JP2016164329A - ハンドル装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】力を作用させる位置によってレバーの操作感が変化することを抑制するハンドル装置を提供する。
【解決手段】
本発明の室外側ハンドル装置3は、ラッチ錠5を備える扉2の室外側壁面2bに固定される室外側ハンドル10と、室外側ハンドル10に変位可能に設けられ、ラッチ錠5を解錠する場合に初期位置P1から解錠位置P2に変位操作される室外側レバー11と、室外側ハンドル10と室外側レバー11との間に設けられる室外側支持機構12と、を備え、室外側支持機構12は、互いに離間する位置で室外側ハンドル10と室外側レバー11とに架け渡されて枢支される一対のリンク20,22を含んで構成されている。
【選択図】図5
【解決手段】
本発明の室外側ハンドル装置3は、ラッチ錠5を備える扉2の室外側壁面2bに固定される室外側ハンドル10と、室外側ハンドル10に変位可能に設けられ、ラッチ錠5を解錠する場合に初期位置P1から解錠位置P2に変位操作される室外側レバー11と、室外側ハンドル10と室外側レバー11との間に設けられる室外側支持機構12と、を備え、室外側支持機構12は、互いに離間する位置で室外側ハンドル10と室外側レバー11とに架け渡されて枢支される一対のリンク20,22を含んで構成されている。
【選択図】図5
Description
本発明は、扉に取り付けられたラッチ錠を施解錠操作するハンドル装置に関する。
従来から、玄関の扉等には、扉を仮締り状態にするためのラッチ錠が取り付けられている。ラッチ錠は、扉枠に設けられたストライクに扉の木口から突出させたラッチボルトを係合させることで、仮締り状態を維持する。
特許文献1に記載のラッチ錠は、扉の壁面に固定されるハンドルに回転可能に支持されるレバーを操作することで仮締り状態が解除される。レバーは、ハンドルの上部から下方に延設されている。レバーは、ハンドルの上部に位置する回転軸を中心として前後方向に回動可能に支持されている。ユーザーは、ハンドルおよびレバーを握ることで、ハンドル内にレバーを回動させる。
しかしながら、上記したレバーは上部の回転軸を中心に回動(揺動)するため、ユーザーがレバーを握る位置によってレバーの回動に必要な力(負荷)が変わるという問題があった。例えば、回転軸から離れたレバーの下部を握る場合、ユーザーは、レバーを小さな力で回動させることができる。これに対し、回転軸に近いレバーの上部を握る場合、ユーザーは、レバーに大きな力を作用させる必要があった。この場合、子供やお年寄り等の力の弱いユーザーは、適切なレバー操作を行うことができず、ラッチ錠を解錠することができないことがあった。
本発明は、上記のような課題を解決するため、力を作用させる位置によってレバーの操作感が変化することを抑制するハンドル装置を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するため、本発明のハンドル装置は、ラッチ錠を備える扉の壁面に固定されるハンドルと、前記ハンドルに変位可能に設けられ、前記ラッチ錠を解錠する場合に初期位置から解錠位置に変位操作されるレバーと、前記ハンドルと前記レバーとの間に設けられる支持機構と、を備え、前記支持機構は、互いに離間する位置で前記ハンドルと前記レバーとに架け渡されて枢支される一対のリンクを含んで構成されている。
この構成によれば、ハンドルとレバーと一対のリンクとは、4節リンク機構を構成している。ユーザーによって変位操作されたレバーは、ハンドルに対する各リンクの2つの枢支部分を焦点とする楕円軌道に沿って変位する。すなわち、レバーは、初期位置から解錠位置に略平行移動する。したがって、ユーザーがレバーに触れる位置によって、レバーの変位に必要な力(負荷)が極端に変化することがない。これにより、レバーに力を作用させる(力点)位置に関わらず、ユーザーは、略均一な力でレバーを操作することができる。つまり、レバーの操作にかかる感触(操作感)を向上させることができる。
この場合、前記一対のリンクの一方は、前記ハンドルに第1固定ピンを介して枢支されると共に、前記レバーに第1可動ピンを介して枢支され、前記一対のリンクの他方は、前記ハンドルに第2固定ピンを介して枢支されると共に、前記レバーに第2可動ピンを介して枢支され、前記第1固定ピンと前記第1可動ピンとの間隔は、前記第2固定ピンと前記第2可動ピンとの間隔と同一であり、前記第1固定ピンと前記第2固定ピンとの間隔は、前記第1可動ピンと前記第2可動ピンとの間隔と同一であることが好ましい。
これらの構成によれば、ハンドルとレバーと一対のリンクとは、平行リンク機構を構成している。第1可動ピンは第1固定ピンを中心に回動し、第2可動ピンは第2固定ピンを中心に回動する。レバーは、初期位置から解錠位置に略平行移動する。これにより、レバーに力を作用させる位置に関わらず、ユーザーは、略均一な力でレバーを操作することができる。
