JP2016174116A - 基板移載システム及び基板移載方法 - Google Patents

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直也 武田
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Abstract

【課題】サンプルホルダへの基板搭載時における基板の破損を抑制できる基板移載システムを提供する。
【解決手段】基板を保持する基板保持パッドを有し、基板保持パッドに保持した状態で基板を移動させる基板移動装置と、第1の保持力、及び、第1の保持力よりも弱い、基板移動装置によって移動する基板が支持ピンに接触した場合に基板に加わる外力によって基板保持パッドから基板が容易に離れる第2の保持力のいずれかで、基板保持パッドに基板を保持させる基板保持装置と、基板移動装置及び基板保持装置の動作を制御する制御装置とを備え、制御装置が、第1の保持力で基板保持パッドに保持させた基板を基板搭載面の支持ピンから離間した第1の位置に移動させた後、第2の保持力で基板保持パッドに保持させた基板を支持ピンと接触する第2の位置まで移動させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、サンプルホルダに基板を移載する基板移載システム及び基板移載方法に関する。
成膜やエッチングなどの処理工程で、基板はサンプルホルダに搭載されてプロセス処理装置に搬入される。サンプルホルダでの基板の移載には、基板を吸着する手段を備えるロボットハンドを使用する方法を採用できる。ここで、「基板の移載」とは、サンプルホルダへの基板の搭載及びサンプルホルダからの基板の回収をいう。ロボットハンドによる基板の移載では、例えばロボットハンドに吸着パッドを設置し、吸着パッドに真空吸着させた基板をロボットハンドによって移動させる(例えば、特許文献1参照。)。
基板が垂直に搭載されるボートタイプのサンプルホルダでは、サンプルホルダの基板搭載面に配置された支持ピンによって基板が支持されている。基板をサンプルホルダに搭載する場合には、支持ピンに基板が押し付けられることによる傷が基板に発生しないようにする必要がある。このため、基板が支持ピンに接触しないように支持ピンの上方に基板を保持した状態から、真空状態を破って吸着パッドから基板を離し、基板を支持ピンに落下させる方法が取られている。
特開2000−100903号公報
しかしながら、基板を支持ピンに落下させる方法では、落下の衝撃で基板が破損することがある。基板に発生した傷が小さくても、その後の工程で基板が割れたり大きなひびが生じたりする可能性がある。
上記問題点に鑑み、本発明は、サンプルホルダへの基板搭載時における基板の破損を抑制できる基板移載システム及び基板移載方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、基板が支持ピンに支持されて垂直に搭載される基板搭載面を有するサンプルホルダに基板を移載する基板移載システムであって、(ア)基板を保持する基板保持パッドを有し、基板保持パッドに保持した状態で基板を移動させる基板移動装置と、(イ)第1の保持力、及び、第1の保持力よりも弱い、基板移動装置によって移動する基板が支持ピンに接触した場合に基板に加わる外力によって基板保持パッドから基板が容易に離れる第2の保持力のいずれかで、基板保持パッドに基板を保持させる基板保持装置と、(ウ)基板移動装置及び基板保持装置の動作を制御する制御装置とを備え、制御装置が、第1の保持力で基板保持パッドに保持させた基板を基板搭載面の支持ピンから離間した第1の位置に移動させた後、第2の保持力で基板保持パッドに保持させた基板を支持ピンと接触する第2の位置まで移動させる基板移載システムが提供される。
本発明の他の態様によれば、基板が支持ピンに支持されて垂直に搭載される基板搭載面を有するサンプルホルダに基板を移載する基板移載方法であって、(ア)基板保持パッドに第1の保持力で保持させた基板を、基板搭載面の支持ピンから離間した第1の位置に移動するステップと、(イ)第1の保持力よりも弱い、基板移動装置によって移動する基板が支持ピンに接触した場合に基板に加わる外力によって基板保持パッドから基板が容易に離れる第2の保持力で基板保持パッドに基板を保持させ、基板を第1の位置から支持ピンと接触する第2の位置まで移動させるステップとを含む基板移載方法が提供される。
本発明によれば、サンプルホルダへの基板搭載時における基板の破損を抑制できる基板移載システム及び基板移載方法を提供できる。
