JP2016167681A - 画像生成装置および画像生成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】高精度な顔検出処理を実現可能にする画像を生成することができる技術を提供する。
【解決手段】画像形成装置100は、画像から顔を検出する顔検出処理に用いる顔検出用画像を生成する画像生成装置であって、撮影によって得られた撮影画像の各画素の輝度値を代表する代表輝度値を算出する代表輝度算出手段101と、所定のガンマ値を用いて画像の各画素の輝度値を変換するガンマ変換処理を、撮影画像に施すことにより、顔検出用画像を生成するガンマ変換手段103と、を有する。ガンマ変換手段は、代表輝度値が所定の閾値以上である場合に、第1のガンマ値を用いたガンマ変換処理を行い、代表輝度値が所定の閾値未満である場合に、第1のガンマ値を用いて得られる顔検出用画像よりも明るい顔検出用画像を得ることができる第2のガンマ値を用いたガンマ変換処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像から顔を検出する顔検出処理に用いる画像を生成する画像生成装置および画像生成方法に関する。
近年、撮影によって得られた撮影画像から顔を検出する顔検出処理が実用化され、デジタルカメラ、スマートフォン等の機器に普及している。今後は、顔検出処理を行う装置のバリエーションが増加すると考えられる。例えば、顔検出処理が、テレビジョン装置(以後、「テレビ」と記載する)や監視システム等で行われることが考えられる。テレビのアプリケーションが顔検出処理を含む顔認証処理や顔属性推定処理を実行すれば、例えば、視聴者を特定したり、視聴者の性別や年齢を推定したりすることができる。その結果、視聴者にとって有意義な情報(おすすめ番組の情報など)を視聴者に提供することができる。監視システムのアプリケーションが顔検出処理を含む顔認証処理や顔属性推定処理を実行すれば、例えば、顔を検出後、その顔を防犯対策のために登録したり、登録者の認証や性別や年齢を推定したりすることができる。その結果、高速にビデオ分析を行うことができる。
一般的に、撮影画像の領域のうち顔の領域には、顔特有の明暗パターン(顔特有の位置関係を有する明部と暗部)が存在する。例えば、目、鼻、口などの顔器官付近の領域は暗い画素を多く含み、それ以外の肌の領域は明るい画素を多く含む。そのため、顔検出処理では、顔特有の明暗パターンを考慮して画像から特徴量が取得され、取得された特徴量に基づいて顔が検出されるのが一般的である。特徴量としては、例えば、顔特有の明暗パターンと同等の位置関係を有する2つの領域間の輝度値の差を特徴量とするHaar−like特徴量が使用される。
画像の明暗差(画像の明部と暗部の輝度値の差;コントラスト)がある程度残った画像では、顔特有の明暗パターンに関する情報量が多い。そのため、画像の明暗差が残った画像からは高精度に顔を検出することができる。一方、画像の明暗差が小さい画像では、顔特有の明暗パターンに関する情報量が希薄である。そのため、画像の明暗差が小さい画像からは顔を検出することは困難である。したがって、顔検出処理には明暗差が残った画像が適している。
しかしながら、顔検出処理を行う装置のバリエーションが増加すると、撮影画像の撮影環境(例えば、被写体の周囲の明るさ)のバリエーションも増加する。そのため、明るい撮影画像から暗い撮影画像まで様々な明るさの撮影画像を用いた顔検出処理が行われるようになり、従来の顔検出処理で想定されていなかった明るさ撮影画像を用いた顔検出処理が行われるようになる。例えば、テレビや監視システムは薄暗い環境で使用されることがある。そのため、テレビで行われる顔検出処理では、薄暗い撮影環境で得られた撮影画像が使用される可能性がある。
そして、撮影環境が変化すると、撮影画像の輝度分布が変化し、明暗差が変化する。その結果、顔検出処理の精度が低下することがある。例えば、薄暗い撮影環境で得られた撮影画像では、顔器官付近の領域以外の肌の領域も暗くなり、画像の明暗差が小さくなる。そのため、顔特有の明暗パターンに関する情報量が希薄となり、顔の検出が困難となる。同様に、照明や外乱光によって顔が明るくなりすぎる場合にも、撮影画像の明暗差が小さくなるため、顔特有の明暗パターンに関する情報量が希薄となり、顔の検出が困難となる。
従来、所望の画像を得るための様々な画像処理が提案されている。画像処理に関する技術は、例えば、特許文献1,2に開示されている。しかしながら、従来技術(特許文献1,2に開示の技術等)を用いたとしても、顔検出処理に適した画像(明暗差が残った画像)を確実に得ることはできない。
例えば、特許文献1に開示の技術では、画像全体が暗い場合には画像処理は行われない。そのため、特許文献1に開示の技術を用いたとしても、暗い撮影画像(暗い撮影環境で得られた撮影画像)から顔検出処理に適した画像を得ることはできない。
特許文献2に開示の技術では、画像に含まれている色の数が閾値以上であるか否かに応じてガンマ特性(ガンマカーブ)が切り替えられるに過ぎず、画像の明るさは考慮されない。そのため、特許文献2に開示の技術を用いたとしても、顔検出処理に適した画像を得ることはできない。
国際公開第2009/063553号 特開2009−025701号公報
本発明は、高精度な顔検出処理を実現可能にする画像を生成することができる技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は以下の構成を採用する。