この場合、前記ハンドルは、前記扉の壁面に離間して固定される一対の台座の間に架設されるグリップを含み、前記グリップは、前記扉との対向面に凹設されるレバー挿入部を有し、前記レバーは、前記レバー挿入部の外側に突出する前記初期位置と、前記レバー挿入部の内側に入り込む前記解錠位置との間で変位可能に設けられ、前記支持機構は、前記レバーを前記初期位置に向けて付勢する付勢部材を含んでいることが好ましい。
この構成によれば、例えば、グリップを牽引して扉を開放する場合、扉を開放する動作と、レバーをレバー挿入部内に引き寄せる動作と、を連動させることができる。これにより、ユーザーは、ラッチ錠の解錠を意識することなく容易に扉を開放することができる。また、ユーザーがレバーから手を離すと、レバーは、付勢部材に付勢されて自動的に初期位置に復帰することができる。
他の場合、前記ハンドルは、前記扉の壁面に離間して固定される一対の台座の間に架設されるグリップを含み、前記グリップは、前記扉との対向面の反対側の面に凹設されるレバー挿入部を有し、前記レバーは、前記レバー挿入部の外側に突出する前記初期位置と、前記レバー挿入部の内側に入り込む前記解錠位置との間で変位可能に設けられ、前記支持機構は、前記レバーを前記初期位置に向けて付勢する付勢部材を含んでいることが好ましい。
この構成によれば、例えば、グリップを押圧して扉を開放する場合、扉を開放する動作と、レバーをレバー挿入部内に押し込む動作と、を連動させることができる。これにより、ユーザーは、ラッチ錠の解錠を意識することなく容易に扉を開放することができる。また、ユーザーがレバーから手を離すと、レバーは、付勢部材に付勢されて自動的に初期位置に復帰することができる。
この場合、前記レバー挿入部は、前記グリップの長手方向全域に亘って凹設され、前記レバーは、前記レバー挿入部の長手方向に沿って長く形成されていることが好ましい。
この構成によれば、グリップの長手方向全域に沿ってレバーが設けられているため、ユーザーは、グリップの把持する位置に関わらず、略確実にレバーを操作することができる。
本発明によれば、力を作用させる位置の変化に基づくレバーの操作感の変化を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について、添付した図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明では、便宜上、室外側を正面(前)、室内側を背面(後)として、各図に示す方向を基準にする。
図1ないし図4を参照して、本発明の実施形態に係る各ハンドル装置を備える電気錠システム1について説明する。図1は電気錠システム1の概略を示す正面図である。図2は室外側ハンドル装置3および室内側ハンドル装置4を示す側断面図である。図3は、図2のIII−III断面図である。図4はラッチ錠5を示す側断面図である。
図1および図2に示すように、電気錠システム1は、室外側ハンドル装置3と、室内側ハンドル装置4と、ラッチ錠5と、施解錠操作装置6と、主電気錠7と、副電気錠8と、制御装置9と、電源Gと、を含んで構成されている。各ハンドル装置3,4は、扉2の室外内両壁面2b,2cに設けられている。施解錠操作装置6は、室外側ハンドル装置3(後述する室外側ハンドル10)に設けられている。ラッチ錠5、主電気錠7、副電気錠8および制御装置9は、それぞれ、扉2の内部に設けられている。電源Gは、扉2および扉枠2dの外部に設けられている。
図2に示すように、室外側ハンドル装置3は、室外側ハンドル10と、室外側レバー11と、室外側支持機構12と、を含んで構成されている。室外側ハンドル10は、扉2の室外側壁面2bに固定されている。室外側レバー11は、室外側ハンドル10に略水平に変位可能に設けられている。室外側支持機構12は、室外側ハンドル10と室外側レバー11との間に設けられている。
室外側ハンドル10は、前方(室外側)に凸となるアーチ状に形成されている。室外側ハンドル10は、上室外側台座13と、下室外側台座14と、室外側グリップ15と、を含んで一体に形成されている。上室外側台座13と下室外側台座14とは、扉2の室外側壁面2bに上下方向に離間して固定されている。室外側グリップ15は、上下一対の室外側台座13,14の間に架設されている。
上下一対の室外側台座13,14は、上下対称となる外形を有している。上室外側台座13の下側後面には、室外側台座凹部13aが凹設されている。室外側台座凹部13aには、平面視で略U字状の室外側ブラケット16が嵌め込まれている。室外側ブラケット16は、開放側を室外側台座凹部13aに進入させ、室外側台座凹部13aを塞ぐように上室外側台座13の後面にネジ止め固定されている。室外側ブラケット16の後壁には、ブラケット挿通孔16aが穿設されている。室外側ブラケット16の開放側(前側)には、ラッチ回動軸16bが左右方向に架設されている。
室外側台座凹部13aの内部には、側面視で略L字状に形成される室外側ラッチバー17が配設されている。室外側ラッチバー17は、上下方向に長い略矩形板状のラッチ取付部17aの上端部で屈曲して後方に延びるラッチ本体17bを有している。室外側ラッチバー17の屈曲部分には、上下方向に長い長穴17cが穿設されている。長穴17cには、ラッチ回動軸16bが貫通している。室外側ラッチバー17は、ラッチ回動軸16bに対して、上下方向に移動可能に支持されると共に回動可能に支持されている。ラッチ取付部17aの下部には、第1可動ピン20bが突設されている。ラッチ本体17bは、ブラケット挿通孔16aを通って扉2の内部に延びている。
ラッチ回動軸16bには、ラッチ戻しバネ18(所謂捩りコイルバネ)が巻回している。ラッチ戻しバネ18の一対の腕部(図示せず)は、室外側ブラケット16と室外側ラッチバー17とに係合している。これにより、ラッチ戻しバネ18は、室外側ラッチバー17を図2で反時計回りに付勢している。
室外側グリップ15は、上下方向に長く形成されている。室外側グリップ15は、片手で覆うことができる程度の長さ(例えば、150〜200mm程度)に形成されている。室外側壁面2bと、上下一対の室外側台座13,14と、室外側グリップ15とで囲まれる空間は、ユーザーの片方の手の平を挿入可能な大きさに形成されている。室外側グリップ15は、扉2との対向面に凹設される室外側レバー挿入部15aを有している。室外側レバー挿入部15aは、室外側グリップ15の上下方向略全域に亘って凹設されている。室外側レバー挿入部15aの上端部は、上室外側台座13の室外側台座凹部13aに連通している。
室外側レバー挿入部15aの下部には、レバー取付凹部15bが凹設されている。レバー取付凹部15bは、室外側レバー挿入部15aの底面(前面)から更に前方に向けて窪んでいる。室外側グリップ15には、レバー取付凹部15bに連通する上下一対のネジ貫通穴15cが穿設されている。
続いて、室外側レバー11は、室外側レバー挿入部15aに配設されている。室外側レバー11は、室外側レバー挿入部15aの長手方向に沿って長く形成されている。室外側レバー11は、前方に凸となるように僅かに湾曲している。室外側レバー11の上部は、室外側台座凹部13aに進入し、ラッチ取付部17aの第1可動ピン20bに回動可能に支持されている。詳細は後述するが、室外側レバー11は、扉2に備えられたラッチ錠5を解錠する場合に、ユーザーによって初期位置P1から解錠位置P2(図5参照)に変位操作される。
続いて、室外側支持機構12は、互いに離間する位置で室外側ハンドル10と室外側レバー11とに架け渡されて枢支される上下一対のリンク20,22を含んで構成されている。詳細には、室外側支持機構12は、第1リンク20と、リンクブラケット21と、第2リンク22と、レバー戻しバネ23と、を有している。第1リンク20は、室外側台座凹部13aの下部に配設されている。リンクブラケット21は、室外側レバー挿入部15aの下部に配設されている。第2リンク22およびレバー戻しバネ23は、リンクブラケット21に支持されている。
第1リンク20は、例えば、ステンレス等の金属材料によって前後方向に長い板状に形成されている。第1リンク20は、室外側台座凹部13a内で、室外側ブラケット16の下部と室外側レバー11の上部との間に架設されている。第1リンク20は、室外側ハンドル10の室外側ブラケット16に第1固定ピン20aを介して回動可能に支持(枢支)されている。また、第1リンク20は、ラッチ取付部17aの第1可動ピン20bに回動可能に支持されている。すなわち、第1リンク20は、室外側ラッチバー17と室外側レバー11とに第1可動ピン20bを介して枢支されている。
図3に示すように、リンクブラケット21は、例えば、ステンレス等の金属材料によって平面視で略U字状に形成されている。リンクブラケット21は、開放側を後方に向ける姿勢で、室外側レバー挿入部15aのレバー取付凹部15bに嵌め込まれている。図2に示すように、リンクブラケット21の前壁には、上下一対のネジ穴21aが形成されている。各ネジ穴21aには、室外側グリップ15に開口するネジ貫通穴15cを貫通したネジN1が螺合する。これにより、リンクブラケット21は、室外側グリップ15に固定される。リンクブラケット21の開放側(後側)には、第2固定ピン22aが左右方向に架設されている(図3参照)。
図2および図3に示すように、第2リンク22は、第1リンク20と同一材質で同一形状に形成されている。第2リンク22は、リンクブラケット21と室外側レバー11の下部との間に架設されている。第2リンク22は、リンクブラケット21の第2固定ピン22aに回動可能に支持されている。すなわち、第2リンク22は、リンクブラケット21を介して室外側ハンドル10(室外側グリップ15)に枢支されている。また、第2リンク22は、室外側レバー11に第2可動ピン22bを介して枢支されている。
図2に示すように、第1リンク20および第2リンク22は、それぞれ、側面視で前方から後方に向かって下り勾配となるように設けられている。本実施形態では、第1固定ピン20aと第1可動ピン20bとの間隔L1は、第2固定ピン22aと第2可動ピン22bとの間隔L2と同一である(L1=L2)。また、第1固定ピン20aと第2固定ピン22aとの間隔L3は、第1可動ピン20bと第2可動ピン22bとの間隔L4と同一である(L3=L4)。つまり、室外側ハンドル10と室外側レバー11と上下一対のリンク20,22とは、4節平行リンク機構を構成している。
上記した室外側レバー11は、4節平行リンク機構の駆動リンク(駆動力が加わるリンク)を構成している。室外側レバー11は、室外側レバー挿入部15aの外側に突出する初期位置P1と、室外側レバー挿入部15aの内側に入り込む解錠位置P2(図5参照)との間で変位可能に設けられている。
図2および図3に示すように、レバー戻しバネ23は、所謂捩りコイルバネであって、第2固定ピン22aに巻回している。レバー戻しバネ23の一対の腕部は、リンクブラケット21と第2リンク22とに係合している。これにより、レバー戻しバネ23は、第2リンク22を図2で反時計回りに付勢している。すなわち、レバー戻しバネ23は、室外側レバー11を初期位置P1に向けて付勢している。
次に、図2を参照して、室内側ハンドル装置4について説明する。なお、室内側ハンドル装置4は、室外側ハンドル装置3と扉2を挟んで略前後対称であるため、室外側ハンドル装置3と同様の説明は省略する。
室内側ハンドル装置4は、室内側ハンドル30と、室内側レバー31と、室内側支持機構32と、を含んで構成されている。室内側ハンドル30は、扉2の室内側壁面2cに固定されている。室内側レバー31は、室内側ハンドル30に略水平に変位可能に設けられている。室内側支持機構32は、室内側ハンドル30と室内側レバー31との間に設けられている。
室内側ハンドル30は、上室内側台座33と、下室内側台座34と、室内側グリップ35と、を含んで一体に形成されている。
上室内側台座33の下側前面(扉2側)には、室内側台座凹部33aが凹設されている。室内側台座凹部33aには、平面視で略U字状の室内側ブラケット36が嵌め込まれている。室内側ブラケット36は、開放側を室内側台座凹部33aに進入させ、室内側台座凹部33aを塞ぐように上室内側台座33の前面にネジ止め固定されている。室内側ブラケット36の前壁には、ブラケット挿通孔36aが穿設されている。室内側ブラケット36の開放側(後側)には、ラッチ回動軸36bが左右方向に架設されている。
室内側台座凹部33aの内部には、側面視で略L字状に形成される室内側ラッチバー37が配設されている。室内側ラッチバー37は、上下方向に長い略矩形板状のラッチ取付部37aの上端部で屈曲して前方に延びるラッチ本体37bを有している。室内側ラッチバー37の屈曲部分には、ラッチ回動軸36bを貫通させる長穴37cが穿設されている。室内側ラッチバー37は、ラッチ回動軸36bに対して、上下方向に移動可能に支持されると共に回動可能に支持されている。ラッチ取付部37aの下部には、第1可動ピン40bが突設されている。ラッチ本体37bは、ブラケット挿通孔36aを通って扉2の内部に延びている。また、ラッチ回動軸36bには、室内側ラッチバー37を図2で反時計回りに付勢するラッチ戻しバネ38(所謂捩りコイルバネ)が巻回している。
なお、上室内側台座33は、上室外側台座13のネジ穴部材13bに室内側からネジN2を螺合させることで扉2に固定される。同様に、下室内側台座34は、下室外側台座14のネジ穴部材14aに対してネジN3によって固定される。
室内側グリップ35は、上下方向に長く(例えば、150〜200mm程度)形成され、扉2とは反対側の面(後面)に凹設される室内側レバー挿入部35aを有している。室内側レバー挿入部35aは、室内側グリップ35の上下方向略全域に亘って凹設されている。室内側レバー挿入部35aの上端部は、上室内側台座33の室内側台座凹部33aに連通している。室内側レバー挿入部35aの下部には、レバー取付凹部35bが凹設されている。室内側グリップ35には、レバー取付凹部35bに連通する上下一対のネジ貫通穴35cが穿設されている。
続いて、室内側レバー31は、室内側レバー挿入部35aに配設されている。室内側レバー31は、室内側レバー挿入部35aの長手方向に沿って長く形成されている。室内側レバー31の上部は、室内側台座凹部33aに進入し、ラッチ取付部37aの第1可動ピン40bに回動可能に支持されている。
続いて、室内側支持機構32は、第1リンク40と、リンクブラケット41と、第2リンク42と、レバー戻しバネ43と、を有している。
第1リンク40は、室内側台座凹部33a内で、室内側ブラケット36の下部と室内側レバー31の上部との間に架設されている。第1リンク40は、室内側ブラケット36に第1固定ピン40aを介して枢支されている。また、第1リンク40は、室内側ラッチバー37と室内側レバー31とに第1可動ピン40bを介して枢支されている。
リンクブラケット41は、平面視で略U字状に形成され、開放側を後方に向ける姿勢で、レバー取付凹部35bに嵌め込まれている。リンクブラケット41の前壁には、上下一対のネジ穴41aが形成されている。各ネジ穴41aにネジ貫通穴35cを貫通させたネジN4を螺合させることで、リンクブラケット41は、室内側グリップ35に固定される。リンクブラケット41の開放側(後側)には、第2固定ピン42aが左右方向に架設されている。
第2リンク42は、リンクブラケット41と室内側レバー31の下部との間に架設されている。第2リンク42は、リンクブラケット41の第2固定ピン42aに枢支されている。また、第2リンク42は、室内側レバー31に第2可動ピン42bを介して枢支されている。
第1リンク40および第2リンク42は、それぞれ、側面視で前方から後方に向かって上り勾配となるように設けられている。本実施形態では、室内側ハンドル30と室内側レバー31と上下一対のリンク40,42とは、4節平行リンク機構を構成している。4節平行リンク機構の駆動リンクとしての室内側レバー31は、室内側レバー挿入部35aの外側に突出する初期位置P3と、室内側レバー挿入部35aの内側に入り込む解錠位置P4(図5参照)との間で変位可能に設けられている。
レバー戻しバネ43(所謂捩りコイルバネ)は、第2固定ピン42aに巻回し、第2リンク42を図2で反時計回りに付勢している。すなわち、レバー戻しバネ43は、室内側レバー31を初期位置P3に向けて付勢している。
次に、図4を参照して、ラッチ錠5について説明する。ラッチ錠5は、上室外側台座13と上室内側台座33との間に挟まれる位置で扉2に内設されている(図2参照)。ラッチ錠5は、錠ケース50と、ラッチボルト51と、上下一対の係止片52,53と、一対の作動片54,55と、を有している。
錠ケース50は、扉2内に挿入され、取付板50aを介して木口2aにネジ留めされている。ラッチボルト51は、コイルバネ51aに付勢されて木口2aから突出し、扉枠2dに凹設されるストライク2eに進入する。
上側の係止片52は、第1支点52aに回動可能に支持されている。係止片52の木口2a側には、ラッチボルト51の鍔部51bに係合する係止突起52bが下方に突設されている。係止片52の吊元側には、被押圧部52cが上方に突設されている。係止片52の略中間部から下方に延出する連結腕部52dには、係合突起52eが設けられている。
下側の係止片53は、係止片52を上下対称となるように、係止突起53b、被押圧部53cおよび連結腕部53dを有し、第2支点53aに回動可能に支持されている。連結腕部53dには、係合突起52eと係合する係合穴53eが設けられている。第2支点53aには、各係止片52,53を付勢して鍔部51bに係合させる付勢バネ56が巻回している。
各作動片54,55は、上下方向に移動可能に構成されている。一方の作動片54の上部には、被押圧部52cに当接する押圧部54aが設けられている。作動片54の下部には、室外側ラッチバー17のラッチ本体17bに当接する当接部54bが設けられている。同様に、他方の作動片55の押圧部55aは被押圧部53cに当接し、当接部55bは室内側ラッチバー37のラッチ本体37bに当接する。
図1に示すように、施解錠操作装置6は、室外側ハンドル10(上室外側台座13)に内設されている。施解錠操作装置6は、通信ユニット60と、プッシュボタン61と、を含んで構成されている。
通信ユニット60は、非接触型のICカードや携帯型キー等に予め記憶された認証情報を読み取るリーダーやアンテナ等を備えている(いずれも図示せず)。プッシュボタン61は、室外側ハンドル10(上室外側台座13)の前面に設けられている。プッシュボタン61は、バネ(図示せず)によって前方に付勢されている。ユーザーがプッシュボタン61を押し下げると、通信ユニット60は、ICカード等に記憶された認証情報の読み取りを開始する。
図1に示すように、主電気錠7および副電気錠8は、各ハンドル10,30を上下両側から挟むような位置で扉2に内設されている。主電気錠7および副電気錠8は、施解錠操作装置6に対する操作等に基づいて施解錠される。
主電気錠7は、各ハンドル10,30よりも上方で、木口2aから扉2の内部に挿入されている。主電気錠7は、デッドボルト7aを進退させるモーターやソレノイド等の駆動装置を制御する電気基板(いずれも図示せず)等を備えている。主電気錠7の室内側には、手動でデッドボルト7aを進退させるためのサムターン(図示せず)が設けられている。主電気錠7の室外側には、機械的キー(図示せず)を挿入して施解錠操作を行うためのシリンダー7bが設けられている。
副電気錠8は、各ハンドル10,30よりも下方で、木口2aから扉2の内部に挿入されている。副電気錠8は、主電気錠7と同様に、デッドボルト8a、サムターン(図示せず)およびシリンダー8bを備えている。
図1に示すように、制御装置9は、主電気錠7の上方で扉2の内部に設けられている。制御装置9は、通信ユニット60、主電気錠7および副電気錠8にハーネス9aを介して電気的に接続されている。制御装置9は、例えば、マイクロコンピューターを含んで構成され、通信ユニット60が読み取った認証情報を判別する機能を有している。制御装置9は、認証情報の判別結果に基づいて各電気錠7,8の施解錠を制御する。また、制御装置9は、主電気錠7を施錠した場合に副電気錠8も同時に施錠する施錠追従機能や、2つの電気錠7,8の一方を解錠して一定時間内に他方を解錠しない場合に解錠した一方を再び自動で施錠する施錠復帰機能を有している。
電源G(商用電源)は、扉2の吊元に設けられる通電金具62や扉2の内部に通される電源ケーブル63を介して制御装置9に電気的に接続されている。電源Gは、制御装置9、通信ユニット60、主電気錠7および副電気錠8等に電力を供給する。
次に、図5を参照して、各ハンドル装置3,4およびラッチ錠5の作用について説明する。図5は各ハンドル装置3,4の作用を説明する側断面図である。なお、各電気錠7,8は解錠された状態であるものとする。
まず、ユーザーが室外側から入室する場合(室外側ハンドル装置3の作用)について説明する。扉2が閉鎖された状態で、ラッチ戻しバネ18は、室外側ラッチバー17を付勢して、ラッチ本体17bを略水平な姿勢に保持している(図5の二点鎖線参照)。また、ラッチ戻しバネ18は、室外側ラッチバー17を介して室外側レバー11の上部を後方に付勢している。一方、レバー戻しバネ23は、第2リンク22を介して室外側レバー11の下部を後方に付勢している。つまり、室外側レバー11は、ラッチ戻しバネ18およびレバー戻しバネ23に付勢されて初期位置P1に変位している(図5の二点鎖線参照)。
また、扉2が閉鎖された状態で、ラッチ錠5の付勢バネ56は、各係止片52,53を付勢して、各係止突起52b、53bを鍔部51bに係止させている(図4の実線参照)。これにより、ラッチボルト51の退避が規制される。
扉2を開放するために、ユーザーは、室外側ハンドル10の室外側グリップ15を把持して手前に引っ張る。このとき、ユーザーは、室外側グリップ15と共に室外側レバー11も把持することになる。このため、室外側レバー11は、初期位置P1から解錠位置P2に向けて引き込まれる(図5の実線参照)。ここで、第1可動ピン20bは第1固定ピン20aを中心に時計回りに回動し、第2可動ピン22bは第2固定ピン22aを中心に時計回りに回動する。室外側レバー11は、2つの固定ピン20a,22aを焦点とする楕円軌道に沿って変位する。すなわち、室外側レバー11は、初期位置P1から解錠位置P2に略平行移動する(図5の実線参照)。
第1可動ピン20b(第1リンク20)の回動に伴って、室外側ラッチバー17は、長穴17cに沿って下方に移動しながら、ラッチ回動軸16bを支点に時計回りに回動する。ラッチ本体17bは、下方に回動して作動片54の当接部54bを押し下げる。作動片54の押圧部54aは、当接部54bの下降に連動して被押圧部52cを押し下げる(図4の二点鎖線参照)。このため、係止片52および係止片53は、付勢バネ56の付勢力に抗して回動する(図4の二点鎖線参照)。これにより、各係止突起52b,53bは鍔部51bから離脱し、ラッチボルト51は退避可能な状態(解錠状態)になる。この状態で、ユーザーは扉2を開放する。
以上説明した室外側ハンドル装置3によれば、室外側グリップ15を牽引して扉2を開放する場合、扉2を開放する動作と、室外側レバー11を室外側レバー挿入部15a内に引き寄せる動作と、を連動させることができる。これにより、ユーザーは、ラッチ錠5の解錠を意識することなく容易に扉2を開放することができる。また、ユーザーが室外側レバー11(室外側グリップ15)から手を離すと、室外側レバー11は、ラッチ戻しバネ18およびレバー戻しバネ23に付勢されて自動的に初期位置P1に復帰することができる。同様に、室外側ラッチバー17は、ラッチ戻しバネ18に付勢されて元の位置に復帰する。
次に、ユーザーが室内側から退室する場合(室内側ハンドル装置4の作用)について説明する。なお、扉2が閉鎖された状態では、室内側レバー31は初期位置P3に変位しており、室内側ラッチバー37のラッチ本体37bは略水平な姿勢に保持されている(図5の二点鎖線参照)。
扉2を開放するために、ユーザーは、室内側ハンドル30の室内側グリップ35を把持して前方に押圧する。このとき、室内側レバー31は、ユーザーによって初期位置P3から解錠位置P4に向けて押し込まれる(図5の実線参照)。ここで、第1可動ピン40bは第1固定ピン40aを中心に時計回りに回動し、第2可動ピン42bは第2固定ピン42aを中心に時計回りに回動する。室内側レバー31は、初期位置P3から解錠位置P4に略平行移動(2つの固定ピン40a,42aを焦点とする楕円軌道上を移動)する(図5の実線参照)。
第1可動ピン40b(第1リンク40)の回動に伴って、室内側ラッチバー37は、長穴37cに沿って上方に移動しながら、ラッチ回動軸36bを支点に時計回りに回動する。ラッチ本体37bは、上方に回動して作動片55の当接部55bを押し上げる。作動片55の押圧部55aは、当接部55bの上昇に連動して被押圧部53cを押し上げる(図4の二点鎖線参照)。このため、係止片52および係止片53は付勢バネ56の付勢力に抗して回動し、ラッチボルト51は退避可能な状態(解錠状態)になる(図4の二点鎖線参照)。なお、ユーザーが室内側グリップ35から手を離すと、室内側ラッチバー37および室内側レバー31は、ラッチ戻しバネ38およびレバー戻しバネ43に付勢されて元の位置に戻る。
以上説明した室内側ハンドル装置4によれば、室内側グリップ35を押圧して扉2を開放する場合、扉2を開放する動作と、室内側レバー31を室内側レバー挿入部35a内に押し込む動作と、を連動させることができる。これにより、ユーザーは、ラッチ錠5の解錠を意識することなく容易に扉2を開放することができる。また、ユーザーが室内側レバー31から手を離すと、室内側レバー31は、ラッチ戻しバネ38およびレバー戻しバネ43に付勢されて自動的に初期位置P3に復帰することができる。同様に、室内側ラッチバー37は、ラッチ戻しバネ38に付勢されて元の位置に復帰する。
以上説明した本実施形態に係る室外側ハンドル装置3および室内側ハンドル装置4によれば、室外側レバー11および室内側レバー31は、それぞれ、4節平行リンク機構の駆動リンクを構成しているため、前後方向に略平行に移動する。したがって、ユーザーが各レバー11,31に触れる位置によって、各レバー11,31の変位に必要な力(負荷)が極端に変化することがない。例えば、各レバー11,31の上部を握る場合と、各レバー11,31下部を握る場合とで、各レバー11,31を変位させる力に大きな差が生じない。これにより、各レバー11,31に力を作用させる(力点)位置に関わらず、ユーザーは、略均一な力で各レバー11,31を操作することができる。つまり、各レバー11,31の操作にかかる感触(操作感)を向上させることができる。
ところで、扉2の各壁面2b,2cと各グリップ15,35との間には、ユーザーの片方の手の平が挿入可能な空間が形成されている。このため、ユーザーは、各グリップ15,35を把持することで、必然的に各レバー11,31の上下方向略中央部に触れることになる。これにより、ユーザーは、自然に各レバー11,31を操作することができる。また、各グリップ15,35の長手方向全域に沿って各レバー11,31が設けられているため、ユーザーは、各グリップ15,35の把持する位置に関わらず、略確実に各レバー11,31を操作することができる。
なお、本実施形態に係る室外側ハンドル装置3および室内側ハンドル装置4は、それぞれ、各レバー11,31を駆動リンクとする4節平行リンク機構を備えていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、各第1リンク20,40(間隔L1)と各第2リンク22,4(間隔L2)とを、互いに異なる長さ(間隔L1≠間隔L2)に形成してもよい。また、同様に、上下一対の固定ピン20a,22a(40a,42a)の間隔L3と、上下一対の可動ピン20b,22b(40b,42b)の間隔L4と、を互いに異なる長さ(間隔L3≠間隔L4)に設定してもよい。
なお、本実施形態に係る室外側ハンドル装置3を室内側(室内側壁面2c)に設けてもよい。同様に、本実施形態に係る室内側ハンドル装置4を室外側(室外側壁面2b)に設けてもよい。
なお、本実施形態に係る電気錠システム1では、2つの電気錠7,8が設けられていたが、これに限定されるものではなく、電気錠を3つ以上設けてもよい。
なお、上記実施形態の説明は、本発明に係るハンドル装置における一態様を示すものであって、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態における構成要素は、適宜、既存の構成要素等との置き換えや組み合わせが可能であって、上記実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
2 扉
2b 室外側壁面
2c 室内側壁面
3 室外側ハンドル装置(ハンドル装置)
4 室内側ハンドル装置(ハンドル装置)
5 ラッチ錠
10 室外側ハンドル(ハンドル)
11 室外側レバー(レバー)
12 室外側支持機構(支持機構)
13 上室外側台座(台座)
14 下室外側台座(台座)
15 室外側グリップ(グリップ)
15a 室外側レバー挿入部(レバー挿入部)
20,40 第1リンク
20a,40a 第1固定ピン
20b,40b 第1可動ピン
22,42 第2リンク
22a,42a 第2固定ピン
22b,42b 第2可動ピン
23,43 レバー戻しバネ(付勢部材)
30 室内側ハンドル(ハンドル)
31 室内側レバー(レバー)
32 室内側支持機構(支持機構)
33 上室内側台座(台座)
34 下室内側台座(台座)
35 室内側グリップ(グリップ)
35a 室内側レバー挿入部(レバー挿入部)
L1,L2,L3,L4 間隔
P1,P3 初期位置
P2,P4 解錠位置
2b 室外側壁面
2c 室内側壁面
3 室外側ハンドル装置(ハンドル装置)
4 室内側ハンドル装置(ハンドル装置)
5 ラッチ錠
10 室外側ハンドル(ハンドル)
11 室外側レバー(レバー)
12 室外側支持機構(支持機構)
13 上室外側台座(台座)
14 下室外側台座(台座)
15 室外側グリップ(グリップ)
15a 室外側レバー挿入部(レバー挿入部)
20,40 第1リンク
20a,40a 第1固定ピン
20b,40b 第1可動ピン
22,42 第2リンク
22a,42a 第2固定ピン
22b,42b 第2可動ピン
23,43 レバー戻しバネ(付勢部材)
30 室内側ハンドル(ハンドル)
31 室内側レバー(レバー)
32 室内側支持機構(支持機構)
33 上室内側台座(台座)
34 下室内側台座(台座)
35 室内側グリップ(グリップ)
35a 室内側レバー挿入部(レバー挿入部)
L1,L2,L3,L4 間隔
P1,P3 初期位置
P2,P4 解錠位置
Claims (5)
- ラッチ錠を備える扉の壁面に固定されるハンドルと、
前記ハンドルに変位可能に設けられ、前記ラッチ錠を解錠する場合に初期位置から解錠位置に変位操作されるレバーと、
前記ハンドルと前記レバーとの間に設けられる支持機構と、を備え、
前記支持機構は、互いに離間する位置で前記ハンドルと前記レバーとに架け渡されて枢支される一対のリンクを含んで構成されていることを特徴とするハンドル装置。 - 前記一対のリンクの一方は、前記ハンドルに第1固定ピンを介して枢支されると共に、前記レバーに第1可動ピンを介して枢支され、
前記一対のリンクの他方は、前記ハンドルに第2固定ピンを介して枢支されると共に、前記レバーに第2可動ピンを介して枢支され、
前記第1固定ピンと前記第1可動ピンとの間隔は、前記第2固定ピンと前記第2可動ピンとの間隔と同一であり、
前記第1固定ピンと前記第2固定ピンとの間隔は、前記第1可動ピンと前記第2可動ピンとの間隔と同一であることを特徴とする請求項1に記載のハンドル装置。 - 前記ハンドルは、前記扉の壁面に離間して固定される一対の台座の間に架設されるグリップを含み、
前記グリップは、前記扉との対向面に凹設されるレバー挿入部を有し、
前記レバーは、前記レバー挿入部の外側に突出する前記初期位置と、前記レバー挿入部の内側に入り込む前記解錠位置との間で変位可能に設けられ、
前記支持機構は、前記レバーを前記初期位置に向けて付勢する付勢部材を含んでいることを特徴とする請求項1または2に記載のハンドル装置。 - 前記ハンドルは、前記扉の壁面に離間して固定される一対の台座の間に架設されるグリップを含み、
前記グリップは、前記扉との対向面の反対側の面に凹設されるレバー挿入部を有し、
前記レバーは、前記レバー挿入部の外側に突出する前記初期位置と、前記レバー挿入部の内側に入り込む前記解錠位置との間で変位可能に設けられ、
前記支持機構は、前記レバーを前記初期位置に向けて付勢する付勢部材を含んでいることを特徴とする請求項1または2に記載のハンドル装置。 - 前記レバー挿入部は、前記グリップの長手方向全域に亘って凹設され、
前記レバーは、前記レバー挿入部の長手方向に沿って長く形成されていることを特徴とする請求項3または4に記載のハンドル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015044233A JP2016164329A (ja) | 2015-03-06 | 2015-03-06 | ハンドル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015044233A JP2016164329A (ja) | 2015-03-06 | 2015-03-06 | ハンドル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016164329A true JP2016164329A (ja) | 2016-09-08 |
Family
ID=56876113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015044233A Pending JP2016164329A (ja) | 2015-03-06 | 2015-03-06 | ハンドル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016164329A (ja) |
-
2015
- 2015-03-06 JP JP2015044233A patent/JP2016164329A/ja active Pending
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