JP2016173426A - 表示装置 - Google Patents
表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016173426A JP2016173426A JP2015052704A JP2015052704A JP2016173426A JP 2016173426 A JP2016173426 A JP 2016173426A JP 2015052704 A JP2015052704 A JP 2015052704A JP 2015052704 A JP2015052704 A JP 2015052704A JP 2016173426 A JP2016173426 A JP 2016173426A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- visible region
- display
- adjustment filter
- region adjustment
- mirror
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
Description
表示装置200は、表示画面220aを有する表示手段220、ミラー231a〜231f、遮光板251a〜251fを備えている。
ミラー231a〜231fは、表示手段220の表示画面220a上の箇所Pを頂点とする逆正6角錐の側面に配置されている。ミラー231a〜231fは、表示手段220の表示画面220aに対して傾斜角度45度で傾斜するように配置されている。遮光板251a〜251fは、ミラー231a〜231fの境界と表示画面220aの間に配置されている。
表示手段220の表示画面220aの、各ミラー231a〜231fに対向する領域には、表示対象を異なる方向から見た表示画像が表示される。各ミラー231a〜231fは、表示画面220aの、各ミラー231a〜231fに対向する領域に表示される表示画像を反射させて虚像を形成する。表示画面220aに対する各ミラー231a〜231fの傾斜角度が45度に設定されているため、各ミラー231a〜231fにより形成される虚像は、頂点Pを通る、逆正6角錐の中心軸Y上の同じ箇所に結像される。これにより、観察者は、見る位置に応じて、表示対象の異なる方向からの画像(虚像)を見ることができるため、表示対象を立体的に視認することができる。
しかしながら、遮光板251a〜251fが存在することにより、視界の閉塞感を生じさせ、また、画像の立体感を損なっていた。さらに、各ミラー231a〜231fの境界と表示画面220aの間に配置されている遮光板251a〜251fでは、正面の表示画面に表示されている表示画像そのものが視界に入るのを防止することができなかった。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、各ミラーの境界と表示画面との間に遮光板を配置することなく、画像の視認性を改善することができる技術を提供することを目的とする。
各ミラーは、可視領域調整フィルタ上の箇所を頂点とする逆角錐の各側面に、可視領域調整フィルタに対して傾斜角度θで傾斜するように配置されている。表示画面には、各ミラーに対向する表示領域に表示画像が表示される。
各表示領域には、典型的には、表示対象を異なる方向から見た表示画像が表示される。可視領域調整フィルタに対する各ミラーの傾斜角度θは、表示画面に対する各ミラーの傾斜角度とほぼ等しい。傾斜角度θは、典型的には、45度に設定される。傾斜角度θが45度に設定される場合、各ミラーは、対応する表示領域に表示される表示画像を反射させ、各ミラーにより形成される逆角錐の中心軸上の同じ箇所に虚像を結像させる。
可視領域調整フィルタは、可視領域調整フィルタが配置される表示画面に表示される表示画像を見ることができる可視領域(可視角度α)と、見ることができないあるいは見るのが困難である不可視領域(不可視角度β)を調整する(設定する)遮光部材が平行に配置されている。可視領域調整フィルタは、典型的には、平行に配置された遮光部材(「ルーバー」と呼ばれている)を有するシート状のフィルムとして構成される。可視領域は、典型的には、遮光部材の延在方向と直交する方向から見て、可視領域調整フィルタ上の点から可視領域調整フィルタに直交する方向に延在する線に対して、遮光部材の配列方向に沿った両側の領域を含むV字状の領域として規定される。また、可視角度は、V字状の領域の角度として規定される。可視領域でない領域が、不可視領域である。
可視領域調整フィルタは、逆角錐の底面を可視領域調整フィルタに射影した場合に、逆角錐の底面を形成する各辺の中心点と逆角錐の頂点を結ぶ線の延在方向と遮光部材の延在方向との間の角度γが可視領域調整フィルタの可視角度α以上([γ≧α])となるように、また、ミラーの正面からミラーを見た場合、ミラーに対向する表示領域とミラーとの間の領域が可視領域調整フィルタの不可視領域に含まれるように(可視領域に含まれないように)、表示画面上に配置される。
なお、請求項に記載されている「逆角錐」および「底面」は、仮想上の「逆角錐」および「底面」を意味し、実際に設けられている「逆角錐」および「底面」を意味しているものではない。