本発明の画像生成装置は、画像から顔を検出する顔検出処理に用いる画像である顔検出用画像を生成する画像生成装置であって、撮影によって得られた撮影画像の各画素の輝度値を代表する代表輝度値を算出する代表輝度算出手段と、所定のガンマ値を用いて画像の各画素の輝度値を変換するガンマ変換処理を、撮影画像に施すことにより、顔検出用画像を生成するガンマ変換手段と、を有し、ガンマ変換手段は、代表輝度算出手段で算出された代表輝度値が所定の閾値以上である場合に、第1のガンマ値を用いたガンマ変換処理を行い、代表輝度値が所定の閾値未満である場合に、第1のガンマ値を用いて得られる顔検出用画像よりも明るい顔検出用画像を得ることができる第2のガンマ値を用いたガンマ変換処理を行う、ことを特徴とする。
ここで、算出された代表輝度値が所定の閾値以上である場合には、撮影画像が明るい撮影環境で得られた可能性が高い。そして、算出された代表輝度値が所定の閾値未満である場合には、撮影画像が暗い撮影環境で得られた可能性が高い。そのため、1つのガンマ値(第1のガンマ値)を常に用いると、算出された代表輝度値が所定の閾値未満である場合に、明暗差が小さい顔検出用画像が生成される虞がある。
そこで、本発明の画像生成装置では、算出された代表輝度値が所定の閾値未満である場合に、第2のガンマ値を用いる。それにより、第1のガンマ値を用いた場合に比べて、画像全体の明るさが高く、且つ、明暗差が大きい、顔検出用画像を生成することができる。その結果、本発明の画像生成装置では、撮影画像の明るさに依らず高精度な顔検出処理を実現可能にする顔検出用画像を生成することができる。
また、代表輝度値の取り得る値の範囲が0以上1以下の範囲である場合に、所定の閾値は、0.25よりも大きく0.41よりも小さい値であることが好ましい。この値を用いることにより、より高精度な顔検出処理を実現可能にする顔検出用画像を生成することができる。
ガンマ変換処理は、例えば、以下の式1を用いて、所定のガンマ値G、撮影画像の輝度値Ya、および、輝度値の取り得る値の最大値Ymaxから、顔検出用画像の輝度値Ybを算出する処理である。
Yb=Ymax×(Ya/Ymax) ・・・(式1)
この場合、第1のガンマ値は、0.55よりも大きく1よりも小さい値であることが好ましく、第2のガンマ値は、0.15よりも大きく1よりも小さい値であることが好ましい。これらの値を用いることにより、より高精度な顔検出処理を実現可能にする顔検出用画像を生成することができる。
また、代表輝度値は、複数の画素の輝度値の平均値(平均輝度値)または中央値(中央輝度値)であることが好ましい。平均輝度値や中央輝度値は、他の代表輝度値に比べ、撮影環境の明るさをよく表す傾向がある。そのため、平均輝度値または中央輝度値を用いることにより、ガンマ値の切り替えをより高精度に行うことができ、より高精度な顔検出処理を実現可能にする顔検出用画像を生成することができる。
また、代表輝度算出手段は、第1閾値以上の輝度値を有する画素(高輝度画素)と、第1閾値よりも小さい第2閾値以下の輝度値を有する画素(低輝度画素)と、の少なくとも一方を用いずに、代表輝度値を算出することが好ましい。撮影画像では、被写体の画像(被写体画像)に付加画像が付加されていることがある。付加画像は、例えば、被写体画像を囲む枠画像、画像に重畳された文字、画像に重畳されたグラフィック、等である。そして、付加画像の輝度値は、輝度値の取り得る値の最大値(最大輝度値)、輝度値の取り得る値の最小値(最小輝度値)、または、それらの周辺の輝度値であることが多い。そのため、代表輝度値の算出に用いる画素から、高輝度画素や低輝度画素を除外することにより、付加画像の輝度値が代表輝度算出手段の算出値に与える影響を低減することができ、被写体画像の代表輝度値により近い算出値を得ることができる。その結果、ガンマ値の切り替えをより高精度に行うことができ、より高精度な顔検出処理を実現可能にする顔検出用画像を生成することができる。
また、付加画像の輝度値は最大輝度値や最小輝度値である可能性が特に高いため、第1閾値が最大輝度値であり、第2閾値が最小輝度値であることが好ましい。それにより、代表輝度値の算出に用いる画素から、被写体画像の画素が除外されることを抑制することができ、被写体画像の代表輝度値により近い算出値を得ることができる。その結果、ガンマ値の切り替えをより高精度に行うことができ、より高精度な顔検出処理を実現可能にする顔検出用画像を生成することができる。
また、代表輝度算出手段は、画素数が最も多い輝度値を有する画素(最頻画素)を用いずに、代表輝度値を算出することが好ましい。最頻画素は、付加画像の画素である可能性が高い。そのため、代表輝度値の算出に用いる画素から、最頻画素を除外することにより、付加画像の輝度値が代表輝度算出手段の算出値に与える影響を低減することができ、被写体画像の代表輝度値により近い算出値を得ることができる。その結果、ガンマ値の切り替えをより高精度に行うことができ、より高精度な顔検出処理を実現可能にする顔検出用画像を生成することができる。また、付加画像の画素が高輝度画素や低輝度画素でない場合にも、これらの効果を得ることができる。
また、代表輝度算出手段は、画像の縁部分の画素を用いずに、代表輝度値を算出するこ
とが好ましい。縁部分の画素は、上述した枠画像の画素である可能性が高い。そのため、代表輝度値の算出に用いる画素から、縁部分の画素を除外することにより、枠画像の輝度値が代表輝度算出手段の算出値に与える影響を低減することができ、被写体画像の代表輝度値により近い算出値を得ることができる。その結果、ガンマ値の切り替えをより高精度に行うことができ、より高精度な顔検出処理を実現可能にする顔検出用画像を生成することができる。また、枠画像の画素が高輝度画素、低輝度画素、および、最頻画素でない場合にも、これらの効果を得ることができる。
