JP2016176625A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な作業でフィルタの後方の空間に電気集塵ユニットを装着することができる空気調和機を提供する。
【解決手段】空気調和機は、上方に向かって広がる窪みを有する本体25と、本体25に装着されて、吸込口に面したフィルタ35を支持するフィルタアセンブリ34と、下向きの受け面で本体25の窪みに受け止められて、窪みを支点に、収納位置に納まる第1姿勢と、収納位置から前方に傾いて、定位置に装着されたフィルタアセンブリ34の占有空間に干渉する第2姿勢との間で姿勢変化する電気集塵ユニット51とを備える。本体25には、窪みの前端に連続して、前記フィルタアセンブリ側に前傾する傾斜面が形成される。
【選択図】図11

Description

本発明は空気調和機等に関する。
特許文献1に開示されるように、空気調和機は電気集塵ユニットを備える。電気集塵ユニットは気流の吸込口に面している。電気集塵ユニットはエアフィルタの後方の空間に装着される。エアフィルタが取り外されると電気集塵ユニットの前方で吸込口は開放される。開放された吸込口を通じて電気集塵ユニットは着脱される。
特開2010−71631号公報
電気集塵ユニットは空気調和機の正面からエアフィルタよりも奥行き方向に位置する。電気集塵ユニットの収納位置はエアフィルタよりも奥まって配置されることから、正しい収納位置に電気集塵ユニットを納めたか否かを目視によって確認することは難しい。特に、空気調和機は室内の天井に沿って壁面に設置されることから、空気調和機の正面から内部をのぞき込む作業は難しい。
本発明のいくつかの態様によれば、簡単な作業でフィルタの後方の空間に電気集塵ユニットを装着することができる空気調和機を提供することができる。
本発明の一態様は、上方に向かって広がる窪みを有する本体と、本体に装着されて、本体に設けられた吸込口に面したフィルタを支持するフィルタアセンブリと、下向きの受け面で本体の窪みに受け止められて、前記窪みを支点に、収納位置に納まる第1姿勢と、収納位置から前方に傾いて、定位置に装着された前記フィルタアセンブリの占有空間に干渉する第2姿勢との間で姿勢変化する電気集塵ユニットとを備え、前記本体には、前記窪みの前端に連続して、前記フィルタアセンブリ側に前傾する傾斜面が形成される空気調和機に関する。
電気集塵ユニットの装着にあたって上方から窪みに電気集塵ユニットは落とし込まれる。重力に影響されながら、下向きの受け面は傾斜面に案内されつつ窪みに受け止められる。作業者は空気調和機の正面から手探りで窪みに電気集塵ユニットを納めることができる。こうして電気集塵ユニットは第2姿勢を確立する。その後、フィルタアセンブリが定位置に装着されると、フィルタアセンブリは第2姿勢の電気集塵ユニットに干渉する。フィルタアセンブリは第2姿勢から第1姿勢に電気集塵ユニットを押し込むことができる。こうして電気集塵ユニットは第1姿勢で収納位置に納まる。フィルタアセンブリは空気調和機の正面で前方(設置の壁面から最も遠い位置)に配置されることから、作業者は比較的に簡単にフィルタアセンブリの装着作業を実施することができる。作業者は、わざわざ空気調和機の正面から内部をのぞき込まなくても、装着の作業を完了することができる。
空気調和機は、前記電気集塵ユニットの前方に配置されて、前記本体に取り付けられる電装品箱をさらに備えてもよい。このとき、前記傾斜面は前記電装品箱の後方に配置されればよい。窪みは電装品箱で隠れる。作業者から電気集塵ユニットの収納位置はさらに見づらい。こうして電装品箱が配置されても、作業者は簡単に上方から窪みに電気集塵ユニットを落とし込むことができる。作業者は簡単にフィルタアセンブリの装着作業を実施することができる。作業者は、わざわざ空気調和機の正面から内部をのぞき込まなくても、装着の作業を完了することができる。
空気調和機は、前記第1姿勢の前記電気集塵ユニットに弾性力で係り合い前記第1姿勢を保持し、前記第1姿勢から前記第2姿勢への姿勢変化に応じて前記電気集塵ユニットに対して係り合いを解除する係り部材をさらに備えてもよい。本体からフィルタアセンブリが取り外されると、フィルタアセンブリから電気集塵ユニットへ押さえの作用は解除される。このとき、係り部材は電気集塵ユニットの第1姿勢を維持することができる。こうして電気集塵ユニットのがたつきは回避される。
空気調和機は、前記電気集塵ユニットの外面に固定される固定接点と、前記本体に固定され、前記電気集塵ユニットの前記第1姿勢の際に前記固定接点に接触する第1位置、および、前記電気集塵ユニットの前記第2姿勢の際に前記固定接点に接触する第2位置で変位する弾性電気接点とをさらに備えてもよい。電気集塵ユニットが窪みに落とし込まれて第2姿勢を確立すると、弾性電気接点は第2位置で電気集塵ユニットの固定接点に接触する。フィルタアセンブリによって押し込まれて電気集塵ユニットが収納位置に納まっても、弾性電気接点は第1位置で電気集塵ユニットの固定接点に接触し続ける。
