヤーグリッド偏光子35であってもよいし、或いは、誘電体多層膜からなる反射型偏光子であってもよいし、さらに、広く普及した吸収型の偏光子であってもよい。吸収型の偏光子としては、ポリビニルアルコールを主体にヨウ素化合物分子を吸着配向してなる偏光子を採用することができる。また、第2偏光子32は、第1偏光子31と、パラレルニコルの関係で配置されてもよいし、クロスニコルの関係で配置されてもよい。
共通電極48は、基材25の表側面25aに設けられている。共通電極48は、可視光透過性を有した導電材料を用いて形成される。共通電極48は、画素電極42とは異なり、画素が配置されている全領域に広がる単一の層として形成され得る。すなわち、共通電極48は、すべての画素電極42に対面する単一の層として形成され得る。共通電極48は、酸化インジウム、酸化錫、酸化インジウム錫(ITO:Indium Tin Oxide)、酸化インジウム亜鉛(IZO:Indium Zinc Oxide)を、スパッタリング法、真空蒸着法、CVD法、PVD法、イオンプレーティング法等を用いて、基材25の裏側面25bに成膜することによって、作製され得る。
次に、カラーフィルタ層45について説明する。カラーフィルタ層45は、共通電極48上に形成されている。カラーフィルタ層45は、画素を区画するブラックマトリクス46と、ブラックマトリクス46で区画された各画素をなす領域に配置された着色層47と、を有している。着色層47は、例えば、赤色、緑色および青色に着色された層を含んでいる。ブラックマトリクス46は、顔料分散レジストを共通電極48上に塗布し、得られた塗膜を露光及び現像によりパターニングすることによって、得られる。同様に、着色層47をなす各色の層も、顔料分散レジストを共通電極48上に塗布し、得られた塗膜を露光及び現像によりパターニングすることによって、得られる。
第2配向膜52は、可視光透過性を有した層であり、カラーフィルタ層45上に形成されている。第2配向膜52は、第2基板12のうちの液晶層10に接触する最表面を形成している。第2配向膜52は、液晶層10の液晶分子に配向規制力を発揮し、当該液晶分子を配向させる機能を有する。第2配向膜52は、第1配向膜51と同様の方法で作製することができる。
以上が、図1に示された第2基板12に含まれる各構成要素である。共通電極48、カラーフィルタ層45及び第2配向膜52は、基材25の裏側面25b上に順に形成されていき且つ導光基材20によって支持されるようになる。第2偏光子32は、基材25の表側面25a上に形成することもできるし、別途に作製して基材25の表側面25aに貼合するようにしてもよい。
なお、図視された例において、第2基板12は、第1基板11よりも観察者側に配置され、表示装置1の表示面1aを形成する。そして、図視は省略しているが、第2偏光子32の観察者側に種々の機能を期待された機能層が設けられ、この機能層が表示装置1の表示面1aを形成するようにしてもよい。機能層としては、耐擦傷性を有したハードコート層(HC層)、反射防止機能を有した反射防止層(AR層)、防眩機能を有した防眩層(AG)の一以上を採用することができる。
次に、以上のような構成からなる表示装置1の作用について説明する。
図視された表示装置1では、発光体18から光が、導光基材20の入光面20cに向けて投射される。入光面20cを介して、導光基材20の入射した光は、裏側面20bのうちの空気に露出した領域および低屈折率層22に隣接する表側面20aで全反射し、導光基材20内を第1方向d1に進む。ただし、導光基材20の裏側面20bには、取出要素21が第1方向d1に分散して配置されている。そして、取出要素21へ入射した光の一一部L11は、導光基材20の法線方向ndに対してなす角度が小さくなるように、進路を変更する。このような光の少なくとも一部L11は、全反射臨界角度未満の入射角度で表側面20aに入射し且つ表側面20aを介して低屈折率層22に入射する、或いは、全反射臨界角度未満の入射角度で裏側面20bに入射し且つ裏側面20bを介して導光基材20から出射する。このうち、裏側面20bを介して導光基材20から出射した光は、反射シート15で反射して、導光基材20側に戻される。
取出要素21は、第1方向d1に沿って分散して配置されている。したがって、第1方向d1に沿った各位置において、導光基材20から低屈折率層22へ光が入射するようになる。とりわけ、図示された例において、導光基材20の裏側面20b上における取出要素21の占有密度は、第1方向d1に沿って入光面20cから離間するにつれて上昇する。この結果、出射光量が少なくなってしまう傾向がある入光面20cから離間した領域において、導光基材20の表側面20aからの出射光量を十分に確保し、導光方向である第1方向d1に沿って出射光量を均一化させることができる。
低屈折率層22へ入射した光は、次に、第1偏光子31へ進む。第1偏光子31へ進んだ光のうち、第1偏光子31の透過軸と平行な方向に振動する直線偏光成分の光L12,L13は、第1偏光子31を透過する。一方、第1偏光子31の透過軸に直交する方向に振動する直線偏光成分の光L14は、第1偏光子31で反射して、導光基材20側へ向かう。この光L14は、偏光子31よりも導光板側に位置する各層の拡散あるいは反射等によって偏光状態を変化させ得る。このような光は、再度低屈折率層22を介して第1偏光子31へ入射することで、画像形成に利用され得る。
第1偏光子31を透過した光L12,L13は、オーバーコート層61、TFT回路40の画素電極42及び第1配向膜51を透過して、液晶層10へ進む。このとき、表示されるべき画像に対応した特定の画素において、画素電極42と共通電極48との間に電圧が印加される。電圧印加の有無に応じて、透過光は、偏光状態を変化させる又は偏光状態を維持する。結果として、或る画素においては光が第2偏光子32を透過することができ、他の或る画素からは光が第2偏光子32を透過することができない。例えば、図1に示された例においては、第1偏光子31と第2偏光子32とがクロスニコルの状態で配置されている。そして、電圧が印加されていない画素を通過する光は、振動方向が90°変化するように偏光状態を変化させ、第2偏光子32を透過して画像を形成する光となる。
以上のようにして、表示装置1の表示面から出射する光の分布により、画像が表示され、観察者はこの画像を観察することができる。
以上のような本実施の形態では、表示装置1は、対向して配置された第1基板11及び第2基板12と、第1基板11及び第2基板12の間に配置された液晶層10と、第1基板11に光を投射する発光体18と、を有する。そして、第1基板11は、導光基材20と、導光基材20上に形成された第1偏光子31と、を有しており、発光体18は、導光基材20の側方に配置されている。すなわち、本実施の形態による表示装置1において、導光基材20は、従来の液晶表示パネルにおける液晶層を封止する一対の基板のうちの、一方の基板の基材として機能する。また、発光体18で発光された光は、導光基材20に入射し、導光基材20の一対の主面20a,20bで反射して導光基材20内を第1方向d1に進む。すなわち、第1基板11は、従来のエッジライト型面光源装置における導光板としても機能する。したがって、本実施の形態によれば、従来の液晶表示パネルの一方の基材および従来の面光源装置の導光板の両方として機能する第1基板11を用いることによって、従来の液晶表示装置と比較して、支持基材の数を減じることができ、これにより、表示装置1の大幅な薄型軽量化を実現することができる。
また、本実施の形態において、第1偏光子31は、導光基材20とTFT素子41との間に位置している。そして、第1偏光子31は、ワイヤーグリッド偏光子35である。このような本実施の形態によれば、導光基材20上にワイヤーグリッド偏光子35及びTFT素子41を順に積層して作製していくことができる。その際に、導光板20は耐熱性の高いガラスであることが望ましい。また、とりわけ、TFT素子41を作製する際、アニール処理により、第1偏光子31が形成された導光基材20を加熱することになる。ワイヤーグリッド偏光子35は、ポリビニルアルコールを主体にヨウ素化合物分子を吸着配向してなる広く普及した偏光子や二色性色素を用いた偏光子と比較して格段に優れた耐熱性を有する。ワイヤーグリッド偏光子35としての第1偏光子31は、アニール処理によって高温に加熱されたとしても、その偏光分離機能を十分に維持することができる。すなわち、第1偏光子31としてワイヤーグリッド偏光子35を採用することにより、第1偏光子31及びTFT回路40をこの順で導光基材20上に安定して作製することが可能となる。
さらに、本実施の形態によれば、第1基板11は、導光基材20の第2基板12側を向く面に接触し且つ導光基材20よりも低屈折率の低屈折率層22を有している。また、導光基材20の第2基板12側とは反対側を向く面20bには、導光基材20内を進む光の少なくとも一部の光の光路を、導光基材20の法線方向ndに対してなす角度が小さくなるよう変化させる取出要素21が設けられている。このような本実施の形態によれば、第1偏光子31の支持基材として機能する導光基材20が、導光機能を安定して発揮することが可能となり、これにより、導光基材20が、従来の液晶表示パネルの一方の基材および従来の面光源装置の導光板の両方として安定して機能する。
なお、上述した実施の形態に対して様々な変更を加えることが可能である。以下、図面を適宜参照しながら、変形の一例について説明する。以下の説明および以下の説明で用いる図面では、上述した実施の形態と同様に構成され得る部分について、上述の実施の形態における対応する部分に対して用いた符号と同一の符号を用いるとともに、重複する説明を省略する。
上述した実施の形態において、第1基板11が、導光基材20の表側面20aに隣接した低屈折率層22を有する例を示したが、この例に限られない。図3に示すように、第1基板11が、導光基材20に表側面20aに隣接して第1偏光子31を有し、この第1偏光子31が、導光基材20の表側面20a上にパターニングして配置されたワイヤーグリッド偏光子35であるようにしてもよい。ワイヤーグリッド偏光子35は、ワイヤ状導電体35aを可視光最短波長未満のピッチpで配置することによって形成されている。このワイヤーグリッド偏光子35は、ワイヤーグリッド偏光子35を透過し得る偏光成分に対して、モスアイ構造と同様に反射防止機能を発揮する。すなわち、ワイヤーグリッド偏光子35を導光基材20に隣接して配置することにより、このワイヤーグリッド偏光子35が、取出要素21を兼ねることができる。したがって、図3の例におけるワイヤーグリッド偏光子35の配置パターンは、第1方向d1に沿った導光基材20からの出射光量分布を調整するためのパターンである。そして、ワイヤーグリッド偏光子35が設けられていない領域においては、低屈折率層22が導光基材20の表側面20aに接触して配置されている。したがって、表側面20aのうちのワイヤーグリッド偏光子35が設けられていない領域に入射する光は、導光基材20と低屈折率層22との屈折率界面において全反射して第1方向d1に進むことができる。また、図3の例では、第1偏光子31が取出要素21を兼ねることから、導光基材20の裏側面20bから取出要素21が排除されている。図3に示された表示装置1によっても、上述の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、上述した実施の形態において、TFT回路40は、画素毎に、TFT素子41及び画素電極42を有し、画素電極42が透明電極として形成されている例を示したが、この例に限られない。図4に示すように、各画素電極42が、半透過反射電極42aとして形成され、表示装置1が半透過反射表示装置をなすようにしてもよい。半透過電極42aは、透過性と反射性の両方の機能を有する半透過反射膜を含む。半透過反射膜は、例えばアルミニウムや銀を100nm以下で薄く作ることで形成することができる。半透過反射膜は、スパッタリング法、真空蒸着法、CVD法、PVD法、イオンプレーティング法等を用いてアルミニウムや銀を成膜し、成膜された薄膜をパターニングすることにより、作製され得る。半透過反射電極42aは、半透過反射膜に加え、さらに電極としての特性を補う為に、半透過反射膜と積層された透明導電膜をさらに有するようにしてもよい。透明導電膜は、上述の実施の形態で説明したように、酸化インジウム、酸化錫、酸化インジウム錫(ITO:Indium Tin Oxide)、酸化インジウム亜鉛(IZO:Indium Zinc Oxide)を、スパッタリング法、真空蒸着法、CVD法、PVD法、イオンプレーティング法等を用いて成膜し、成膜された薄膜をパターニングすることにより、作製され得る。すなわち、図4に示された表示装置1は、半透過反射型の液晶表示装置として構成されている。表示装置1が置かれている環境における環境光が十分な光量を有している場合には、発光体18を点灯することなく、環境光の反射によって画像を表示し、環境光が不十分な光量である場合には、発光体18を点灯して、発光体18からの光と環境光によって、画像を十分に明るく表示することができる。図4に示された表示装置1によっても、上述の実施の形態と同の作用効果を奏することができる。
さらに、上述した実施の形態において、導光板として機能する導光基材20が、液晶層10の背面側(観察者側とは反対の側)に配置され、バックライト型の表示装置1を構成する例を示したが、この例に限られない。図5に示すように、導光基材20を有する第1基板11が、液晶層10よりも観察者側に配置され、フロントライト型の表示装置1を構成するようにしてもよい。
さらに、上述した実施の形態において、導光板として機能する導光基材20を含んだ第1基板11が、TFT回路40を有する例を示したが、この例に限られない。図5に示すように、第1基板11は、TFT回路40に代えて又はTFT回路40に加えて、カラーフィルタ層45を有するようにしてもよい。
図5に示された例では、第1基板11が、第2基板12よりも観察者側に配置されている。第1基板11は、導光基材20の裏側面20b上に、低屈折率層22、第1偏光子31、オーバーコート層61、共通電極48、カラーフィルタ層45及び第1配向膜51を、この順で液晶層10に向けて積層して形成されている。また、導光基材20の表側面20aには取出要素21が形成されている。導光基材20の側方に、発光体18が配置されている。また、第2基板12は、基材25の表側面25a上に、反射層65、TFT回路40及び第2配向膜52を、この順で液晶層10に向けて積層して形成されている。反射層65は、反射性を有する層である。反射層65は、スパッタリング法、真空蒸着法、CVD法、PVD法、イオンプレーティング法等を用いてアルミニウムや銅を成膜することにより、作製され得る。ただし、反射層65を設けることに代えて、TFT回路40の画素電極42を反射性を有した反射電極としてもよい。図5に示された表示装置1は、フロントライト型の反射型液晶表示装置として構成されている。図5に示された表示装置1によっても、上述の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
なお、以上において上述した実施の形態に対するいくつかの変形例を説明してきたが、当然に、複数の変形例を適宜組み合わせて適用することも可能である。
1 表示装置
10 液晶層
11 第1基板
12 第2基板
15 反射シート
18 発光体
20 導光基材
20a 表側面
20b 裏側面
20c 入光面
21 取出要素
22 低屈折率層
25 基材
25a 表側面
25b 裏側面
31 第1偏光子
32 第2偏光子
35 ワイヤーグリッド偏光子
35a ワイヤ状導電体
40 TFT回路
41 TFT素子
42 画素電極
42a 半透過反射電極
45 カラーフィルタ層
46 ブラックマトリクス
47 着色層
48 共通電極
51 第1配向膜
52 第2配向膜
61 オーバーコート層
65 反射層

Claims (9)

  1. 対向して配置された第1基板及び第2基板と、
    前記第1基板及び前記第2基板の間に配置された液晶層と、
    前記第1基板に光を投射する発光体と、を備え、
    前記第1基板は、導光基材と、前記導光基材上に形成された偏光子と、を有し、
    前記発光体は、前記導光基材の側方に配置されている、表示装置。
  2. 前記第1基板は、前記導光基材上に形成されたTFT素子を、さらに有する、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記偏光子は、前記導光基材と前記TFT素子との間に位置している、請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記第1基板は、前記導光基材上に形成されたカラーフィルタ層を、さらに有する、請求項1に記載の表示装置。
  5. 前記偏光子は、ワイヤーグリッド偏光子である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の表示装置。
  6. 前記第1基板は、前記導光基材の前記第2基板側を向く面に接触し且つ前記導光基材よりも低屈折率の低屈折率層を、さらに有する、請求項1〜5に記載の表示装置。
  7. 前記導光基材の前記第2基板側とは反対側を向く面には、前記導光基材内を進む光の少なくとも一部の光の光路を、導光基材の法線方向に対してなす角度が小さくなるよう変化させる取出要素が設けられている、請求項1〜6のいずれか一項に記載の表示装置。
  8. 前記偏光子は、前記導光基材の前記第2基板側を向く面に、パターニングして配置されたワイヤーグリッド偏光子であり、
    前記第1基板は、前記導光基材の前記第2基板側を向く面の一部分に接触し且つ前記ワイヤーグリッドを覆うように前記導光基材に積層された低屈折率層を、さらに有し、
    前記低屈折率層は、前記導光基材よりも低い屈折率を有する、請求項1〜5に記載の表示装置。
  9. 一対の主面と、前記一対の主面間に位置する側面と、を有し、前記側面の一部分が発光体に対面するようにして配置される導光基材と、
    前記導光基材上に形成された偏光子と、を備える、表示装置用の基板。
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