本発明では、ミラーの正面からミラーを見る場合に、正面の表示領域および周囲の表示領域に表示されている表示画像が視界に入るのを防止することができるため、画像の視認性を改善することができる。
本発明の異なる形態では、可視領域調整フィルタは、少なくとも1つの表示領域を覆う複数の分割可視領域調整フィルタを有している。分割可視領域調整フィルタは、1つの表示領域を覆う形状であってもよいし、複数の表示領域を覆う形状であってもよい。
本形態では、表示領域に対応した形状の分割可視領域調整フィルタを用いることができる。これにより、例えば、1つの可視領域調整フィルタを用いる場合に較べて、フィルタ面積を低減することができ、コストを低減することができる。
本発明の他の異なる形態では、表示領域の数に対応する数の分割可視領域調整フィルタを有している。各分割可視領域調整フィルタは、各表示領域に対応する形状に形成される。そして、各分割可視領域調整フィルタは、角度γが90度(「略90度」を含む)となるように各表示領域上に配置される。
本形態では、正面の表示領域に表示されている表示画像が視界に入るのをより確実に防止することができる。
なお、本明細書では、「上方」あるいは「上側」という記載は、表示画面から見て、ミラーが配置されている側(表示画像が見える側)を示し、「下方」あるいは「下側」という記載は、表示画面から見て、ミラーが配置されている側と反対側を示す。また、「横方向」という記載は、表示画面の延在方向(ミラーに対して、角錐の中心軸と反対側)を示す。
表示装置10は、液晶表示器20、ミラー31a〜31f、可視領域調整フィルタ40により構成されている。
可視領域調整フィルタ40は、液晶表示器20の表示画面20a上に配置されている。可視領域調整フィルタ40については後述する。
ミラー31a〜31fは、可視領域調整フィルタ40上の点Pを頂点とする逆角錐の各側面に配置されている。本実施形態では、ミラー31a〜31fは、点D1〜D6を結ぶ線により形成される正6角形の底面と、点D1〜D6を結んだ、底面の各辺と頂点Pとの間に形成される二等辺三角形の側面により構成される逆正6角錐の側面に配置されている。すなわち、本実施形態のミラー31a〜31fは、点D1〜D6を結ぶ線と頂点Pを結ぶ線により形成される二等辺三角形の形状を有している。本実施形態では、ミラー31a〜31fとしてハーフミラーが用いられている。各ミラー31a〜31fは、可視領域調整フィルタ40に対して傾斜角度θで傾斜するように配置されている。本実施形態では、傾斜角度θが45度(「略45度」を含む)に設定されている。
なお、本明細書中に記載されている「逆角錐」、「角錐」および「底面」は、仮想上の「逆角錐」、「角錐」および「底面」を意味し、実際に設けられている「逆角錐」、「角錐」および「底面」を意味しているものではない。
なお、後述するように、可視領域調整フィルタ40は薄いフィルム状のシートで構成されている。したがって、可視領域調整フィルタ40上の点Pは、「表示画面20a上の点P」ということもできる。また、可視領域調整フィルタ40上の点Pを頂点とする逆角錐は、「表示画面20a上の点Pを頂点とする逆角錐」ということもできる。また、可視領域調整フィルタ40に対する傾斜角度θは、「表示画面20aに対する傾斜角度θ」ということもできる。
分割領域20A〜20Fには、表示対象を異なる方向から見た表示画像G1〜G6が表示される。例えば、分割領域20Aには、表示対象を正面(0度)から見た表示画像G1が表示され、分割領域20Bには、表示対象を60度の方向から見た表示画像G2が表示され、分割領域20Cには、表示対象を120度の方向から見た表示画像G3が表示され、分割領域20Dには、表示対象を背面(180度)から見た表示画像G4が表示され、分割領域20Eには、表示対象を240度の方向から見た表示画像G5が表示され、分割領域20Fには、表示対象を300度の方向から見た表示画像G6が表示される。
なお、分割領域20A〜20Fに表示する表示画像G1〜G6の向きや角度等は、ミラー31a〜31fでの反射等を考慮して設定される。
本実施形態では、各ミラー31a〜31fの可視領域調整フィルタ40(表示画面20a)に対する傾斜角度θが45度に設定されているため、各ミラー31a〜31fは、表示画面20aの、各ミラー31a〜31fに対向する分割領域20A〜20Fに表示される表示画像G1〜G6を反射させて、虚像S1〜S6を逆角錐の中心軸Y上の同じ箇所に結像させる。したがって、観察者は、見る位置に応じて、表示対象の異なる方向からの画像(虚像)を見ることができるため、表示対象を立体的に視認することができる。
本実施形態の表示装置10の制御回路は、主制御手段110、記憶手段120、表示制御手段130、表示手段20、音制御手段140、音発生手段150により構成されている。音発生手段150としては、例えば、スピーカが用いられる。
主制御手段110は、記憶手段120に記憶されているプログラムやデータ等に基づいて、表示制御信号を表示制御手段130に出力するとともに、音制御信号を音制御手段140に出力する。
