JP2016163496A - 太陽電池装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】変換効率の高い太陽電池装置を提供する。【解決手段】太陽電池装置は、複数の太陽電池セル110と表面透光性部材130とを有する太陽電池モジュール10と、入射した光を表面透光性部材130に導光する導光板20とを備え、太陽電池モジュール10は、当該太陽電池モジュール10の主面に垂直な方向から見て、複数の太陽電池セル110が配置された領域を内包する有効領域と、有効領域の外方、かつ、当該太陽電池モジュール10の外周部分である外周領域とを含み、導光板20は、外周領域と、太陽電池モジュール10の主面に垂直な方向から見て太陽電池モジュール10の外方領域であるパネル外領域とからなる無効領域の少なくとも一部に配置されている。【選択図】図5

Description

本発明は、太陽電池装置に関する。
複数の太陽電池セルを有するパネルを備える太陽電池装置では、パネルの強度を保つため、パネルの外周に枠体を設ける場合がある。しかし、この場合、パネルの一部が枠体によって覆われることにより、太陽光等の光から電力への変換効率が低下する虞がある。
そこで、例えば、枠体の一部に窓部を設けて光を通過させることで、変換効率の低下を抑制する構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−104717号公報
しかしながら、このような構成では、窓部以外の枠体の部分に到来した光については電力に変換することができないという問題がある。また、太陽電池装置には、さらなる変換効率の向上が求められている。
そこで、本発明は、変換効率の高い太陽電池装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る太陽電池装置は、複数の太陽電池セルと第一透光性基板とを有するパネルと、入射した光を前記第一透光性基板に導光する導光部材とを備え、前記パネルは、当該パネルの主面に垂直な方向から見て、前記複数の太陽電池セルが配置された領域を内包する有効領域と、前記有効領域の外方、かつ、当該パネルの外周部分である外周領域とを含み、前記導光部材は、前記外周領域と、前記パネルの主面に垂直な方向から見て前記パネルの外方領域であるパネル外領域とからなる無効領域の少なくとも一部に配置されている。
本発明によれば、変換効率の高い太陽電池装置を提供することができる。
実施の形態1に係る太陽電池装置の平面図である。 図1に示す太陽電池装置から導光板を分離した状態での構成を示す平面図である。 実施の形態1に係る太陽電池モジュールの平面図である。 図3のIV−IV線における太陽電池モジュールの断面図である。 図1のV−V線における太陽電池装置の断面図である。 実施の形態1における導光板の詳細な構成の一例を示す図である。 実施の形態1における導光板の詳細な構成の一例を示す図である。 実施の形態1における導光板の詳細な構成の一例を示す図である。 実施の形態1における導光板の詳細な構成の一例を示す図である。 図1のVII−VII線における太陽電池装置の断面図である。 実施の形態1の変形例に係る太陽電池装置の断面図である。 実施の形態2に係る太陽電池装置の平面図である。 図9のX−X線における太陽電池装置の断面図である。 図9のXI−XI線における太陽電池装置の断面図である。 実施の形態2の変形例に係る太陽電池装置の断面図である。 その他の実施の形態に係る太陽電池装置の断面図である。 その他の実施の形態に係る太陽電池装置の断面図である。 その他の実施の形態に係る太陽電池装置の断面図である。 その他の実施の形態に係る太陽電池装置の断面図である。 その他の実施の形態に係る太陽電池装置の断面図である。 その他の実施の形態に係る太陽電池装置の断面図である。 その他の実施の形態に係る太陽電池装置の平面図である。 その他の実施の形態に係る太陽電池装置の平面図である。 その他の実施の形態に係る太陽電池装置の断面図である。 その他の実施の形態に係る太陽電池装置の断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態に係る太陽電池装置について説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、組み付けの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する場合がある。
(実施の形態1)
[1.太陽電池装置の概要]
まず、太陽電池装置の概要構成について、説明する。図1は、本実施の形態に係る太陽電池装置1の平面図である。図2は、図1に示す太陽電池装置1から導光板20(導光板20A及び20B)を分離した状態での構成を示す平面図である。
なお、以降、太陽電池装置1の正面方向(すなわち、太陽電池モジュール10の主面に直交する方向)をZ軸方向プラス側とし、太陽電池モジュール10の主面(面積が最大の面)に平行で、互いに直交する2つの方向をX軸方向及びY軸方向とする。また、「平面図」とは、太陽電池装置1を正面から見た図を意味し、具体的には、太陽電池モジュール10の主面に直交する方向から見た場合、すなわちZ軸方向プラス側から見た場合を意味する。また、以降、平面図では、後述する「無効領域」に粗いドットのハッチングを施し、後述する「有効領域」に細かいドットのハッチングを施している。
図1及び図2に示すように、太陽電池装置1は、2次元配列された複数の太陽電池モジュール10と、隣り合う太陽電池モジュール10の間、及び、2次元配列の端に配置された導光板20とを備える。また、本実施の形態では、太陽電池装置1は、複数の太陽電池モジュール10を所定の設置面(例えば、屋根)に対して固定する固定部材30(固定部材30A及び30B)を備える。
太陽電池モジュール10は、後述する太陽電池セルを複数有し、到来した太陽光等の光を電力に変換する電力機器である。図1及び図2に示すように、太陽電池モジュール10は、同一平面において複数枚が2次元配列されてモジュールアレイを構成している。
具体的には、本実施の形態において、太陽電池モジュール10は、横方向(X軸方向)に2枚、縦方向(Y軸方向)に2枚の行列状(マトリクス状)に配列されている。なお、太陽電池モジュール10の配列枚数はこれに限らず、例えば、縦方向に5枚配列された太陽電池モジュール10からなる組が横方向に4組配列されることにより、合計20枚配列されていてもかまわない。また、太陽電池モジュール10は行列状に限らず2次元配列されていればよく、例えば、縦方向に隣り合う列において、横方向の配列が互いにずれていてもかまわないし、ランダムに配置されていてもかまわない。
太陽電池モジュール10の平面視形状は、例えば矩形形状である。一例として、太陽電池モジュール10は、横(長手方向:X軸方向)の長さが約1600mmで、縦(短手方向:Y軸方向)の長さが約800mmの矩形形状である。なお、太陽電池モジュール10の平面視形状は矩形形状に限らず、正方形状若しくはその他多角形状、又は、円形状若しくは楕円形状などであってもかまわない。
導光板20は、入射した光を複数の太陽電池モジュール10に導光する導光部材である。本実施の形態では、導光板20は、縦方向において隣り合う太陽電池モジュール10間に配置された2つの導光板20Aと、複数の太陽電池モジュール10で形成される2次元配列の縦方向の端に配置された4つの導光板20Bとを備える。なお、導光板20の詳細については後述する。
固定部材30は、太陽電池モジュール10を所定の設置面に固定する部材である。本実施の形態では、固定部材30は、縦方向において隣り合う太陽電池モジュール10間に配置された2つの固定部材30Aと、複数の太陽電池モジュール10で形成される2次元配列の縦方向の端に配置された4つの固定部材30Bとを備える。なお、固定部材30の詳細については後述する。
このような固定部材30の配置によって、各太陽電池モジュール10は、縦方向に隣り合う太陽電池モジュール10とは約50mmの隙間を空けて配置され、横方向に隣り合う太陽電池モジュール10とは隙間無く配置される。
[2.太陽電池モジュール(パネル)]
次に、太陽電池モジュール10の各構成部材について、図3及び図4を参照しながら詳細に説明する。図3は、本実施の形態に係る太陽電池モジュール10の平面図である。図4は、図3のIV−IV線における同太陽電池モジュール10の断面図である。
これらの図に示すように、太陽電池モジュール10は、表面透光性部材130(第一透光性基板)と裏面保護部材140との間に、複数の太陽電池セル110が充填部材150で封止された構造となっている。本実施の形態における太陽電池モジュール10は、複数の太陽電池セル110と、タブ配線120と、表面透光性部材130と、裏面保護部材140と、充填部材150と、フレーム160と、接着剤170とを備える。
[2−1.太陽電池セル]
太陽電池セル110は、太陽光等の光を電力に変換する光電変換素子(光起電力素子)である。図3に示すように、太陽電池セル110は、同一平面において行列状(マトリクス状)に複数枚配列されてセルアレイを構成している。
行方向又は列方向の一方に沿って配列された複数の太陽電池セル110は、隣接する2つの太陽電池セル110同士がタブ配線120によって電気的に接続されることでセルストリング化されている。セルストリング(太陽電池セル群)における複数の太陽電池セル110は、直列接続されている。
