JP2016167653A - 電子機器及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】給電中やデータの送受信中の誤った方位検出を防止するとともに、消費電力を抑制することができる電子機器、及び、その制御方法を提供する。【解決手段】電子機器100は、一端側にマグネット式コネクタ310を備えた接続ケーブル300のマグネット式コネクタ310が接続されるコネクタ接続部120と、電子機器100の周辺の磁界の大きさ及び方向を検出する磁気センサ110とを備え、接続ケーブル300を介して供給されるバス電圧VBUSを検出することにより、コネクタ接続部120とマグネット式コネクタ310とが接続されているか否かを判定する。バス電圧VBUSが検出された場合には、コネクタ接続部120とマグネット式コネクタ310とが接続されていると判定して、磁気センサ110における測定動作を停止させる。【選択図】図1

Description

本発明は、磁気センサを備えた電子機器、及び、当該電子機器に適用可能な制御方法に関する。
近年、スマートフォン(高機能携帯電話機)やタブレット端末、ウェアラブル機器等の高機能な電子機器の普及が著しい。これらの電子機器には、加速度センサや角速度(ジャイロ)センサ、磁気センサ等の各種のセンサ類が搭載されているものも多い。
一方、電子機器の多くは、所定の電源ケーブルを介して商用交流電源から所定の電力が供給されることにより駆動したり、内蔵バッテリを充電したりする構造を有している。また、所定の通信ケーブルを介して外部の機器と接続することによりデータの送受信を行う構造を有している。近年においては、このような電源ケーブルや通信ケーブル(以下、「接続ケーブル」と総称する)を、磁力を用いて機器の接続部に着脱可能に接続して電力の供給やデータの送受信を行うことができるマグネット式コネクタを備えた接続ケーブルが知られている。
ここで、磁気センサを備えた電子機器に、マグネット式コネクタを接続して接続ケーブルを介して給電やデータの送受信を行う場合、コネクタの接続中はマグネットにより生じる大きな磁界が電子機器内の磁気センサに影響を与えるため、誤った方位を算出してしまうことがある。
従来、このような周辺磁界による誤った方位の検出を防ぐために、例えば特許文献1に記載されているように、磁界を発生する外部機器から携帯電子機器が離脱された場合には、地磁気センサによる方位の算出に対するオフセットのキャリブレーションを行うべき旨をユーザに報知したり、又は、携帯電子機器が自動的にキャリブレーションを行ったりする技術が開示されている。
特開2007−232415号公報
しかしながら、上述したような携帯電子機器においては、マグネット式コネクタを接続して給電やデータの送受信を行っている期間中は、正確な方位検出が困難であるという問題を有していた。加えて、この期間中、正確な方位を検出できない状態にも関わらず、電力を消費してしまうという問題を有していた。
そこで、本発明は、給電中やデータの送受信中の誤った方位検出を防止するとともに、消費電力を抑制することができる電子機器、及び、その制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、
電子機器であって、
前記電子機器の周辺の磁界の大きさ及び方向を検出する磁気センサと、
磁石を内蔵したマグネット式コネクタを一端側に有する接続ケーブルの前記マグネット式コネクタが接続されるコネクタ接続部と、
前記コネクタ接続部と前記マグネット式コネクタとが接続されていると判定したときに、前記磁気センサにおける測定動作を停止させる制御を行うセンサ制御部と、
を有することを特徴とする。
本発明は、
電子機器の制御方法であって、
前記電子機器は、前記電子機器の周辺の磁界の大きさ及び方向を検出する磁気センサと、磁石を内蔵したマグネット式コネクタを一端側に有する接続ケーブルの前記マグネット式コネクタが接続されるコネクタ接続部と、を有し、
前記コネクタ接続部と前記マグネット式コネクタとが接続されているか否かを判定し、
前記コネクタ接続部と前記マグネット式コネクタとが接続されていると判定したときに、前記磁気センサにおける測定動作を停止させる制御を行う、
ことを特徴とする。
本発明によれば、給電中やデータの送受信中の誤った方位検出を防止するとともに、消費電力を抑制することができる。
本発明に係る電子機器の第1の実施形態を示す概略構成図である。 第1の実施形態に係る電子機器の要部の構成例を示す詳細ブロック図である。 第1の実施形態に係る電子機器における制御方法の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る電子機器における制御方法の変形例を示すフローチャートである。 本発明に係る電子機器の第2の実施形態を示す概略構成図である。 第2の実施形態に係る電子機器における制御方法の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る電子機器における制御方法の変形例を示すフローチャートである。 本発明に係る電子機器の適用例を示す概略斜視図である。
以下、本発明に係る電子機器及びその制御方法について、実施形態を示して詳しく説明する。
<第1の実施形態>
(電子機器)
図1は、本発明に係る電子機器の第1の実施形態を示す概略構成図である。図1(a)は、電子機器の全体構成を示す概略ブロック図であり、図1(b)は、電子機器の要部構成を示す詳細図である。図2は、本実施形態に係る電子機器の要部の構成例を示す詳細ブロック図である。
本実施形態に係る電子機器100は、例えば図1(a)に示すように、マグネット式コネクタ310を備えた接続ケーブル300を介して、他の電子機器や、充電器(又は、給電用電源アダプタ)からなる外部機器200に接続される。電子機器100は、例えば図1(a)に示すように、磁気センサ110と、コネクタ接続部120と、コネクタ接続検知部130と、充電回路兼電源供給回路(以下、「充電・電源供給回路」と記す)140と、電池145と、インターフェース部(以下、「I/F部」と記す)150と、演算処理部160と、入力操作部170と、表示部180と、メモリ部190と、を有している。ここで、コネクタ接続検知部130及び充電・電源供給回路140、演算処理部160は、本発明に係るセンサ制御部に対応する。
磁気センサ110は、図1、図2に示すように、後述する充電・電源供給回路140から供給される駆動用の電力(駆動電圧VDD_Sensor)に基づいて、地球の磁場(磁界の大きさや方向)を検出する測定動作(センシング動作)を実行して、検出信号を後述する演算処理部160に出力する。磁気センサ110から出力された検出信号は、演算処理部160において電子機器100を基準とする方位を算出する処理に使用される。ここで、図2に示すように、磁気センサ110と演算処理部160とは、例えばIC(Inter-Integrated Circuit)等の同期シリアルインターフェース(図中、IC2)を介して接続され、演算処理部160は、磁気センサ110との間で同期を取りつつ、磁気センサ110からの検出信号を受信する。
