JP2016173225A - ガスタービンエンジン用の燃料ノズル - Google Patents

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Abstract

【課題】ガスタービンエンジン用の段階式燃料ノズルを提供する。【解決手段】燃料ノズル装置は、複数の開口114を有する外部表面を備える環状外側本体32と、外側本体32内の主噴射リング24であって、周方向主油溜室100と、主油溜室100と連通する複数の主燃料オリフィス102とを含む主噴射リング24と、主噴射リング24内のベンチュリ90と、ベンチュリ90内の環状スプリッタ28であって、互いに離間してスプリッタキャビティ64を画成する内側壁および外側壁と、スプリッタキャビティ64に連通する複数の排出孔66とを有する環状スプリッタ28と、ベンチュリ90とスプリッタ28との間に延在する外側スワールベーン98の配列と、スプリッタ28内のパイロット燃料噴射器18と、スプリッタ28とパイロット燃料噴射器18との間に延在する内側スワールベーン68の配列とを含む。【選択図】図1

Description

本発明は、ガスタービンエンジン燃料ノズルに関し、より詳細には、ガスタービンエンジン用の段階式燃料ノズルに関する。
航空機用ガスタービンエンジンは、燃料が燃焼されて、エンジンサイクルに熱が入るようにする燃焼器を含む。典型的な燃焼器は、液体燃料を空気流ストリームに導入する機能を有する1つ以上の燃料噴射器を組み込むことで、燃料を霧化し燃焼させることができる。
段階式燃焼器は、低公害、高効率、低コスト、高エンジン出力、および良好なエンジン動作性で動作するように開発されてきた。段階式燃焼器では、燃焼器のノズルは、2つ以上の個別の段を経て選択的に燃料を噴射するように動作可能であり、各段は、燃料ノズル内の個々の燃料流路によって画成される。例えば、燃料ノズルは、連続的に動作するパイロット段と、より高いエンジン出力レベルでのみ動作する主段を含むことができる。燃料流量は、各段内で可変であってもよい。
この種の燃料ノズルで必要なのは、ノズル構成要素を良好に冷却し、動作の音の影響を最小限にすることである。
この必要性は本発明によって解決され、本発明は、中空の内部キャビティを有するスプリッタを備え、場合によりらせん状または部分的にらせん状のスワールベーンを含み、さらに場合により複合角度のベンチュリを含む、燃料ノズルを提供する。
本発明の1つの態様によると、ガスタービンエンジン用の燃料ノズル装置は、中心軸に平行に延在し、前方端部と後方端部との間に延在する外部表面を有する環状外側本体であって、複数の開口が外側表面を通過する、環状外側本体と、外側本体の内部に配置された環状主噴射リングであって、周方向に延在する主油溜室と、それぞれ主油溜室と連通し、外側本体の開口の1つと位置合わせされた複数の主燃料オリフィスとを含む、主噴射リングと、主噴射リングの内側に配置された環状ベンチュリと、ベンチュリの内部に配置された環状スプリッタであって、スプリッタの前方端部および後方端部において接合され、前方端部と後方端部との間で互いに離間されて、スプリッタキャビティを画成する内側壁および外側壁と、スプリッタキャビティと連通する複数の排出孔とを含む環状スプリッタと、ベンチュリとスプリッタとの間に延在する外側スワールベーンの配列と、スプリッタ内に配置されたパイロット燃料噴射器と、スプリッタとパイロット燃料噴射器との間に延在する内側スワールベーンの配列とを含む。
本発明の別の態様によれば、ベンチュリは、軸方向に連続して、略円筒上流部と、最小径スロート部と、下流分岐部とを含み、分岐部は複合角度を有する。
本発明の別の態様によれば、分岐部は、第1の広がり角度を有する上流部と、第1の広がり角度とは異なる第2の広がり角度を有する下流部とを有している。
本発明の別の態様によれば、第2の広がり角度は、第1の広がり角度よりも小さい。
本発明の別の態様によれば、内側スワールベーンは、内側スワールベーンの上流側の位置から内側スワールベーンの下流側の位置への軸方向の見通し線を遮るように構成されている。
本発明の別の態様によれば、内側スワールベーンは、少なくとも部分的にらせん状である。
本発明の別の態様によれば、外側スワールベーンは、外側スワールベーンの上流側の位置から外側スワールベーンの下流側の位置への軸方向の見通し線を遮るように構成されている。
本発明の別の態様によれば、外側スワールベーンは、少なくとも部分的にらせん状である。
