JP2016167198A - 表示装置及び表示装置の制御方法 - Google Patents

表示装置及び表示装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】リモート端末にログインする場合において、表示装置とは別にログイン情報が入力される装置を用意しなくとも、ログイン情報を秘匿するための技術を提供する。【解決手段】プロジェクター10は、スクリーン50に画像を表示する投写部16と、ワンタイムパスワードと、ネットワークに接続されたリモート端末30にログインするためのログイン情報とを対応付けて記憶するアカウント管理手段130と、指示体40により指示されたスクリーン50上の位置を検出する検出手段160と、検出された位置に基づいて、ワンタイムパスワードの入力を受け付けるコード入力受付手段150と、入力されたワンタイムパスワードが記憶されたワンタイムパスワードと一致した場合には、ワンタイムパスワードに対応付けて記憶されたログイン情報を用いて、ネットワークを介してリモート端末30にログインするログイン処理手段140とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、リモートログインに関する。
リモートデスクトップ接続の技術によると、ユーザーの手元にあるコンピューター装置から、遠隔地のコンピューターにネットワークを介してログイン(即ちリモートログイン)し、当該コンピューター装置のデスクトップ環境やファイルを操作することができる。特許文献1には、ネットワークに接続可能なプロジェクターが、リモート端末から受信したデータに基づく表示をすることが記載されている。特許文献1に記載の技術では、携帯電話からリモートサーバーにログインするための、ログイン操作を行い、当該リモートサーバーが認証処理を行ってログインを許可する。この携帯電話は、リモートサーバーを介するリモート端末との操作をやりとりしたり、プロジェクターへのデータ転送要求を行ったりする。
特開2010−226399号公報
プロジェクターが投写する画面は、複数人によって視認される機会が多い。よって、この画面を用いて、リモート端末にログインするためのIDやパスワード等のログイン情報を入力する仕組みとした場合、第三者にログイン情報が視認されやすい。特許文献1に記載の技術によれば、携帯電話からログイン操作を行うため、ログイン情報が第三者に視認されにくい。しかし、特許文献1に記載の技術では、プロジェクターとは別に、ログイン情報が入力される装置を用意しなければならない。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、その目的の一つは、リモート端末にログインする場合において、表示装置とは別にログイン情報が入力される装置を用意しなくとも、ログイン情報を秘匿するための技術を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係る表示装置は、表示面に画像を表示する表示手段と、第1のコードと、ネットワークに接続されたリモート端末にログインするためのログイン情報とを記憶する記憶手段と、指示体により指示された前記表示面上の位置を検出する検出手段と、検出された前記位置に基づいて、第2のコードの入力を受け付けるコード入力受付手段と、前記第2のコードが前記第1のコードと一致した場合には、前記ログイン情報を用いて、前記ネットワークを介して前記リモート端末にログインするログイン処理手段とを備える。
この発明では、第1のコードとログイン情報とを対応付けて記憶し、指示体を用いて当該第1のコードと一致する第2のコードの入力を受け付けた場合には、当該ログイン情報を用いてリモート端末にログインする。よって、この発明によれば、リモート端末にログインする場合において、表示装置とは別にログイン情報が入力される装置を用意しなくとも、ログイン情報を秘匿することができる。
本発明において、前記ログイン情報の入力を受け付けるログイン情報入力受付手段と、前記第1のコードを発行する発行手段とを備え、前記記憶手段は、発行された前記第1のコードと、前記入力が受け付けられた前記ログイン情報とを対応付けて記憶してもよい。
この発明によれば、事前に入力を受け付けたログイン情報と、発行した第1コードとを対応付けて記憶しておき、当該第1コードと一致する第2のコードの入力が受け付けられた場合には、当該ログイン情報を用いてリモート端末にログインすることができる。
本発明において、前記ログイン処理手段は、前記ログイン情報入力受付手段が前記ログイン情報の入力を受け付けた場合、前記入力が受け付けられた前記ログイン情報を用いて、前記リモート端末へのログインを試み、前記発行手段は、前記試みに成功した場合に、前記第1のコードを発行してもよい。
この発明によれば、正しいログイン情報の入力を受け付けた場合に第1のコードを発行するため、ログイン情報の誤りを原因としてリモート端末へのログインに失敗する可能性を低くすることができる。
本発明において、前記ログイン情報入力受付手段、及び前記発行手段を実現するウェブサーバー部を備えてもよい。
この発明によれば、ログイン情報の入力を受け付ける機能と、第1のコードを発行する機能とをウェブサーバーによって実現するため、ウェブページを用いて、ログイン情報の入力の受け付け、及び第1のコードの発行を行うことができる。
