JP2016170566A - 管理装置、遠隔健康管理システム、及びプログラム - Google Patents
管理装置、遠隔健康管理システム、及びプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】被管理者の生活状態や生活環境に関する情報と両者間(被管理者、オブザーバ)のコミュニケーションを同時に認識することができる管理装置、遠隔健康管理システム、及びプログラムを提供すること。
【解決手段】データ受信部31は、被管理者の生活状態や生活環境に関するみまもりデータと、被管理者とオブザーバとの会話にかかるコミュニケーションデータと、を受信する。表示制御部33は、みまもりデータとコミュニケーションデータに基づくメッセージを時系列に配置して表示するタイムライン画面を生成する。
【選択図】図4
【解決手段】データ受信部31は、被管理者の生活状態や生活環境に関するみまもりデータと、被管理者とオブザーバとの会話にかかるコミュニケーションデータと、を受信する。表示制御部33は、みまもりデータとコミュニケーションデータに基づくメッセージを時系列に配置して表示するタイムライン画面を生成する。
【選択図】図4
Description
本発明は管理装置、遠隔健康管理システム、及びプログラムに関し、特に遠隔地にいる被管理者の健康を管理する管理装置、遠隔健康管理システム、及びプログラムに関する。
近年、一人暮らしの高齢者の生活を見守るみまもりシステムが広く提案/活用されている(例えば非特許文献1、非特許文献2)。非特許文献1では、被管理者(主に高齢者であり、見守られる側の人)が携帯するお知らせボタンが押された場合や部屋の設定温度が一定値以上となった場合に、被管理者の家族等(見守る側の人)にメール通知するシステムが運用されている。また非特許文献2では、センサ等で被管理者の異常を検知した際に、見守る側(家族等)に対して異常をメールで知らせるシステムが運用されている。
また特許文献1は、被管理者(対象者)の生活動作情報を収集し、生活パターンを時系列で表示する生活見守りシステムを開示している。特許文献2は、被管理者の生活パターン表示を関係者端末に配信する生活見守りシステムを開示している。
いまイルモ、[online]、平成27年2月23日検索]、インターネット<URL: http://www.imairumo.com/about/>
たてやまみまもりeye、[online]、平成27年2月23日検索]、インターネット<URL: http://www.tateyama-mimamori-eye.com/hns/service/report.html>
遠隔健康管理システム(見守りシステム)では、被管理者を見守るための各種のセンサ(動きセンサ、温度センサ、等)の検出情報を表示する表示画面(例えば特許文献1の図4)を提供する。オブザーバ(被管理者の生活を見守る側のユーザ)は、この表示画面を参照することにより被管理者の状態を把握することができる。ここで異常状態が検出された場合、オブザーバはシステムを介して被管理者とコミュニケーション(メールの送受信)を行うことが想定される。例えば被管理者は、異常を知らせるボタンを誤って押してしまったことをシステム内の入力機能を用いて知らせることが想定される。
しかしながら上述の各種技術文献(特許文献1、2及び非特許文献1、2)では、被管理者の生活状態の確認と共に両者間のコミュニケーションを同時に把握することについての示唆や教示がない。そのため、オブザーバは各種のセンサが検出した情報と両者間のコミュニケーションを同時に認識することができず、被管理者の安否が容易に把握できないという問題があった。
本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、被管理者の生活状態や生活環境に関する情報と両者間(被管理者、オブザーバ)のコミュニケーションを同時に認識することができる管理装置、遠隔健康管理システム、及びプログラムを提供することを主たる目的とする。
本発明にかかる管理装置の一態様は、
被管理者の生活状態や生活環境に関するみまもりデータと、前記被管理者とオブザーバとの会話にかかるコミュニケーションデータと、を受信するデータ受信部と、
前記みまもりデータと前記コミュニケーションデータに基づくメッセージを時系列に配置して表示するタイムライン画面を生成する表示制御部と、
を備える、ものである。
被管理者の生活状態や生活環境に関するみまもりデータと、前記被管理者とオブザーバとの会話にかかるコミュニケーションデータと、を受信するデータ受信部と、
前記みまもりデータと前記コミュニケーションデータに基づくメッセージを時系列に配置して表示するタイムライン画面を生成する表示制御部と、
を備える、ものである。
管理装置は、被管理者の生活状態や生活環境に関するみまもりデータと、被管理者とオブザーバとの会話にかかるコミュニケーションデータを基にした様々なメッセージを時系列により把握できるタイムライン画面上に表示する。このタイムライン画面を参照することにより、被管理者の生活に関する様々な事象を一目で認識することができる。
