JP2016180458A - バルブ機構 - Google Patents
バルブ機構 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016180458A JP2016180458A JP2015060935A JP2015060935A JP2016180458A JP 2016180458 A JP2016180458 A JP 2016180458A JP 2015060935 A JP2015060935 A JP 2015060935A JP 2015060935 A JP2015060935 A JP 2015060935A JP 2016180458 A JP2016180458 A JP 2016180458A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pair
- opening
- tubular member
- closing
- valve mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
Description
第2発明のバルブ機構は、第1発明において、前記開閉機構の開閉部材は、一対の移動部材を備えており、該一対の移動部材は、前記搬送経路を閉塞した状態では、前記管状部材内を前記搬送物が流動する搬送方向から前記管状部材を挟むように設けられていることを特徴とする。
第3発明のバルブ機構は、第1または第2発明において、前記管状部材は、断面矩形の角型筒状部材であり、前記開閉機構の開閉部材は、前記管状部材における互いに対向する一対の側面を接近離間させるように設けられていることを特徴とする。
第4発明のバルブ機構は、第3発明において、前記開閉機構は、前記一対の側面間に位置する一対の壁面を外方に移動させる移動部を備えており、該移動部は、前記開閉部材が前記一対の側面を接近させる際に、前記一対の壁面を外方に移動させるように作動が制御されていることを特徴とする。
第5発明のバルブ機構は、第3または第4発明において、前記管状部材は、前記一対の側面間に位置する一対の壁面に変形部が設けられており、該変形部は、該管状部材に前記一対の側面を接近させる力が加わると、前記一対の壁面が外方に折れ曲がるように設けられていることを特徴とする。
第6発明のバルブ機構は、第1または第2発明において、前記管状部材は、断面正方形の角型筒状部材であり、前記開閉部材は、前記管状部材における互いに対向する一対の角を、該一対の角を繋ぐ対角線に沿って接近離間させるように設けられていることを特徴とする。
第7発明のバルブ機構は、第6発明において、前記開閉機構は、前記一対の角と異なる一対の角を外方に移動させる移動部を備えており、該移動部は、前記開閉部材が前記一対の角を接近させる際に、該一対の角と異なる一対の角を外方に移動させるように作動が制御されていることを特徴とする。
第8発明のバルブ機構は、第1乃至第7発明のいずれかにおいて、前記管状部材は、その内面に該管状部材の素材よりも柔軟性の高い素材からなる層が形成されていることを特徴とする。
第2発明によれば、管状部材を搬送物が流動する搬送方向から挟むので、管状部材の内面の密着性を高めることができる。しかも、挟んだ部分が屈曲するので、液体をより一層漏れにくくすることができる。
第3発明によれば、管状部材が角型筒状部材であるので、搬送物を供給する開口等が矩形でも管状部材を密着性よく取り付けることができる。また、管状部材を開閉部材によって挟んだ際に、一対の側面を面接触させるので、密着性を高めることができる。
第4発明によれば、管状部材を閉塞させる際に一対の壁面を外方に移動させるので、一対の側面を接近させやすくなるし、一対の側面を面接触させやすくなる。
第5発明によれば、管状部材を閉塞させる際に一対の壁面が外方に折れ曲がるので、一対の側面を接近させやすくなるし、一対の側面を面接触させやすくなる。
第6発明によれば、管状部材を閉塞させる際に、一対の角を挟む2面を略平面状にすることができるので、管状部材の内面同士の密着性を高めることができる。
第7発明によれば、一対の角を挟む2面を略平面状にしやすくなるので、管状部材の内面同士を密着させやすくなる。
第8発明によれば、管状部材の内面に柔軟性の高い素材からなる層が形成されているので、管状部材の内面の密着性を高くすることができる。
本実施形態のバルブ機構10について説明する。
図1に示すように、本実施形態のバルブ機構10は、搬送経路11と、この搬送経路11を開放閉塞する開閉機構20と、を備えている。
図1および図2に示すように、搬送経路11は、略断面矩形の中空な筒状に形成された管状部材である。この搬送経路11は、例えば、その一端が脱水設備の出口に連結されており、その他端が後段の搬送設備(スクリューフィーダーなど)に連結されている。つまり、搬送経路11は、プロセス設備と搬送設備を繋ぎ、スラリーが流れる流路を形成している。
この搬送経路11は、伸縮性と柔軟性を有する素材によって形成されており、外部などから力が加わると、変形したり伸びたりすることができるようになっている。
開閉機構20は、搬送経路11を開放閉塞する機構である。具体的には、搬送経路11を閉塞する場合には、搬送経路11をその外面から挟んで、搬送経路11の内面同士を密着(例えば面接触)させることによって搬送経路11の流路を閉塞するものである(図2(B)参照)。
なお、搬送経路11を構成する管状部材は、その内面に管状部材の素材よりも柔軟性の高い素材からなる層11aを有していることが望ましい。かかる層11aを設ければ、搬送経路11の内面を面接触させた際に、密着性を高くすることができる。つまり、層11aが変形した際に、面接触する壁面同士の間に隙間ができることを防ぐことができる。とくに、搬送経路11の内面を面接触させた際に、搬送経路11の壁面にしわなどができても、層11aによってしわの部分の隙間を閉塞することができる。すると、搬送経路11を閉塞した際に、しわができてもその部分からスラリーを構成する液体が漏れることを防ぐことができる。
また、上記のように変形させる場合には、開閉機構20は、一対の開閉部材21,21が接触する一対の壁面と異なる一対の壁面(以下では、自由壁面という)を外方に移動させる移動部を備えていることが望ましい。具体的には、移動部は、一対の開閉部材21,21が一対の壁面を接近させる際に、一対の自由壁面を、一対の壁面間よりも外方に移動させるように作動が制御されている。例えば、図2に示すように、一対の自由壁面の法線方向と同一平面状に配置され、この法線方向と平行に移動するワイヤー24の一端を一対の自由壁面の二等分線の位置に連結しておく。そして、ワイヤー24の他端は、一対の開閉部材21,21間に設けられたリンク機構23に連結しておく。すると、一対の開閉部材21,21が一対の壁面を接近させるように移動すれば、同時に、一対の自由壁面は移動部のワイヤー24によって互いに離間する方向に引っ張られる。すると、一対の壁面を接近させる際に、一対の自由壁面が抵抗とならないし、一対の自由壁面が一対の壁面間に挟まれることもないので、一対の壁面を密着させやすくなる。
また、搬送経路11の内面を面接触させた際に、搬送経路11の壁面にしわなどが形成されることを防止する上では、開閉機構20を以下のように形成することが望ましい。
11 搬送経路
11a 柔軟層
20 開閉機
21 開閉部材
Claims (8)
- 搬送物が流動する搬送経路と、
該搬送経路を開放閉塞する開閉機構と、を備えており、
前記搬送経路が、
伸縮性および柔軟性を有する素材によって形成された管状部材によって形成されており、
前記開閉機構は、
前記管状部材を外面から挟んで該管状部材を閉塞する開閉部材を備えている
ことを特徴とするバルブ機構。 - 前記開閉機構の開閉部材は、一対の移動部材を備えており、
該一対の移動部材は、
前記搬送経路を閉塞した状態では、前記管状部材内を前記搬送物が流動する搬送方向から前記管状部材を挟むように設けられている
ことを特徴とする請求項1記載のバルブ機構。 - 前記管状部材は、
断面矩形の角型筒状部材であり、
前記開閉機構の開閉部材は、
前記管状部材における互いに対向する一対の側面を接近離間させるように設けられている
ことを特徴とする請求項1または2記載のバルブ機構。 - 前記開閉機構は、
前記一対の側面間に位置する一対の壁面を外方に移動させる移動部を備えており、
該移動部は、
前記開閉部材が前記一対の側面を接近させる際に、前記一対の壁面を外方に移動させるように作動が制御されている
ことを特徴とする請求項4記載のバルブ機構。 - 前記管状部材は、
前記一対の側面間に位置する一対の壁面に変形部が設けられており、
該変形部は、
該管状部材に前記一対の側面を接近させる力が加わると、前記一対の壁面が外方に折れ曲がるように設けられている
ことを特徴とする請求項3または4記載のバルブ機構。 - 前記管状部材は、
断面正方形の角型筒状部材であり、
前記開閉部材は、
前記管状部材における互いに対向する一対の角を、該一対の角を繋ぐ対角線に沿って接近離間させるように設けられている
ことを特徴とする請求項1または2記載のバルブ機構。 - 前記開閉機構は、
前記一対の角と異なる一対の角を外方に移動させる移動部を備えており、
該移動部は、
前記開閉部材が前記一対の角を接近させる際に、該一対の角と異なる一対の角を外方に移動させるように作動が制御されている
ことを特徴とする請求項6記載のバルブ機構。 - 前記管状部材は、
その内面に該管状部材の素材よりも柔軟性の高い素材からなる層が形成されている
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のバルブ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015060935A JP6572578B2 (ja) | 2015-03-24 | 2015-03-24 | バルブ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015060935A JP6572578B2 (ja) | 2015-03-24 | 2015-03-24 | バルブ機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016180458A true JP2016180458A (ja) | 2016-10-13 |
JP6572578B2 JP6572578B2 (ja) | 2019-09-11 |
Family
ID=57132222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015060935A Active JP6572578B2 (ja) | 2015-03-24 | 2015-03-24 | バルブ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6572578B2 (ja) |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52134277U (ja) * | 1976-04-08 | 1977-10-12 | ||
JPH06123367A (ja) * | 1992-10-12 | 1994-05-06 | Mitsumi Giken Kogyo Kk | バルブ |
JPH07300101A (ja) * | 1994-04-30 | 1995-11-14 | Nippon Seiki Co Ltd | 流動物質供給遮断装置 |
JP2000025890A (ja) * | 1998-07-15 | 2000-01-25 | Toray Ind Inc | バルブ構造体 |
JP2000065249A (ja) * | 1998-08-20 | 2000-03-03 | Irie Koken Kk | 真空ゲートバルブ |
JP2004293782A (ja) * | 2003-03-07 | 2004-10-21 | Mitsuboshi Co Ltd | 異形チューブおよびそれを用いた流体装置 |
US20070051909A1 (en) * | 2005-09-08 | 2007-03-08 | Bernstein Robert E | Pinch valve for regulating fluid flow |
JP2014020411A (ja) * | 2012-07-13 | 2014-02-03 | Asahi Organic Chemicals Industry Co Ltd | 流体移送システム |
CN105805349A (zh) * | 2016-06-01 | 2016-07-27 | 芜湖耐得胶管阀业有限公司 | 推力胶管阀 |
-
2015
- 2015-03-24 JP JP2015060935A patent/JP6572578B2/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52134277U (ja) * | 1976-04-08 | 1977-10-12 | ||
JPH06123367A (ja) * | 1992-10-12 | 1994-05-06 | Mitsumi Giken Kogyo Kk | バルブ |
JPH07300101A (ja) * | 1994-04-30 | 1995-11-14 | Nippon Seiki Co Ltd | 流動物質供給遮断装置 |
JP2000025890A (ja) * | 1998-07-15 | 2000-01-25 | Toray Ind Inc | バルブ構造体 |
JP2000065249A (ja) * | 1998-08-20 | 2000-03-03 | Irie Koken Kk | 真空ゲートバルブ |
JP2004293782A (ja) * | 2003-03-07 | 2004-10-21 | Mitsuboshi Co Ltd | 異形チューブおよびそれを用いた流体装置 |
US20070051909A1 (en) * | 2005-09-08 | 2007-03-08 | Bernstein Robert E | Pinch valve for regulating fluid flow |
JP2014020411A (ja) * | 2012-07-13 | 2014-02-03 | Asahi Organic Chemicals Industry Co Ltd | 流体移送システム |
CN105805349A (zh) * | 2016-06-01 | 2016-07-27 | 芜湖耐得胶管阀业有限公司 | 推力胶管阀 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6572578B2 (ja) | 2019-09-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008297085A5 (ja) | ||
JP2017052616A5 (ja) | ||
KR20170052486A (ko) | 비-종단형 이중 격납 이형관 | |
JP6572578B2 (ja) | バルブ機構 | |
JP2012240813A5 (ja) | ||
ITRN20110078A1 (it) | Dispositivo di collegamento per tubi flessibili. | |
KR101602653B1 (ko) | 대기중에 사용되는 텐션조절롤 | |
CN102582103A (zh) | 用于对压力机输送带进行皮带跑偏校正的方法及其产品 | |
JP6088834B2 (ja) | ダイ方式塗工装置および塗工方法 | |
MX170633B (es) | Aparato para formar tubo revestido con plastico | |
US20160044878A1 (en) | Valve | |
US3491791A (en) | Flutter valve and method of making same | |
JP2017170883A5 (ja) | ||
KR20160148409A (ko) | 안전밸브 | |
JP2011095544A5 (ja) | ||
JP2009275754A (ja) | 仕切弁装置 | |
CN104528327A (zh) | 一种支管传送运输装置 | |
JP5544483B2 (ja) | ピンチバルブ用スリーブ | |
JP4977486B2 (ja) | フィルム搬送装置 | |
KR20200067207A (ko) | 유로 구조 | |
TW201720639A (zh) | 管件液壓成形機構及其密封沖頭 | |
JP2015178896A (ja) | 真空圧力比例制御弁、バルブボディ、及び、バルブボディの流路形成方法 | |
JP2015087640A5 (ja) | ||
BR102014022957B1 (pt) | Método para a produção contínua de um fio sem fim de material plástico reativo de poliuretano | |
WO2017069011A1 (ja) | パリソンガイド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20151126 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20171212 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180122 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181221 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190218 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190222 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190530 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190628 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190716 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190729 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6572578 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |