JP2016168559A - スケール抑制方法および装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1において、生産井1より得られた地熱熱水は、蒸発器と呼ばれる熱交換器2において低沸点媒体との熱交換が行われる。低沸点媒体に熱エネルギーを奪われた地熱熱水は、還元井3を通じて、地中深くに吐出される。
以上が、地熱発電における基本プロセスである。
第一に、熱水が生産井1の内部から地上へ湧き上がってくる段階である。ここでは、熱水の湧出に伴い、地熱熱水の温度・圧力が低下することがきっかけとなり、炭酸カルシウムを主成分とするスケールが発生しやすいとされている。
第二に、熱交換器2の内部である。ここでは、低沸点媒体との熱交換により急速に熱水の温度が降下し、アモルファスシリカやカルシウムを主成分とするスケールが発生することが知られている。
第三に、熱交換器2以降の還元配管である。ここでも継続的に熱水の温度は下がり続けるため、アモルファスシリカなどのスケールが発生する。
地熱熱水中には、シリカスケールの元になるケイ酸〔Si(OH)4〕が含まれている。ケイ酸は、温度やpH、共存する塩により飽和溶解度が変化する。公開されている地熱熱水の成分分析結果を参照すると、地熱熱水中にはSiO2換算として、少なくとも数100mg/L、多いところでは1000mg/Lを超えるシリカ成分が含まれる。
ケイ酸(Si(OH)4)の反応を模式的に式(1)に示した。この式(1)のように、ケイ酸のOH基部分が脱水縮合する。この反応を重ねることで、ケイ酸は分子量を増大させ、ポリケイ酸となる。
シリカスケールは上記のようにして発生するが、陽イオンの共存がシリカスケールの発生に影響を与えるとの研究がある。そこで、以下のように検討を行った。
同様の試験を鉄(III)イオンについても同様に行った。
したがって、本発明の実施形態によるスケール抑制方法は、
地熱熱水に薬剤を添加することでスケール生成を抑制する方法であって、
Caイオンと結合する薬剤1と、シリカコロイドの分散を促進する薬剤2と、シリカコロイドの生成を促進する薬剤3とのうち、少なくとも2種以上の薬剤を併用すること、を特徴とするものである。
本発明の実施形態によるスケール抑制方法は、
地熱熱水に薬剤を添加することでスケール生成を抑制する方法であって、
Caイオンと結合する薬剤1と、シリカコロイドの分散を促進する薬剤2と、シリカコロイドの生成を促進する薬剤3とのうち、少なくとも2種以上の薬剤を併用すること、を特徴とするものである。
図4において、生産井1より得られた地熱熱水は、熱交換器2において低沸点媒体との熱交換が行われる。低沸点媒体に熱エネルギーを奪われた地熱熱水は、還元井3を通じて、地中深くに吐出される。なお、熱交換器2と還元井3との途中には、必要に応じて、シリカ分離器7を設けることができる。上記の生産井1、熱交換器2、シリカ分離器7および還元井3は、地熱熱水が流通する配管8によって接続されている。
薬剤1は、Caイオンと結合する薬剤である。この薬剤1は、主にカルシウムや鉄などの多価陽イオンの効果を減殺する作用を有する。すなわち、イオン結合などでこれらの陽イオンと結合するものであって、例えばカルボキシル基やホスホン酸基、スルホン酸などを分子内に含む、有機高分子化合物を用いることができる。
薬剤3は、シリカコロイドの生成を促進する薬剤である。この薬剤3は、地熱熱水中のケイ酸の重合を促進する機能を有する。薬剤3には、例えば予め重合させたケイ酸、すなわちポリケイ酸を用いることで、地熱熱水中のケイ酸の重合を促進することができる。
薬剤2は、シリカコロイドの分散を促進する機能を有する。薬剤2によって、地熱熱水中の微小粒子を均一に分散される。この薬剤2は、前述の薬剤3などにより重合したポリケイ酸の配管への付着を防止する作用を有する。
次いで、この薬剤添加済の地熱熱水は、図4のように還元井3を通じて地中へ戻すことができる。
前記のCaイオンと結合する薬剤1と、前記のシリカコロイドの分散を促進する薬剤2と、前記のシリカコロイドの生成を促進する薬剤3とを併用するスケール抑制方法を挙げることができる。
本発明の実施形態によるスケールの抑制装置は、Caイオンと結合する薬剤1と、シリカコロイドの分散を促進する薬剤2と、シリカコロイドの生成を促進する薬剤3とのうち、少なくとも2種以上の薬剤を、地熱熱水に添加する装置を具備すること、を特徴とする。
90℃の模擬地熱水を循環させ、一部に試験体としてSUS316L製の管を接続し、スケール発生について観察した。循環期間は3週間であり、初期のケイ酸濃度は500mg−SiO2/L、カルシウム濃度は14mg/L、pHは8.5とした。