本発明の別の態様によれば、ベンチュリは、上流部を画成するパイロットハウジングと、下流部を画成する後部熱シールドとを含む。
本発明の別の態様によれば、後部熱シールドは、環状シールド壁および円錐形内面と、シールド壁の後方端部から半径方向外側に延在する環状シールドフランジと、シールド壁を囲み、軸方向の間隙がシールドフランジとバッフルフランジとの間に画成されるように配置された環状バッフルフランジであって、そこから軸方向前方に延在する半径方向外側リムを含む環状バッフルフランジと、バッフルフランジを貫通しており、空気流をシールドフランジに向けるように配向されている複数の衝突冷却孔とを含む。
本発明の別の態様によれば、シールド壁は、その内部にザグリが形成されている。
本発明の別の態様によれば、ザグリの半径方向内面は、凸状曲面ランドを画成する。
本発明の別の態様によれば、シールドフランジは、環状外側面で囲まれた対向かつ離間した前方面および後方面を含み、凸半径部は前方面と外側面との交差部に形成される。
本発明の別の態様によれば、冷却孔の列は、半径方向外側リムとバッフルフランジとの間の接合部に配置され、冷却孔は、冷却空気をシールドフランジの半径方向外端に向けるように配向されている。
本発明の別の態様によれば、バッフルフランジにおける冷却孔の少なくとも1つの列は、冷却空気をシールドフランジの前方面に直交する方向に向けるように配向されている。
本発明の別の態様によれば、後部熱シールドはバッフル内に配置された内側シールドを含み、該内側シールドは、シールド壁およびシールドフランジを画成し、バッフルは、バッフルフランジと、バッフルフランジの半径方向内側の領域において軸方向前方に延在し、内側シールドと接触する環状半径方向内側リムと、バッフルフランジの半径方向外側の領域において軸方向前方に延在する外側リムとを含む。
本発明の別の態様によれば、内側シールドとバッフルとは、互いに冶金的に接合されている。
本発明の別の態様によれば、内側シールドは、バッフルと接触するランドの配列を含み、ランドには、放射状配列を有するスロットが形成されている。
本発明の別の態様によれば、バッフルは、スロットと連通する複数の供給孔を含む。
本発明の別の態様によれば、スロットは、速度の接線成分を有する空気を排出するように湾曲している。
本発明の別の態様によると、スロットは、スロットの上流端部からスロットの下流端部に向けて増加する流路領域を有する。
本発明の別の態様によれば、排出孔は、中心軸に対して鋭角で配置されている。
本発明の別の態様によれば、本装置はさらに、様々な流量で液体燃料流を供給するように動作可能な燃料システムと、燃料システムとパイロット燃料噴射器との間に連結されたパイロット燃料導管と、燃料システムと主噴射リングとの間に連結された主燃料導管とを含む。
本発明は、添付の図面と併せて以下の説明を参照することによって、最もよく理解される。
本発明の一態様にしたがって構成されたガスタービンエンジン燃料ノズルの概略断面図である。 図1の線2−2に沿った図である。 図1のノズルの内側スワールベーンの一部を断面化した側面図である。 図1の一部の拡大図である。 図1に示す熱シールドの一部の斜視図である。 図1の熱シールドの別の部分の斜視図である。
同一の参照符号が様々な図を通して同じ要素を示す図面を参照すると、図1および図4は、液体炭化水素燃料をガスタービンエンジン燃焼器(図示せず)の空気流ストリームに噴射するように構成された種類の例示的な燃料ノズル10を示す。燃料ノズル10は、2つ以上の個別の段を介して燃料を選択的に噴射するように動作可能であることを意味する「段階式」タイプのノズルであり、各段は、燃料ノズル10内の個々の燃料流路によって画成される。燃料流量は、各段内で可変であってもよい。
燃料ノズル10は、動作の必要性に応じて変化させた流量で液体燃料流を供給するように動作可能である、既知のタイプの燃料システム12に接続されている。燃料システムは、パイロット燃料導管16に連結されるパイロット制御弁14に燃料を供給し、パイロット燃料導管16はその後、燃料ノズル10のパイロット燃料噴射器18に燃料を供給する。燃料システム12は、主燃料導管22に連結される主制御弁20にも燃料を供給し、主燃料導管22はその後、燃料ノズル10の主噴射リング24に燃料を供給する。
