JP2016170008A - 車両用表示装置 - Google Patents

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【課題】部品類の管理工数を低減するとともに生産効率を向上できる車両用表示装置を提供する。【解決手段】タコメータTMは、エンジン回転数が限界に近い領域であるレッドゾーンを含まない領域の目盛が表面に形成された第一文字盤25と、レッドゾーンを含む領域の目盛画像を含む第二文字盤22の画像を表示する画像表示部21と、第一文字盤25と第二文字盤22が一体的に構成された文字盤29と、エンジン回転数に対応した、文字盤29上の目盛を指し示す指針26と、指針29を駆動する駆動部27と、を有し、車両の仕様を反映した車両仕様情報を取得する情報取得部27と、車両仕様情報に基づき、レッドゾーンを設定する設定部と、画像表示部21に、第二文字盤22の画像とともに、レッドゾーンを示すレッドゾーン画像を表示する表示制御部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、エンジン回転数を表示するタコメータを含む車両用表示装置に関する。
車両の計器パネルに用いられる車両用表示装置は、速度メータ、タコメータ、水温計、燃料計等の各種指示計器や、インジケータ(例えば、バッテリチャージ警告表示、排気温警告表示等)が一体化されたコンビネーションメータとして構成される。
タコメータの文字盤には、原動機の耐久性に影響を及ぼす恐れのある回転数(いわゆるオーバーレブ回転数)以下の所定の回転数範囲(いわゆるレッドゾーン)が、たとえば赤色の印刷で表示されている。つまり原動機の回転数が高くなり、オーバーレブ回転数へ到達する可能性があることを運転者に認識させるために、オーバーレブ回転数から所定の余裕回転数を引いた回転数以上をレッドゾーンとして文字盤に表示している。
タコメータは、同一車種でもエンジン型式に応じてレッドゾーンが異なる。そこで、文字盤のレッドゾーンを複数に分割するとともに各分割部分を選択的に発光させるようにすることにより、タコメータの共通化を図ったエンジン回転速度表示装置が考案されている(特許文献1参照)。
メータ指示値を目盛上の位置にて指示する指針を備えたアナログメータ部と、指針の背後に配置され、アナログメータ部の目盛りを含む第一画像と、第一画像とは異なる第二画像とを切替え表示するメータ表示盤とを備え、第一表示モードに対応する目盛り上のメータ指示位置と、第二画像を表示する際には、指針の位置を所定の退避位置へ退避させ、車両用メータに他の表示・操作機能を統合した自動車用走行制御システムが考案されている(特許文献2参照)。
タコメータのエンジン推奨回転数表示を積載量やシフト位置の走行条件に応じて簡単に変更させることで、必要な駆動力と省燃費を両立する運転操作の補助となるエンジン推奨回転速度表示装置が考案されている(特許文献3参照)。さらに、レッドゾーン表示部を設け、エンジンにより決められた光源を点灯して、レッドゾーンを表示する。
アナログ表示ユニットと液晶ディスプレイユニットとをケース内に配置し、小型かつ簡単な構成で多機能表示を可能とした多重表示計器が考案されている(特許文献4参照)。
特開平06−336127号公報 特開2007−218682号公報 特開2010−149665号公報 特開平11−245687号公報
特許文献1は、エンジンの仕様により発光しないLEDがあり、見栄えが良くない。また、実際に発光するLEDの個数に関係なく製造コストは同じである。つまり、ユーザは、全く使用(点灯)しないLEDの費用も負担しなければならず、「使いもしない無駄なものにお金を払っている」という不満が生ずる。レッドゾーン表示部に光源(ランプ)を用いる特許文献3も、同様の問題がある。
特許文献1はさらに、車種やエンジン形式の違いに対応して、コネクタ端子の接続状態を変更してレッドゾーンを切り替えるので、エンジン形式が多くなると、メータは共通化できても、コネクタのピン数およびエンジンハーネスの種類が増加し、部品の管理が煩雑になる。