初期のケイ酸濃度500mg−SiO2/L、カルシウム濃度14mg/L、pHは8.5、90℃の模擬地熱水へ、薬剤1、薬剤2を2:1で添加・混合した。上記混合後、遠心分離可能な限外ろ過膜(分画分子量3000)により熱水の濾液を得た。ろ過前後のシリカ、カルシウム濃度を計測した。遊離カルシウムについてはフタレインを用いた比色法、溶解性シリカについてはモリブデン青による比色法、その他のカルシウムとシリカについては、ICP発光法によりCa、Si濃度を計測し必要に応じて換算した。
薬剤1の濃度が上昇するにつれて遊離カルシウム濃度が低下する。一方、分子量3000以上の画分が増えていることから、薬剤がカルシウムと結合したことにより、反応性を失ったことがわかる。薬剤1はろ過により分離され、濾液には含まれない。
薬剤2の濃度が上昇すると、溶解性シリカ(ケイ酸モノマー、ダイマーが検出される)濃度が一旦上昇し、下降する。その動きと対照的に連動して、分子量3000以下の小さなシリカコロイドが減少し、増加する。薬剤2は分散剤であり、シリカと強固な結合は作らないことから、薬剤2の添加により、シリカの重合速度を遅くする効果を得られていることがわかる。薬剤2はろ過により分離され、濾液には含まれない。分子量3000以上の画分が増加して減少しているのは、薬剤に巻き込まれてろ過により分離されるシリカ量の増加と、重合が遅くなることによる全体的な分子量の低下による減少と考えられる。すなわち、実施例1に示したスケール抑制効果を重合速度の低下という観点から裏付けている。
2 熱交換器
3 還元井
4 タービン
5 発電機
6 凝縮器
7 シリカ分離器
8 配管
A 薬剤1の添加位置
B 薬剤3の添加位置
C 薬剤2の添加位置
Claims (12)
- 地熱熱水に薬剤を添加することでスケール生成を抑制する方法であって、
Caイオンと結合する薬剤1と、シリカコロイドの分散を促進する薬剤2と、シリカコロイドの生成を促進する薬剤3とのうち、少なくとも2種以上の薬剤を併用することを特徴とする、スケール抑制方法。 - 前記のシリカコロイドの分散を促進する薬剤2と、前記のシリカコロイドの生成を促進する薬剤3とを併用する、請求項1に記載のスケール抑制方法。
- 前記のCaイオンと結合する薬剤1と、前記のシリカコロイドの分散を促進する薬剤2と、前記のシリカコロイドの生成を促進する薬剤3とを併用する、請求項1に記載のスケール抑制方法。
- 前記の薬剤1が、前記の地熱熱水に含まれるCaイオンと当量以上の陰イオンを含むものである、請求項1〜3のいずれか1項に記載のスケール抑制方法。
- 前記の薬剤3が、ポリケイ酸である、請求項1〜4のいずれか1項に記載のスケール抑制方法。
- 地中から生産井を通して採取された地熱熱水から熱エネルギーを取り出した後、その地熱熱水を還元井を通じて地中へ戻す地熱発電システムにおける前記地熱熱水の流路に発生するスケールの抑制方法である、請求項1〜5のいずれか1項に記載のスケールの抑制方法。
- 前記の薬剤1、薬剤2および薬剤3の添加順序が、薬剤1、薬剤3、薬剤2の順番である、請求項1〜6のいずれか1項に記載のスケール抑制方法。
- 前記の薬剤1の添加を、前記の生産井の坑内で行う、請求項6または7に記載のスケール抑制方法。
- 前記の薬剤1、薬剤2および薬剤3の添加を、前記の地熱熱水が熱交換器に流入する前に行う、請求項6〜8のいずれか1項に記載のスケール抑制方法。
- 前記の地熱熱水から熱エネルギーを取り出した後、その地熱熱水を還元井から地中へ戻すまでに、前記の地熱熱水からシリカを除去する、請求項6〜9のいずれか1項に記載のスケール抑制方法。
- Caイオンと結合する薬剤1と、シリカコロイドの分散を促進する薬剤2と、シリカコロイドの生成を促進する薬剤3とのうち、少なくとも2種以上の薬剤を、地熱熱水に添加する装置を具備することを特徴とする、スケール抑制装置。
- (イ)地中から地熱熱水を採取する装置、(ロ)地熱熱水から熱エネルギーを取り出す装置、(ハ)地熱熱水を地中へ戻す装置、(ニ)Caイオンと結合する薬剤1、シリカコロイドの分散を促進する薬剤2、シリカコロイドの生成を促進する薬剤3とのうち、少なくとも2種以上の薬剤を、地熱熱水に添加する装置、および(ホ)前記の(イ)〜(ニ)に地熱熱水を流通させる装置を具備することを特徴とする、請求項11に記載のスケール抑制装置。
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