JP2016169213A - ルブレン誘導体及びその製造方法 - Google Patents
ルブレン誘導体及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016169213A JP2016169213A JP2016045378A JP2016045378A JP2016169213A JP 2016169213 A JP2016169213 A JP 2016169213A JP 2016045378 A JP2016045378 A JP 2016045378A JP 2016045378 A JP2016045378 A JP 2016045378A JP 2016169213 A JP2016169213 A JP 2016169213A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- compound
- general formula
- same
- compound represented
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 0 Cc1c(*)c2c(C#CC3CCCC=CCCCCCC3)[o]c(C#CC)c2c(*)c1* Chemical compound Cc1c(*)c2c(C#CC3CCCC=CCCCCCC3)[o]c(C#CC)c2c(*)c1* 0.000 description 2
- OISJRVIKLCMBOM-UHFFFAOYSA-N Brc(c(Br)c(c1c2cccc1)C#Cc1ccccc1)c2C#Cc1ccccc1 Chemical compound Brc(c(Br)c(c1c2cccc1)C#Cc1ccccc1)c2C#Cc1ccccc1 OISJRVIKLCMBOM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- PSMABVOYZJWFBV-UHFFFAOYSA-N O=C(c(cccc1)c1C1=O)C(Br)=C1Br Chemical compound O=C(c(cccc1)c1C1=O)C(Br)=C1Br PSMABVOYZJWFBV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- IQSSJGQEQPATDB-UHFFFAOYSA-N OC(c1ccccc1C1(C#Cc2ccccc2)O)(C(Br)=C1Br)C#Cc1ccccc1 Chemical compound OC(c1ccccc1C1(C#Cc2ccccc2)O)(C(Br)=C1Br)C#Cc1ccccc1 IQSSJGQEQPATDB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
Description
で表わされる化合物。
で表わされる化合物を酸化合物と反応させる工程を含む、前記項1〜3の何れかに記載の化合物の製造方法。
で表わされる化合物と、下記一般式(2):
で表わされる化合物とを、フッ化塩及び/又は塩基化合物の存在下に反応させる工程をさらに含む、前記項4に記載の製造方法。
で表わされる化合物を芳香族化する工程を含む、前記項1〜3の何れかに記載の化合物の製造方法。
で表わされる化合物に、下記一般式(8):
で表わされる化合物を求核付加反応させる工程をさらに含む、
前記項6に記載の製造方法。
で表わされる化合物。
で表わされる化合物を芳香族化する工程を含む、前記項8〜10の何れかに記載の化合物の製造方法。
で表わされる化合物と、下記一般式(5):
で表わされる化合物を、環付加反応させる工程をさらに含む、
前記項11に記載の製造方法。
本発明の化合物は、下記一般式(4):
で表わされる。
で示される化合物は一般式(4)で表わされる化合物に包含される。
2.1.一般式(3)の化合物から一般式(4)の化合物の製造
前記一般式(4)で表わされる化合物は、例えば、下記反応式1のように、下記一般式(3)で表わされる化合物と酸化合物との反応により製造することができる。
前記一般式(3)で表わされる化合物は、例えば、下記反応式2により、下記一般式(1)で表わされる化合物と下記一般式(2)で表わされる化合物とを、フッ化塩又は塩基化合物存在下反応させることにより、製造することができる。
前記X1及びX2が脱離基と水素原子、臭素原子又はヨウ素原子との組合せである場合、塩基化合物を用いることにより一般式(3)の化合物を製造することができる。
前記X1及びX2が脱離基とトリアルキルシリル基との組合せである場合、フッ化塩を用いることにより一般式(3)の化合物を製造することができる。
3.1.一般式(9)の化合物から一般式(4)の化合物の製造
前記一般式(4)で表わされる化合物は、例えば、下記反応式4のように、一般式(9)で表わされる化合物を芳香族化することにより製造することも可能である。
一般式(9)で表わされる化合物は、下記反応式5により、一般式(7)で表わされる化合物に一般式(8)で表わされる化合物を求核付加反応させることにより、製造することができる。
