JP2016163488A - 電力制御装置、電力制御方法、及び電力制御プログラム - Google Patents

電力制御装置、電力制御方法、及び電力制御プログラム Download PDF

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雄司 大柿
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Yoshihiro Ogita
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Abstract

【課題】予め定められた地域における再生可能エネルギーを活用することができる電力制御装置、電力制御方法、及び電力制御プログラムを提供することである。【解決手段】実施形態の電力制御装置は、計画部と、制御部とを持つ。計画部は、再生可能エネルギーを利用して発電する発電装置と、電力を消費する負荷装置とを作動させる計画であって、負荷装置が電力を消費する時間帯を、電力を消費する時間帯として予め定められた時間帯とは異なる時間帯に変更することによって、発電装置が発電する時間帯と、発電装置が発電した電力を負荷装置が消費する時間帯とが同じとなる計画を、発電装置及び負荷装置が配置された地域について作成する。制御部は、発電装置が発電した電力を、作成された計画に基づいて負荷装置に消費させる。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、電力制御装置、電力制御方法、及び電力制御プログラムに関する。
電力システムでは、再生可能エネルギー(renewable energy)を利用して発電する場合がある。しかしながら、従来の技術では、再生可能エネルギーを利用して余剰電力が生じた場合、電力規模が小さい地域では電力系統の電力に変動が生じてしまうため、地域における再生可能エネルギーを活用することができない場合があった。
特開2013−161144号公報 特開2013−230051号公報
本発明が解決しようとする課題は、予め定められた地域における再生可能エネルギーを活用することができる電力制御装置、電力制御方法、及び電力制御プログラムを提供することである。
実施形態の電力制御装置は、計画部と、制御部とを持つ。計画部は、再生可能エネルギーを利用して発電する発電装置と、電力を消費する負荷装置とを作動させる計画であって、負荷装置が電力を消費する時間帯を、電力を消費する時間帯として予め定められた時間帯とは異なる時間帯に変更することによって、発電装置が発電する時間帯と、発電装置が発電した電力を負荷装置が消費する時間帯とが同じとなる計画を、発電装置及び負荷装置が配置された地域について作成する。制御部は、発電装置が発電した電力を、作成された計画に基づいて負荷装置に消費させる。
一実施形態における、電力システムの構成例の図。 一実施形態における、再生可能エネルギーシステムに関するデータベースの例の図。 一実施形態における、需要家システムに関する第1のデータベースの例の図。 一実施形態における、需要家システムに関する第2のデータベースの例の図。 一実施形態における、需要家システムに関する修正した第2のデータベースの例の図。 一実施形態における、電力システムの動作例を示すシーケンス図。
以下、実施形態の電力制御装置、電力制御方法、及び電力制御プログラムを、図面を参照して説明する。
図1は、電力システム1の構成例の図である。電力システム1は、電力会社システム10と、電力制御装置20と、再生可能エネルギーシステム30と、需要家システム40と、通信回線100と、電力系統200とを備える。電力システム1は、複数の需要家システム40を備えてもよい。すなわち、電力システム1は、需要家システム40−1〜40−M(Mは、2以上の整数)を備えてもよい。以下、需要家システム40−1〜40−Mに共通する事項については、符号の一部を省略して、「需要家システム40」と表記する。
電力システム1は、例えば、制御依頼処理と、制御計画処理と、制御指示処理と、修正指示処理と、制御結果処理と、インセンティブ処理との順に、各処理を実行する。
制御依頼処理は、再生可能エネルギーシステム30と需要家システム40との制御(運用)を、電力会社システム10が電力制御装置20に依頼する処理である。
制御計画処理は、再生可能エネルギーシステム30と需要家システム40との制御を、電力制御装置20が計画する処理である。
制御指示処理は、電力制御装置20が再生可能エネルギーシステム30の制御を再生可能エネルギーシステム30等に指示し、需要家システム40の制御を電力制御装置20が需要家システム40等に指示する処理である。
例えば、電力制御装置20は、通信回線100を介して、再生可能エネルギーシステム30にデマンドレスポンス等の制御を直接的に実行させてもよい。また、電力制御装置20は、電話機を用いて再生可能エネルギーシステム30のオーナーに連絡することによって、再生可能エネルギーシステム30にデマンドレスポンス等の制御を間接的に実行させてもよい。
例えば、電力制御装置20は、通信回線100を介して、需要家システム40にデマンドレスポンス等の制御を直接的に実行させてもよい。また、電力制御装置20は、電話機を用いて需要家に連絡することによって、需要家システム40にデマンドレスポンス等の制御を間接的に実行させてもよい。
修正指示処理は、再生可能エネルギーシステム30と需要家システム40との制御の指示を、電力制御装置20が修正する処理である。
制御結果処理は、再生可能エネルギーシステム30と需要家システム40との制御の結果を、電力制御装置20が、電力会社システム10に通知する処理である。
インセンティブ処理は、再生可能エネルギーシステム30と需要家システム40との制御の結果に基づいて、電力会社システム10が、電力制御装置20にインセンティブを支払う処理である。