本発明において、前記リモート端末にログインした後、検出された前記位置を示す位置情報を、前記ネットワークを介して前記リモート端末に送信する送信手段を備えてもよい。
この発明によれば、ログインに成功したことを条件として、リモート端末を操作するための位置情報を送信することができる。
本発明において、前記第1のコードは、一度前記リモート端末にログインした後、無効となってもよい。
この発明によれば、第1のコードが一度のログインの後は無効となるため、当該第1のコードが第三者に漏洩して、不正にリモート端末にログインされてしまう可能性が低くなる。
本発明において、前記第1のコードは、発行された時点から所定の時間が経過すると、無効となってもよい。
この発明によれば、第1のコードが発行された時点から所定の時間が経過すると無効になるため、当該第1のコードが第三者に漏洩して、不正にリモート端末にログインされてしまう可能性が低くなる。
本発明に係る表示装置の制御方法は、表示面に画像を表示する表示装置の制御方法であって、第1のコードと、ネットワークに接続されたリモート端末にログインするためのログイン情報とを記憶するステップと、指示体により指示された前記表示面上の位置を検出するステップと、検出した前記位置に基づいて、第2のコードの入力を受け付けるステップと、前記第2のコードが前記第1のコードと一致した場合には、前記ログイン情報を用いて、前記ネットワークを介して前記リモート端末にログインするステップとを備える。
この発明では、第1のコードとログイン情報とを対応付けて記憶し、指示体を用いて当該第1のコードと一致する第2のコードの入力を受け付けた場合には、当該ログイン情報を用いてリモート端末にログインする。よって、この発明によれば、リモート端末にログインする場合において、表示装置とは別にログイン情報が入力される装置を用意しなくとも、ログイン情報を秘匿することができる。
本発明の一実施形態に係る表示システムの全体構成を示す図。 同実施形態に係るプロジェクターの機能構成を示すブロック。 同実施形態に係るプロジェクターのハードウェア構成を示すブロック図。 同実施形態に係る表示システムのログイン情報の事前登録に関する処理を示すシーケンス図。 同実施形態に係るアカウント管理の一例の説明図。 同実施形態に係る表示システムのログイン時の処理を示すシーケンス図。 同実施形態に係るRDP接続画面の一例を示す図。 同実施形態に係るリモートログイン後の処理の説明図。 本発明の第2実施形態に係る表示システムの全体構成を示す図。 同実施形態に係るプロジェクターの機能構成を示すブロック図。 同実施形態に係る表示システムのログイン情報の事前登録に関する処理を示すシーケンス図。
[第1実施形態]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る表示システム1の全体構成を示す図である。表示システム1は、プロジェクター10と、クライアント端末20と、リモート端末30と、指示体40とを備える。ユーザーUは、クライアント端末20、及びリモート端末30を使用(所有)する人物である。プロジェクター10、クライアント端末20、及び指示体40の各々は、ここでは、会議が行われる会議室に配置されている。これに対し、リモート端末30は、会議室とは別の空間である、ユーザーUの自室に配置されている。
なお、図1では、クライアント端末20、及びリモート端末30の各々が1台ずつ示されているが、各々2台以上存在していてもよい。
プロジェクター10は、例えば液晶プロジェクターで、スクリーン50上に画像を投写する投写型の表示装置である。プロジェクター10は、例えばR(Red)、G(Green)、B(Blue)三原色の各色成分に対応した画像信号に基づいて、スクリーン50にカラーの画像を投写する。スクリーン50は、ここでは反射型のスクリーンであり、プロジェクター10により画像(映像)が投写される投写面である。この投写により、スクリーン50上で画面SCが表示される。投写面は、画像を表示する表示面に相当する。
また、プロジェクター10は、リモートデスクトップ(RDP:Remote Desktop Protocol)接続の技術に基づいて、ネットワークNWを介して、リモート端末30にログインする機能を有する。ネットワークNWは、ここではLAN(Local Area Network)であるが、通信の方式(規格)は特に問わず、他のネットワーク(通信回線)であってもよい。プロジェクター10は、ネットワークNWと無線又は有線のどちらで接続されてもよく、接続の方式は特に問わない。
クライアント端末20は、プロジェクター10に対するクライアント端末である。クライアント端末20は、例えば汎用のパーソナルコンピューターで、プロジェクター10に入力される画像信号の信号源(映像ソース)となる端末装置である。クライアント端末20は、本実施形態では、文字や図形、写真等の表示要素を含むプレゼンテーション資料を表示するための画像信号を出力する。この場合、ユーザーUは、例えば、プロジェクター10により投写されたプレゼンテーション資料を参照しながら、プレゼンテーションを行う人物である。本実施形態において、クライアント端末20は、プロジェクター10に対する画像信号の信号源としての用途のほか、RDP接続を利用するための情報の事前登録の用途でも使用される。
