JP2016171251A - 立体構造形成装置及び対象物の製造方法 - Google Patents

立体構造形成装置及び対象物の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016171251A
JP2016171251A JP2015051276A JP2015051276A JP2016171251A JP 2016171251 A JP2016171251 A JP 2016171251A JP 2015051276 A JP2015051276 A JP 2015051276A JP 2015051276 A JP2015051276 A JP 2015051276A JP 2016171251 A JP2016171251 A JP 2016171251A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer plate
dimensional structure
catalyst layer
transfer
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015051276A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6290125B2 (ja
Inventor
佑策 浅野
Yusaku Asano
佑策 浅野
下川 一生
Kazuo Shimokawa
一生 下川
圭一郎 松尾
Keiichiro Matsuo
圭一郎 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2015051276A priority Critical patent/JP6290125B2/ja
Publication of JP2016171251A publication Critical patent/JP2016171251A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6290125B2 publication Critical patent/JP6290125B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • ing And Chemical Polishing (AREA)
  • Weting (AREA)
  • Micromachines (AREA)

Abstract

【課題】半導体材料等の対象物を正確に立体加工することができる立体構造形成装置及び対象物の製造方法を提供すること。
【解決手段】実施形態の立体構造形成装置は、保持機構と、転写板と、移動装置と、供給装置と、を備える。保持機構は、対象物を保持する。転写板は、前記保持機構に保持された前記対象物に転写する転写形状に表面が形成されるとともに、前記転写形状の表面に形成された触媒層、及び、前記対象物又は前記保持機構と当接する規制部を有する。移動装置は、前記転写板及び前記対象物を互いに対向する方向で相対的に移動させる。供給装置は、前記触媒と反応することで前記対象物をエッチングするエッチング液を前記対象物及び前記触媒層の間に供給する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、立体構造形成装置及び対象物の製造方法に関する。
近年、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)や光エレクトロニクス素子の製造において、SiやGe、III−V族半導体等の半導体材料における、ミクロンオーダーの精密立体加工技術の重要性が増してきている。
こうした半導体材料の立体加工を実現するには、従来2つのアプローチがとられてきた。ひとつはバルク状の半導体材料を用い、リソグラフィ技術とエッチング技術により所望の形状を切り出す手法である。本手法は主にDeep−RIE(Reactive Ion Etching)に代表されるドライエッチングや、ふっ酸やアルカリ溶液を用いたウェットエッチングにより実施される。しかしながら、これらエッチング技術は基本的に等方的に進めるか、垂直に進めるかの二者択一であり、スロープ形状やアーチ状など任意の立体構造の加工は極めて困難である。
もうひとつのアプローチは、基板表面に半導体薄膜を任意のパターンで形成し、その膜を重ねることで立体構造を形成する手法である。半導体薄膜の形成は一般には蒸着、スパッタリング、およびCVD(Chemical Vapor Deposition)等により実施され、必要に応じてリソグラフィとエッチングで任意の形状の膜に形成する。本手法では、さまざまな立体形状を形成することが可能である。しかし、本手法において成膜可能な半導体薄膜の一層の厚さはせいぜい数百nmから数μm程度であり、例えば高さ数十μmにわたる立体構造を形成するには非常な時間とコストがかかり、現実的ではない。
一方、近年SiやGe、III−V族属半導体などの半導体材料の新しい加工方法として、金属触媒を対象物と接触させながら、ふっ酸と酸化剤の混合液に浸漬することで、前記金属触媒と接している領域の前記半導体材料を選択的にエッチング加工する手法が知られている。
国際公開第2011/099594号
本発明が解決しようとする課題は、半導体材料等の対象物を正確に立体加工することができる立体構造形成装置及び対象物の製造方法を提供することにある。
実施形態の立体構造形成装置は、保持機構と、転写板と、移動装置と、供給装置と、を備える。保持機構は、対象物を保持する。転写板は、前記保持機構に保持された前記対象物に転写する転写形状に表面が形成されるとともに、前記転写形状の表面に形成された触媒層、及び、前記対象物又は前記保持機構と当接する規制部を有する。移動装置は、前記転写板及び前記対象物を互いに対向する方向で相対的に移動させる。供給装置は、前記触媒と反応することで前記対象物をエッチングするエッチング液を前記対象物及び前記触媒層の間に供給する。
第1の実施形態に係る立体構造形成装置の構成を模式的に示す説明図。 同立体構造形成装置に用いられる転写板の構成を模式的に示す説明図。 同立体構造形成装置を用いた対象物の製造方法の一例を示す説明図。 同立体構造形成装置を用いた対象物の製造方法の一例を示す説明図。 同立体構造形成装置を用いた対象物の製造方法の一例を示す説明図。 同立体構造形成装置を用いた対象物の製造方法の一例を示す説明図。 第2の実施形態に係る立体構造形成装置の構成を模式的に示す説明図。 第3の実施形態に係る立体構造形成装置の構成を模式的に示す説明図。 第4の実施形態に係る立体構造形成装置の構成を模式的に示す説明図。 第5の実施形態に係る立体構造形成装置の構成を模式的に示す説明図。 第6の実施形態に係る立体構造形成装置の構成を模式的に示す説明図。 他の実施形態に係る立体構造形成装置の構成を模式的に示す説明図。 他の実施形態に係る立体構造形成装置の構成を模式的に示す説明図。 他の実施形態に係る立体構造形成装置の構成を模式的に示す説明図。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態に係る立体構造形成装置1及び立体構造形成装置1を用いた対象物100の製造方法を、図1乃至図6を用いて説明する。
図1は第1の実施形態に係る立体構造形成装置1の構成を模式的に示す説明図、図2は立体構造形成装置1に用いられる転写板13の構成を模式的に示す説明図である。図3は立体構造形成装置1を用いた対象物100の製造方法の一例を示す説明図、図4は立体構造形成装置1を用いた対象物100の製造方法の一例を示す説明図、図5は立体構造形成装置1を用いた対象物100の製造方法の一例を示す説明図、図6は立体構造形成装置1を用いた対象物100の製造方法の一例であって、当該製造方法によって製造された対象物100の構成を示す説明図である。
図1に示すように、立体構造形成装置1は、エッチング液99を供給する供給装置11と、対象物100を保持する保持機構12と、転写板13と、移動体14と、移動装置15と、制御装置19と、を備えている。立体構造形成装置1は、対象物100の表面をエッチング液99及び触媒によってエッチング処理が可能な装置である。
例えば、エッチング液99は、触媒作用によって対象物をエッチング可能な液体であり、例えば、過酸化水素を含んだフッ酸水溶液(HF+H)である。
対象物100は、例えば、Si材料によって形成された半導体基板である。なお、対象物100は、触媒及びエッチング液99によってエッチング可能であれば、適宜設定可能である。例えば、対象物100は、Ge材料で形成された半導体基板や、III族元素及びV族元素で形成された所謂III−V族半導体基板であってもよい。
供給装置11は、その内部にエッチング液99を収容する処理槽11である。保持機構12は、処理槽11内に設けられ、対象物100を保持可能に形成されている。
転写板13は、移動体14に固定される。図2に示す様に、転写板13は、対象物100と対向する面の一部に単数又は複数形成された凹凸部21と、凹凸部21に設けられた触媒層22と、対象物100と対向する面の他部に設けられた流路23と、を備えている。また、転写板13は、対象物100と対向する面の他部が規制部24を構成する。
凹凸部21は、図6に示す対象物100に転写する転写形状101に形成されている。触媒層22は、凹凸部21の表面に形成される。触媒層22は、エッチング液99とともに触媒作用によって、対象物100をエッチングする。触媒層22は、例えば、Ag、Au、Pd、Ir又はPt等の金属材料が用いられる。このような凹凸部21及び触媒層22は、対象物100に所定の形状を転写する転写部を構成する。
流路23は、転写板13の対象物100と対向する面であって、凹凸部21及び触媒層22が設けられる範囲外に設けられる。流路23は、触媒層22にエッチング液99を供給可能な例えば溝である。
規制部24は、対象物100の表面の一部と当接することで、転写板13の移動を規制する、所謂ストッパーである。換言すると、規制部24は、触媒層22が設けられていない転写板13の表面であり、対象物100のエッチングを行わないことから、対象物100と当接し、当該当接位置からエッチング方向の転写板13の移動を規制する。
移動体14は、転写板13を固定可能に形成されている。移動体14は、保持機構12に保持された対象物100に対して転写板13を一軸方向に移動可能に形成されている。
移動装置15は、移動体14に接続され、移動体14を一軸方向に移動させる。
制御装置19は、移動装置15を制御することで、移動体14を対象物100に向かって所定の送り速度で移動させる。
次に、このように構成された立体構造形成装置1を用いた対象物100の製造方法を、図3乃至図6を用いて説明する。
先ず、処理槽11内の保持機構12に対象物100を配置し、対象物100を保持させる。次に、処理槽11内にエッチング液99を供給し、少なくとも対象物100の表面を覆う水位となるまで、エッチング液99を処理槽11に収容する。
次に、図3に矢印で示すように、制御装置19によって移動装置15を制御し、転写板13を対象物100に向かって所定の送り速度で移動させる。図4に示すように、転写板13の触媒層22が対象物100に接触すると、触媒層22は触媒作用により、対象物100からエッチング液99への電子移動を補助する。換言すると、触媒層22と接触した対象物100が酸化され、エッチング液99に溶ける。これにより接触した触媒層22が設けられた凹凸部21の形状が対象物100に転写される。
さらに転写板13が移動すると、図5に示すように、凹凸部21が対象物100内に位置するように、触媒層22によって凹凸部21の形状でエッチング処理が成されるとともに、触媒層22が設けられていない転写板13の一部である規制部24が対象物100の表面と当接する。これにより、転写板13の移動が規制され、凹凸部21の形状を越えて対象物100のエッチング処理が成されることが防止される。
次に、制御装置19は、移動装置15を制御し、転写板13が対象物100から離間する方向に移動体14を移動させる。次に、処理槽11内から対象物100を取り出す。これにより、図6に示す様に、凹凸部21の形状である転写形状101が対象物100に転写される。
このような転写方法を用いる立体構造形成装置1によれば、触媒層22が設けられた凹凸部21によって対象物100の表面のエッチング処理を行う。また、所定の転写形状101に対象物100のエッチング処理が終了すると、規制部24が対象物100と当接する。このため、所定の転写形状101でエッチング処理が行われた後にさらに、転写板13が移動し、対象物100の不要なエッチング処理が行われることを防止できる。
また、規制部24は、対象物100の表面と接触する転写板13の表面の一部に触媒層22を設けない領域を設けるだけで、転写板13の製造コストを低減することが可能となる。このように、規制部24で転写板13の移動量を管理することが可能となることから、制御装置19の移動装置15の制御も単純な制御で良く、温度等の処理条件によりエッチング処理の速度、換言すると転写板13の移動速度が左右されることもない。結果、立体構造形成装置1は、簡単な構成で、凹凸部21により形成される転写形状101を対象物100に正確に転写することが可能となる。
また、転写板13は、表面に流路23を有する。このため、触媒層22が対象物100と当接した状態であっても、流路23を介して触媒層22にエッチング液99が供給されることから、対象物100を確実にエッチングすること、及び、エッチング処理のムラを防止することが可能となる。
また、転写板13は、表面に形成された凹凸部21に触媒層22を設ける構成であることから、凹凸部21の形状の自由度が高い。即ち、凹凸部21は、アンダーカット形状以外であれば、適宜転写形状101を構成することが可能となる。このため、転写板13は、例えば、複数の段差形状やスロープ形状の転写形状101を構成することが可能となる。
上述したように第1の実施形態に係る立体構造形成装置1、転写方法及び対象物100の製造方法によれば、転写形状101を構成する凹凸部21、凹凸部21に形成された触媒層22及び規制部24を転写板13に設けることで、簡単な構成で、転写形状101を対象物100に正確に転写することが可能となる。このように、立体構造形成装置1によれば、対象物100の正確な立体加工を行うことが可能となる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態に係る立体構造形成装置1Aを、図7を用いて説明する。