一般式(7)で表わされる化合物は、本発明における製造方法2によって一般式(4)で表わされる化合物を製造する際の中間体となる化合物であり、本発明者らが新たに見出したものである。
一般式(7)で表わされる化合物は、下記反応式6により、一般式(6)で表わされる化合物を芳香族化することで製造することができる。
一般式(6)で表わされる化合物は、下記反応式7により、一般式(1)及び(5)で表わされる化合物を[4+2]環付加反応させることにより、製造することができる。
日本電子株式会社製 核磁気共鳴装置 JNM ECX−500II。
日本分光株式会社製 紫外可視近赤外分光光度計 V−630。
日本電子株式会社製 飛行時間質量分析計 JMS−T100LP。
日本電子株式会社製 飛行時間質量分析計 JMS−S3000。
ジブロモナフタレン化合物 2aの製造
ジブロモナフタレン化合物 2aをNew Journal of Chemistry 2005、 29、972−976頁を参照し、下記方法により製造した。
1H−NMR (CDCl3):δ ppm
7.40−7.45 (m、6H)、7.65(dd、2H、J1=6.4Hz、J2=3.2Hz)、7.71(dd、4H、J1=7.3Hz、J2=3.4Hz)、8.44(dd、2H、J1=6.5Hz、J2=3.2Hz)。
13C−NMR (CDCl3):δ ppm
87.4、101.2、122.7、124.6、126.96、127.04、128.2、128.5、129.2、131.8、132.5。
テトラセン前駆体 3aの製造
Mp 228 ℃ (dec)。
1H−NMR (CDCl3):δ ppm
7.19-7.26 (m、10H)、7.28-7.34 (m、4H)、7.48-7.53 (m、8H)、7.60-7.64 (m、2H)、7.64-7.68 (m、2H)、8.43-8.47 (m、2H)。
13C−NMR (CDCl3):δ ppm
81.1、82.2、83.3、91.8、101.1、114.1、120.3、121.6、123.0、126.6、127.4、127.7、128.1、128.2、128.6、129.0、131.8、132.3、132.5、144.5、147.2。
IR (ATR) 3055、 2245、 1599、 1490、 1442、 1373、 1322、 1170、 1069、 1025、 967、 925、 898、 749 cm-1。
HRMS (DART) 645.2230 (645.2218 calcd for C50H29O [M+H]+)。
ルブレン誘導体 4aの製造
mp 150 ℃ (dec)。
1H−NMR (CDCl3):δ ppm
7.18−7.29(m、12H)、7.55(d、8H、J=8.1Hz)、7.65(dd、4H、J1=6.8Hz、J2=2.8Hz)、8.87(dd、4H、J1=6.9Hz、J2=2.9Hz)。
13C−NMR (CDCl3):δ ppm
89.5、108.4、118.9、123.9、127.6、128.1、128.3、129.9、131.5、134.1。
IR (ATR) 3033、2360、 2341、 1541、 1489、 1441、 1406、 1220、 1068、 1025、 914、 772 cm-1。
HRMS(DART)m/z 629.2248(629.2269 calcd for C50H29 [M+H]+)。
テトラセン前駆体 3aの製造
アルゴン雰囲気下、ジアルキニルイソベンゾフラン化合物 1a(127mg、0.399mmol)とジブロモナフタレン化合物 2a(233 mg、0.479 mmol)を脱水トルエン 8.0 mLに溶解し、−30 ℃でn−ブチルリチウム (1.60M ヘキサン溶液、 0.30 mL、 0.48 mmol)を加え、撹拌した。その後、3.5時間かけて室温まで昇温し、水を加えて反応を終了させた。得られた反応溶液を酢酸エチルにより抽出し、分液した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムを用いて乾燥した後、溶媒を減圧留去し、粗生成物を得た。得られた粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(関東化学株式会社製 シリカゲル 60N 粒子径63−210μm; n−ヘキサン:アセトン=95:5→80:20(容量比))により精製し、テトラセン前駆体 3a(236mg、92%)を得た。
ルブレン誘導体 4aの製造
アルゴン雰囲気下、実施例3で得られたテトラセン前駆体 3a(130mg、 0.399mmol)を脱水トルエン2mLに溶解し、−20℃で濃硫酸を少量加えた後、反応液を室温まで昇温して24間撹拌した。その後、反応溶液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、反応を終了させた。得られた反応溶液をジクロロメタンにより抽出し、分液した。得られた有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒を減圧留去し、粗生成物を得た。得られた粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(関東化学株式会社製 シリカゲル 60N 粒子径63−210μm; n−ヘキサン:アセトン=90:10(容量比))により精製し、ルブレン誘導体 4a(54.3mg、 43%)を得た。