本実施の形態におけるセルストリングは、横方向(X軸方向)に隣り合う2つの太陽電池セル110を3本のタブ配線120で順次連結していくことで構成されており、縦方向(Y軸方向)に沿って配列された一列分全ての太陽電池セル110が連結されている。図3では、横方向に沿って配列された12枚の太陽電池セル110がタブ配線120で接続されることで1つのセルストリングになっており、これが6つ設けられている。
なお、各セルストリングにおける先頭の太陽電池セル110は、タブ配線120を介して渡り配線(不図示)に接続されている。また、各セルストリングにおける最後尾の太陽電池セル110は、タブ配線120を介して渡り配線(不図示)に接続されている。これにより、複数(図3では6つ)のセルストリングが直列接続又は並列接続されてセルアレイが構成される。つまり、太陽電池モジュール10における全ての太陽電池セル110同士が直列接続又は並列接続される。
太陽電池セル110は、半導体ヘテロ接合を基本構造としており、一例として、n型の半導体基板であるn型単結晶シリコン基板と、n型単結晶シリコン基板の一方の主面側(表面側)に順次形成された、i型非晶質シリコン層、n型非晶質シリコン層、n側電極及び第1フィンガー電極と、n型単結晶シリコン基板の他方の主面側(裏面側)に順次形成された、i型非晶質シリコン層、p型非晶質シリコン層、p側電極及び第2フィンガー電極とを備える。
このような構成により、太陽電池セル110は、光照射によって発生したキャリアを光電流としてタブ配線120を介して太陽電池モジュール10の出力端子(不図示)に出力する。
[2−2.タブ配線]
図3及び図4に示すように、タブ配線120(インターコネクタ)は、太陽電池セル110のセルストリングにおいて、隣り合う2つの太陽電池セル110同士を電気的に接続する。つまり、タブ配線120によって、セルストリングにおける複数の太陽電池セル110が直列接続される。
各タブ配線120については、タブ配線120の一端部が、隣接する2つの太陽電池セル110のうちの一方の太陽電池セル110の表面に配置され、タブ配線120の他端部が、隣接する2つの太陽電池セル110のうちの他方の太陽電池セル110の裏面に配置されている。
タブ配線120としては、例えば、はんだコート銅箔等の導電性材料を用いることができる。
[2−3.表面透光性部材、裏面保護部材]
表面透光性部材130は、太陽電池モジュール10の表側の面を保護する透光性基板であり、太陽電池モジュール10の内部(太陽電池セル110等)を、風雨や外部衝撃、火災等の外部環境から保護する。図4に示すように、表面透光性部材130は、太陽電池セル110の表面側(n側:Z軸方向プラス側)に配設されている。
表面透光性部材130は、透光性を有する透光部材であり、例えば、透明ガラス材料からなるガラス基板(透明ガラス基板)、又は、フィルム状や板状の透光性及び遮水性を有する硬質の樹脂材料からなる樹脂基板である。
一方、裏面保護部材140は、太陽電池モジュール10の裏側の面を保護するバックシートであり、太陽電池モジュール10の内部を外部環境から保護する。図4に示すように、裏面保護部材140は、太陽電池セル110の裏面側(p側:Z軸方向マイナス側)に配設されている。
裏面保護部材140は、透光性を有する透光部材であり、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)又はポリエチレンナフタレート(PEN)等の樹脂材料からなるフィルム状や板状の樹脂シートである。
表面透光性部材130及び裏面保護部材140の間には充填部材150が充填されており、表面透光性部材130及び裏面保護部材140は、充填部材150によって固定されている。
[2−4.充填部材]
充填部材150は、表面透光性部材130と裏面保護部材140との間に配置される。本実施の形態において、充填部材150は、表面透光性部材130と裏面保護部材140との間を埋めるように充填されている。
充填部材150は、エチレンビニルアセテート(EVA)等の透光性樹脂材料からなる。充填部材150は、複数の太陽電池セル110(セルストリング)を挟んだ2つの樹脂シート(EVAシート)をラミネート処理(ラミネート加工)することで形成される。
[2−5.接着剤]
接着剤170は、フレーム160と、表面透光性部材130、裏面保護部材140及び充填部材150との間に配置され、これらを接着によって互いに固定する。すなわち、接着剤170は、フレーム160を太陽電池モジュール10の各辺に固着する。
接着剤170は、例えば、シリコーン樹脂、柔軟性の高いポリウレタン系などの熱硬化性接着剤の他、ブチルゴムなどである。
[2−6.フレーム]
フレーム160は、すなわち、フレーム160は、太陽電池モジュール10の周縁端部を覆う外枠である。フレーム160は、例えば、アルミニウム、ステンレス鋼、アルミニウム合金などからなる。
図3に示すように、フレーム160は、例えば、太陽電池モジュール10の互いに対向する一対の長辺に配置された部分と、互いに対向する一対の短辺に配置された部分とからなり、各部分が接着剤170によって対応する辺に位置する表面透光性部材130、裏面保護部材140及び充填部材150に固着されている。
具体的には、フレーム160は、太陽電池モジュール10の周方向に亘って、後述する外周領域を覆う枠体161と、当該枠体161を支持する支持体162とを備える。
枠体161は、太陽電池モジュール10の周縁端部に配置され、表面透光性部材130及び裏面保護部材140の端面を覆い、かつ、当該表面透光性部材130及び当該裏面保護部材140を上下方向両側(Z軸方向両側)から挟持する、Z軸方向の断面形状が略コの字形状を有する。
支持体162は、枠体161と太陽電池モジュール10の設置面との間に配置されている。具体的には、支持体162は、一端部が枠体161に接続され、他端部が太陽電池モジュール10の設置面に配置されることにより、枠体161を当該設置面から所定距離だけ離間して支持する。これにより、裏面保護部材140の裏面は、当該設置面から所定の距離h1だけ離間して配置される。
支持体162には、平面視において(Z軸方向プラス側から見て)枠体161から外方に突出した部分に、固定部材30(固定部材30A及び30B)の一部を差し込むための溝部162aが設けられている。つまり、太陽電池モジュール10は、支持体162が固定部材30によって設置面に対して固定されることにより、当該設置面に対して所定の位置に取り付けられる。
支持体162は、例えば、図4に示すように、Z軸方向の断面形状が中空に形成されている。これにより、フレーム160の重量を軽減することができるので、太陽電池装置1の設置面に対する重量負荷を軽減することができる。
以上、太陽電池モジュール10の各構成部材について、詳細に説明した。なお、図示しないが、太陽電池モジュール10は、太陽電池セル110で発電された電力を取り出すための出力端子を有する端子ボックスが設けられている。端子ボックスは、例えば裏面保護部材140に固定されており、端子ボックスには、回路基板に実装された複数のバイパスダイオードが内蔵されている。
また、本実施の形態では、太陽電池モジュール10のフレーム160は、枠体161と支持体162とが一体に成型されているが、これらは別体に成型されていてもよい。
[3.固定部材]
次に、上述した固定部材30について、さらに図5及び図7を参照しながら詳細に説明する。図5は、図1のV−V線における太陽電池装置1の断面図である。図7は、図1のVII−VII線における太陽電池装置1の断面図である。具体的には、図5は、隣り合う太陽電池モジュール10の間における断面図を示し、図7は、太陽電池装置1の端に位置する太陽電池モジュール10の端部における断面図を示している。なお、これらの図において、ネジ32については側面図で示している。
図5に示すように、隣り合う太陽電池モジュール10の間には、これらの太陽電池モジュール10を設置面2に対して固定するための固定部材30Aが設けられている。
固定部材30Aは、押さえ金具31、ネジ32、カバー受け部材33及びカバー34を有し、縦方向(Y軸方向)に隣り合う太陽電池モジュール10を所定の設置面2(例えば、屋根)に対して固定する。
押さえ金具31は、Y軸方向の両端部がZ軸方向マイナス側に屈曲した板状部材であり、Y軸方向の両端部の一方が隣り合う太陽電池モジュール10の一方の支持体162の溝部162aに差し込まれ、Y軸方向の両端部の他方が隣り合う太陽電池モジュール10の他方の支持体162の溝部162aに差し込まれている。
ネジ32は、所定の設置面2に対してネジ止めにより固定されることにより、押さえ金具31を固定する。具体的には、ネジ32は、押さえ金具31及びカバー受け部材33を貫通する貫通孔に挿通されて所定の設置面2に対してネジ止めされる。したがって、押さえ金具31を介してフレーム160が固定されるため、隣り合う太陽電池モジュール10が所定の設置面2に対して固定される。
カバー受け部材33は、カバー34を支持するための部材であり、Z軸方向の断面形状がZ軸方向プラス側に開口する略コの字形状を有し、Z軸方向プラス側の端部がカバー34のZ軸方向マイナス側の端部と嵌合されることにより、カバー34を支持する。
カバー34は、隣り合う太陽電池モジュール10の間を覆う部材であり、導光板20Aによって覆われる。カバー34は、Z軸方向の断面形状がZ軸方向マイナス側に開口する略コの字形状を有し、Z軸方向マイナス側の端部がカバー受け部材33と嵌合されることにより固定される。
