JP2016173461A - 表示装置 - Google Patents

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眞澄 西村
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Abstract

【課題】表示装置において狭額縁化を図るのに有効な構成を提供する。【解決手段】画素アレイ部114と、画素アレイ部114の一辺に沿って設けられた駆動回路部118と、画素アレイ部114と駆動回路部118との間の配線122と、配線122と重なる位置に設けられた導電性突出部124と、画素アレイ部114、駆動回路部118、配線122及び導電性突出部124を挟み込む第1基板102と第2基板104とを含み、第1基板102と第2基板104は、配線122が設けられる領域で端部が一方の面に回り込むように折り曲げられた屈曲部112を有し、屈曲部112において配線122と導電性屈曲部124とが電気的に接続されている表示装置。【選択図】図4

Description

本発明は表示装置に関する。本発明により開示される発明の一実施形態は、表示装置の配線構造を含み、例えば可撓性基板を用いた表示装置の配線構造に関する。
平板状の表示パネルが各種の電子機器に組み込まれている。例えば、スマートフォンと呼ばれる携帯型の電子機器は、本体の略一面が表示パネルで占めている。このような電子機器は、本体前面において表示画面が露出する面積を大きくし、筐体が表示画面を囲む周辺領域(または、「額縁領域」とも呼ばれる)を狭くすることで、スマートな外観を形成しようとするニーズがある。表示画面の周辺領域を狭くし、スリムな形態にすることは、表示パネルの「狭額縁化」とも言われている。
表示パネルは、複数の画素が配列する画素アレイ部と、当該画素アレイ部を駆動する信号を出力する駆動回路部が基板上に設けられている。駆動回路部は画素アレイ部の外側に設けられている。表示パネルは、表示画面を形成する画素アレイ部以外の領域が筐体で覆われている。電子機器の外観をスマートにするために狭額縁化を図るということは、表示パネルにおいて画素アレイ部の外側領域の幅を狭めることを意味している。
表示パネルの狭額縁化の技術として、例えば、表示パネルを構成する基板として、折り曲げ可能なステンレスやプラスチック基板を用い、画素アレイの外側領域で基板を折り曲げた表示装置が開示されている(特許文献1参照)。表示パネルを折り曲げることで、駆動回路が画素アレイの裏側に配置されることとなり狭額縁化が図られている。この表示パネルでは、画素アレイ部と駆動回路部との間の配線部において基板を折り曲げている。
特開2012−128006号公報
しかしながら、画素アレイと駆動回路とは走査線又は映像信号線で接続されているので、表示パネルを折り曲げることで配線に曲げ応力が加わる。配線は、表示パネルを折り曲げると塑性変形し、曲げの曲率半径が小さいと断線してしまうことが問題となる。また、配線は断線に至らなくても、塑性変形により細線化し、あるいはクラックの発生により高抵抗化してしまう。このような不具合は、表示パネルにおける表示不良の原因となるため問題となっている。
一方、配線を保護するために、表示パネルを折り曲げるときの曲率半径を大きくすると、折り返し部が基板から浮いてしまうので、全体として厚みが増加してしまうという問題がある。表示パネルの周辺部を折り曲げるときに、曲率半径を大きくすると、結局は狭額縁化が不十分となり、却ってパネルの厚さが増加してしまうことが課題となる。
本発明の一実施形態は、表示装置において狭額縁化を図るのに有効な構成を提供することを目的の一つとする。
本発明の一実施形態によれば、画素アレイ部と、画素アレイ部の一辺に沿って設けられた駆動回路部と、画素アレイ部と駆動回路部との間の配線と、配線と重なる位置に設けられた導電性突出部と、画素アレイ部、駆動回路部、配線及び導電性突出部を挟み込む第1基板と第2基板とを含み、第1基板と第2基板は、配線が設けられる領域で端部が一方の面に回り込むように折り曲げられた屈曲部を有し、屈曲部において、配線と導電性屈曲部とが電気的に接続されている表示装置が提供される。
本発明の一実施形態によれば、画素アレイ部と、画素アレイ部の一辺に沿って設けられた駆動回路部と、画素アレイ部と駆動回路部との間の配線と、画素アレイ部、駆動回路部及び配線を挟み込む第1基板と第2基板と、第1基板において、配線の一端と他端に対応する位置にそれぞれ設けられた第1貫通電極及び第2貫通電極とを含み、第1基板と第2基板は、配線が設けられる領域で端部が一方の面に回り込むように折り曲げられた屈曲部を有し、第1貫通電極及び第2貫通電極とは、第1基板と第2基板が屈曲した状態で電気的に接続される表示装置が提供される。
