JP2016170918A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】取り付け後に脱落しにくい照明装置を提供する。【解決手段】照明装置10は、天井面71に設けられたソケット80に取り付けられる照明装置10であって、光出射側に発光モジュール30が設けられた器具本体20と、器具本体20の光出射側と反対側に設けられた口金40であって、ソケット80にねじ入れられる口金40と、器具本体20に取り付けられ、器具本体20の上記反対側の端部を側方から囲む環状の枠体50とを備え、枠体50は、少なくとも一部が器具本体20よりも天井面71側に位置し、枠体50を天井面71に固定するための固定部51及び52を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、ソケットに取り付けられる照明装置に関する。
従来、E形口金を備える白熱電球や電球形蛍光灯などが住宅用照明として使用されている。また、近年、LED光源を用いたLED照明装置が普及しつつある。例えば、特許文献1〜3には、E形口金を備えるLED照明装置が開示されている。
また、特許文献4及び5には、天井面に取り付けられる照明装置に、天井面と照明装置との隙間を覆うカバーを取り付ける技術が開示されている。
特開2011−216315号公報 特開2012−230912号公報 特表2013−520768号公報 特開平06−309913号公報 特開平10−312708号公報
ところで、白熱電球や電球形蛍光灯などの電球形ランプ用のソケットに、電球形ランプに代えて照明装置を取り付けるような場合が考えられる。ここで、電球形ランプのよりも照明装置のほうが重量が重い場合には、照明装置が脱落する危険性が高い。
本発明は、取り付け後に脱落しにくい照明装置を提供する。
本発明の一態様に係る照明装置は、設置面に設けられたソケットに取り付けられる照明装置であって、光出射側に発光部が設けられた器具本体と、前記器具本体の前記光出射側と反対側に設けられた口金であって、前記ソケットにねじ入れられる口金と、前記器具本体に取り付けられ、当該器具本体の前記反対側の端部を側方から囲む環状の枠体とを備え、前記枠体は、少なくとも一部が前記器具本体よりも前記設置面側に位置し、前記枠体を前記設置面に固定するための固定部を有する。
本発明によれば、取り付け後に脱落しにくい照明装置が実現される。
図1は、実施の形態1に係る照明装置の斜視図である。 図2は、実施の形態1に係る照明装置の下方から見た分解斜視図である。 図3は、実施の形態1に係る照明装置の上方から見た分解斜視図である。 図4は、実施の形態1に係る照明装置をY−Z平面で切断した模式断面図である。 図5は、物体に加わる力を説明するための概念図である。 図6は、変形例1に係る器具本体の外観斜視図である。 図7は、変形例1に係る器具本体の上面図である。 図8は、変形例1に係る器具本体の模式断面図(変形例1に係る器具本体を図7の8−8線で切断した模式断面図)である。 図9は、凸部が設けられた把持部を有する器具本体の外観斜視図である。 図10は、変形例2に係る照明装置の模式断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示したものではない。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。なお、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態1)
まず、実施の形態1に係る照明装置の構成について詳細に説明する。図1は、実施の形態1に係る照明装置の外観斜視図である。図2は、実施の形態1に係る照明装置の下方から見た分解斜視図であり、図3は、実施の形態1に係る照明装置の上方から見た分解斜視図である。図4は、実施の形態1に係る照明装置をY−Z平面で切断した模式断面図である。なお、図1〜図3では、照明装置10のランプ軸J(照明装置10の中心軸。以下単に軸Jとも記載する。)が図示されている。また、図4では、実施の形態1に係る照明装置10が取り付けられるソケット80、及び、ソケット80が設けられた設置面の一例である天井面71(天井70の下面)も図示されている。
以下の実施の形態1において、Z軸方向は、例えば鉛直方向であり、Z軸+側は、上側(上方)または設置面側と記載される場合がある。また、Z軸−側は、下側(下方)または光出射側と記載される場合がある。また、X軸方向及びY軸方向は、Z軸に垂直な平面(水平面)上において、互いに直交する方向である。