表示制御手段130は、表示制御信号に基づいて、表示手段20の表示画面20aの各分割領域20A〜20Fに表示する表示画像G1〜G6を制御する。
音制御手段40は、音制御信号に基づいて、音発生手段150から発生する音を制御する。
可視領域調整フィルタ40は、可視領域調整フィルタ40が配置される表示画面に表示されている文字情報や画像情報等の情報を見ることができる可視領域(可視角度α)と、情報を見ることができないあるいは見るのが困難である不可視領域(不可視角度β)を設定する。
本実施形態では、可視領域調整フィルタ40として、表示画面に表示されている文字情報や画像情報等の情報を横から見えないようにするためのプライバシフィルタを用いている。
本実施形態の可視領域調整フィルタ40は、図1、図5、図7に示されているように、平行に配置された遮光部材(「ルーバー」と呼ばれている)40aを有するシート状のフィルムとして構成されている。
可視領域調整フィルタ40により設定される不可視領域は、可視領域を除く領域として規定される。また、遮光部材40aの延在方向に直交する方向に沿った、可視領域両側の不可視領域の不可視角度βは、[90度−(α/2)]で表される。
一方、ミラー31a〜31fは、可視領域調整フィルタ40(表示画面20a)に対して傾斜角度θで傾斜するように配置されている。本実施形態では、傾斜角度θが45度に設定されている。
可視領域調整フィルタ40が配置されていない従来の表示装置200では、位置E100からミラー31cを見た場合、ミラー31cによって中心軸Y上に結像された虚像S3だけでなく、正面の表示領域20Cに表示されている表示画像G3も視界に入る。同様に、位置E20からミラー31fを見た場合、虚像S6だけでなく正面の表示領域20Fに表示されている表示画像G6も視界に入る。
したがって、ミラー31a〜31fの正面から見て、表示手段20aの、ミラー31a〜31fに対向する表示領域20A〜20Fとミラー31a〜31fとの間の領域が可視領域調整フィルタ40の不可視領域に含まれるように設定することにより、ミラー31a〜31fの正面からミラー31a〜31fを見た場合に、虚像S1〜S6のみが視界に入り、正面の表示画面20A〜20Fに表示されている表示画像G1〜G6が視界に入らないようにすることができる。
本実施形態では、可視領域調整フィルタ40(表示画面20a)に対して傾斜角度θが45度に設定されている。したがって、可視領域調整フィルタ40として、例えば、可視角度αが60度である可視領域調整フィルタを用いることでこれを達成することができる。可視角度αが60度である可視領域設定フィルタ40としては、例えば、市販のプライバシフィルタを用いることができる。
本実施形態の表示装置10を見る場合、例えば、ミラー31aを見る場合には、位置E1の付近からミラー31aを見る(ミラー31aの正面からミラー31aを見る)ことが多いため、このような状態を想定しても問題はない。
この場合も、前述した「ミラー31a〜31fの正面からミラー31a〜31fを見た場合」を想定して考えれば十分である。ミラー31a〜31fの正面からミラー31a〜31fを見た場合に、隣接する表示領域(正面の表示領域の隣の表示領域)に表示される表示画像が視界に入らないようにするには、逆角錐の底面を可視領域調整フィルタ(表示画面)に射影した場合に、逆角錐の底面を形成する各辺の中心点と逆角錐の頂点Pを結ぶ線の延在方向と可視領域調整フィルタの遮光部材の延在方向との間の角度γが、可視領域調整フィルタの可視角度α以上となるように設定すればよい。
本実施形態の表示装置10では、各ミラー31a〜31fが逆角錐の側面に配置されている。そして、図7では、可視領域調整フィルタ40の遮光部材40aの延在方向が、ミラー31a〜31fにより形成される逆角錐の底面を形成する辺のうちのいずれかの辺、図7では、点D1(A1)とD2(A2)を結ぶ線および点D4(A4)とD5(A5)を結ぶ辺の延在方向と平行(「略平行」を含む)になるように、可視領域調整フィルタ40が表示画面20a上に配置されている。
この場合、点D1とD2を結ぶ辺の中心点と頂点Pを結ぶ線の延在方向(ミラー31aの正面の位置E1からミラー31aを見る方向)と遮光部材40aの延在方向との間の角度γ1、点D4とD5を結ぶ辺の中心点と頂点Pを結ぶ線の延在方向(ミラー31dの正面の位置E4からミラー31dを見る方向)と遮光部材40aの延在方向との間の角度γ4は、90度に設定される。また、点D2とD3を結ぶ辺の中心点と頂点Pを結ぶ線の延在方向(ミラー31bの正面の位置E2からミラー31bを見る方向)と遮光部材40aの延在方向との間の角度γ2、点D3とD4を結ぶ辺の中心点と頂点Pを結ぶ線の延在方向(ミラー31cの正面の位置E3からミラー31cを見る方向)と遮光部材40aの延在方向との間の角度γ3、点D5とD6を結ぶ辺の中心点と頂点Pを結ぶ線の延在方向(ミラー31eの正面の位置E5からミラー31eを見る方向)と遮光部材40aの延在方向との間の角度γ5、点D6とD1を結ぶ辺の中心点と頂点Pを結ぶ線の延在方向(ミラー31fの正面の位置E6からミラー31fを見る方向)と遮光部材40aの延在方向との間の角度γ6は、60度に設定される。
このように角度γ1〜γ6が、可視領域調整フィルタ40の可視角度α(この場合、60度)より大きくなるように([γ≧α])設定されているため、各ミラー31a〜31fの正面からミラー31a〜31fを見た場合、隣接する表示領域に表示されている表示画像が視界に入ることはない。
なお、可視領域調整フィルタ40の配置態様は、図7に示されている配置態様に限定されない。
本実施形態の可視領域調整フィルタ40を用いる場合には、ミラーは、好適には、逆5角錐(逆正5角錐)、逆6角錐(逆正6角錐)、逆7角錐(逆正7角錐)の側面に配置される。
また、分割可視領域調整フィルタ51〜56は、遮光部材51a〜56aの延在方向が、ミラー31a〜31fにより形成される角錐の底面を形成する辺、図8では、点D1(A1)とD2(A2)を結ぶ辺、点D2(A2)とD3(A3)を結ぶ辺、点D3(A3)とD4(A4)を結ぶ辺、点D4(A4)とD5(A5)を結ぶ辺、点D5(A5)とD6(A6)を結ぶ辺、点D6(A6)とD1(A1)を結ぶ辺の延在方向と平行(「略平行」を含む)になるように、表示画面20aの各表示領域20A〜20F上に配置されている。
この場合、点D1とD2を結ぶ辺の中心点と頂点Pを結ぶ線の延在方向(ミラー31aの正面の位置E1からミラー31aを見る方向)と遮光部材51aの延在方向との間の角度γ1、点D2とD3を結ぶ辺の中心点と頂点Pを結ぶ線の延在方向(ミラー31bの正面の位置E2からミラー31bを見る方向)と遮光部材52aの延在方向との間の角度γ2、点D3とD4を結ぶ辺の中心点と頂点Pを結ぶ線の延在方向(ミラー31cの正面の位置E3からミラー31cを見る方向)と遮光部材53aの延在方向との間の角度γ3、点D4とD5を結ぶ辺の中心点と頂点Pを結ぶ線の延在方向(ミラー31dの正面の位置E4からミラー31dを見る方向)と遮光部材54aの延在方向との間の角度γ4、点D5とD6を結ぶ辺の中心点と頂点Pを結ぶ線の延在方向(ミラー31eの正面の位置E5からミラー31eを見る方向)と遮光部材55aの延在方向との間の角度γ5、点D6とD1を結ぶ辺の中心点と頂点Pを結ぶ線の延在方向(ミラー31fの正面の位置E6からミラー31fを見る方向)と遮光部材56aの延在方向との間の角度γ6は、90度に設定される。
また、図8に示されている配置態様では、ミラー31a〜31fの正面からミラー31a〜31fを見る方向が分割可視領域調整フィルタ51〜56の遮光部材51a〜56aの延在方向と直交しているため、正面の表示領域20A〜20Fに表示されている表示画像G1〜G6が視界に入るのをより確実に防止することができる。
また、本実施形態では、分割可視領域調整フィルタ51〜56を、表示領域20A〜20Fの形状に対応させることができる。これにより、可視領域調整フィルタ50の大きさを、図7に示した可視領域調整フィルタ40より小さくすることができるため、コストを低減することができる。
なお、可視領域調整フィルタ50(分割可視領域調整フィルタ51〜56)の配置態様は、図8に示されている配置態様に限定されない。
表示手段の表示画面上に配置する可視領域調整フィルタとしては、遮光部材が平行に配置された1つの可視領域調整フィルタを用いることもできるし、複数の分割可視領域調整フィルタを用いることもできる。また、可視領域調整フィルタや分割可視領域調整フィルタの形状は、適宜設定することができる。例えば、分割可視領域調整フィルタは、1つの表示領域を覆う形状に形成することもできるし、複数の表示領域を覆う形状に形成することもできる。
平行に配置された遮光部材を有する可視領域調整フィルタを用いたが、可視領域調整フィルタとしては、各ミラーにより形成される逆角錐の中心軸に直交する方向から見て(逆角錐の底面を可視領域調整フィルタ(表示画面)に射影した状態で見て)、逆角錐の底面を形成する各辺の中心点と逆角錐の頂点を結ぶ線の延在方向と遮光部材の延在方向との間の角度γが可視角度α以上となり([γ≧α])、また、ミラーの正面から見た場合、表示画面の表示領域とミラーとの間の領域を可視領域調整フィルタの不可視領域に含ませることができる種々のフィルタを用いることができる。
ミラーとしては、ハーフミラー以外の種々の構成のミラーを用いることができる。
ミラーの配置態様としては、正6角形の底面を有する逆正6角錐の側面に配置する態様に限定されず、正6角形以外の正多角形の底面を有する逆正多角錐の側面に配置する態様や、多角形の底面を有する逆多角錐の側面に配置する態様を用いることができる。
表示画面に対する各ミラーの傾斜角度は、45度に限定されず種々変更可能である。なお、傾斜角度を45度以外の角度に設定する場合には、ミラーにより形成される虚像を逆角錐の中心軸に結像させる工夫が必要である。
表示手段は、液晶表示器以外の種々の表示器により構成することができる。
1つの表示画面を各ミラーに対向する表示領域に区分けしたが、各表示領域に対応する形状を有する複数の表示画面を用いることもできる。例えば、各表示領域に対応する形状の表示画面を有する複数の表示器を用いる。
本発明の表示装置の制御回路は、実施形態で説明した構成に限定されない。
実施形態で説明した各構成は、単独で用いることもできるし、適宜選択した複数を組み合わせて用いることもできる。