空気調和機は、下限位置に達する前記フィルタを検出するセンサを備えてもよい。電気集塵ユニットが収納位置に納まると、フィルタアセンブリは定位置に装着されることができる。その一方で、電気集塵ユニットが収納位置に納まらないと、フィルタアセンブリと電気集塵ユニットとの干渉に応じてフィルタアセンブリは定位置に装着されることができない。このとき、センサはフィルタを検出することができない。したがって、センサの出力に基づき電気集塵ユニットの位置ずれは検出されることができる。
以上のように開示の態様によれば、簡単な作業でフィルタの後方の空間に電気集塵ユニットを装着することができる。
本発明の一実施形態に係る空気調和機の構成を概略的に示す概念図である。 一実施形態に係る室内機の外観を概略的に示す斜視図である。 室内機の本体の構成を概略的に示す斜視図である。 室内機の構造を概略的に示す分解斜視図である。 本体内の構造を概略的に示す部分斜視図である。 エアフィルタの構造を概略的に示す拡大斜視図である。 室内機の本体の拡大垂直断面図である。 フィルタレールの下端の構造を概略的に示す拡大斜視図である。 電気集塵ユニットの一端を概略的に示す拡大部分斜視図である。 本体の窪みの構造を概略的に示す拡大部分斜視図である。 図7に対応し、収納位置の電気集塵ユニットおよび定位置のエアフィルタアセンブリを概略的に示す拡大垂直断面図である。 収納位置の突片を示す拡大側面図である。 収納位置から前方に傾いた突片を示す拡大側面図である。 図7に対応し、定位置のエアフィルタアセンブリに干渉する電気集塵ユニットを概略的に示す拡大垂直断面図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。
(1)空気調和機の構成
図1は本発明の一実施形態に係る空気調和機11の構成を概略的に示す。空気調和機11は室内機12および室外機13を備える。室内機12は例えば建物内の室内空間の壁面の上部に設置される。その他、室内機12は室内空間に相当する空間に設置されればよい。室内機12には室内熱交換器14が組み込まれる。室外機13には圧縮機15、室外熱交換器16、膨張弁17および四方弁18が組み込まれる。室内熱交換器14、圧縮機15、室外熱交換器16、膨張弁17および四方弁18は冷凍回路19を形成する。
冷凍回路19は第1循環経路21を備える。第1循環経路21は四方弁18の第1口18aおよび第2口18bを相互に結ぶ。第1循環経路21には、圧縮機15が設けられている。圧縮機15の吸入管15aは四方弁18の第1口18aに冷媒配管を介して接続される。第1口18aからガス冷媒は圧縮機15の吸入管15aに供給される。圧縮機15は低圧のガス冷媒を所定の圧力まで圧縮する。圧縮機15の吐出管15bは四方弁18の第2口18bに冷媒配管を介して接続される。圧縮機15の吐出管15bからガス冷媒は四方弁18の第2口18bに供給される。冷媒配管は例えば銅管であればよい。
冷凍回路19は第2循環経路22をさらに備える。第2循環経路22は四方弁18の第3口18cおよび第4口18dを相互に結ぶ。第2循環経路22には、第3口18c側から順番に室外熱交換器16、膨張弁17および室内熱交換器14が組み込まれる。室外熱交換器16は、通過する冷媒と周囲の空気との間で熱エネルギーの交換をする。室内熱交換器14は、通過する冷媒と周囲の空気との間で熱エネルギーの交換をする。第2循環経路22は例えば銅管などの冷媒配管で形成されればよい。
室外機13には送風ファン23が組み込まれる。送風ファン23は室外熱交換器16に通風する。送風ファン23は例えば羽根車の回転に応じて気流を生成する。気流は室外熱交換器16を通り抜ける。通り抜ける気流の流量は羽根車の回転数に応じて調整される。
室内機12には送風ファン24が組み込まれる。送風ファン24は室内熱交換器14に通風する。送風ファン24は羽根車の回転に応じて気流を生成する。送風ファン24の働きで室内機12には室内空気が吸い込まれる。室内空気は室内熱交換器14を通り抜け冷媒と熱交換する。熱交換された冷気または暖気の気流は室内機12から吹き出される。通り抜ける気流の流量は羽根車の回転数に応じて調整される。
冷凍回路19で冷房運転が実施される場合には、四方弁18は第2口18bおよび第3口18cを相互に接続し第1口18aおよび第4口18dを相互に接続する。したがって、圧縮機15の吐出管15bから高温高圧の冷媒が室外熱交換器16に供給される。冷媒は室外熱交換器16、膨張弁17および室内熱交換器14を順番に流通する。室外熱交換器16では冷媒から外気に放熱する。膨張弁17で冷媒は低圧まで減圧される。減圧された冷媒は室内熱交換器14で周囲の空気から吸熱する。冷気が生成される。冷気は送風ファン24の働きで室内空間に吹き出される。