説明目的で、燃料ノズル10が使用されるエンジン(図示せず)の中心軸に対してほぼ平行な、燃料ノズル10の中心軸26を参照する。中心軸26を始点に半径方向外側に向かうと、図示される燃料ノズル10の主要な構成要素は、パイロット燃料噴射器18、スプリッタ28、パイロットハウジング30、主噴射リング24、外側本体32、および後部熱シールド34である。これらの各構成について詳細に説明する。
パイロット燃料噴射器18は、燃料ノズル10の上流端部に配置され、中心軸26と位置合わせされ、フェアリング36によって囲まれている。
図示されるパイロット燃料噴射器18は、略円筒状の、軸方向に長いパイロット中央本体38を含む。パイロット中央本体38の上流端部は、フェアリング36に接続されている。パイロット中央本体38の下流端部は、円錐形出口を有する収束・発散排出オリフィス40を含む。
計量プラグ42は、パイロット中央本体38内に配置される。計量プラグ42は、パイロット燃料導管16に連通している。計量プラグ42は、計量プラグ42を囲む供給環46に燃料を流す移動孔44を含み、さらに、供給環46から燃料を受け、その燃料を、接線速度成分を有する渦流パターンで排出オリフィス40のすぐ上流のスピンチャンバに分配するように配置された、角度付き計量孔48の配列を含む。
その他の種類のパイロット噴射器は、燃料ノズル10で使用することができる。例えば、「2重オリフィス」設計と呼ばれる、2つの別個の燃料流回路を有するパイロット噴射器が当技術分野では知られている。
環状スプリッタ28は、パイロット燃料噴射器18を囲んでいる。環状スプリッタ28は、軸方向に連続して、略円筒上流部分50と、最小径スロート部52と、下流側分岐部54とを含む。スプリッタ28は、内側壁56と外側壁58とを含む。これらはスプリッタ28の前方端部60および後方端部62において接合されており、前方端部60と後方端部62との間で互いに離間して、スプリッタキャビティ64を画成する。複数の排出孔66は、後方端部62に隣接してスプリッタ28内に配置され、スプリッタキャビティ64および後方端部62に連通している。排出孔66は軸方向に位置合わせすることができ、または中心軸26に対して鋭角に位置合わせすることができる。図示の例では、排出孔66は、そこから排出される空気中の接線成分(すなわち、渦流)を付与するために、中心軸26に対して鋭角に位置合わせされている。静圧または全圧のいずれかを提供する上流側供給器(図示せず)は、スプリッタキャビティ64に空気を供給する。
スプリッタ28にパージ流を提供することで、熱をスプリッタ28から逃がすためのメカニズムが提供される。スプリッタキャビティ64および排出孔66の配置は、パイロット燃料噴射器18を通る空気流に影響を与えることなく、スプリッタキャビティ64をパージし、その内部の空気再循環を回避するために有効である。排出孔66の上流側のスプリッタキャビティ64の拡大された容量および形状はまた、空気流中に混入した塵を捕集する手段を提供する。
内側空気スワラは、パイロット中央本体38とスプリッタ28の上流部分50との間に延在する内側スワールベーン68の放射状配列を備える。内側スワールベーン68は、内側空気スワラを通過する空気流に渦流を誘発する形状および向きを有し、「渦流」は、軸方向および接線方向速度成分の両方を有する流れをいう。
内側スワールベーン68は、内側スワールベーン68の上流の位置「U」から内側スワールベーン68の下流の位置「D」への軸方向の見通し線を遮るように構成することができる。別の言い方をすれば、パイロット中央本体38とスプリッタ28との間に配置され、中心軸26と平行に配向された任意の直線は、内側スワールベーン68のうちの1つの構造を通過しなければならない。図2および図3に示すように、内側スワールベーン68は、らせん形状または部分的ならせん形状を有していてもよい。
内側スワールベーン68のらせん形状は、非らせん状ベーンと比較して、抗力を減少させ、渦流を維持または高めることができる。内側スワールベーンの形状はまた、インピーダンスを増加させて音響を改善し、燃焼器ガス動的パターンの上流側への移動を防ぐ。
環状パイロットハウジング30はスプリッタ28を囲み、一般に「P」で示される、燃料ノズル10を通るパイロット空気流のための流路を画成する。
後部熱シールド34は、パイロットハウジング30の後方端部と外側本体32とに結合される。後部熱シールド34は、例えば、ろう付けのような冶金的接合によってバッフル72に接続される内側シールド70を含む。
