JP2016171907A - 医療業務支援システムおよびその警告方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】異常内容に応じた警報であって患者個人にも対応した適切な警報を行うことができる医療業務支援システムおよびその警告方法を提供する。
【解決手段】現在の患者4の生体情報および患者4に対する処置情報を含む現状データを受信する設定状態受信部12および動作状態受信部13と、患者4の治療記録を含むパーソナルデータを受信するパーソナルデータ受信部11と、受信した現状データに異常が検出された際に、パーソナルデータを参照して異常警報の優先度を判定するアラート優先度判定部25と、判定された優先度に基づいて異常警報を出力するアラート通知部27と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、医療業務支援システムおよびその警告方法に関する。
病院などの医療機関では、医療業務における情報処理を支援する医療業務支援システムが盛んに導入されている。
医療業務支援システムとしては、患者カルテの電子化などの情報処理が一般的であったが、近年では医療業務におけるミスを防止するための高度な支援が図られている。
特許文献1には、患者の状態をベッドサイドで監視するとともに、異常時にはベッドサイドモニタに表示し、併せてナースステーション等の中央局に通報する集中患者監視システムが記載されている。また、同システムにおいては、患者に関する警報が複数ある場合に、とりわけ重篤な警報を明確に識別できるように、点滅表示を用いること、拡大表示を用いること、さらには色彩による区別を行うようにしている。
特許文献2には、患者監視装置において、予め患者の生態情報に対応する警報条件を設定しておき、患者の現在の生態情報が設定された警報条件のいずれかに合致した場合、この警報条件で指定された処置手順を表示し、あるいは担当医師の移動端末に自動通報することが記載されている。これにより、緊急性が高いが看護師だけで対応できない異常事態に対しても、暫定的な緊急対応を行うことができ、至急で担当医師を呼び出すことができる。
特許文献3の患者監視装置は、異常時にナースステーションのセントラルモニタおよび看護師の携帯端末機に通報するとともに、通報時には警報情報つまり異常の内容説明までを通知する。これにより、看護師はナースステーションやベッドサイドに到着する前に異常内容を把握することができ、緊急対応の効率化を図ることができる。
特許第3449745号公報 特開平11−276444号公報 特開2004−5341号公報
前述した特許文献1では、患者の状態の重篤さに応じた強調表示を行うことができ、優先度をつけることで適切な緊急対応を行うことができる。
また、前述した特許文献2では、患者の状態が予め設定しておいた警報条件になった際に、緊急対応を行うことができる。
しかし、これらの警報の基準となる条件設定は、異常の内容や状況に応じて設定されており、患者の状況によっては適切な警報を行うことができないことがあった。
本発明の目的は、異常内容に応じた警報であって患者個人にも対応した適切な警報を行うことができる医療業務支援システムおよびその警告方法を提供することにある。
本発明の医療業務支援システムは、患者に異常が検出された際に異常警報を出力する医療業務支援システムであって、現在の前記患者の生体情報および前記患者に対する処置情報を含む現状データを受信する現状データ受信部と、前記患者の治療記録を含むパーソナルデータを受信するパーソナルデータ受信部と、前記現状データに異常が検出された際に、前記パーソナルデータを参照して前記異常警報の優先度を判定するアラート優先度判定部と、前記優先度に基づいて前記異常警報を出力するアラート通知部と、を有することを特徴とする。
本発明において、パーソナルデータとしては、主に患者の治療記録情報、カルテ情報であり、患者の診断記録情報、投薬処方情報、病歴情報が利用できる。さらに、患者の体質や年齢性別などの個体情報など、患者固有の情報であって医療行為に関係する情報を含めることもできる。
本発明において、患者の生体情報は、いわゆるバイタルデータであって、患者を監視するバイタルモニタの各種項目、例えば血圧値や脈拍値、各部体温などが利用できる。また、処置情報は、薬剤投与や送液、加熱や冷却などの処置に関する情報が利用でき、各項目の設定状態および実際の動作状態として個々に利用することができる。
このような本発明では、患者の現状データに異常が検出された際に、患者のパーソナルデータを参照して異常警報の優先度を判定し、この優先度に基づいて異常警報を出力することができる。
つまり、現状データに検出された異常が、一般的な患者には問題にならない事項であっても、特定の患者には体質的に重大な影響が予測される場合がある。このような場合、本発明では、パーソナルデータに記録された体質情報に基づいて、特定の患者にのみ異常警報を出力し、異常対応を行うことで重大な影響を回避することができる。
このように、本発明によれば、現状データの異常が同じであっても、患者のパーソナルデータに基づいて異常警報を判別することで、異常内容に応じかつ患者個人にも対応した適切な警報を行うことができる。
本発明において、前記現状データに検出される異常内容と前記パーソナルデータの情報とを関連付けた優先アラート状況と、前記優先アラート状況に対応するアラート方法とを記録したシナリオデータベースを有することが望ましい。
このような本発明では、患者の現状データに異常が検出され、患者のパーソナルデータを参照して異常警報の優先度を判定するとともに、シナリオデータベースを参照することで、該当する優先アラート状況およびこれに対応するアラート方法を迅速かつ確実に取得することができ、異常内容および患者個人にも対応した適切な警報を行うことができる。
本発明において、前記現状データの情報と前記パーソナルデータの情報とを関連付けるとともに、各情報の相関度合いを示す情報を記録した解析用データベースを有することが望ましい。
このような本発明では、患者の現状データに異常が検出され、患者のパーソナルデータを参照して異常警報の優先度を判定する際に、解析用データベースを参照し、前記現状データの情報と前記パーソナルデータの情報との相関度合いを用いて判定を行うことができ、異常内容および患者個人にも対応した適切な警報を効率よく行うことができる。
本発明の医療業務支援システムの警告方法は、患者に異常が検出された際に異常警報を出力する医療業務支援システムの警告方法であって、現在の患者の生体情報および前記患者に対する処置情報を含む現状データ、および、前記患者の治療記録を含むパーソナルデータを受信し、前記現状データに異常が検出された際に、前記パーソナルデータを参照して前記異常警報の優先度を判定し、前記優先度に基づいて前記異常警報を出力することを特徴とする。
このような本発明の方法では、前述した本発明の医療業務支援システムと同様な作用効果を得ることができる。
本発明の医療業務支援システムの一実施形態を示すブロック図。 前記実施形態におけるパーソナルデータを含む患者データベースおよび設定状態および動作状態を含む現状データベースを示す図。 前記実施形態における警告処理フローを示す図。 前記実施形態における解析用データベースを示す図。 前記実施形態における判定式テーブルを示す図。 前記実施形態におけるシナリオデータベースを示す図。 前記実施形態で用いる解析用マトリックスを示す図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
〔医療業務支援システム〕
図1には、本実施形態の医療業務支援システム1の構成が示されている。
医療業務支援システム1は、院内情報システムのネットワーク2に接続されている。
ネットワーク2には、複数のベッドサイドモニタ3が接続されている。これらのベッドサイドモニタ3により、個々の患者4の現状データである生体情報や処置情報などが、医療業務支援システム1に送信される。
ネットワーク2には、診療記録データベース5が接続されている。
診療記録データベース5には、個々の患者4の診療記録(いわゆるカルテ情報)が登録されている。
医療業務支援システム1は、所定のソフトウェアに基づいて動作するコンピュータシステムで構成され、このコンピュータシステム上には前述したソフトウェアにより以下の機能構成が実現される。
医療業務支援システム1は、パーソナルデータ受信部11、設定状態受信部12、動作状態受信部13およびパーソナルデータベース14を有する。
パーソナルデータ受信部11は、診療記録データベース5から患者4の情報や投与実績情報を受信し、この情報をパーソナルデータとしてパーソナルデータベース14に記録する。
設定状態受信部12は、ベッドサイドモニタ3から、患者4への投与薬剤やバイタルモニタの設定状態を受信し、この情報を現状データとしてパーソナルデータベース14に記録する。
動作状態受信部13は、ベッドサイドモニタ3から、患者4に対する送液状態や、血圧値および脈拍値の異常検出信号など、現在の動作状態を受信し、この情報を現状データとしてパーソナルデータベース14に記録する。
〔パーソナルデータベース〕
図2に示すように、パーソナルデータベース14は、患者データベース141と、現状データベース143とを有する。
患者データベース141は、患者4の「氏名」を含む患者情報を記録するとともに、患者4の診療情報をパーソナルデータ142として記録している。
パーソナルデータ142としては、例えば、現在治療中の「病名」「前回投与薬剤」「前回投与時刻」「前回報告危険度」などが記録される。
前述したように、これらパーソナルデータ142の情報は、主に診療記録データベース5から受信される。
現状データベース143は、送液ポンプに関するポンプデータ等の機器に関する機器データ144と、ベッドサイドモニタ3から得られるバイタルモニタデータ145とを有する。
機器データ144としては、例えば、送液ポンプの「投与薬剤」「現時刻」「送液状態」が記録される。
このうち、「投与薬剤」は設定状態に関するデータであり、「現時刻」「送液状態」は動作状態に関するデータである。「送液状態」は警報状態であり、指定通り送液されていれば0であるが、送液が指定されているのに停止していれば1を示す。
バイタルモニタデータ145としては、例えば、「血糖値モニタ」「脈拍値モニタ」「血糖値異常」「脈拍値異常」が記録される。
このうち、「血糖値モニタ」「脈拍値モニタ」は、モニタONのとき1、OFFのとき0とされる。これらの「血糖値モニタ」「脈拍値モニタ」は、設定状態に関するデータであり、設定状態受信部12により受信される。
また、「血糖値異常」「脈拍値異常」は、異常のとき1、正常のとき0とされる。「血糖値異常」「脈拍値異常」は、動作状態に関するデータであり、動作状態受信部13により受信される。
〔パーソナルデータベースの更新〕
医療業務支援システム1は、パーソナルデータベース14を更新するために、前述したパーソナルデータ受信部11、設定状態受信部12、動作状態受信部13により必要な情報を収集する動作を繰り返す。
図3において、医療業務支援システム1は、パーソナルデータ受信部11で更新情報の有無を確認し(処理S31)、更新情報があればパーソナルデータベース14の該当項目を更新する(処理S32)。
次に、設定状態受信部12で更新情報の有無を確認し(処理S33)、更新情報があれば現状データベース143の該当項目を更新する(処理S34)。
続いて、動作状態受信部13で更新情報の有無を確認し(処理S35)、更新情報があれば現状データベース143の該当項目を更新する(処理S36)。
医療業務支援システム1は、パーソナルデータ受信部11、設定状態受信部12、動作状態受信部13による更新情報の検査が一巡した後、通知判定トリガーの発生を検査する(処理S37)。
通知判定トリガーとしては、ポンプによる送液の開始、警報の発生、投与薬剤の変更、血圧低下などの変動など、適宜な条件が予め医療業務支援システム1に設定される。
処理S37の判定では、通知判定トリガーが発生していなければ、前述した更新情報の検査を繰り返す。一方、通知判定トリガーが発生していれば、アラート通知のための処理を行う。
アラート通知のための処理とは、更新情報の解析(処理S38)、アラート優先度の判定(処理S39)、アラート方法の選択(処理S3A)、アラート通知(処理S3B)の各処理であり、各々の詳細は後述する。
〔パーソナルデータベースの解析〕
前述した各処理S38〜S3Bを実行するために、医療業務支援システム1は、パーソナルデータ解析部21、設定状態解析部22、動作状態解析部23、解析用データベース24、アラート優先度判定部25、アラート方法選択部26、アラート通知部27およびシナリオデータベース28を備えている。
パーソナルデータ解析部21は、パーソナルデータベース14のパーソナルデータ142を解析し、解析用データベース24を参照してパーソナルデータ142に関する解析値を算出する。
設定状態解析部22は、パーソナルデータベース14の機器データ144およびバイタルモニタデータ145のうち設定状態に関するデータを解析し、解析用データベース24を参照して設定状態に関する解析値を算出する。
動作状態解析部23は、パーソナルデータベース14の機器データ144およびバイタルモニタデータ145のうち動作状態に関するデータを解析し、解析用データベース24を参照して動作状態に関する解析値を算出する。
これらのパーソナルデータ解析部21、設定状態解析部22および動作状態解析部23は、解析用データベース24に規定される解析用データテーブルに従って相互にデータを参照し、アラート優先度判定部25における判定に必要な解析値を算出する。
図4に示すように、解析用データベース24は、前述したパーソナルデータ解析部21、設定状態解析部22、動作状態解析部23における解析で参照される複数の解析用データテーブル241を有するとともに、アラート優先度判定部25で用いられる判定式を記録した「判定式」テーブル242を有する。
解析用データテーブル241は、例えば、「薬剤必須度」テーブル2411、「モニタリング必須度」テーブル2412、「投与間隔」テーブル2413とされる。
「薬剤必須度」テーブル2411は、「病名」と「薬剤」との相関度合いを示すものであり、例えば「病名1」の患者には「薬剤1」の投与継続が必須である場合、「薬剤必須度=高」が指定される。また、「病名N」の患者には「薬剤1」および「薬剤2」の投与を継続投与することが望ましい場合、各々に「薬剤必須度=中」が指定される。
このような「薬剤必須度」テーブル2411を参照すれば、例えば、「病名1」の患者に対して、何らかの異常で「薬剤1」の投与継続の途絶が検出された場合、この組み合わせに指定された「薬剤必須度=高」に基づいて、投与復旧の緊急対応が必要、との解析結果が得られる。
パーソナルデータベース14において、「病名」はパーソナルデータ142に記録され、「薬剤」はパーソナルデータ142および機器データ144に記録されている。従って、解析にはパーソナルデータ解析部21および設定状態解析部22が関与するが、本実施形態では「薬剤必須度」の解析はパーソナルデータ解析部21によって行われる。
「モニタリング必須度」テーブル2412は、「薬剤」と「血圧値」や「脈拍値」などのバイタルモニタデータとの相関度合いを示すものであり、例えば「薬剤2(降圧剤)」の患者には「血圧値」のモニタリングが必須であるため、「モニタリング必須度=高」が指定される。また、「薬剤N」の患者には「薬剤1」および「薬剤2」の投与にあたり、「血圧値」や「脈拍値」のモニタリングを行うことが望ましいので、各々に「モニタリング必須度=中」が指定される。
このような「モニタリング必須度」テーブル2412を参照すれば、例えば、「薬剤2(降圧剤)」の患者に対しては、「モニタリング必須度=高」とされた「血圧値」のモニタリングが必須であり、モニタリング必須とされた「血圧値」に異常が検出された場合、復旧のための緊急対応が必要、との解析結果が得られる。
パーソナルデータベース14において、現在投与中の「薬剤」は機器データ144に記録され、「血圧値」や「脈拍値」はバイタルモニタデータ145に記録される。従って、解析には設定状態解析部22および動作状態解析部23が関与するが、本実施形態では「モニタリング必須度」の解析は設定状態解析部22によって行われる。
「投与間隔」テーブル2413は、「薬剤」と「投与間隔」との相関関係を示すものであり、例えば「薬剤1」を投与する場合、その「投与間隔」は「12時間」以上となるように指定される。また、「薬剤2」を投与する場合、その「投与間隔」は「24時間」以上となるように指定される。
このような「投与間隔」テーブル2413を参照すれば、例えば、「薬剤1」を投与しようとした際に、パーソナルデータ142の「前回投与時刻」と機器データ144の「現時刻」との差を求め、この差が「投与間隔」とされた「12時間」以上でない場合、現時点での投与は不可、との解析結果が得られる。
パーソナルデータベース14において、「前回投与時刻」はパーソナルデータ142に記録され、「現時刻」は機器データ144に記録されている。従って、解析にはパーソナルデータ解析部21および動作状態解析部23が関与するが、本実施形態では「投与間隔」の解析は設定状態解析部22によって行われる。
解析用データベース24の「判定式」テーブル242は、一つ以上の判定式243を有する。
図5において、「判定式」テーブル242には、判定式243が定義されている。判定式243は、前述したパーソナルデータ解析部21、設定状態解析部22、動作状態解析部23における解析で得られた解析値を用いた演算式によって定義されている。
例えば、「判定式A」は、「判定式A=前回危険度+前回投与+薬剤必須度*ポンプ動作状態+モニタリング必須度*(バイタル動作状態1+バイタル動作状態2)」と定義されている。
このうち、「薬剤必須度」は前述した「薬剤必須度」テーブル2411から得られる解析値であり、「ポンプ動作状態」は機器データ144の「送液状態」に該当する。「モニタリング必須度」は前述した「モニタリング必須度」テーブル2412から得られる解析値である。
このほかの「前回危険度」「前回投与」「バイタル動作状態1」「バイタル動作状態2」については、「判定式」テーブル242の解析変数定義リスト244に定義されている。
〔アラート通知とシナリオ〕
図3に戻って、以上が処理S37の判定で通知判定トリガーが検出された際に先ず実行されるパーソナルデータベース14の更新情報の解析(処理S38)の内容である。
医療業務支援システム1は、処理S38に続いて、アラート優先度の判定(処理S39)、アラート方法の選択(処理S3A)、アラート通知(処理S3B)の各処理を実行する。
これらの処理S39〜S3Bを実行するために、図1に示すように、医療業務支援システム1は、各処理に対応したアラート優先度判定部25、アラート方法選択部26、アラート通知部27およびシナリオデータベース28を備えている。
アラート優先度判定部25は、解析用データベース24の「判定式」テーブル242から、処理S37の判定で検出された通知判定トリガーに対応した判定式243を選択し、この判定式により通知判定トリガーつまり現在のアラートの優先度を判定する(図3の処理S39)。
アラート方法選択部26は、シナリオデータベース28を参照して、優先されたアラートに対応するアラート方法を選択する(図3の処理S3A)。
図6において、シナリオデータベース28には、多数のシナリオレコード280が登録されている。
シナリオレコード280は、それぞれシナリオ名281、優先アラート状況282、アラート方法283のフィールドを有する。
例えば、シナリオ名281が「ポンプ警報時の緊急度チェック」のシナリオレコード280では、優先アラート状況282として「ポンプで、閉塞〜投薬不可を検出」であって、かつ「患者は投薬不可欠の指定」がある、とのアラートの起動条件が既定され、アラート方法283として「ポンプで、大音量の警報音を発報」というアラート方法の指示が指定されている。
アラート方法選択部26は、アラート優先度判定部25で優先と判定されたアラートが、処理S37でアラートと判定された際の通知判定トリガーが「ポンプで、閉塞〜投薬不可を検出」であり、かつ処理S38での解析で「薬剤必須度」テーブル2411により現在の患者4は「薬剤必須度=高」であれば、「患者は投薬不可欠の指定」に該当すると判定する。
そして、アラート方法選択部26は、「ポンプ警報時の緊急度チェック」のシナリオレコード280におけるアラート方法283を参照し、「ポンプで、大音量の警報音を発報」をアラート方法として選択する。
なお、アラート方法「ポンプで、大音量の警報音を発報」は、警報先が「ポンプ」であり、警報内容が「大音量の警報音を発報」ということである。
アラート通知部27は、アラート方法選択部26で選択されたアラート方法に従って、実際のアラート動作を実行し、医療スタッフにアラートを通知する(図3の処理S3B)。
具体的には、前述した「ポンプ警報時の緊急度チェック」のシナリオが選択された場合、警報先「ポンプ」において、警報内容「大音量の警報音を発報」を実行し、周辺の医療スタッフにポンプの状態をチェックさせる。
〔シナリオの具体例〕
シナリオデータベース28に記録されるシナリオとしては、例えば次のようなシナリオが用いられる。
[1]シナリオ1:ポンプ警報発報時の緊急度チェック
ポンプで投与不可となるアラームが発報した場合、薬剤の効果・効能から、現在の患者状態に投与不可欠かどうか判定する。
(トリガー)ポンプで閉塞警報が発報、投与が停止を検出。
(解析)パーソナルデータ142の処方情報から、投与薬剤の効果効能を取得。
(判定)患者は薬剤投与が不可欠、薬剤投与不可の状態が危険であると判断。
(通知)ポンプ本体にフィードバック、通常よりも大きい音量で警報を発報。
[2]シナリオ2:バイタルモニタ警報発報時の投与継続可否チェック
ポンプで薬剤投与中にバイタルモニタからアラームが発報した場合、薬剤の効果・効能と患者情報から、現在の患者状態に投与継続が可能かどうか判定する
(トリガー)バイタルモニタで血圧低下警報が発報。
(解析)パーソナルデータ142の処方情報から、投与している薬剤の効果効能を取得。パーソナルデータ142の患者情報から、患者の疾患名を取得。
(判定)患者状態を検知し、薬剤の投与継続が危険であると判断
(通知)ポンプ本体にフィードバック、警報を発報し、薬剤の投与継続が危険であることを通知。
[3]シナリオ3:投与前薬剤効果チェック
ポンプを使用して薬剤を投与する際、薬剤の効果・効能とバイタルモニタ情報から、現在の患者状態に投与可能かどうか判定する。
(トリガー)ポンプで降圧薬を投与する際、バイタルモニタの血圧が低下状態、または低下傾向にある。
(解析)パーソナルデータ142の処方情報から投与する薬剤の効果効能を取得。パーソナルデータ142のバイタルデータから、現在の血圧情報を取得。
(判定)血圧低下状態であることを検知し、薬剤(降圧薬)の投与が危険であると判断。
(通知)ポンプ本体にフィードバック、警報を発報。併せて、バイタルモニタ側にも血圧情報を点滅するなどして強調表示、どのバイタル情報を基に危険と判断したかを通知。
[4]シナリオ4:投与前投与間隔チェック
ポンプを使用して薬剤を投与する際、患者の投与実績と、薬剤の投与間隔情報から、十分な間隔が空いているか判定する。
(トリガー)ポンプで薬剤を投与する際、前回投与からの時間間隔が十分空いていない。
(解析)パーソナルデータの処方情報から、投与する薬剤の推奨投与間隔を取得。パーソナルデータの患者情報から、患者の投与実績を取得。
(判定)投与間隔が不十分であることを検知し、同一薬剤の投与が危険であると判断。
(通知)ポンプ本体にフィードバック、警報を発報し、投与間隔が不十分であることを通知。緊急時は、開始キー長押し等で強制開始することも可能とする。
[5]シナリオ5:重大度判定
3つ以上の関連するアラームが同時に発生し、かつ、患者情報にアラートに関連する注意事項か、要状態監視などの注意事項などが存在する場合。
(トリガー)患者情報に血圧を注視する指示があり、以下3つのアラームが同時に発生。
1.ポンプによる下流閉塞警報が発報(=薬剤注入が阻害)
2.バイタルモニタによる血圧低下のアラートが発生(=状態悪化1)
3.バイタルモニタによる脈拍数範囲外のアラートが発生(=状態悪化2)
(解析および判定)各アラームについて処理実行。
(通知)アラートのいずれも優先度「高」。このため、患者4のバイタルモニタに表示を行うとともに、緊急事態であることを示す最高レベルのアラートを、看護師の携帯端末と、ナースステーションの監視装置とにも通知する。
〔解析用マトリックス〕
医療業務支援システム1において、前述のような解析(処理S38)、優先度の判定(処理S39)、アラート方法の選択(処理S3A)およびアラート通知(処理S3B)を実行する際には、図1のパーソナルデータベース14、解析用データベース24、シナリオデータベース28を参照しつつ、ワークメモリ上に解析用マトリックスを作成する。
図7において、解析用マトリックス30は、複数のアラートレコード31を有する。
アラートレコード31は、適用されるシナリオを示すシナリオ名311および該当する患者4を示す患者名312の各フィールドを有する。
さらに、アラートレコード31は、パーソナルデータベース14に準じた、患者に関するパーソナルデータ32、ポンプなどの機器データ33、バイタルモニタデータ34の各フィールドを有する。これらには、それぞれ解析処理(図3の処理S38)において、パーソナルデータベース14から該当する患者4のパーソナルデータ142、機器データ144、バイタルモニタデータ145(図2参照)が転記される。
さらに、アラートレコード31は、解析値35、判定式36、判定結果37、アラート方法38の各フィールドを有する。
解析値35には、解析処理(図3の処理S38)で算出するパラメータが記録される。具体的には、例えば図5の「判定式」テーブル242に定義された「バイタル動作状態1」「バイタル動作状態2」「前回危険度」「前回投与」などである。解析値35に記録されるパラメータは、これらに限らず、判定式36に記録される判定式で指定されたパラメータに応じて適宜変更される。
判定式36には、アラート優先度の判定処理S39において、同処理で選択された判定式、つまり「判定式」テーブル242に記録されていた判定式243のいずれかが転記される。なお、図7では「前回危険度」が「前危」などと略語記載とされている。
判定結果37には、アラート優先度の判定処理S39での判定結果として優先度が記録される。図7において、判定結果37が「3」となる下から2番目のアラートレコード31(シナリオ5が適用されるもの)が優先度最大となり、他のアラートよりも優先して異常警報を行うものに指定される。
アラート方法38には、アラート方法の選択処理S3Aで選択されたシナリオ(前述したシナリオ名311にそのシナリオの名称が表示されたシナリオ)のアラート方法283が転記される。
このように、解析用マトリックス30を用いて前述した処理S38〜S3Aを実行することで、判定結果37に優先度が算出され、アラート方法38に実行すべきアラートの指示が得られる。
そして、最大優先度のアラートに設定されたアラート通知処理S3Bを実行することで、患者4のパーソナルデータ32,142をも含めて考慮したうえで最優先に行うべき警報を実施することができる。
〔本実施形態の効果〕
本実施形態によれば、患者4の現状データ(現状データベース143の機器データ144およびバイタルモニタデータ145)に異常が検出された際に、患者のパーソナルデータ142を参照して異常警報の優先度を判定し、この優先度に基づいて異常警報を出力することができる。
例えば、現状データに検出された異常が、一般的な患者4には問題にならない事項であっても、特定の患者4には体質的に重大な影響が予測される場合がある。本実施形態では、パーソナルデータ142に記録された体質情報に基づいて、特定の患者4にのみ異常警報を出力し、異常対応を行うことで重大な影響を回避することができる。
このように、本実施形態によれば、例え現状データの異常が同じであっても、患者4のパーソナルデータ142に基づいて異常警報を判別することで、異常内容に応じかつ患者個人にも対応した適切な警報を行うことができる。
本実施形態において、現状データ(現状データベース143の機器データ144およびバイタルモニタデータ145)に検出される異常内容と、パーソナルデータ142の情報とを関連付けた優先アラート状況282と、この優先アラート状況282に対応するアラート方法283とを記録したシナリオデータベース28を用いた。
このため、患者4の現状データに異常が検出された際に、患者4のパーソナルデータ142を参照して異常警報の優先度を判定し、さらにシナリオデータベース28を参照して該当する優先アラート状況282およびこれに対応するアラート方法283を迅速かつ確実に取得することができ、異常内容および患者個人にも対応した適切な警報を行うことができる。
本実施形態において、現状データ(現状データベース143の機器データ144およびバイタルモニタデータ145)の情報と、パーソナルデータ142の情報とを関連付けるとともに、各情報の相関度合いを示す情報(「病名1」の患者には「薬剤1」の投与継続が必須である場合、「薬剤必須度=高」とする、など)を記録した解析用データベース24を用いた。
このため、患者4の現状データに異常が検出され、患者のパーソナルデータを参照して異常警報の優先度を判定する際に、解析用データベース24を参照し、現状データの情報とパーソナルデータ142の情報との相関度合いを用いて判定を行うことができ、異常内容および患者個人にも対応した適切な警報を効率よく行うことができる。
〔変形例〕
なお、本発明は前記実施形態の構成に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲内の変形などは本発明に含まれるものである。
パーソナルデータ142としては、図2に例示した病名、前回投与薬剤、前回投与時刻、前回報告危険度に限らず、患者4に関係しかつ医療処置に影響をもつ事象であれば適宜採用することができる。
機器データ144としては、送液用のポンプデータに限らず、加熱冷却を行う器具、患者4に機械的な作用を及ぼす器具などに関する項目を適宜採用することができる。
バイタルモニタデータ145としては、血圧値および脈拍値に限らず、患者4の生体情報であれば適宜採用することができる。
前記実施形態では、シナリオ1からシナリオ5の具体例を説明したが、本発明で適用されるシナリオとしては、更に多様な状況を設定してもよい。
これらのシナリオは、シナリオデータベース28に一元化して記録してもよいが、他の情報記憶構造を利用してもよい。
前記実施形態では、解析用データベース24に解析用のデータテーブルを準備したが、これらの構造および情報内容は必要に応じて選択すればよい。
1…医療業務支援システム、2…ネットワーク、3…ベッドサイドモニタ、4…患者、5…診療記録データベース、11…パーソナルデータ受信部、12…設定状態受信部、13…動作状態受信部、14…パーソナルデータベース、141…患者データベース、142…パーソナルデータ、143…現状データベース、144…機器データ、145…バイタルモニタデータ、21…パーソナルデータ解析部、22…設定状態解析部、23…動作状態解析部、24…解析用データベース、241…解析用データテーブル、2411…薬剤必須度テーブル、2412…モニタリング必須度テーブル、2413…投与間隔テーブル、242…判定式テーブル、243…判定式、244…解析変数定義リスト、25…アラート優先度判定部、26…アラート方法選択部、27…アラート通知部、28…シナリオデータベース、280…シナリオレコード、281…シナリオ名、282…優先アラート状況、283…アラート方法、30…解析用マトリックス、31…アラートレコード、311…シナリオ名、312…患者名、32…パーソナルデータ、33…機器データ、34…バイタルモニタデータ、35…解析値、36…判定式、37…判定結果、38…アラート方法。

Claims (4)

  1. 患者に異常が検出された際に異常警報を出力する医療業務支援システムであって、
    現在の前記患者の生体情報および前記患者に対する処置情報を含む現状データを受信する現状データ受信部と、
    前記患者の治療記録を含むパーソナルデータを受信するパーソナルデータ受信部と、
    前記現状データに異常が検出された際に、前記パーソナルデータを参照して前記異常警報の優先度を判定するアラート優先度判定部と、
    前記優先度に基づいて前記異常警報を出力するアラート通知部と、を有することを特徴とする医療業務支援システム。
  2. 請求項1に記載された医療業務支援システムにおいて、
    前記現状データに検出される異常内容と前記パーソナルデータの情報とを関連付けた優先アラート状況と、前記優先アラート状況に対応するアラート方法とを記録したシナリオデータベースを有することを特徴とする医療業務支援システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載された医療業務支援システムにおいて、
    前記現状データの情報と前記パーソナルデータの情報とを関連付けるとともに、各情報の相関度合いを示す情報を記録した解析用データベースを有することを特徴とする医療業務支援システム。
  4. 患者に異常が検出された際に異常警報を出力する医療業務支援システムの警告方法であって、
    現在の前記患者の生体情報および前記患者に対する処置情報を含む現状データ、および、前記患者の治療記録を含むパーソナルデータを受信し、
    前記現状データに異常が検出された際に、前記パーソナルデータを参照して前記異常警報の優先度を判定し、前記優先度に基づいて前記異常警報を出力することを特徴とする医療業務支援システムの警告方法。
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