冷凍回路19で暖房運転が実施される場合には、四方弁18は第2口18bおよび第4口18dを相互に接続し第1口18aおよび第3口18cを相互に接続する。圧縮機15から高温高圧の冷媒が室内熱交換器14に供給される。冷媒は室内熱交換器14、膨張弁17および室外熱交換器16を順番に流通する。室内熱交換器14では冷媒から周囲の空気に放熱する。暖気が生成される。暖気は送風ファン24の働きで室内空間に吹き出される。膨張弁17で冷媒は低圧まで減圧される。減圧された冷媒は室外熱交換器16で周囲の空気から吸熱する。その後、冷媒は圧縮機15に戻る。
(2)室内機の構成
図2は一実施形態に係る室内機12の外観を概略的に示す。室内機12は本体25を備える。本体25に室内熱交換器14が支持される。本体25の正面(前面)にはアウターパネル26が開閉自在に覆い被さる。
本体25の底板27には吹出口28が形成される。吹出口28は室内に向けて開口される。本体25は背面で例えば室内の壁面に固定されることができる。吹出口28は、室内熱交換器14で生成される冷気または暖気の気流を吹き出す。
吹出口28には前後1対の上下風向板29a、29bが配置される。上下風向板29a、29bはそれぞれ水平軸線31a、31b回りに回転することができる。回転に応じて上下風向板29a、29bは吹出口28を開閉することができる。上下風向板29a、29bの角度に応じて、吹き出される気流の方向は変えられる。
図3に示されるように、本体25の天板32には吸込口33が形成される。室内熱交換器14に流入する空気は吸込口33から取り込まれる。本体25には天板32の下方で室内熱交換器14の前方に複数のエアフィルタアセンブリ34が着脱自在に装着される。エアフィルタアセンブリ34は水平軸線31a、31bの軸方向に横並びに並べられる。個々のエアフィルタアセンブリ34はエアフィルタ35およびフィルタ清掃ユニット36を備える。エアフィルタ35はフィルタ清掃ユニット36上に支持され保持される。フィルタ清掃ユニット36は支持枠37で本体25に固定される。支持枠37が本体25の定位置に装着されると、エアフィルタ35は室内熱交換器14の収容空間と吸込口33に接する空間とに本体25内の空間を分割する。吸込口33側の空間の空気はエアフィルタ35を通過して室内熱交換器14の収容空間に進入する。
支持枠37には前側フィルタレール38が形成される。前側フィルタレール38はエアフィルタ35の左右両側に相互に平行に延びる。前側フィルタレール38の延長線上で本体25には左右の後側フィルタレール39が形成される。後側フィルタレール39はエアフィルタ35の左右両側に相互に平行に延びる。エアフィルタ35は左右両側でスライド自在にフィルタレール38、39に保持される。フィルタレール38、39は水平軸線31a、31bに直交する垂直面に沿って形成される。フィルタレール38、39はエアフィルタ35の前後移動を案内する。こうしてエアフィルタ35の移動経路は規定される。
本体25の底板27上で最も前方(設置時に壁面から最も遠い位置)には電装品箱41が配置される。電装品箱41の後方で底板27上に室内熱交換器14は支持される。電装品箱41の筐体は例えば水平軸線31a、31bの軸方向に2つのエアフィルタアセンブリ34にまたがって配置される。電装品箱41には制御回路その他の電装品が収容される。制御回路は室内機12の動作を制御する。
図4に示されるように、個々のフィルタ清掃ユニット36は上ダストボックス42および下ダストボックス43を備える。上ダストボックス42および下ダストボックス43は支持枠37を形成する。上ダストボックス42および下ダストボックス43は前後に配置されて相互に重ねられる。上ダストボックス42および下ダストボックス43の間にエアフィルタ35が配置される。エアフィルタ35の清掃時、概ねエアフィルタ35の前面の塵埃は上ダストボックス42のボックス本体45に回収され、エアフィルタ35の後面の塵埃は下ダストボックス43に回収される。
フィルタ清掃ユニット36は第1従動ギア46および第2従動ギア47を備える。第1従動ギア46は上ダストボックス42に取り付けられる。第1従動ギア46は水平軸48回りで回転する。第1従動ギア46は、上ダストボックス42内の後述する清掃ブラシを回転駆動する。第1従動ギア46の歯は上ダストボックス42の外面から部分的に露出する。同様に、第2従動ギア47は下ダストボックス43に取り付けられる。第2従動ギア47は水平軸49回りで回転する。第2従動ギア47は、下ダストボックス43の両端に配置されエアフィルタ35を駆動する。第2従動ギア47の歯は下ダストボックス43の外面から部分的に露出する。エアフィルタアセンブリ34が本体25にセットされると、第1従動ギア46は本体25に搭載の第1駆動ギア(図示されず)に噛み合い、同様に第2従動ギア47は本体25に搭載の第2駆動ギア(図示されず)に噛み合う。個々の駆動ギアには個別に電動モータといった駆動源(図示されず)が連結される。個々の駆動源から供給される駆動力に応じて第1従動ギア46および第2従動ギア47は個別に回転する。
本体25には電気集塵ユニット51が着脱自在に装着される。ここでは、電気集塵ユニット51は一方のエアフィルタアセンブリ34の背後に収納される。電気集塵ユニット51は例えば前後の導電格子52を備える。前側の導電格子52は帯電電極として機能する。後側の導電格子52は集塵電極として機能する。花粉などの細かな塵埃は前側の導電格子52を通過する際に導電格子52の放電で帯電する。帯電した塵埃は後側の導電格子52に引き寄せられる。こうして細かな塵埃は電気集塵ユニット51で捕獲される。放電にあたって電気集塵ユニット51には本体25から電力が供給される。
本体25にはエアフィルタアセンブリ34の定位置を規定する構造が形成される。こうした構造は、エアフィルタアセンブリ34の左右両側で物理的な垂直面53を規定する壁や、当該垂直面53から突き出て前後方向にエアフィルタアセンブリ34の位置決めを担う突き当て面54を規定する突片で構成されればよい。壁の垂直面53は例えば水平軸線31a、31bに直交すればよく、突き当て面54は水平軸線31a、31bに平行な垂直面で構成されればよい。本体25およびエアフィルタアセンブリ34の間には、エアフィルタアセンブリ34が定位置に装着された際に弾性力でエアフィルタアセンブリ34に係り合って定位置にエアフィルタアセンブリ34を保持する機構が構成されてもよい。こうした機構は定位置でエアフィルタアセンブリ34のがたつきを防止することができる。
本体25には本体25前面側から収納空間55に向かって電気集塵ユニット51の移動を案内する案内構造が形成される。案内構造は、上向きの物理的水平面56や、当該水平面56の前端に位置する稜線57で構成されることができる。稜線57は水平軸線31a、31bに平行に延びる。水平面56は下方から電気集塵ユニット51を支持し、電気集塵ユニット51の水平姿勢の維持に役立つ。稜線57は、水平面56上で水平軸線31a、31bに平行に電気集塵ユニット51の姿勢を維持する際に役立つ。
図5に示されるように、本体25には送風ファン24が回転自在に支持される。送風ファン24には例えばクロスフローファンが用いられる。送風ファン24は水平軸線31a、31bに平行な回転軸58回りで回転する。送風ファン24の回転軸58は本体25の設置時に水平方向に延びる。送風ファン24は吹出口28に平行に配置される。送風ファン24には駆動源(図示せず)から回転軸58回りの駆動力が伝達される。駆動源は本体25に支持される。送風ファン24の回転に応じて気流は室内熱交換器14を通過する。その結果、冷気または暖気の気流が生成される。冷気または暖気の気流は吹出口28から吹き出される。
室内熱交換器14は前側体14aおよび後側体14bを備える。前側体14aは送風ファン24の前側から送風ファン24に向き合わせられる。後側体14bは送風ファン24の後側から送風ファン24に向き合わせられる。前側体14aおよび後側体14bは上端で相互に連結される。前側体14aおよび後側体14bは冷媒管59aを有する。冷媒管59aは水平方向に往復する。すなわち、冷媒管59aは、水平軸線31a、31bに平行に延び、本体25の正面視左右端で折り返され、再び水平軸線31a、31bに平行に延び、再び本体25の正面視左右端で折り返され、これらが繰り返される。冷媒管59aは第2循環経路22の一部を構成する。冷媒管59aには複数の放熱フィン59bが結合される。放熱フィン59bは水平軸線31a、31bに直交しつつ相互に平行に広がる。冷媒管59aおよび放熱フィン59bは例えば銅やアルミといった金属材料から形成されることができる。冷媒管59aおよび放熱フィン59bを通じて冷媒と空気との間で熱交換が実現される。
図6に示されるように、エアフィルタ35はフレーム61およびメッシュシート62を備える。メッシュシート62は例えばポリエチレンテレフタラートの繊維(樹脂繊維)を格子状に組み合わせて構成される。メッシュシート62はフレーム61に支持される。フレーム61はメッシュシート62の形状を保持する機能を有する。フレーム61は樹脂材料(例えばポリプロピレン)から形成される。メッシュシート62のメッシュは気流に対して交差するように配置され、気流の通路を形成する。