20、220 液晶表示器(表示手段)
20a、220a 表示画面
20A〜20F 表示領域
31a〜31f、231a〜231f ミラー
40 可視領域調整フィルタ
40a 遮光部材
110 主制御手段
120 記憶手段
130 表示制御手段
140 音制御手段
150 音発生手段
251a〜251f 遮光版
Claims (3)
- 表示画面上に配置された可視領域調整フィルタと、
前記可視領域調整フィルタ上の箇所を頂点とする逆角錐の各側面に配置されている複数のミラーを備え、
前記各ミラーは、前記可視領域調整フィルタに対して傾斜角度θで傾斜しており、
前記表示画面には、前記各ミラーに対向する表示領域に表示画像が表示され、
前記可視領域調整フィルタは、可視領域の可視角度αを調整する遮光部材が平行に配置されており、
前記可視領域調整フィルタは、前記逆角錐の底面を前記可視領域調整フィルタに射影した場合に、前記底面を形成する各辺の中心点と前記逆角錐の頂点を結ぶ線の延在方向と前記遮光部材の延在方向との間の角度γが前記可視角度α以上となるように、また、ミラーの正面から当該ミラーを見た場合、前記表示画面の当該ミラーに対向する表示領域と当該ミラーとの間の領域が前記可視領域調整フィルタの不可視領域に含まれるように配置されていることを特徴とする表示装置。 - 請求項1に記載の表示装置であって、
前記可視領域調整フィルタは、複数の分割可視領域調整フィルタを有し、前記分割可視領域調整フィルタは、前記表示領域の少なくとも一つの上に配置されることを特徴とする表示装置。 - 請求項2に記載の表示装置であって、
前記可視領域調整フィルタは、前記表示領域に対応する数の分割可視領域調整フィルタを有し、前記分割可視領域調整フィルタは、前記角度γが90度となるように配置されていることを特徴とする表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015052704A JP6508821B2 (ja) | 2015-03-16 | 2015-03-16 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015052704A JP6508821B2 (ja) | 2015-03-16 | 2015-03-16 | 表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016173426A true JP2016173426A (ja) | 2016-09-29 |
JP6508821B2 JP6508821B2 (ja) | 2019-05-08 |
Family
ID=57008177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015052704A Active JP6508821B2 (ja) | 2015-03-16 | 2015-03-16 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6508821B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI670850B (zh) * | 2019-03-08 | 2019-09-01 | 友達光電股份有限公司 | 顯示裝置 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008003596A (ja) * | 2006-06-19 | 2008-01-10 | Kwangwoon Univ Research Inst For Industry Cooperation | 空間映像投映装置及びその方法 |
JP2008224748A (ja) * | 2007-03-08 | 2008-09-25 | Hitachi Ltd | 立体像表示装置 |
JP2008278087A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Hitachi Ltd | 表示装置 |
JP2009122526A (ja) * | 2007-11-16 | 2009-06-04 | Hitachi Ltd | 表示装置 |
US20110234981A1 (en) * | 2010-03-25 | 2011-09-29 | Tendril-Tech Co., Ltd. | Large three-dimensional image formation device |
WO2013061619A1 (ja) * | 2011-10-24 | 2013-05-02 | 株式会社アスカネット | 光学結像装置 |
JP2013257529A (ja) * | 2012-05-18 | 2013-12-26 | Sharp Corp | 光学システム |
-
2015
- 2015-03-16 JP JP2015052704A patent/JP6508821B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008003596A (ja) * | 2006-06-19 | 2008-01-10 | Kwangwoon Univ Research Inst For Industry Cooperation | 空間映像投映装置及びその方法 |