また、画像生成装置は、画像を縮小する縮小処理を撮影画像に施すことにより、撮影画像よりも少ない画素からなる縮小画像を生成する縮小手段をさらに有し、代表輝度算出手段は、縮小画像の代表輝度値を算出する、ことが好ましい。このような構成によれば、代表輝度値の算出に用いる画素の数を低減することができ、代表輝度値の算出に要する処理負荷を低減することができる。
また、代表輝度算出手段は、水平方向および垂直方向にn画素(nは1以上の整数)おきに存在する画素を用い、それ以外の画素を用いずに、代表輝度値を算出することが好ましい。このような構成によれば、代表輝度値の算出に用いる画素の数を低減することができ、代表輝度値の算出に要する処理負荷を低減することができる。
なお、本発明は、上記構成ないし機能の少なくとも一部を有する画像生成装置として捉えることができる。また、本発明は、上記処理の少なくとも一部を含む画像生成方法、または、斯かる方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、または、そのようなプログラムを非一時的に記録したコンピュータ読取可能な記録媒体として捉えることもできる。上記構成および処理の各々は技術的な矛盾が生じない限り互いに組み合わせて本発明を構成することができる。
本発明によれば、高精度な顔検出処理を実現可能にする画像を生成することができる。
図1は、実施例1に係る画像生成装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図2は、実施例1に係るガンマカーブの一例を示す図である。 図3は、実施例1に係る画像生成装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図4は、実施例1に係るガンマ値と顔の検出率との対応関係の一例を示す図ある。 図5は、実施例1に係る所定の閾値と顔の検出率との対応関係の一例を示す図である。 図6は、実施例2,3に係る撮影画像の一例を示す図である。 図7は、実施例4に係る画像生成装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図8は、実施例4に係る撮影画像と縮小画像の一例を示す図である。 図9は、実施例5に係る撮影画像の一例を示す図である。
<実施例1>
以下、本発明の実施例1に係る画像生成装置および画像生成方法について、図面を参照しながら説明する。本実施例に係る画像生成装置は、画像から顔を検出する顔検出処理に用いる画像である顔検出用画像を生成する。
(画像生成装置の構成)
本実施例に係る画像生成装置の機能構成について、図1を用いて説明する。図1は、本実施例に係る画像生成装置100の機能構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、画像生成装置100は、代表輝度算出部101、代表輝度判定部102、および、ガンマ変換部103を有する。
なお、撮影装置200と顔検出装置300の少なくともいずれかは、画像生成装置100の一部としてとらえることもできる。
代表輝度算出部101は、撮影装置200から出力された撮影画像を取得し、取得した撮影画像の各画素の輝度値を代表する代表輝度値を算出する。代表輝度値としては、複数の画素の輝度値の平均値(平均輝度値)、中央値(中央輝度値)、最頻値、最小値、最大値、等を使用することができる。本実施例では、代表輝度値として、撮影画像の全画素の輝度値の平均値である平均輝度値Yavが算出される。撮影画像は、撮影によって得られた画像である。画像データに基づく画像を表示する画像表示装置(テレビジョン装置など)のユーザの顔を検出する顔検出処理を行う場合には、撮影装置200によって、画像表示装置のユーザが撮影される。代表輝度算出部101は、算出した平均輝度値Yavを、代表輝度判定部102に出力する。
本実施例では、代表輝度値は、撮影環境の明るさを判断するために使用される。そして、平均輝度値や中央輝度値は、他の代表輝度値に比べ、撮影環境の明るさをよく表す。そのため、平均輝度値または中央輝度値を用いることにより、撮影環境の明るさをより高精度に判断することができる。このような理由から、代表輝度値として、平均輝度値または中央輝度値を使用することが好ましい。
なお、本実施例では、撮影画像の全画素を用いて代表輝度値を算出するものとしたが、これに限らない。撮影環境の明るさを判断することができれば、代表輝度値の算出方法は特に限定されない。例えば、撮影画像の所定領域(一部の領域)内に存在する複数の画素のみを用いて、代表輝度値が算出されてもよい。
代表輝度判定部102は、代表輝度算出部101から出力された平均輝度値Yavが所定の閾値Yth以上であるか否かが判定される。そして、代表輝度判定部102は、平均輝度値Yavが閾値Yth以上であるか否かを示す判定値Fを、ガンマ変換部103に出力する。平均輝度値Yavが閾値Yth以上である場合には、判定値F=0が出力され、平均輝度値Yavが閾値Yth未満である場合には、判定値F=1が出力される。
ガンマ変換部103は、撮影装置200から出力された撮影画像と、代表輝度判定部102から出力された判定値Fと、を取得する。そして、ガンマ変換部103は、所定のガンマ値を用いて画像の各画素の輝度値を変換するガンマ変換処理を、取得した撮影画像に施すことにより、顔検出用画像を生成する。ガンマ変換部103は、生成した顔検出用画像を、顔検出装置300に出力する。