テトラセン前駆体 3bの製造
1H−NMR (CDCl3):δ ppm
7.13−7.28 (m、 10H)、 7.31−7.45 (m、 8H)、 7.54−7.65 (m、 4H)、 8.30−8.41 (m、 2H)。
13C−NMR (CDCl3):δ ppm
81.9、 82.1、 84.1、 90.7、 99.9、 113.9、 120.3、 121.3、 126.5、 127.6、 127.9、 128.6、 132.1、 132.8、 133.6、 134.9、 135.5、 144.4、 146.8。
IR (neat) 3969、 2359、 2342、 1607、 1587、 1509、 1489、 1457、 1396、 1381、 1367、 1321、 1089、 1052、 1014、 966、 938、 894、 791、 706 cm-1。
HRMS (ESI+) m/z 803.0445(803.0473 calcd for C50H25Cl4O [M+H]+)。
ルブレン誘導体 4bの製造
1H−NMR (CDCl3):δ ppm
7.19-7.23 (m、8H)、7.43-7.47 (m、 8H)、7.65-7.68 (m、4H)、 8.78-8.81 (m、4H)。
IR (neat) 3070、2923、2176、1489、1396、1220、1092、1015、822、772cm-1。
HRMS (MALDI、 TCNQ matrix) m/z 760.0614(760.0627 calcd for C50H25Cl2 [M+H]+)。
テトラセン前駆体 3cの製造
1H−NMR (CDCl3):δ ppm
2.35 (s、 12H)、 7.01−7.05 (m、 8H)、 7.17−7.19 (m、 2H)、 7.38−7.42 (m、 8H)、 7.58−7.60 (m、 2H)、 7.63−7.65 (m、 2H)、 8.43−8.45 (m、 2H)。
13C−NMR (CDCl3):δ ppm
21.5、 80.5、 82.2、 82.8、 91.9、 101.3、 114.1、 119.0、 120.1、 120.2、 126.6、 127.2、 127.5、 128.8、 128.9、 131.7、 132.3、 132.4、 138.7、 139.1、 144.4、 147.3。
IR (ATR) 3062、 3031、 2915、 2857、 2237、 2218、 1605、 1507、 1457、 1406、 1369、 1320、 1167、 1106、 1038、 1019、 967、 923、 890、 859、 812、 761 cm-1。
HRMS (APCI) m/z 701.2832 (701.2844 calcd for C54H37O[M+H]+).
ルブレン誘導体 4cの製造
1H−NMR (CDCl3):δ ppm
2.35 (s、12H)、 7.03 (d、8H、J = 8.4 Hz
)、7.44 (d、8H、J = 8.4 Hz)、7.60-7.66 (m、4H)、8.83-8.88 (m、 4H)。
IR (neat、) 3024、2919、1508、1459、1406、1260、1178、1104、1018、812、756、701cm-1。
HRMS (MALDI、 TCNQ matrix) m/z 684.2804(684.2812 calcd for C54H36 [M]+)。
テトラセン前駆体 3dの製造
1H−NMR (CDCl3):δ ppm
2.40−2.45 (d、 24H)、 6.83−6.85 (d、 4H)、 6.88−6.89 (d、 4H)、 6.91 (dd、 4H、 J1 = 7.5 Hz、 J2 = 15.5 Hz)、 7.24−7.26 (m、 2H)、7.57−7.58 (m、 2H)、 7.66−7.67 (m、 2H)、 8.50−8.51 (m、 2H)。
13C−NMR (CDCl3):δ ppm
21.0、 21.2、 82.4、 89.1、 89.9、 91.0、 99.1、 114.5、 120.2、 121.5、 122.7、 126.4、 126.5、 126.7、 127.4、 127.5、 128.0、 128.4、 132.4、 140.2、 141.1、 144.3、 147.8。
IR (ATR) 3063、 3020、 2918、 2851、 2234、1604、 1576、 1511、 1466、 1374、 1309、 1251、 1164、 1126、 1032、 957、 888、 837、 803、 753 cm-1。
HRMS (APCI) m/z 757.3459 (757.3470 calcd for C58H45O[M+H]+).