本発明は、被管理者の生活状態や生活環境に関する情報と両者間のコミュニケーションを同時に認識することができる管理装置、遠隔健康管理システム、及びプログラムを提供することができる。
<実施の形態1>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかる遠隔健康管理システム1の構成を示す概念図である。遠隔健康管理システム1は、遠隔地から被管理者Pの健康を管理するシステムである。被管理者Pの例としては、一人暮らしの高齢者が挙げられる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかる遠隔健康管理システム1の構成を示す概念図である。遠隔健康管理システム1は、遠隔地から被管理者Pの健康を管理するシステムである。被管理者Pの例としては、一人暮らしの高齢者が挙げられる。
遠隔健康管理システム1は、住居2、管理装置3、活動量計4、通報装置5、及び端末装置6A、6Bを有する。
住居2には、センサ群21及びゲートウェイ装置22が配置される。住居2には、一般的に複数の居室20がある。同様にセンサ群21は、複数のセンサ(第1センサ、第2センサ等。詳細には図2に示す動きセンサ21A〜21Fや温湿度センサ21G、21H)から構成される。図2を参照して、住居2の構成例について説明する。
住居2には、複数の居室20が存在する。ここで居室とは、寝室20Aや居間20B等の部屋に加えて、玄関20C、台所20D、洗面所/トイレ20E、浴室20Fなどの生活活動が営まれる場所を含む。
センサ群21は、被管理者Pの動作や被管理者の居住する各居室20A〜20Fの状態を検出する複数のセンサから構成される。図2の例では、被管理者Pの動きを検出する動きセンサ21A〜21F、及び温度及び湿度を検出する温湿度センサ21G、21Hから構成される。
動きセンサ21A〜21Fは、各居室20A〜20Fに配置される。動きセンサ21A〜21Fは、屋内での被管理者Pの動きの多さ(活動度)を検出するものである。例えば動きセンサ21A〜21Fは、所定時間内(例:1時間)に所定回数(例:100回)のセンシングを行い、動きセンサ21A〜21Fの検出範囲を被管理者Pが横切った回数を検出する。この場合、頻繁に動いている場合には動きセンサ21A〜21Fの検出した回数の合計が100回(すなわち100%)に近くなり、動きが無い場合には合計が0回(すなわち0%)に近くなる。
また動きセンサ21A〜21Fは、検出範囲内に被管理者Pが在している場合に検出信号を出力し、検出信号の出力継続時間や出力/非出力の切り替わり頻度に応じて被管理者Pの活動度を数値として検出してもよい。動きセンサ21A〜21Fの例として、例えば焦電センサが挙げられる。動きセンサ21A〜21Fの検出する活動度は、様々な形態で表すことが出来るが、以下の説明ではパーセント表示で説明する。
動きセンサ21A〜21Fは、検出した被管理者Pの活動度を検出日時と関連付けてゲートウェイ装置22に送信する。なお図2の例では、各居室20A〜20Fにそれぞれ一つずつの動きセンサ21A〜21Fが配置されている例を示したが、必ずしもこれに限られず、複数のセンサが一つの居室内に設けられていてもよい。
温湿度センサ21Gは寝室20Aに配置され、温湿度センサ21Hは居間20Bに配置される。温湿度センサ21G及び21Hは、通信機能を有し、温度及び湿度を測定する。温湿度センサ21G及び21Hは、測定した温度及び湿度をゲートウェイ装置22に送信する。なお温湿度センサ21Gは、同一居室に配置された動きセンサ21Aと相互に通信し、動きセンサ21Aが被管理者Pの動きを検出しているタイミングでのみ温度及び湿度を測定してもよい。同様に温湿度センサ21Hは、動きセンサ21Bと相互に通信し、動きセンサ21Bが被管理者Pの動きを検出しているタイミングでのみ温度及び湿度を測定してもよい。温湿度センサ21G及び21Hは、温度及び湿度の測定値を測定時間と関連付けてゲートウェイ装置22に送信する。
なお住居20は、上述の動きセンサ21A〜21Fや温湿度センサ21G、21Hに加えて照度センサ等の様々なセンサが配置されていてもよい。すなわち住居20には、被管理者Pの生活状態や生活環境を把握できる種々のデータを取得できるセンサ等が配置されていればよい。
再び図1を参照する。活動量計4は、被管理者Pが住居2からの外出時に所持する(換言すると屋外で携帯する)デバイスである。活動量計4は、被管理者Pの身体活動量を検出し、当該活動量をゲートウェイ装置22に送信する。身体活動量は、例えば歩数や中強度運動量が挙げられる。以下の説明では、活動量計4が歩数計であるものとする。活動量計4は、住居2内では活動量計4を保持するホームステーション型のゲートウェイ装置22に収容される。