本実施例では、ガンマ変換処理により、撮影画像の全画素の輝度値が変換される。また、本実施例では、以下の式2を用いて、所定のガンマ値G、撮影画像の輝度値Ya、および、輝度値の取り得る値の最大値Ymaxから、顔検出用画像の輝度値Ybを算出する処理が、ガンマ変換処理として行われる。

Yb=Ymax×(Ya/Ymax) ・・・(式2)
なお、ガンマ変換処理の演算式は上述した式2に限らない。ガンマ値に応じた変換特性で輝度値が変換されれば、どのような演算式が使用されてもよい。
なお、本実施例では、撮影画像の全画素の輝度値を変換するものとしたが、これに限らない。例えば、撮影画像の所定領域(一部の領域)内に存在する複数の画素のみの輝度値が変換されてもよい。
一般的に、撮影画像の領域のうち顔の領域には、顔特有の明暗パターン(顔特有の位置関係を有する明部と暗部)が存在する。例えば、目、鼻、口などの顔器官付近の領域は暗い画素を多く含み、それ以外の肌の領域は明るい画素を多く含む。そのため、顔検出処理では、一般的に、顔特有の明暗パターンを考慮して画像から特徴量が取得され、取得された特徴量に基づいて顔が検出される。特徴量としては、例えば、顔特有の明暗パターンと同等の位置関係を有する2つの領域間の輝度値の差が使用される。具体的には、特徴量として、顔器官の配置と明暗に対応するHaar−like特徴量が使用される。そして、顔検出処理では、明暗差(画像の明部と暗部の輝度値の差;コントラスト)がある程度残った画像から高精度に顔を検出することができる。
そこで、本実施例では、ガンマ変換部103は、判定値F=0の場合に、1よりも小さいガンマ値G1(第1のガンマ値)を用いたガンマ変換処理を行う。それにより、撮影画像に比べて、画像全体の明るさが高く、且つ、明暗差が大きい、顔検出用画像を生成することができる。即ち、高精度な顔検出処理を実現可能にする画像を生成することができる。
ここで、平均輝度値Yavが閾値Yth以上である場合には、撮影画像が明るい撮影環境で得られた可能性が高い。そして、平均輝度値Yavが閾値Yth未満である場合には、撮影画像が暗い撮影環境で得られた可能性が高い。そのため、1つのガンマ値G1を常に用いると、平均輝度値Yavが閾値Yth未満である場合に、明暗差が小さい顔検出用画像が生成される虞がある。
そこで、本実施例では、ガンマ変換部103は、判定値F=1の場合に、ガンマ値G1よりも小さいガンマ値G2(第2のガンマ値)を用いたガンマ変換処理を行う。それにより、ガンマ値G1を用いた場合に比べて、画像全体の明るさが高く、且つ、明暗差が大きい、顔検出用画像を生成することができる。その結果、撮影画像の明るさに依らず高精度な顔検出処理を実現可能にする顔検出用画像を生成することができる。
図2は、ガンマ変換処理前の輝度値Yaとガンマ変換処理後の輝度値Ybとの対応関係(ガンマカーブ)の一例を示す図である。図2の横軸は、ガンマ変換処理前の輝度値Yaを示し、図2の縦軸は、ガンマ変換処理後の輝度値Ybを示す。図2は、輝度値の取り得る値の範囲が0以上1以下の範囲である場合の例を示す。図2において、破線21は、ガンマ値G=1の場合のガンマカーブを示し、一点鎖線22は、ガンマ値G=G1の場合のガンマカーブを示し、実線23は、ガンマ値G=G2の場合のガンマカーブを示す。
図2から、ガンマ値G=1を用いた場合には、輝度値Ybとして輝度値Yaと同じ値が得られ、顔検出用画像として撮影画像と同じ画像が得られることがわかる。ガンマ値G=G1を用いた場合には、輝度値Ybとして輝度値Yaよりも大きい値が得られ、顔検出用画像として撮影画像よりも明るい画像が得られることがわかる。ガンマ値G=G2を用いた場合には、ガンマ値G=G1を用いて得られる輝度値Ybよりも大きい輝度値Ybが得られ、ガンマ値G=G1を用いて得られる顔検出用画像よりも明るい顔検出用画像が得られることがわかる。
なお、輝度値の取り得る値の範囲は特に限定されない。例えば、輝度値の取り得る値の範囲は、0以上255以下の範囲、0以上1023以下の範囲、0以上4095以下の範囲、等であってもよい。
なお、ガンマ値G1とガンマ値G2の具体的な値、および、ガンマ値G1とガンマ値G2の大小関係は特に限定されない。例えば、撮影環境が非常に明るい場合には、輝度値を低減するガンマ値を使用した方が好ましい。そのため、ガンマ値G1として1よりも大きい値が使用されてもよい。また、ガンマ値G2は、ガンマ値G1を用いて得られる顔検出用画像よりも明るい顔検出用画像を得ることができる値であればよい。換言すれば、ガンマ値G1は、ガンマ値G2を用いて得られる顔検出用画像よりも暗い顔検出用画像を得ることができる値であればよい。ガンマ値G1とガンマ値G2の具体的な値、および、ガンマ値G1とガンマ値G2の大小関係がガンマ変換処理の演算式に依存することは言うまでもない。
顔検出装置300は、ガンマ変換部103で生成された顔検出用画像から顔を検出する(顔検出処理)。本実施例では、顔検出装置300は、顔特有の明暗パターンを考慮して顔検出用画像から特徴量を取得し、取得された特徴量に基づいて顔を検出する。例えば、顔検出装置300は、顔器官の配置と明暗に対応するHaar−like特徴量を使って、顔検出用画像から顔らしい領域を探索する。
(画像生成装置の動作)
画像生成装置100の動作について、図3を用いて説明する。図3は、画像生成装置100の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、代表輝度算出部101が、撮影画像の平均輝度値Yavを算出する(S101)。
次に、代表輝度判定部102が、S101で算出された平均輝度値Yavが閾値Yth以上であるか否かを判定する(S102)。平均輝度値Yavが閾値Yth以上である場合には(S102:YES)、S103に処理が進められ、平均輝度値Yavが閾値Yth未満である場合には(S102:NO)、S104に処理が進められる。