一方、図7に示すように、太陽電池装置1の端に位置する太陽電池モジュール10の端部の無効領域には、当該太陽電池モジュールを設置面2に対して固定するための固定部材30Bが設けられている。
なお、固定部材30Bは、上記固定部材30Aと比較してカバー受け部材33及びカバー34を有さない点が異なり、その他の構成については、上記固定部材30Aとほぼ同様の構成を有するため簡略化して説明を行う。
固定部材30Bでは、押さえ金具31のY軸方向の両端部のうち、支持体162の溝部162aと反対側の端部が、スペーサ163に形成された溝部163aに差し込まれる。したがって、押さえ金具31を介してフレーム160が固定されるため、太陽電池装置1の端に位置する太陽電池モジュール10が所定の設置面2に対して固定される。
スペーサ163は、フレーム160の下部分に相当する部材であり、溝部162aと同様の溝部163aが形成されている。このようなスペーサ163を設けることにより、太陽電池装置1の端に位置する太陽電池モジュール10についても、固定部材30Bのぐらつきを抑制し、安定して固定することができる。また、設置面2に対する局所的な応力の付与を抑制できるため、設置面2を破損等から保護できる。
これらの押さえ金具31、ネジ32、カバー受け部材33及びカバー34、並びに、スペーサ163の材質は、特に限定されないが、例えば、アルミニウム、ステンレス鋼、アルミニウム合金などからなる。
[4.導光板(導光部材)]
次に、導光板20の構成について、本発明に至った経緯も含めて説明する。
[4−1.本発明に至った経緯]
ここで、一般的に、太陽電池装置には、設置面積に対してできるだけ多く発電することが求められる。このためには、太陽電池装置に入射した太陽光等の光を効率良く太陽電池セルに導くことが重要である。
しかし、一般的な太陽電池装置では、太陽電池モジュールの強度を保つため、太陽電池モジュールの周縁端部に枠体が設けられる場合がある。また、各太陽電池モジュールを所定の設置面に固定するための固定部材等を配置するため、隣り合う太陽電池モジュールの間に隙間が生じる場合がある。このような場合、枠体が設けられた領域及び隣り合う太陽電池モジュールの間の隙間に到来した光については、電力に変換することが困難である。つまり、これらの領域は、太陽電池セルが配置されたセル配置領域を包含する有効領域と比較して、太陽電池装置の発電への寄与が無い無効領域である。
このため、このような無効領域は、太陽電池装置の変換効率向上の観点から大きな課題であった。
そこで、本願発明者らは、鋭意検討の結果、次に説明する導光板20(導光板20A及び20B)を設けることにより、高い変換効率を有する太陽電池装置を実現できることを見出した。以下、本実施の形態に係る導光板20について、図5及び図7を用いて説明する。
[4−2.導光板の詳細]
導光板20は、太陽電池装置1の無効領域の少なくとも一部に配置されている。
ここで、「無効領域」とは、上述のように、一般的に発電への寄与が無い領域であり、具体的には、太陽電池モジュール10を固定するための部材(フレーム160及び固定部材30等)が配置される領域である。すなわち、「無効領域」は、次のように説明される。
太陽電池装置1が備える各太陽電池モジュール10は、当該太陽電池モジュール10(パネル)の主面に垂直な方向(Z軸方向プラス側)から見て、複数の太陽電池セル110が配置された領域を内包する有効領域と、有効領域の外方、かつ、当該太陽電池モジュール10の外周部分である外周領域とを含む。ここで、本実施の形態では、「外周領域」とは、具体的には、フレーム160の枠体161の領域である。
また、太陽電池装置1は、例えば太陽電池モジュール10同士の隙間等の領域であって、太陽電池モジュール10の主面に垂直な方向から見て太陽電池モジュール10の外方領域であるパネル外領域を含む。ここで、本実施の形態では、「パネル外領域」とは、複数の太陽電池モジュール10の各々のパネル外領域に共通する領域である。
このような「外周領域」及び「パネル外領域」はいずれも、上述したように一般的に発電への寄与が無い領域である。つまり、「無効領域」とは、「外周領域」と「パネル外領域」とからなる領域である。
上述したように、導光板20は、太陽電池モジュール10間に配置された2つの導光板20A(第一部材)を有する。また、導光板20は、さらに、太陽電池装置1の端に位置する太陽電池モジュール10の端部に配置された4つの導光板20B(第二部材)を有する。すなわち、導光板20Bは、複数の太陽電池モジュール10で形成される2次元配列の端に配置される。
導光板20の基材は、例えば、表面透光性部材130と同一の材質からなり、透明ガラス材料からなるガラス基板(透明ガラス基板)、又は、フィルム状や板状の透光性及び遮水性を有する硬質又は軟質の樹脂材料からなる樹脂基板である。なお、導光板20の基材の材質は表面透光性部材130の材質と同一でなくてもかまわないが、屈折率を同一とすることにより、導光板20から出射された光が表面透光性部材130の表面で反射しにくくなるため、太陽電池装置1の変換効率をより向上することができる。
次に、導光板20Aについて、図1及び図5を用いて説明する。
図1に示すように、隣り合う太陽電池モジュール10の間に配置された導光板20Aは、これらの太陽電池モジュール10のフレーム160及び固定部材30Aを覆うように配置されている。つまり、導光板20Aは、複数の太陽電池モジュール10のうち隣り合う2つの太陽電池モジュール10の間における無効領域に配置されている長尺状の部材である。具体的には、導光板20Aは、複数の太陽電池モジュール10のうち、長辺同士が隣り合う2つの太陽電池モジュール10の間における無効領域に配置されている。
図5に示すように、導光板20Aは、枠体161の少なくとも一部を覆うように配置されている。具体的には、導光板20Aは、枠体161の表面(Z軸方向プラス側の面)を覆うように配置されている。導光板20Aは、透光部分21と、透光部分21に入射した光を反射する反射部分(本実施の形態では拡散反射部22)とを含み、入射面211、反射面212、出射面213及び傾斜面214を有する。
透光部分21は、当該導光板20Aの基材からなる部分であり、材質は上述したとおりである。
拡散反射部22は、太陽電池モジュール10の主面に垂直な方向から見て枠体161及び固定部材30Aと重なるように配置され、透光部分21に入射した光を拡散により反射する。この拡散反射部22は、透光部分21の裏面側(Z軸方向マイナス側)に設けられ、例えば、導光板20Aの基材により形成されたV溝及び微小凹凸等の複数の凹凸と、アルミニウム又は銀等の金属の反射材とを有する。
入射面211は、透光部分21の表面側(Z軸方向プラス側)の面であり、太陽電池モジュール10の主面に平行(XY平面に平行)に配置されている。
反射面212は、透光部分21と拡散反射部22との界面、若しくは、拡散反射部22に含有される光拡散材等により形成される仮想的な反射面である。つまり、反射面212は、入射面211から透光部分21に入射した光(図5中のLa)を反射する。
出射面213は、透光部分21の太陽電池モジュール10に対向する面であり、本実施の形態では、太陽電池モジュール10の主面に平行に配置されている。具体的には、出射面213は、表面透光性部材130の表面に対向して配置されている。
ここで、出射面213は、表面透光性部材130に当接して配置されていることが好ましい。これにより、出射面213が表面透光性部材130から離間して配置されている場合と比較して、導光板20Aから表面透光性部材130に導光される光の減衰を抑制できる。この目的で、出射面213と表面透光性部材130との間に、透光性の接着剤を用いることもできる。
傾斜面214は、入射面211に対して傾斜して配置され、反射部分で反射された光を出射面213に向けて反射する。つまり、傾斜面214は、反射面212で反射された光を傾斜面214に反射する。ただし、導光板20Aを徐々に曲げる等した場合は、傾斜面214は不要である。
入射面211に対する傾斜面214の傾斜角θは、特に限定されないが、反射面212で反射された光を全反射できる角度であることが好ましく、例えば、45[degree]以下である。なお、傾斜面214には、導光板20Aの基材とは異なる金属層(例えば、Al等)を設けてもよく、反射面212で反射された光を当該金属層によって全反射してもかまわない。この場合、傾斜面214は、傾斜角θを大きくしても反射面212からの反射光を全反射できるため、導光板20Aの短手方向(Y軸方向)の大きさを小さくすることができる。
このような構成により、導光板20Aは、入射面211から透光部分21に入射した光(図5中のLa)を、反射面212、入射面211及び傾斜面214で繰り返し反射させて出射面213から出射することにより、当該光Laを表面透光性部材130に導光することができる。また、導光板20Aの外方から傾斜面214に到来した光(図5中のLb)を、傾斜面214で反射することにより、当該光Lbを表面透光性部材130に導光することができる。
上述した導光板20Aの材質及び形状、並びに、導光板20Aと表面透光性部材130との光結合等としては、様々な形態が用いられ、これらを目的に応じて組み合わせることが可能である。
例えば、導光板20Aにおいて、透光部分21に入射した光を反射する反射部分(本実施の形態では拡散反射部22)の表面形状は、鏡面形状、凹凸形状(例えばドットパターン等)、プリズム形状等が用いられてもかまわない。また、当該表面形状は、太陽電池モジュール10の主面に垂直な面で切断した断面が三角形状であってもかまわない。また、当該三角形状は、頂点を挟む2つの辺の長さが等しい三角形状(左右対称の三角形状)であってもかまわないし、当該2つの辺の長さが互いに異なる不等辺三角形状(例えば、右流れ又は左流れの三角形状)であってもかまわない。