特許文献2は、車両の走行状態と操作部とを切替表示する。また、特許文献4は、アナログ表示と液晶表示により多重表示を行う。これらのいずれも、車両の状態を表示するのみで、特許文献1のような、同一車種に搭載される複数のエンジン型式に対応して、タコメータの表示意匠を変更する構成については、開示・示唆ともない。
上記問題点を背景として、本発明は、部品類の管理工数を低減できる車両用表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための車両用表示装置は、車両に搭載され、エンジン回転数を表示するタコメータ(TM)を含む車両用表示装置であって、タコメータは、エンジン回転数のうち、エンジン回転数が限界に近い領域であるレッドゾーンを含まない領域の目盛が表面に形成された第一文字盤(25)と、エンジン回転数のうち、レッドゾーンを含む領域の目盛画像を含む第二文字盤(22)の画像を表示する画像表示部(21)と、第一文字盤と第二文字盤が一体的に構成された文字盤(29)と、エンジン回転数に対応した、文字盤上の目盛を指し示す指針(26)と、指針を駆動する駆動部(27)と、を有し、車両の仕様を反映した車両仕様情報を取得する情報取得部(11、13、14)と、車両仕様情報に基づき、レッドゾーンを設定する設定部(11)と、画像表示部に、第二文字盤の画像とともに、レッドゾーンを示すレッドゾーン画像(24)を表示する表示制御部(11)と、を備える。
上記構成によって、特許文献1のように、車種やエンジン形式の違いに対応して、コネクタ端子の接続状態を変更する必要はなくなる。よって、コネクタのピン数およびエンジンハーネスは1種類でよいので、部品の管理工数を低減できる。また、レッドゾーンを表示する画像表示部にLCD等を用いれば、特許文献1あるいは特許文献3のような、LEDを用いる構成に比べて見栄えが良くなる。また、全く点灯しないLEDもないので、上述のようなユーザの不満を解消できる。
本発明の車両用表示装置の構成例を示す図。 メータ表示部の構成例を示す図。 メータ表示部の構成の別例を示す図。 メータ表示処理を説明するフロー図。 レッドゾーン表示処理の別例を説明するフロー図。 レッドゾーンの表示例を示す図。 レッドゾーンの表示の別例を示す図。 レッドゾーンの表示の別例を示す図。 図8に続く、レッドゾーンの表示の別例を示す図。
図1のように、車両用表示装置1は、少なくとも、車両に搭載したメータECU10と、メータ表示部20とを含む。
メータECU10は、周知のCPU11(本発明の情報取得部、設定部、表示制御部、判定部、回転数予測部)、CPU11に接続された、フラッシュメモリ等の不揮発性記憶媒体を用いたメモリ12(本発明の記憶部)、信号入出力回路であるI/O13(本発明の情報取得部)、車内LAN60に接続するための通信インターフェース回路であるLAN_I/F14(本発明の情報取得部、状態取得部)を備える。CPU11が、メモリ12に記憶されたメータ制御プログラムを実行することで、車両用表示装置1の各種機能を実現する。
車内LAN60には、例えば、ドアの施錠/解錠の制御や灯火装置の点灯制御を行うボデーECU30(外部の装置)、エンジンの回転制御を行うエンジンECU40が接続される。また、I/O13を介して、例えば、工場あるいはディーラーで、メータECU10の動作に必要なデータを書き込むための書込みツール50(外部の装置)が接続される。メータECU10は、エンジンECU40からエンジン回転数を取得する。
図2のように、メータ表示部20は、タコメータTMを含む周知のコンビネーションメータである。図2では、タコメータTMに関連する構成のみを記載し、本発明に関係しない他のメータ(速度メータ、水温計、燃料計等)は割愛する。無論、メータ表示部20は、タコメータTMのみを含むようにしてもよい。