S103では、ガンマ変換部103が、ガンマ値G1を用いたガンマ変換処理(第1のガンマ変換処理)を撮影画像に施すことにより、顔検出用画像を生成する。
S104では、ガンマ変換部103が、ガンマ値G2を用いたガンマ変換処理(第2のガンマ変換処理)を撮影画像に施すことにより、顔検出用画像を生成する。
(まとめ)
以上述べたように、本実施例によれば、代表輝度値が所定の閾値以上である場合に、ガンマ値G1を用いたガンマ変換処理を撮影画像に施すことによって、顔検出用画像が生成される。そして、代表輝度値が所定の閾値未満である場合に、ガンマ値G1を用いて得られる顔検出用画像よりも明るい顔検出用画像を得ることができるガンマ値G2を用いたガンマ変換処理を撮影画像に施すことによって、顔検出用画像が生成される。それにより、撮影画像の明るさに依らず高精度な顔検出処理を実現可能にする顔検出用画像を生成することができる。
(ガンマ値G1,G2)
なお、上述したように、ガンマ値G1,G2は、どのような値であってもよい。但し、
上述した式2を用いたガンマ変換処理が行われる場合には、ガンマ値G1は、0.55よりも大きく1よりも小さい値であることが好ましく、0.7であることが特に好ましい。そして、ガンマ値G2は、0.15よりも大きく1よりも小さい値であることが好ましく、0.25であることが特に好ましい。ガンマ値G1,G2としてこれらの値を用いることにより、より高精度な顔検出処理を実現可能にする顔検出用画像を生成することができる。
本発明者は、顔を撮影して得られた多数の撮影画像を用いた第1の実験を行った。第1の実験において、輝度値の取り得る値の範囲は0以上1以下の範囲である。第1の実験では、多数の撮影画像(元画像)のそれぞれについて、輝度値を調整する輝度調整処理を施すことにより、多数の第1調整画像、多数の第2調整画像、多数の第3調整画像、多数の第4調整画像、および、多数の第5調整画像を生成した。第1調整画像は平均輝度値Yavが0.39の画像であり、第2調整画像は平均輝度値Yavが0.19の画像であり、第3調整画像は平均輝度値Yavが0.15の画像であり、第4調整画像は平均輝度値Yavが0.11の画像であり、第5調整画像は平均輝度値Yavが0.07の画像である。そして、各調整画像(第1〜第5調整画像)について、ガンマ値を1から10まで変えながら、調整画像から顔検出用画像を生成するガンマ変換処理と、顔検出処理と、を行った。ガンマ値が1である場合には、顔検出用画像として調整画像と同じ画像が得られる。そのため、ガンマ値が1である場合は、ガンマ変換処理を行わない場合に相当する。言うまでもなく、第1の実験では、平均輝度値Yavに応じてガンマ値を切り替えることはしていない。
第1の実験により、図4に示す実験結果が得られた。図4は、ガンマ値Gと顔の検出率との対応関係の一例を示す図ある。図4において、横軸はガンマ値Gを示し、縦軸は顔の検出率を示す。検出率は、画像の総数に対する、顔の検出に成功した画像の数の割合である。そのため、検出率が高いことは、顔検出処理の精度が高いことを意味し、検出率が低いことは、顔検出処理の精度が低いことを意味する。
ここでは、平均輝度値Yav=0.39の調整画像(第1調整画像)が「明るい撮影画像」であるとし、平均輝度値Yav=0.19、0.15、0.11、および、0.07の撮影画像(第2〜第5調整画像)が「暗い撮影画像」であるとする。図4から、明るい撮影画像では、ガンマ値G=0.7で検出率が最大となることがわかる。そのため、0.7をガンマ値G1として用いれば、明るい撮影画像から、他のガンマ値を用いる全ての場合よりも高精度な顔検出処理を実現可能な顔検出用画像を生成することができる。また、明るい撮影画像では、ガンマ値Gが0.55<G<1の範囲で、ガンマ値G=1のときよりも高い検出値が得られている。そのため、0.55よりも大きく1よりも小さい値をガンマ値G1として用いれば、明るい撮影画像から、ガンマ変換処理を行わない場合よりも高い精度の顔検出処理を実現可能な顔検出用画像を生成することができる。
また、暗い撮影画像では、ガンマ値G=0.25で検出率が最大となる。そのため、0.25をガンマ値G2として用いれば、暗い撮影画像から、他のガンマ値を用いる全ての場合よりも高精度な顔検出処理を実現可能な顔検出用画像を生成することができる。また、暗い撮影画像では、ガンマ値Gが0.15<G<1の範囲で、ガンマ値G=1のときよりも高い検出値が得られている。そのため、0.15よりも大きく1よりも小さい値をガンマ値G2として用いれば、暗い撮影画像から、ガンマ変換処理を行わない場合よりも高い精度の顔検出処理を実現可能な顔検出用画像を生成することができる。
(閾値Yth)
なお、閾値Ythは、どのような値であってもよい。但し、平均輝度値Yavの取り得る値の範囲が0以上1以下の範囲である場合に、閾値Ythは、0.25よりも大きく0
.41よりも小さい値であることが好ましく、0.33であることが特に好ましい。
本発明者は、顔を撮影して得られた多数の撮影画像を用いた第2の実験を行った。第2の実験において、平均輝度値Yavの取り得る値の範囲は0以上1以下の範囲である。第2の実験では、各元画像(第1の実験で用いた多数の元画像のそれぞれ)について、閾値Ythを0から1まで変えながら、元画像から顔検出用画像を生成するガンマ変換処理と、顔検出処理と、を行った。第2の実験では、平均輝度値Yavが閾値Yth以上である場合にガンマ値0.7を用い、平均輝度値Yavが閾値Yth未満である場合にガンマ値0.25を用いた。また、第2の実験では、調整画像を生成することはしていない。