ゲートウェイ装置22は、動きセンサ21A〜21Fが検出した活動度を含むデータ、及び活動量計4が取得した活動量(歩数)を含むデータを管理装置3に送信する。またゲートウェイ装置22は、温湿度センサ21G及び21Hによる温度及び湿度の測定値を含むデータを管理装置3に送信する。
通報装置5は、被管理者Pが室内外問わず携帯する端末である。通報装置5には、被管理者P自身が押下し、自らの異常(例えば胸が痛い、救急車を呼んでほしい、等)を知らせるための異常通知ボタン(以下、お知らせボタンと呼称する)が設けられている。通報装置5は、お知らせボタンが押下された場合、異常通知を管理装置3に送信する。なお活動量計4と通報装置5が一体化して一つのデバイスとして扱うことも可能である。
通報装置5は、後述するチャットサービスの入力インターフェイス(例えばタッチパネル、ボタン、キーボード)や表示インターフェイス(液晶ディスプレイ等)を持つ。そのため通報装置5は、ディスプレイを有する携帯情報端末(スマートフォン、タブレット型コンピュータ等)にお知らせボタンが設けられたものであれば良い。なお被管理者Pは、お知らせボタンが設けられた端末と、チャットサービスの入力インターフェイスを持つ端末と、の2つを保持してもよい。
端末装置6Aや6Bは、被管理者Pの見守りを行う側のユーザであるオブザーバが保持する端末である。オブザーバの例としては、被管理者Pの家族を含む血縁関係者、被管理者Pのかかり付け医を含む医療従事者、被管理者Pを担当する介護担当者、被管理者Pの契約する警備会社、自治体、健康保険事業者などが挙げられる。なお以下の説明において端末装置6A及び6Bを区別しない場合には、単に「端末装置6」と記載する。
端末装置6は、管理装置3と通信可能な端末である。端末装置6は、被管理者Pに対するオブザーバ(図示せず)に対して情報を提示する。端末装置6は、ウェブブラウザ等を介して管理装置3に対してリクエストを送信し、そのレスポンスとして後述する表示画面情報(図5)等を受信して画面上に提示する。
端末装置6は、被管理者Pと行うチャットサービスの入力インターフェイス(例えばタッチパネル、ボタン、キーボード)を有する。そのため端末装置6の例としては、ディスプレイを有する携帯情報端末(スマートフォン、タブレット型コンピュータ、ノート型コンピュータ等)、据え置き型のコンピュータ装置等が挙げられる。
なお以下の説明では、上記の各種センサまたはデバイスが取得したデータ(活動度、活動量、温度、湿度)やお知らせボタンによる異常通報を合わせて“みまもりデータ”と呼称する。みまもりデータとは、被管理者Pの生活状態や生活環境を示すデータである。
続いて管理装置3の詳細について図3〜図5を参照して説明する。まず図3を参照して、管理装置3に送信されるみまもりデータ及びコミュニケーションデータ(通報装置5や端末装置6から送信されるチャットサービスのデータ)のデータ例を説明する。図3(A)は、動きセンサ21A〜21Fが検出した各居室での活動度を示すデータである。図3(B)は、活動量計4が検出した活動量を示すデータである。図3(C)は、温湿度センサ21Hが検出した温度や湿度を示すデータである。図3(A)〜図3(C)に示すように、各センサが検出したデータと検出日時が関連付けられている。図3(D)は、端末装置6や通報装置5から入力された会話(コミュニケーションデータ)を示すデータである。
管理装置3は、この図3(A)〜(D)に示すデータを基に、みまもりデータとコミュニケーションデータを時系列で表示するタイムライン画面を生成する。図4を参照して、管理装置3の構成を説明する。
管理装置3は、データ受信部31、不揮発性メモリ32、表示制御部33、作業用メモリ34、及び異常検出部35を有する。データ受信部31は、ゲートウェイ装置22が送信したみまもりデータ及びコミュニケーションデータを受信する。データ受信部31は、受信したみまもりデータ及びコミュニケーションデータを不揮発性メモリ32に格納する。
不揮発性メモリ32は、電気的に消去や記録が可能な不揮発性のメモリであり、みまもりデータ及びコミュニケーションデータを含む各種のデータを記憶する。例えば不揮発性メモリ32は、管理装置3に内蔵されたハードディスクである。
作業用メモリ34は、データのバッファリングや表示制御部33の作業領域等として使用される。
表示制御部33は、みまもりデータとコミュニケーションデータを基に生成したメッセージを時系列で表示するタイムライン画面を生成する。表示制御部33は、不揮発性メモリ32内のみまもりデータまたはコミュニケーションデータが新規登録/更新された際にタイムライン画面の更新を行う。
異常検出部35は、不揮発性メモリ32から定期的にみまもりデータを読み出し、みまもりデータを解析してタイムライン画面上に表示すべき異常を検出する。なお異常検出部35は、不揮発性メモリ32が更新された際に異常検出を行ってもよい。図5及び図6を参照しつつ、表示制御部33及び異常検出部35の処理について説明する。