タコメータTMは、周知のLCDあるいは有機EL表示器を用いた画像表示部21、第一文字盤25を備える。
画像表示部21は、第二文字盤22、情報表示領域23を含む。第二文字盤22は、エンジン回転数が限界に近い領域であるレッドゾーンを表示可能である。すなわち、レッドゾーン画像(24a、24b、24c)を含み、これらを選択して点灯することで、車両ごとのレッドゾーンを示す。また、目盛画像(数字を含める、22aとして総称)は、第一文字盤25と同様の表示意匠で表示する。
情報表示領域23は、車両の状態等を表示する。例えば、時刻(12:34)、シフトポジション(D4:Dレンジの4速)、区間走行距離(TRIP)、積算走行距離(ODO)を表示する。画像表示部21に情報表示領域23を含まなくてもよい。
第一文字盤25は、例えば、樹脂製の板材あるいは成型材により構成される。第一文字盤25の、平板状の表面の外縁付近には、レッドゾーンを含まないエンジン回転数の領域の目盛および数字(28として総称)が印刷されている。第一文字盤25の、目盛以外の領域(すなわち、背景部分)は、透明でもよいし、所定の背景を印刷してもよい。
上述のように、タコメータTMは、第一文字盤25および第二文字盤22とで一体的に文字盤29を形成し、指針26が、1分あたりのエンジン回転数(r/min)に対応した文字盤29上の目盛を指し示す指針式メータである。指針26は、周知のステップモータおよびその駆動回路を含む駆動部27により、0(r/min)(例えば、指針26の実線表示の状態)からレッドゾーン(指針26の破線表示の状態)まで駆動される。ユーザからは、2つの文字盤(22、25)が違和感なくシームレスに見えるように、画像表示部21(第二文字盤22)および第一文字盤25のデバイスおよび表示意匠を選定する。
図3に、メータ表示部20の構成の別例を示す。第二文字盤22を、目盛画像22a、およびレッドゾーン画像24(24a、24b、24cの総称、以下同じ)を含む、略弧状の領域のみとしている。これにより、図2のように、第二文字盤22および第一文字盤25を縦方向で分割する構成よりも、見た目の違和感を軽減できる。
なお、一般に、LCDおよび有機EL表示器は、表示画面が矩形状のものが多い。図3のような、画像表示部21の左辺部に切欠きを設ける構成は、生産効率が良くないとともに、コスト高となる。よって、画像表示部21には、矩形状の表示デバイスを用い、第二文字盤22として用いない領域(22b、22c)を第一文字盤25で覆えばよい。
図4に、メータ制御プログラムに含まれるメータ表示処理を示す。まず、メータ表示部20の表示タイミングが到来したかを判定する。表示タイミングは、以下のうちの少なくとも一つを用いる。
・例えば、エンジンECU40から取得するエンジンの状態に含まれる、エンジンを始動するためのイグニッションスイッチがオフ状態からオン状態に遷移したときのような、エンジンが始動状態あるいは始動許可状態となったとき。
・予め定められた周期(例えば、100msec)毎。
表示タイミングが到来したとき(S11:Yes)、以下のうちの少なくとも一つを用いて、車両の仕様を反映した車両仕様情報を取得する(S12)。
・メモリ12に車両仕様情報を記憶しているときは、メモリ12から読み出す。
上述の構成が、「車両仕様情報を記憶する記憶部(12)を備え、情報取得部(11)は、記憶部から車両仕様情報を読み出して取得する」ものである。本構成によって、車種やエンジン形式によらず、車両用表示装置(タコメータ)を共通化でき、部品の管理工数を低減できる。
・ボデーECU30のような、車両仕様情報を記憶・配信する装置から取得する。
・書込みツール50から車両仕様情報を取得する。
上述の2つの構成が、「情報取得部(13、14)は、外部の装置(30、50)から車両仕様情報を取得する」ものである。本構成によって、車種やエンジン形式によらず、車両用表示装置(特に、タコメータ)を共通化でき、部品の管理工数を低減できる。
次に、以下のうちの少なくとも一つを用いて、車両仕様情報に基づいて、レッドゾーン開始回転数(すなわち、レッドゾーンの下限)を決定する(S13)。
・車両仕様情報にレッドゾーン開始回転数を含むとき、該レッドゾーン開始回転数を用いる。
・車両仕様情報に、車両の種別、グレード、仕向地のみを含むとき(レッドゾーン開始回転数を含まないとき)、例えば、メモリ12に記憶された、車両の仕様とレッドゾーン開始回転数とを関連付けたデータテーブルを参照してレッドゾーン開始回転数を決定する。
次に、以下のうちのいずれかを用いて、第二文字盤22で表示する最高回転数(すなわち、数字の最大値)を決定する(S14)。
・第二文字盤22で表示可能な回転数の最大値を最高回転数とする。
・車両仕様情報に最高回転数を含むとき、該最高回転数を用いる(主に、最高回転数が、第二文字盤22で表示可能な回転数の最大値よりも低いとき)。
次に、レッドゾーン開始回転数および最高回転数に基づき、第二文字盤22での表示意匠を決定する(S15)。
・レッドゾーン画像24の表示色、グラデーションの有無。例えば、レッドゾーン開始回転数に近づくにつれて黄色表示とし、最高回転数に近づくにつれて赤色表示とする。
・目盛および数値(最高回転数より高い領域の目盛および数値は表示しない)。
最後に、決定した表示意匠で第二文字盤22に表示を行わせるための制御指令をメータ表示部20に出力し、画像表示部21にレッドゾーンを表示させる(S16)。すなわち、画像表示部21は、表示の対象となる目盛画像、およびレッドゾーン画像24を表示する。
図5に、レッドゾーン表示処理の別例を示す。本処理は、例えば、図4のステップS16の別例に相当する。まず、画像表示部21でレッドゾーンを常時表示する設定か否かを判定する。常時表示するか否かの設定内容は、メモリ12に記憶する。ユーザによる設定を可能としてもよい。この場合、メータECU10あるいは他の装置に設けられた操作部(図示せず)から設定を行う。書込みツール50から設定できるようにしてもよい。
常時表示する設定のとき(S31:Yes)、ステップS38へ進み、画像表示部21でレッドゾーンを表示する。表示態様は図4のステップS16と同様である。一方、常時表示しない設定のとき(S31:No)、エンジンECU40等からエンジンの状態を含む車両の状態を取得する(S32)。次に、以下のようにして、表示条件が成立したか否かを判定する。
ステップS32以降が、「予め定められた表示条件が成立したか否かを判定する判定部(11)を備え、表示条件が成立したとき、第二文字盤の、レッドゾーンに相当する領域の画像およびレッドゾーン画像を表示する」ものである。通常の運転では、エンジン回転数がレッドゾーンに入ることは多くない。本構成によって、ユーザが必要なときにのみ、レッドゾーンを表示できる。
エンジンが始動状態になってから、車両の状態が以下のうちのいずれかになるまでの間を表示許可状態とし、車両の状態が、この表示許可状態にあるか否かを判定する。
・エンジン回転数が所定回転数(例えば、アイドル回転数)になる。
・LAN_I/F14を介して、他の装置から取得した車両の速度が、所定値(例えば、5km/h)を上回る。
車両の状態が表示許可状態に含まれるとき(S33:Yes)、ステップS38へ進み、画像表示部21でレッドゾーンを表示する。上述の構成が、「車両の状態を取得する状態取得部(14)を備え、判定部は、車両の状態が、エンジンが始動してから所定状態に至るまでの表示許可状態に含まれるとき、表示条件が成立したと判定する」ものである。本構成によって、エンジン始動時あるいは運転開始時に、車両のレッドゾーンを確認できる。
一方、車両の状態が表示許可状態に含まれないとき(S33:No)、エンジンECU40からエンジン回転数を取得する(S34)。次に、エンジン回転数がレッドゾーン開始回転数を上回るか否かを判定する。エンジン回転数がレッドゾーン開始回転数を上回るとき(S35:Yes)、ステップS38へ進み、画像表示部21でレッドゾーンを表示する。
上述の構成が、「判定部は、エンジン回転数がレッドゾーンの下限を上回るとき、表示条件が成立したと判定する」ものである。本構成によって、ユーザに、エンジン回転数がレッドゾーンに入ったことを報知できる。
一方、エンジン回転数がレッドゾーン開始回転数を下回るとき(S35:No)、過去に取得したエンジン回転数の履歴に基づいて、所定時間(例えば、0.5秒)後のエンジン回転数を予測する(S36)。そして、予測したエンジン回転数(以降、「予測回転数」という)がレッドゾーン開始回転数を上回るか否かを判定する。
予測回転数がレッドゾーン開始回転数を上回るとき(S37:Yes)、ステップS38へ進み、画像表示部21でレッドゾーンを表示する。一方、予測回転数がレッドゾーン開始回転数を下回るとき(S37:No)、画像表示部21でレッドゾーンを表示しない(S39)。すなわち、レッドゾーン表示の対象となる目盛画像およびレッドゾーン画像24を消灯する。
上述の構成が、「所定時間が経過した後のエンジン回転数を予測する予測部(11)を備え、判定部は、エンジン回転数がレッドゾーンの下限を上回ると予測したとき、表示条件が成立したと判定する」ものである。本構成によって、ユーザに、事前にエンジン回転数がレッドゾーンに入ることを報知でき、ユーザに、必要以上にエンジンの回転数を上げないよう注意喚起できる。
図6に、第二文字盤22で表示可能な回転数の最大値を最高回転数としたときのレッドゾーンの表示例を示す(関係する構成のみ図示)。車両仕様情報に含まれる最高回転数が6000〜8000(r/min)のいずれであっても、画像表示部21の、8000(r/min)までの全ての目盛画像およびレッドゾーン画像(24a〜24c)を点灯する。
図7に、車両仕様情報に含まれる最高回転数を用いたときのレッドゾーンの表示例を示す(関係する構成のみ図示)。レッドゾーン開始回転数は5000(r/min)で、最高回転数は6000(r/min)とする。よって、目盛画像は6000(r/min)までしか表示されず、レッドゾーン画像も24aのみ表示される。
上述の構成が、「表示制御部は、レッドゾーンの上限が、第二文字盤で表示可能なエンジン回転数の上限を下回るとき、第二文字盤の、レッドゾーンの上限を上回る領域の画像を表示しない」ものである。本構成によって、無駄な表示を行わず、車種やエンジン形式に応じた適切なタコメータ表示を行うことができる。
図7のように、第二文字盤22のうち、レッドゾーン表示に用いない領域、すなわち、6000(r/min)を超える回転数を表示する領域に、エンジン回転数以外の情報を表示してもよい。図7では、各種警告灯の表示領域22dを設けている。
上述の構成が、「表示制御部は、第二文字盤の、レッドゾーンの上限を上回る領域の画像を表示しないとき、該領域に、第二文字盤以外の画像を表示する」ものである。本構成によって、エンジン回転数以外の車両に関する情報を表示できるため、画像表示部の表示領域を有効活用できる。
図8および図9に、予測回転数に基づくレッドゾーンの表示例を示す(関係する構成のみ図示)。レッドゾーン開始回転数は5000(r/min)で、最高回転数は7000(r/min)である。図8のように、現在のエンジン回転数あるいは予測回転数がレッドゾーン開始回転数を超えないとき、第二文字盤22でレッドゾーンを表示しない。
図8の状態で、予測回転数がレッドゾーン開始回転数を超えるとき、図9のように、現在のエンジン回転数がレッドゾーン開始回転数を超えていなくても(すなわち、指針26の実線表示の状態でも)、第二文字盤22でレッドゾーンを表示する。また、図8の状態で、現在のエンジン回転数がレッドゾーン開始回転数を超えたとき(指針26の破線表示の状態)も、第二文字盤22でレッドゾーンを表示する。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
1 車両用表示装置
10 メータECU
11 CPU(情報取得部、設定部、表示制御部、判定部、予測部)
12 メモリ(記憶部)
13 I/O(情報取得部)
14 LAN I/F(情報取得部、状態取得部)
20 メータ表示部
21 画像表示部
22 第二文字盤
22a 目盛画像
24(24a〜24c) レッドゾーン画像
25 第一文字盤
26 指針
27 駆動部
28 目盛
29 文字盤
30 ボデーECU(外部の装置)
50 書込みツール(外部の装置)
TM タコメータ

Claims (9)

  1. 車両に搭載され、エンジン回転数を表示するタコメータ(TM)を含む車両用表示装置であって、
    前記タコメータは、
    前記エンジン回転数のうち、前記エンジン回転数が限界に近い領域であるレッドゾーンを含まない領域の目盛が表面に形成された第一文字盤(25)と、
    前記エンジン回転数のうち、前記レッドゾーンを含む領域の目盛画像を含む第二文字盤(22)の画像を表示する画像表示部(21)と、
    前記第一文字盤と前記第二文字盤が一体的に構成された文字盤(29)と、
    前記エンジン回転数に対応した、前記文字盤上の目盛を指し示す指針(26)と、
    前記指針を駆動する駆動部(27)と、
    を有し、
    前記車両の仕様を反映した車両仕様情報を取得する情報取得部(11、13、14)と、
    前記車両仕様情報に基づき、前記レッドゾーンを設定する設定部(11)と、
    前記画像表示部に、前記第二文字盤の画像とともに、前記レッドゾーンを示すレッドゾーン画像(24)を表示する表示制御部(11)と、
    を備えることを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記車両仕様情報を記憶する記憶部(12)を備え、
    前記情報取得部(11)は、前記記憶部から前記車両仕様情報を読み出して取得する請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記情報取得部(13、14)は、外部の装置(30、50)から前記車両仕様情報を取得する請求項1または請求項2に記載の車両用表示装置。
  4. 前記表示制御部は、前記レッドゾーンの上限が、前記第二文字盤で表示可能なエンジン回転数の上限を下回るとき、前記第二文字盤の、前記レッドゾーンの上限を上回る領域の画像を表示しない請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の車両用表示装置。
  5. 前記表示制御部は、前記第二文字盤の、前記レッドゾーンの上限を上回る領域の画像を表示しないとき、該領域に、前記第二文字盤以外の画像を表示する請求項4に記載の車両用表示装置。
  6. 予め定められた表示条件が成立したか否かを判定する判定部(11)を備え、
    前記表示条件が成立したとき、前記第二文字盤の、前記レッドゾーンに相当する領域の画像および前記レッドゾーン画像を表示する請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の車両用表示装置。
  7. 前記車両の状態を取得する状態取得部(14)を備え、前記判定部は、前記車両の状態が、エンジンが始動してから所定状態に至るまでの表示許可状態に含まれるとき、前記表示条件が成立したと判定する請求項6に記載の車両用表示装置。
  8. 前記判定部は、前記エンジン回転数が前記レッドゾーンの下限を上回るとき、前記表示条件が成立したと判定する請求項6または請求項7に記載の車両用表示装置。
  9. 所定時間が経過した後のエンジン回転数を予測する予測部(11)を備え、
    前記判定部は、前記エンジン回転数が前記レッドゾーンの下限を上回ると予測したとき、前記表示条件が成立したと判定する請求項6ないし請求項8のいずれか1項に記載の車両用表示装置。
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