なお、電子機器100に設けられるセンサは、上記の磁気センサ110のみに限定されるものではなく、電子機器100に加わる力やその方向等を検出する加速度センサや角速度センサ(ジャイロセンサ)、また、緯度、経度情報に基づく地理的な位置情報を取得するGPS(Global Positioning System;全地球測位システム)を用いた測位センサ等の各種のセンサを更に有しているものであってもよい。
コネクタ接続検知部130は、電子機器100と外部機器200との電気的な接続状態を検知する。具体的には、コネクタ接続検知部130は、接続ケーブル300に備えられたマグネット式コネクタ310が、図中、矢印Aに示すように、コネクタ接続部120に接続されて、外部機器200から電子機器100に供給されるバス電圧VBUSを検出することにより検知信号を演算処理部160に出力する。ここで、バス電圧VBUSは、外部機器200が充電器(又は、給電用電源アダプタ)である場合には、充電用電圧(又は給電用電圧;VBUS及びGND)として電子機器100に供給され、また、外部機器200が他の電子機器である場合には、電子機器100と外部機器200との間で送受信されるデータ等に重畳されて供給される。なお、コネクタ接続検知部130は、例えば図2に示すように、後述する演算処理部160の機能の一部として組み込まれているものであってもよい。この場合、演算処理部160は、コネクタ接続部120を介して供給されるバス電圧VBUSを、割り込み(Interrupt)信号として受信する。
充電・電源供給回路140は、外部機器200から供給される充電用電圧(又は給電用電圧;VBUS及びGND)、又は、データ等の送受信時に重畳されて供給されるバス電圧VBUSを、例えばリチウムイオン電池等の二次電池からなる電池145に充電する動作や、電子機器100の各構成に駆動用の電力を供給する動作を実行する。また、充電・電源供給回路140は、後述する演算処理部160からの制御信号に基づいて、電池145や外部機器200から磁気センサ110への駆動用の電力(駆動電圧VDD_Sensor)を供給又は遮断することにより、磁気センサ110の動作状態を制御する。ここで、図2に示すように、充電・電源供給回路140と演算処理部160とは、例えばIC等の同期シリアルインターフェース(図中、IC1)を介して接続され、演算処理部160は、充電・電源供給回路140との間で同期を取りつつ、充電・電源供給回路140に制御信号を送信する。
I/F部150は、外部機器200が他の電子機器である場合に、後述する演算処理部160からの制御信号に基づいて、データ等の送受信を行う。すなわち、I/F部150は、メモリ部190に保存されたデータ等を、コネクタ接続部120及び接続ケーブル300を介して外部機器200に送信し、また、外部機器200から受信したデータ等を、メモリ部190の所定の記憶領域に保存する。
演算処理部160は、CPU(中央演算処理装置)やMPU(マイクロプロセッサ)等の演算処理装置であって、充電・電源供給回路140から供給される駆動用の電力(駆動電圧VDD_CPU)に基づいて所定のプログラムを実行する。これにより、演算処理部160は、磁気センサ110における測定動作やキャリブレーション処理、電子機器100を基準とする方位の算出動作、充電・電源供給回路140における電力供給動作、表示部180における情報表示動作等の、各種の動作を制御する。また、演算処理部160は、コネクタ接続検知部130からの検知信号に基づいてコネクタ接続部120へのマグネット式コネクタ310の接続状態を判定して、磁気センサ110の動作状態を制御するセンサ制御動作を実行する。なお、演算処理部160におけるセンサ制御を含む一連の制御動作については詳しく後述する。
入力操作部170は、例えば電子機器100の筐体に設けられた操作スイッチや、後述する表示部180の前面(視野側)に設けられたタッチパネル等を有している。入力操作部170は、電子機器100の動作電源や特定の機能のオン、オフ操作、アプリケーションソフトウェアの操作、表示部180に表示する項目の設定等の、各種の入力操作に用いられる。
表示部180は、例えば液晶方式や発光素子方式の表示パネルを有し、上述した磁気センサ110から出力される検出信号に基づいて算出される方位を含む位置情報や地図情報、電池の充電状態やデータ等の送受信状態等を含む外部機器200との接続状態、その他ユーザが所望する任意の情報を表示する。
メモリ部190は、上述した磁気センサ110から出力される検出信号を、時間データに関連付けて所定の記憶領域に保存する。また、メモリ部190は、演算処理部160において実行される制御動作により生成される各種のデータを保存する。また、メモリ部190は、磁気センサ110や充電・電源供給回路140、表示部180等の、各構成における動作を実行するための制御プログラムや、コネクタ接続検知部130からの検知信号に基づいて、所定の制御動作を実行するためのアルゴリズムプログラムを保存する。なお、これらのプログラムは、演算処理部160に予め組み込まれているものであってもよい。また、メモリ部190は、その一部又は全部が、例えばメモリカード等のリムーバブル記憶媒体としての形態を有し、電子機器100に対して着脱可能に構成されているものであってもよい。
また、本実施形態に係る電子機器100と外部機器200とを接続する接続ケーブル300は、少なくとも電子機器100に接続される一方の端部に、マグネット式コネクタ310が設けられている。マグネット式コネクタ310は、例えば図1(b)に示すように、磁石(マグネット)312と、電極314、316を有している。一方、電子機器100のコネクタ接続部120は、鉄やコバルト、ニッケル、又は、これらの合金、フェライト等からなる磁性体(強磁性体)122と、電極124、126を有している。ここで、マグネット式コネクタ310の磁石312とコネクタ接続部120の磁性体122は対向するように配置されている。マグネット式コネクタ310の磁石312とコネクタ接続部120の磁性体122とを対向させながら、マグネット式コネクタ310を矢印Aに示す方向にコネクタ接続部120に近づけていくと、この磁石312と磁性体122とが適度な磁力により(簡易に離脱しない程度の力で)吸着することにより、マグネット式コネクタ310とコネクタ接続部120とが物理的に接続される。また、マグネット式コネクタ310の各電極314、316とコネクタ接続部120の各電極124、126は1対1の関係で対向するように設けられていて、上記の磁石312と磁性体122とが磁力により吸着してマグネット式コネクタ310とコネクタ接続部120とが物理的に接続された状態で、電極314と電極124、電極316と電極126がそれぞれ接触して、マグネット式コネクタ310とコネクタ接続部120とが電気的に接続される。これにより、接続ケーブル300を介して、外部機器200から電子機器100にバス電圧VBUSが供給される。
なお、図1(b)においては、マグネット式コネクタ310とコネクタ接続部120とを2個の電極により電気的に接続する構造を有する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばUSB(Universal Serial Bus)等の特定の通信規格によりデータ等を送受信する場合のように、3個以上の電極により電気的に接続する構造を有するものであってもよい。また、接続ケーブル300の他方の端部(外部機器200側の端部)は、例えば外部機器200に一体的に接続されているものであってもよいし、後述するように(図8参照)、例えばUSB等の特定の規格に対応した接続端子330を介して、外部機器200に着脱可能に接続されるものであってもよい。
(電子機器の制御方法)
次に、本実施形態に係る電子機器の制御方法(センサ制御方法を含む)について、図面を参照して説明する。ここで、以下に示す電子機器の制御方法は、上述した演算処理部160が所定の制御プログラム及びアルゴリズムプログラムに従って処理を実行することにより実現される。
図3は、本実施形態に係る電子機器における制御方法の一例を示すフローチャートである。
本実施形態に係る電子機器100の制御方法においては、例えば図3のフローチャートに示すように、まず、ユーザが入力操作部170の電源スイッチをオン操作することにより、電子機器100を起動する。具体的には、電池145から演算処理部160に駆動用の電力(駆動電圧VDD_CPU)が供給されて所定のプログラムが実行されるとともに、演算処理部160からの制御信号に基づいて、充電・電源供給回路140により電池145から磁気センサ110を含む各構成に駆動用の電力が供給される。このとき、磁気センサ110には駆動用の電力として駆動電圧VDD_Sensorが供給されて磁気センサ110が駆動(電源「ON」)する(ステップS102)。ここで、演算処理部160は、電子機器100が起動された直後においては、磁気センサ110の動作状態を規定するフラグを、初期値である「0」に設定して、メモリ部190の所定の記憶領域に保存する。
次いで、演算処理部160は、磁気センサ110から出力された検出信号に基づいて算出される方位における、外部磁界に起因する誤差(オフセット)分を補正するためのキャリブレーション処理を実行する(ステップS104)。ここで、キャリブレーション処理の手法については特に限定するものではなく、周知の手法を適用することができる。キャリブレーション処理の手法として、例えば、電子機器100を地平面に対して水平な面内で特定の軌跡(例えば8の字状)を描くように、ユーザが自ら電子機器100をスイング(旋回移動)させることにより、磁気センサ110から出力された検出信号に基づいて演算処理部160によりオフセット補正値を算出する手法を適用することができる。また、キャリブレーション処理の他の手法として、例えば、磁気センサ110により検出される3軸方向の検出信号に基づいて演算処理部160により周知の演算処理を行うことにより(ユーザが電子機器100をスイングさせることなく)、自動的にオフセット補正値を算出する手法を適用することもできる。このキャリブレーション処理により算出されたオフセット補正値は、メモリ部190の所定の記憶領域に保存される。
次いで、演算処理部160は、磁気センサ110による磁場の測定動作(センシング動作)を開始して(ステップS106)、磁気センサ110から順次出力される検出信号を時間データに関連付けて、磁気データとしてメモリ部190の所定の記憶領域に保存する。ここで、磁気センサ110による測定動作は、常時(又は、非常に短い時間間隔で略連続的に)実行されるものであってもよいし、比較的長い時間間隔で間欠的に実行されるものであってもよい。そして、演算処理部160は、メモリ部190に保存された磁気データを使用して所定の演算処理を行うことにより、電子機器100を基準とする方位を算出する。算出された方位は、例えば位置情報や地図情報等と組み合わせて表示部180に表示される。
次いで、演算処理部160は、外部機器200からバス電圧VBUSが供給されているか否かを検出する(ステップS108)。具体的には、接続ケーブル300に備えられたマグネット式コネクタ310がコネクタ接続部120に接続されて、外部機器200から電子機器100に供給されるバス電圧VBUSを、コネクタ接続検知部130が検出することにより、演算処理部160に検知信号が出力される。演算処理部160は、この検知信号の有無に基づいて、電子機器100と外部機器200との接続状態を判定する。
そして、コネクタ接続検知部130によりバス電圧VBUSが検出された場合(ステップS108のYes)には、演算処理部160は、マグネット式コネクタ310がコネクタ接続部120に接続されているものと判定する。そして、演算処理部160は、充電・電源供給回路140に制御信号を出力して、電池145又は外部機器200から磁気センサ110への駆動用の電力(駆動電圧VDD_Sensor)の供給を遮断(電源「OFF」)する制御を行う(ステップS110)。これにより、磁気センサ110における測定動作を含む全ての動作が中止される。ここで、演算処理部160は、磁気センサ110の動作状態を規定するフラグを「1」に再設定して、メモリ部190に保存する(すなわち、更新する)。なお、ステップS110において、磁気センサ110への駆動用の電力の供給を遮断した状態においても、演算処理部160は、充電・電源供給回路140により電池145又は外部機器200から、磁気センサ110を除く電子機器100の各構成に、所定の駆動用の電力が供給されるように制御する。その後、演算処理部160は、ステップS108に戻って、外部機器200から供給されるバス電圧VBUSがコネクタ接続検知部130により検出されなくなるまで、上述したステップS108〜S110の処理動作を繰り返し実行する。
一方、コネクタ接続検知部130によりバス電圧VBUSが検出されない、又は、検出されなくなった場合(ステップS108のNo)には、演算処理部160は、マグネット式コネクタ310がコネクタ接続部120に接続されていない、又は、コネクタ接続部120から外されたものと判定する。そして、演算処理部160は、磁気センサ110の動作状態を規定するフラグが「1」か否かを判定する(ステップS112)。具体的には、演算処理部160は、メモリ部190に保存された、磁気センサ110の動作状態を規定するフラグを読み出して、上記のステップS110において、フラグが「1」に設定されて、磁気センサ110への駆動用の電力の供給が遮断(電源「OFF」)された状態にあるか否かを判定する。