本発明の実施形態に係る基板移載システムの構成を示す模式図である。 サンプルホルダの構成を示す模式図である。 支持ピンの構造例を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る基板移載方法を示す模式図であり、図4(a)は基板が第1の位置に配置された状態を示し、図4(b)は基板が第2の位置に配置された状態を示す。 本発明の実施形態に係る基板移載システムの基板保持装置の構成例を示す模式図である。 基板に発生する傷の例を示す模式図である。 本発明の実施形態の変形例に係る基板移載システムの構成を示す模式図である。 本発明のその他の実施形態に係る基板移載システムの構成を示す模式図である。
図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであることに留意すべきである。又、以下に示す実施形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の実施形態は、構成部品の構造、配置などを下記のものに特定するものでない。この発明の実施形態は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
本発明の実施形態に係る図1に示す基板移載システム1は、サンプルホルダ50に基板100を移載する。サンプルホルダ50では、基板100が支持ピン52に支持されて基板搭載面510に垂直に搭載される。
基板移載システム1は、基板移動装置10、基板保持装置20、及び、基板移動装置10及び基板保持装置20の動作を制御する制御装置30を備える。基板移動装置10は、基板100を保持する基板保持パッド11を有し、基板保持パッド11に保持した状態で基板100を移動させる。基板保持装置20は、第1の保持力、及び第1の保持力よりも弱い第2の保持力のいずれかで基板保持パッド11に基板100を保持させる。制御装置30は、第1の保持力で基板保持パッド11に保持させた基板100を基板搭載面510の支持ピン52から離間した第1の位置に移動させる。次いで、制御装置30は、第2の保持力で基板保持パッド11に保持させた基板100を、支持ピン52と接触する第2の位置まで移動させる。
基板移載システム1による基板移載方法の詳細を説明する前に、サンプルホルダ50について説明する。サンプルホルダ50は、図2に示すように基板100が搭載される基板搭載領域511が定義された基板搭載面510を有する基板プレート51を備えたボートタイプである。即ち、基板プレート51が垂直方向に延伸し、サンプルホルダ50に基板100が垂直に搭載される。図2では、基板搭載面510に定義された基板搭載領域511が1つである例を示したが、複数の基板搭載領域511が基板搭載面510に定義されていてもよい。例えば、1枚乃至複数枚の基板プレート51を有するサンプルホルダ50に複数の基板100を同時に移載することができる。
基板100は、図2に示すように基板搭載領域511の下辺及び左右辺に配置された支持ピン52によって、基板プレート51上で支持されている。支持ピン52は、例えば図3に示すような、基板プレート51の基板搭載面510に固定された固定部521と、基板搭載面510の面法線方向に延伸する支持部522を有する。基板プレート51から基板100が落下しないように、支持部522の先端に突起が形成されている。基板100は、支持部522の突起と基板プレート51の主面との間で支持ピン52に支持される。
以下に、基板移載システム1の詳細を説明する。図1に示すように、基板移動装置10は、基板保持パッド11、ロボットハンド12及び移動制御部13を有する。先端に基板保持パッド11を取り付けたロボットハンド12を操作することによって、基板保持パッド11に保持した状態で基板100を移動させ、基板100の移載が行われる。ロボットハンド12の動作は、移動制御部13によって制御される。
図1に示した基板保持装置20は、真空吸着によって基板100を基板保持パッド11に保持させる。即ち、第1の保持力及び第2の保持力は真空吸着力である。以下に、真空吸着による基板100の保持方法の例を以下に説明する。
基板保持パッド11の吸着面には溝110が形成されており、溝110の内部は基板保持装置20のチューブ状の吸着経路21を介して吸着装置22に接続されている。吸着装置22の詳細は後述する。基板保持パッド11の吸着面が基板100に接触した状態で、吸着装置22が吸着経路21の内部を周囲よりも負圧にする。これにより、基板保持パッド11の吸着面に形成された溝110の内部が真空となり、吸着面に基板100が真空吸着される。一方、吸着経路21内の真空状態を破ることにより、基板保持パッド11の吸着面から基板100が離れる。
