JP2016171725A - 間接活線用の先端工具 - Google Patents

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Yuji Ishii
裕次 石井
伊三夫 林
Isao Hayashi
伊三夫 林
俊也 市川
Toshiya Ichikawa
俊也 市川
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Abstract

【課題】 本発明は、作業者から離れた場所にあって正面に位置しない締結部または操作部に対しても、ナットまたはソケットを容易で確実に嵌めこむことのできる間接活線用の先端工具を提供することにある。
【解決手段】 自在に曲げることのできる揺動部3を有する離隔棒2に取り付けて使用する間接活線用の先端工具であって、ソケット6とガイド部11とを備えており、ソケット6は、高所の電線設備に設けてある締結部13に締結するナット8、または高所の電線設備に使用する工具の操作部9を保持する保持穴10が設けてあり、ガイド部11は、ソケット6から先端側に延長して取り付けてあり、少なくともソケット6を近付けたときに、保持穴10に先んじて締結部13または操作部9に当る箇所に設けてあることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、高圧配電の活線工事において、間接活線用の離隔棒の先端に取り付けて使用する先端工具に関するものである。
高所の電線設備にある締結部にナットを締結するときに、接触による事故を防止するために電線設備から距離をとって作業を行うことから、ナットを固締めする前段階の工程として、先にナットを締結部にかけておく、所謂仮締めの工程を行っている。また、高所の電線設備に使用する工具の操作部を電線設備から距離をとって操作する作業も行っている。そして、上記の各工程には、汎用の間接活線用の先端工具を離隔棒に取り付けて使用するものであった。
特開2000−13943号公報
上記のような間接活線工具を構成する先端工具と離隔棒との間には、コイルスプリング等の自在な方向に先端工具を揺動させる揺動部が設けてある。これにより、先端工具がフレキシブルに動くことにより、作業者が締結部または操作部の正面に位置できない現場であっても、離隔棒の先で先端工具の向きを変えて締結部または操作部の正面に位置し、締結部にナットを嵌めることや、さらには、操作部に対してソケットを嵌めることができる。しかしながら、締結部または操作部が作業者から離れた場所にあり、さらに、上記の締結部や操作部が作業者の正面に位置しない現場にあっては、揺動部を有する間接活線工具を用いたとしても、締結部や操作部にソケットを嵌める作業を行うのは困難で手間を要するものであった。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、作業者から離れた場所にあって正面に位置しない締結部または操作部に対しても、ナットまたはソケットを容易で確実に嵌め込むことのできる間接活線用の先端工具を提供することにある。
本発明のうち請求項1記載の発明は、自在に曲げることのできる揺動部を有する離隔棒に取り付けて使用する間接活線用の先端工具であって、ソケットとガイド部とを備えており、ソケットは、高所の電線設備に設けてある締結部に締結するナット、または高所の電線設備に使用する工具の操作部を保持する保持穴が設けてあり、ガイド部は、ソケットから先端側に延長して取り付けてあり、少なくともソケットを近付けたときに、保持穴に先んじて締結部または操作部に当る箇所に設けてあることを特徴とする。
本発明のうち請求項2記載の発明は、ガイド部の外周に締結部または操作部に向けて突出するガイド調整部が設けてあることを特徴とする。
本発明のうち請求項1記載の発明によれば、ソケットの先端に、締結部または操作部に向けて延長するガイド部を有する先端工具である。このようにすると、締結部または操作部に対して間接活線工具を伸ばして先端工具を到達させたときに、最初にガイド部の内周のいずれかに締結部または操作部の先が引っ掛かる。そして、ガイド部と締結部または操作部とが引っ掛かる箇所を支点として揺動部が曲がるので、支点に対して揺動部から付勢されながら角度を変えていく先端工具が、締結部または操作部の正面に位置する。さらに、締結部または操作部がガイド部の内周に沿って先導され、締結部または操作部の先端がナットまたはソケットの保持穴に入り込む。最後に、間接活線工具を作業者が軸回りに回転させることにより、締結部にナットを仮止めさせる、または、操作部の操作を行うことができる。このことから、作業を容易に行うことが可能となる。
本発明のうち請求項2記載の発明によれば、ガイド部の外周に、先端工具の差し込み方向に突出するガイド調整部が設けてある。これにより、鍔付きナット等の特殊な形状を有するナットをソケットに保持させた場合でも、ガイド調整部が締結部をナットの締結孔まで先導し、請求項1と同様に機能させることができる。
本実施による間接活線用の先端工具の使用状態を示す説明図である。 本実施による間接活線用の先端工具の(a)は、正面図であり、(b)は、背面図であり、(c)は、ガイド調整部の出没によりナットの種類の違いに対応させた縦断面図である。 (a)〜(c)は、本実施による間接活線用の先端工具の使用手順を示す簡略化した説明図である。 (a)〜(c)は、本実施による間接活線用の先端工具の他の使用手順を示す簡略化した説明図である。 本発明の間接活線用の先端工具の他の実施形態の使用状態を示す説明図である。
以下、本発明の間接活線用の先端工具の実施形態を図面に基づいて説明する。
ここで、本実施による間接活線用の先端工具1を取り付ける離隔棒2と揺動部3について説明する。
離隔棒2は、図1を参照すれば、木や、あるいは樹脂やゴム等で被覆した絶縁性の長尺なものである。離隔棒2の先端には、図1のように、工具取付部4が設けてあり、工具取付部4には、後述する揺動部3や、その他の目的に使用する工具が取り付けられる。揺動部3は、図1のように、コイルスプリングの一端側と他端側にジョイント部5をそれぞれ有しており、一端側を離隔棒2に取り付け、他端側には本実施による間接活線用の先端工具1の他、他の目的に使用する工具等を取り付けることができる。
本実施による間接活線用の先端工具は、図1のように、ソケット6とガイド調整部7とから構成している。
ソケット6は、図2(a)のように、全体が筒型をなしており、その筒の内部には、芯材14が設けてある。また、芯材14の一方側には、ナット8または高所に設置した工具の操作部9を保持する保持穴10を有しており、ソケット6の一方側の開口から露出する。さらに、芯材14の他方側には、図2(b)のように、上記の揺動部3のジョイント部5と連結する被連結部3aを有しており、ソケット6の他方側から露出する。ソケット6の保持穴10を囲む外周壁は、保持穴10の面よりも突出しており、その突出した筒状の部位がガイド部11となっている。また、ガイド部11の先端にはテーパ12が設けてある。テーパ12は、ガイド部11の先端から保持穴10に向かって徐々に傾斜しており、テーパ12に沿ってナット8または操作部9をソケット6のガイド部11の先端開口から保持穴10の方向へ円滑に案内する構造となっている。
ガイド調整部7は、ソケット6の外周部に設けてあり、ソケット6のガイド部11を囲むリング状をなしている。また、ガイド調整部7は、ソケット6のガイド部11の外周部から出没自在に取り付けてあり、保持穴10に嵌めるナット8の違い等に対応して保持できる構造となっている。一般に使用されているナット8であれば、ガイド調整部7の先端位置をソケット6のガイド部11の先端位置とほぼ面一となるように合わせておく。これに対して例えば、図2(c)のように、ナット8が鍔8a付きのものの場合、ガイド調整部7をガイド部11の先端位置から突出させることにより、ガイド部11の先端でナット8の鍔8aに当接する。これにより、ガイド調整部7がガイド部11と同等の役割を担うことで、ナット8に対して行う作業と同様に、鍔8a付きのナットを保持穴10の方向へ円滑に案内することができる。
上記のように構成する間接活線用の先端工具は、以下のように使用される。
第一の手順として図3(a)のように、本実施による間接活線用の先端工具1を取り付けた離隔棒2を高所にある電線設備に近付け、上記の電線設備から突出した締結部13に対し、ソケット6のガイド部11の先端を引っ掛ける。
第二の手順として図3(b)のように、ソケット6のガイド部11の先端を締結部13に引っ掛けた状態で離隔棒2を押し上げていく。このときに、離隔棒2を押し上げていくにつれて揺動部3が次第に彎曲していき、ソケット6は、締結部13の突出する方向に対してほぼ平行に配置される。
第三の手順として図3(c)のように、離隔棒2を操作してソケット6を締結部13に押し込み、さらに、離隔棒2を軸回しで回転してソケット6内にあるナット8を締結部13に緩く止める。
上記の第一〜第三の手順を経て高所の電線設備の締結部13に対するナット8の締結作業を完了する。
上記のように本実施による間接活線用の先端工具1を使用することで、以下に示す作用効果を奏することになる。
ソケット6のガイド部11の先端が設けてあることにより、ソケット6を締結部13に近づけたときに、ガイド部11が高所にある電線設備の締結部13に対し、ナット8を嵌めた保持穴10に先んじて当接する。さらに、揺動部3からの付勢力でガイド部11が締結部13との支点を押圧するので、ガイド部11は締結部13にしっかりと引っ掛かる。そして、ソケット6の角度が締結部13の正面を向く位置となったときに、締結部13の先端がガイド部11のテーパ12に沿って保持穴10の方向に案内されることにより、保持穴10に嵌り込んだナット8のネジ孔8bに締結部13が導かれる。さらに、離隔棒2を軸回しに回せば、ナット8を締結部13の先端に緩く締めることができる。このことから、締結部13にナット8を締め込むときに、締結部13に対して容易にナット8を締めることができ、作業効率が向上する。
また、本実施による間接活線用の先端工具1は、高所に設置した工具から突出する操作部9を回す作業にも使用できる。
この場合、第一の手順として、図4(a)のように、ソケット6を取り付けた離隔棒2を高所にある工具の操作部9に近づける。
第二の手順として、図4(b)のように、ソケット6のガイド部11の先端に操作部9の先を引っ掛け、その引っ掛けた状態から離隔棒2を持ち上げることにより、揺動部3が彎曲してソケット6に対して付勢力を付与したまま、ソケット6が次第に角度を変えて操作部9の突出する方向とほぼ同一の向きとなる。これにより、ソケット6の保持穴10が操作部9のほぼ正面を向くことになる。
第三の手順として、図4(c)のように、離隔棒2を操作してソケット6を操作部9に押し込み、さらに、離隔棒2を軸回しで回転してソケット6を連動して回転させる。これにより、保持穴10を嵌り込ませて高所にある工具の操作部9を回すことができる。
上記の第一〜第三の手順を経ることにより、高所にある工具の操作部9を回転する作業が完了する。
本発明の間接活線用の先端工具1は、図5(a)(b)のように、締結部13と操作部9のいずれに対してもソケット6にガイド調整部7を設けない構造とすることもできる。また、ガイド部11は、保持穴10の面位置から突出する長さが締結部13や操作部9の先を引っ掛けたときに、揺動部3からの付勢力を支点に伝えてソケット6が容易に外れないものであればよい。さらに、ガイド部11及びガイド調整部7のそれぞれのテーパ12についても、ガイド部11に締結部13または操作部9の先が引っ掛かることで機能することから、必ずしも設けなくてもよい。
1 先端工具
2 離隔棒
3 揺動部
3a 被連結部
4 工具保持部
5 ジョイント部
6 ソケット
7 ガイド調整部
8 ナット
8a 鍔
8b ネジ孔
9 操作部
10 保持穴
11 ガイド部
12 テーパ
13 締結部
14 芯材

Claims (2)

  1. 自在に曲げることのできる揺動部を有する離隔棒に取り付けて使用する間接活線用の先端工具であって、
    ソケットとガイド部とを備えており、ソケットは、高所の電線設備に設けてある締結部に締結するナット、または高所の電線設備に使用する工具の操作部を保持する保持穴が設けてあり、ガイド部は、ソケットから先端側に延長して取り付けてあり、少なくともソケットを近付けたときに、保持穴に先んじて締結部または操作部に当る箇所に設けてあることを特徴とする間接活線用の先端工具。
  2. ガイド部は、その外周に締結部または操作部に向けて突出するガイド調整部が設けてあることを特徴とする請求項1記載の間接活線用の先端工具。

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