図5及び図6は、表示制御部33が生成するタイムライン画面である。図5と図6は、実際にはスクロール表示が可能な一つの画面である。表示制御部33は、みまもりデータとコミュニケーションデータを基にしたメッセージを時系列に並べて表示する。図5及び図6の例では、メッセージt1〜t13がタイムライン画面上に表示されている。メッセージt13が最新のメッセージである。図5の上部に示すように、本例では被管理者Pに対して2人のオブザーバ(オブザーバ1、オブザーバ2)が見守りを行っているものとする。なお被管理者P及び2人のオブザーバの表示名(ニックネーム)が設定画面等から別途表示されてもよい。以下のタイムラインの例(図5〜7、図10)では、被管理者Pの表示名が「おばあちゃん」、2人のオブザーバの表示名がそれぞれ「花子」、「太郎」と設定されているものとする。
時間的に古いメッセージから見ていくと、メッセージt1は、被管理者Pの活動量とそのレベル(十分であるか否か)を示している。本例では、歩数が10000歩以上であればS判定としている。表示制御部33は、図3(B)に示すような活動量を示すデータからメッセージt1を生成してタイムライン画面上に表示する。なお表示制御部33は、メッセージt1の種別に応じてラベル「活動量通知」がメッセージt1内に付している。
この活動量に関するメッセージt1を参照したオブザーバ2がメッセージt2でコメントし、当該メッセージt3で被管理者Pが返答している。なお表示制御部33は、各メッセージt1〜t3にコメントを入力したユーザの表示名を表示している。以下のタイムラインの例でも同様である。コメントは、近況報告ボタンB1(図5)を操作し、ポップアップ画面(図示せず)から入力できる。表示制御部33は、図3(D)のコミュニケーションデータを基にメッセージt3やt2をタイムライン画面上に表示する。オブザーバは、メッセージt2のように被管理者Pの活動量に対してコメントをすることができ、遠隔地から被管理者Pを励ますことができる。また被管理者Pは、このようなメッセージt2を参照することにより健康増進へのやる気が出る。
メッセージt1〜t3に示すように表示制御部33は、表示するメッセージの種類やユーザによって表示効果を変更している。換言すると表示制御部33は、みまもりデータを基にしたメッセージであるかコミュニケーションデータであるかに応じて表示効果を変更している。例えば活動量を知らせるメッセージt1は角丸四角形で囲まれて表示されているが、オブザーバ2や被管理者Pのコメント(メッセージt2、t3)は吹き出し形状で表示されている。またメッセージt2やt3に示すように、コメントしたユーザに応じてアイコン(高齢女性、男性)が変更されている。
メッセージt4は、異常通知であるお知らせボタンが押されたことを表示するものである。表示制御部33は、メッセージt4内にお知らせボタンが押された旨の表示と、ラベル「お知らせ」を表示する。以下のタイムラインの例でも同様である。表示制御部33は、通報装置5からの異常通知を受けた時間を基にメッセージt4をタイムライン画面上に表示する。
被管理者Pは、間違えて通報装置5を操作したことを近況報告ボタンB1(図5)を操作してコメントできる。メッセージt5は、被管理者Pが間違えて通報装置5を操作したことを示すものである。このように被管理者P側からも情報発信をすることができる。メッセージt5を参照することにより、オブザーバ1及び2は安心することができる。
メッセージt8及びt9は、被管理者Pの生活環境に関するアラートを通知するものである。表示制御部33は、メッセージt8及びt9に異常の種別を示すラベル「湿度異常」、「室温異常」をそれぞれ付している。以下のタイムラインの説明でも同様である。異常検出部35は、図3(C)に示す温湿度の情報を基に被管理者Pの生活環境が適切であるか(所定の温度範囲や所定の湿度範囲となっているか)を判断し、適切ではない場合(範囲外の場合)には表示制御部33に異常の内容が分かるような通知を行う。表示制御部33は、通知に応じてメッセージt8やt9を表示する。
図示するように表示制御部33は、室温や湿度に関するアラートを表示する(メッセージt8、t9)。この際に表示制御部33は、室温や湿度に関するアラートが分かるようにアイコン等を変更してメッセージを作成する。図5の例では、家のマークのアイコンを用いることにより、被管理者Pの生活環境に関するアラートであることを示している。
なお表示制御部33は、室温や湿度に異常が生じた場合にのみタイムライン画面上に表示を行うのではなく、ゲートウェイ装置22から通知された室温や湿度が正常時の場合であってもこれ等のデータをそのまま表示してもよい。これによりオブザーバは、被管理者Pの生活環境を把握することができる。
メッセージt10〜t13は、メッセージt4〜t7と同様に被管理者Pによるお知らせボタンの誤操作とそれに対するコメントを示している。各ユーザ(オブザーバ1、オブザーバ2、被管理者P)は、図5や図6に示すようにメッセージを共有可能なタイムライン画面を参照できる。例えばオブザーバ1は、オブザーバ2のコメント(メッセージt12)から被管理者Pが無事であることを認識できる。このように情報が共有できることにより、オブザーバの心理的負担を軽減できると共に、被管理者Pの状況をより正確に把握できる。