なお、クライアント端末20は、プレゼンテーション資料以外の画像を表示するための画像信号を出力してもよい。また、この画像信号は、静止画像に限られず、動画像を示してもよい。また、クライアント端末20は、ネットワークNWと無線又は有線のどちらで接続されてもよく、接続の方式は特に問わない。また、プロジェクター10は、DVDプレーヤー等の映像ソース機器から出力された画像信号に基づいて画像を投写してもよい。
リモート端末30は、例えば汎用のパーソナルコンピューターで、プロジェクター10等の外部装置からのログインを受け付ける機能を有する端末装置である。リモート端末30は、例えば、会議に必要な資料に関するデータを記憶する。リモート端末30は、ネットワークNWと無線又は有線のどちらで接続されてもよく、接続の方式は特に問わない。
指示体40は、例えばペン型のデバイスであり、スクリーン50上の位置を指示するためにユーザーUが使用する指示体である。指示体40は、ペン型に限らず、棒形状等の他形状の操作デバイスであってもよい。また、指示体40は、ユーザーUの手や指等の指示体で代用されてもよい。
図2は、プロジェクター10の機能構成を示すブロック図である。プロジェクター10は、表示制御手段110と、ウェブサーバー部120と、アカウント管理手段130と、ログイン処理手段140と、コード入力受付手段150と、検出手段160と、送信手段170とを備える。
表示制御手段110は、スクリーン50に画像を表示(即ち投写)する制御を行う手段である。表示制御手段110は、クライアント端末20から入力された画像信号に応じた画像を、スクリーン50に表示させる。表示制御手段110は、検出手段160により検出された指示体40の位置を示す座標情報に基づいて、指示された位置に応じた画像(線)を描画する制御を行う。表示制御手段110は、リモート端末30にログインするためのログイン操作を受け付ける画面(以下「RDP接続画面」という。)を表示する制御を行う。表示制御手段110は、リモート端末30にログインした後は、当該リモート端末30から受信した画像データに基づいて、スクリーン50に画像を表示させる。
ウェブサーバー部120は、クライアント端末20が実行するウェブブラウザ上での表示を制御するサーバーである。ウェブサーバー部120は、HTML(Hyper Text Markup Language)形式の画面データを、クライアント端末20に送信する。
ウェブサーバー部120は、ログイン情報入力受付手段121と、発行手段122とを含む。ログイン情報入力受付手段121は、クライアント端末20からログイン情報の入力を受け付ける手段である。ログイン情報は、例えば、リモート端末30にログインするためのログインID、及びログインパスワードを含む。ログイン情報入力受付手段121は、入力を受け付けたログイン情報を、アカウント管理手段130へ供給する。発行手段122は、第1のコードとしてワンタイムパスワードを発行する手段である。発行手段122は、発行したワンタイムパスワードを、クライアント端末20、及びアカウント管理手段130の各々へ供給する。
アカウント管理手段130は、プロジェクター10を介してリモート端末30にログインするためのアカウントを管理する手段である。アカウント管理手段130は、アカウントの管理に関する情報を記憶するアカウント情報記憶手段131を含む。アカウント情報記憶手段131は、クライアント端末20から入力を受け付けたログイン情報と、このクライアント端末20に対して発行されたワンタイムパスワードとを対応付けて記憶する。
ログイン処理手段140は、ネットワークNWを介してリモート端末30にログインするための処理であるログイン処理を行う。このログインにより、プロジェクター10は、ネットワークNWを介してリモート端末30に接続して、リモート端末30とリモートデスクトップ接続に係るデータをやりとりすることが可能となる。
コード入力受付手段150は、RDP接続画面の表示中において、検出手段160により検出された指示体40の位置を示す座標情報に基づいて、第2のコードとしてのワンタイムパスワードの入力を受け付ける。ログイン処理手段140は、コード入力受付手段150が入力を受け付けたワンタイムパスワード(第2のコード)が、アカウント情報記憶手段131に記憶されているワンタイムパスワード(第1のコード)と一致した場合には、当該ワンタイムパスワードに対応付けられたログイン情報を用いて、リモート端末30にログイン(リモートログイン)する。
更に、ログイン処理手段140は、ログイン情報入力受付手段121が入力を受け付けたログイン情報を用いて、リモート端末30にログインを試みるログインテストを行う。発行手段122は、このログインテストに成功した場合には、ログイン情報が正しいとして、ワンタイムパスワードを発行する。
検出手段160は、指示体40により指示された、スクリーン50上の位置を検出する手段である。検出手段160は、ここでは、カメラ部17の撮像画像を表す撮像データを解析して、指示体40の位置(例えば先端の位置)を検出し、当該位置の座標を示す座標情報を供給する。
送信手段170は、ログイン処理手段140によってリモート端末30にログインした後、検出手段160により検出された位置を示す座標情報(本発明の位置情報に相当。)を、ネットワークNWを介してリモート端末30に送信する手段である。送信手段170は、検出手段160が求めた座標情報の座標系を、座標変換パラメーターに基づいて、リモート端末30で表示される画像の座標系に変換してから送信する。座標変換パラメーターは、当該画像における座標と、スクリーン50上の領域における座標との対応関係を表すパラメーターである。
図3は、プロジェクター10のハードウェア構成を示すブロック図である。図3に示すように、プロジェクター10は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、操作部14と、画像処理部15と、投写部16と、カメラ部17と、記憶部18と、第1通信部191と、第2通信部192とを備える。
CPU11は、ROM12等の記憶手段に記憶されたプログラムを、RAM13に読み出して実行することにより、プロジェクター10の各部を制御するプロセッサーである。操作部14は、プロジェクター10の電源のオン/オフ等の、各種操作を行うための操作子を備えた操作手段である。
画像処理部15は、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の画像処理回路を備え、プロジェクター10が行う画像処理を司る。画像処理部15は、CPU11の制御に従って、入力された画像信号に対して、リサイズ処理や台形補正等の所定の画像処理を行って、画像情報を生成する。
投写部16は、画像処理部15による画像処理後の画像情報に基づいて、スクリーン50に画像を投写する。投写部16は、光源161と、液晶パネル162と、光学系163と、光源制御部164と、パネル駆動部165と、光学系駆動部166とを有する。光源161は、例えばLED(Light Emitting Diode)や半導体ダイオードを含む固体光源で、液晶パネル162に光を射出する。液晶パネル162は、例えば透過型の液晶パネルで、光源161から入射した光を変調する光変調器である。液晶パネル162は、RGBの三原色の各色に対応して設けられる。光学系163は、例えばレンズやレンズ調整用の駆動回路を備え、液晶パネル162により変調された光(画像光)を拡大して、スクリーン50上に投写する。光源制御部164は、CPU11の制御に従って光源161を駆動する。パネル駆動部165は、CPU11から供給された画像情報に基づいて液晶パネル162を駆動する。光学系駆動部166は、CPU11の制御に従って光学系163の駆動回路を駆動する。
なお、光変調器として、反射型の液晶パネルを採用してもよいし、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)等を採用してもよい。
カメラ部17は、イメージセンサー(例えばCMOSセンサー又はCCDセンサー)を有し、スクリーン50を撮像する。指示体40は、所定の間隔で繰り返し発光する。CPU11は、カメラ部17により撮像された指示体40の発光光に基づいて、指示体40により指示されたスクリーン50上の位置を検出する。
なお、プロジェクター10は、例えば、ライトカーテン等を用いた方法などにより、指示体40の反射光にて指示する位置を検出してもよい。また、プロジェクター10は、パターン認識等により指示体40の形を認識することにより、指示体40で指示された位置を検出してもよい。
記憶部18は、例えば不揮発性の半導体メモリーを備え、各種のデータを記憶する。第1通信部191は、例えば無線通信回路及びアンテナを備え、クライアント端末20と無線により接続する。第2通信部192は、例えば無線通信回路及びアンテナを備え、ネットワークNWを介してリモート端末30と接続する。
次に、本実施形態の動作を説明する。本実施形態の動作は、<A:ログイン情報の事前登録>と、<B:リモート端末へのログイン時の処理>とに大別される。
<A:ログイン情報の事前登録>
図4は、プロジェクター10のログイン情報の事前登録に係る処理を示すシーケンス図である。
ユーザーUが、会議でのプレゼンテーションの開始に先立ち、リモート端末30のログイン情報を、プロジェクター10に登録しようとしたとする。この場合、クライアント端末20は、ユーザーUの操作に応じて、プロジェクター10にネットワークNWを介してアクセスする。このため、クライアント端末20は、プロジェクター10が設置された会議室に存在する必要はなく、ネットワークNWに接続できる環境下にあればよい。また、クライアント端末20は、後述するようにプロジェクター10のウェブサーバー部120にアクセスするので、少なくともブラウザ機能を搭載した装置であればよい。クライアント端末20は、例えば、スマートフォンでもよい。プロジェクター10は常時電源がオンされていてもよいが、少なくともクライアント端末20からのアクセスを受け付け可能な状態の省電力モードで動作していてもよい。
クライアント端末20からのアクセスを受け付けると、プロジェクター10のCPU11は、ログイン情報の入力を受け付けるためのウェブページを、第1通信部191を介してクライアント端末20に送信する(ステップS1)。クライアント端末20は、受信したウェブページの画面を表示して、ログイン情報の入力を受け付ける。
クライアント端末20は、入力されたログイン情報を、プロジェクター10に送信する(ステップS2)。プロジェクター10のCPU11は、第1通信部191を介して、このログイン情報の入力を受け付ける(ステップS3)。
次に、CPU11は、ステップS3で入力を受け付けたログイン情報を、第2通信部192を介してリモート端末30に送信して、ログインテストを行う(ステップS4)。リモート端末30は、受信したログイン情報に基づいてログインを許可するかどうかを判定する。そして、リモート端末30は、ログイン情報が正しくログインに成功した場合は成功通知を、ログイン情報の誤りにより失敗した場合は失敗通知を、プロジェクター10に送信する(ステップS5)。
次に、プロジェクター10のCPU11は、ログインテストに成功したかどうかを判定する(ステップS6)。CPU11は、ログインテストに失敗したと判定した場合は(ステップS6;NO)、第1通信部191を介して、失敗通知をクライアント端末20に送信する(ステップS7)。この場合、ユーザーUは正しいログイン情報を入力し直す。そして、CPU11はステップS3から処理を再開させる。
CPU11は、ログインテストに成功したと判定した場合は(ステップS6;YES)、ワンタイムパスワード(第1のコード)を発行する(ステップS8)。CPU11は、少なくとも、発行済み且つ有効な他のワンタイムパスワードと重複しないように、ステップS8でワンタイムパスワードを発行する。
次に、CPU11は、ログイン情報と、ワンタイムパスワード(第1のコード)とを対応付けて、記憶部18に記憶させる(ステップS9)。ここでは、図5に示すように、ログイン情報に含まれるログインID「12345」、及ログインパスワード「abCdE」と、ワンタイムパスワード「4321」とが対応付けて記憶(登録)される。
なお、ログインID、ログインパスワード及びワンタイムパスワードの各々に使用される文字(記号も含む。)の種類や、文字数については特に問わない。ただし、ワンタイムパスワードは、ユーザーUが容易に暗記しやすい情報であることが望ましい。
次に、CPU11は、発行したワンタイムパスワードを、第1通信部191を介してクライアント端末20に送信する(ステップS10)。クライアント端末20は、受信したワンタイムパスワードを表示する。ユーザーUは、表示されたワンタイムパスワードを暗記したり、メモにとったりする。
以上が、ログイン情報の事前登録に係る処理の説明である。この事前登録に係る処理が、プレゼンテーションの前に実施されることにより、ログイン情報を秘匿することができる。
<B:リモート端末へのログイン時の処理>
図6は、プロジェクター10のリモート端末30へのログイン時の処理を示すシーケンス図である。この処理は、例えば、ユーザーUがプレゼンテーションの実施中において、リモート端末30から必要な資料を取り出す場合に行われる。
プロジェクター10のCPU11は、第1通信部191を介してクライアント端末20から画像信号が入力されると(ステップS21)、投写部16を制御してスクリーン50への画像の表示(投写)を開始する(ステップS22)。次に、CPU11は、指示体40により指示されたスクリーン50上の位置の検出を開始する(ステップS23)。以降、CPU11は、スクリーン50上において指示された位置の検出を、例えば所定の周期で、繰り返し行う。
プロジェクター10のCPU11は、例えばユーザーUの指示体40を用いたメニューの操作により、リモート端末30へのアクセスが指示されると、投写部16を制御して、スクリーン50にRDP接続画面を表示する(ステップS24)。
図7は、RDP接続画面の一例を示す図である。図7に示すように、RDP接続画面Rは、画面SC上に表示される。RDP接続画面Rでは、「ワンタイムパスワードを入力してください。」というメッセージと、入力された文字が表示される表示領域Tと、「0」〜「9」の各数字に対応した数字キー、入力した文字を消去するための「DEL」キー、入力を確定するための「OK」キーとを配置したキー領域Kとが表示される。ユーザーUは、キー領域Kに含まれるキーの位置を指示体40で指示することにより、ワンタイムパスワードを入力するログイン操作を行う。
図6に戻り、CPU11は、検出された指示体40の位置に基づいてワンタイムパスワード(第2のコード)の入力を受け付けると(ステップS25)、当該ワンタイムパスワードが記憶済みのワンタイムパスワード(第1のコード)と一致するかどうかを判定する(ステップS26)。
なお、ワンタイムパスワードの入力の方法は数字キー選択する操作に限られない。例えば、プロジェクター10は、指示体40を用いてスクリーン50上に描かれた文字(ここでは数字)を認識することにより、ワンタイムパスワードの入力を受け付けてもよい。
CPU11は、一致しないと判定した場合は(ステップS26;NO)、その旨をスクリーン50に表示する。この際に、CPU11は、ワンタイムパスワードの再入力を促すべく、図7で説明したRDP接続画面Rを再び表示させてもよい。
CPU11は、一致すると判定した場合は(ステップS26;YES)、当該ワンタイムパスワードに対応付けて記憶されたログイン情報を、記憶部18から取得し、第2通信部192を介してリモート端末30に送信する(ステップS27)。例えばワンタイムパスワード「4321」の入力を受け付けた場合、CPU11は、ログインID「12345」、及びログインパスワード「abCdE」を含むログイン情報を、リモート端末30に送信する。
リモート端末30は、受信したログイン情報に基づいてログインに成功した場合は、成功通知をプロジェクター10に送信する(ステップS28)。これによりプロジェクター10が、リモート端末30にログインした状態となる。その後、プロジェクター10のCPU11は、リモート端末30で表示されている画面をスクリーン50に表示する。この表示のための制御は、通常のリモートデスクトップ接続と同じ方法で行われてよい。例えば、CPU11は、図8(A)示すように、複数のフォルダの各々に対応したオブジェクトを含むウィンドウWを表示させる。
プロジェクター10のCPU11は、ログインに成功すると、当該ログインに使用されたワンタイムパスワード(第1のコード)を無効にする(ステップS29)。ワンタイムパスワードを無効にする処理は、例えば、記憶部18に記憶されたログイン情報とワンタイムパスワードとのセットを削除する処理であるが、一部を削除したり書き換えたりする等のワンタイムパスワードを使用できなくするその他の処理であってもよい。
CPU11は、ログインに成功した後は、指示体40により指示されたスクリーン50上の位置を示す座標情報を、例えば所定間隔で、繰り返しリモート端末30に送信する(ステップS30)。リモート端末30は、受信した座標情報で指定された位置に応じた処理を行い、当該処理の結果に応じた画像(画面)を表示する画像データを、プロジェクター10に送信する(ステップS31)。CPU11は、受信した画像データに応じた画像を、スクリーン50に表示する(ステップS32)。例えば、一のフォルダに対応するオブジェクトObが指示体40で指示された場合、CPU11は、図8(B)に示すように、このフォルダの配下にあるファイル一覧をスクリーン50に表示させる。このようにして、ユーザーUは、指示体40を用いてスクリーン50上の位置を指示して、リモート端末30を遠隔操作することができる。
以降においても、ステップS30〜S32の処理ステップが、例えば所定間隔で、繰り返し実行される。
以上説明した第1実施形態のプロジェクター10によれば、ワンタイムパスワードと、事前に記憶されたログイン情報とを対応付けて記憶しておき、その後、指示体40を用いて同じワンタイムパスワードの入力を受け付けた場合は、当該ログイン情報を用いてリモート端末にログインする。よって、プロジェクター10によれば、リモート端末30にログインする場合において、プロジェクター10の付属品とは別に、ログイン情報が入力される装置、例えばキーボードやマウス、各種端末装置を用意しなくとも、リモート端末30にリモートログインすることができる。また、図7で説明したように、スクリーン50上にワンタイムパスワードが表示されることはあるが、ログイン情報は表示されないのでログイン情報を秘匿することができる。また、このワンタイムパスワードは一度の使用で無効となる。よって、仮に第三者がワンタイムパスワードを覚えていたとしてもリモート端末30にログインすることができないので、セキュリティーが向上する。
また、プロジェクター10は、ウェブサーバーの機能を用いて、ログイン情報の事前登録、及びワンタイムパスワードの発行を行う。このため、事前登録のための画面がプロジェクター10によってスクリーン50に投写されることがなく、当該事前登録の際にも、ログイン情報を秘匿することができる。また、ユーザーがプロジェクター10が設置されている場所とは異なる場所から事前登録できるのでセキュリティーがさらに向上する。
更に、プロジェクター10は、ログインテストに成功した場合にワンタイムパスワードを発行するため、ログイン情報の誤りを原因としてリモート端末30へのログインに失敗する可能性が低くなる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を説明する。本実施形態において、上述した第1実施形態と同じ符号を付した要素は、上述した第1実施形態と同じ機能を実現する。以下、上述した第1実施形態との相違点を中心に、本発明の第2実施形態を説明する。
図9は、本発明の第2実施形態に係る表示システム1の全体構成を示す図である。この表示システム1は、上述した第1実施形態と同様、プロジェクター10と、クライアント端末20と、リモート端末30と、指示体40とを備える。上述した第1実施形態の表示システム1では、クライアント端末20を用いて、RDP接続を利用するための情報の事前登録が行われていた。これに対し、本実施形態の表示システム1では、クライアント端末20の代わりに、リモート端末30を用いて、RDP接続を利用するための情報の事前登録が行われる。このため、ユーザーUは、RDP接続を利用するための情報を事前登録するときには、リモート端末30を操作し、プロジェクター10によるRDP接続が行われるときには、指示体40を用いた操作をする。クライアント端末20は、プロジェクター10に対する画像信号の信号源としての用途で使用される。
なお、プロジェクター10、クライアント端末20、リモート端末30、及び指示体40の各々のハードウェア構成は、上述した第1実施形態と同じでよい。
図10は、本実施形態のプロジェクター10の機能構成を示すブロック図である。プロジェクター10は、上述した第1実施形態と同様、表示制御手段110と、ウェブサーバー部120と、アカウント管理手段130と、ログイン処理手段140と、コード入力受付手段150と、検出手段160と、送信手段170とを備える。
本実施形態のウェブサーバー部120は、リモート端末30が実行するウェブブラウザ上での表示を制御するサーバーである。このため、ログイン情報入力受付手段121は、リモート端末30からログイン情報の入力を受け付ける。発行手段122は、第1のコードとしてワンタイムパスワードを発行すると、発行したワンタイムパスワードを、リモート端末30、及びアカウント管理手段130の各々へ供給する。そして、アカウント管理手段130のアカウント情報記憶手段131は、リモート端末30から入力を受け付けたログイン情報と、このリモート端末30に対して発行されたワンタイムパスワードとを対応付けて記憶する。
なお、プロジェクター10の機能構成に関するその他の説明は、上述した第1実施形態と重複するため省略する。
次に、本実施形態の動作を説明する。
図11は、本実施形態のプロジェクター10のログイン情報の事前登録に係る処理を示すシーケンス図である。
ユーザーUが、会議でのプレゼンテーションの開始に先立ち、自身が操作するリモート端末30を用いて、このリモート端末30のログイン情報をプロジェクター10に登録しようとしたとする。この場合、リモート端末30は、ユーザーUの操作に応じて、プロジェクター10にネットワークNWを介してアクセスする。
リモート端末30からのアクセスを受け付けると、プロジェクター10のCPU11は、ログイン情報の入力を受け付けるためのウェブページを、第2通信部192を介してリモート端末30に送信する(ステップS11)。リモート端末30は、受信したウェブページの画面を表示して、ログイン情報の入力を受け付ける。
リモート端末30は、入力されたログイン情報を、プロジェクター10に送信する(ステップS12)。プロジェクター10のCPU11は、第2通信部192を介して、このログイン情報の入力を受け付ける(ステップS13)。
次に、CPU11は、ステップS13で入力を受け付けたログイン情報を、第2通信部192を介してリモート端末30に送信して、ログインテストを行う(ステップS14)。リモート端末30は、ログイン情報が正しくログインに成功した場合は成功通知を、ログイン情報の誤りにより失敗した場合は失敗通知を、プロジェクター10に送信する(ステップS15)。そして、プロジェクター10のCPU11は、ログインテストに成功したかどうかを判定する(ステップS6)。CPU11は、ログインテストに失敗したと判定した場合は(ステップS6;NO)、第2通信部192を介して、失敗通知をリモート端末30に送信する(ステップS16)。CPU11は、ログインテストに成功したと判定した場合は(ステップS6;YES)、ワンタイムパスワードを発行する(ステップS8)。
なお、リモート端末30は、ステップS12において、入力を受け付けたログイン情報が正しいと判定したことを条件に、プロジェクター10にこのログイン情報を送信してもよい。この場合、ステップS6,S14〜S16の処理は省略可能である。即ち、CPU11は、ステップS13でログイン情報の入力を受け付けたことを条件に、ステップS8でワンタイムパスワードを発行する。
次に、CPU11は、ログイン情報と、ワンタイムパスワードとを対応付けて、記憶部18に記憶させる(ステップS9)。そして、CPU11は、発行したワンタイムパスワードを、第2通信部192を介してリモート端末30に送信する(ステップS17)。リモート端末30は、受信したワンタイムパスワードを表示する。ユーザーUは、表示されたワンタイムパスワードを暗記したり、メモにとったりする。
以上が、ログイン情報の事前登録に係る処理の説明である。プロジェクター10のリモート端末30へのログイン時の処理は、上述した第1実施形態の図6で説明した処理と同じでよい。よってここでは説明を省略する。
本実施形態の表示システム1によれば、プロジェクター10の付属品、及びリモート端末30とは別に、ログイン情報が入力される装置を用意しなくとも、ログイン情報の事前登録を行うことができる。また、例えばユーザーの自室などのリモート端末が設置されている場所から事前登録ができるので、効率が良いし、ログイン情報を秘匿することができる。
[変形例]
本発明は、上述した実施形態と異なる形態で実施することが可能である。また、以下に示す変形例は、各々を適宜に組み合わせてもよい。
プロジェクター10は、ワンタイムパスワード以外のコードを使用してもよい。プロジェクター10は、例えば、コードを発行した時点から所定の時間(例えば24時間)が経過すると無効にしてもよい。プロジェクター10は、コードが有効な期間においては、当該コードを複数回にわたって使用可能にしてもよいし、一度の使用で無効にしてもよい。この場合も、コードが第三者に漏洩して、不正にリモート端末にログインされてしまう可能性が低くなる。また、プロジェクター10は、例えば、コードの漏洩の危険性や、漏洩した場合のリスクが少ない場合は、コードを無効にする処理を行わなくてもよい。このように、プロジェクター10により発行されるコードは、少なくとも、ログイン情報と関連づけられた、当該ログイン情報とは別の情報(典型的には文字)であればよい。
プロジェクター10は、ウェブサーバー部120を有しない構成であってもよい。例えば、ログイン情報入力受付手段121、及び発行手段122の機能が、クライアント端末20やリモート端末30で動作するアプリケーションプログラムの機能により実現されてもよい。
上述した実施形態のプロジェクター10の構成又は動作の一部が省略されてもよい。プロジェクター10は、例えばログインテストに係る構成を備えなくてもよい。
表示システム1は、RDP接続を利用するための情報の事前登録を、リモート端末30、及びクライアント端末20の両方から行えるように構成されてもよいし、更に別の装置から行えるようにしてもよい。
本発明の表示装置は、投写型の表示装置(プロジェクター)に限られない。本発明の表示装置は、例えば、タッチスクリーンを採用したモニター直視型の表示装置であってもよい。この変形例の表示装置は、画像を表示する表示面と、この表示面に重ねて設けられたタッチスクリーンとを備え、このタッチスクリーンを用いて表示面上に指示された位置を検出する。本発明は特に、複数人によって視認される画像を表示する表示装置において、ログイン情報を秘匿するために効果的である。
プロジェクター10が実現する各機能は、複数のプログラムの組み合わせによって実現され、又は、複数のハードウェア資源の連係によって実現され得る。また、プロジェクター10の機能が、プログラムを用いて実現される場合、このプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD(Hard Disk Drive)、FD(Flexible Disk))等)、光記録媒体(光ディスク等)、光磁気記録媒体、半導体メモリー等のコンピューター読み取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供されてもよいし、ネットワークを介して配信されてもよい。また、本発明は、表示装置の制御方法として把握することも可能である。
1…表示システム、10…プロジェクター、11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…操作部、15…画像処理部、16…投写部、17…カメラ部、18…記憶部、191…第1通信部、192…第2通信部、110…表示制御手段、120…ウェブサーバー部、121…ログイン情報入力受付手段、122…発行手段、130…アカウント管理手段、131…アカウント情報記憶手段、140…ログイン処理手段、150…コード入力受付手段、160…検出手段、170…送信手段、20…クライアント端末、30…リモート端末、40…指示体、50…スクリーン

Claims (8)

  1. 表示面に画像を表示する表示手段と、
    第1のコードと、ネットワークに接続されたリモート端末にログインするためのログイン情報とを記憶する記憶手段と、
    指示体により指示された前記表示面上の位置を検出する検出手段と、
    検出された前記位置に基づいて、第2のコードの入力を受け付けるコード入力受付手段と、
    前記第2のコードが前記第1のコードと一致した場合には、前記ログイン情報を用いて、前記ネットワークを介して前記リモート端末にログインするログイン処理手段と
    を備える表示装置。
  2. 前記ログイン情報の入力を受け付けるログイン情報入力受付手段と、
    前記第1のコードを発行する発行手段と
    を備え、
    前記記憶手段は、
    発行された前記第1のコードと、前記入力が受け付けられた前記ログイン情報とを対応付けて記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記ログイン処理手段は、
    前記ログイン情報入力受付手段が前記ログイン情報の入力を受け付けた場合、前記入力が受け付けられた前記ログイン情報を用いて、前記リモート端末へのログインを試み、
    前記発行手段は、
    前記試みに成功した場合に、前記第1のコードを発行する
    ことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記ログイン情報入力受付手段、及び前記発行手段を実現するウェブサーバー部
    を備えることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記リモート端末にログインした後、検出された前記位置を示す位置情報を、前記ネットワークを介して前記リモート端末に送信する送信手段
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 前記第1のコードは、一度前記リモート端末にログインした後、無効となる
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の表示装置。
  7. 前記第1のコードは、発行された時点から所定の時間が経過すると、無効となる
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の表示装置。
  8. 表示面に画像を表示する表示装置の制御方法であって、
    第1のコードと、ネットワークに接続されたリモート端末にログインするためのログイン情報とを記憶するステップと、
    指示体により指示された前記表示面上の位置を検出するステップと、
    検出した前記位置に基づいて、第2のコードの入力を受け付けるステップと、
    前記第2のコードが前記第1のコードと一致した場合には、前記ログイン情報を用いて、前記ネットワークを介して前記リモート端末にログインするステップと
    を備える表示装置の制御方法。
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