第2の実験により、図5に示す実験結果が得られた。図5は、閾値Ythと顔の検出率との対応関係の一例を示す図ある。図5において、横軸は閾値Ythを示し、縦軸は顔の検出率を示す。図5の一点鎖線51は、目標の検出率を示す。目標の検出率の値は特に限定されるものではない。目標の検出率は、例えば、閾値Yth=0の検出率を基準に決定される。顔検出処理の精度の目標値が高いほど高い検出率を、目標の検出率として使用すればよい。
図5から、閾値Yth=0.33で検出率が最大となることがわかる。そのため、0.33を閾値Ythとして用いれば、他の値を閾値Ythとして用いる全ての場合よりも高精度な顔検出処理を実現可能な顔検出用画像を生成することができる。また、閾値Ythが0.25<Yth<0.41の範囲で、目標の検出率よりも高い検出値が得られている。そのため、0.25よりも大きく0.41よりも小さい値を閾値Ythとして用いれば、目標の精度よりも高い精度の顔検出処理を実現可能な顔検出用画像を生成することができる。
<実施例2>
以下、本発明の実施例2に係る画像生成装置および画像生成方法について、図面を参照しながら説明する。本実施例では、代表輝度値の算出方法が実施例1と異なる。なお、以下では、実施例1と同様の構成や処理についての説明は省略する。
図6に、本実施例に係る撮影画像の一例を示す。撮影画像では、被写体の画像(被写体画像)に付加画像が付加されていることがある。例えば、図6に示すように、被写体画像61を囲む枠画像62が付加されていることがある。また、文字、グラフィック、等の付加画像が画像に重畳されていることもある。
より高精度な顔検出処理を実現可能にする顔検出用画像を生成するためには、算出された代表輝度値が所定の閾値以上であるか否かは、撮影画像が明るい撮影環境で得られたか否か、撮影画像が暗い撮影環境で得られたか否か、等を意味することが好ましい。そして、算出された代表輝度値が被写体画像61の代表輝度値であれば、「算出された代表輝度値が所定の閾値以上であるか否かは、撮影画像が明るい撮影環境で得られたか否か、撮影画像が暗い撮影環境で得られたか否か、等を意味する」と言うことができる。
しかしながら、付加画像の画素を含む複数の画素を用いて代表輝度値を算出すると、付加画像の輝度値の影響によって、誤差(被写体画像の平均輝度値との差)が大きい代表輝度値が算出されることがある。例えば、枠画像62の画素を含む複数の画素の輝度値を用いて代表輝度値として算出すると、枠画像62の輝度値の影響によって、被写体画像61の代表輝度値との差が大きい代表輝度値が算出されることがある。
そこで、本実施例では、代表輝度算出部101は、第1閾値以上の輝度値を有する画素(高輝度画素)と、第1閾値よりも小さい第2閾値以下の輝度値を有する画素(低輝度画
素)と、の少なくとも一方を用いずに、代表輝度値を算出する。例えば、低輝度画素以外の複数の画素の輝度値の平均値が、平均輝度値Yavとして算出される。
なお、高輝度画素以外の複数の画素の輝度値の平均値が、平均輝度値Yavとして算出されてもよい。高輝度画素でも低輝度画素でもない複数の画素の輝度値の平均値が、平均輝度値Yavとして算出されてもよい。
以上述べたように、本実施例によれば、代表輝度値の算出に用いる画素から、高輝度画素や低輝度画素が除外される。それにより、より高精度な顔検出処理を実現可能にする顔検出用画像を生成することができる。具体的には、付加画像(枠画像、文字、グラフィック、等)の輝度値は、輝度値の取り得る値の最大値(最大輝度値Ymax)、輝度値の取り得る値の最小値(最小輝度値Ymin)、または、それらの周辺の輝度値であることが多い。最大輝度値Ymaxは白色の輝度値であり、最小輝度値Yminは黒色の輝度値である。輝度値の取り得る値の範囲が0以上1以下である場合には、最大輝度値Ymaxは1であり、最小輝度値Yminは0である。そのため、高輝度画素や低輝度画素を除外することにより、付加画像の輝度値が代表輝度算出部101の算出値(代表輝度値)に与える影響を低減することができ、被写体画像の代表輝度値により近い算出値を得ることができる。その結果、ガンマ値の切り替えをより高精度に行うことができ、より高精度な顔検出処理を実現可能にする顔検出用画像を生成することができる。
なお、第1閾値と第2閾値はどのような値であってもよい。例えば、最大輝度値Ymaxよりも小さい値を第1閾値として使用し、最小輝度値Yminよりも大きい値を第2閾値として使用してもよい。但し、付加画像の輝度値は最大輝度値や最小輝度値である可能性が特に高い。そのため、第1閾値が最大輝度値であり、第2閾値が最小輝度値であることが好ましい。それにより、代表輝度値の算出に用いる画素から、被写体画像の画素が除外されることを抑制することができ、被写体画像の代表輝度値により近い代表輝度値を得ることができる。その結果、ガンマ値の切り替えをより高精度に行うことができ、より高精度な顔検出処理を実現可能にする顔検出用画像を生成することができる。
また、画素数が最も多い輝度値を有する画素(最頻画素)は、付加画像の画素である可能性が高い。そのため、最頻画素を用いずに、代表輝度値が算出されることが好ましい。代表輝度値の算出に用いる画素から最頻画素を除外することにより、付加画像の輝度値が代表輝度算出部101の算出値に与える影響を低減することができ、被写体画像の代表輝度値により近い算出値を得ることができる。その結果、ガンマ値の切り替えをより高精度に行うことができ、より高精度な顔検出処理を実現可能にする顔検出用画像を生成することができる。また、付加画像の画素が高輝度画素や低輝度画素でない場合にも、これらの効果を得ることができる。代表輝度値の算出に用いる画素から最頻画素と高輝度画素が除外されてもよいし、代表輝度値の算出に用いる画素から最頻画素と低輝度画素が除外されてもよい。代表輝度値の算出に用いる画素から、最頻画素、低輝度画素、および、高輝度画素が除外されてもよい。