また、例えば、導光板20Aと表面透光性部材130との光結合は、平坦面同士の接触によって実現してもかまわないし、透光性を有する接着剤によって実現してもかまわないし、透光性を有する両面テープによって実現してもかまわない。すなわち、導光板20Aと表面透光性部材130とは、平坦面同士で当接することにより光結合してもかまわないし、透光性を有する接着剤によって固着されることにより光結合してもかまわないし、透光性を有する両面テープによって接着されることにより光結合してもかまわない。
また、例えば、導光板20Aは、入射した光を次のように反射することにより、表面透光性部材130へ導光してもかまわない。すなわち、当該導光板20Aの基材と空気との界面で反射する、当該導光板20Aの基材と例えば金属薄膜等の反射材との界面で反射する、当該導光板20Aの基材と例えばチタニア(TiO)等の光拡散材との界面で反射する、又は、当該導光板20Aの基材と当該基材よりも屈折率の小さい低屈折率材との界面で反射する。なお、基材と低屈折率材との界面で反射する場合には、屈折率の差が大きい程反射率が大きくなる。このような基材と低屈折率材との組み合わせは、屈折率の異なる樹脂やガラスの組み合わせにより実現可能である。
以下、本実施の形態における導光板20Aの構成例について、図6A〜図6Dを用いて説明する。図6A〜図6Dはいずれも、導光板20Aの詳細な構成の一例を示す図であり、(a)は導光板20Aの断面図、(b)は(a)の要部拡大図である。具体的には、図6A〜図6Dの(b)は、(a)に示す拡散反射部22を拡大して示す断面図である。
図6A及び図6Bに示す導光板20Aにおいて、拡散反射部22は、導光板20Aの基材により形成された複数の凹凸形状に、例えば金属薄膜等の反射材221(ミラー)が設けられることにより構成されている。これらの図に示すように、当該複数の凹凸形状は、太陽電池モジュール10の主面に垂直な面(Z軸方向と平行な面)で切断した断面が三角形状である。
これにより、導光板20Aは、透光部分21に入射した光(図6A中のLa1、La2、及び、図6B中のLal、Lar)を反射により、表面透光性部材130に導光することができる。
ここで、図6Bに示す導光板20Aにおいて、上記三角形状は、頂点を挟む2つの辺の長さが互いに異なる不等辺三角形状である。具体的には、図6Bに示す拡散反射部22は、左流れの不等辺三角形状を有することで左側(Y軸方向マイナス側)に光を反射する拡散反射部22Lと、右流れの三角形状を有することで右側(Y軸方向プラス側)に光を反射する拡散反射部22Rとを有する。つまり、図6Bに示す拡散反射部22は、反射光の方向制御を行うことができる。
これにより、図6Bに示す拡散反射部22は、図6Aに示すような等辺三角形状を有する拡散反射部22と比較して、導光板20Aに入射した光の表面透光性部材130までの光路長を削減することができる。よって、太陽電池装置1の変換効率をより高くすることができる。
また、図6C及び図6Dに示すように、拡散反射部22は、透光部分21の裏面上に配置された拡散反射膜であってもかまわない。すなわち、拡散反射部22は、当該基材層とは異なる材質によって構成された層であってもよい。このような拡散反射膜は、例えば、チタニア(TiO)や炭酸カルシウム(CaCO)等の光拡散材223を含有する樹脂222により形成される。なお、白色顔料を含有する樹脂等が塗布されることにより形成されてもかまわない。
このように拡散反射部22として拡散反射膜を用いることにより、拡散反射部22として金属薄膜等の反射材221(ミラー)を用いる場合よりも、導光板20Aを容易にかつ安価に製造することができる。
また、拡散反射膜を用いた拡散反射部22は、図6Cに示すように平坦形状であってもかまわないし、図6Dに示すように、図6B同様、太陽電池モジュール10の主面に垂直な面(Z軸方向と平行な面)で切断した断面が不等辺三角形状であってもかまわない。
図6Cに示す構成の場合、拡散反射部22による反射光の方向制御が困難なため、導光板20Aは、透光部分21に入射した光(図6C中のLa3、La4)をランダムな反射により、表面透光性部材130に導光する。一方、図6Dに示す構成の場合、拡散反射部22はランダム性を含みつつもある程度反射光の方向制御ができる。よって、導光板20Aは、透光部分21に入射した光(図6D中のLa5、La6)を概ね所望の方向へ反射することにより、表面透光性部材130に導光することができる。これにより、図6Dに示す拡散反射部22は、図6B同様、導光板20Aに入射した光の表面透光性部材130までの光路長を削減することができる。よって、太陽電池装置1の変換効率をより高くすることができる。
次に、導光板20Bについて、図7を用いて説明する。同図に示すように、導光板20Bは、上記導光板20Aを短手方向に略半分にした構成であるため、詳細な構成については省略する。
図1に示すように、導光板20Bは、2次元配列された複数の太陽電池モジュール10の端に配置されている長尺状の部材である。ここで、導光板20Bが配置された太陽電池モジュール10に着目すると、導光板20Bは、導光板20Aが配置された辺と対向する辺に配置されている。具体的には、本実施の形態では、導光板20Bは、導光板20Aが配置された長辺に対向する長辺に配置されている。
ここで、導光板20Aの短手方向の大きさをd11、導光板20Bの短手方向の大きさをd12とすると、導光板20A及び20Bは、d12=d11/2を満たすように構成されている。つまり、導光板20Bの短手方向の大きさは、導光板20Aの短手方向の大きさの略半分である。
なお、「略半分」とは、完全に半分(d12=d11/2)である必要はなく、概ね半分であればよく、例えば、d12が0.4×d11<d12<0.6×d11を満たせばよい。
[5.作用効果等]
次に、本実施の形態に係る太陽電池装置1の作用効果について、説明する。
上述のとおり、本実施の形態に係る太陽電池装置1は、複数の太陽電池セル110と表面透光性部材130(第一透光性基板)とを有する太陽電池モジュール10(パネル)と、入射した光を表面透光性部材130に導光する導光板20(導光板20A及び20B)とを備える。ここで、太陽電池モジュール10は、当該太陽電池モジュール10の主面に垂直な方向から見て、複数の太陽電池セル110が配置された領域を内包する有効領域と、有効領域の外方、かつ、当該太陽電池モジュール10の外周部分である外周領域とを含み、導光板20は、外周領域と、太陽電池モジュール10の主面に垂直な方向から見て太陽電池モジュール10の外方領域であるパネル外領域とからなる無効領域の少なくとも一部に配置されている。
上述したように、無効領域は、一般的に(すなわち、導光板20が配置されていない場合)、発電への寄与が無い領域である。そこで、本実施の形態では、無効領域に導光板20を配置することにより、無効領域に到来した光を電力に変換することができる。つまり、本実施の形態によれば、発電に対して無効領域を寄与させることができるため、変換効率の高い太陽電池装置1を実現できる。
また、本実施の形態によれば、太陽電池装置1は、2次元配列された複数の太陽電池モジュール10を備え、無効領域は、複数の太陽電池モジュール10各々の外周領域と、複数の太陽電池モジュール10に共通するパネル外領域とからなり、導光板20は、複数の太陽電池モジュール10のうち隣り合う2つの太陽電池モジュール10間における無効領域に配置されている長尺状の導光板20A(第一部材)を有する。
これにより、隣り合う2つの太陽電池モジュール10間に隙間がある場合であっても、当該隙間に到来した光を電力に変換することができるため、高い変換効率を実現できる。
また、本実施の形態によれば、複数の太陽電池モジュール10の各々は、矩形形状を有し、隣り合う2つの太陽電池モジュール10の一方の太陽電池モジュール10は、他方の太陽電池モジュール10と反対側の端部が2次元配列の端に配置され、導光板20は、さらに、一方の太陽電池モジュール10の他方の太陽電池モジュール10と反対側の無効領域に配置されている長尺状の導光板20B(第二部材)を有し、導光板20Bの短手方向の大きさは、導光板20Aの短手方向の大きさの略半分である。
すなわち、太陽電池モジュール10は、面内に入射される光の強度分布が均一であるほど、光から電力への変換効率が高くなる。言い換えると、入射される光強度が大きい領域が局所的に存在する場合には、太陽電池モジュール10内で電流の不一致が発生し、変換効率が低下する虞がある。
このため、導光板20Bの短手方向の大きさを導光板20Aの短手方向の大きさの略半分とすることにより、導光板20A及び導光板20Bの間に配置された太陽電池モジュール10の変換効率を高くすることができる。
また、本実施の形態によれば、導光板20(導光板20A及び20B)は次のような効果を奏する。なお、以下では、導光板20Aについての効果を説明するが、導光板20Bの効果についても同様である。
具体的には、本実施の形態によれば、導光板20Aは、太陽電池モジュール10の主面に平行な入射面211、及び、太陽電池モジュール10に対向して配置される出射面213を有する透光部分21と、入射面211から透光部分21に入射した光を反射することにより当該光を出射面213から出射させる反射部分(本実施の形態では拡散反射部22)とを含む。