JP2008224748A (ja) * | 2007-03-08 | 2008-09-25 | Hitachi Ltd | 立体像表示装置 |
JP2008278087A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Hitachi Ltd | 表示装置 |
JP2009122526A (ja) * | 2007-11-16 | 2009-06-04 | Hitachi Ltd | 表示装置 |
US20110234981A1 (en) * | 2010-03-25 | 2011-09-29 | Tendril-Tech Co., Ltd. | Large three-dimensional image formation device |
WO2013061619A1 (ja) * | 2011-10-24 | 2013-05-02 | 株式会社アスカネット | 光学結像装置 |
JP2013257529A (ja) * | 2012-05-18 | 2013-12-26 | Sharp Corp | 光学システム |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI670850B (zh) * | 2019-03-08 | 2019-09-01 | 友達光電股份有限公司 | 顯示裝置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6508821B2 (ja) | 2019-05-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4637863B2 (ja) | 3d画像表示装置の画質の改善 | |
JP3966830B2 (ja) | 立体表示装置 | |
JP3955589B2 (ja) | 立体表示装置 | |
JP3979604B2 (ja) | ディスプレイ | |
TW201426686A (zh) | 使用最小化影像加工的沉浸式顯示器 | |
JP2011197674A (ja) | 画面システムおよびスクリーン | |
JP6178721B2 (ja) | 表示装置及び表示方法 | |
JP2006135378A (ja) | 三次元映像表示装置 | |
JP4795834B2 (ja) | ディスプレイ装置 | |
JP2006293106A (ja) | 立体表示装置 | |
EP3961353A1 (en) | Method and apparatus for controlling head-up display based on eye tracking status | |
JP6315385B2 (ja) | 投射型映像表示装置 | |
EP4053630A1 (en) | Image display device | |
JP6508821B2 (ja) | 表示装置 | |
JP2010160362A (ja) | 3次元表示装置、3次元表示方法、3次元表示物体、3次元画像作成装置、3次元画像作成方法、プログラムおよび記録媒体 | |
JP7358909B2 (ja) | 立体表示装置及びヘッドアップディスプレイ装置 | |
JP2007041218A (ja) | 画像表示装置 | |
JPWO2004099965A1 (ja) | 画像表示方法及び装置 | |
JP6140513B2 (ja) | 立体映像表示装置 | |
KR102463171B1 (ko) | 광학 레이어 및 이를 포함하는 디스플레이 장치 | |
CN111123541A (zh) | 一种可变深度立体显示装置 | |
JP2019086541A (ja) | 広視野角空中映像表示装置および表示方法 | |
JP2006085135A (ja) | 立体表示装置 | |
JP4547960B2 (ja) | 映像表示システム及び映像生成方法 | |
JP6510840B2 (ja) | 表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180315 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190125 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190322 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190327 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190401 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6508821 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |