JP2016166910A - 発熱器、定着器、および画像形成装置 - Google Patents

発熱器、定着器、および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】発熱体の熱膨張時に配線と電極との相対移動を防止する。【解決手段】長手方向の端部に電極を有し、その電極を介して電力が供給されることで発熱する発熱体と、上記発熱体を支持する支持部材と、上記端部で上記発熱体と上記支持部材との間に介在して連結し、その発熱体に対して上記長手方向も含めて固定され、該支持部材に対して該長手方向に移動自在に固定された連結部材と、前記発熱体の前記電極に接続され、前記連結部材に対して固定された配線と、を備える。【選択図】図10

Description

本発明は、発熱器、定着器、および画像形成装置に関する。
従来、発熱体を有した定着器で加熱により画像を記録媒体に定着させる画像定着装置が知られており、この発熱体は発熱に際して熱膨張する。
例えば特許文献1には、弾性変形する弾性部分で加熱体(発熱体)を保持部材に取り付けることで熱膨張による変形を弾性的に吸収する技術が開示されている。
また、例えば特許文献2には、面状発熱体をバネで両端方向に引くことで熱膨張時のしわ発生を防止する技術が開示されている。
特開2001−356623号公報 特開2012−108338号公報
しかしながら、従来技術では、発熱体に給電するための配線と発熱体の電極が、発熱体の熱膨張に伴って摺れ合うこととなる。その結果、電極表面に酸化膜が生じて導通不良などの不具合を生じる虞がある。
本発明は、発熱体の熱膨張時に配線と電極との摺れを防止することを目的とする。
請求項1に係る発熱器は、
長手方向の端部に電極を有し、その電極を介して電力が供給されることで発熱する発熱体と、
上記発熱体を支持する支持部材と、
上記端部で上記発熱体と上記支持部材との間に介在して連結し、その発熱体に対して上記長手方向も含めて固定され、該支持部材に対して該長手方向に移動自在に固定された連結部材と、
前記発熱体の前記電極に接続され、前記連結部材に対して固定された配線と、
を備えたことを特徴とする。
請求項2に係る発熱器は、請求項1に係る発熱器に更に、
上記配線が組み込まれ、上記連結部材に着脱自在に固定されて上記電極に対しその配線を接続する着脱部材を備えたことを特徴とする。
請求項3に係る発熱器は、
上記連結部材が上記発熱体の両端に備えられたことを特徴とする。
請求項4に係る定着器は、
周面同士が互いに接触し、それら周面の間を記録媒体が通過することでその記録媒体上の未定着な画像を定着させる複数の接触体と、
上記複数の接触体の少なくとも1つに内蔵され、長手方向の端部に電極を有し、その電極を介して電力が供給されることで発熱する発熱体と、
上記発熱体を支持する支持部材と、
上記端部で上記発熱体と上記支持部材との間に介在して連結し、その発熱体に対して上記長手方向も含めて固定され、該支持部材に対して該長手方向に移動自在に固定された連結部材と、
前記発熱体の前記電極に接続され、前記連結部材に対して固定された配線と、
を備えたことを特徴とする。
請求項5に係る定着器は、
上記発熱体を内蔵した前記接触体が、周面部分に、当該周面に沿って周回移動する帯状の周回部材を有しており、
上記発熱体が、上記周回部材の内周面に面状に接触して発熱する面状発熱体であることを特徴とする。
請求項6に係る画像形成装置は、
記録媒体上に未定着の画像を形成する形成部と、
周面同士が互いに接触し、それら周面の間を記録媒体が通過することでその記録媒体上の未定着な画像を定着させる複数の接触体と、
上記複数の接触体の少なくとも1つに内蔵され、長手方向の端部に電極を有し、その電極を介して電力が供給されることで発熱する発熱体と、
上記発熱体を支持する支持部材と、
上記端部で上記発熱体と上記支持部材との間に介在して連結し、その発熱体に対して上記長手方向も含めて固定され、該支持部材に対して該長手方向に移動自在に固定された連結部材と、
前記発熱体の前記電極に接続され、前記連結部材に対して固定された配線と、
を備えたことを特徴とする。
請求項1に係る発熱器、請求項4に係る定着器、および請求項6に係る画像形成装置によれば、発熱体の熱膨張時に配線と電極との摺れを防止することができる。
請求項2に係る発熱器によれば、上記着脱部材を有さない場合に較べ、組み立てやメンテナンスが容易である。
請求項3に係る発熱器によれば、熱膨張における変形が発熱体の両端で分担して吸収される。
請求項5に係る定着器によれば、面状発熱体の熱膨張時に配線と電極との摺れを防止することができる。
本発明の画像形成装置の一実施形態であるプリンタの概略構成図である。 定着器の断面図である。 加熱ロール内に収容された収容体を示す図である。 コネクタによる配線接続の様子を示す図である。 比較例におけるヒータの配線構造を模式的に示した図である。 本実施形態におけるヒータの配線構造を模式的に示した図である。 収容体の分解斜視図である。 加熱ロールの断面を示す図である。 ヒータ部の分解斜視図である。 リテーナ周辺の構造を表した断面図である。 リテーナ周辺の構造を表した斜視図である。 別の実施形態におけるコネクタ構造を示す図である。
本発明の実施形態について、以下図面を参照して説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態であるプリンタの概略構成図である。
図1に示すプリンタ10はモノクロプリンタであり、プリンタ10外で作成された、画像を表す画像信号が、不図示の信号ケーブル等を介して入力される。プリンタ10には、このプリンタ10内の各構成要素の動きを制御する制御部11が備えられており、画像信号はこの制御部11に入力される。そして、プリンタ10では、この制御部11の制御の下で画像信号に基づく画像の形成が行われる。
プリンタ10の下部には用紙トレイ21が備えられていて、用紙トレイ21には、用紙Pが積み重なった状態に収容されている。用紙トレイ21は、用紙Pの補給のために、引出し自在に構成されている。用紙トレイ21に収容される用紙Pのサイズはユーザによって変更される場合があり、複数の用紙トレイ21に異なるサイズの用紙Pが収容される場合もある。そして、実際に用紙トレイ21に収容されている用紙Pのサイズを制御部11が認識して各部の制御に用いるため、センサなどによる自動認識の機構、あるいはユーザの入力などによる認識の機構がプリンタ10に組み込まれているものとする。
また、用紙トレイ21には、紙の用紙Pに替えてOHPシートやプラスチック紙や封筒などが本発明にいう記録媒体として収容されてもよい。図1では用紙Pが収容されているものとしてプリンタ10の動作を説明するが、他の記録媒体が収容される場合であっても基本的な動作は同様となる。
用紙トレイ21内の用紙Pは、ピックアップロール22およびさばきロール23により待機ロール24へと送られる。待機ロール24に到達した用紙Pは、搬送のタイミングが調整されてさらに搬送される。
このプリンタ10には、矢印Aで示す向きに回転する円柱状の感光体12が備えられ、この感光体12の周囲に、帯電器13、露光器14、現像器15、転写器16、および感光体クリーナ17が配備されている。感光体12、帯電器13、露光器14、現像器15、および転写器16を併せたものが本発明に言う形成器の一例に相当する。
帯電器13は感光体12の表面を帯電させ、露光器14は、制御部11から送られてくる画像信号に従って感光体12の表面を露光して静電潜像を形成する。静電潜像は現像器15により現像されてトナー像が形成される。
ここで、上記の待機ロール24は、感光体12上のトナー像が、転写器16に対面した位置に達するタイミングに合わせてその位置に到達するように用紙Pを送り出す。そして、感光体12上のトナー像は、転写器16の作用を受け、その送り出されてきた用紙P上に転写される。これにより用紙P上に未定着なトナー像が形成されることとなる。
未定着なトナー像が形成された用紙Pは、さらに矢印B方向に進み、定着器18による加熱および加圧を受けてその用紙P上にトナー像が定着される。その結果、用紙P上には定着トナー像からなる画像が形成される。この定着器18が本発明の定着器の一実施形態に相当する。
定着器18を通過した用紙Pは、排出器19に向かって矢印C方向に進み、さらに、その排出器19によってさらに矢印D方向に送られて排紙台20上に排出される。
図2は、定着器の断面図である。
定着器18には、加圧ロール110と加熱ロール120が備えられている。加圧ロール110と加熱ロール120は、本発明にいう複数の接触体の一例に相当する。
加圧ロール110は、金属の芯材上をゴムが被覆したロールであり、矢印E方向に回転する。
加熱ロール120は外周ベルト121を有し、その外周ベルト121内に、ヒータ122や、加圧パッド123などが収容されている。外周ベルト121が本発明にいう周回部材の一例に相当し、ヒータ122が本発明にいう発熱体の一例に相当する。
加熱ロール120の外周ベルト121は、外周ベルト121の内周面に面状に接触したヒータ122によって加熱され矢印F方向に周回移動する。この外周ベルト121は加圧パッド123によって加圧ロール110に押しつけられ、外周ベルト121と加圧ロール110との間を記録媒体が通過することで記録媒体に力と熱が加えられる。
図3は、加熱ロール内に収容された収容体を示す図である。
図3に示す収容体130は、上述したヒータ122と加圧パッド123を備えており、ヒータ122は長尺な形状を有し、ヒータ122の長手方向の両端には給電電極124が設けられている。ヒータ122はこれらの給電電極124を介して電力が供給されることで発熱する。電力供給のために給電電極124には配線が接続されるが、組み立てやメンテナンスの容易性のため、配線は着脱自在なコネクタによって給電電極124に接続される。
図4は、コネクタによる配線接続の様子を示す図である。
加熱ロール120の収容体130は外周ベルト121から端部が突き出しており、上述した給電電極124はそのように突き出した端部に設けられている。この端部に、図の左方側からコネクタ131が挿されることで、コネクタ131内に組み込まれた配線132が給電電極124に接続される。図4には加熱ロール120の両端の一方だけが示されているが、他方でも同様の構造で給電電極124に配線132が接続されている。
給電電極124が本発明にいう発熱体の電極の一例に相当し、コネクタ131が本発明にいう着脱部材の一例に相当し、コネクタ131内に組み込まれた配線132が、本発明にいう配線の一例に相当する。
ここで、本実施形態を比較例と対比して配線の接続について説明する。
図5は、比較例におけるヒータの配線構造を模式的に示した図であり、図6は、本実施形態におけるヒータの配線構造を模式的に示した図である。
比較例のヒータ201は、単一の発熱部202を有し、その発熱部202の両端に給電配線203が接続されている。これらの給電配線203は、長尺のヒータ201の片側に導かれ、2つの給電電極204に接続されている。このように、比較例のヒータ201では、長手方向の片側だけに給電電極204が備えられているので、給電電極204が備えられた片方をフレームなどに固定し、もう片方については長手方向に移動自在に保持することでヒータ201が熱膨張した場合でも給電電極204の位置が固定される。このため、その固定された給電電極204に対しコネクタで外部配線を接続すると、ヒータ201の熱膨張が生じても給電電極204とコネクタとは互いに位置が固定されたままとなる。
一方、本実施形態のヒータ122は、サイズの異なる用紙に対応するために、3つの発熱部141,142,143を有している。これら3つの発熱部141,142,143に対して別々に電力を供給するために、本実施形態のヒータ122には3系統の給電配線144,145,146が備えられている。3系統の給電配線144,145,146それぞれを介して3つの発熱部141,142,143に個別に電力を供給するために、上述した給電電極124が、ヒータ122の両端に2つずつ、合計で4つ設けられている。給電電極124に対してコネクタで配線を接続することを考慮すると、ヒータ122の片側に多数の電極を配置するとコネクタが大型化してスペースが不足するので、図6に示すような、両端に2つずつ給電電極124を配置する構造が現実的である。
本実施形態のヒータ122では、このように長手方向の両端それぞれに給電電極124が備えられているため、図5に示すように電極のない片側で熱膨張を吸収することができない。しかし、熱膨張に伴って給電電極124と上述したコネクタ131との位置ずれが生じてしまうと、給電電極124の表面と配線132が摺れて、給電電極124の表面に酸化膜などが生じ、導通不良などの不具合を生じる虞がある。そこで、本実施形態では、給電電極124とコネクタ131とのそのような位置ずれを防止して摺れを回避する工夫が施されている。このような工夫に関する説明も含めて、以下、加熱ロール内に収容された収容体の説明を続ける。
図7は、図3に示す収容体の分解斜視図である。
加熱ロール内に収容された収容体130は、ヒータ部150と加圧部160とに分かれる。ヒータ部150は、上述したヒータ122を備え、加熱ロールの外周ベルト121(図2参照)の内周面に、図7の下側から上側へと向かう方向に押し付けられる。このヒータ部150が、本発明の発熱器の一実施形態に相当する。
一方、加圧部160は、上述した加圧パッド123を備え、外周ベルト121の内周面に、図7の上側から下側へと向かう方向に押し付けられる。また、加圧部160には、外周ベルト121に接したヒータ122の表面に対する裏面に押し当てられてヒータ122の発熱温度を検出するセンサ125が3つ備えられており、これら3つのセンサ125によって、図6に示す3つの発熱部141,142,143それぞれにおける発熱温度が検出される。
図8は、加熱ロールの断面を示す図である。
加熱ロール120の外周ベルト121内に収容されたヒータ部150と加圧部160は、短手方向の一方が押しバネ161を介して連結され、短手方向の他方は支点162で連結されている。そして、押しバネ161がヒータ部150と加圧部160を互いに離れる方向に押すことでヒータ部150と加圧部160は支点162を軸として開くように外周ベルト121の内周に押し付けられる。
加圧部160に組み込まれた金属製の構造部材163は、収容体130全体を保持するものであり、ヒータ部150は、上述したように加圧部160に連結されることで加圧部160に支えられている。そして、ヒータ部150に組み込まれた板金の支持部材151が、ヒータ部150の骨格となっている。
図9は、ヒータ部の分解斜視図である。
ヒータ部150は、骨格となる支持部材151に樹脂製のヒータガイド152が保持され、そのヒータガイド152上にヒータ122が載置された構造となっている。但し、ヒータガイド152の役目はヒータ122を図の下方向から支えて外周ベルト121の内周に沿わせるものであって、外周ベルト121の移動方向(プロセス方向)とヒータ122の長手方向についてはヒータ122を固定する機能はない。ヒータ122は、長手方向の両端で樹脂製のリテーナ153によって支持部材151に固定されている。このリテーナ153は、プロセス方向についてヒータ122の位置を固定するとともに、長手方向についても、熱膨張による変形分を除いてヒータ122の位置を固定するものである。
このリテーナ153が本発明にいう連結部材の一例に相当し、支持部材151が本発明にいう支持部材の一例に相当する。
図10および図11は、リテーナ周辺の構造を表した断面図および斜視図である。
図10では、リテーナ153周辺の側方図の一部に、リテーナ153等の断面構造が示されており、図11では、リテーナ153が切断された状態で示されている。
リテーナ153には、ヒータ122の先端が突き当てられる突き当て部154と、ヒータ122の形状に沿った保持溝155が設けられている。リテーナ153にヒータ122が差し込まれることで突き当て部154と保持溝155によってリテーナ153とヒータ122が、リテーナ153への挿抜方向と上記プロセス方向との双方について固定される。
また、リテーナ153には内部にスナップフィット156が設けられており、リテーナ153に支持部材151の先端が差し込まれると支持部材151の孔158にスナップフィット156が嵌まり込み、リテーナ153に対する支持部材151の抜け止めとなって
リテーナ153が支持部材151に固定される。但し、支持部材151の孔158(の内壁)とスナップフィット156との間には、熱膨張の吸収代160が残っていて、この吸収代160の分だけは、支持部材151に対するリテーナ153の移動が自在となっている。このため、ヒータ122が熱膨張した場合には突き当て部154がヒータ122の先端で押されてリテーナ153が支持部材151から抜ける方向に移動して熱膨張が吸収されることとなる。なお、発熱が終わってヒータ122が収縮する場合にもリテーナ153の逆方向の移動で変形が吸収されることとなる。また、リテーナ153はヒータ122の長手方向の両端に備えられているので、熱膨張(および収縮)時におけるヒータ122の変形は両端で分担されて吸収されることとなり、片側における吸収量が少なく、吸収代160も小さくて済む。
リテーナ153の下面にはロック157が設けられており、コネクタ131がリテーナ153に対して図の左方側からヒータ122の長手方向に挿されることでロック157がコネクタ131の突起133と噛み合って抜け止めとなる。また、コネクタ131に組み込まれた配線132の端部となっている接点134がヒータ122の給電電極124に接触し、接点134の接触圧によってコネクタ131がリテーナ153およびヒータ122を挟み付ける。このような抜け止めと挟み付けによってコネクタ131はリテーナ153に固定されている。この結果、ヒータ122が熱膨張した場合でもコネクタ131はリテーナ153とともに移動し、接点134と給電電極124とは互いに固定されたままとなり、酸化膜による導通不良などが回避される。なお、例えばメンテナンスなどの必要に応じてコネクタ131はリテーナ153から引き抜かれ、配線132と給電電極124との接続が容易に切断される。また、メンテナンス終了時や組み立て時には、コネクタ131がリテーナ153に対して挿されることで配線132と給電電極124とが容易に接続される。
次に、コネクタ構造が異なる別の実施形態について説明する。
図12は、別の実施形態におけるコネクタ構造を示す図である。
図12に示す実施形態では、コネクタ170はリテーナ153に対し、上記プロセス方向に挿抜される。このように挿抜方向が異なるコネクタ170であっても、コネクタ170がリテーナ153に固定されるので、ヒータ122の熱膨張時に配線132と給電電極124とは互いに固定されたままとなる。
なお、上記説明した各実施形態では、外周ベルト121の内周に接触する湾曲したヒータ122が示されているが、本発明にいう発熱体は、平板状のものであってもよい。
また、上記説明では、本発明にいう発熱体が外周ベルト121内に収容された例が示されているが、本発明にいう発熱体は、金属円筒などの内部に収容されたものであってもよい。
また、上記実施形態の説明では、本発明に言う複数の接触体の一例として、周回ベルトが周回移動する加熱ロールと、全体が回転する加圧ロールとの組み合わせが示されているが、本発明にいう複数の接触体は、回転部材同士が接触したものであってもよいし、周回ベルトを備えた接触体同士が接触したものであってもい。
また、上記説明では、リテーナがヒータの両端に備えられたものが好適な例として示されているが、本発明は、連結部材が発熱体の長手方向の一方のみに設けられて他方は連結部材なしに発熱体と支持体が固定されたものであってもよい。
また、上記実施形態ではモノクロのプリンタが例示されているが、本発明は、カラーの装置に応用されてもよいし、ファクシミリやコピー機や複合機に応用されてもよい。
また、上記実施形態では電子写真方式でトナー画像を形成する装置が例示されているが、本発明にいう形成器は、電子写真方式以外の方式で記録媒体上にトナー画像を描画するものであってもよい。
10……プリンタ、 12……感光体、 13……帯電器、 14……露光器、
15……現像器、 …16…転写器、 18……定着器、 110……加圧ロール、
120……加熱ロール、 121……外周ベルト、 122……ヒータ、
123……加圧パッド、 124……給電電極、 130……収容体、
131……コネクタ、 132……配線、 133……突起、
150……ヒータ部、 151……支持部材、 152……ヒータガイド、
153……リテーナ、 160……加圧部

Claims (6)

  1. 長手方向の端部に電極を有し、該電極を介して電力が供給されることで発熱する発熱体と、
    前記発熱体を支持する支持部材と、
    前記端部で前記発熱体と前記支持部材との間に介在して連結し、該発熱体に対して前記長手方向も含めて固定され、該支持部材に対して該長手方向に移動自在に固定された連結部材と、
    前記発熱体の前記電極に接続され、前記連結部材に対して固定された配線と、
    を備えたことを特徴とする発熱器。
  2. 前記配線が組み込まれ、前記連結部材に着脱自在に固定されて前記電極に対し該配線を接続する着脱部材を備えたことを特徴とする請求項1記載の発熱器。
  3. 前記連結部材が前記発熱体の両端に備えられたことを特徴とする請求項1または2記載の発熱器。
  4. 周面同士が互いに接触し、それら周面の間を記録媒体が通過することで該記録媒体上の未定着な画像を定着させる複数の接触体と、
    前記複数の接触体の少なくとも1つに内蔵され、長手方向の端部に電極を有し、該電極を介して電力が供給されることで発熱する発熱体と、
    前記発熱体を支持する支持部材と、
    前記端部で前記発熱体と前記支持部材との間に介在して連結し、該発熱体に対して前記長手方向も含めて固定され、該支持部材に対して該長手方向に移動自在に固定された連結部材と、
    前記発熱体の前記電極に接続され、前記連結部材に対して固定された配線と、
    を備えたことを特徴とする定着器。
  5. 前記発熱体を内蔵した前記接触体が、周面部分に、該周面に沿って周回移動する帯状の周回部材を有しており、
    前記発熱体が、前記周回部材の内周面に面状に接触して発熱する面状発熱体であることを特徴とする請求項4記載の定着器。
  6. 記録媒体上に未定着の画像を形成する形成部と、
    周面同士が互いに接触し、それら周面の間を前記記録媒体が通過することで前記画像を定着させる複数の接触体と、
    前記複数の接触体の少なくとも1つに内蔵され、長手方向の端部に電極を有し、該電極を介して電力が供給されることで発熱する発熱体と、
    前記発熱体を支持する支持部材と、
    前記端部で前記発熱体と前記支持部材との間に介在して連結し、該発熱体に対して前記長手方向も含めて固定され、該支持部材に対して該長手方向に移動自在に固定された連結部材と、
    前記発熱体の前記電極に接続され、前記連結部材に対して固定された配線と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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