JP2016183634A - 補機用熱交換器モジュール - Google Patents

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広幸 篠原
Hiroyuki Shinohara
広幸 篠原
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Abstract

【課題】車両への補機用熱交換器の取り付けを容易にすることができる補機用熱交換器モジュールを提供する。
【解決手段】補機用熱交換器モジュール1は、車両のエンジンを冷却する冷却液の循環路とは別系統の冷却液の循環路の途中に配置される補機用熱交換器2と、上記別系統の冷却液を循環させる電動ポンプ3と、補機用熱交換器2と電動ポンプ3とを一体に保持し、車両の一部に固定されるハウジング4と、を備える。この補機用熱交換器モジュール1によれば、車両への補機用熱交換器2の取り付けを容易にすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両のエンジンを冷却する冷却液の循環路とは別系統の冷却液の循環路の途中に配置される補機用熱交換器を備える補機用熱交換器モジュールに関する。
車両には、エンジンを冷却するための冷却液の循環路が形成されている。その循環路の途中には、エンジンの熱によって高温となった冷却液を冷却する熱交換器(以下、エンジンの冷却用の熱交換器をラジエターと呼ぶ)が設けられている。ラジエターは、フロントグリルの内部に配置され、フロントグリルから取り込まれた走行風により冷却液を冷却する。その他、特許文献1に記載のように、タイヤを収納するタイヤハウスを形成するフェンダライナの車両前方側にラジエターを配置する構成が開示されている。
一方、エンジンの冷却液の循環路とは別系統の冷却液の循環路が形成された車両もある。例えば、内燃機関に圧縮空気を供給するターボチャージャーを備える車両には、当該圧縮空気の温度を下げるための水冷式インタークーラーが取り付けられる場合がある。水冷式インタークーラーは、エンジンを冷却する冷却液とは別系統の冷却液の循環路によって成り立っており、その冷却液の循環の途中にはラジエターとは別の熱交換器(以下、ラジエターとは別の熱交換器を補機用熱交換器と呼ぶ)が設けられている。
実開昭61−141126号公報
従来、車両に補機用熱交換器を設ける場合、補機用熱交換器を複数のブラケットで車両に固定すると共に、補機用熱交換器で熱交換を行なう冷却液の循環を行なう電動ポンプも複数のブラケットで車両に固定している。ここで、同一車種の車両であっても仕様が異なる車両を生産することがあり、補機用熱交換器を必要とする車両と必要としない車両とが同一の生産ラインに混在する場合がある。その場合、補機用熱交換器と電動ポンプの取付作業が煩雑で時間がかかる作業であるため、生産ラインの全体的な流れが遅くなってしまう。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、車両への補機用熱交換器の取り付けを容易にすることができる補機用熱交換器モジュールを提供することにある。
本発明の一態様に係る補機用熱交換器モジュールは、車両のエンジンを冷却する冷却液の循環路とは別系統の冷却液の循環路の途中に配置される補機用熱交換器と、前記別系統の冷却液を循環させる電動ポンプと、前記補機用熱交換器と前記電動ポンプとを一体に保持し、前記車両の一部に固定されるハウジングと、を備える。
上記補機用熱交換器モジュールによれば、車両への補機用熱交換器の取り付けを容易にすることができる。当該補機用熱交換器モジュールでは、補機用熱交換器と電動ポンプとがハウジングによって一体化されているため、ハウジングを車両に固定するだけで車両への補機用熱交換器と電動ポンプの固定が終了するからである。このように車両への補機用熱交換器の取り付けが容易になれば、補機用熱交換器を必要とする車両と、必要としない車両と、が同一の生産ラインに混在する場合であっても、その生産ラインの流れが遅くなることを抑制することができる。
実施形態1に示す補機用熱交換器の取付構造の概略斜視図である。 実施形態1に示す補機用熱交換器モジュールの概略分解斜視図である。 実施形態2に示す補機用熱交換器の取付構造の概略斜視図である。 (A)は、実施形態2に示す補機用熱交換器モジュールのハウジングを車両前方側から見た概略斜視図、(B)は、(A)のハウジングを車両後方側から見た概略斜視図である。 実施形態2に示す補機用熱交換器の取付構造の概略部分縦断面図である。