<実施例3>
以下、本発明の実施例3に係る画像生成装置および画像生成方法について、図面を参照しながら説明する。本実施例では、代表輝度値の算出方法が実施例1と異なる。なお、以下では、実施例1と同様の構成や処理についての説明は省略する。
本実施例では、代表輝度算出部101は、画像の縁部分の画素を用いずに、代表輝度値を算出する。例えば、縁部分以外の領域に存在する複数の画素の輝度値の平均値が、平均輝度値Yavとして算出される。縁部分は、例えば、画像の端から画像の中心に向かって所定画素数分の領域である。具体的には、図6に示すように、破線63(撮影画像の上下
左右辺)から破線64までの領域が縁部分として用いられる。図6の例では、縁部分に、枠画像62の全体と被写体画像61の一部とが含まれている。
なお、縁部分には、枠画像62の全体が含まれてもよいし、枠画像62の一部が含まれてもよい。また、縁部分には、被写体画像61が含まれてもよいし、被写体画像61が含まれなくてもよい。
なお、画像の上辺、下辺、左辺、および、右辺の4つの辺のうちの一部の辺から、画像の中心に向かって所定画素数分の領域が、縁部分として用いられてもよい。即ち、以下の4つの領域のうち、1つ、2つ、または、3つの領域が、縁部分として用いられてもよい。図6の例では、以下の4つの領域の全部が縁部分として用いられている。
・画像の上辺から下側に向かって所定画素数分の領域
・画像の下辺から上側に向かって所定画素数分の領域
・画像の左辺から右側に向かって所定画素数分の領域
・画像の右辺から左側に向かって所定画素数分の領域
以上述べたように、本実施例によれば、代表輝度値の算出に用いる画素から、縁部分の画素が除外される。それにより、より高精度な顔検出処理を実現可能にする顔検出用画像を生成することができる。具体的には、縁部分の画素は、枠画像の画素である可能性が高い。そのため、縁部分の画素を除外することにより、枠画像の輝度値が代表輝度算出部101の算出値に与える影響を低減することができ、被写体画像の代表輝度値により近い算出値を得ることができる。その結果、ガンマ値の切り替えをより高精度に行うことができ、より高精度な顔検出処理を実現可能にする顔検出用画像を生成することができる。また、枠画像の画素が高輝度画素、低輝度画素、および、最頻画素でない場合にも、これらの効果を得ることができる。
<実施例4>
以下、本発明の実施例4に係る画像生成装置および画像生成方法について、図面を参照しながら説明する。なお、以下では、実施例1と同様の構成や処理についての説明は省略する。
図7は、本実施例に係る画像生成装置400の機能構成の一例を示すブロック図である。図7において、実施例1(図1)と同じ機能部には実施例1と同じ符号を付し、その説明は省略する。図7に示すように、画像生成装置400は、画像生成装置100が有する機能部の他に、縮小部401をさらに有する。
縮小部401は、撮影装置200から出力された撮影画像を取得し、取得した撮影画像に縮小処理を施す。縮小処理は、画像を縮小する処理である。図8は、本実施例に係る撮影画像と縮小画像の一例を示す図である。図8に示すように、撮影画像に縮小処理を施すことにより、撮影画像よりも少ない画素からなる縮小画像が生成される。縮小部401は、生成した縮小画像を、代表輝度算出部101に出力する。代表輝度算出部101では、撮影画像の代表輝度値として、縮小画像の代表輝度値が算出される。
以上述べたように、本実施例によれば、縮小処理を撮影画像に施すことにより、撮影画像よりも少ない画素からなる縮小画像が生成される。そして、縮小画像の代表輝度値が撮影画像の代表輝度値として算出される。それにより、代表輝度値の算出に用いる画素の数を低減することができ、代表輝度値の算出に要する処理負荷を低減することができる。
<実施例5>
以下、本発明の実施例5に係る画像生成装置および画像生成方法について、図面を参照
しながら説明する。本実施例では、代表輝度値の算出方法が実施例1と異なる。なお、以下では、実施例1と同様の構成や処理についての説明は省略する。
図9は、本実施例に係る撮影画像の一例を示す図である。図9において、符号91,92は画素を示す。具体的には、符号91は、代表輝度値の算出に用いる画素を示し、符号92は、代表輝度値の算出に用いない画素を示す。本実施例では、図9に示すように、代表輝度算出部101は、水平方向および垂直方向にn画素(nは1以上の整数)おきに存在する画素を用い、それ以外の画素を用いずに、代表輝度値を算出する。例えば、水平方向および垂直方向にn画素おきに存在する複数の画素の輝度値の平均値が、平均輝度値Yavとして算出される。なお、図9には、n=1の場合の例が示されているが、nは1より大きくてもよい。
以上述べたように、本実施例によれば、水平方向および垂直方向にn画素おきに存在する画素を用い、それ以外の画素を用いずに、代表輝度値が算出される。それにより、代表輝度値の算出に用いる画素の数を低減することができ、代表輝度値の算出に要する処理負荷を低減することができる。
なお、上述した実施例1〜5はあくまで一例であり、本発明の要旨の範囲内で実施例1〜5の構成を適宜変形したり変更したりすることにより得られる構成も、本発明に含まれる。実施例1〜5の構成を適宜組み合わせて得られる構成も、本発明に含まれる。例えば、縮小画像が生成され、縮小画像の画素のうち、n画素おきに存在する画素を用いて代表輝度値が算出されるように、実施例4,5を組み合わせてもよい。