本発明の一実施形態に係る表示装置の構成を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の画素アレイ部、配線及び駆動回路部の配置を説明する平面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の断面構造を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の断面構造を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の断面構造を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の断面構造を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の画素アレイの構造を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の屈曲部の構成を説明する図であり、(A)は平面図、(B)及び(C)は断面図を示す。 本発明の一実施形態に係る表示装置の屈曲部の構成を説明する断面図を示す。 本発明の一実施形態に係る表示装置の屈曲部の構成を説明する図であり、(A)は平面図、(B)及び(C)は断面図を示す。 本発明の一実施形態に係る表示装置の断面構造を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の断面構造を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の断面構造を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置に設けられる導電性突起部の形態を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面等を参照しながら説明する。但し、本発明は多くの異なる態様で実施することが可能であり、以下に例示する実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
本明細書において、ある部材又は領域が他の部材又は領域の「上に(又は下に)」あるとする場合、特段の限定がない限りこれは他の部材又は領域の直上(又は直下)にある場合のみでなく他の部材又は領域の上方(又は下方)にある場合を含み、すなわち、他の部材又は領域の上方(又は下方)において間に別の構成要素が含まれている場合も含む。
[第1の実施形態]
本実施形態は、表示画面の隣接領域に屈曲部を有する表示装置において、配線の導通不良を防ぐための一態様を示す。
図1は、本実施形態に係る表示装置100の構成を説明する平面図であり、基板を屈曲する前の平板面の態様を示す。図1は、画素116が配列する画素アレイ部114が設けられる第1基板102と、当該画素アレイ部114を封止する第2基板104とが重ね合わされた態様を示す。第1基板102と第2基板104とはシール材128により固定されている。このため、基板を折り曲げると、第1基板102及び第2基板104が共に同方向に屈曲する。
表示装置100は、画素アレイ部114の外側領域に、第1駆動回路118、第2駆動回路120が設けられている。例えば、第1駆動回路118は、画素アレイ部114に走査信号を出力する駆動回路であり、第2駆動回路120は画素アレイ部114に映像信号を出力する駆動回路である。画素アレイと駆動回路とは配線により接続される。図1では、第1駆動回路118と画素アレイ部114との間にある配線部121が示されている。配線部121は複数の配線を含んでいる。例えば、配線部121は、走査線の本数分、配線が設けられている。
なお、本実施形態では、第1基板102に、画素アレイ部114、第1駆動回路118、第2駆動回路120及び配線122が設けられているものとする。また、第1基板102には信号が入力される端子部126が設けられている。
図1において、基板が折り曲げられる屈曲部112をA1−B1線及びA2−B2線で示されている。本実施形態において、表示装置100はA1−B1線及びA2−B2線に沿った一方又は双方の領域が屈曲部112となる。図1で示すように、屈曲部112は配線部121と重なる領域に設けられる。すなわち屈曲部112は、画素アレイ部114と第1駆動回路118との間に配置されている。このように、屈曲部112を配線部121と重なるように配置することで、画素アレイ及び駆動回路を構成するトランジスタなどの素子に、曲げ応力が極力作用しないようにすることができる。
図1で示す表示装置100は、配線部121に重ねて導電性突起部124が設けられている。導電性突起部124は、配線部121におけるそれぞれの配線に対応して、個別に分離された形態を有している。導電性突起部124は、例えば、第2基板104に設けることができる。
図2は、配線122と導電性突起部124の詳細を示す。配線122は、第1駆動回路118と画素アレイ部114との間に設けられている。導電性突起部124は、配線122と重ね合わされている。第1駆動回路118と画素アレイ部114を繋ぐ配線122は、複数の配線が集合した配線群とみなすこともできる。この場合、複数の配線のそれぞれに対応して導電性突起部が設けられるものとなる。
図3は、本実施形態に係る表示装置100の斜視図を示す。図3で示す表示装置100は、屈曲部112で第1基板102及び第2基板104が屈曲部112で折り曲げられた態様を示す。第1基板102の一平面には画素アレイ部114が設けられ、表示画面を形成している。画素アレイ部114の周辺部に設けられる第2駆動回路120は、同じ平面内に配置されている。一方、図1で示す第1駆動回路118は、第1基板102が屈曲部112で折り曲げられたことにより、背面に回り込んで配置されるものとなる。配線122は、屈曲部112の屈曲面に沿って設けられている。