第2の保持力は、支持ピン52に接触した場合に基板100に加わる外力によって基板保持パッド11から基板100が容易に離れるように、設定されている。このときの、基板保持パッド11に保持された状態で移動する基板100が支持ピン52に接触した場合に基板100に加わる外力を、以下において「ピン接触力」という。なお、基板保持パッド11から基板100が容易に離れるとは、支持ピン52に基板100が押し付けられることによって基板100が欠けたり亀裂が入ったりするような破損が生じる前に、基板100が基板保持パッド11から離れることをいう。一方、第1の保持力で基板100が基板保持パッド11に保持された状態では、ピン接触力程度の外力が基板100に加わった場合にも基板保持パッド11から基板100が離れない。
基板移載システム1では、制御装置30が、第1の保持力で基板保持パッド11に保持させた基板100を、図4(a)に示すように、支持ピン52から離間した上方の第1の位置まで移動させる。その後、制御装置30は、第2の保持力で基板保持パッド11に保持させた基板100を、図4(b)に示すように支持ピン52と接触する第2の位置まで基板搭載面510に沿って下方に移動させる。第2の位置で吸着経路21内の真空状態を破ることにより、基板100が支持ピン52に支持されて基板搭載面510に垂直に搭載される。このように、第2の位置に基板100が移動した状態で、真空吸着を停止するように設定しておく。
この場合、支持ピン52の位置の公差などによって、基板100が支持ピン52に接触する前に真空吸着が破られる恐れがある。しかしながら、この場合の基板100の落下距離はごく僅かであるため、基板100に傷は生じない。一方、基板100が支持ピン52に接触した後に、更に基板保持パッド11が下方に移動する恐れもある。しかし、第2の保持力が弱いために、支持ピン52と接触した段階で基板100は基板保持パッド11から離れる。したがって、基板100が支持ピン52に強く押しあてられることはない。このため、基板100が破損することがない。このように、第2の位置は基板100が支持ピン52と近接している場合も含む位置である。即ち、第2の位置は、基板100と支持ピン52とがピン接触力が略ゼロで接触している場合はもちろん、基板100の下辺の位置と支持ピン52の上面の位置とが略一致している場合も含む概念である。
なお、サンプルホルダ50まで基板100を移動させる際には、保持力の強い第1の保持力で基板100を基板保持パッド11に保持する。このため、基板100が落下する事故を防止できる。
ピン接触力は、基板搭載時に基板移動装置10によって基板搭載面510の上方を所定の速度で移動している基板100に加わる外力である。また、第1の保持力は、基板100の保管場所とサンプルホルダ50との間で基板移動装置10によって基板100を移動させる際に、基板保持パッド11から基板100が落下しないように設定される。したがって、基板移動装置10による基板100の移動速度などに応じて、第1の保持力と第2の保持力は設定される。
例えば、第1の位置と第2の位置との垂直方向に沿った距離を6mm程度とし、第1の位置から第2の位置まで基板100の移動にかかる時間を0.3秒〜0.5秒程度に設定する。このとき、真空吸着によって基板100を基板保持パッド11に保持させる場合は、第2の保持力は−3kPa〜−7kPa程度に設定される。一方、第1の保持力は−30kPaより大きく設定される。例えば、第1の保持力を−55kPaに設定し、第2の保持力を−5kPaに設定する。本発明者らは検討を重ねることにより、上記のように保持力の大きさを設定することによって、移載中に基板100が基板保持パッド11から落下せず、且つ、ピン接触力によって基板100が破損しないことを確認した。
第1の保持力と第2の保持力の切り替える吸着装置22の例を、図5に示す。なお、以下に述べる保持力の切り替え方法は一例であり、この変形例を含めて、これ以外の種々の切り替え方法により実現可能である。
図5に示す吸着装置22では、真空ポンプ221と吸着経路21との間の接続が第1の経路22Aと第2の経路22Bとに分岐されている。第1の経路22Aには第1の吸着バルブ222が設けられており、第1の吸着バルブ222を開くと真空ポンプ221の本来の吸着力によって基板100が基板保持パッド11に吸着される。一方、第2の経路22Bでは、第2の吸着バルブ223と吸着力調整器224を介して真空ポンプ221と吸着経路21とが接続されている。吸着力調整器224によって第2の経路22Bにおける真空ポンプ221による吸着力が弱められる。このため、第1の吸着バルブ222を閉じて第2の吸着バルブ223を開くことによって、吸着力調整器224によって調整された第2の保持力で基板保持パッド11が基板100を吸着する。一方、第2の吸着バルブ223を閉じて第1の吸着バルブ222を開くことによって、基板保持パッド11が第1の保持力で基板100を吸着する。