内側シールド70(図4参照)は、円錐形内面202を含む環状シールド壁200を含む。環状シールドフランジ204は、シールド壁200の後方端部から半径方向外側に延在し、前方面206と、半径方向外側面208と、後方面210とを含む。
ザグリ212は、シールド壁200の前端部を介して途中まで延在している。図示の例では、ザグリ212の半径方向内面は、凸状曲面フィレットまたはランド214として形成されている。
凸半径部216は、シールドフランジ204の前方面206と半径方向外側面208との交差部に形成されている。既知の種類の断熱コーティング層218は、シールドフランジ204の後方面210に結合され、燃料ノズル10に付加的な熱保護を提供することができる。
図5において最もよく示されるように、シールドフランジ204は、そこから軸方向前方に延在するランド220の配列または列を含む。ランド220は、側面図において「L」字形状を有する。複数のスロット222がランド220の間に画成されている。スロット222は、ほぼ半径方向に延在している。図示のように、スロット222は、純粋な半径方向から遠ざかるように湾曲して、速度の接線成分を有する空気を排出するようにしてもよく、その内側端部または上流端部からその外側端部または下流端部に向かって増加する流路領域を有する拡散通路として構成してもよい。
バッフル72は、環状の、ほぼ半径方向に延在するバッフルフランジ224を含む。環状の半径方向内側リム226は、バッフルフランジ224の半径方向内側の領域で軸方向前方に延在しており、内側シールド70への冶金的結合のために構成された平坦な内面228を含む。以下により詳細に記載されているように、環状の半径方向外側リム230は、バッフルフランジ224の半径方向外側の領域で軸方向前方に延在しており、燃料ノズル外側本体32への冶金的結合のために構成された平坦な前進面232を含む。
内側リム226およびバッフルフランジ224は、ランド220の面234に適合し、またランド220の面234に対して密着して、効果的にスロット222の周辺を閉鎖する。複数の供給孔236は、バッフルフランジ224と内側リム226との交差部で、バッフル72を通って延在する。各供給孔236は、スロット222の1つと連通している。
図4および図6に示すように、バッフルフランジ224は、この構成要素の信頼性および寿命を最大にするために、シールドフランジ204の全範囲にわたって一様な金属温度分布と、したがって最小誘起応力場とを達成する目的で構成される複数の冷却孔を含む。各特定の用途に応じて、冷却孔の数および位置は変化する。図示の特定の例では、バッフルフランジ224は、最も内側の半径方向位置から最も外側の半径方向位置まで、冷却孔の2つの環状配列または環状列を含む。
孔238の第1の列は、シールドフランジ204の前方面206に対して90度で冷却流を向けるように配置および配向され、シールドフランジ204の大部分を冷却する。それらの孔は中心軸26に平行に延在している。
孔240の第2の列は、バッフルフランジ224の半径方向外縁の近くに配置され、半径方向外側リム230に隣接している。この孔240の列は、中心軸26に対して鋭角に、外側に(すなわち、入口よりも出口の半径が大きく)配向されている。これは、局所的なミキサ流場への影響を減少させるために、プレート間の間隙を通って出る衝突冷却流を弱めるためであり、また、半径部216および前方面206に沿って、シールドフランジ204の外周縁上にフィルム冷却空気の循環を確立し、比較的高温の燃焼生成物が燃焼領域からこの位置に上流に再循環するようにするのではなく、シールドフランジ204の外縁近くの後方面210における冷却空気流の再循環を促進するためである。
後部熱シールド34は、以下のように設置してもよい。後部熱シールド34のザグリ212は、スリップ嵌合を用いてパイロットハウジング30の後方端部に取り付けられ、ランド214はパイロットハウジング30の外周面242に接触してもよい。
スリップ嵌合が完了した後に、環状バッフルフランジ224の半径方向外側リム230は、溶接またはその他の冶金的方法で、溶接シーム244に示す外側本体32の後方端部108に結合することができる。典型的な溶接プロセス(例えば、融接の種類である、TIG溶接または自動MIG溶接)は、溶接シーム244の外周の経路内で移動するトーチ、電極、または他の熱源を含む。
溶接プロセスは、2つの嵌合構成要素の周りの溶接領域において、円周方向に不均一な熱を印加する。これは、溶接プロセスにとって標準的である。溶接が完了すると、(接合面に垂直な方向の)不均一な加熱に関連する収縮によって、後部熱シールド34が横方向に回転するか、またはパイロットハウジング30に歪みが生じ得る。嵌合部間の重複長さおよび相対的な半径方向の許容差に応じて、スリップジョイント内の軸結合が生じ得る。凸状のランド214の形状は、結合発生の可能性を最小限にし、それによって、最終嵌合ジョイントの端部間隙における位置ずれまたは不整合の可能性を低減させる。
後部熱シールド34が2つの部分である場合について図示および説明したが、内側シールド70およびバッフル72は一体として製造することも可能である。
集合的に、パイロットハウジング30および後部熱シールド34は、軸方向に連続して、略円筒上流部92、最小径スロート部94、および下流分岐部96を含むベンチュリ90を画成している。分岐部96は、上流部96Aおよび下流部96Bを有し、パイロットハウジング30と後部熱シールド34との間の接合部において、2つの部分96A、96B間が区切られている。上流部の第1の広がり角度θ1(中心軸26に対して測定される)は、空気力学的な理由で選択される。下流部96Bの第2の広がり角度θ2は他の理由により選択され、広がり角度θ1とは異なる。図示の例では、第2の広がり角度θ2は第1の広がり角度θ1よりも小さいが、この関係は逆であってもよい。したがってベンチュリ90は、全体として、複合的な角度を有するということができる。従来技術のベンチュリとは対照的に、複合角度を用いることにより、必要に応じて燃料ノズル10の後方端部に第2の広がり角度θ2を設定しつつ、燃料ノズル10の前方部分および望ましい空気流パターンの空気力学特性が維持される。
あるいは、パイロットハウジング30、後部熱シールド34(および、したがって、ベンチュリ90)は、単一の一体型構成要素として形成することができる。
外側空気スワラを画成する外側スワールベーン98の放射状配列は、スプリッタ28とパイロットハウジング30との間に延在している。外側スワールベーン98、スプリッタ28、および内側スワールベーン68は、パイロット燃料噴射器18を物理的に支持する。外側スワールベーン98は、外側空気スワラを通過する空気流に渦流を生じさせるように形成され配向される。
外側スワールベーン98は、内側スワールベーン68の上流の位置「U」から外側スワールベーン98の下流の位置「D」への軸方向の見通し線を遮るように構成することができる。別の言い方をすれば、スプリッタ28とパイロットハウジング30との間に配置され、中心軸26と平行に配向された任意の直線は、外側スワールベーン98のうちの1つの構造を通過しなければならない。図2に示すように、外側スワールベーン98は、らせん形状または部分的ならせん形状を有していてもよい。
環状に形成される主噴射リング24は、主燃料導管22に結合され、主燃料導管22によって燃料が供給される主油溜室100を備えている。主噴射リング24に形成された主燃料オリフィス102の放射状配列は、主油溜室100と連通している。エンジン動作中に、燃料は主燃料オリフィス102を通して排出される。主油溜室100近くに隣接して主噴射リング24を通って延在する、1つ以上のパイロット油溜室104が設けられている。エンジン動作中に、燃料は、定常的にパイロット油溜室104を通って循環して主噴射リング24を冷却し、主油溜室100および主燃料オリフィス102のコークス化を防止する。
環状外側本体32は、主噴射リング24、ベンチュリ90、およびパイロット燃料噴射器18を囲み、燃料ノズル10の外部領域を画成する。組み立てられるとき、外側本体32の前方端部106はステム35に接合され、上述したように、外側本体32の後方端部108は後部熱シールド34に接合される。前方端部106と後方端部108との間に延在しているのは、動作中に、全体として「M」で表される混合気流にさらされる、略円筒外側表面110である。外側本体32は、(ベンチュリ90、および主噴射リング24とベンチュリ90との間で半径方向に配置されている環状内側本体117と協働して)二次流路112を画成している。二次流路112には、内側スワールベーン68上流のパイロットハウジング30に形成された1つ以上の窓部116を通じて空気流が供給される。この二次流路112を通過する空気は、後部熱シールド34の孔236、238、240に供給される。
外側本体32は、開口114の環状配列を含む。各主燃料オリフィス102は、開口114の1つと整合している。燃料ノズル10内で、流路は、開口114に近い位置で外部圧力を超える小さい圧力マージンを維持するのに必要な最小の流れを提供するように、先端空気流用に提供される。図示の例では、この流れは、二次流路112と連通する、内側本体117内の小さい供給孔118により提供される。
燃料ノズル10およびその構成要素は、1つ以上の金属合金から構成することができる。適切な合金の非限定的な例として、ニッケルおよびコバルト系合金が挙げられる。
燃料ノズル10の全体もしくは一部、またはその複数の部分は、単一、一体または一体型の構成要素の一部であってもよいし、(従来の機械加工プロセスのような材料除去とは対照的に)積層造形や付加製造を含む製造プロセスを用いて製造することができる。このようなプロセスを「迅速製造プロセス」および/または「付加製造プロセス」と呼ぶことがあり、「付加製造プロセス」は、一般にこのようなプロセスを指すために本明細書で使用される用語である。付加製造プロセスとしては、直接金属レーザ溶解(DMLM)、レーザネット形状製造(LNSM)、電子ビーム焼結、選択的レーザ焼結(SLS)、インクジェットおよびレーザジェットなどによる3D印刷、ステレオリソグラフィ(SLA)、電子ビーム溶解(EBM)、レーザ加工ネット成形(LENS)および直接金属蒸着(DMD)が挙げられるが、これらに限定されない。
上述の燃料ノズルは従来技術に比べていくつかの利点を有する。スプリッタを効果的に冷却するための手段を提供し、良好な空気力学的および音響特性を有している。燃料ノズルにおいて組み合わせて使用される場合、中空スプリッタ、らせん状のスワールベーン、および複合角度ベンチュリが特に有益であることが、解析によって分かっている。
以上の説明は、ガスタービンエンジン燃料ノズル用の燃料ノズルを説明した。本明細書において開示される全ての特徴(添付の特許請求の範囲、要約書および図面を含む)、および/または開示される方法もしくはプロセスの全てのステップは、任意に組み合わせることができるが、かかる特徴および/またはステップの少なくとも一部が相互に排他的である組合せを除く。
本明細書(添付の特許請求の範囲、要約書および図面を含む)に開示された各特徴は、特に明記しない限り、同一、同等または類似の目的を果たす代替の特徴に置き換えることができる。したがって、特に明記しない限り、開示される各特徴は、包括的な一連の同等または類似の特徴の一例に過ぎない。
本発明は、上述の実施形態の詳細に限定されるものではない。本発明は、(添付の特許請求の範囲、要約書および図面を含む)本明細書に開示した特徴のうち任意の1つの新規の特徴、もしくはそれら特徴の任意の新規の組合せ、または本明細書に開示した任意の方法もしくはプロセスのステップのうち任意の1つの新規のステップ、もしくはそれらステップの任意の新規の組合せにおよぶ。
θ1 第1の広がり角度
θ2 第2の広がり角度
10 燃料ノズル
12 燃料システム
14 パイロット制御弁
16 パイロット燃料導管
18 パイロット燃料噴射器
20 主制御弁
22 主燃料導管
24 主噴射リング
26 中心軸
28 スプリッタ
30 パイロットハウジング
32 外側本体
34 後部熱シールド
35 ステム
36 フェアリング
38 パイロット中央本体
40 排出オリフィス
42 計量プラグ
44 移動孔
46 供給環
48 計量孔
50 上流部分
52 スロート部
54 分岐部
56 内側壁
58 外側壁
60 前方端部
62 後方端部
64 スプリッタキャビティ
66 排出孔
68 内側スワールベーン
70 内側シールド
72 バッフル
90 ベンチュリ
92 円筒上流部
94 スロート部
96 分岐部
96A 上流部
96B 下流部
98 外側スワールベーン
100 主油溜室
102 主燃料オリフィス
104 パイロット油溜室
106 前方端部
108 後方端部
110 外側表面
112 二次流路
114 開口
116 窓部
117 環状内側本体
118 供給孔
200 シールド壁
202 円錐形内面
204 シールドフランジ
206 前方面
208 半径方向外側面
210 後方面
212 ザグリ
214 ランド
216 凸半径部
218 断熱コーティング
220 ランド
222 スロット
224 バッフルフランジ
226 半径方向内側リム
228 内面
230 半径方向外側リム
232 前進面
234 面
236 供給孔
238 孔
240 孔
242 外周面
244 溶接シーム

Claims (10)

  1. ガスタービンエンジン用の燃料ノズル装置であって、
    中心軸に平行に延在し、前方端部と後方端部との間に延在する外側表面を有する環状外側本体(32)であって、複数の開口(114)が前記外側表面を通過する、環状外側本体(32)と、
    前記外側本体(32)の内部に配置された環状主噴射リング(24)であって、周方向に延在する主油溜室(100)と、それぞれ前記主油溜室(100)と連通し、前記外側本体(32)の開口(114)の1つと位置合わせされた複数の主燃料オリフィス(102)とを含む、主噴射リング(24)と、
    前記主噴射リング(24)の内部に配置された環状ベンチュリ(90)と、
    前記ベンチュリ(90)の内部に配置された環状スプリッタ(28)であって、前記スプリッタ(28)の前方端部および後方端部において接合され、前記前方端部と前記後方端部との間で互いに離間して、スプリッタキャビティ(64)を画成する内側壁および外側壁と、前記スプリッタキャビティ(64)と連通する複数の排出孔(66)とを含む、環状スプリッタ(28)と、
    前記ベンチュリ(90)と前記スプリッタ(28)との間に延在する外側スワールベーン(98)の配列と、
    前記スプリッタ(28)内に配置されたパイロット燃料噴射器(18)と、
    前記スプリッタ(28)と前記パイロット燃料噴射器(18)との間に延在する内側スワールベーン(68)の配列と、
    を備える、ガスタービンエンジン用の燃料ノズル装置。
  2. 分岐部(96)が、第1の広がり角度を有する上流部(96A)と、前記第1の広がり角度とは異なる第2の広がり角度を有する下流部(96B)とを有する、請求項1に記載の装置。
  3. 前記内側または外側スワールベーンの少なくとも1つは、前記スワールベーンの上流側の位置から前記スワールベーンの下流側の位置への軸方向の見通し線を遮るように構成されている、請求項1に記載の装置。
  4. 前記ベンチュリ(90)は、
    前記上流部(96A)を画成するパイロットハウジング(30)と、
    前記下流部(96B)を画成する後部熱シールド(34)と、
    を備える、請求項2に記載の装置。
  5. 前記後部熱シールド(34)は、
    環状シールド壁(200)および円錐形内面と、
    前記シールド壁(200)の後方端部から半径方向外側に延在する環状シールドフランジ(204)と、
    前記シールド壁(200)を囲み、軸方向の間隙が前記シールドフランジ(204)と前記バッフルフランジ(224)との間に画成されるように配置された環状バッフルフランジ(224)であって、そこから軸方向前方に延在する半径方向外側リム(230)を含む、環状バッフルフランジ(224)と、
    前記バッフルフランジ(224)を貫通しており、空気流を前記シールドフランジ(204)に向けるように配向されている複数の衝突冷却孔(236、238)と、
    を備える、請求項4に記載の装置。
  6. 前記後部熱シールド(34)は、バッフル(72)内に配置された内側シールド(70)を備え、
    前記内側シールド(70)は、前記シールド壁(200)および前記シールドフランジ(204)を画成し、
    前記バッフル(72)は、
    前記バッフルフランジ(224)と、
    前記バッフルフランジ(224)の半径方向内側の領域において軸方向前方に延在し、かつ前記内側シールド(70)と接触する環状半径方向内側リム(226)と、
    前記バッフルフランジ(224)の半径方向外側の領域において軸方向前方に延在する前記外側リム(230)と、
    を含む、請求項5に記載の装置。
  7. 前記内側シールド(70)は、前記バッフル(72)に接触するランド(220)の配列を含み、前記ランド(220)には、放射状配列のスロット(222)が形成されている、請求項5に記載の装置。
  8. 前記バッフルは、前記スロット(222)と連通する複数の供給孔を含む、請求項5に記載の装置。
  9. 前記スロット(222)は、速度の接線成分を有する空気を排出するように湾曲している、請求項5に記載の装置。
  10. 前記スロット(222)は、前記スロット(222)の上流端部から前記スロット(222)の下流端部に向かって減少する流路領域を有する、請求項5に記載の装置。
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