なお、図5及び図6の画面では、画面上部に行くほど新しいメッセージが表示されるようにしたがこれに限られず、画面下部に行くほど新しいメッセージが表示されるようにしてもよい。また表示制御部33は、左右方向に時系列が進むようなタイムライン画面を生成してもよい。
またメッセージの種別(各ユーザからのコメント、お知らせボタンの押下、温湿度の異常等)を図5及び図6ではアイコンで区別したがこれに限られず、表示色等によって区別するようにしてもよい。
続いて本実施の形態にかかる遠隔健康管理システム1の効果について説明する。上記するように表示制御部33は、みまもりデータとコミュニケーションデータを基にした様々なメッセージを時系列が把握できるタイムライン画面上に表示する。このタイムライン画面(図5、図6)を参照することにより被管理者Pの生活に関する様々な事象が一目で把握できる。これによりオブザーバは、被管理者の体調の変化や生活環境の異常を容易に認識できる。
またオブザーバ及び被管理者Pは、複数人でのコミュニケーションをタイムライン画面で把握することができる。これによりあるオブザーバが被管理者Pの安否を確認したことを、他のオブザーバに連絡することができる。また被管理者Pは、自身の誤操作や誤判断をオブザーバに連絡することができる。これにより不要なコミュニケーションが減ると共に、他のオブザーバに安心感を与えることができる。
また表示制御部33は、みまもりデータの種別(室温、湿度、お知らせボタンの押下、等)やコミュニケーションデータの種別(誰からのメッセージであるか)に応じて表示効果(アイコン、吹き出し、背景色)を変更する。これによりオブザーバや被管理者Pは、どのようなメッセージが表示されているかを一目で判断することができる。
表示制御部33は、異常検出部35が検出した各種の異常をタイムライン画面上に表示する(図5のメッセージt8〜t10等)。これによりオブザーバは、被管理者Pに関する異常事態を即座に把握することができる。
<実施の形態2>
本実施の形態にかかる遠隔健康管理システム1は、異常を検出した場合に段階的な通知を行うことを主な特徴とする。はじめに実施の形態1の遠隔健康管理システム1を使用した場合に起こり得るケースについて説明する。
本実施の形態にかかる遠隔健康管理システム1は、異常を検出した場合に段階的な通知を行うことを主な特徴とする。はじめに実施の形態1の遠隔健康管理システム1を使用した場合に起こり得るケースについて説明する。
図7は、実施の形態1にかかる管理装置3によって生成したタイムライン画面である。ゲートウェイ装置22は、10分毎に居室の室温を送信しているが、室温が所定温度以下と何度も判定されている。そのためメッセージt14、t16〜18が連続して表示されている。しかし、被管理者Pはメッセージt19において問題がないことを連絡している。このように室温に関するアラームが何度も表示されることにより、その他のメッセージt15に気づきづらい状態が生じてしまう。本実施の形態にかかる遠隔健康管理システム1は、このような状況を改善できるものである。以下、本実施の形態にかかる遠隔健康管理システム1について実施の形態1と異なる点を説明する。
遠隔健康管理システム1の全体構成は、図1と同様の構成である。また住居2内の構成も図2と同様である。管理装置3の構成は、図4の構成とは異なる。図8は、本実施の形態にかかる管理装置3の構成を示すブロック図である。
管理装置3は、データ受信部31、不揮発性メモリ32、表示制御部33、作業用メモリ34、異常検出部35、に加えて報知部36を有する。異常検出部35は、みまもりデータ(図3(B)、図(C)等)や通報装置5から送信される異常通知(お知らせボタンによる通知)を用いて異常検出を行う。ここで異常検出部35は、異常を検出した場合には異常検出の履歴を不揮発性メモリ32に格納する。図9は、異常検出履歴を示すデータである。
図示するように不揮発性メモリ32は、異常種別、状態(どの程度異常であるのか)、異常の検出日時を管理する。異常検出部35は、この異常検出履歴(図9)を参照し、所定期間内(例えば一時間以内)に複数回の同一種別の異常が検出されているか否かを定期的に判定する。なお異常検出部35は、ある異常を検出した際に(例えば室温異常を検出した際に)、同一種別の異常(例えば室温異常)が所定時間内(例えば30分以内)に生じているかを判定してもよい。
異常検出部35は、所定時間内に複数回の同一種別の異常を検出した場合、以下の情報(異常の種別、異常状態、検出回数、最終検出日時または初回検出日時)を表示制御部33及び報知部36に通知する。また異常検出部35は、異常の度合が大きい場合(重度の異常の場合)には1回の異常検出であってもその情報(異常の種別、異常状態、検出回数、最終検出日時または初回検出日時)を表示制御部33及び報知部36に通知する。例えば異常の度合が大きい場合とは、正常室温(例えば18℃〜25℃)と5℃以上の差がある場合、正常湿度(例えば40%〜70%)と10%以上の差がある場合、お知らせボタンが押された場合、等である。この異常の度合が大きい場合の基準は、任意の設定画面からオブザーバが指定できるようにしてもよい。
表示制御部33は、異常検出部35から通知された情報(異常の種別、異常状態、検出回数、最終検出日時または初回検出日時)を基に、同一種別の異常の表示を一部省略したタイムライン画面を生成する。以下、図10を参照して本実施の形態にかかるタイムライン画面の一例を説明する。図10は、本実施の形態にかかるタイムライン画面であり、図7と同様のデータを基にして生成したタイムライン画面である。図10において図7と同一符号を付したメッセージは図7と同様のものとする。
以下の説明では、異常検出部35が以下のデータ例1を表示制御部33に通知したとする。
(データ例1)
・異常の種別=室温異常
・異常状態=(14.2℃、14.4℃、14.1℃、14.0℃)
・検出回数=4回
・最終検出日時=2014/12/2 AM11:30
(データ例1)
・異常の種別=室温異常
・異常状態=(14.2℃、14.4℃、14.1℃、14.0℃)
・検出回数=4回
・最終検出日時=2014/12/2 AM11:30
表示制御部33は、みまもりデータ(図3)やコミュニケーションデータ(図3)に加えて上記のデータ例1を用いてタイムライン画面を生成する。表示制御部33は、複数回の同一異常が検出された場合、この複数回の異常の表示を原則として1回のみ行う。例えば図10の例では、表示制御部33は4回生じた室温異常を1つのメッセージ(メッセージt22)に表示する。ここで表示制御部33は、同一種別の異常が所定時間内に何回生じたかが分かるようにメッセージt22を生成する。メッセージt22では、「同様の異常が4回発生!」といった表示を併記している。
このようなタイムライン画面(図10)を参照することにより、各ユーザ(オブザーバ1、オブザーバ2、被管理者P)は短時間で室温異常が4回生じていることを認識できる。また図7と比べて室温異常のメッセージ表示が減っている。これにより被管理者Pは、メッセージt15に気づき易くなり、表示の見落としを減少することができる。
なおアラートに関するメッセージについては、リンクを設定して詳細を表示できるようにしてもよい。例えばメッセージt22に室温の推移を示すページへのリンクを表示し、当該リンクが押された場合には室温の推移を示す表示画面が表示されてもよい。
なお表示制御部33は、同一種別の異常の表示を1つのメッセージにまとめる場合に、まとめる異常回数の上限値を定めてもよい。例えば上限値が5回である場合、表示制御部33は、7回発生した室温異常のうち5回分を一つのメッセージにまとめ、残り2回分を異なるメッセージにまとめればよい。つまり上限値が5回である場合、表示制御部33は、7回発生した室温異常を2つのメッセージで表示すればよい。
なお表示制御部33は、度合が大きい異常を検出した場合にはメッセージをまとめることなく、一つ一つのメッセージをそのままタイムライン画面上に表示してもよい。
再び図8を参照する。上述のように異常検出部35は、所定時間内に複数回の同一種別の異常を検出した場合、又は度合いが大きい異常が1回でも検出された場合、異常の情報(異常の種別、異常状態、検出回数、最終検出日時または初回検出日時)を報知部36にも通知する。報知部36は、このような異常(同一種別の異常が複数回検出された場合や度合の大きい異常が発生した場合)にタイムライン画面とは異なる方法でオブザーバに報知を行う。ここで報知内容(報知先、報知手段等)は、以下のように変更する。以下、報知内容の決定の詳細例を説明する。
図11(A)及び図11(B)は、報知部36が使用する報知制御ルールの一例を示す図である。報知手段は、例えば電子メール、電話、ショートメッセージ等が挙げられる。図11(A)は、室温異常や湿度異常が複数回生じた場合にオブザーバに電子メールで通知すること、及びお知らせボタンの押下が生じた場合には電話連絡を行うこと、が規定されている。報知部36は、例えば上述のデータ例1が通知された場合、オブザーバに対してメール通知を行う。
上述のようにお知らせボタンが押された場合には、報知部36は即座に電話連絡する等の報知を行ってもよい。換言すると報知部36は、検出回数は考慮せずに異常度合のみを考慮して報知内容(報知先、報知手段等)を決定してもよい。
また図11(B)に示すように、報知部36は検出回数や異常種別に応じて報知手段や報知先が変更してもよい。例えば図11(B)では、室温異常が3回生じた場合にはオブザーバ1にメール通知し、5回発生した場合にはオブザーバ1及び2に電話連絡することが規定されている。
なお図11(A)及び図11(B)に示す報知制御ルールは、オブザーバ等が設定画面(図示せず)から任意に設定すればよい。
また図示しないものの報知部36は、異常度合(正常範囲からどの程度かけ離れているか)に応じて報知のタイミングや報知先を制御してもよい。例えば報知部36は、軽度の室温異常(正常室温よりも1度以上低い)が5回続いた場合はメール通知をする。一方で報知部36は、重度の室温異常(正常室温よりも5度以上低い)が2回続いた場合は電話通知をする。
図12のフローチャートを参照して本実施の形態にかかる管理装置3の動作について改めて説明する。異常検出部35は、みまもりデータを受信したタイミング等において異常検出処理を行う(S1)。異常が検出されなかった場合(S1:No)、管理装置3は特段の処理を行わない。
異常が検出された場合(S1:Yes)、異常検出部35は検出した異常の情報(異常の種別、異常状態、検出回数、最終検出日時または初回検出日時)を表示制御部33及び報知部36に通知する。表示制御部33は、所定時間内において同一種別の異常が発生していなかった場合(所定時間内で初めての異常検出であった場合)、タイムライン画面上に異常に関するメッセージを表示する(S2)。一方、表示制御部33は、所定時間内において同一種別の異常が発生していた場合(所定時間内で2回目以降の異常検出であった場合)、すでに表示しているメッセージを更新する(S2)。詳細には表示制御部33は、最終発生日時や発生回数(図10におけるメッセージt22における「同様の異常が4回発生!」の回数)を更新する。
その後に報知部36は、タイムライン画面以外での報知を行うか否かを判断する(S3)。例えば報知部36は、通知された異常の情報(異常の種別、異常状態、検出回数、最終検出日時または初回検出日時)と報知制御ルール(図11(A)や図11(B))を比較することにより報知を行うか否か、及び報知手段や報知先を決定する。報知を行わないと判断した場合(S3:No)、管理装置3は処理を終了する。
一方、報知の必要があると判断した場合(S3:Yes)、報知部36は決定した報知先や報知手段を用いて報知(メール通知、電話通知、等)を行う(S4)。
続いて本実施の形態にかかる遠隔健康管理システム1の効果について説明する。上記のように表示制御部33は、所定時間内に複数回の同一種別の異常検出が行われた場合、異常に関するメッセージを集約して表示する(図10)。換言すると表示制御部33は、異常に関するメッセージを1つにまとめて表示する(図10)。これによりオブザーバや被管理者Pは、異常が生じたことを把握できると共に、その他のメッセージを見落とすリスクを減らすことができる。
また複数回の異常検出が行われた場合、異常検出の回数も合わせて表示される(図10メッセージt22の「同様の異常が4回発生!」)。これにより被管理者は、異常の度合がどの程度であるかを把握することができる。
本実施の形態では上述のように異常検出時にタイムライン画面とは異なる方法で報知を行う報知部36を備える。これによりオブザーバは、被管理者Pの状況を認識したほうが良い場合に気づき易い方法(例えばメール、電話等)で被管理者Pの状況を把握できる。またオブザーバのタイムライン画面を確認する手間を大幅に減らすことができる。
報知部36は、図11(B)等に示すように異常度合や検出回数に応じて報知先や報知手段を柔軟に変更することも可能である。これによりオブザーバは、頻繁な報知によって煩わしさを感じることがなくなると共に、把握すべき被管理者Pの状況を適切に把握することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は既に述べた実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることはいうまでもない。
なお上述の管理装置3内のデータ受信部31、表示制御部33、異常検出部35、報知部36の処理は、管理装置3内のCPU(Central Processing Unit)が実行するコンピュータプログラムとして実現することができる。ここでプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
上記の実施の形態2の遠隔健康管理システム1の特徴を別の観点から捉えると以下のようになる。図11(A)及び図11(B)を参照して説明したように、報知部36は所定時間内に同一種別の異常(例えば室温異常)を検出した回数によって報知方法(報知先、報知手段)を変更している。また報知部36は、異常度合の大きさに応じて報知方法(報知先、報知手段)を決定している。例えば報知部36は、1回でもお知らせボタンが押された場合にはオブザーバに電話連絡を行う。
このように報知部36は、異常の状態に応じて適切な報知を行う。これによりメールや電話等を受けるオブザーバは、容易に被管理者Pの状態を把握することができる。またオブザーバは、異常の状態が軽微である場合には必要以上の報知を受けない。これによりオブザーバの煩わしさを軽減することができる。
1 遠隔健康管理システム
2 住居
20 居室
21 センサ群
21A〜21F 動きセンサ
21G、21H 温湿度センサ
22 ゲートウェイ装置
3 管理装置
31 データ受信部
32 不揮発性メモリ
33 グラフ生成部
34 作業用メモリ
35 異常検出部
36 報知部
4 活動量計
5 通報装置
6(6A、6B) 端末装置
P 被管理者
2 住居
20 居室
21 センサ群
21A〜21F 動きセンサ
21G、21H 温湿度センサ
22 ゲートウェイ装置
3 管理装置
31 データ受信部
32 不揮発性メモリ
33 グラフ生成部
34 作業用メモリ
35 異常検出部
36 報知部
4 活動量計
5 通報装置
6(6A、6B) 端末装置
P 被管理者
Claims (13)
- 被管理者の生活状態や生活環境に関するみまもりデータと、前記被管理者とオブザーバとの会話にかかるコミュニケーションデータと、を受信するデータ受信部と、
前記みまもりデータと前記コミュニケーションデータに基づくメッセージを時系列に配置して表示するタイムライン画面を生成する表示制御部と、
を備える管理装置。 - 前記表示制御部は、前記みまもりデータの種別及び前記コミュニケーションデータであるか否かに応じて前記タイムライン画面上での前記メッセージの表示効果を変更する、ことを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
- 前記みまもりデータは、前記被管理者の操作により生じる異常通知、前記被管理者の動きまたは生活環境を検出するセンサが検出したデータ、前記被管理者の活動量を示すデータ、の少なくとも一つを含む、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の管理装置。
- 前記みまもりデータを解析して前記被管理者に関する異常を検出する異常検出部、を更に備え、
前記表示制御部は、前記異常検出部が検出した異常に関する前記メッセージを前記タイムライン画面上に表示する、
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の管理装置。 - 前記表示制御部は、前記異常検出部が所定時間内に複数回の同一種別の異常を検出した場合、当該異常に関する表示を前記タイムライン画面上に集約して表示する、ことを特徴とする請求項4に記載の管理装置。
- 前記表示制御部は、前記異常検出部が所定時間内に複数回の同一種別の異常を検出した場合、前記所定期間における異常の検出回数を合わせて表示する、ことを特徴とする請求項5に記載の管理装置。
- 前記異常検出部が所定時間内に複数回の同一種別の異常を検出した場合または重度な異常を1回でも検出した場合、前記被管理者を見守るオブザーバに対する報知を行う報知部、を更に備える、ことを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の管理装置。
- 前記報知部は、前記オブザーバに対して電子メール、電話、ショートメッセージ、を含む報知手段での報知を行う、ことを特徴とする請求項7に記載の管理装置。
- 前記報知部は、前記異常検出部が所定時間内に複数回の同一種別の異常を検出した場合、異常の検出回数に応じて報知先を決定する、ことを特徴とする請求項7または請求項8に記載の管理装置。
- 前記報知部は、前記異常検出部が所定時間内に複数回の同一種別の異常を検出した場合、異常の度合に応じて報知手段を決定する、ことを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の管理装置。
- 被管理者の生活状態や生活環境に関するデータであるみまもりデータを検出する各種のセンサと、
前記みまもりデータを受信すると共に、前記被管理者と当該被管理者をみまもるオブザーバのコミュニケーションに関するコミュニケーションデータを受信し、前記みまもりデータと前記コミュニケーションデータに基づくメッセージを時系列に配置して表示するタイムライン画面を生成する管理装置と、
を備える遠隔健康管理システム。 - コンピュータに、
被管理者の生活状態や生活環境に関するみまもりデータと、前記被管理者とオブザーバとの会話にかかるコミュニケーションデータと、を受信するデータ受信ステップと、
前記みまもりデータと前記コミュニケーションデータに基づくメッセージを時系列に配置して表示するタイムライン画面を生成する表示制御ステップと、
を実行させるプログラム。 - 被管理者の生活状態や生活環境に関するみまもりデータを受信するデータ受信部と、
前記みまもりデータを解析して前記被管理者に関する異常を検出する異常検出部と、
前記異常検出部が検出した異常の検出回数及び異常度合の少なくとも一方に基づき、報知方法を決定して報知を行う報知部と、
を備える管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015049121A JP2016170566A (ja) | 2015-03-12 | 2015-03-12 | 管理装置、遠隔健康管理システム、及びプログラム |
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