なお、第1の吸着バルブ222と第2の吸着バルブ223を同時に閉じることによって吸着経路21内の真空状態が破られ、基板保持パッド11の吸着面から基板100が離れる。第1の吸着バルブ222と第2の吸着バルブ223の開閉は、制御装置30によって制御される。
本発明の実施形態に係る基板移載システム1では、基板100が支持ピン52に接触した場合に基板保持パッド11から容易に基板100が離れる第2の保持力で、基板100が支持ピン52に接触する第2の位置まで移動される。このため、基板100が支持ピン52に押し付けられることに起因する基板100の傷の発生が抑制されると共に、基板100を支持ピン52に落下させることに起因する基板100での傷の発生が抑制される。このように、基板移載システム1によれば、サンプルホルダ50への基板搭載時における基板100の破損を抑制できる
これに対し、第1の位置で真空吸着を破って第1の位置から第2の位置まで基板100を落下させた場合には、落下の衝撃によって基板100に傷が生じるおそれがある。例えば、図6に示すように、基板100の支持ピン52に接触した位置の表面が剥離するなどの破損が発生する。
基板100は、例えば半導体デバイスなどに使用されるシリコン基板やガラス基板などである。基板移載システム1は、シリコンからなる太陽電池基板の製造工程などに好適に使用される。即ち、反射防止膜やパッシベーション膜を太陽電池基板に形成するプロセス処理の際に、基板移載システム1によって太陽電池基板をサンプルホルダ50に搭載する。
<変形例>
例えば図7に示すように、基板移載システム1が、サンプルホルダ50への基板100の搭載時に離間用気体400を噴射する気体噴射装置40を更に備えてもよい。気体噴射装置40は、基板100が第2の位置まで移動した後に、基板保持パッド11を基板100から離すタイミングで、基板保持パッド11と基板100との間に離間用気体400を噴射する。
図7に例示した気体噴射装置40は、離間用気体400の噴射口である噴射ノズル41、離間用気体400を供給する気体供給源43、及び気体供給源43と噴射ノズル41とを連結して離間用気体400が内部を輸送される噴射経路42を有する。噴射ノズル41は、例えば基板保持パッド11に装着され、基板保持パッド11の吸着面に形成された溝110の内部に離間用気体400を噴射する。これにより、基板100が基板保持パッド11の吸着面から離れやすくなり、サンプルホルダ50への基板100の搭載をスムーズに行うことができる。
離間用気体400の噴射を開始するタイミングは、例えば制御装置30によって設定される。即ち、制御装置30は、基板移動装置10を制御することによる基板100の移動の制御、基板保持装置20を制御することによる基板保持パッド11での基板100の保持の制御と連動させて、離間用気体400の噴射を制御する。例えば、噴射経路42に配置された噴射バルブ(図示略)の開閉を制御装置30が制御することによって、離間用気体400の噴射が制御される。
(その他の実施形態)
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
既に述べた実施形態では、真空ポンプ221によって基板100を基板保持パッド11に保持する場合を説明した。しかし、他の方法によって基板100を基板保持パッド11に保持してもよい。例えば、図8に示すような、気体の噴き出しを用いて基板100を保持してもよい。図8に示した基板保持パッド11は、基板保持装置20から気体200が供給される噴き出し部11aと、基板100が保持される保持部11bとを有する。保持部11bの基板接触面111に基板100が接触し、基板接触面111に対向する保持部11bの裏面に噴き出し部11aから噴き出された気体200が吹きつけられる。このとき、気体200が保持部11bの裏面の周辺領域に吹きつけられることによって、噴き出し部11aと保持部11bとの間の空間に矢印で示すような気体200の渦巻きが生じ、保持部11bの裏面の中心領域が真空になる。このため、基板接触面111の中心に貫通孔を設けることによって、保持部11bに基板100が吸着される。
図8に示した基板保持パッド11において、気体200の流量を調整することによって、基板100を吸着する保持力を調整できる。例えば、第1の保持力で基板100を保持する場合には気体200の流量を大きくし、第2の保持力で基板100を保持する場合には気体200の流量を小さくする。気体200には、ドライエアーや窒素ガスなどが使用可能である。
また、真空吸着以外の方法によって基板100を保持する場合にも本発明は適用可能である。例えば、基板100の側面を主面の両側から挟み込むことによって基板100を保持する基板保持パッド11において、基板100を挟む力を調整することによって第1の保持力と第2の保持力を切り替えることができる。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1…基板移載システム
10…基板移動装置
11…基板保持パッド
12…ロボットハンド
13…移動制御部
20…基板保持装置
21…吸着経路
22…吸着装置
30…制御装置
40…気体噴射装置
41…噴射ノズル
42…噴射経路
43…気体供給源
50…サンプルホルダ
51…基板プレート
52…支持ピン
100…基板
110…溝

Claims (10)

  1. 基板が支持ピンに支持されて垂直に搭載される基板搭載面を有するサンプルホルダに前記基板を移載する基板移載システムであって、
    前記基板を保持する基板保持パッドを有し、前記基板保持パッドに保持した状態で前記基板を移動させる基板移動装置と、
    第1の保持力、及び、前記第1の保持力よりも弱い、前記基板移動装置によって移動する前記基板が前記支持ピンに接触した場合に前記基板に加わる外力によって前記基板保持パッドから前記基板が容易に離れる第2の保持力のいずれかで、前記基板保持パッドに前記基板を保持させる基板保持装置と、
    前記基板移動装置及び前記基板保持装置の動作を制御する制御装置と
    を備え、
    前記制御装置が、前記第1の保持力で前記基板保持パッドに保持させた前記基板を前記基板搭載面の前記支持ピンから離間した第1の位置に移動させた後、前記第2の保持力で前記基板保持パッドに保持させた前記基板を前記支持ピンと接触する第2の位置まで移動させることを特徴とする基板移載システム。
  2. 前記基板保持装置が真空吸着によって前記基板を前記基板保持パッドに保持させることを特徴とする請求項1に記載の基板移載システム。
  3. 前記第1の保持力は、前記外力が加わった場合にも前記基板保持パッドから前記基板が離れない大きさであることを特徴とする請求項1又は2に記載の基板移載システム。
  4. 前記第1の保持力が−30kPaより大きく、前記第2の保持力が−3kPa〜−7kPaであることを特徴とする請求項2又は3に記載の基板移載システム。
  5. 前記基板が前記第2の位置まで移動した後に、前記基板保持パッドを前記基板から離すタイミングで前記基板保持パッドと前記基板との間に離間用気体を噴射する気体噴射装置を更に備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の基板移載システム。
  6. 基板が支持ピンに支持されて垂直に搭載される基板搭載面を有するサンプルホルダに前記基板を移載する基板移載方法であって、
    基板保持パッドに第1の保持力で保持させた前記基板を、前記基板搭載面の前記支持ピンから離間した第1の位置に移動するステップと、
    前記第1の保持力よりも弱く、前記基板移動装置によって移動する前記基板が前記支持ピンに接触した場合に前記基板に加わる外力によって前記基板保持パッドから前記基板が容易に離れる第2の保持力で前記基板保持パッドに前記基板を保持させ、前記基板を前記第1の位置から前記支持ピンと接触する第2の位置まで移動させるステップと
    を含むことを特徴とする基板移載方法。
  7. 真空吸着によって前記基板を前記基板保持パッドに保持させることを特徴とする請求項6に記載の基板移載方法。
  8. 前記第1の保持力は、前記外力が加わった場合にも前記基板保持パッドから前記基板が離れない大きさであることを特徴とする請求項6又は7に記載の基板移載方法。
  9. 前記第1の保持力が−30kPaより大きく、前記第2の保持力が−3kPa〜−7kPaであることを特徴とする請求項7又は8に記載の基板移載方法。
  10. 前記基板を前記第2の位置まで移動させた後に、前記基板保持パッドを前記基板から離すタイミングで前記基板保持パッドと前記基板との間に離間用気体を噴射するステップを更に含むことを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の基板移載方法。
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