以下、本発明の補機用熱交換器モジュールの実施形態を図面に基づいて説明する。各図面では、四角で囲った大文字アルファベットで車両の方向を示す。『F』は車両前方側、『B』は車両後方側、『U』は車両上方側、『D』は車両下方側、『R』は車両右方側、『L』は車両左方側を示している。
<実施形態1>
≪全体構成≫
本例を含む以降の実施形態では、図1に示すようなフェンダライナ9の車両前方側の位置に補機用熱交換器2を取り付けた補機用熱交換器の取付構造100に適用する補機用熱交換器モジュール1を説明する。ここで、図1では、フェンダライナ9と補機用熱交換器モジュール1とを離隔させた状態で図示しているが、補機用熱交換器モジュール1はフェンダライナ9に接続されている。以下、補機用熱交換器の取付構造100に備わる各構成を説明する。その際、補機用熱交換器モジュール1についても詳しく説明する。
≪フェンダライナ≫
フェンダライナ9は、図示しないフェンダの内張りとなる部材であって、タイヤを収納するタイヤハウス8を形成する。フェンダライナ9は、樹脂などで構成され、その厚さは2〜3mm程度となっている。フェンダライナ9を樹脂で構成することで、非常に複雑な形状に形成することができるし、孔を開けるといった加工も容易に行なえる。
フェンダライナ9には、後述する補機用熱交換器モジュール1との接続に利用される複数の接続部9dが形成されている。本例の接続部9dには孔が形成されており、補機用熱交換器モジュール1をフェンダライナ9にクリップ止めできるようになっている。接続部9dの位置と数は、クリップ止めの手間や、補機用熱交換器モジュール1の接続状態の安定性を考慮して決定すれば良く、特に限定されない。
≪補機用熱交換器モジュール≫
図1,2に示すように、補機用熱交換器モジュール1は、補機用熱交換器2、電動ポンプ3、及びこれらの部材2,3を一体に保持するハウジング4を備える。これらの部材2,3,4の接続関係は、図2に二点鎖線で示す。以下、補機用熱交換器モジュール1に備わる各構成を詳細に説明する。
[補機用熱交換器]
補機用熱交換器2は、冷却液の循環路の途中に配置され、走行風を利用して冷却液を冷却する部材である。補機用熱交換器2が設けられる冷却液の循環路は、車両のエンジンを冷却する冷却液の循環路とは別系統のものである。この補機用熱交換器2は、従来の補機用熱交換器と同様の構成、即ちアッパータンク2Uとコア部2Cとロアタンク2Lとを備える。アッパータンク2Uには、補機用熱交換器2に冷却液を導入する導入管21が接続され、ロアタンク2Lには、補機用熱交換器2から冷却液を排出する排出管22が接続される。アッパータンク2Uには、後述するハウジング4に補機用熱交換器2をネジ止めするために利用される二つの接続部2bと、後述する電動ポンプ3を補機用熱交換器2にネジ止めするために利用される接続部2aと、が形成されている。また、ロアタンク2Lには、ハウジング4に係合する二つのピン状の接続部2bが形成されている。これらの接続部2b,2aの数と位置は特に限定されない。
[電動ポンプ3]
電動ポンプ3は、冷却液の取込口30と冷却液の吐出口31とを備え、冷却液の循環を行なう部材である。電動ポンプ3の吐出口31は、導入管21を介して補機用熱交換器2のアッパータンク2Uに繋がっており、電動ポンプ3から吐出された冷却液は、補機用熱交換器2のアッパータンク2Uに導入される。この電動ポンプ3を動作させる電力は、車両から供給される。
電動ポンプ3には、電動ポンプ3を補機用熱交換器2にネジ止めするために利用される接続部3aと、電動ポンプ3をハウジング4にネジ止めするために利用される二つの接続部3c(図示しない位置にもう一つ接続部3cがある)が形成されている。これらの接続部3a,3cの数と位置は特に限定されない。
[ハウジング]
ハウジング4は、補機用熱交換器2と電動ポンプ3とを一体に保持し、車両の一部であるフェンダライナ9(図1参照)に接続されると共に、図示しない車両の骨格部材(例えば、ラジエターを支持するラジエターサポートなど)に固定される部材である。ハウジング4は、補機用熱交換器2の収納空間を形成する枠部40を備える。この枠部40は格子状に形成されており、所定の強度を保ちつつ軽量化されている。ここで、枠部40は、図示する例よりも車両前方側に延長して導風路としても構わない。枠部40に導風路を一体化することで、車両前方側からの走行風を補機用熱交換器2に案内するガイドの役割を枠部40に持たせることができる。