第1基板102と第2基板104はシール材128で固定されており、折り曲げ構造としても、双方の基板が屈曲した状態で保持することができる。本実施形態に係る表示装置100は、屈曲部112における曲率半径を小さくすることが可能であるため、図示するように、第1基板102の一側端部を背面側に折り返すように設けることができる。この構造により、表示装置100の額縁領域を狭くすることができ、しかも実質的に第1基板102及び第2基板104の板厚分しか厚みを増加しないようにできる。
図3に示すように、第1基板102の一端部には端子部126が設けられている。端子部126は、第1基板102において屈曲部112より内側の平坦な領域に設けることができる。これにより、端子部126においてフレキシブル配線基板との接続が容易となる。また、端子部126は、第1基板102において屈曲部112の外側の端部領域に設けることができる。その場合、端子部126は第1基板102の背面に配置されることとなり、フレキシブル配線基板を表示装置100の背面に取り付けることが可能となる。
第1基板102及び第2基板104は、折り曲げ可能とするために、可撓性を有する基板を用いることが好ましい。可撓性を有する基板としては、有機樹脂材料を素材とするシート状又はフィルム状の基板を用いることが好ましい。また、ガラス又はセラミックスによる極薄板に有機樹脂フィルムを密接させた複合基板を用いることも可能である。また、金属を素材とするシート状又はフィルム状の基板を用いることもできる。
なお、図3では、表示装置100の両端を折り曲げる構造を示している。しかし、本発明はこの構成に限定されず、少なくとも一方に屈曲部112が含まれるようにすることができる。また、図1、図3では、第1駆動回路118に沿って屈曲部112が設けられる態様を示すが、これに代えて第2駆動回路120に沿って屈曲部を設けるようにしてもよい。
本実施形態に係る表示装置は、画素アレイ部と駆動回路部との間に屈曲部を設けることで、駆動回路部を画素アレイ部の背面に配置することができる。基板を駆動回路部に沿って屈曲させることで、表示装置の幅を狭くすることができる。すなわち表示装置の狭額縁化を図ることができる。
図3において示す表示装置100の断面構造を図4に示す。図4において、表示装置100は第1基板102と第2基板104との間に画素アレイ部114が設けられている。本実施形態では、画素アレイ部114によって形成される表示画面は、第2基板104側から視認されるものとする。ここでは便宜上、表示画面が視認される第2基板104側を表示装置100の前面とし、第1基板102側を背面とする。
第1基板102には、画素アレイ部114、配線122、第1駆動回路118が設けられている。第1基板102は、画素アレイ部114と第1駆動回路118との間の配線122のところで屈曲している。配線122は、第1基板102の表面に沿うように屈曲されている。第2基板104は、第1基板102とシール材128で固定されているので、第1基板102に沿うように屈曲する。第1基板102と第2基板104との間には導電性突起部124が設けられている。屈曲部112において導電性突起部124は、配線122と接触し電気的な接続を形成している。
第1基板102が屈曲することにより、配線122も曲げられ塑性変形する。このとき、配線122にはクラックが発生したり、塑性変形にともない断線したりする可能性がある。また、配線122の断線に至らなくても、延伸されて薄くなり又は細くなり配線抵抗の増加をもたらすおそれがある。しかし、導電性突起部124が配線122と電気的に接続されていることにより、配線122にクラックや断線が生じていても、画素アレイ部114と第1駆動回路118との導通を確保することができる。
導電性突起部124は、第1基板102及び第2基板104を屈曲させたときに配線122に接触し、電気的な導通を形成するために、配線122とは別部材で設けられていることが好ましい。例えば、導電性突起部124を第2基板104に設けることができる。導電性突起部124を配線122とは別部材で設けることにより、そのパターンの長さ、幅及び高さを自在に設計することができる。また、屈曲される配線122にかかる応力の影響を直接的に受けないようにすることができる。
導電性突起部124は、配線122の屈曲部を含み、その屈曲部の前面から背面にかけて接触する長さを有していることが好ましい。配線122における屈曲部の前後に亘って導電性突起部124が配線122と接触することで、電気的な導通を確保することができる。別言すれば、導電性突起部124は、第1基板102と第2基板104との間隔と略等しい程度の高さを備えていることが好ましい。このような高さを有することで、第1基板102と第2基板104とを貼り合わせたときに配線122と接するように設けることができる。また、第1基板102及び第2基板104を屈曲させたときに、導電性突起部124を配線122に密接させることができる。
図15は導電性突起部124の一態様を示す。導電性突起部124は、上面は凹面状に成形されていてもよい。導電性突起部124に設けられる凹面状の形態は、屈曲部112において、配線122に沿って密接できる曲面形状であることが好ましい。導電性突起部124がこのような形態であると、屈曲部122において配線122と密接することができる。
なお、導電性突起部124を第2基板104に設けた場合、第2基板104の屈曲により導電性突起部124も曲げ応力が作用する。しかし、配線122は引っ張りの方向に曲げの力が作用するのに対し、導電性突起部124は圧縮される方向に曲げの力が作用する。このため、導電性突起部124は、断線することなく第2基板104上に保持することができる。また、導電性突起部124は、第2基板104の折り曲げによって応力が作用しても、クラックや断線がしない程度の厚さに設けておくことが好ましい。
導電性突起部124は、導電性の無機材料を用いて形成することができる。導電性無機材料としては、金属材料を用いて形成することができる。金属材料としてはアルミニウム(Al)、銀(Ag)、金(Au)、白金(Pt)、銅(Cu)など固有抵抗の低いものを用いることが好ましい。また、導電性突起部124として、これらの金属の合金材料を用いてもよい。
図5(A)に示すように、導電性突起部124は、導電性ペーストを用いて形成してもよい。導電性ペーストとしては、銀ペースト、金ペースト、白金ペースト、銀鉛ペーストなどを用いることができる。導電性突起部124は、導電性ビーズを含む導電性樹脂材料で形成してもよい。導電性突起部124をこれら例示される材料を用いることで、配線122に接触するパターンに形成することができる。
また、図5(B)に示すように、導電性突起部124は、第1導電パターン130と第2導電パターン132で形成されてもよい。第1導電パターン130は第2基板104に設けられた金属材料で形成された配線であり、第2導電パターン132は導電性ペースト又は導電性ビーズを含む導電性樹脂材料で形成された突起部である。第2導電パターン132が屈曲部112の両端で配線122と接触することで、導通経路を形成することができる。このように、第2導電パターン132が配線122と2点で接触し、第1導電パターン130でブリッジすることで、確実に電気的な導通をとることができる。
なお、第1基板102と第2基板104との間の空隙部分には充填材が設けられていてもよい。充填材を設けることで、基板を折り曲げた場合においても、第1基板102と第2基板104との間隔を一定に保持することができる。
本実施形態に係る表示装置100によれば、配線122が設けられる領域で第1基板102及び第2基板104を折り曲げた場合でも、導電性突起部124が設けられていることにより断線不良を防止することができる。また、図4で示すように、第1基板102の背面同士が接触する程度にまで折り曲げても、配線122の断線を防止することができる。
なお、本実施形態において、第1基板102及び第2基板104が折り曲げられて狭額縁化された表示装置100は、画素アレイ部114における各画素の発光は第2基板104側から出射される。このため、第2基板104は透光性を有し、図示されないが画素アレイ部114に対向する領域にカラーフィルタなどが設けられていてもよい。
[第2の実施形態]
本実施形態は、第1の実施形態で示す表示装置の構成に加え、配線122の上面にパッシベーション層が設けられているときの一態様を示す。
図6は、画素アレイ部114、配線122及び第1駆動回路118の上面に封止層170が設けられた表示装置100を示す。図6は、第1基板102及び第2基板104がシール材128により貼り合わされており、基板を折り曲げる前の平板状の状態を示している。第1基板102上に設けられる画素アレイ部114は、信頼性の観点から封止層170を設けておくことが好ましい。封止層170は窒化シリコンなどの絶縁材料で形成されるため、配線122の上面も絶縁されている。そのため、平板状では配線122と導電性突起部124は直接接触しない構造となっている。
図7は、表示装置100を屈曲部112で折り曲げた状態を示す。第1の実施形態で説明したように、表示装置100は導電性突起部124を設けたことにより、第1基板102及び第2基板104を、曲率半径を小さくして折り曲げることができる。このとき、配線122は、断線する可能性があるものの、第1基板102の変形に沿って変形する。一方、封止層170として設けられる無機絶縁膜は、金属に比較して塑性変形しないので、確実にクラックが発生し、場合によっては剥離してしまう。そのため、屈曲部112では、配線122と導電性突起部124が、封止層170に生じたクラックや剥離した領域を介して電気的に接続可能となる。
本実施形態によれば、表示装置に封止層を設けた場合であっても、屈曲部において配線と導電性突起部との電気的な接続を確保することができる。そのため、基板の折り曲げによって狭額縁化を図りつつ、配線の導通を確保し、信頼性を向上させることができる。
なお、図6及び図7で示す表示装置100において、封止層170を配線122の上部において、予めエッチングで除去して開口部を形成しておいてもよい。いずれにしても、本実施形態に係る表示装置は、封止層以外の構成において第1の実施形態と同様であるので、同様の作用効果を奏することができる。
[第3の実施形態]
本実施形態では、第1の実施形態及び第2の実施形態で示す表示装置の、画素アレイ及び配線部の詳細を示す。
図8は、本実施形態に係る表示装置の画素アレイ部114に設けられる画素116の断面構造を示す。画素116には、発光素子134、トランジスタ136、容量素子138が設けられている。発光素子134はトランジスタ136及び容量素子138と接続されている。ここで、トランジスタ136は発光素子134の発光を制御し、容量素子138はトランジスタ136のゲート電位を制御するものであるとする。なお、トランジスタは、一つの画素に複数個設けられていてもよく、発光素子の発光を制御することに加え、駆動トランジスタの閾値電圧を制御する画素回路を構成していてもよい。
トランジスタ136は、半導体層140とゲート電極144が、ゲート絶縁層142によって絶縁された電界効果トランジスタの構造を有している。半導体層140は、非晶質又は多結晶のシリコン、若しくは酸化物半導体などで形成される。ソース・ドレイン電極148は、ゲート電極144の上層側に設けられた第1絶縁層146の上面に形成され、コンタクトホールを介して半導体層140と接続されている。ソース・ドレイン電極148の上には第2絶縁層150が設けられ、その上面に発光素子134が設けられている。
発光素子134は、個別画素電極154、有機エレクトロルミネセンス層156(以下、有機エレクトロルミネセンス層を「有機EL層」ともいう。)、共通画素電極158が積層された構造を有している。発光素子134は2端子素子であり、個別画素電極154と共通画素電極158との間の電位を制御することで発光及び非発光が制御される。個別画素電極154は画素ごとに設けられ、バンク層160は、個別画素電極154の周縁部を覆うように設けられている。共通画素電極158は、個別画素電極154と重なり、バンク層160の上面部に延長され複数の画素に亘って広がるように設けられている。
有機EL層156は、有機エレクトロルミネセンス材料などの発光材料を含む層であり、低分子系又は高分子系の有機材料を用いて形成される。低分子系の有機材料を用いる場合、有機EL層156は発光性の有機材料を含む発光層に加え、当該発光層を挟むように正孔注入層や電子注入層、さらに正孔輸送層や電子輸送層等含んで構成されていてもよい。例えば、有機EL層156は、発光層をホール注入層と電子注入層とで挟んだ構造とすることができる。また、有機EL層156は、ホール注入層と電子注入層に加え、ホール輸送層、電子輸送層、ホールブロック層、電子ブロック層などを適宜付加されていていてもよい。
なお、本実施形態において、発光素子134は、有機EL層156で発光した光を共通画素電極158側に放射する、いわゆるトップエミッション型の構造を有している。この場合、個別画素電極154は、有機EL層156で発光した光を共通画素電極158側に反射するため、反射率の高い金属膜で形成されていることが好ましい。
有機EL層156がホール注入層、発光層、電子注入層の順に積層される場合、個別画素電極154は正孔注入性に優れるITO(Indium Tin Oxide:酸化インジウムスズ)を用いることが好ましい。ITOは透光性導電材料の一種であり、可視光帯域の透過率が高い反面、反射率は極めて低い特性を有している。そのため個別画素電極154に光を反射する機能を付加するためにITOやIZO(Indium Zinc Oxide:酸化インジウム亜鉛)に代表される透光性導電膜と光反射膜との積層構造を適用してもよい。光反射膜は、アルミニウム(Al)若しくは銀(Ag)、またはアルミニウム(Al)若しくは銀(Ag)の合金材料ないし化合物材料を用いて形成することが好ましい。例えば、光反射膜としてアルミニウム(Al)に数原子パーセントのチタン(Ti)を添加した合金材料ないし化合物材料を用いてもよい。これらの金属材料は、可視光帯域の光に対して高い反射率を有しているので、有機EL層156から個別画素電極154に入射する光の反射光量を高めることができる。なお、光反射膜はこれらの金属に限定されず、前述の金属材料の他に、チタン(Ti)、ニッケル(Ni)、モリブデン(Mo)、クロム(Cr)などを用いてもよい。
または、図8で示すように、ITOなどで形成される個別画素電極154の下に第3絶縁層152及び容量電極162を設けて容量素子138とし、容量電極162を金属材料で形成して反射板の機能を兼ね備えるようにしてもよい。一方、共通画素電極158は、有機EL層156で発光した光を透過させるため、透光性を有しかつ導電性を有するITO(酸化スズ添加酸化インジウム)やIZO(酸化インジウム・酸化亜鉛)等の透明導電膜で形成されていることが好ましい。
上述のように、容量素子138は個別画素電極154と重ねて設けられている。容量電極162の上に第3絶縁層152を設け、その上に個別画素電極154を配置することによって、これを容量素子の他方の電極を兼ねるようにしている。
発光素子134及び容量素子138とトランジスタ136とは、第2絶縁層150及び第3絶縁層152に設けられた開口部(コンタクトホール)を介して電気的に接続されている。
発光素子134の上には封止層170が設けられる。封止層170の構造に限定はないが、無機絶縁材料で形成されるパッシベーション層と、有機樹脂材料で形成されるカバー層によって構成されていてもよい。封止層170は発光素子134を覆い、水分等の浸入を防ぐために設けられる。封止層170としては、窒化シリコンや酸化アルミニウムなどの被膜により透光性を有するものとすることが好ましい。また、封止層170の上部には第2基板104との間に充填材が設けられていてもよい。
図9(A)、(B)、(C)は、このような画素構造を有する表示装置の屈曲部112に相当する領域の詳細を示す。図9(A)は、屈曲部112含む領域の平面図であり、図9(B)はC−D切断線に対応する断面図を示し、図9(C)はE−F線に対応する断面図を示す。
図9(A)、(B)、(C)において示すように、屈曲部112における配線122は、ゲート電極144と同じ層又はソース・ドレイン電極148と同じ層で形成されている。配線122の上には、第3絶縁層152が設けられている第3絶縁層152は、屈曲部112において配線122を露出させるように開口部167が設けられていることが好ましい。
第3絶縁層152の上には絶縁性突起部166が設けられている。この絶縁性突起部166は、屈曲部において配線122の上部を開口するパターンを有している。すなわち、配線122が複数本配列するとき、当該配線間において突出するパターンを有している。そして、絶縁性突起部166による隔壁は、画素領域とその外側の領域を隔てている。絶縁性突起部166は、第2絶縁層150やバンク層160を用いて形成することができる。
共通画素電極158は、画素アレイ部の前面を覆うように設けられるが、この絶縁性突起部166で断線している。すなわち、共通画素電極158は、画素アレイ部において全面に設けられる一方で、画素アレイ部の外側の領域では、絶縁性突起部166により分断されている。共通画素電極158による導電層168は絶縁性突起部166により分断されるため、図9(C)で示すように、配線122の露出部では、配線ごとに独立したパターンが形成されている。そして、この導電層168は配線122と接触して設けられることにより、導電性突起部124と接触面を形成することができる。封止層170は、共通画素電極158及び導電層168を含む全面を覆うように設けられている。導電性突起部124は、第2基板104に設けられている。導電性突起部124は、配線122と重なる位置に設けられている。
図10は、このような端部構造を有する表示装置100を折り曲げた状態を示してしいる。屈曲部112においては、配線122と導電性突起部124が接触し、電気的な導通が図られている。この場合、封止層170は屈曲部112で破断し、あるいはクラックが発生することにより、配線122と導電性突起部124が電気的に接続可能な状態となる。図10で示す構造は、配線122の上面に導電層168が設けられていること以外は、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様の構成を備えている。本実施形態においても、導電性突起部124が屈曲部112において配線122と電気的に接続されることにより、画素アレイと駆動回路との電気的な接続を確保することができる。本実施形態では、配線122の上に導電層168が設けられていることにより、より確実に導電性突起部124と接続することができ、また、屈曲による配線122の切断などによるダメージを補うことができる。
図11は、図9と同様の構成において、絶縁性突起部166が省略された構成を示す。この場合、共通画素電極158は配線122が開口される領域に至らない範囲に設けられている。他の構成は、図9で示す場合と同様である。共通画素電極158を成膜するときに、シャドーマスクなどを用いて屈曲部112より内側の領域に形成すれば、絶縁性突起部166を省略することもできる。
図12は、表示装置100において基板の端部から、シール材が設けられる第1封止部106、駆動回路が設けられる駆動回路部108、屈曲部112、水分の侵入を防ぐ第2封止部110、画素アレイ部114が配置される態様を示す。なお、画素アレイ部114は、図8で説明したように、トランジスタ136、発光素子134、容量素子138が設けられている。
第2封止部110は、第2絶縁層150を貫通する開口部172が設けられ、その開口部に沿って第3絶縁層152が設けられている。バンク層160も開口部172において分断されている。バンク層160の上面を覆うように設けられる共通画素電極158は、開口部172に沿って設けられ、底面において第3絶縁層152を接している。さらに、共通画素電極158の全面を覆うように封止層170が設けたられている。第2封止部110は、有機樹脂材料で形成される第2絶縁層150及びバンク層160も分断する開口部172を設け、その側面及び底面を被覆するように無機材料で形成される第3絶縁層及び共通画素電極158を設けることで、有機樹脂材料で形成される層を通って水分やその他ガス成分が、有機EL層156が設けられる領域に侵入しないようにしている。第3絶縁層152と共通画素電極158とは、第2絶縁層150及びバンク層160に形成された開口部172の底部において密接するように設けられている。このように有機樹脂材料で形成される第2絶縁層150やバンク層160を、無機材料の層により挟み込むことで、その内側領域に設けられる有機EL層156を封入することができる。
駆動回路部108には、共通画素電極158が下層の配線174と電気的に接続されるコンタクト部176が含まれていてもよい。共通画素電極158は配線174と接続されることで、一定の電位に制御される。
屈曲部112は、配線122と導電性突起部124とが設けられる領域である。屈曲部112において、配線122の上層には封止層170が設けられていてもよい。屈曲部112は、画素アレイ部114と駆動回路部108との間に設けられていればよい。また、屈曲部112は、駆動回路部108の領域内に設けられていてもよい。
第1封止部106は、シール材128により第1基板102と第2基板104とが固定されている。シール材128が設けられることで、第1基板102と第2基板104との間の空間は大気と遮断され、封止される。なお、第1基板102と第2基板104との間には充填材が設けられていてもよい。
図13は、屈曲部112において第1基板102及び第2基板104を屈曲させた状態を示す。屈曲部112において配線122と導電性突起部124が接触している。この構成により、配線122が屈曲により断線した場合でも、導電性突起部124がそれを補って電気的な導通を確保することが可能となっている。
図13で示すように、第1封止部106は、屈曲部112の外側に配置されている。一方、第2封止部110は屈曲部112の内側に配置されている。このように、屈曲部112を挟んで複数の封止部を設けることにより、少なくとも画素アレイ部114を確実に封止することができる。第1基板102と第2基板104を折り曲げることにより、第1封止部106にあるシール材128が影響を受ける場合でも、屈曲部112の内側で第1基板102に第2封止部110を設けておくことにより、封止性能を維持することができる。なお、第2封止部110に相当する構成は、屈曲部112と画素アレイ部114との間に複数箇所設けるようにしてもよい。このように多重に封止構造を設けることにより、基板が屈曲する領域を含んでいても、画素アレイ部114を確実に封止して表示装置100の信頼性を高めることができる。
第2封止部110は、また屈曲部112と駆動回路部108との間に設けられていてもよい。シール材128により形成される第1封止部に加え、それより内側の領域において第1基板102上に第2封止部110を設けることで、表示装置の封止性能を高めることができる。
本実施形態は、第1の実施形態及び第2の実施形態に係る構成と適宜組み合わせて実施することができる。
[第4の実施形態]
本実施形態では、屈曲部における配線構造が異なる形態について例示する。
図14は、本実施形態に係る表示装置100の構成を断面図で示す。図14では、屈曲部112において配線122と接続される導電性突起部124が省略されている。その代わりに、第1基板102を貫通する第1貫通電極178と第2貫通電極180が設けられている。
第1貫通電極178は配線122の一方の端部側に設けられ、第2貫通電極180は配線122の他方の端部側に設けられている。第1貫通電極178と第2貫通電極180とは、それぞれ配線122と電気的に接続されている。そして、図14に示すように、第1基板102の背面が相互に接触するように折り曲げたとき、第1貫通電極178と第2貫通電極180とは接触する位置に設けられている。
第1基板102を折り曲げた状態で、第1貫通電極178と第2貫通電極180とが電気的に接続されることにより、屈曲部112で配線122が断線した場合でも電気的な導通を確保することができる。
なお、本実施形態に係る表示装置は、第2の実施形態と同様に画素アレイ、駆動回路部の上面を被覆する封止層が設けられていてもよい。第1基板に貫通電極が設けられていることにより、封止層があっても屈曲部において配線の導通を図ることができる。
また、本実施形態において、第3の実施形態と同様に、第1封止部に加え第2封止部に相当する領域が設けられていてもよい。第2封止部が設けられていることにより、表示装置の信頼性を向上させることができる。
本実施形態によれば、屈曲部の前後に配線と電気的に接続される貫通電極を第1基板に設けることにより、屈曲部の曲率半径を小さくしても配線の導通不良を防ぐことができる。
100・・・表示装置、102・・・第1基板、104・・・第2基板、106・・・第1封止部、108・・・駆動回路部、110・・・第2封止部、112・・・屈曲部、114・・・画素アレイ部、116・・・画素、118・・・第1駆動回路、120・・・第2駆動回路、121・・・配線部、122・・・配線、124・・・導電性突起部、126・・・端子部、128・・・シール材、130・・・第1導電パターン、132・・・第2導電パターン、134・・・発光素子、136・・・トランジスタ、138・・・容量素子、140・・・半導体層、142・・・ゲート絶縁層、144・・・ゲート電極、146・・・第1絶縁層、148・・・ソース・ドレイン電極、150・・・第2絶縁層、152・・・第3絶縁層、154・・・個別画素電極、156・・・有機EL層、158・・・共通画素電極、160・・・バンク層、162・・・容量電極、166・・・絶縁性突起部、167・・・開口部、168・・・導電層、170・・・封止層、172・・・開口部、174・・・配線、176・・・コンタクト部、178・・・第1貫通電極、180・・・第2貫通電極

Claims (14)

  1. 画素アレイ部と、前記画素アレイ部の一辺に沿って設けられた駆動回路部と、前記画素アレイ部と前記駆動回路部との間の配線と、
    前記配線と重なる位置に設けられた導電性突出部と、
    前記画素アレイ部、前記駆動回路部、前記配線及び前記導電性突出部を挟み込む、第1基板と第2基板と、を含み、
    前記第1基板と前記第2基板は、前記配線が設けられる領域で端部が一方の面に回り込むように折り曲げられた屈曲部を有し、
    前記屈曲部において、前記配線と前記導電性屈曲部とが、電気的に接続されていること
    を特徴とする表示装置。
  2. 前記前記画素アレイ部、前記駆動回路部及び前記配線は、前記第1基板に設けられ、前記導電性突起部は第2基板に設けられていること
    を特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記導電性突起部は、前記屈曲部において屈曲する前記配線の一端部及び他端部と少なくとも電気的に接続されていること
    を特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記配線の上層にパッシベーション層を含み、
    前記導電性突起部は、前記屈曲部において、前記パッシベーション層にクラックが形成された箇所において前記配線層と電気的に接続されること
    を特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  5. 前記画素アレイから前記駆動回路部を覆うパッシベーション層を含み、
    前記パッシベーション層は前記配線に開口部を有し、
    前記導電性突起部は、前記屈曲部において、前記開口部を介して前記配線と電気的に接続されること
    を特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  6. 前記画素アレイ部は、少なくとも1層の配線層と、少なくとも1層の画素電極層と、を含み、前記配線は、前記配線層と同じ層及び前記画素電極層と同じ層とが積層されていること
    を特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  7. 前記第1基板と前記第2基板との端部に設けられる第1封止部と、前記画素アレイと前記屈曲部との間に設けられる第2封止部と、を含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  8. 前記第1基板と前記第2基板との端部に設けられる第1封止部と、前記駆動回路部と前記屈曲部との間に設けられる第2封止部と、を含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  9. 前記導電性突起部は、前記配線に対向する面に、凹面部を含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  10. 前記導電性突起部は、無機導電性材料で設けられること
    を特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  11. 前記導電性突起部は、導電性部材を含む有機樹脂材料で設けられること
    を特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  12. 画素アレイ部と、前記画素アレイ部の一辺に沿って設けられた駆動回路部と、前記画素アレイ部と前記駆動回路部との間の配線と、
    前記画素アレイ部、前記駆動回路部及び前記配線を挟み込む、第1基板と第2基板と、
    前記第1基板において、前記配線の一端と他端に対応する位置にそれぞれ設けられた第1貫通電極及び第2貫通電極と、を含み、
    前記第1基板と前記第2基板は、前記配線が設けられる領域で端部が一方の面に回り込むように折り曲げられた屈曲部を有し、
    前記第1貫通電極及び前記第2貫通電極とは、前記第1基板と前記第2基板が屈曲した状態で、折り重なった前記第1基板を貫く方向に電流パスが設けられるように電気的に接続されること
    を特徴とする表示装置。
  13. 前記第1基板と前記第2基板との端部に設けられる第1封止部と、前記画素アレイと前記屈曲部との間に設けられる第2封止部と、を含むこと
    を特徴とする請求項12に記載の表示装置。
  14. 前記第1基板と前記第2基板との端部に設けられる第1封止部と、前記駆動回路部と前記屈曲部との間に設けられる第2封止部と、を含むこと
    を特徴とする請求項12に記載の表示装置。
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