エアフィルタ35のフレーム61にはラック63が形成される。ラック63は、メッシュシート62の左右両側で直線上に配列される。ラック63は、下ダストボックス43に収納されるピニオン(図示されず)に噛み合う。ピニオンは第2従動ギア47に連結される。第2従動ギア47の回転はピニオンに伝達される。こうして第2従動ギア47の回転に応じて、エアフィルタ35はフィルタレール38、39に沿って前後に移動する。上ダストボックス42および下ダストボックス43に対してエアフィルタ35は相対的に移動する。
図7に示されるように、フィルタ清掃ユニット36はピニオン(駆動部材)65を備える。ピニオン65は例えば下ダストボックス43に回転自在に支持される。ピニオン65の外周は、例えば支持枠37に形成される押さえ板(案内部材)66の湾曲面に所定の間隔で向き合わせられる。湾曲面はピニオン65の回転軸に平行な母線で形成される。エアフィルタ35がフィルタ清掃ユニット36に装着されると、フレーム61およびラック63はピニオン65の外周と押さえ板66の湾曲面とに挟まれる。こうしてラック63はピニオン65に噛み合う。押さえ板66はピニオン65からラック63の離脱を防止する。ピニオン65および押さえ板66でエアフィルタ35の移動は案内される。
ピニオン65は第2従動ギア47に連結される。第2従動ギア47の回転はピニオン65に伝達される。ピニオン65の回転はピニオン65の接線方向にラック63の移動を引き起こす。こうして第2従動ギア47の回転に応じて水平軸線31a、31bに直交する垂直面に沿った方向に上ダストボックス42および下ダストボックス43に対してエアフィルタ35の相対移動は実現される。
フィルタ清掃ユニット36は清掃ブラシ67を備える。清掃ブラシ67はブラシ台座68およびブラシ毛71を備える。ブラシ台座68は第1従動ギア46からの駆動力により水平軸69回りに回転することができる。ブラシ毛71はブラシ台座68の円筒面上に所定の中心角範囲にわたって配置される。ブラシ毛71の植毛範囲はブラシ台座68の軸方向にエアフィルタ35を横切る広がりを有する。清掃ブラシ67は所定の回転位置でブラシ毛71をエアフィルタ35に接触させ当該回転位置以外ではブラシ毛71をエアフィルタ35から離脱させる。ブラシ毛71がエアフィルタ35に接触した状態でフィルタレール38、39に沿ってエアフィルタ35が移動すると、エアフィルタ35の前面に付着した塵埃はブラシ毛71に絡め捕られることができる。
フィルタ清掃ユニット36はブラシ受け72を備える。ブラシ受け72は下ダストボックス43内に収納される。ブラシ受け72は支え面73を有する。支え面73は清掃ブラシ67に向き合わせられる。ブラシ毛71がエアフィルタ35に接触する際に支え面73はブラシ毛71との間にエアフィルタ35を挟み込む。その他、支え面73にはブラシ毛が植毛されてもよい。
本体25にはさらなるフィルタレール75が設けられる。フィルタレール75は前側フィルタレール38の下端に連続し下方に延びる。フィルタレール75は例えば直線的な案内路76を規定する。エアフィルタアセンブリ34が本体25に装着されると、支持枠37の前側フィルタレール38はフィルタレール75の案内路76に連続してエアフィルタ35の移動経路を有する。こうしてフィルタレール75は移動経路の下限位置77までエアフィルタ35の下端の変位を案内する。ピニオン65は下限位置77に向かってエアフィルタ35の移動を引き起こす駆動力をエアフィルタ35に伝達する。
前側フィルタレール38にはフィルタレール75とピニオン65との間で屈曲域38aが形成される。屈曲域38aは前下がりのフィルタレール38と垂直方向のフィルタレール38とを相互に接続する。屈曲域38aの下方ではフィルタレール75に切れ目78が形成される。切れ目78の下方でエアフィルタ35が拘束され、ピニオン65が下方に向かってエアフィルタ35を駆動し続けると、切れ目78からエアフィルタ35は前方に張り出す。
図8に示されるように、本体25にはセンサ81が組み込まれる。センサ81は下限位置77に達するエアフィルタ35を検出する。ここでは、センサ81にはリミットスイッチが用いられる。リミットスイッチはフィルタレール75の案内路76内に配置される。リミットスイッチは案内路76の内部空間に向かって突き出る接触片82を備える。接触片82には斜面83が形成される。斜面83は下限位置77に近づくにつれてフィルタレール75の壁面から遠ざかる。エアフィルタ35の下端が案内路76に沿って下限位置77に達すると、エアフィルタ35の下端は斜面83に接触する。エアフィルタ35の作用で接触片82はフィルタレール75の壁面に向かって引っ込む。接触片82が引っ込むことでリミットスイッチは通電する。センサ81はオンされる。エアフィルタ35が下限位置77に達しない限り、センサ81のオフは維持される。センサ81はエアフィルタアセンブリ34ごとに設置される。