図7は第2の実施形態に係る立体構造形成装置1Aの構成を模式的に示す説明図である。なお、第2の実施形態に係る立体構造形成装置1Aの構成のうち、第1の実施形態に係る立体構造形成装置1と同様の構成には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図7に示すように、立体構造形成装置1Aは、エッチング液99を供給する供給装置11と、対象物100を保持する保持機構12と、転写板13Aと、移動体14Aと、移動装置15と、制御装置19と、を備えている。立体構造形成装置1Aは、対象物100の表面をエッチング液99及び触媒によってエッチング処理が可能な装置である。
転写板13Aは、移動体14Aに固定される。転写板13Aは、対象物100と対向する面の一部に形成された凹凸部21及び触媒層22と、対象物100と対向する面から移動体14Aと接続する面まで連続して形成された流路23Aと、規制部24と、を備えている。流路23Aは、転写板13Aの主面間を連続する貫通孔である。
移動体14Aは、転写板13Aを固定可能に形成されている。移動体14Aは、保持機構12に保持された対象物100に対して転写板13を一軸方向に移動可能に形成されている。また、移動体14Aは、転写板13Aと当接する面から外面へと連続する流路31を備えている。流路31は、転写板13Aの流路23Aと対向する位置に形成された貫通孔である。流路31は、転写板13Aの流路23Aと同数設けられる。
このように構成された立体構造形成装置1Aは、上述した立体構造形成装置1と同様に、転写形状101を構成する凹凸部21、凹凸部21に形成された触媒層22及び規制部24を転写板13に設けることで、簡単な構成で、転写形状101を対象物100に正確に転写することが可能となる。
また、立体構造形成装置1Aは、図7中矢印で示すように、エッチング液99が移動可能な転写板13Aの流路23A及び移動体14Aの流路31を備える。これにより、触媒層22が対象物100と当接した状態であっても、エッチング液99は、流路31及び流路23Aを介して触媒層22にエッチング液99が供給される。結果、対象物100を確実にエッチングすること、及び、エッチング処理のムラを防止することが可能となる。
(第3の実施形態)
以下、第3の実施形態に係る立体構造形成装置1Bを、図8を用いて説明する。
図8は第3の実施形態に係る立体構造形成装置1Bの構成を模式的に示す説明図である。なお、第3の実施形態に係る立体構造形成装置1Bの構成のうち、第1の実施形態に係る立体構造形成装置1と同様の構成には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図8に示すように、立体構造形成装置1Bは、エッチング液99を供給する供給装置11と、対象物100を保持する保持機構12と、転写板13Bと、移動体14Bと、移動装置15と、制御装置19と、を備えている。立体構造形成装置1Bは、対象物100の表面をエッチング液99及び触媒によってエッチング処理が可能な装置である。
転写板13Bは、移動体14Bに固定される。転写板13Bは、対象物100と対向する面の一部に形成された凹凸部21及び触媒層22と、規制部24と、を構成する。転写板13Bは、多孔質材料により形成される。即ち、転写板13Bは、連続する微小な孔を有する。このような転写板13Bは、連続する微小な孔によってエッチング液99が浸透可能な材料により形成されることで、転写板13Bの対象物100と対向する面から、移動体14Bと接続する面及び処理槽11と対向する外面までを連続する流路を構成する。
移動体14Bは、転写板13Bを固定可能に形成されている。移動体14Bは、保持機構12に保持された対象物100に対して転写板13を一軸方向に移動可能に形成されている。また、移動体14Bは、例えば、少なくとも転写板13Bを固定する固定部14aを有し、固定部14aは、多孔質材料により形成される。即ち、移動体14Bの固定部14aは、連続する微小な孔を有する。このような移動体14Bは、連続する微小な孔によってエッチング液99が浸透可能な材料により形成されることで、転写板13Bと当接する面から、固定部14aの外面を連続する流路を構成する。
このように構成された立体構造形成装置1Bは、上述した立体構造形成装置1、1Aと同様に、転写形状101を構成する凹凸部21、凹凸部21に形成された触媒層22及び規制部24を転写板13に設けることで、簡単な構成で、転写形状101を対象物100に正確に転写することが可能となる。
また、立体構造形成装置1Bは、転写板13B及び移動体14Bの少なくとも一部が多孔質材料で形成される。これにより、転写板13B及び移動体14Bが有する複数の孔によってエッチング液99が浸透するため、触媒層22が対象物100と当接した状態であっても、触媒層22にエッチング液99が供給される。結果、対象物100を確実にエッチングすること、及び、エッチング処理のムラを防止することが可能となる。
(第4の実施形態)
以下、第4の実施形態に係る立体構造形成装置1Cを、図9を用いて説明する。
図9は第4の実施形態に係る立体構造形成装置1Cの構成を模式的に示す説明図である。なお、第4の実施形態に係る立体構造形成装置1Cの構成のうち、第1の実施形態に係る立体構造形成装置1と同様の構成には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図9に示すように、立体構造形成装置1Cは、エッチング液99を供給する供給装置11と、対象物100を保持する保持機構12と、転写板13C、移動体14と、移動装置15と、制御装置19と、を備えている。立体構造形成装置1Cは、対象物100の表面をエッチング液99及び触媒によってエッチング処理が可能な装置である。
転写板13Cは、移動体14に固定される。転写板13Cは、対象物100と対向する面の一部に形成された凹凸部21Cと、凹凸部21Cに形成された触媒層22と、流路23と、規制部24Cと、を構成する。
凹凸部21Cは、少なくとも一部が対象物100の厚さよりも高く形成されている。また、凹凸部21Cは、対象物100に転写する転写形状101を有している。即ち、ここで、凹凸部21Cの転写形状101とは、少なくとも対象物100を個片化する形状であり、必要に応じて、個片化した対象物100の表面に形成する転写形状を有する。触媒層22は、凹凸部21Cの表面に形成される。
流路23は、転写板13Cの対象物100と対向する面に形成される。例えば、流路23は、凹凸部21Cの高さを対象物100の厚さよりも高く形成することで、対象物100及び転写板13の表面との間に形成される空隙により構成される。
規制部24Cは、対象物100の厚さよりも高い凹凸部21Cの先端及び当該先端に形成される触媒層22により構成される。
このように構成された立体構造形成装置1Cは、凹凸部21Cの先端及び当該先端の触媒層22により対象物100をエッチング処理し、保持機構12に当接するまでエッチング処理を行う。これにより、立体構造形成装置1Cは、対象物100に所定の形状を転写するとともに、対象物100を個片化することが可能となる。また、立体構造形成装置1Cは、上述した立体構造形成装置1、1A、1Bと同様に、転写形状101を構成する凹凸部21C、凹凸部21Cに形成された触媒層22及び規制部24Cを転写板13に設けることで、簡単な構成で、転写形状101を対象物100に正確に転写することが可能となる。
(第5の実施形態)
以下、第5の実施形態に係る立体構造形成装置1Dを、図10を用いて説明する。
図10は第5の実施形態に係る立体構造形成装置1Dの構成を模式的に示す説明図である。なお、第5の実施形態に係る立体構造形成装置1Dの構成のうち、第1の実施形態に係る立体構造形成装置1と同様の構成には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図10に示すように、立体構造形成装置1Dは、エッチング液99を供給する供給装置11と、保持機構12Dと、転写板13D、移動体14と、移動装置15と、制御装置19と、を備えている。立体構造形成装置1Dは、対象物100の表面をエッチング液99及び触媒によってエッチング処理が可能な装置である。
保持機構12Dは、処理槽11内に設けられる。保持機構12Dは、転写板13Dを保持可能、且つ、保持した転写板13D上に対象物100を保持可能に形成されている。例えば、保持機構12Dは、対象物100の面方向の位置合わせが可能に、対象物100の面方向で対象物100を保持可能に形成される。
転写板13Dは、一対設けられ、それぞれ移動体14及び保持機構12Dに固定される。転写板13Dは、対象物100と対向する面の一部に形成された凹凸部21と、凹凸部21に形成された触媒層22と、流路23と、規制部24Dと、を構成する。
規制部24Dは、例えば、少なくとも保持機構12Dに設けられ、保持された対象物100の表面の一部と当接することで、転写板13の移動を規制する第1規制部24と、一対の転写板13D間の距離を規制する第2規制部41と、を備えている。
このように構成された立体構造形成装置1Dは、一対の転写板13Dにより対象物100の両主面にエッチング処理を行い、転写形状101を転写することが可能となる。
また、立体構造形成装置1Dは、少なくとも保持機構12Dに支持される転写板13Dに第1規制部24を設けるとともに、一対の転写板13Dの間の距離を所定の距離に規制する第2規制部41を有する構成である。このため、立体構造形成装置1Dは、対象物100の両主面をエッチング処理した場合であっても、対象物100の厚さを容易に管理できる。
上述したように、第5の実施形態に係る立体構造形成装置1Dによれば、上述した立体構造形成装置1、1A、1B、1Cと同様に、転写形状101を構成する凹凸部21、凹凸部21に形成された触媒層22及び規制部24Dを転写板13Dに設けることで、簡単な構成で、転写形状101を対象物100に正確に転写することが可能となる。
(第6の実施形態)
以下、第6の実施形態に係る立体構造形成装置1Eを、図11を用いて説明する。
図11は第6の実施形態に係る立体構造形成装置1Eの構成を模式的に示す説明図である。なお、第6の実施形態に係る立体構造形成装置1Eの構成のうち、第1の実施形態に係る立体構造形成装置1、第4の実施形態に係る立体構造形成装置1C及び第5の実施形態に係る立体構造形成装置1Dと同様の構成には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図11に示すように、立体構造形成装置1Eは、エッチング液99を供給する供給装置11と、保持機構12Dと、転写板13Eと、移動体14と、移動装置15と、制御装置19と、を備えている。立体構造形成装置1Eは、対象物100の表面をエッチング液99及び触媒によってエッチング処理が可能な装置である。
転写板13Eは、一対設けられ、それぞれ移動体14及び保持機構12Dに固定される。転写板13Eは、対象物100と対向する面の一部に形成された凹凸部21Eと、凹凸部21Eに形成された触媒層22と、流路23と、規制部24Cと、を構成する。
凹凸部21Eは、少なくとも一部が対象物100の厚さの半分以下の高さに形成されるとともに、一対の転写板13Eの凹凸部21Eにより、対象物100を個片化する形状に形成されている。また、凹凸部21Eは、対象物100の表面に転写する転写形状を有している。即ち、一対の転写板13Eの凹凸部21Eは、その一部で互いに当接することで、一対の転写板13Eの間の対象物100を個片化可能な転写形状を有している。触媒層22は、凹凸部21Eの表面に形成される。
規制部24Cは、一対の転写板13Eの凹凸部21Eの先端及び当該先端に形成された触媒層22により構成される。
このように構成された立体構造形成装置1Eは、一対の転写板13Eにより対象物100の両主面にエッチング処理を行い、転写形状101を転写するとともに、対象物100を個片化することが可能となる。
上述したように、第5の実施形態に係る立体構造形成装置1Dによれば、上述した立体構造形成装置1、1A、1B、1C、1Dと同様に、転写形状101を構成する凹凸部21、凹凸部21に形成された触媒層22及び規制部24Dを転写板13Dに設けることで、簡単な構成で、転写形状101を対象物100に正確に転写することが可能となる。
なお、本実施形態に係る立体構造形成装置1、1A、1B、1C、1D、1Eは、上述した構成に限定されない。例えば、図12に示す他の実施形態に係る立体構造形成装置1Fに示すように、立体構造形成装置1Fは、エッチング液99を用いる供給装置11に代えて、エッチング剤99として、フッ素ガス及び酸化性ガスの混合気体を用いる構成であっても良い。たとえば、このような立体構造形成装置1Fは、供給装置11を、内部にガス状のエッチング剤99を充満させる処理槽51と、処理槽51内にガス状のエッチング剤99を供給する供給手段52を有する構成とすればよい。このような立体構造形成装置1Fは、上述した立体構造形成装置1、1A、1B、1C、1D、1Eと同様の構成を有する。
また、他の実施形態の立体構造形成装置1Gとして、図13に示すように、電圧、光又は熱を転写板13及び移動体14に印加する印加手段16を備える構成であってもよい。なお、この印加手段16は、触媒層22、エッチング液99及び対象物100のエッチング反応を促進させる要素を印加可能であれば、電圧、光又は熱に限られない。
また、他の実施形態の立体構造形成装置1Hとして、図14に示すように、保持機構12に転写板13を保持し、移動体14に対象物100を保持する構成であってもよい。
さらに、移動装置15は、転写板13が設けられた移動体14を対象物100に向かって所定の送り速度で移動させる構成を説明したがこれに限定されない。例えば、所定の移動量だけ転写板13を移動させたあとに、転写板13を対象物100から離間させ、その後、さらに転写板13を対象物100に向かって移動させる構成であってもよい。即ち、移動装置15は、転写板13を対象物100に対して一方向に揺動させることで、流路23に加え、エッチング処理中に、確実にエッチング液99を触媒層22及び対象物100を供給する構成であってもよい。
また、移動装置15は、対象物100から転写板13を離間させる方向にのみ移動体14を移動させる構成とし、エッチング処理時は転写板13及び移動体14の自重によって、対象物100に向かって転写板13を移動させる構成であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1、1A、1B、1C、1D、1E、1F、1G、1H…立体構造形成装置、11…供給装置(処理槽)、12…保持機構、12D…保持機構、13、13A、13B、13C、13D、13E…転写板、14、14A、14B…移動体、14a…固定部、15…移動装置、16…印加手段、19…制御装置、21、21C、21E…凹凸部、22…触媒層、23…流路、23A、31…流路、24、24C、24D、24E…規制部、41…第2規制部、51…処理槽、52…供給手段、99…エッチング液(エッチング剤)、100…対象物、101…転写形状。

Claims (9)

  1. 対象物を保持する保持機構と、
    前記保持機構に保持された前記対象物に転写する転写形状に表面が形成されるとともに、前記転写形状の表面に形成された触媒層、及び、前記対象物又は前記保持機構と当接する規制部を有する転写板と、
    前記転写板及び前記対象物を互いに対向する方向で相対的に移動させる移動装置と、
    前記触媒層と反応することで前記対象物をエッチングするエッチング液を前記対象物及び前記触媒層の間に供給する供給装置と、
    を備えることを特徴とする立体構造形成装置。
  2. 前記転写板は、前記対象物と接触する一部に前記転写形状及び前記触媒層が形成され、前記前記対象物と接触する他部が前記規制部を構成することを特徴とする請求項1に記載の立体構造形成装置。
  3. 前記転写板は、前記触媒層及び前記対象物の間に前記エッチング液を供給する流路を備えることを特徴とする請求項1に記載の立体構造形成装置。
  4. 前記供給装置は、前記対象物及び前記エッチング液を収容する処理槽を備え、前記転写板は、前記処理槽内で前記エッチング液に浸漬した前記対象物に接触することを特徴とする請求項3に記載の立体構造形成装置。
  5. 保持機構で保持された対象物に供給装置によりエッチング液を供給し、
    前記エッチング液が供給された前記対象物、並びに、前記対象物に転写する転写形状に表面が形成されるとともに、前記転写形状の表面に前記エッチング液と反応することで前記対象物をエッチングする触媒層、及び、前記対象物又は前記保持機構と当接する規制部が形成された転写板を互いに対向する方向で相対的に移動し、
    前記対象物及び前記触媒層を接触させることで、前記対象物の上面をエッチングすることを特徴とする対象物の製造方法。
  6. 前記転写板は、前記対象物と接触する一部に前記転写形状及び前記触媒層が形成され、前記前記対象物と接触する他部が前記規制部を構成することを特徴とする請求項5に記載の対象物の製造方法。
  7. 前記転写板は、前記触媒層及び前記対象物の間に前記エッチング液を供給する流路を備えることを特徴とする請求項5に記載の対象物の製造方法。
  8. 前記供給装置は、前記対象物及び前記エッチング液を収容する処理槽を備え、
    前記保持機構で保持された前記対象物を前記処理槽に浸漬させ、
    前記処理槽内で前記エッチング液に浸漬した前記対象物に前記転写板を移動し、
    前記処理槽の前記エッチング液中で前記対象物及び前記触媒層を接触させることを特徴とする請求項7に記載の対象物の製造方法。
  9. 前記対象物は、半導体基板であることを特徴とする請求項5に記載の対象物の製造方法。
JP2015051276A 2015-03-13 2015-03-13 立体構造形成装置及び対象物の製造方法 Active JP6290125B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015051276A JP6290125B2 (ja) 2015-03-13 2015-03-13 立体構造形成装置及び対象物の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015051276A JP6290125B2 (ja) 2015-03-13 2015-03-13 立体構造形成装置及び対象物の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016171251A true JP2016171251A (ja) 2016-09-23
JP6290125B2 JP6290125B2 (ja) 2018-03-07

Family

ID=56982499

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015051276A Active JP6290125B2 (ja) 2015-03-13 2015-03-13 立体構造形成装置及び対象物の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6290125B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11068351B2 (en) 2018-11-19 2021-07-20 International Business Machines Corporation Data consistency when switching from primary to backup data storage

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005167166A (ja) * 2003-12-01 2005-06-23 Bussan Nanotech Research Institute Inc 位置制御可能なパターン形成装置及び位置制御方法
JP2005167077A (ja) * 2003-12-04 2005-06-23 Bussan Nanotech Research Institute Inc パターン転写型の製作方法、パターン形成方法、パターン転写型、パターン形成装置
JP2005186557A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Bussan Nanotech Research Institute Inc パターン形成装置、型保持ヘッド
JP2005191444A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Bussan Nanotech Research Institute Inc パターン転写装置、型の洗浄方法、パターン転写方法
WO2011099594A1 (ja) * 2010-02-15 2011-08-18 Kobayashi Hikaru 半導体装置の製造方法、半導体装置の製造装置、半導体装置、並びに転写用部材
JP2011258863A (ja) * 2010-06-11 2011-12-22 Kobe Steel Ltd 加工装置
WO2013024746A1 (ja) * 2011-08-12 2013-02-21 Kobayashi Hikaru 半導体装置の製造方法、半導体装置の製造装置、半導体装置、半導体装置の製造プログラム、半導体用処理剤、並びに転写用部材
JP2013041902A (ja) * 2011-08-12 2013-02-28 Canon Marketing Japan Inc 半導体製造装置及び半導体製造方法。

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005167166A (ja) * 2003-12-01 2005-06-23 Bussan Nanotech Research Institute Inc 位置制御可能なパターン形成装置及び位置制御方法
JP2005167077A (ja) * 2003-12-04 2005-06-23 Bussan Nanotech Research Institute Inc パターン転写型の製作方法、パターン形成方法、パターン転写型、パターン形成装置
JP2005186557A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Bussan Nanotech Research Institute Inc パターン形成装置、型保持ヘッド
JP2005191444A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Bussan Nanotech Research Institute Inc パターン転写装置、型の洗浄方法、パターン転写方法
WO2011099594A1 (ja) * 2010-02-15 2011-08-18 Kobayashi Hikaru 半導体装置の製造方法、半導体装置の製造装置、半導体装置、並びに転写用部材
US20120326255A1 (en) * 2010-02-15 2012-12-27 Canon Marketing Japan Kabushiki Gaisha Method and device for manufacturing semiconductor devices, semiconductor device and transfer member
JP2011258863A (ja) * 2010-06-11 2011-12-22 Kobe Steel Ltd 加工装置
WO2013024746A1 (ja) * 2011-08-12 2013-02-21 Kobayashi Hikaru 半導体装置の製造方法、半導体装置の製造装置、半導体装置、半導体装置の製造プログラム、半導体用処理剤、並びに転写用部材
JP2013041902A (ja) * 2011-08-12 2013-02-28 Canon Marketing Japan Inc 半導体製造装置及び半導体製造方法。

Also Published As

Publication number Publication date
JP6290125B2 (ja) 2018-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20110006036A1 (en) Method for Fabricating Membrane having Hydrophilicity and Hydrophobicity
US20090301998A1 (en) Method of forming nozzle hole and method of manufacturing inkjet recording head
EP1280617A2 (en) Deposited thin films and their use in separation and sarcrificial layer applications
JP5449300B2 (ja) 微小機械デバイス及びその製造方法
KR102353875B1 (ko) 잉크제트 좌표계에 대한 기판 좌표계의 정밀 정렬
JP2017502510A (ja) パーシャルフィールドインプリントのための非対称的なテンプレート形状の調節
US11346329B2 (en) Propulsion systems including an electrically actuated valve
KR20060124599A (ko) 미소 구조체 및 그 제조방법
CN104401933B (zh) 一种去润湿和模板相结合构筑多级有序微结构的方法
JP6290125B2 (ja) 立体構造形成装置及び対象物の製造方法
US10347497B2 (en) Catalyst-assisted chemical etching with a vapor-phase etchant
US20110192300A1 (en) Imprint method and imprint apparatus
CN103995305A (zh) 一种微透镜的制备方法
JP2008056544A (ja) 微細な直線溝を有するガラス板の製造方法及びガラス板
JP4012156B2 (ja) 圧電素子の製造方法
JP5884275B2 (ja) 貫通穴形成方法
Suzuki et al. Arrayed micro ion source with ionic liquid for flexible and concurrent MEMS fabrication
KR101567731B1 (ko) 미세 패턴을 형성하기 위한 글라스 에칭 방법
US8507385B2 (en) Method for processing a thin film micro device on a substrate
KR20230011546A (ko) 유리기판의 관통홀 형성방법
JP2008143068A (ja) パターン形成方法及び液滴吐出ヘッドの製造方法
Safi et al. Optimization of nanofountain probe microfabrication enables large-scale nanopatterning
US20160208404A1 (en) Substrate Etch
US20190221438A1 (en) Catalyst-assisted chemical etching with a vapor-phase etchant
US20140178598A1 (en) Method for forming graphene pattern

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170904

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180207

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6290125

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151