また、本実施の形態によれば、太陽電池モジュール10は、当該太陽電池モジュール10の周方向に亘って外周領域を覆う枠体161を備え、導光板20Aは、枠体161の少なくとも一部を覆うように配置され、出射面213は、太陽電池モジュール10の主面に対向して配置されている。
これにより、枠体161によって遮光されることにより表面透光性部材130に直接入射しない光を、表面透光性部材130に導光することができる。よって、枠体161によって遮光される領域に到来した光を電力に変換することができるため、高い変換効率を実現できる。
また、本実施の形態によれば、反射部分のうち太陽電池モジュール10の主面に垂直な方向から見て枠体161と重なる部分は、透光部分21に入射した光を拡散により反射する拡散反射部22である。
これにより、反射部分のうち枠体161と重なる部分に到来した光を入射角と異なる反射角で反射させることができる。よって、反射光が入射面211から導光板20Aの外方へ出射されにくくなるため、出射面213から出射される光の強度を大きくすることができる。つまり、導光板20Aは、入射した光をより多くの割合で表面透光性部材130に導光することができる。よって、より高い変換効率を実現できる。
また、本実施の形態によれば、拡散反射部22は、導光板20Aの基材により形成された複数の凹凸と、例えばアルミニウムや銀等の金属を膜として形成した反射材とを有する。もしくは、拡散反射部22は、チタニア(TiO)や炭酸カルシウム(CaCO)等の光拡散材である。
これにより、拡散反射部22による反射光の方向制御を容易に行うことができる。つまり、複数の凹凸の間隔及び高さを調整することにより、反射光を所望の方向に反射させることができる。
なお、拡散反射部22は、透光部分21の裏面上に配置された拡散反射膜であってもかまわない。このような構成によれば、例えば、基材として凹凸加工や金属膜のコーティングを施しにくい材質を用いた導光板20Aであっても、接着及び圧着等により拡散反射膜を配置することにより、拡散反射部22を設けることができる。
また、本実施の形態によれば、透光部分21は、さらに、入射面211に対して傾斜して配置され、拡散反射部22で反射された光を出射面213に向けて反射する傾斜面214を備える。
すなわち、当該入射面211を含む仮想的な平面と当該出射面213を含む仮想的な平面とが互いに平行になるように配置されている場合、入射面211から導光板20Aに入射した光が、これら仮想的な平面の延在方向における導光板20Aの端面から外部へ出射される虞がある。
このため、入射面211に対して傾斜して配置された傾斜面214を配置することにより、入射面211を含む仮想的な平面と当該出射面213を含む仮想的な平面とが互いに平行になるような導光板20Aであっても、入射した光をより多くの割合で表面透光性部材130に導光することができる。よって、より高い変換効率を実現できる。
(実施の形態1の変形例)
次に、上記実施の形態1の変形例について、説明する。図8は、本発明の実施の形態1の変形例に係る太陽電池装置の断面図である。具体的には、同図は、図1のV−V線に相当する本変形例に係る太陽電池装置の断面図である。なお、同図には、図中のA部を拡大した拡大図も示されている。
同図に示すように、本変形例に係る太陽電池装置は、上記実施の形態1における導光板20A(導光板20)及び固定部材30Aに代えて、導光板220A(導光板220)及び固定部材230Aを備えている。また、なお、その他の構成については、上記実施の形態1に係る太陽電池装置1が有する構成とほぼ同様であるため、簡略化又は省略して説明する。
固定部材230Aは、上記実施の形態における固定部材30Aと比較して、カバー受け部材33及びカバー34を有さず、ネジ32が、押さえ金具31を貫通する貫通孔に挿通されて所定の設置面に対してネジ止めされている点が異なる。このため、本実施の形態では、隣り合う太陽電池モジュール10の間の空間が大きく確保されている。
このため、本変形例では、導光板220Aは、パネル外領域において厚く形成されている。つまり、パネル外領域における導光板220Aの厚みは、外周領域における当該厚みよりも大きい。より具体的には、導光板220Aは、パネル外領域において、表面透光性部材130の表面から裏面保護部材140の裏面までの厚さよりも厚く形成されている。
また、導光板220Aが厚く形成されている部分(すなわち、パネル外領域)には、拡散反射部22に代わり反射部23が設けられている。反射部23は、当該反射部23の形状に応じた所定の配光特性を有し、透光部分21に入射した光を鏡面反射する。この反射部23は、例えば、透光部分21の裏面側(Z軸方向マイナス側)に設けられた金属層(例えば、Al等)である。つまり、反射部23の配光特性は、透光部分21の裏面側の形状によって規定される。
このような構成により、表面側から入射してきた光(図8中のLc及びLd)は、反射部23の表面で反射する。つまり、反射部23は、パネル外領域において入射面211から透光部分21に入射した光を反射する。
また、本変形例では、図8のA部の拡大図に示すように、傾斜面224が、入射面211側から出射面213側にかけて繰り返し形成された複数のプリズム形状を有する。この複数のプリズム形状は、例えば、凸部の頂点の集合によって形成される稜線が、平面視において略矩形形状の太陽電池モジュール10の辺と平行に形成されている。
このように構成された本変形例に係る太陽電池装置は、上記実施の形態1と同様の効果を奏することができる。なお、以下では、導光板220Aについての効果を説明するが、導光板220Bの効果についても同様である。
上述したように、本変形例によれば、太陽電池装置は、さらに、外周領域に配置され、複数の太陽電池セル110を設置面2から所定距離だけ離間して支持するための支持体162を備える。また、パネル外領域における導光板220Aの厚みは、外周領域における当該厚みよりも大きい。
導光板220Aに入射した光は、反射回数が増えるほど減衰量が大きくなる。これに対し、本変形例では、パネル外領域において導光板220Aを厚く形成することにより、光の反射回数を抑制できる。よって、導光板220Aに入射した光をより多くの割合で表面透光性部材130に導光することができるので、より高い変換効率を実現できる。
なお、導光板220Aはフレネル形状で構成されていてもよく、反射部23は、当該フレネル形状によって規定される所定の配光特性を有していてもかまわない。
また、本変形例によれば、パネル外領域において、反射部分(本変形例では反射部23)は、透光部分21に入射した光を鏡面反射する。
すなわち、パネル外領域において、反射部分が光拡散材を含有する樹脂によって構成されている場合、反射部分に入射した光の一部が通り抜ける虞がある。この際、反射部分の直下に反射物(例えば、実施の形態1におけるカバー34等)が配置されていれば、反射部分を通り抜けた光は当該反射物の表面で反射されるため、再配光して表面透光性部材130に導光することができる。しかしながら、本変形例のように、当該反射物が配置されていない場合、反射部分を通り抜けた光の再配光は困難である。
このため、反射部23が鏡面反射することにより、パネル外領域において導光板220Aの直下に反射物が配置されていない場合であっても、導光板220Aに入射した光をより多くの割合で表面透光性部材130に導光することができる。
また、傾斜面224は、入射面211側から出射面213側にかけて繰り返し形成された複数のプリズム形状を有する。
すなわち、一般的に、入射面211に対する傾斜面の傾斜角を小さくするほど、傾斜面では反射面(図5の反射面212を参照)からの反射光を全反射しやすくなる。しかし、一方で、導光板220Aの短手方向の大きさが増加する。
このため、傾斜面224をプリズム形状にすることにより、入射面211に対する傾斜面224全体の傾斜角を大きくした場合であっても反射面からの反射光を全反射することができる。よって、導光板220Aの大型化を抑制しつつ、導光板220Aに入射した光をより多くの割合で表面透光性部材130に導光することができる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について、図9〜図11を用いて説明する。図9は、本実施の形態に係る太陽電池装置301の平面図である。図10は、図9のX−X線における太陽電池装置301の断面図である。図11は、図9のXI−XI線における太陽電池装置301の断面図である。具体的には、図10は、後述する保持部材360が配置された部分の隣り合う太陽電池モジュール310の間における断面図を示し、図11は、当該保持部材360が配置されていない部分の隣り合う太陽電池モジュール310の間における断面図を示している。なお、図11において、ネジ32については側面図で示している。
これらの図に示すように、本実施の形態に係る太陽電池装置301は、上記実施の形態1における太陽電池モジュール10及び導光板20に代えて、太陽電池モジュール310及び導光板320を備えている。
太陽電池モジュール310は、実施の形態1における太陽電池モジュール10と比較して、フレーム160を備えずに、保持部材360によって保持される、いわゆる「フレームレス構造」を有する。
具体的には、太陽電池モジュール310は、実施の形態1における裏面保護部材140に代えて、裏面透光性部材340(第二透光性基板)を備える。
裏面透光性部材340は、透光性を有する透光部材であり、例えば、透明ガラス材料からなるガラス基板(透明ガラス基板)、又は、フィルム状や板状の透光性及び遮水性を有する硬質の樹脂材料からなる樹脂基板である。裏面透光性部材340は、例えば、表面透光性部材130と同一の材質及び同一形状である。つまり、本実施の形態では、太陽電池モジュール310の表側の面を保護する透光性基板として表面透光性部材130が設けられ、当該太陽電池モジュール310の裏側の面を保護するバックシートとして裏面透光性部材340が設けられているが、これらは逆に配置されていてもかまわない。
表面透光性部材130及び裏面透光性部材340の端面は、平坦に形成されていることが好ましい。これにより、表面透光性部材130及び裏面透光性部材340の端面の反射による、導光板320から出射された光の減衰を抑制できる。なお、表面透光性部材130及び裏面透光性部材340の端面と導光板320との間に、透光性を有する充填材が充填されていてもかまわない。この構成により、例えば表面透光性部材130及び裏面透光性部材340の端面が平坦でないことにより当該端面と導光板320との間に隙間が生じる場合であっても、導光板320から出射された光の減衰を抑制できる。
保持部材360は、各太陽電池モジュール310の外周領域に配置され、例えば、図9に示すように矩形形状の太陽電池モジュール310の各角部に配置される。なお、保持部材360の個数及び配置位置はこれに限らず、例えば、太陽電池モジュール310の各長辺に2つずつ配置されていてもかまわない。
具体的には、保持部材360は、横方向(X軸方向)の大きさが実施の形態1におけるフレーム160よりも小さく(例えば50mm)、Z軸方向の断面形状が当該フレーム160と同様の形状を有する。すなわち、保持部材360は、横方向の大きさが実施の形態1における枠体161よりも小さくZ軸方向の断面形状が同様の挟持部361と、横方向の大きさが実施の形態1における支持体162よりも小さくZ軸方向の断面形状が同様の支持体362とを有する。
このような構成により、本実施の形態における太陽電池モジュール310では、実施の形態1における太陽電池モジュール10と異なり、外周領域であっても保持部材360が配置されている以外の領域に入射した光であれば、当該光を電力に変換することができる。具体的には、表面透光性部材130及び裏面透光性部材340に入射した光を電力に変換することができる。
隣り合う太陽電池モジュール310の間の隙間に到来した光については、実施の形態1における導光板20A、又は、実施の形態1の変形例における導光板2220Aを配置することができる。以下、本実施の形態における導光板320について、詳細に説明する。
導光板320は、実施の形態1における導光板20Aに代わり、導光板320A(第一部材)を有する。また、導光板320は、実施の形態1における導光板20Bに代わり、太陽電池装置301の端に位置する太陽電池モジュール310の端部に配置された導光板320B(第二部材)を有する。すなわち、導光板320Bは、複数の太陽電池モジュール10で形成される2次元配列の端に配置される。
具体的には、導光板320Aは、短手方向の両端面が隣り合って配置される太陽電池モジュール310の端面に対向して配置される導光板320A(第一部材)を備える。また、導光板320Bは、短手方向の一方の端面が太陽電池装置301の端に位置する太陽電池モジュール310の端面に対向して配置される。
以下、導光板320A及び320Bの構成について、導光板320Aを例に説明するが、導光板320Bについても、配置位置及び後述する方向の大きさを除きほぼ同様である。
導光板320Aは、パネル外領域に配置され、出射面213が表面透光性部材130及び裏面透光性部材340の端面に対向して配置される平板形状である。具体的には、導光板320Aは、透光部分21と、透光部分21に入射した光を反射する反射部分(本実施の形態では反射部23)とを含み、入射面211、反射面212及び出射面213を有する。導光板320の厚さ(Z軸方向の大きさ)は、表面透光性部材130の表面から裏面保護部材140の裏面までの厚さと同程度である。
この導光板320Aは、例えば、透光性を有する両面テープ241によって裏面透光性部材340に固着された支持材24によって支持されている。支持材24は、透光性を有する板状部材であり、例えば、透明ガラス材料からなるガラス基板(透明ガラス基板)、又は、フィルム状や板状の透光性及び遮水性を有する硬質の樹脂材料からなる樹脂基板である。
ここで、反射部23は、例えば、透光部分21の裏面側(Z軸方向マイナス側)に設けられた鏡面反射する金属層(例えば、Al等)であり、当該金属層が複数の凹凸形状に構成されることにより、透光部分21に入射した光を所望の方向に鏡面反射してもよい。
これにより、導光板320Aの直下に反射物(例えば、実施の形態1におけるカバー34等)が配置されていない場合であっても、導光板320Aに入射した光をより多くの割合で表面透光性部材130及び裏面透光性部材340に導光することができる。また、反射部23による反射光の方向制御を容易に行うことができる。つまり、複数の凹凸の間隔及び高さを調整することにより、反射光が入射面211で全反射されるように反射させることができる。
このような構成により、導光板320Aは、パネル外領域において、入射面211から透光部分21に入射した光(図10中のLe)を、反射面212及び入射面211で繰り返し反射させて出射面213から出射することにより、当該光Leを表面透光性部材130又は裏面透光性部材340に導光することができる。
また、導光板320Aの短手方向の大きさをd21、導光板320Bの短手方向の大きさをd22とすると、導光板320A及び320Bは、d22=d21/2を満たすように構成されている。つまり、導光板320Bの短手方向の大きさは、導光板320Aの短手方向の大きさの略半分である。
これにより、本実施の形態においても、導光板320A及び導光板320Bの間に配置された太陽電池モジュール310に入射される光の強度分布を均一化できるため、変換効率を高くすることができる。
このように構成された本実施の形態に係る太陽電池装置301は、上記実施の形態1と同様の効果を奏することができる。なお、以下では、導光板320Aについての効果を説明するが、導光板320Bの効果についても同様である。
上述したように、本実施の形態によれば、太陽電池モジュール310は、表面透光性部材130(第一透光性基板)とともに複数の太陽電池セル110を挟みこむように配置された裏面透光性部材340(第二透光性基板)を有し、導光板320Aは、パネル外領域に配置され、出射面213が表面透光性部材130及び裏面透光性部材340の端面に対向して配置される平板形状である。
これにより、フレームレス構造の太陽電池モジュール310を備える太陽電池装置であっても、太陽電池モジュール310に直接入射しない光を電力に変換することができるため、高い変換効率を実現できる。
(実施の形態2の変形例)
次に、上記実施の形態2の変形例について、説明する。図12は、本変形例に係る太陽電池装置の断面図である。具体的には、同図は、図10のX−X線に相当する本変形例に係る太陽電池装置の断面図である。
同図に示すように、本変形例に係る太陽電池装置は、上記実施の形態2における導光板320Aに代えて、導光板320A’を備えている。また、なお、その他の構成については、上記実施の形態2に係る太陽電池装置301が有する構成とほぼ同様であるため、簡略化又は省略して説明する。
導光板320A’は、実施の形態2における導光板320Aと比較して、透光部分21に入射した光を反射する反射部分(本変形例では反射部23)が透光部分21の厚さ方向の中央に配置されている点が異なる。つまり、導光板320A’は、表裏対称構造を有する。すなわち、導光板320A’は、表裏の各々に入射面211を有し、表裏の中央に2つの反射面212を有する。
このような構成により、導光板320A’は、パネル外領域において、表側の入射面211から透光部分21に入射した光(図11中のLe1)を、表側の反射面212及び表側の入射面211で繰り返し反射させて出射面213から出射することにより、当該光Le1を表面透光性部材130に導光することができる。また、導光板320A’は、裏側の入射面211から透光部分21に入射した光(図11中のLe2)についても表側と同様に、裏側の反射面212及び裏側の入射面211で繰り返し反射させて出射面213から出射することにより、当該光Le2を裏面透光性部材340に導光することができる。
このように構成された本変形例に係る太陽電池装置は、上記実施の形態2と同様の効果を奏することができる。
また、本変形例によれば、導光板320A’が表裏対称構造を有するため、導光板320A’の表面及び裏面のいずれに入射した光についても、表面透光性部材130及び裏面透光性部材340に導光することができる。よって、本変形例によれば、太陽電池装置の変換効率をより高くすることができる。
このような構成は、特に、太陽電池モジュール310の主面が設置面2に対して垂直となるように配置される場合等、太陽電池モジュール310の表裏両面への入光が期待できる場合に有用である。
(その他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、各実施の形態及び変形例に基づいて説明した。しかしながら、本発明における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記各実施の形態及び変形例で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。そこで、以下、他の実施の形態をまとめて説明する。
例えば、導光板は、図13〜図15Dに示すように構成されていてもかまわない。図13〜図15Dは、いずれも本発明のその他の実施の形態に係る太陽電池装置の断面図である。具体的には、これらの図は、図1のV−V線に相当するその他の実施の形態に係る太陽電池装置の断面図である。なお、図13〜図15Dでは、導光板のうち、隣り合う太陽電池モジュール10の間に配置された導光板について説明するが、複数の太陽電池モジュール10で形成される2次元配列の端に配置される導光板についても同様である。
図13に示すように、導光板420Aの表面(Z軸方向プラス側)は平滑化されていてもかまわない。すなわち、同図に示すように、導光板420Aは、入射面211と傾斜面214との二面角により形成される稜線が滑らかに形成されていてもよい。
ここで、太陽電池装置は、設置面2と反対側の面である導光板420Aの表面に汚れ等が堆積しやすい。例えば、導光板の表面に凹凸等がある場合に太陽電池装置が屋外に設置されると、導光板に雨水及び塵埃等が堆積しやすくなる。このような導光板の汚れは、太陽電池装置の美観を損ねるだけでなく、発電効率の低下の要因となる。
そこで、導光板420Aの表面を平滑化することにより、汚れの堆積による発電効率の低下を抑制するとともに、美観を保つことができる。
また、図14に示すように、導光板520Aは、太陽電池装置を所定の設置面2に設置した状態において、当該設置面2と反対側に突出する凸部521を有してもかまわない。例えば、凸部521の突出した大きさ(高さ)は、10mm以上100cm以下である。また、凸部521の突出方向は、特に限定されないが、太陽電池モジュール10の主面と平行な平面(XY平面)に交差する方向であればよく、例えば、当該主面と平行な平面に直交する方向(Z軸方向)である。
ここで、太陽電池装置では、太陽電池モジュール10の主面が水平方向と交差するように配置されている状態で積雪が生じた場合、任意のタイミングで当該積雪が太陽電池モジュール10の主面に沿って滑り落ちる虞がある。このような積雪の滑りは、太陽電池装置の故障等の不具合の要因となる。
そこで、導光板520Aが凸部521を有することにより、積雪の滑りを抑制できるため、太陽電池装置の不具合を低減できる。
また、図15A〜図15Dに示すように、導光板は、太陽電池モジュールに対して、当該太陽電池モジュールの主面に平行な方向又は当該方向に垂直な方向にスライド挿入されていてもかまわない。
例えば、図15Aに示すように、導光板620Aは、裏面側(Z軸方向マイナス側)に当該導光板620Aの長手方向(X軸方向)に沿って設けられた溝(スライドレール)を有する。また、太陽電池モジュール610のフレーム660は、枠体161から上方に突出する爪部161aを有する。爪部161aは、導光板620Aのスライド方向(例えばX軸方向)に交差し、かつ、太陽電池モジュール610の主面と交差する方向に屈曲する屈曲部を有する。
また、導光板620Aは、当該導光板620Aのスライド方向に沿って設けられた溝(スライドレール)を有する。
これにより、導光板620の溝に爪部161aを挿入しつつ導光板620をスライドすることにより、太陽電池モジュール610に対して導光板620を容易に組み付けることができる。
また、図15Bに示すように、導光板620Xは、裏面側に設けられた係止爪621aを有し、導光板620Xを上方からスライドさせた際に、当該係止爪621aが枠体161に設けられた凹部161aに嵌合することにより固定されてもかまわない。これにより、太陽電池モジュール10に対して導光板620Xを容易に組み付けることができる。
また、図15Cに示すように、導光板620Yは、裏面側に設けられた係止爪621bを有し、導光板620Yを上方からスライドさせた際に、当該係止爪621bが枠体161に設けられた凸部161bと嵌合することにより固定されてもかまわない。これにより、太陽電池モジュール10に対して導光板620Yを容易に組み付けることができる。
また、図15Dに示すように、導光板620Zは、接着剤630によって、バネ材632が取り付けられた台座631と固定されていてもかまわない。このような構成によれば、当該台座631を上方からスライドして隣り合うフレーム160の間に挿入した際に、バネ材632の押圧力によって台座631が固定されることにより、導光板620Zが固定される。これにより、太陽電池モジュール10に対して導光板620Zを容易に組み付けることができる。
このように、導光板が太陽電池モジュールに対して、当該太陽電池モジュールの主面に平行な方向又は当該方向に垂直な方向にスライド挿入されていることにより、導光板の組み付けを容易にすることができる。つまり、ネジ又は接着剤等による組み付けは取り外しが困難であるが、スライド挿入により導光板を組み付けることにより、設置及び取り外しが容易にできる。また、複数の太陽電池モジュールを所定の設置面2に配置した後に導光板を組み付けることができるため、太陽電池装置の設置を容易にできる。
また、上記説明では、導光板は、各太陽電池モジュールの両長辺(Y軸方向両側:短手方向両側)に配置されることとしたが、さらに、各太陽電池モジュールの両短辺(X軸方向両側:長手方向両側)に配置されてもかまわない。図16は、その他の実施の形態に係る太陽電池装置701の平面図である。
同図に示すように、太陽電池装置701は、実施の形態1における導光板20に代わり、導光板720を備える。導光板720は、導光板20と比較して、さらに、導光板20C及び20Dを有する。
導光板20Cは、複数の太陽電池モジュール10のうち、短辺同士が隣り合う2つの太陽電池モジュール10の間における無効領域に配置されている。また、導光板20Bは、複数の太陽電池モジュール10で形成される2次元配列の端であって、太陽電池モジュール10の短辺に沿った無効領域に配置されている。
このような導光板720により、各太陽電池モジュール10は、全ての辺に導光板720が配置される。すなわち、各太陽電池モジュール10の概ね全周に亘って導光板720が配置される。
これにより、各太陽電池モジュール10の短辺側の無効領域に到来した光についても太陽電池セル110へと導くことができるので、発電効率を一層高めることができる。
また、上記説明では、各太陽電池モジュールは、横方向(X軸方向)に12個、かつ、縦方向(Y軸方向)に6個の行列状(マトリクス状)に配列された太陽電池セル110を有し、太陽電池装置は、当該太陽電池モジュールを横方向に2枚、かつ、縦方向に2枚の行列状に配置された構成とした。しかし、各太陽電池モジュールにおける太陽電池セル110の配列枚数、及び、太陽電池装置における太陽電池モジュールの配列枚数はこれに限らない。
図17は、その他の実施の形態に係る太陽電池装置801の平面図である。同図に示す太陽電池装置801は、横方向に12個、かつ、縦方向に2個の行列状に配列された太陽電池セル110を有する太陽電池モジュール810が、横方向に2枚、かつ、縦方向に4枚配置されている。つまり、太陽電池装置801によれば、2ストリング化された太陽電池セル110を有する太陽電池モジュール810が行列状に配置されている。
このような構成により、導光板820を設けた場合であっても、太陽電池モジュール810内における電流の不一致を抑制できる。すなわち、太陽電池モジュール810内の電流バランスを良好にできるため、変換効率を向上できる。なお、導光板820の構成は、上記説明のいずれかの導光板と同様である。
また、導光板は柔軟性(可撓性)を有していてもかまわないし、透光性を有する接着剤によって太陽電池モジュールに固着されていてもかまわない。図18は、その他の実施の形態に係る太陽電池装置の断面図である。具体的には、同図は、図1のV−V線に相当する本実施の形態に係る太陽電池装置の断面図である。
同図に示す導光板920Aは、透光性及び可撓性を有し、例えば軟質の樹脂材料からなる樹脂基板である。このような導光板920Aは、透光性を有する接着剤970(例えば両面テープ)によって表面透光性部材130に固着されている。例えば、導光板920Aは、表面透光性部材130に固着される前の状態では平板形状であり、接着剤970によって固着される際に屈曲されることにより、固着される前の端面が入射面211に対して傾斜する傾斜面214となる。
このような構成により、導光板920Aと表面透光性部材130とは、接着剤970によって機械的及び強度的に結合される。また、導光板920Aが可撓性を有することにより、形状の異なる太陽電池モジュールに対して、当該導光板920Aを取り付けることができる。つまり、当該導光板920Aは、太陽電池装置の発電量を向上させる汎用性の高い部材として用いられることができる。
なお、導光板920Aは、図18のように屈曲される構成に限らず、表面透光性部材130に固着される前の平板形状の端面が表面透光性部材130の表面に当接するように屈曲されていてもかまわない。
また、導光板920Aは、図18に示すように、表面側に形成された反射防止膜980(ARコート:Anti Reflection Coat)を有してもかまわない。反射防止膜980は、受ける光(例えば太陽光等の可視光)を導光板920Aの内部に取り込みやすくするために形成される。反射防止膜980を導光板920Aに形成することによって、導光板920Aの受光面(露出面)において入射光が反射することを低減させることができる。
このような反射防止膜980としては、例えば、SiO系材料、TiO系材料、又は、親水性アクリルモノマー等を用いることができる。なお、反射防止膜980は、低反射材料を用いる等、素材そのものを工夫することによって低反射構造を実現してもよいし、透光性材料の表面に凹凸加工を施したり内部に複数の空隙を設けたり等、表面形状又は内部形状を工夫することによって低反射構造を実現してもよい。表面形状による低反射構造は、受ける光の波長より小さい周期で微細な凹凸を設ける構造(いわゆる「モスアイ構造」)を導光板920Aの最表面に形成することで実現してもよい。
また、導光板920Aは、図18に示すように、表面側に形成された防汚コーティング990を有してもかまわない。防汚コーティング990は、表面に疎水面を形成し、雨水及び塵埃等の堆積を抑制する。防汚コーティング990を導光板920Aに形成することによって、汚れの堆積による発電効率の低下を抑制するとともに、美観を保つことができる。
このような防汚コーティング990としては、例えば、SiO系材料又はTiO系材料を用いることができる。例えば、SiO系材料は、疎水性のSi−O−Si結合(シロキサン結合)を有する。このため、導光板の表面にSiO系材料の防汚コーティング990を形成することにより、導光板の受光面(露出面)が疎水面となる。
なお、反射防止膜980及び防汚コーティング990のいずれも、導光板の表面全体に形成されていなくてもよく、一部に形成されていてもよい。
また、上記説明では、複数の太陽電池モジュール10で形成される2次元配列の端に配置される固定部材は、太陽電池モジュール間に配置される固定部材と異なる構成であるとしたが、同様の構成であってもよい。
具体的には、太陽電池装置では、端部に軒先カバーが取り付けられる場合がある。図19は、本発明のその他の実施の形態に係る太陽電池装置の断面図である。具体的には、同図は、図1のVII−VII線に相当するその他の実施の形態に係る太陽電池装置の断面図である。
同図に示すように、太陽電池装置の端に位置する太陽電池モジュール10の端部の無効領域においても、太陽電池モジュール10の間の無効領域と同様に、当該太陽電池モジュールを設置面2に対して固定するための固定部材30Aが設けられている。
太陽電池装置の端には、設置面2に対して傾斜するテーパー形状の軒先カバー763が配置されている。このようなテーパー形状の軒先カバー763が配置されることにより、太陽電池装置の美観を高めつつ、汚れの堆積を抑制することができる。また、軒先カバー763は、固定部材30Aの押さえ金具31の端部が挿入される溝部を有し、固定部材30Aのネジ32がネジ止めされることにより所定の設置面2に固定される。
このような構成の場合、導光板20Bの一部は、固定部材30A上に配置されてもかまわない。これにより、導光板20Bが固定部材30Aによって補強されるため、当該導光板20Aの損傷を抑制することができる。
また、透光部分21は、太陽電池モジュール10の主面に垂直な方向から見て(Z軸方向と平行に見て)、出射面213が複数の太陽電池セル110と重なるように配置されていてもよい。このような構成にすることにより、導光板に入射した光をより多く太陽電池セル110まで導光することができるので、発電効率がより高くなる。
また、例えば、上記説明では、太陽電池装置は複数の太陽電池モジュールを備えることとしたが、太陽電池装置は1つの太陽電池モジュールのみを備えてもかまわない。つまり、導光部材は、当該太陽電池装置の無効領域に配置され、入射した光を当該1つの太陽電池モジュールの表面透光性部材130に導光してもかまわない。
また、例えば、導光板の平面視形状は長尺状に限らず、正方形状、又は、太陽電池モジュールの周囲を囲む環状であってもかまわない。
また、例えば、太陽電池装置の端部に配置された導光板(第二部材)の短手方向の大きさは、太陽電池モジュールの間に配置された導光板(第一部材)の短手方向の大きさの略半分でなくてもかまわない。
1、301、701、801 太陽電池装置
10、310、610、810 太陽電池モジュール(パネル)
20、20C、20D、320、620、720、820 導光板(導光部材)
20A、220A、320A、320A’、420A、520A、620A、620X、620Y、620Z、920A 導光板(第一部材)
20B、220B、320B 導光板(第二部材)
21 透光部分
22、22L、22R 拡散反射部(反射部分)
23 反射部(反射部分)
110 太陽電池セル
130 表面透光性部材(第一透光性基板)
161 枠体
162、362 支持体
211 入射面
212 反射面
213 出射面
214、224 傾斜面
340 裏面透光性部材(第二透光性基板)
521 凸部
970 接着剤
980 反射防止膜
990 防汚コーティング

Claims (19)

  1. 複数の太陽電池セルと第一透光性基板とを有するパネルと、
    入射した光を前記第一透光性基板に導光する導光部材とを備え、
    前記パネルは、当該パネルの主面に垂直な方向から見て、
    前記複数の太陽電池セルが配置された領域を内包する有効領域と、
    前記有効領域の外方、かつ、当該パネルの外周部分である外周領域とを含み、
    前記導光部材は、前記外周領域と、前記パネルの主面に垂直な方向から見て前記パネルの外方領域であるパネル外領域とからなる無効領域の少なくとも一部に配置されている
    太陽電池装置。
  2. 前記太陽電池装置は、2次元配列された複数の前記パネルを備え、
    前記無効領域は、前記複数のパネル各々の前記外周領域と、前記複数のパネルに共通する前記パネル外領域とからなり、
    前記導光部材は、複数のパネルのうち隣り合う2つのパネル間における前記無効領域に配置されている長尺状の第一部材を有する
    請求項1に記載の太陽電池装置。
  3. 前記複数のパネルの各々は、矩形形状を有し、
    前記隣り合う2つのパネルの一方のパネルは、他方のパネルと反対側の端部が前記2次元配列の端に配置され、
    前記導光部材は、さらに、前記一方のパネルの前記他方のパネルと反対側の前記無効領域に配置されている長尺状の第二部材を有し、
    前記第二部材の短手方向の大きさは、前記第一部材の短手方向の大きさの略半分である
    請求項2に記載の太陽電池装置。
  4. 前記導光部材は、
    前記パネルの主面に平行な入射面、及び、前記パネルに対向して配置される出射面を有する透光部分と、
    前記入射面から前記透光部分に入射した光を反射することにより当該光を前記出射面から出射させる反射部分とを含む
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の太陽電池装置。
  5. 前記反射部分は、前記入射面と反対側に配置された、繰り返し形成された複数の凹凸形状を有する
    請求項4に記載の太陽電池装置。
  6. 前記複数の凹凸形状の各々は、前記パネルの主面に垂直な面で切断した断面が三角形状である
    請求項5に記載の太陽電池装置。
  7. 前記三角形状は、頂点を挟む2つの辺の長さが互いに異なる不等辺三角形状である
    請求項6に記載の太陽電池装置。
  8. 前記パネルは、当該パネルの周方向に亘って前記外周領域を覆う枠体を備え、
    前記導光部材は、前記枠体の少なくとも一部を覆うように配置され、
    前記出射面は、前記パネルの主面に対向して配置されている
    請求項4〜7のいずれか1項に記載の太陽電池装置。
  9. 前記反射部分のうち前記パネルの主面に垂直な方向から見て前記枠体と重なる部分は、前記透光部分に入射した光を拡散により反射する拡散反射部である
    請求項8に記載の太陽電池装置。
  10. 前記拡散反射部は、前記導光部材の基材により形成された複数の凹凸である
    請求項9に記載の太陽電池装置。
  11. 前記拡散反射部は、前記透光部分の裏面上に配置された拡散反射膜である
    請求項9に記載の太陽電池装置。
  12. 前記透光部分は、さらに、前記入射面に対して傾斜して配置され、前記反射部分で反射された光を前記出射面に向けて反射する傾斜面を備える
    請求項4〜11のいずれか1項に記載の太陽電池装置。
  13. 前記傾斜面は、前記入射面側から前記出射面側にかけて繰り返し形成された複数のプリズム形状を有する
    請求項12に記載の太陽電池装置。
  14. 前記透光部分は、前記パネルの主面に垂直な方向から見て、前記出射面が前記複数の太陽電池セルと重なるように配置されている
    請求項4〜13のいずれか1項に記載の太陽電池装置。
  15. 前記導光部材の表面は平滑化されている
    請求項1〜14のいずれか1項に記載の太陽電池装置。
  16. 前記導光部材は、前記パネルに対して、当該パネルの主面に平行な方向又は当該主面に垂直な方向にスライド挿入されている
    請求項1〜15のいずれか1項に記載の太陽電池装置。
  17. 前記導光部材は、表面側に形成された反射防止膜を有する
    請求項1〜16のいずれか1項に記載の太陽電池装置。
  18. 前記導光部材は、表面側に形成された防汚コーティングを有する
    請求項1〜17のいずれか1項に記載の太陽電池装置。
  19. 前記第一透光性基板と前記導光部材とは、屈折率が実質的に等しい
    請求項1〜18のいずれか1項に記載の太陽電池装置。
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