枠部40の車両後方側の部分のうち、車両上方側と下方側の一部がフェンダライナ9の外周面(タイヤハウス8に対向する内周面とは反対側の面)に沿った形状となっている。そのため、ハウジング4の一部をフェンダライナ9に面接触させることができ、フェンダライナ9に対する補機用熱交換器モジュール1の接続状態を安定化させることができる。一方、枠部40の車両後方側の部分のうち、車両の高さ方向の中間部は、車両前方側に凹んでいる。そのため、フェンダライナ9に補機用熱交換器モジュール1を接続したときに、フェンダライナ9とハウジング4との間に走行風を逃がす隙間を形成することができる。
上記枠部40には、補機用熱交換器2との接続に利用される接続部4b、電動ポンプ3との接続に利用される接続部4c、及び図1のフェンダライナ9との接続に利用される接続部4dが形成されている。また、枠部40には、図示しない車両の骨格部材に補機用熱交換器モジュール1をネジ止めするための接続部4eが形成されている。これらの接続部4b,4c,4d,4eの数と位置は、ハウジング4以外の部材2,3,9の接続部の数と位置に対応して決定されている。
ハウジング4は、補機用熱交換器2のコア部2Cに対応する貫通孔49を備える。貫通孔49は、コア部2Cを通過した走行風を車両後方側に逃がすための孔である。ハウジング4の車両後方側に抜けた走行風はさらに、ハウジング4とフェンダライナ9(図1参照)との隙間に抜ける。そのため、ハウジング4内に熱が籠もって、補機用熱交換器2の冷却効率が低下することはない。
上記ハウジング4は、複雑な形状に成形可能な樹脂によって構成することができる。ハウジング4の一部が金属などの剛性体で構成されていても良い。例えば、ネジの締付力が作用する接続部4b,4c,4eに金属製のカラーを配置することや、枠部40に金属製の補強材を埋め込むことなどを挙げることができる。
[補機用熱交換器モジュールの製造]
上記補機用熱交換器モジュール1は、車両の生産ライン(メインライン)とは別系統のモジュールの生産ライン(サブライン)で、メインラインでの車両の組立と並行して作製する。車両によっては補機用熱交換器モジュール1を必要としない場合もあるからである。サブラインで作製した補機用熱交換器モジュール1は、必要な数だけメインラインに用意される。
≪効果≫
上記構成を備える補機用熱交換器モジュール1は、車両の骨格部材にネジ止めによって固定することで、図1に示すように補機用熱交換器モジュール1をフェンダライナ9の車両前方側に配置することができる。この車両の骨格部材への補機用熱交換器モジュール1の固定によって、補機用熱交換器2と電動ポンプ3の車両への取り付けも完了する。このように車両への補機用熱交換器2と電動ポンプ3の取り付けが容易になれば、補機用熱交換器2を必要とする車両と、必要としない車両と、がメインラインに混在する場合であっても、補機用熱交換器2を必要としない車両のみを生産する場合に比べて、メインラインの流れが大幅に遅くなることがない。特に、本例ではわずか二箇所(ハウジング4の接続部4e参照)のネジ止めによって補機用熱交換器モジュール1の固定を行なうことができるので、補機用熱交換器モジュール1によるメインラインに対する影響を非常に小さくすることができる。これに対して、従来のようにブラケットを用いて補機用熱交換器を車両に取り付ける場合、補機用熱交換器を必要とする車両の組立時間に合わせて、メインライン全体の流れが遅くなる。
<実施形態2>
実施形態2では、図3〜図5に基づいて、ハウジング4Bにおけるフェンダライナ9Bに対向する部分の形状が実施形態1とは異なる補機用熱交換器モジュール1Bと、この補機用熱交換器モジュール1Bをフェンダライナ9Bに固定した補機用熱交換器の取付構造100Bを説明する。実施形態1と共通する構成には、実施形態1と同一の符号を付して、その説明を省略する。
≪フェンダライナ≫
図3に示すように、本例のフェンダライナ9Bには、補機用熱交換器モジュール1Bを嵌め込むための嵌合孔(ライナ側孔部)9hが形成されている。嵌合孔9hの輪郭形状は、後述する補機用熱交換器モジュール1Bの背面カバー部41の外周輪郭線の形状にほぼ一致している。
≪補機用熱交換器モジュール≫
本例の補機用熱交換器モジュール1Bは、実施形態1の補機用熱交換器モジュール1とは異なる構成のハウジング4Bを備える。ハウジング4B以外の部材2,3は、実施形態1と同様であるため、ここでは図4,5を参照してハウジング4Bの構成のみを説明する。図4(A)は、車両前方側から見たハウジング4Bの概略斜視図、図4(B)は、車両構造側から見たハウジング4Bの概略斜視図である。図5は、図3における接続部4dと電動ポンプ3との間の位置で補機用熱交換器の取付構造100Bを縦断する概略部分縦断面図である。
図4に示すように、ハウジング4Bは、枠部40に加えて、補機用熱交換器2(図3参照)の車両後方側の部分を覆う背面カバー部41を備える。背面カバー部41は、嵌合孔9hの形状に一致する形状になっている。つまり、ハウジング4Bの背面カバー部41側の部分が嵌合孔9hに嵌め込まれる構成となっており、背面カバー部41が、フェンダライナ9Bの内周面と共にタイヤハウス8の内周面を構成している。背面カバー部41の背面(車両後方側の面)は、フェンダライナ9Bの内周面に滑らかに連続しており、両者41,9Bの間に大きな段差は形成されていない。
図4に示すように、背面カバー部41には、格子状に並ぶ複数の通風孔4hが形成されている。この通風孔4hは、図3に示すように、車両前方側から補機用熱交換器2を通過した走行風をタイヤハウス8に逃がすことで、走行風がハウジング4B内で滞留することを抑制し、補機用熱交換器2の冷却効率を高めるためのものである。通風孔4hの開口形状は、図示する矩形とすることの他に、例えば多角形、円形、あるいはスリット状とすることができる。また、通風孔4hの数も特に限定されない。
ここで、通風孔4hは、図3に示すように、タイヤハウス8内に開口している。そのため、タイヤに跳ね上げられた泥や石などの飛来物が補機用熱交換器2に衝突し、補機用熱交換器2が損傷する恐れがある。そこで、通風孔4hは、飛来物が車両後方側からハウジング4B内に侵入することを阻害するが、走行風が車両前方側からハウジング4B外に流れることを許容するように構成されている。このような効果を達成するためには、例えば、(1)通風孔4hの長さを長くする、(2)通風孔4hの開口径を小さくする、(3)通風孔4hを屈曲させる、(4)通風孔4hの内部をラビリンス構造とする、といった対応を行なえば良い。ここで、ラビリンス構造とは、通風孔4hの一端側の開口部から他端側の開口部に向って直線的に移動することが難しい構造のことである。本例の通風孔4hでは上記4つの対応を全て行なっている。
本例の通風孔4hの構造について図5の丸囲み拡大図を用いて詳しく説明する。当該拡大図に示すように、通風孔4hの車両前方側の部分は、ほぼ水平方向に伸びているのに対して、通風孔4hの車両後方側の部分は、斜め下方向に伸びている。つまり、通風孔4hは屈曲している。また、通風孔4hの内部には、車両後方側からハウジング4B内への飛来物の侵入を抑制する衝立410が形成されている。衝立410は、通風孔4hの下面のうち、屈曲する部分に立設されている。
上述したラビリンス構造を備える通風孔4hであれば、タイヤハウス8側から飛来物が飛んできても、拡大図の上側の実線矢印で示すように通風孔4hの下面に当たったり、拡大図の中程の実線矢印に示すように衝立410に当たったりして、背面カバー部41よりも車両前方側に飛来物が到達し難い。また、拡大図の下側の実線矢印で示すように、通風孔4hの下面にも衝立410にも衝突しない飛来物は、通風孔4hの上面に衝突し、その勢いが減じられる。仮に、背面カバー部41よりも車両前方側に飛来物が進入したとしても、飛来物の勢いが減じられているため、背面カバー部41から車両前方側に離隔した補機用熱交換器2にまで飛来物が到達することは殆どない。一方、流体である走行風は、点線矢印で示すように、車両前方側から車両後方側に移動することができる。
≪効果≫
実施形態2の補機用熱交換器モジュール1Bも、実施形態1の構成と同様に、フェンダライナ9Bに容易に取り付けることができるので、車両の生産ラインの流れを遅くすることはない。
<その他>
補機用熱交換器モジュール1,1Bの適用位置は、走行風を効率的に取り込むことができる位置であれば、フェンダライナ9の位置に限定されない。
本発明の補機用熱交換器モジュールは、例えばターボチャージャーを搭載する車両の水冷式インタークーラーの構成部材に好適に利用可能である。
100,100B 補機用熱交換器の取付構造
1,1B 補機用熱交換器モジュール
2 補機用熱交換器
2U アッパータンク 2C コア部 2L ロアタンク
21 導入管 22 排出管 2a,2b 接続部
3 電動ポンプ
30 取込口 31 吐出口
3a,3c 接続部
4,4B ハウジング
40 枠部 41 背面カバー部 410 衝立 49 貫通孔 4h 通風孔
4b,4c,4d,4e 接続部
8 タイヤハウス
9,9B フェンダライナ
9d 接続部 9h 嵌合孔

Claims (1)

  1. 車両のエンジンを冷却する冷却液の循環路とは別系統の冷却液の循環路の途中に配置される補機用熱交換器と、
    前記別系統の冷却液を循環させる電動ポンプと、
    前記補機用熱交換器と前記電動ポンプとを一体に保持し、前記車両の一部に固定されるハウジングと、
    を備える補機用熱交換器モジュール。
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