100,400:画像生成装置 101:代表輝度算出部
102:代表輝度判定部 103:ガンマ変換部
200:撮影装置 300:顔検出装置 401:縮小部

Claims (12)

  1. 画像から顔を検出する顔検出処理に用いる画像である顔検出用画像を生成する画像生成装置であって、
    撮影によって得られた撮影画像の各画素の輝度値を代表する代表輝度値を算出する代表輝度算出手段と、
    所定のガンマ値を用いて画像の各画素の輝度値を変換するガンマ変換処理を、前記撮影画像に施すことにより、顔検出用画像を生成するガンマ変換手段と、
    を有し、
    前記ガンマ変換手段は、
    前記代表輝度算出手段で算出された代表輝度値が所定の閾値以上である場合に、第1のガンマ値を用いたガンマ変換処理を行い、
    前記代表輝度値が前記所定の閾値未満である場合に、前記第1のガンマ値を用いて得られる顔検出用画像よりも明るい顔検出用画像を得ることができる第2のガンマ値を用いたガンマ変換処理を行うことを特徴とする画像生成装置。
  2. 前記代表輝度値の取り得る値の範囲が0以上1以下の範囲である場合に、
    前記所定の閾値は、0.25よりも大きく0.41よりも小さい値である
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像生成装置。
  3. 前記ガンマ変換処理は、以下の式1を用いて、前記所定のガンマ値G、前記撮影画像の輝度値Ya、および、輝度値の取り得る値の最大値Ymaxから、前記顔検出用画像の輝度値Ybを算出する処理であり、
    Yb=Ymax×(Ya/Ymax) ・・・(式1)
    前記第1のガンマ値は、0.55よりも大きく1よりも小さい値である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像生成装置。
  4. 前記ガンマ変換処理は、以下の式2を用いて、前記所定のガンマ値G、前記撮影画像の輝度値Ya、および、輝度値の取り得る値の最大値Ymaxから、前記顔検出用画像の輝度値Ybを算出する処理であり、
    Yb=Ymax×(Ya/Ymax) ・・・(式2)
    前記第2のガンマ値は、0.15よりも大きく1よりも小さい値である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像生成装置。
  5. 前記代表輝度値は、複数の画素の輝度値の平均値または中央値である
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像生成装置。
  6. 前記代表輝度算出手段は、第1閾値以上の輝度値を有する画素と、前記第1閾値よりも小さい第2閾値以下の輝度値を有する画素と、の少なくとも一方を用いずに、前記代表輝度値を算出する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像生成装置。
  7. 前記第1閾値は、輝度値の取り得る値の最大値であり、
    前記第2閾値は、輝度値の取り得る値の最小値である
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像生成装置。
  8. 前記代表輝度算出手段は、画素数が最も多い輝度値を有する画素を用いずに、前記代表輝度値を算出する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像生成装置。
  9. 前記代表輝度算出手段は、画像の縁部分の画素を用いずに、前記代表輝度値を算出することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像生成装置。
  10. 画像を縮小する縮小処理を前記撮影画像に施すことにより、前記撮影画像よりも少ない画素からなる縮小画像を生成する縮小手段をさらに有し、
    前記代表輝度算出手段は、前記縮小画像の代表輝度値を算出する
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像生成装置。
  11. 前記代表輝度算出手段は、水平方向および垂直方向にn画素(nは1以上の整数)おきに存在する画素を用い、それ以外の画素を用いずに、前記代表輝度値を算出する
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の画像生成装置。
  12. 画像から顔を検出する顔検出処理に用いる画像である顔検出用画像を生成する画像生成方法であって、
    撮影によって得られた撮影画像の各画素の輝度値を代表する代表輝度値を算出する代表輝度算出ステップと、
    所定のガンマ値を用いて画像の各画素の輝度値を変換するガンマ変換処理を、前記撮影画像に施すことにより、顔検出用画像を生成するガンマ変換ステップと、
    を有し、
    前記ガンマ変換ステップでは、
    前記代表輝度算出ステップで算出された代表輝度値が所定の閾値以上である場合に、第1のガンマ値を用いたガンマ変換処理を行い、
    前記代表輝度値が前記所定の閾値未満である場合に、前記第1のガンマ値を用いて得られる顔検出用画像よりも明るい顔検出用画像を得ることができる第2のガンマ値を用いたガンマ変換処理を行う
    ことを特徴とする画像生成方法。
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