ルブレン誘導体 4dの製造
1H−NMR (CDCl3):δ ppm
2.46(s、24H)、6.83-6.88 (m、8H)、6.92-6.98 (m、4H)、7.55-7.61 (m、4H)、8.84-8.92 (m、4H)。
IR (neat) 3061、2918、2185、1466、1374、1260、1163、1088、1032、802、756cm-1。
HRMS (MALDI、 TCNQ matrix) m/z 740.3430(740.3438 calcd for C58H44 [M]+)。
環付加体 6aの製造
mp 127 ℃ (dec)。
1H−NMR (CDCl3):δ ppm
4.11 (s、 2H)、 6.93-6.98 (m、 2H)、 7.13-7.27 (m、 4H)、 7.36-7.41 (m、 4H)、 7.46-7.50 (m、 2H)、 7.64-7.68 (m、 4H)、 7.70-7.73 (m、 2H)。
13C−NMR (CDCl3):δ ppm
56.3、 81.7、 83.1、 90.7、 120.8、 121.6、 126.4、 128.3、 129.2、 132.3、 134.0、 134.2、 141.4、 191.7。
IR (ATR) 3051、2239、 1676、 1585、 1490、 1443、 1362、 1319、 1275、 1147、 1120、 1063、 974、 913、 881、 804、 749 cm-1。
HRMS (DART) m/z 477.1507(477.1491 calcd for C34H21O3 [M+H]+)。
テトラセンキノン化合物 7aの製造
mp 205 ℃ (dec)。
1H−NMR (CDCl3):δ ppm
7.43-7.50 (m、 6H)、 7.78-7.84 (m、 4H)、 7.86-7.89 (m、 4H)、 8.36-8.40 (m、 2H)、 8.86-8.90 (m、 2H)。
13C−NMR (CDCl3):δ ppm
88.0、 103.9、 123.0、 123.3、 127.3、 128.57、 128.63、 129.3、 130.1、 131.5、 132.3、 133.8、 134.4、 135.1、 182.2。
IR (ATR)3054、2360、 2199、 1672、 1591、 1488、 1442、 1373、 1345、 1283、 1254、 1220、 1155、 1025、 981、 917、 771、 723 cm-1。
HRMS (MALDI、 TCNQ matrix) m/z 459.1398(459.1380 calcd for C34H19O2 [M+H]+)。
ジオール 9aの製造
Mp 198 ℃ (dec)。
1H−NMR (CDCl3):δ ppm
5.44 (s、 2H)、 7.10-7.23 (m、 6H)、 7.25-7.29 (m、 4H)、 7.40-7.45 (m、 6H)、 7.54-7.58 (m、 2H)、 7.69-7.73 (m、 2H)、 7.74-7.78 (m、 4H)、 8.18-8.23 (m、 2H)、 8.64-8.68 (m、 2H)。
13C−NMR (CDCl3):δ ppm
67.0、 86.3、 86.9、 93.7、 106.5、 120.3、 122.4、 122.7、 126.7、 128.0、 128.2、 128.7、 128.8、 129.1、 129.4、 131.7、 133.6、 135.0、 137.8。
IR (ATR) 3495、 3050、2360、 1490、 1442、 1348、 1220、 1011、 968、 913、 771 cm-1。
HRMS (ESI+) m/z 685.2150 (685.2138 calcd for C50H30O2Na [M+Na]+)。
ルブレン誘導体 4aの製造
環付加体 6bの製造
mp 160 ℃ (dec)。
1H−NMR (CDCl3):δ ppm
4.09 (s、 2H)、 6.96-6.98 (m、 2H)、 7.18-7.21 (m、 2H)、 7.36-7.38 (m、 4H)、 7.49-7.53 (m、 2H)、 7.58-7.60 (m、 4H)、 7.71-7.78 (m、 2H)。
13C−NMR (CDCl3):δ ppm
56.2、82.6、83.1、89.6、120.8、126.5、128.4、128.8、128.9、133.5、134.1、134.2、135.5、141.2、191.6。
IR (ATR)3079、3038、2246、1680、1588、1490、1362、1322、1281、1089、1061、1014、968、926、891、826、768cm-1。
HRMS (DART) m/z 545.0732(545.0711 calcd for C34H19Cl2O3 [M+H]+)。
テトラセンキノン化合物 7bの製造
mp 204 ℃ (dec)。
1H−NMR (CDCl3):δ ppm
7.45(d、 4H、 J = 8.0 Hz)、 7.79-7.84(m、 8H)、 8.36-8.38(m、 2H)、 8.82-8.84(m、 2H)。
13C−NMR (CDCl3):δ ppm
88.8、102.6、121.7、122.8、127.3、128.5、129.0、130.3、131.6、133.5、133.9、134.3、135.0、135.5、182.1。