そして、フラグが「1」に設定されておらず、磁気センサ110に駆動用の電力が供給されている場合(ステップS112のNo)には、演算処理部160は、ステップS108に戻って、上述したステップS108、S112の処理動作を繰り返し、バス電圧VBUSが検出されるまで、磁気センサ110における測定動作を継続する。
一方、フラグが「1」に設定されて、磁気センサ110への駆動用の電力が遮断されている場合(ステップS112のYes)には、演算処理部160は、ステップS102に戻って、磁気センサ110に再度駆動用の電力を供給して駆動(電源「ON」)させるとともに、フラグを「0」に再設定して、上述したステップS102〜S112の処理動作を繰り返し実行する。
なお、図3に示したフローチャートにおいては図示を省略したが、演算処理部160は、上述した一連の制御動作の実行中、当該制御動作を中断又は終了させる入力操作や動作状態の変化を常時又は定期的に監視して、当該入力操作や状態変化を検出した場合には、制御動作を強制的に終了する。具体的には、演算処理部160は、ユーザによる電源スイッチのオフ操作や、充電・電源供給回路140及び電池145における電池残量の低下、実行中の機能やアプリケーションの異常等を検出して、一連の制御動作を強制的に中断して終了する。
このように、本実施形態は、磁気センサ110を備えた電子機器100において、マグネット式コネクタ310を備えた接続ケーブル300を介して、電池145を充電する場合やデータ等を送受信する場合に、外部機器200から供給される所定の電圧(バス電圧VBUS)を検出することにより、電子機器100へのマグネット式コネクタ310の接続状態を判定する。電子機器100にマグネット式コネクタ310が接続されて、外部機器200から所定の電圧(バス電圧VBUS)が供給されている場合には、磁気センサ110への駆動用の電力(駆動電圧VDD_Sensor)の供給を遮断(電源「OFF」)して、磁気センサ110における測定動作を含む全ての動作を停止する。そして、電子機器100からマグネット式コネクタ310が外されて、外部機器200から供給される所定の電圧(バス電圧VBUS)が遮断された場合には、磁気センサ110への駆動用の電力(駆動電圧VDD_Sensor)の供給を再開(電源「ON」)して、磁気センサ110におけるキャリブレーション処理及び測定動作を実行する。
すなわち、電子機器100にマグネット式コネクタ310が接続された状態では、マグネット式コネクタ310に設けられた磁石から発生する磁界が、電子機器100に設けられた磁気センサ110に影響を及ぼして、正確な方位を検出することができない場合がある。本実施形態においては、外部機器200から所定の電圧が供給されている(すなわち、電子機器100にマグネット式コネクタ310が接続されている)期間中は、磁気センサ110の電源を「OFF」にして、測定動作等の無駄な動作を実行しないように制御する。これにより、電子機器への給電中やデータの送受信中の誤った方位検出を防止することができるとともに、磁気センサ110における電力の消費を削減して、電子機器100の消費電力を抑制することができる。
<変形例>
次に、本実施形態に係る電子機器における制御方法の変形例について説明する。
図4は、本実施形態に係る電子機器における制御方法の変形例を示すフローチャートである。ここで、第1の実施形態と同等の処理については、同一の符号を付して説明を簡略化する。
本変形例に係る電子機器100の制御方法においては、例えば図4のフローチャートに示すように、まず、電子機器100を起動して、磁気センサ110に駆動用の電力(駆動電圧VDD_Sensor)が供給されることにより、磁気センサ110が駆動(電源「ON」)する(ステップS122)。ここで、演算処理部160は、電子機器100が起動された直後においては、磁気センサ110を通常モードで動作させて、当該動作状態を規定するフラグを、初期値の「0」に設定する。そして、演算処理部160は、磁気センサ110におけるキャリブレーション処理を実行した後(ステップS114)、磁気センサ110による磁場の測定動作を開始する(ステップS126)。
次いで、演算処理部160は、接続ケーブル300に備えられたマグネット式コネクタ310がコネクタ接続部120に接続されて、コネクタ接続検知部130からの検知信号に基づいて、外部機器200からバス電圧VBUSが供給されていることを検出した場合(ステップS128のYes)には、磁気センサ110に制御信号を出力して、磁気センサ110を、測定動作が停止されて必要最小限の電力だけが供給されている省電力モードであるスリープモードに移行(Sleepモード「ON」)させる制御を行う(ステップS130)。これにより、少なくとも磁気センサ110における測定動作が中止される。ここで、演算処理部160は、スリープモードにおける磁気センサ110の動作状態を規定するフラグを「1」に再設定する(更新する)。その後、演算処理部160は、ステップS128に戻って、コネクタ接続検知部130によりバス電圧VBUSが検出されなくなるまで、上述したステップS128〜S130の処理動作を繰り返し実行する。
一方、マグネット式コネクタ310がコネクタ接続部120に接続されていない、又は、コネクタ接続部120から外されて、コネクタ接続検知部130によりバス電圧VBUSが検出されない、又は、検出されなくなった場合(ステップS128のNo)には、演算処理部160は、磁気センサ110の動作状態を規定するフラグが「1」か否かを判定する(ステップS132)。すなわち、演算処理部160は、上記のステップS130において、フラグが「1」に設定されて、磁気センサ110がスリープモードに設定(Sleepモード「ON」)されているか否かを判定する。
そして、フラグが「1」に設定されておらず、磁気センサ110がスリープモードに設定されていない場合(ステップS132のNo)には、演算処理部160は、ステップS128に戻って、上述したステップS128、S132の処理動作を繰り返し、バス電圧VBUSが検出されるまで、磁気センサ110における測定動作を継続する。一方、フラグが「1」に設定され、磁気センサ110がスリープモードに設定されている場合(ステップS132のYes)には、演算処理部160は、磁気センサ110に制御信号を出力して、スリープモードを解除(Sleepモード「OFF」)して通常モードで動作させる制御を行う(ステップS134)とともに、フラグを「0」に再設定する。その後、演算処理部160は、ステップS124に戻って、磁気センサ110に再度キャリブレーション処理及び測定動作を実行させて、上述したステップS124〜S134の処理動作を繰り返し実行する。
なお、図4に示したフローチャートにおいても、第1の実施形態と同様に、演算処理部160は、上述した一連の制御動作の実行中、当該制御動作を中断又は終了させる入力操作や動作状態の変化を常時又は定期的に監視して、当該入力操作や状態変化を検出した場合には、制御動作を強制的に終了する。
このように、本変形例においては、上述した第1の実施形態と同様の手法を用いて、外部機器200から供給される所定の電圧(バス電圧VBUS)を検出することにより、電子機器100へのマグネット式コネクタ310の接続状態を判定する。電子機器100にマグネット式コネクタ310が接続されて、外部機器200から所定の電圧(バス電圧VBUS)が供給されている場合には、磁気センサ110を省電力モードであるスリープモードに移行(Sleepモード「ON」)させて、少なくとも磁気センサ110における測定動作を停止する。そして、電子機器100からマグネット式コネクタ310が外されて、外部機器200から供給される所定の電圧(バス電圧VBUS)が遮断された場合には、磁気センサ110をスリープモードから通常モードに復起(Sleepモード「OFF」)させて、磁気センサ110におけるキャリブレーション処理及び測定動作を再開する。
これによれば、上述した第1の実施形態と同様に、外部機器200から所定の電圧が供給されている期間中は、磁気センサ110をスリープモードに移行して無駄な動作の実行を停止することができるので、消費電力を抑制することができるとともに、マグネット式コネクタ310に設けられた磁石から発生する磁界に起因する誤った方位検出を防止することができる。また、外部機器200から供給される所定の電圧が遮断された(すなわち、電子機器100からマグネット式コネクタ310が外された)場合には、磁気センサ110をスリープモードから通常モードに移行して磁気センサ110におけるキャリブレーション処理及び測定動作を迅速に再開することができるので、正確な方位検出を迅速に実現することができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明に係る電子機器の第2の実施形態について、図面を参照して説明する。ここで、第1の実施形態と同等の構成及び処理動作については説明を簡略化する。
上述した第1の実施形態においては、コネクタ接続検知部130により外部機器200から接続ケーブル300を介して供給されるバス電圧VBUSを検出することにより、マグネット式コネクタ310がコネクタ接続部120に接続された状態を検知する構成を有する場合について説明した。第2の実施形態においては、更に、マグネット式コネクタ310がコネクタ接続部120に物理的に接続された状態を直接検知する構成を有することを特徴とする。
(電子機器)
図5は、本発明に係る電子機器の第2の実施形態を示す概略構成図である。図5(a)は、電子機器の全体構成を示す概略ブロック図であり、図5(b)は、電子機器の要部構成を示す詳細図である。
本実施形態に係る電子機器100は、例えば図5(a)、(b)に示すように、上述した第1の実施形態と同等の構成において、コネクタ接続部120に、接続ケーブル300に備えられたマグネット式コネクタ310が物理的に接続された状態を検出するためのメカニカルスイッチ128(スイッチ部)を備えている。メカニカルスイッチ128は、例えば押しボタン等の機構式のスイッチである。図5(b)において、矢印Aに示すように、マグネット式コネクタ310が磁石312の磁力によりコネクタ接続部120の磁性体122に吸着されて、マグネット式コネクタ310とコネクタ接続部120とが物理的に接続されたときに、図中、矢印Bに示すように、メカニカルスイッチ128が押圧又はオン操作されるように構成されていて、このときにメカニカルスイッチ128はスイッチ信号を出力する。
コネクタ接続検知部130は、上述した第1の実施形態と同様に、マグネット式コネクタ310がコネクタ接続部120に電気的に接続されて、外部機器200から電子機器100に供給されるバス電圧VBUSを検出することにより、検知信号を出力する。
演算処理部160は、コネクタ接続部120から出力されるスイッチ信号、及び、コネクタ接続検知部130から出力される検知信号に基づいて、コネクタ接続部120へのマグネット式コネクタ310の物理的及び電気的な接続状態を判定して、磁気センサ110の動作状態を制御するセンサ制御動作を実行する。
(電子機器の制御方法)
次に、本実施形態に係る電子機器における制御方法(センサ制御方法を含む)について説明する。本実施形態においても、以下に示す電子機器の制御方法は、上述した演算処理部160が所定の制御プログラム及びアルゴリズムプログラムに従って処理を実行することにより実現される。
図6は、本実施形態に係る電子機器における制御方法の一例を示すフローチャートである。
本実施形態に係る電子機器100の制御方法においては、例えば図6のフローチャートに示すように、第1の実施形態に示したステップS102〜S106と同様に、演算処理部160は、電子機器100の起動に伴って、磁気センサ110に駆動用の電力を供給して磁気センサ110を駆動(電源「ON」、フラグ「0」)する(ステップS202)。そして、演算処理部160は、磁気センサ110におけるキャリブレーション処理(ステップS204)を実行した後、磁気センサ110による磁場の測定動作を開始する(ステップS206)。
次いで、演算処理部160は、接続ケーブル300に備えられたマグネット式コネクタ310がコネクタ接続部120に接続されているか否かを判定する(ステップS208)。具体的には、演算処理部160は、接続ケーブル300に備えられたマグネット式コネクタ310がコネクタ接続部120に接続されて、メカニカルスイッチ128が押圧又はオン操作されることによりコネクタ接続部120から出力されるスイッチ信号に基づいて、マグネット式コネクタ310とコネクタ接続部120との物理的な接続状態を判定する。
そして、コネクタ接続部120から出力されるスイッチ信号に基づいて、マグネット式コネクタ310がコネクタ接続部120に接続されていると判定された場合(ステップS208のYes)には、演算処理部160は、外部機器200からバス電圧VBUSが供給されているか否かを検出する(ステップS210)。すなわち、演算処理部160は、外部機器200から供給されるバス電圧VBUSを検出することによりコネクタ接続検知部130から出力される検知信号に基づいて、電子機器100と外部機器200との電気的な接続状態を判定する。
そして、コネクタ接続検知部130によりバス電圧VBUSが検出された場合(ステップS210のYes)には、演算処理部160は、充電・電源供給回路140に制御信号を出力して、磁気センサ110への駆動用の電力の供給を遮断(電源「OFF」、フラグ「1」)する制御を行う(ステップS214)。
一方、コネクタ接続検知部130によりバス電圧VBUSが検出されない、又は、検出されなくなった場合(ステップS210のNo)には、演算処理部160は、マグネット式コネクタ310とコネクタ接続部120とが物理的には接続されているが、外部機器200からバス電圧VBUSが供給されていないものと判定する。これにより、演算処理部160は、外部機器200から給電されておらず、接続ケーブル300が外部機器200から外れている、あるいは、外部機器200の電源がオフになっている可能性があることを、表示部180に表示するように制御して、これをユーザに報知する(ステップS212)。このとき、例えばマグネット式コネクタ310をコネクタ接続部120に接続して電池145を充電する場合であれば、充電しているつもりであるのに電池145が充電されない(非充電)状態になり、外部機器200と電子機器100との間でデータの通信を行う場合であれば、通信しているつもりであっても通信が行われていない状態になるため、これをユーザに気づかせることができて、トラブルを防いで、ユーザに対する利便性を向上させることができる。そして、演算処理部160は、充電・電源供給回路140に制御信号を出力して、磁気センサ110への駆動用の電力の供給を遮断(電源「OFF」、フラグ「1」)する制御を行う(ステップS214)。
上記のステップS214の後、演算処理部160は、ステップS208に戻って、マグネット式コネクタ310がコネクタ接続部120に接続されていない、又は、コネクタ接続部120から外された状態になるまで、上述したステップS208〜S214の処理動作を繰り返し実行する。
一方、ステップS208において、コネクタ接続部120へのマグネット式コネクタ310の接続が検出されない、又は、検出されなくなった場合(ステップS208のNo)には、演算処理部160は、磁気センサ110の動作状態を規定するフラグが「0」か否かを判定する(ステップS216)。すなわち、演算処理部160は、磁気センサ110への駆動用の電力が供給(電源「ON」)された状態にあるか否かを判定する。
そして、フラグが「0」に設定され、磁気センサ110に駆動用の電力が供給されている場合(ステップS216のYes)には、演算処理部160は、ステップS208に戻って、上述したステップS208〜S216の処理動作を繰り返し、コネクタ接続部120へのマグネット式コネクタ310の接続が検出されるまで、磁気センサ110における測定動作を継続する。
一方、フラグが「0」に設定されておらず、磁気センサ110への駆動用の電力が遮断されている場合(ステップS216のNo)には、演算処理部160は、ステップS202に戻って、磁気センサ110に再度駆動用の電力を供給して駆動(電源「ON」、フラグ「0」)させ、上述したステップS202〜S216の処理動作を繰り返し実行する。
このように、本実施形態においては、電子機器100に接続ケーブル300のマグネット式コネクタ310が物理的に接続されている場合には、磁気センサ110への駆動用の電力を遮断(電源「OFF」)する。また、電子機器100に接続ケーブル300のマグネット式コネクタ310が接続されているが、外部機器200からバス電圧VBUSが供給されていない場合には、電池145への充電状態や外部機器200からの給電状態をユーザに通知する。そして、電子機器100からマグネット式コネクタ310が外された場合には、磁気センサ110への駆動用の電力(駆動電圧VDD_Sensor)の供給を再開(電源「ON」)して、磁気センサ110におけるキャリブレーション処理及び測定動作を実行する。
これによれば、電子機器100にマグネット式コネクタ310が接続されている期間中は、磁気センサ110の電源を「OFF」にして無駄な動作の実行を停止することができるので、消費電力を抑制することができるとともに、マグネット式コネクタ310に設けられた磁石から発生する磁界に起因する誤った方位検出を防止することができる。また、電子機器100にマグネット式コネクタ310が接続されているが、外部機器200から所定の電圧が供給されていない場合には、電子機器100における充電状態や給電状態をユーザに通知することができるので、使い勝手に優れた電子機器を提供することができる。
<変形例>
次に、本実施形態に係る電子機器における制御方法の変形例について説明する。
図7は、本実施形態に係る電子機器における制御方法の変形例を示すフローチャートである。ここでは、第2の実施形態と同等の処理については、同一の符号を付して説明を簡略化する。
本変形例に係る電子機器100の制御方法においては、例えば図7のフローチャートに示すように、第1の実施形態の変形例に示したステップS122〜S126と同様に、演算処理部160は、電子機器100の起動に伴って、磁気センサ110に駆動用の電力を供給して磁気センサ110を通常モードで駆動(電源「ON」、フラグ「0」)する(ステップS222)。そして、演算処理部160は、磁気センサ110におけるキャリブレーション処理(ステップS224)を実行した後、磁場の測定動作を開始する(ステップS226)。
次いで、演算処理部160は、コネクタ接続部120からのスイッチ信号に基づいて、接続ケーブル300に備えられたマグネット式コネクタ310がコネクタ接続部120に接続されていることを検出した場合(ステップS228のYes)には、外部機器200からバス電圧VBUSが供給されているか否かをさらに検出する(ステップS230)。
そして、外部機器200からバス電圧VBUSが供給されている場合(ステップS230のYes)には、演算処理部160は、磁気センサ110に制御信号を出力して、省電力モードであるスリープモードに移行(Sleepモード「ON」、フラグ「1」)させる制御を行い(ステップS234)、少なくとも磁気センサ110における測定動作を中止させる。
一方、外部機器200からバス電圧VBUSが供給されていない場合(ステップS230のNo)には、演算処理部160は、マグネット式コネクタ310とコネクタ接続部120とが物理的には接続されているが、外部機器200からバス電圧VBUSが供給されていないものと判定する。これにより、演算処理部160は、外部機器200から給電されておらず、接続ケーブル300が外部機器200から外れている、あるいは、外部機器200の電源がオフになっている可能性があることを、表示部180に表示するように制御して、これをユーザに報知する(ステップS232)。そして、演算処理部160は、磁気センサ110に制御信号を出力して、省電力モードであるスリープモードに移行(Sleepモード「ON」、フラグ「1」)させる制御を行い(ステップS234)、少なくとも磁気センサ110における測定動作を中止させる。
ステップS234の後、演算処理部160は、ステップS228に戻って、マグネット式コネクタ310がコネクタ接続部120に接続されていない状態になるまで、上述したステップS228〜S234の処理動作を繰り返し実行する。
一方、ステップS228において、コネクタ接続部120へのマグネット式コネクタ310の接続が検出されない場合(ステップS228のNo)には、演算処理部160は、磁気センサ110の動作状態を規定するフラグが「0」か否かを判定する(ステップS236)。すなわち、演算処理部160は、磁気センサ110が通常モードに設定(Sleepモード「OFF」)されているか否かを判定する。
そして、フラグが「0」に設定され、磁気センサ110が通常モードに設定されている場合(ステップS236のYes)には、演算処理部160は、ステップS228に戻って、上述したステップS228〜S236の処理動作を繰り返し、コネクタ接続部120へのマグネット式コネクタ310の接続が検出されるまで、磁気センサ110における測定動作を継続する。
一方、フラグが「0」に設定されておらず、磁気センサ110がスリープモードに設定されている場合(ステップS236のNo)には、演算処理部160は、磁気センサ110に制御信号を出力して、スリープモードを解除(Sleepモード「OFF」、フラグ「0」)して通常モードで動作させる制御を行う(ステップS238)。その後、演算処理部160は、ステップS224に戻って、磁気センサ110に再度キャリブレーション処理及び測定動作を実行させて、上述したステップS224〜S238の処理動作を繰り返し実行する。
このように、本変形例においては、上述した第2の実施形態と同様の手法を用いて、コネクタ接続部120へのマグネット式コネクタ310の接続状態をメカニカルスイッチ128により直接検出することにより、電子機器100へのマグネット式コネクタ310の物理的な接続状態を判定する。電子機器100にマグネット式コネクタ310が接続されている場合には、磁気センサ110を省電力モードであるスリープモードに移行(Sleepモード「ON」)させて、少なくとも磁気センサ110における測定動作を停止する。そして、電子機器100からマグネット式コネクタ310が外されて場合には、磁気センサ110をスリープモードから通常モードに復起(Sleepモード「OFF」)させて、磁気センサ110におけるキャリブレーション処理及び測定動作を再開する。
これによれば、上述した第2の実施形態と同様に、電子機器100にマグネット式コネクタ310が接続されている期間中は、磁気センサ110を省電力モードであるスリープモードに移行して無駄な動作の実行を停止することができるので、消費電力を抑制することができるとともに、マグネット式コネクタ310に設けられた磁石から発生する磁界に起因する誤った方位検出を防止することができる。また、電子機器100からマグネット式コネクタ310が外された場合には、磁気センサ110をスリープモードから通常モードに移行して磁気センサ110におけるキャリブレーション処理及び測定動作を迅速に再開することができるので、正確な方位検出を迅速に実現することができる。
<適用例>
次に、本発明を適用可能な電子機器の例について、図面を参照して説明する。
図8は、本発明に係る電子機器の適用例を示す概略斜視図である。
本発明は、例えば図8(a)、(b)に示すように、スマートフォンやタブレット端末等の電子機器100に適用することができる。すなわち、近年市販されているスマートフォンやタブレット端末等の電子機器100においては、磁気センサを標準的に備えたものが多くなっている。また、このような電子機器100においては、一般に、接続ケーブル300を介して、充電器や給電用電源アダプタ、パーソナルコンピュータ等の他の電子機器に接続される。ここで、接続ケーブルとして、マグネット式コネクタ310を備えた接続ケーブル300を適用した場合、筐体に設けられたコネクタ接続部120にマグネット式コネクタ310が接続された状態では、マグネット式コネクタ310に設けられた磁石から発生する磁界が、電子機器100に設けられた磁気センサ110に影響を及ぼして、正確な方位を検出することができなくなる場合がある。したがって、このような電子機器100に対して、本発明を適用することにより、上述した各実施形態と同等の作用効果を得ることができる。
なお、図8(a)、(b)においては、本発明を適用可能な電子機器100の例として、スマートフォンやタブレット端末を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は、少なくとも磁気センサ110を備え、かつ、マグネット式コネクタ310を備えた接続ケーブル300を介して充電器や他の電子機器等の外部機器200に接続されるものであれば、GPSロガーやデジタルカメラ、ナビゲーションシステム、さらには、近年急速に普及しているウェアラブル端末等の他の電子機器に適用するものであってもよい。
また、図8(a)、(b)において、接続ケーブル300は、電子機器100のコネクタ接続部120に接続される一端側に、マグネット式コネクタ310が設けられ、外部機器200に接続される他端側に、USB等の特定の規格の接続端子330が設けられたものを示したが、これに限定されるものではなく、例えば外部機器200に一体的に接続されているものであってもよい。なお、図8(a)において、210は充電器や給電用電源アダプタ等の外部機器200が接続される商用交流電源のコンセントである。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
[1]
電子機器であって、
前記電子機器の周辺の磁界の大きさ及び方向を検出する磁気センサと、
磁石を内蔵したマグネット式コネクタを一端側に有する接続ケーブルの前記マグネット式コネクタが接続されるコネクタ接続部と、
前記コネクタ接続部と前記マグネット式コネクタとが接続されていると判定したときに、前記磁気センサにおける測定動作を停止させる制御を行うセンサ制御部と、
を有することを特徴とする電子機器。
[2]
前記接続ケーブルを介して供給される所定の電圧を検知する検知部を有し、
前記センサ制御部は、前記検知部による前記所定の電圧の検知結果に基づいて、前記コネクタ接続部と前記マグネット式コネクタとが接続されているか否かを判定することを特徴とする[1]に記載の電子機器。
[3]
前記接続ケーブルを介して供給される所定の電圧を検知する検知部と、前記コネクタ接続部と前記コネクタとが物理的に接続されたときに動作して、前記コネクタ接続部と前記コネクタとの物理的な接続状態を検出するスイッチ部と、を有し、
前記センサ制御部は、前記スイッチ部による検出結果と、前記検知部による前記所定の電圧の検知結果とに基づいて、前記コネクタ接続部と前記マグネット式コネクタとが接続されているか否かを判定することを特徴とする[1]に記載の電子機器。
[4]
前記接続ケーブルは他端側に外部機器が接続可能とされており、
前記所定の電圧は、前記外部機器から供給される電圧であり、
前記センサ制御部は、前記スイッチ部により前記コネクタ接続部と前記コネクタとが物理的に接続されていることが検知されていて、且つ、前記検知部により前記所定の電圧が検知されていないとき、前記コネクタ接続部と前記マグネット式コネクタとは物理的に接続されているが、前記接続ケーブルの他端側に前記外部機器が接続されていない、あるいは、前記接続ケーブルの他端側に前記外部機器が接続されているが、前記外部機器がオフ状態になっていると判定し、この判定結果を報知することを特徴とする[3]に記載の電子機器。
[5]
前記電子機器は、二次電池を有し、
前記センサ制御部は、前記二次電池を充電するために、前記外部機器から前記接続ケーブルを介して供給される充電電圧を、前記所定の電圧として検出することを特徴とする[2]乃至[4]のいずれかに記載の電子機器。
[6]
前記電子機器は、前記外部機器との間で所定のデータを送受信するためのインターフェース部を有し、
前記センサ制御部は、前記接続ケーブルを介して前記所定のデータを送受信する際に、前記データに重畳される供給電圧を、前記所定の電圧として検出することを特徴とする[2]乃至[4]のいずれかに記載の電子機器。
[7]
前記センサ制御部は、前記磁気センサに供給される駆動用電力を遮断する、又は、前記磁気センサをスリープモードに移行させることにより、前記磁気センサにおける測定動作を停止させることを特徴とする[1]乃至[6]のいずれかに記載の電子機器。
[8]
電子機器の制御方法であって、
前記電子機器は、前記電子機器の周辺の磁界の大きさ及び方向を検出する磁気センサと、磁石を内蔵したマグネット式コネクタを一端側に有する接続ケーブルの前記マグネット式コネクタが接続されるコネクタ接続部と、を有し、
前記コネクタ接続部と前記マグネット式コネクタとが接続されているか否かを判定し、
前記コネクタ接続部と前記マグネット式コネクタとが接続されていると判定したときに、前記磁気センサにおける測定動作を停止させる制御を行う、
ことを特徴とする制御方法。
100 電子機器
110 磁気センサ
120 コネクタ接続部
128 メカニカルスイッチ
130 コネクタ接続検知部
140 充電・電源供給回路
145 電池
150 I/F部
160 演算処理部
200 外部機器
300 接続ケーブル
310 マグネット式コネクタ

Claims (8)

  1. 電子機器であって、
    前記電子機器の周辺の磁界の大きさ及び方向を検出する磁気センサと、
    磁石を内蔵したマグネット式コネクタを一端側に有する接続ケーブルの前記マグネット式コネクタが接続されるコネクタ接続部と、
    前記コネクタ接続部と前記マグネット式コネクタとが接続されていると判定したときに、前記磁気センサにおける測定動作を停止させる制御を行うセンサ制御部と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  2. 前記接続ケーブルを介して供給される所定の電圧を検知する検知部を有し、
    前記センサ制御部は、前記検知部による前記所定の電圧の検知結果に基づいて、前記コネクタ接続部と前記マグネット式コネクタとが接続されているか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記接続ケーブルを介して供給される所定の電圧を検知する検知部と、前記コネクタ接続部と前記コネクタとが物理的に接続されたときに動作して、前記コネクタ接続部と前記コネクタとの物理的な接続状態を検出するスイッチ部と、を有し、
    前記センサ制御部は、前記スイッチ部による検出結果と、前記検知部による前記所定の電圧の検知結果とに基づいて、前記コネクタ接続部と前記マグネット式コネクタとが接続されているか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記接続ケーブルは他端側に外部機器が接続可能とされており、
    前記所定の電圧は、前記外部機器から供給される電圧であり、
    前記センサ制御部は、前記スイッチ部により前記コネクタ接続部と前記コネクタとが物理的に接続されていることが検知されていて、且つ、前記検知部により前記所定の電圧が検知されていないとき、前記コネクタ接続部と前記マグネット式コネクタとは物理的に接続されているが、前記接続ケーブルの他端側に前記外部機器が接続されていない、あるいは、前記接続ケーブルの他端側に前記外部機器が接続されているが、前記外部機器がオフ状態になっていると判定し、この判定結果を報知することを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記電子機器は、二次電池を有し、
    前記センサ制御部は、前記二次電池を充電するために、前記外部機器から前記接続ケーブルを介して供給される充電電圧を、前記所定の電圧として検出することを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の電子機器。
  6. 前記電子機器は、前記外部機器との間で所定のデータを送受信するためのインターフェース部を有し、
    前記センサ制御部は、前記接続ケーブルを介して前記所定のデータを送受信する際に、前記データに重畳される供給電圧を、前記所定の電圧として検出することを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の電子機器。
  7. 前記センサ制御部は、前記磁気センサに供給される駆動用電力を遮断する、又は、前記磁気センサをスリープモードに移行させることにより、前記磁気センサにおける測定動作を停止させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の電子機器。
  8. 電子機器の制御方法であって、
    前記電子機器は、前記電子機器の周辺の磁界の大きさ及び方向を検出する磁気センサと、磁石を内蔵したマグネット式コネクタを一端側に有する接続ケーブルの前記マグネット式コネクタが接続されるコネクタ接続部と、を有し、
    前記コネクタ接続部と前記マグネット式コネクタとが接続されているか否かを判定し、
    前記コネクタ接続部と前記マグネット式コネクタとが接続されていると判定したときに、前記磁気センサにおける測定動作を停止させる制御を行う、
    ことを特徴とする制御方法。
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