図9に示されるように、電気集塵ユニット51は導電格子52を支持するユニット本体84を備える。ユニット本体84には、水平軸線31a、31bに平行な稜線85が設けられている。稜線85に直交する垂直面がユニット本体84の左右両端を形成する。こうしてユニット本体84の左右両端には稜線85に直交する端面86が形成される。図9には正面から見て電気集塵ユニット51の右端のみが描かれる。
ユニット本体84の個々の端面86には突片87が配置される。突片87は端面86から稜線85に平行に外方に突き出る。ユニット本体84は左右1対の突片87で室内機12の本体25に両持ち支持される。左側の突片は、稜線に直交する垂直面に対して突片87との間で面対称となる形状を有すればよい。
突片87の下端には下向きの受け面88が形成される。受け面88は部分円筒面で形成される。部分円筒面の母線は稜線85に平行となるように規定される。受け面88には平面89が連続する。平面89は受け面88の上端から上方に広がる。ユニット本体84が本体25に取り付けられるとき、平面89は前向き(アウターパネル26の方向)に面する。
ユニット本体84の端面86には係り受け片91が配置される。係り受け片91は板材92を備える。板材92の後端には上向きに屋根形の突起93が一体に形成される。突起93の頂点は稜線85に平行な稜線を形成する。板材92の上向き面から突起93は盛り上がる。板材92は弾性を有しており、突起93は上下に変位することができる。
平面89および受け面88には第1固定接点94が固定される。ユニット本体84の利稜線85に隣接し、端面に直交する下向き面には、第2固定接点95が固定される。ユニット本体84の端面86上には外向きに第3固定接点96が固定される。第3固定接点96は端面86の平面から外向きに張り出して配置されており、ユニット本体84が本体25に取り付けられるとき、後述する第3弾性電気接点106に接触する。第1固定接点94、第2固定接点95および第3固定接点96は例えばステンレス鋼といった導電材から形成されればよい。
本体25は左右1対の窪みを有する。窪みは上方に向かって広がる。図10には正面から見て右側の窪み97のみが描かれる。左側の窪みは水平軸線31a、31bに直交する垂直面に関して窪み97との間で面対称を構成する形状を有すればよい。窪み97は突片87の受け面88に対応して湾曲面で形成される。湾曲面は例えば水平軸線31a、31bに平行な母線で構成される。湾曲面は例えば受け面88よりも大きい曲率半径を有する部分円筒面で構成されればよい。窪み97と受け面88との間では、受け面88が窪み97に受け止められる際に窪み97を支点に突片87が前後に揺動する関係が成立すればよい。
窪み97の前端には傾斜面98が連続して設けられる。傾斜面98はフィルタアセンブリ34の取付位置側に前傾する平面で形成される。平面は窪み97から連続する。窪み97の下端から傾斜面98の上端までの距離は突片87の下端から板材92までの距離よりも小さく設定される。したがって、窪み97に突片87が受け止められる際に、傾斜面98は係り受け片91に干渉しない。窪み97に受け面88が受け止められて平面89が傾斜面98に受け止められると、電気集塵ユニット51で予備姿勢(第2姿勢)が確立される。
窪み97の後端には支持面99が連続して設けられる。支持面99は重力方向から例えば後に傾く平面で形成される。平面は窪みの母線から連続する。窪み97に受け面88が受け止められて突片87が支持面99に受け止められると、電気集塵ユニット51で収納姿勢(第1姿勢)が確立される。
支持面99の上方には係り部材101が配置される。係り部材101は本体25に固定される。係り部材101は板材102を備える。板材102は水平に広がる。板材102と窪み97の下端との距離は突片87の下端と板材92との距離よりも大きく設定される。板材102の下向き面には突起103が形成される。突起103は平たい下向き面から下向きに盛り上がる。突起103には水平軸線31a、31bに平行に配置される稜線から両側に下る斜面が形成されればよい。こうした稜線で突起103の頂上は規定される。突起103の頂上と窪み97の下端との距離は、突片87の下端と板材92との距離よりも大きいものの、突起93の頂上と突片87の下端との距離よりも小さい。
傾斜面98には第1弾性電気接点104が配置される。第1弾性電気接点104は例えば導電性の板バネ材から形成される。板バネ材は山折りに折られて山折りの稜線で傾斜面98から最も遠ざかる。板バネ材の上端は傾斜面98に固定される。上端から板バネ材に傾斜面98に平行に押しつけ力が作用すると、板バネ材の弾性変形に応じて山折りの稜線は傾斜面98に近づき、板バネ材は傾斜面98に重なることができる。
水平軸線31a、31bに平行に窪み97からずれた位置で収納空間55には第2弾性電気接点105が配置される。第2弾性電気接点105は収納空間55内の水平面に固定される。第2弾性電気接点105は例えば導電性の板バネ材から形成される。板バネ材は山折りに折られて山折りの稜線で水平面から上方に最も遠ざかる。板バネ材は一端で水平面に連結される。山折りの稜線から板バネ材に下方に向かって押しつけ力が作用すると、板バネ材の弾性変形に応じて山折りの稜線は水平面に近づき、板バネ材は水平面に重なることができる。
水平軸線31a、31bに直交して収納空間55に面する垂直面には第3弾性電気接点106が配置される。第3弾性電気接点106は例えば導電性の板バネ材から形成される。板バネ材は山折りに折られて山折りの稜線で垂直面から水平方向に最も遠ざかる。板バネ材は一端で垂直面に連結される。山折りの稜線から板バネ材に水平方向に押しつけ力が作用すると、板バネ材の弾性変形に応じて山折りの稜線は垂直面に近づき、板バネ材は垂直面に重なることができる。
(3)室内機の動作
送風ファン24が動作すると、本体25内では吸込口33から吹出口28に向かって気流が生成される。吸込口33から吸引された空気はエアフィルタ35を通過して室内熱交換器14を通過する。冷房運転時には空気は室内熱交換器14で冷却されて吹出口28から吹き出される。暖房運転時には空気は室内熱交換器14で暖められて吹出口28から吹き出される。気流がエアフィルタ35を通過する際にメッシュシート62のメッシュの大きさよりも大きい塵埃はメッシュを通過することができない。塵埃はエアフィルタ35の前面に捕獲される。室内熱交換器14に向かって流れる気流から塵埃などは除去される。室内熱交換器14には清浄な気流が流れ込む。吹出口28から清浄な空気の冷気または暖気は吹き出される。
こうした送風時にはエアフィルタ35の下端は吸込口33の下側輪郭線に位置合わせされる。こうしてエアフィルタ35の下端が位置合わせされると、エアフィルタ35の上端は吸込口33の上側輪郭線に位置合わせされる。こうして吸込口33は全面にわたってエアフィルタ35で塞がれる。エアフィルタ35は移動経路に沿った前後方向に最小長さで広がる。気流が吸込口33を流通する際に気流はエアフィルタ35を通過する。
次に、エアフィルタ35の清掃を説明する。エアフィルタ35の清掃にあたってフィルタ清掃ユニット36は動作する。フィルタ清掃ユニット36ではブラシ台座68は回転動作する。ブラシ台座68の回転動作に応じて清掃ブラシ67のブラシ毛71はエアフィルタ35の前面に接触する。このとき、エアフィルタ35の後面はブラシ受け72の支え面73に受け止められる。エアフィルタ35はブラシ毛71と支え面73との間に挟まれる。
第2従動ギア47は駆動される。エアフィルタ35はフィルタレール38、39に沿って前後に移動する。エアフィルタ35の移動に応じてブラシ毛71はエアフィルタ35の前面をなぞる。こうしてブラシ毛71はエアフィルタ35の前面から塵埃を絡め捕る。絡め捕られた塵埃は上ダストボックス42に回収される。支え面73とエアフィルタ35が接触することで落下した塵埃は下ダストボックス43に回収される。
図11に示されるように、電気集塵ユニット51が収納位置に納まると、エアフィルタアセンブリ34は定位置に装着されることができる。電気集塵ユニット51は下向きの受け面88で本体25の窪み97に受け止められて第1姿勢を確立する。第1姿勢の電気集塵ユニット51は、定位置に装着されたエアフィルタアセンブリ34の占有空間よりも内側に位置する。このとき、図12に示されるように、突片87の平面89は傾斜面98から遠ざかる。係り部材101と電気集塵ユニット51の係り受け片91とは弾性力で相互に係り合う。係り合いの結果、電気集塵ユニット51は第1姿勢に保持される。突片87の平面89は傾斜面98から離れるものの、第1弾性電気接点104は第1位置で第1固定接点94に接触し続ける。
電気集塵ユニット51の突片87は窪み97を支点に第1姿勢と第2姿勢との間で姿勢変化する。突片87が第2姿勢を確立すると、図13に示されるように、突片87の平面89は傾斜面98に重なる。電気集塵ユニット51は収納位置から前方に傾く。第1姿勢から第2姿勢への姿勢変化に応じて係り部材101は係り受け片91に対して係り合いを解除する。解除にあたって係り受け片91の弾性変形が引き起こされる。第1弾性電気接点104は板バネ材の作用で平たく潰れて平面89と傾斜面98との重なりを許容する。第1弾性電気接点104は第2位置に変位し第1固定接点94に接触し続ける。
図14に示されるように、電気集塵ユニット51の第2姿勢の確立に先立ってエアフィルタアセンブリ34は本体25から外される。第2姿勢では電気集塵ユニット51は定位置に装着されたエアフィルタアセンブリ34の占有空間に干渉することから、エアフィルタアセンブリ34が本体25の定位置に位置する限り、電気集塵ユニット51は第1姿勢から第2姿勢に姿勢変化することはできない。第2姿勢の電気集塵ユニット51は、係り部材101の掛かり合いから解放されることから、収納空間55から外側に引き出されることができる。こうして電気集塵ユニット51は本体25から取り外されることができる。
電気集塵ユニット51の装着にあたって上方から収納空間55に電気集塵ユニット51は落とし込まれる。重力の作用を受けながら、突片87の受け面88は傾斜面98に案内されつつ窪み97に受け止められる。こうして突片87の平面89は傾斜面98に重ねられる。このとき、第1固定接点94は第1弾性電気接点104に受け止められる。第2固定接点95は第2弾性電気接点105に受け止められる。第3固定接点96は第3弾性電気接点106に受け止められる。
作業者は室内機12の正面から手探りで窪み97に電気集塵ユニット51の突片87を納めることができる。こうして電気集塵ユニット51は第2姿勢を確立する。その後、エアフィルタアセンブリ34が定位置に装着されると、エアフィルタアセンブリ34は第2姿勢の電気集塵ユニット51に干渉する。エアフィルタアセンブリ34は第2姿勢から第1姿勢に電気集塵ユニット51を押し込むことができる。こうして電気集塵ユニット51は第1姿勢で収納位置に納まる。エアフィルタアセンブリ34は室内機12の正面で前方(設置の壁面から最も遠い位置)に配置されることから、作業者は比較的に簡単にエアフィルタアセンブリ34の装着作業を実施することができる。作業者は、わざわざ室内機12の正面から内部をのぞき込まなくても、装着の作業を完了することができる。
前述のように、電気集塵ユニット51が第1姿勢を確立しない限り、定位置にエアフィルタアセンブリ34は装着されることができない。電気集塵ユニット51収納位置に納まらないうちにエアフィルタアセンブリ34が本体25に装着されても、エアフィルタアセンブリ34は定位置に至ることはできない。電気集塵ユニット51が収納位置に納まらないと、エアフィルタアセンブリ34と電気集塵ユニット51との干渉に応じてエアフィルタアセンブリ34は定位置に装着されることができない。このとき、エアフィルタ35はフィルタレール38、39に沿って移動することができない。移動できないので、エアフィルタ35は案内路76に沿って下限位置77に達することもできない。センサ81はエアフィルタ35を検出することができない。したがって、センサ81の出力に基づき電気集塵ユニット51の位置ずれは検出されることができる。
11 空気調和機、25 本体、34 フィルタアセンブリ(エアフィルタアセンブリ)、35 フィルタ(エアフィルタ)、41 電装品箱、51 電気集塵ユニット、81 センサ、94 第1固定接点、95 第2固定接点、96 第3固定接点、97 窪み、98 傾斜面、101 係り部材、104 第1弾性電気接点、105 第2弾性電気接点、106 第3弾性電気接点。

Claims (5)

  1. 上方に向かって広がる窪みを有する本体と、
    本体に装着されて、本体に設けられた吸込口に面したフィルタを支持するフィルタアセンブリと、
    下向きの受け面で本体の窪みに受け止められて、前記窪みを支点に、収納位置に納まる第1姿勢と、収納位置から前方に傾いて、定位置に装着された前記フィルタアセンブリの占有空間に干渉する第2姿勢との間で姿勢変化する電気集塵ユニットとを備え、
    前記本体には、前記窪みの前端に連続して、前記フィルタアセンブリ側に前傾する傾斜面が形成されることを特徴とする空気調和機。
  2. 請求項1に記載の空気調和機において、前記電気集塵ユニットの前方に配置されて、前記本体に取り付けられる電装品箱をさらに備え、前記傾斜面は前記電装品箱の後方に配置されることを特徴とする空気調和機。
  3. 請求項1または2に記載の空気調和機において、前記第1姿勢の前記電気集塵ユニットに弾性力で係り合い前記第1姿勢を保持し、前記第1姿勢から前記第2姿勢への姿勢変化に応じて前記電気集塵ユニットに対して係り合いを解除する係り部材をさらに備えることを特徴とする空気調和機。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和機において、
    前記電気集塵ユニットの外面に固定される固定接点と、
    前記本体に固定され、前記電気集塵ユニットの前記第1姿勢の際に前記固定接点に接触する第1位置、および、前記電気集塵ユニットの前記第2姿勢の際に前記固定接点に接触する第2位置で変位する弾性電気接点と
    をさらに備えることを特徴とする空気調和機。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気調和機において、下限位置に達する前記フィルタを検出するセンサを備えることを特徴とする空気調和機。
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