IR (ATR)3066、2930、2204、1676、1646、1591、1488、 1375、1347、1295、1256、1094、1015、984、821、761cm-1。
HRMS (DART) m/z 527.0608(527.0606 calcd for C34H17Cl2O2 [M+H]+)。
ジオール 9bの製造
Mp 179 ℃ (dec)。
1H−NMR (CDCl3):δ ppm
5.22(s、 2H)、 7.14-7.19(m、 8H)、 7.40-7.42(m、 4H)、 7.57-7.59(m、 2H)、 7.65-7.67(m、 4H)、 7.72-7.74(m、 2H)、 8.16-8.18 (m、 2H)、 8.61-8.63(m、 2H)。
13C−NMR (CDCl3):δ ppm
66.9、85.2、87.7、94.4、105.5、120.2、120.7、121.0、126.6、128.5、128.7、129.2、129.3、132.7、132.8、133.5、134.5、134.7、135.8、137.6。
IR (ATR) 3518、3066、2924、2207、1537、1489、1397、1338、1282、1192、1092、1006、963、823、762、734 cm-1。
HRMS (ESI+) m/z 821.0612 (821.0585 calcd for C50H26Cl4NaO2 [M+Na]+)。
ルブレン誘導体 4bの製造
Claims (12)
- 下記一般式(4):
で表わされる化合物。 - 前記RA 1、RA 2、RA 3、RA 4、RB 1、RB 2、RB 3及びRB 4が、全て水素原子である、請求項1に記載の化合物。
- 前記Ar1、Ar2、Ar3及びAr4が、同一又は異なって、フェニル基、ナフチル基、アントリル基、2−チエニル基、2−フリル基又は2−ピリジル基である、請求項1又は2に記載の化合物。
- 下記一般式(7):
で表わされる化合物。 - 前記RA 1、RA 2、RA 3、RA 4、RB 1、RB 2、RB 3及びRB 4が、全て水素原子である、請求項8に記載の化合物。
- 前記Ar1及びAr2が、同一又は異なってフェニル基、ナフチル基、アントリル基、2−チエニル基、2−フリル基又は2−ピリジル基である、請求項8又は9に記載の化合物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015047616 | 2015-03-10 | ||
JP2015047616 | 2015-03-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016169213A true JP2016169213A (ja) | 2016-09-23 |
JP6708447B2 JP6708447B2 (ja) | 2020-06-10 |
Family
ID=56983233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016045378A Active JP6708447B2 (ja) | 2015-03-10 | 2016-03-09 | ルブレン誘導体及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6708447B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1187060A (ja) * | 1997-09-10 | 1999-03-30 | Asahi Glass Co Ltd | 新規有機エレクトロルミネッセンス素子 |
WO2007068618A1 (en) * | 2005-12-12 | 2007-06-21 | Ciba Holding Inc. | Organic semiconductors and their manufacture |
JP2007519227A (ja) * | 2003-11-28 | 2007-07-12 | メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフトング | 有機半導体層およびその改善 |
JP2008103464A (ja) * | 2006-10-18 | 2008-05-01 | Konica Minolta Holdings Inc | 有機半導体材料、有機半導体膜、有機半導体デバイス及び有機薄膜トランジスタ |
JP2010524865A (ja) * | 2007-04-19 | 2010-07-22 | メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 置換されたペンタセン類の調製方法 |
-
2016
- 2016-03-09 JP JP2016045378A patent/JP6708447B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1187060A (ja) * | 1997-09-10 | 1999-03-30 | Asahi Glass Co Ltd | 新規有機エレクトロルミネッセンス素子 |
JP2007519227A (ja) * | 2003-11-28 | 2007-07-12 | メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフトング | 有機半導体層およびその改善 |
WO2007068618A1 (en) * | 2005-12-12 | 2007-06-21 | Ciba Holding Inc. | Organic semiconductors and their manufacture |
JP2008103464A (ja) * | 2006-10-18 | 2008-05-01 | Konica Minolta Holdings Inc | 有機半導体材料、有機半導体膜、有機半導体デバイス及び有機薄膜トランジスタ |
JP2010524865A (ja) * | 2007-04-19 | 2010-07-22 | メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 置換されたペンタセン類の調製方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6708447B2 (ja) | 2020-06-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN110225917A (zh) | 新的化合物和使用其的有机发光器件 | |
TWI620745B (zh) | 芳香族化合物之製造方法 | |
CN107382926B (zh) | 化合物及其有机电子装置 | |
TW201714869A (zh) | 有機電激發光裝置及其材料 | |
WO2013152727A1 (en) | Platinum(ii) complexes for oled applications | |
WO2021135183A1 (zh) | 有机化合物、有机电致发光器件和电子装置 | |
CN113227082A (zh) | 新型化合物及利用其的有机发光器件 | |
CN109942637B (zh) | 金属配合物、有机电致发光器件 | |
CN115304566A (zh) | 一种发光辅助材料及其制备方法和应用 | |
CN101395160B (zh) | 稠环化合物的制备方法 | |
CN107312013B (zh) | 一种通式化合物及有机电致发光的应用 | |
CN114075231B (zh) | 一种有机化合物以及使用其的有机电致发光器件和电子装置 | |
CN113549059B (zh) | 有机化合物及包含其的电子器件和电子装置 | |
JP5481815B2 (ja) | ビフェニレン誘導体、その用途、及びその製造方法 | |
JP2024502895A (ja) | 新規な化合物およびこれを利用した有機発光素子 | |
JP5147103B2 (ja) | ベンゾメタロールの合成方法および新規ジイン化合物 | |
KR102422398B1 (ko) | 축합 다환 화합물 및 그 제조방법과 용도 | |
CN109053555B (zh) | 一种含氰基结构的化合物及其有机发光器件 | |
CN114933571B (zh) | 有机化合物、电子元件和电子装置 | |
JP6420889B2 (ja) | 化合物およびそれを用いた有機電子デバイス | |
CN116143637A (zh) | 有机化合物及包含其的有机电致发光器件和电子装置 | |
JP6708447B2 (ja) | ルブレン誘導体及びその製造方法 | |
EP3242868A1 (en) | Organic compounds and electronic device comprising organic layer comprising organic compounds | |
KR101424978B1 (ko) | 길만시약 화합물을 이용한 헤테로 융합고리 화합물의 신규한 제조방법 | |
JP2012236777A (ja) | インドロカルバゾール含有イミド化合物及び合成中間体、これらの製造方法、有機半導体組成物、ならびに有機太陽電池素子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160318 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190118 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191010 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191023 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20191219 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200210 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20200210 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200422 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200521 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6708447 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |