JP2016163513A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】交流と直流との間で電力を変換するMMC型の電力変換装置において、過電流検出時にスイッチング素子の故障を防止しつつ、電力の安定供給の継続性を高める。
【解決手段】スイッチング素子10と直流コンデンサ9で構成された変換器セル3で各相のアーム2P、2Nが構成された電力変換器1を制御する制御装置4を備える。電流検出部8UP〜8WNが各相のアーム2P、2Nのスイッチング素子10の過電流を検出した場合、制御装置4はその過電流検出相のスイッチング素子10を一時的にOFFにし、直流コンデンサ9のバランスを安定化させて再び過電流とならないように各相アーム間を流れる循環電流制御パラメータを調整した後、直流コンデンサの電圧の位相及び交流系統電圧周期に応じてスイッチング素子10を再びONに戻すタイミングを調整する。
【選択図】図1

Description

この発明は、交流を直流に変換する、もしくは直流を交流に変換する電力変換装置に関し、特には複数の半導体スイッチング素子(以下、単にスイッチング素子と称する)と直流コンデンサとからなる変換器セルを複数直列接続したアームを備えるモジュラー・マルチレベル電力変換装置(以下、MMC型の電力変換装置という)に関するものである。
交流系統および直流系統に連系され、交流を直流に変換する、もしくは直流を交流に変換する電圧型電力変換器であるMMC型の電力変換装置は、双方向チョッパ回路やフルブリッジ回路と直流コンデンサとを備える単位変換回路である変換器セルを、カスケードに接続した複数のアームで構成される。各アームは、一方の端子がアームリアクトルを介して互いに直列接続され、この接続点はそれぞれ3相交流系統の各相に接続される。
高電圧直流送電中において、運転中のMMC型の電力変換装置に過電流が発生した際、スイッチング素子に過電流が流れ、素子が故障して直流送電が停止するという問題がある。
従来の電力変換装置においては、過電流検出後、過電流となる原因が解消されるまで、全ての変換器セルのスイッチング素子のゲート信号をOFFにして、素子故障を防ぐ方法が一般的であった。しかしながら、全ての変換器セルのスイッチング素子のゲート信号をOFFにしている間、直流送電が停止することになり、電力を安定供給できないという問題がある。
この対策として、MMC型の電力変換装置を対象としたものではないが、電力変換装置に過電流が発生した場合は、スイッチング素子の最大定格電流を検出する第1の過電流検出手段を有し、第1の過電流検出手段が過電流を検出した場合には、過電流検出相のスイッチング素子のゲート信号をOFFにする手段と、半導体スイッチングの最大定格電流以下の一定電流値を検出する第2の過電流検出手段を有し、第2の過電流検出手段が動作した時に、電力変換装置を流れる電流を一定過電流値以下に抑制する方式が開示されている(例えば、下記の特許文献1参照)。
また、MMC型の電力変換装置の過電流対策として、電力変換装置に少なくとも2種類以上の制御周期で操作する部分演算装置を設け、少なくとも1つ以上の部分演算装置は、交流電圧系統の電圧を他の部分演算装置よりも高速かつ高精度にサンプリングし、各アームの一部または全部の変換器セルに属するスイッチング素子のスイッチング状態を反転させて電流を逆方向に流すことにより、過電流レベルを抑制する方式が開示されている(例えば、下記の特許文献2参照)。
特開昭55−63579号公報 特開2013−27221号公報
上記特許文献1に記載の電力変換装置では、スイッチング素子の最大定格電流値以下の基準値を超えた場合は、過電流を検出した相の全てのスイッチング素子のゲート信号をOFFにする一方、他相のスイッチング素子は駆動状態にあるので運転継続可能である。しかしながら、相間の電圧アンバランスや、正負のアーム間の電圧のアンバランスまでは十分に考慮されていない。このため、当該技術をMMC型の電力変換装置に適用した場合には、過電流抽出相のスイッチング素子のゲート信号をOFFにしたことにより、各アーム間の電圧バランスや変換器セルの直流コンデンサ電圧のバランスが崩れて、他相においても連鎖的に過電流となる可能性が高くなる。
また、上記特許文献2に記載のMMC型の電力変換装置では、少なくとも2種類の制御周期で動作する部分演算装置を備え、少なくとも1つの以上の部分演算装置は交流系統の電圧を他の部分演算装置より高速にサンプリングして、過電流検出時に高速に過電流検出相または全ての変換器セルのスイッチング素子のスイッチング状態を反転させて逆電流を流すことで、過電流流出時間を短くして過電流のピークを抑えることができる。しかし、1つの相アームの変換器セルのスイッチング素子のスイッチング状態を反転させた場合に、反転させた相のアーム電圧が急激に低下するため、各アーム間の電圧のバランスが崩れ、再び過電流となる可能性が高くなる。
この発明は上述のような課題を解決するためになされたものであり、高電圧直流送電網と交流系統に連系して、交流を直流に変換する、もしくは直流を交流に変換する電力変換装置において、スイッチング素子の定格電流を越える過電流を検出した場合に、比較的短時間の内に過電流の発生が解消される場合には、直流コンデンサの電圧変動を抑制して運転継続を行うことで、過電流によるスイッチング素子の故障を防止するとともに、安定に電力を供給できるようにすることを目的とする。
この発明に係る電力変換装置は、正側アームと負側アームとが直列接続されその接続点が各相交流線に接続される複数のレグ回路が正負の直流母線間に並列接続されて交流と直流との間で電力変換を行う電力変換器と、この電力変換器の動作を制御する制御装置とを備え、上記レグ回路の上記正側アームと上記負側アームのそれぞれは、互いに直列接続された複数のスイッチング素子の直列体とこの直列体に並列接続された直流コンデンサとからなる変換器セルを有する電力変換装置であって、次の構成を採用している。
すなわち、この発明において、制御装置は、上記直流コンデンサの各電圧を検出する直流コンデンサ電圧検出部と、上記正側アームと上記負側アームの各々の上記スイッチング素子に流れる電流が予め設定された定格電流を超えるか否かを検出する過電流検出部と、上記直流コンデンサ電圧検出部で検出された電圧に基づいて交流事故の有無を判定する交流事故判定部と、PWM制御の指令に基づいて各々の上記スイッチング素子を駆動するゲート駆動部と、上記ゲート駆動部に対してPWM制御の指令を与えて上記スイッチング素子の動作を制御するゲート駆動制御部と、上記過電流検出部の過電流の検出に応じて上記ゲート駆動制御部の上記指令に対する制御応答を変化させるための制御パラメータを調整する制御パラメータ調整部と、上記過電流検出部が過電流を検出した時に上記ゲート駆動部による上記スイッチング素子の駆動を停止する時間を調整するゲートブロック時間調整部と、を備えることを特徴としている。
この発明に係る電力変換装置によれば、過電流が検出された時に変換器セルのスイッチング素子の故障を防止するとともに、交流電源系統が事故中であっても短時間(概ね交流周期の1/2サイクル以内)であれば、電力供給を中断することなく、安定して電力を供給することが可能となる。
この発明の実施の形態による電力変換装置の全体を示す回路構成図である。 この発明の実施の形態による電力変換装置の制御装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態による電力変換装置における電力変換器の循環電流経路を示す説明図である。 この発明の実施の形態による電力変換装置の制御装置の制御動作を示すフロー図である。 各相の正側アームおよび負側アームの直流コンデンサの電圧平均値の電圧変化を示す波形図である。 過電流検出相のスイッチング素子をOFFしてからONするまでの時間を調整しない場合に正側アームおよび負側アームの直流コンデンサの電圧平均値の変化状態を示す波形図である。 過電流検出相のスイッチング素子をOFFしてからONするまでの時間を調整した場合に正側アームおよび負側アームの直流コンデンサの電圧平均値の変化状態を示す波形図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による電力変換装置の全体を示す回路構成図である。
この実施の形態1の電力変換装置は、交流と直流との間で電力変換を行うMMC型の電力変換器1と、この電力変換器1を制御する制御装置4とを備えている。電力変換器1は、その交流端子が変圧器5を介して、3相交流系統6に連系されている。また、電力変換器1の直流端子は正極側が直流母線7Pに、負極側が直流母線7Nにそれぞれ接続されて、高電圧直流送電網に連系している。
電力変換器1は、図1に示すように、複数の変換器セル3と1つのアームリアクトル12とを直列接続してなる正側アーム2Pと、同じく複数の変換器セル3と1つのアームリアクトル12とを直列接続してなる負側アーム2Nとを有している。そして、電力変換器1は、これら正側アーム2Pと負側アーム2Nのそれぞれ一方の端子を互いに直列接続して構成されるレグ回路2を3個備えており、これらの各レグ回路2を正負の直流母線7P、7N間に並列接続している。
正側アーム2Pと負側アーム2Nの互いの接続点(電力変換器1の交流側端子)はそれぞれ各相交流線(U、V、W)に接続され、正側アーム2Pの他方の端子は、正極側の直流母線7Pに、負側アーム2Nの他方の端子は、負極側の直流母線7Nにそれぞれ接続されている。
各々の変換器セル3は、スイッチング素子10とこのスイッチング素子10に並列接続されたダイオード11を1組として、この組を複数組(ここでは2組)直列接続した双方向チョッパ回路であり、この双方向チョッパ回路に対して直流コンデンサ9を並列に接続している。なお、ここでは、スイッチング素子10としてIGBTを用いるが、これに限定されるものではなく、他の自己消弧型のスイッチング素子を用いてもよい。
また、電力変換器1の各相の正側アーム2Pと負側アーム2Nに対しては、各相の正側アーム2Pと負側アーム2Nに流れる電流値を測定する電流検出部8UP,8VP,8WP、8UN,8VN,8WNが個別に設けられている。
図2は、この実施の形態の電力変換装置の制御装置4の構成を示すブロック図である。
この実施の形態に係る制御装置4は、各々の変換器セル3の直流コンデンサ9の電圧値を検出する直流コンデンサ電圧検出部27と、各相の正側アーム2Pと負側アーム2Nにそれぞれ流れる過電流の有無を検出する過電流検出部21と、交流系統に事故が起きたか否かを直流コンデンサ電圧検出部27から得た情報に基づいて判定する交流事故判定部22と、過電流検出部21で過電流が検出された時にスイッチング素子10を一時的にOFFしてから駆動停止の指令を解除するまでの時間を上記直流コンデンサ9の電圧位相および交流系統電圧の周期に応じて調整するゲートブロック時間調整部24と、過電流検出部21で過電流が検出され、かつ交流事故判定部22で交流系統事故と判定された場合に“1”のセットパルスを出力するアンドゲート43と、このアンドゲート43から出力されるセットパルスに応じて起動パルスが出力されるRSフリップフロップ44と、このRSフリップフロップ44から出力される起動パルスに応じて動作して、後述の相電圧バランス制御部40、正負電圧バランス制御部41、および循環電流制御部42の制御応答を変化させるための制御パラメータ(例えばPI制御などの制御ゲイン)を調整する制御パラメータ調整部23と、電力変換器1の動作を制御するため循環電流制御部42からの指令値に基づき、PWM(Pulse Width Modulation)駆動するためのゲート信号の指令を出力するゲート駆動制御部26と、ゲート駆動制御部26の指令を受けて各スイッチング素子10に対してこれをON/OFF制御するゲート信号を与えるゲート駆動部28を有する。
MMC型の電力変換器1は、変換器セル3を多数接続して、高電圧大容量化を図っており、多数の直流コンデンサ9の電圧は常に均等である必要がある。このため、この実施の形態1のMMC型の電力変換器1では、過電流検出や系統事故の有無にかかわらず、定常的に相電圧バランス制御部40による相電圧バランス制御、正負電圧バランス制御部41による正負電圧バランス制御、および循環電流制御部42による循環電流制御をそれぞれ行っている。
ここに、上記の相電圧バランス制御部40による相電圧バランス制御は、各変換器セル3の直流コンデンサ電圧の各相間の電圧バランスを制御するものである。ここで、各相の直流コンデンサ9の電圧のバランスを制御するためには、相間で直流コンデンサ9に流入する電力量を調整する必要があり、正側アーム2Pと負側アーム2N間では同方向で、相間では逆極性に流れる直流の循環電流を制御する。そのため、相電圧バランス制御では、直流コンデンサ電圧検出部27から得られた各相全ての変換器セル3の直流コンデンサ9の電圧の平均値を演算し、その平均値に対応した電流値を循環電流指令値として出力する。
ここで、循環電流とは、図3に示すように、相アーム間を循環する電流Izu,Izv,Iwzのことであり、正側アーム電流Ipuと負側アーム電流Inuにより次の(1)(2)(3)式で求められるものである。この循環電流は、MMC型の電力変換器1に特徴付けられるものである。
Izu=1/2(Ipu+Inu) (1)
Izv=1/2(Ipv+Inv) (2)
Izw=1/2(Ipw+Inw) (3)
また、上記の正負電圧バランス制御部41による正負電圧バランス制御は、各相のレグ回路2の正側アーム2Pと負側アーム2Nの直流コンデンサ9の電圧の不平衡を制御するものである。この正負電圧バランス制御では、相毎に正側アーム2Pと負側アーム2Nの変換器セル3の直流コンデンサ9の電圧の平均値を演算し、その差分が”0”になるように制御する。正負電圧バランス制御は、交流側出力電圧を変化させることで制御可能であるため、その制御出力を交流側電圧指令値とする。
さらに、上記の循環電流制御部42による循環電流制御は、上記の相電圧バランス制御部40で得られる循環電流指令値を入力し、この循環電流指令値に上記の(1)(2)(3)式で求められる循環電流Izu,Izv,Iwzが追随するように制御する。
次に、制御装置4による電力変換器1の制御動作、特にこの実施の形態1では、交流系統事故時に電力変換器1が過電流を検出した場合の制御動作について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
通常運転開始後、ステップS000では、電力変換器1の直流電圧を安定化させるために、制御装置4は、相電圧バランス制御部40による各相の直流コンデンサ9の電圧バランスを均等にするための相電圧バランス制御と、正負電圧バランス制御部41による正側アーム2Pと負側アーム2Nの直流コンデンサ9の電圧のバランスを制御する正負バランス制御と、循環電流制御部42による各相アーム間を循環する循環電流Izu,Izv,Iwzを制御する循環電流制御を行っている。
次に、ステップS001において、過電流検出部21は、電力変換器1の電流検出部8UP,8VP,8WP、8UN,8VN,8WNにより計測した電力変換器1の各相の正側アーム2Pと負側アーム2Nに流れる電流値を測定し、これらの電流値がスイッチング素子10の最大定格電流以下である所定の電流値(しきい値)を超えるか否かを検出する。このステップS001で過電流が検出されない場合には、S000に戻り電力変換器1の直流電圧を安定化させる制御を継続する。
一方、S001において、過電流検出部21によりいずれかの相の正負側のアーム2P、2Nで過電流を検出した場合は、ステップS002に移行する。このステップS002において、ゲート駆動制御部26は、過電流が検出された相のアームに接続された全てのスイッチング素子10をOFFにする指令をゲート駆動部28に送る。この指令に応じて、ゲート駆動部28は、当該スイッチング素子10をOFFにする。これにより、過電流を検出した相のアーム電流は”0”になる。
次いで、ステップS003において、交流事故判定部22が、交流事故中であるか定常送電中であるかを判定する。ここで、交流事故中であるか否かの判断方法は、以下の方法で行う。すなわち、交流系統事故が発生した場合、入力交流電力が出力直流電力に対して小さくなり、その差電力により直流コンデンサ9から放電して直流コンデンサ9の電圧が低下する。そのため、交流事故判定部22は、直流コンデンサ電圧検出部27より得られた全ての直流コンデンサ9の電圧の平均値を入力とし、その平均値が定格電圧よりも所定の電圧(例えば0.1PU)以上低下した場合に交流事故と判定する。
MMC型の電力変換器1は、交流系統事故などにより、交流系統の電圧が急変した場合、各相間の直流コンデンサ9の電圧や各相のレグ回路2内の正側アーム2Pおよび負側アーム2Nの直流コンデンサ9の電圧が不平衡となって過電流が発生し易い。
過電流検出部21より過電流が検出され、かつ交流事故判定部22より交流事故が検出されると、アンドゲート43からは“1”のセットパルスが出力される。そして、アンドゲート43のセットパルスに応じてRSフリップフロップ44から起動パルスが出力される。RSフリップフロップ44の起動パルスに応じて制御パラメータ調整部23が動作する。すなわち、ステップS004において、制御パラメータ調整部23により、相電圧バランス制御部40による相電圧バランス制御、正負電圧バランス制御部41による正負バランス制御、および循環電流制御部42による循環電流制御の各制御パラメータを調整する。
例えば、相電圧バランス制御部40による相電圧バランス制御に対しては、PI制御などの制御ゲインを調整して制御応答を上げるようにする。また、正負電圧バランス制御部41による正負電圧バランス制御に対しては、循環電流制御ゲインを直流コンデンサ9の電圧がバランスする方向に調整する。制御ゲインの調整時間は、ゲート駆動制御部26からゲート信号の出力停止の解除指令が出力されるまでの期間とする。このように、制御ゲインを調整することで、過電流を検出した相のスイッチング素子10に対するゲート信号の出力が停止中であっても、他の相の全ての変換器セル3の直流コンデンサ9の電圧のバランスを平衡状態に保つことができる。
続いて、ステップS005では、所定時間内に再び過電流となる否かを判定する。この場合の所定時間とは、過電流が検出された相のアーム2P、2Nに接続された全てのスイッチング素子10をOFFにしている時間とする。
ステップS005で、過電流検出相のゲート信号をOFFにしている時間内に再び過電流となった場合には、ステップS007に移り、他の2相のゲート信号もOFFに設定する。
これに対して、上記のステップS005において、所定時間内に再び過電流を検出しない場合には、次に、ステップS006において、過電流を検出した相の正負のアーム2P、2Nの直流コンデンサ9の正極側電圧と負極側電圧の位相に基づいてスイッチング素子10をONに戻す時間を調整するか、あるいは全相のスイッチング素子10のOFF状態を継続させるか否かを判定する。
この判定方法について、図5〜図7に示す波形図を参照して説明する。
図5は各相の正側アーム2Pの直流コンデンサ9の電圧の平均値61(図中実線で示す)と、各相の負側アーム2Nの直流コンデンサ9の電圧の平均値62(図中破線で示す)の時間変化を示す波形図である。
例えば、U相の過電流検出によりスイッチング素子10をOFFに設定した場合の直流コンデンサ9の電圧は、スイッチング素子10をOFFに設定している間(時刻t1〜t2の間)は直流コンデンサ9に充放電されず、スイッチング素子10をOFFした時刻t1の時点での電圧値を維持している。一方、V相、W相の直流コンデンサ9は交流電流により充放電を継続しており、その電圧が変化している状態である。なお、時刻t1〜t2の間は、制御パラメータ調整部23により、相電圧バランス制御部40による相電圧バランス制御、正負電圧バランス制御部41による正負バランス制御、および循環電流制御部42による循環電流制御の各制御パラメータが調整されているため、他相の直流コンデンサ9の電圧のバランスはとれている状態にある。
図6は、過電流を検出した相のスイッチング素子10を時刻t1でOFFにして、θ(<90°)進んだ時刻t2の時点でOFF設定を解除した場合の直流コンデンサ9の電圧(平均値)の時間変化を示す波形図である。
時刻t1での位相角を例えば0°とし、位相がθ(θ<90°)進んだ時刻t2の時点でゲート信号のOFF設定を解除した場合、時刻t1では正負側の各アーム2P、2Nの直流コンデンサ9の電圧は同電位であるが、時刻t2以降では、交流電流の流れに応じて正側のアーム2Pの電圧61(図中実線で示す)は充電方向に、負側アームの電圧62(図中破線で示す)は放電方向にそれぞれ変化する。
この場合、時刻t1〜t2の期間が交流電流の1/4サイクルより長い時間であると、正側アーム2Pの直流コンデンサ9の電圧61と負側アーム2Nの直流コンデンサ9の電圧62が互いにかい離する方向に充放電されるため、正側アーム2Pの直流コンデンサ9の電圧は最大レベルを超える一方、負側アーム2Nの直流コンデンサ9の電圧は最小電圧レベル以下に低下してしまう。
そこで、図7に示すように、過電流を検出した相のスイッチング素子10を時刻t1(位相角0°)でOFFにした後、位相がθ1(但し、90°<θ1<180°)進んだ時刻t2の時点でOFF設定を解除する。そうすると、時刻t1では同電位であった正負側の各アーム2P、2Nの直流コンデンサ9の電圧(平均値)は、時刻t2以降、正側アームの電圧61(図中実線で示す)は充電方向に、負側アームの電圧62(図中破線で示す)は放電方向にそれぞれ変化するものの、時刻t2〜t3までの期間は、交流電流の1/4サイクル以内の時間となる。
したがって、時刻t3で正負側の各アーム2P、2Nの直流コンデンサ9の電圧レベルがそれぞれの最大、最小の各電圧レベルを超えてしまうことはない。このため、直流コンデンサ9の電圧が低電圧や過電圧となることなく、安定した電圧を得ることができる。
ここで、過電流を検出してスイッチング素子10をOFFした時点の位相が150°〜180°の範囲にある場合、スイッチング素子10をOFFにする時間は、位相が30°未満進むまでの極わずかな時間なので、正側と負側の各アーム2P、2Nの直流コンデンサ9の電圧がかい離する方向に変動しても、それぞれの最大、最小の各電圧レベルを超えることはないが、このような極わずかな時間の間にスイッチング素子10をOFFからONに切り替えるのは制御が不安定となって得策でない。
よって、ステップS006で、過電流検出時点の直流コンデンサ9の電圧の位相が0°〜150°の範囲にあると判定された場合にのみ、次のステップS009において、直流コンデンサ9の電圧の位相に応じて過電流検出相のスイッチング素子10のOFF設定を解除する。その後、通常運転に戻る。
これに対して、ステップS006で、スイッチング素子10をOFFした時点の位相が150°〜180°の範囲にある場合は、ステップS007に移り、他の2相の全てのスイッチング素子10もOFFに設定する。
ステップS008では、所定時間の経過後に過電流となる要因が排除されたタイミングで全セルのスイッチング素子10のOFF設定を解除して通常運転に戻る。
上記のように、この実施の形態1の電力変換装置によれば、過電流によるスイッチング素子の故障を防ぐことができ、かつ直流送電の継続性を高めることができる。特に交流事故中に過電流が検出された場合において、直流コンデンサ9の電圧の位相に応じてスイッチング素子10のOFFを継続する時間間隔を調整することで、直流コンデンサ9の電圧を安定化することができ、継続して電力を供給することができる。
なお、この実施の形態1では、ステップS009でスイッチング素子10のOFF時間の調整に用いる直流コンデンサ9の電圧は、図7に示したように平均値を例としてあげたが、最小電圧を用いてもよい。
実施の形態2.
この実施の形態2における電力変換装置において、電力変換器1の回路構成や制御装置4の構成自体は図1、図2に示したものと同じである。
この実施の形態2では、電力変換装置が定常送電中に過電流を検出した場合の制御装置4の制御動作について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
図4において、S000〜S002までの制御処理は実施の形態1の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
また、S003において、交流事故判定部22が、交流事故中であるか定常送電中であるかを判定するが、この場合、交流事故中であると判定された場合の制御内容は、実施の形態1の場合で説明しているので、説明を省略する。
S003において、交流事故判定部22が、定常送電中であると判定した場合、次に、ステップS010で所定時間内に再び過電流となるか否かを判定する。ここで、所定時間とは、交流系統電圧の周期により最大1/2周期までとし、スイッチング素子10をOFF状態に継続する設定時間を1/8周期、1/4周期等の時間的制約条件を設ける。
その理由は、ステップS002で過電流を検出した場合、その過電流を検出した相のレグ回路2内のスイッチング素子を一旦、全てOFFにするが、このOFFに設定する時間が長くて交流系統電圧の1周期以上になった場合、直流コンデンサ9の電圧が不平衡となり、再び過電流となる可能性が高い。再び過電流とならないためには、スイッチング素子10をOFFに設定する時間を、交流系統電圧の周期により1/2周期以内の時間で設定するのが望ましいからである。
ステップS010において、上記の所定時間内に再び他相で過電流を検出しなかった場合には、次に、ステップS011において、直流コンデンサ9の電圧が変動しないように、交流系統電圧の周期に応じた上記の時間的制約条件に基づいて、その制約時間が経過した時点でスイッチング素子10のOFF設定を解除する。その後、通常運転に戻る。
一方、ステップS010において、所定時間内に他相で再び過電流を検出した場合には、次に、ステップS007において他の2相のレグ回路2内の変換器セル3の全てのスイッチング素子10をOFFにした後、続いて、ステップS008において上記の時間的制約条件に基づいて、その制約時間が経過した時点でスイッチング素子10のOFF設定を解除する。その後、通常運転に戻る。
このように、前述の実施の形態1では直流コンデンサ9の電圧の位相に応じて過電流検出相のゲート信号をOFFに設定する時間間隔を調整したが、この実施の形態2では、定常送電中に過電流を検出した場合には、過電流を検出した相のスイッチング素子を一旦、全てOFFにした後、スイッチング素子のOFF設定を解除するまでの時間を交流系統の周期に応じた時間的制約条件に基づいて調整するようにした。そのため、この時間的制約条件を設けるだけで、直流コンデンサ9の電圧を安定化することができ、短時間の過電流検出においては直流送電を継続できる効果がある。
なお、この発明は、上記の実施の形態1、2の構成や制御内容のみに限定されるものではなく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、各実施の形態1、2について適宜、構成や制御内容について変形を加えたり、省略することができ、また各実施の形態1、2を適宜に組み合せることが可能である。
1 電力変換器、2 レグ回路、2P 正側アーム、2N 負側アーム、
3 変換器セル、4 制御装置、6 交流系統、7P,7N 直流母線、
8UP,8UN,8VP,8VN,8WP,8WN 電流検出部、9 直流コンデンサ、10 半導体スイッチング素子、11 ダイオード、12 アームリアクトル、
21 過電流検出部、22 交流事故判定部、23 制御パラメータ調整部、
24 ゲートブロック時間調整部、26 ゲート駆動制御部、
27 直流コンデンサ電圧検出部、28 ゲート駆動部、40 相電圧バランス制御部、41 正負電圧バランス制御部、42 循環電流制御部。

Claims (6)

  1. 正側アームと負側アームとが直列接続されその接続点が各相交流線に接続される複数のレグ回路が正負の直流母線間に並列接続されて交流と直流との間で電力変換を行う電力変換器と、この電力変換器の動作を制御する制御装置とを備え、上記レグ回路の上記正側アームと上記負側アームのそれぞれは、互いに直列接続された複数のスイッチング素子の直列体とこの直列体に並列接続された直流コンデンサとからなる変換器セルを有する電力変換装置であって、
    上記制御装置は、
    上記直流コンデンサの各電圧を検出する直流コンデンサ電圧検出部と、
    上記正側アームと上記負側アームの各々の上記スイッチング素子に流れる電流が予め設定された定格電流を超えるか否かを検出する過電流検出部と、
    上記直流コンデンサ電圧検出部で検出された電圧に基づいて交流事故の有無を判定する交流事故判定部と、
    PWM制御の指令に基づいて各々の上記スイッチング素子を駆動するゲート駆動部と、
    上記ゲート駆動部に対してPWM制御の指令を与えて上記スイッチング素子の動作を制御するゲート駆動制御部と、
    上記過電流検出部の過電流の検出に応じて上記ゲート駆動制御部の上記指令に対する制御応答を変化させるための制御パラメータを調整する制御パラメータ調整部と、
    上記過電流検出部が過電流を検出した時に上記ゲート駆動部による上記スイッチング素子の駆動を停止する時間を調整するゲートブロック時間調整部と、
    を備えることを特徴とする電力変換装置。
  2. 上記制御パラメータ調整部は、上記交流事故判定部による交流系統事故の判定結果に応じて、上記直流コンデンサの電圧バランスが平衡化するように上記制御パラメータを調整する、請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 上記ゲート駆動制御部は、上記過電流検出部による過電流検出に応じて、過電流を検出した相の上記スイッチング素子の駆動を予め設定された一定時間にわたって一時的に停止する指令を生成する、請求項1または請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 上記ゲートブロック時間調整部は、上記過電流検出部による過電流検出および上記交流事故判定部の判定結果に応じて、上記ゲート駆動制御部による過電流を検出した相の上記スイッチング素子に対する駆動停止の指令を解除する時間を上記直流コンデンサの電圧位相および交流系統電圧の周期に応じて調整する、請求項3に記載の電力変換装置。
  5. 上記ゲート駆動制御部は、過電流を検出した相の上記スイッチング素子に対する駆動停止の指令の出力期間中に上記過電流検出部によって他相の上記スイッチング素子における過電流が検出されると、これに応じて全ての相の上記スイッチング素子の駆動を停止する指令を出力する、請求項3に記載の電力変換装置。
  6. 上記ゲート駆動制御部は、上記直流コンデンサ電圧検出部による上記直流コンデンサの電圧検出結果、上記ゲートブロック時間調整部による上記スイッチング素子の駆動停止時間の情報、および上記制御パラメータ調整部による制御パラメータの情報に基づいて上記ゲート駆動部に対するPWM制御の上記指令を制御する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電力変換装置。
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