図1〜図4に示されるように、照明装置10は、器具本体20と、ヒートシンク25と、発光モジュール30と、カバー35と、口金40と、枠体50とを備える。
照明装置10は、回動されることによりソケット80に取り付けられ、主に下方を照らすシーリングライトである。なお、照明装置10をソケット80に取り付ける際の回動の軸は、ランプ軸Jと一致する。以下の実施の形態では、回動の軸についても軸Jと記載する。
照明装置10は、具体的には、カバー35が下方を向いた状態で口金40が天井面71に設けられたソケット80に取り付けられる。照明装置10の平面視形状(軸Jの方向から見た形状)は、円形である。
器具本体20は、平たい略円柱状(略扁平状)の部材であり、上面22(取り付け面)が天井面71に対向した状態で、軸J回りに回動されることによりソケット80に取り付けられる。器具本体20の平面視形状は、直径20cm程度の円形である。器具本体20は、例えば、PBT(ポリブチレンテレフタレート)等の樹脂材料によって形成されるが、金属材料によって形成されてもよい。
器具本体20の下面21(図2において図示される光出射側の面)の中央部分には、把持部60が設けられる。把持部60は、照明装置10のソケット80への取り付けの際にユーザによって把持される部分であり、実施の形態1では、器具本体20と一体形成される。
また、器具本体20の下面21であって、把持部60の近傍には、リード線挿通孔21a(図2において図示)が設けられる。リード線挿通孔21aには、器具本体20内部に収容される電源回路基板と、発光モジュール30とを電気的に接続するためのリード線が挿通される。
器具本体20の上面22(光出射側と反対側の面)の中央部分には、下方に向かって凹んだ凹部23が設けられる。凹部23の平面視形状は、器具本体20よりも径が小さい円形である。器具本体20のうち、凹部23を形成する底面の中央には、上方に向かって突出した凸部23aが設けられる。凸部23aには、口金40が取り付けられる。
器具本体20の側面(外周面)には、枠体50がねじ嵌められるねじ溝が設けられる。より具体的には、器具本体20の側面には、ねじ溝を形成する周方向に長い複数の突起からなるリッジ部24が断続的に設けられる。リッジ部24は、器具本体20の側面の周方向において、4箇所に分かれて等間隔に配置されている。リッジ部24は、器具本体20の側面において全周にわたって設けられてもよい。
なお、図示されないが、器具本体20の内部には、発光モジュール30に電力を供給するための電源回路(電源回路を構成する回路部品)が実装された基板(電源回路基板)が収容される。つまり、器具本体20は、電源回路基板を収容する筐体としても機能する。
電源回路基板は、口金40を介して供給される交流電力を、発光モジュール30が発光するための直流電力に変換する。この直流電力は、リード線挿通孔21aに挿通される、電源回路基板と発光モジュール30とを接続するリード線を通じて発光モジュール30(発光素子32)に供給される。
ヒートシンク25は、円環板状の放熱部材であり、器具本体20と、発光モジュール30との間に設けられる。ヒートシンク25の中央に設けられた円形の開口26には、把持部60が挿通され、ヒートシンク25の上面は、器具本体20の下面21に当接(面接触)する。ヒートシンク25は、アルミなどの金属部材により形成される。
なお、ヒートシンク25の上面と器具本体20の下面21との間には、放熱シートまたは放熱グリスなどの放熱部材が設けられてもよい。また、ヒートシンク25の上面と器具本体20の下面21との間には、ヒートシンク25を器具本体20に接着するための接着剤が設けられてもよい。
発光モジュール30は、基板31と、基板31上に実装された複数の発光素子32とを有する。発光モジュール30は、発光部の一例であり、照明装置10の光源として機能する。
基板31は、ヒートシンク25よりも径が小さい、円環板状の基板である。基板31は、ヒートシンク25と、カバー35との間に設けられる。基板31の中央に設けられた円形の開口33には、把持部60が挿通される。つまり、回動の軸Jの方向から見た場合に、基板31(発光モジュール30)は、把持部60を囲むように設けられている。基板31は、例えば、セラミックや熱伝導性樹脂などの電気絶縁性を有する材料により形成される。
基板31の上面は、ヒートシンク25の下面と当接(面接触)しており、発光素子32の発光により生じた熱は、ヒートシンク25に伝導する。なお、基板31の上面と、ヒートシンク25の下面との間には、放熱シートまたは放熱グリスなどの放熱部材が設けられてもよい。また、基板31の上面と、ヒートシンク25の下面との間には、基板31をヒートシンク25に接着するための接着剤が設けられてもよい。
基板31の下面には、アルミや銅などからなる金属膜がパターニングされている。金属膜は、具体的には、発光素子32に電力を供給するための端子部34及び配線である。金属膜には、端子部34及び配線の他に、発光素子32が発する光を効率良く下方に出射するための光反射用の金属膜、及び、発光素子32が発する熱を効率良く発散させるための放熱用の金属膜などが含まれてもよい。また、金属膜は、基板31の上面にも設けられてもよい。
発光素子32は、白色光を発する表面実装型(Surface Mount Device:SMD型)のLED素子であり、基板31の下面に複数設けられる。複数の発光素子32は、基板31の下面に円環状に配置されている。表面実装型のLED素子とは、樹脂成型されたキャビティの中にLEDチップを実装し、かつ、当該キャビティ内に蛍光体含有樹脂を封入したパッケージ型のLED素子である。複数の発光素子32それぞれの光の主出射方向は、下方である。
基板31の下面には、発光モジュール30と、上述の電源回路基板とを電気的に接続するための端子部34(図2において図示)が設けられ、複数の発光素子32は、電源回路基板から端子部34を通じて供給される直流電力によって発光する。実施の形態1では、端子部34は、例えば、リード線挿通孔21aに挿通されたリード線がはんだ付けされる金属膜(ランド)である。しかしながら、端子部34は、コネクタ(例えば、オス型)つきのリード線が着脱自在に接続されるコネクタ(例えば、メス型)などであってもよく、特に限定されるものではない。
カバー35は、中央に円形の開口36が設けられた略円形ドーム状の光学部材(グローブ)である。カバー35は、透光性を有し、開口36に把持部60が挿通された状態で、発光モジュール30(基板31)の下面(光出射側)を覆う。カバー35の内縁部には爪37が複数設けられ、カバー35は、爪37が把持部60の係合部61(凹部)に係合することにより、把持部60(器具本体20)に取り付けられる。
カバー35は、例えば、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、及び、ガラスなどの透光性材料により形成される。また、カバー35は、シリカまたは炭酸カルシウムなどの光拡散材(微粒子)を含有する白色の樹脂で形成されて光拡散性を有してもよい。
口金40は、発光モジュール30(発光素子32)を発光させるための電力をソケット80から受電する受電部である。口金40は、器具本体20の上面22(光反射側と反対側)に設けられる。より具体的には、口金40は、器具本体20の凹部23内に設けられた凸部23aに取り付けられる。
口金40は、具体的には、E型(エジソンタイプ)の口金であり、外周面が雄ネジ状になっている。このような構造により、口金40は、ソケット80にねじ入れられる。口金40は、金属により形成される。
[枠体の構成]
次に、枠体50の構成について説明する。図1〜図4に示されるように、枠体50は、器具本体20に取り付けられ、器具本体20の上面22側の端部を側方から囲む、径方向に平たい略円環板状(リング状)の部材である。枠体50の内周面には、全周にわたってねじ溝53が形成されており、枠体50は、ねじ溝53が、上述のリッジ部24により形成されるねじ溝に螺合することにより器具本体20に取り付けられる。つまり、枠体50は、リッジ部24により形成されるねじ溝にねじ嵌められる。
図4に示されるように、枠体50は、一部が器具本体20よりも天井面71側に位置し、器具本体20の上面22と天井面71との間の空間81を側方から囲む。枠体50により、空間81及び凹部23への埃の侵入を抑制し、埃の侵入に起因する発火等の危険を抑制し、安全性を高めることができる。
また、上述のように照明装置10は、ソケット80に取り付けられるが、一般的にソケット80は、天井面71から下方に突出して設置されている。このため、器具本体20の上面22と天井面71との間に空間81が形成されてしまい、見栄えが悪くなる。
これに対し、枠体50は、一部が器具本体20よりも天井面71側に位置し、器具本体20の上面22と天井面71との間の空間81を側方から囲んで覆い隠すため、見栄えを良くする(デザイン性を向上する)ことができる。
また、枠体50がねじ溝にねじ嵌められる構成によれば、器具本体20に対する枠体50の位置を調整することができる。このような位置調整により、図4に示されるように、枠体50(より詳細には、枠体50の上端)を天井面71に全周にわたって当接させ、器具本体20の上面22と天井面71との間を隙間なく囲うことができる。このように、器具本体20の上面22と天井面71との間を隙間なく囲うことによる、埃の侵入を抑制する効果、及び、デザイン性を向上する効果は高い。
なお、枠体50は、必ずしも天井面71に全周にわたって当接する必要はない。枠体50の一部が天井面71に当接していてもよい。また、枠体50は、天井面71に当接していなくても、少なくとも一部が器具本体20の上面22よりも天井面71側に位置していればよい。このような構成により、空間81及び凹部23への埃などの侵入を抑制し、かつ、デザイン性を向上する一定の効果が得られる。
なお、照明装置10においては、上記空間81のなるべく小さくするため、口金40は、器具本体20の凹部23内に設けられ、口金40の全部が凹部23内に位置する。これによっても、空間81及び凹部23への埃などの侵入を抑制し、かつ、デザイン性を向上する効果が得られる。また、口金40が凹部23内に設けられる構成によれば、照明装置10の薄型化(軸Jの方向の長さ(厚み)の低減)が可能である。なお、口金40は、少なくとも一部が凹部23内に位置すればよく、口金40の一部が器具本体20の上面22よりも天井面71側に位置してもよい。このような場合も、空間81及び凹部23への埃などの侵入を抑制し、かつ、デザイン性を向上する一定の効果が得られる。
また、枠体50は、枠体50を天井70(天井面71)に固定するための固定部51及び52を有する。固定部51には、ねじ挿通孔51aが設けられ、固定部52には、ねじ挿通孔52aが設けられる。図4に示されるように、枠体50は、ねじ挿通孔51aに下方から挿入されたねじ91が天井70にねじ止めされ、ねじ挿通孔52aに下方から挿入されたねじ92が天井70にねじ止めされることにより、天井70に固定される。
例えば、電球形ランプ用のソケット80に、電球形ランプに代えて照明装置10を取り付けるような場合が考えられるが、照明装置10は、電球形ランプに比して重量が重くなりやすい。特に、照明装置10のように金属製のヒートシンク25を備える照明装置は、重量が重くなりやすい。したがって、ソケット80に取り付けられた照明装置10がソケット80ごと脱落してしまう恐れがある。
これに対し、固定部51及び52によれば、これにより、照明装置10の重量の一部を枠体50を介して支えることができ、照明装置10及びソケット80が脱落する危険性を下げることができる。
なお、枠体50の天井への固定方法は、ねじによる方法に限定されるものではない。枠体50は、プッシュリベットなど、ねじ以外の固定部材で天井70に固定されてもよい。
[把持部の構成]
次に、把持部60の構成について説明する。把持部60は、器具本体20の下面21(光出射側)の中央を含む領域(軸Jを含む領域)に設けられた、略円柱状の部位である。言い換えれば、把持部60は、器具本体20のうち、下面21側の中央部分において、下方に突出した部位である。把持部60は、照明装置10のソケット80への取り付けの際に、照明装置10を回動させるために、ユーザが把持する部位である。
照明装置10を取り付ける際の回動の軸Jの方向から見た場合に、把持部の外形は、器具本体20の外形よりも小さい。このような構成により得られる効果について、図5をさらに用いて説明する。図5は、物体に加わる力を説明するための概念図である。
図5に示されるように、回動(回転)中心から距離dだけ離れた位置において物体に加わる力Fは、トルクTを用いてF=T/dと表される。この式を変形すると、T=F×dとなる。
つまり、照明装置10では、ユーザが器具本体20の外縁(外周部分)を把持して照明装置10を回動させる場合には、ユーザが加える力Fに、器具本体20の半径に相当する距離dが乗算されたトルクTが器具本体20に加わる。つまり、ユーザが照明装置10をわずかな力Fで回動させたとしても、器具本体20には大きなトルクTが加わる。そうすると、取付時にソケット80に対して器具本体20を過度に回動させてしまうなどの理由で、口金40の破損(器具本体20からの口金40の脱落等)が生じやすくなる。特に、器具本体20の外形が大きくなるほど、上式の距離dが大きくなるため、口金40の破損が生じやすくなる。
これに対し、ユーザが把持部60を把持して照明装置10を回動させれば、ユーザが器具本体20の外縁を把持して照明装置10を回動させる場合よりも、上式の距離dが小さくなる。したがって、器具本体20に加わるトルクTが低減され、口金40の破損を抑制することができる。
以下、把持部60の詳細構成について説明する。把持部60の下面には、平面視形状が略半円状の2つの凹部62が設けられる。ユーザは、例えば、2つの凹部62の一方に親指を挿入し、他方に人差し指を挿入する。
このように凹部62が設けられれば、ユーザは、指を凹部62に引っ掛けることにより容易に照明装置10を回動させることができる。また、把持部60に凹部62が設けられる場合、把持部60をカバー35よりも下方に突出させない構造が容易に実現できる。つまり、照明装置10の薄型化(軸Jの方向の長さ(厚み)の低減)が可能であり、照明装置10のデザイン性を高めることができる。
また、図4に示されるように、把持部60のうち凹部62の底面(凹部62を形成する底面)は、曲面を含む。具体的には、凹部62の側面(凹部62形成する側壁の面)と凹部62の底面との境界が曲面となっている。このような曲面によれば、ユーザが凹部62に指を入れたときのフィット感を向上させることができ、照明装置10のソケット80に対する取り外しをより一層容易にすることができる。
[変形例1]
上記のような把持部60の形態は、一例である。以下、変形例1として、他の形態の把持部について説明する。図6は、変形例1に係る器具本体の外観斜視図である。図7は、変形例1に係る器具本体の上面図である。図8は、変形例1に係る器具本体の模式断面図(変形例1に係る器具本体を図7の8−8線で切断した模式断面図)である。なお、以下の変形例1の説明では、器具本体(把持部)の構成以外は照明装置10と同様であるため、説明が省略される。
図6〜図8に示される、変形例1に係る器具本体20aの把持部60aは、凹部62aの形状が把持部60と異なる。図6及び図7に示されるように、回動の軸Jの方向から見た場合に、2つの凹部62aは、当該回動の軸Jを囲むように配置された一対のアーチ状(アーチ状の溝)である。2つの凹部62aは、軸Jに対して対称的な形状であり、かつ、軸Jに対して対称的な位置に配置されている。言い換えれば、2つの凹部62aは、軸Jに関して点対称である。
把持部60と同様に、把持部60aにおいても、凹部62aには、ユーザの指が挿入される。ユーザの指が挿入されることを考慮すると、図8に示される凹部62aの幅wは、例えば、10mm以上20mm以下が好ましい。
また、図8に示されるように、回動の軸Jから器具本体20aの外縁の端までの距離Rが、75mm以上100mm以下である場合、回動の軸Jから凹部62aの幅方向の中心までの距離rは、15mm以上25mm以下であることが好ましい。つまり、距離rは距離Rに対して十分小さいことが好ましい。これにより、器具本体20aに加わるトルクを十分に抑制することができ、口金40が器具本体20aの破損をより確実に防ぐことができる。
なお、上記の実施の形態で説明した凹部62及び凹部62aの形状は、一例であり、凹部の形状は特に限定されるものではない。
また、把持部には凸部が設けられてもよい。図9は、凸部が設けられた把持部を有する器具本体の外観斜視図である。
図9に示される、器具本体20bの把持部60bには、凸部62bが設けられる。凸部62bの平面視形状は、レーストラック形状であるが、他の形状であってもよく。特に限定されない。
このような把持部60bの構造によれば、ユーザは、凸部62bをつまむことにより、容易に器具本体20bを備える照明装置を回動させることができる。なお、器具本体20bが用いられた照明装置においては、把持部60bは、カバー35よりも下方に突出する。
[変形例2]
上記のような枠体50の形態は、一例である。以下、変形例2として、他の形態の枠体について説明する。図10は、変形例2に係る照明装置の模式断面図である。なお、以下の変形例2の説明では、枠体及び器具本体の構成以外は照明装置10と同様であるため、説明が省略される。
照明装置10では、枠体50は、器具本体20にねじ嵌められた。これに対し、図10に示される照明装置10cにおいては、枠体50cの器具本体20cへの取り付けは、枠体50cの内周面に設けられた爪54を、器具本体20cの側面に設けられた係止部24cに引っ掛けることにより取り付けられる。係止部24cには、器具本体20cの周方向に伸びる複数の係止溝が設けられ、各係止溝は、爪54に対応した形状である。
枠体50cの取り付けにおいては、ユーザは、器具本体20cに枠体50cを下方から押し込む。すると、枠体50cの爪54が撓み、係止部24cの係止溝に嵌まり込む。この状態においては、爪54が係止部24cに引っ掛かるため、ユーザは枠体50cを下方に動かすことはできないが、ユーザがさらに枠体50cを下方から上方に向けて押し込むと、枠体50cの爪54が撓んで、上記係止溝よりも1段上に位置する係止溝に嵌まり込む。
このような構成によれば、ユーザは、枠体50cを下方から押し込むことにより、枠体50cを器具本体20cに簡単にはめ込むことができる。また、枠体50cの上下方向の位置調整も可能である。
なお、爪54は、枠体50cの内周面に部分的に設けられるが、全周にわたって設けられてもよい。係止部24cについても同様であり、係止部24cは、器具本体20cの側面において部分的に設けられてもよいし、全周にわたって設けられてもよい。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態に係る照明装置について説明したが、本発明は、このような実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、照明装置10は、天井面71に取り付けられたが、天井面71は設置面の一例である。照明装置10は、例えば、壁面など他の構造物の面に取り付けられてもよい。
また、上記実施の形態では、照明装置10は、シーリングライトであるとして説明された。しかしながら、上記実施の形態の把持部は、回動により取り付けられるシーリングライト以外の照明装置にも適用可能である。例えば、本発明は、回動により取り付けられる照明用光源(例えば、電球形ランプ、ダウンライト用途のライトエンジンなど)にも適用可能である。また、上記実施の形態の枠体は、設置面に取り付けられるその他の照明装置にも適用可能である。
また、上記実施の形態では、発光部の一例として、SMD型の発光モジュール30が用いられたが、発光部の態様は特に限定されるものではない。例えば、基板31上にLEDチップが直接実装された、COB(Chip On Board)型の発光モジュールが発光部として用いられてもよい。また、発光モジュール30の代わりに、有機EL素子(OLED)または無機EL素子等のLED以外の固体発光素子を用いて構成された発光モジュールが発光部として用いられてもよい。
以上、一つまたは複数の態様に係る照明装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、一つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
10、10c 照明装置
20、20a、20b、20c 器具本体
23 凹部
24 リッジ部(ねじ溝)
30 発光モジュール(発光部)
40 口金
50、50c 枠体
51、52 固定部
51a、52a ねじ挿通孔
71 天井面(設置面)
80 ソケット

Claims (8)

  1. 設置面に設けられたソケットに取り付けられる照明装置であって、
    光出射側に発光部が設けられた器具本体と、
    前記器具本体の前記光出射側と反対側に設けられた口金であって、前記ソケットにねじ入れられる口金と、
    前記器具本体に取り付けられ、当該器具本体の前記反対側の端部を側方から囲む環状の枠体とを備え、
    前記枠体は、少なくとも一部が前記器具本体よりも前記設置面側に位置し、前記枠体を前記設置面に固定するための固定部を有する
    照明装置。
  2. 前記枠体は、前記設置面に当接する
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記枠体は、前記設置面に全周にわたって当接する
    請求項1に記載の照明装置。
  4. 前記固定部には、ねじ挿通孔が設けられ、
    前記枠体は、前記ねじ挿通孔に挿通されたねじにより前記設置面に固定される
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明装置。
  5. 前記器具本体の側面には、ねじ溝が設けられ、
    前記枠体は、前記ねじ溝にねじ嵌められる
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. 前記ねじ溝は、前記側面に断続的に設けられる
    請求項5に記載に記載の照明装置。
  7. 前記器具本体の前記反対側には、凹部が設けられ、
    前記口金は、少なくとも一部が前記凹部内に位置する
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明装置。
  8. 前記口金は、全部が前記凹部内に位置する
    請求項7に記載の照明装置。
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