次に、電力会社システム10の構成例を説明する。
電力会社システム10は、コンピュータ端末やサーバ装置等の情報処理装置を含むシステムである。電力会社システム10の情報処理装置は、インタフェース11と、メモリ12と、記憶装置13と、処理部14とを備える。電力会社システム10は、発電装置15を更に備える。電力会社システム10は、電力会社のオペレータによって操作される。
インタフェース11と、処理部14とのうち一部または全部は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサが、メモリ12に記憶されたプログラムを実行することにより機能するソフトウェア機能部である。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア機能部であってもよい。
インタフェース11(通信装置)は、通信回線100を介して、電力制御装置20との通信を実行する。例えば、インタフェース11は、制御依頼処理において、抑制する受電電力量を表す情報を、電力制御装置20に送信する。抑制する受電電力量は、電力系統200を介して需要家システム40に供給される電力の電力量である。抑制する受電電力量は、例えば、電力会社のオペレータによって定められる。
例えば、インタフェース11は、制御結果処理において、再生可能エネルギーシステム30の発電量の実績値を表す情報を、電力制御装置20から受信する。例えば、インタフェース11は、制御結果処理において、需要家システム40の消費電力量の実績値を表す情報を、電力制御装置20から受信する。例えば、インタフェース11は、制御結果処理において、需要家システム40の蓄積電力量の実績値を表す情報を、電力制御装置20から受信する。
メモリ12は、例えば、RAM(Random Access Memory)やレジスタなどの揮発性の記憶媒体を有する。メモリ12は、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)などの不揮発性の記憶媒体(非一時的な記憶媒体)を有していてもよい。メモリ12は、例えば、ソフトウェア機能部を機能させるためのプログラムを記憶する。
記憶装置13は、例えば、ROM、フラッシュメモリ、HDDなどの不揮発性の記憶媒体(非一時的な記憶媒体)を有する。記憶装置13は、処理部14が使用する各種情報を記憶する。
処理部14は、制御部140と、インセンティブ処理部141とを備える。制御部140は、抑制する受電電力量を表す情報を、制御依頼処理において、インタフェース11を介して電力制御装置20に送信する。
インセンティブ処理部141は、インセンティブ処理において、電力アグリゲータ(Aggregator,Demand Response Service Provider)に電力会社が支払うインセンティブの金額を算出する。インセンティブ処理部141は、電力アグリゲータに電力会社が支払うインセンティブの金額を表す情報を、インセンティブ処理において、インタフェース11を介して電力制御装置20に送信する。
発電装置15は、例えば、火力、水力又は原子力等を利用して発電する装置である。発電装置15は、制御部140による制御に応じて発電する。発電装置15は、発電した電力を、電力系統200を介して需要家システム40に供給する。
電力系統200は、需要家システム40に電力を供給する電力供給装置である。電力系統200は、例えば、電力ケーブルを含む。電力系統200は、配電用の変電装置を備えてもよい。配電用の変電装置は、予め定められた地域ごとに備えられてもよい。予め定められた地域は、例えば、離島地域である。予め定められた地域の最大電力の値は、特定の電力値に限定されないが、例えば、50,000kW(=50MW)である。最大電力の値が50MW以下である場合、電力系統200の電力の変動は、最大電力の値が50MWを超える場合と比較して、大きい場合がある。
次に、電力制御装置20の構成例を説明する。
電力制御装置20は、コンピュータ端末やサーバ装置等の情報処理装置である。電力制御装置20の情報処理装置は、インタフェース21と、メモリ22と、記憶装置23と、処理部24とを備える。電力制御装置20は、電力アグリゲータのオペレータによって操作される。電力アグリゲータのオペレータは、抑制する受電電力量を表す情報に応じて、電力制御装置20を操作する。電力アグリゲータのオペレータは、抑制する受電電力量を表す情報に応じて、再生可能エネルギーシステム30と需要家システム40とに、デマンドレスポンス(Demand Response)の処理を実行させる。
インタフェース21と、処理部24とのうち一部または全部は、例えば、CPU等のプロセッサが、メモリ22に記憶されたプログラムを実行することにより機能するソフトウェア機能部である。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSIやASIC等のハードウェア機能部であってもよい。
インタフェース21(通信装置)は、通信回線100を介して、電力会社システム10との通信を実行する。インタフェース21は、通信回線100を介して、再生可能エネルギーシステム30との通信を実行する。インタフェース21は、通信回線100を介して、需要家システム40との通信を実行する。
インタフェース21は、抑制する受電電力量を表す情報を、制御依頼処理において、電力会社システム10から受信する。インタフェース21は、抑制する受電電力量を表す情報を、処理部24に転送する。
インタフェース21は、再生可能エネルギーシステム30の発電量(発電が可能である電力量)の計画値を表す情報を、制御指示処理において、再生可能エネルギーシステム30に送信する。インタフェース21は、需要家システム40の蓄積電力量の計画値を表す情報を、制御指示処理において、需要家システム40に送信する。
インタフェース21は、再生可能エネルギーシステム30の発電量の修正した計画値を表す情報を、修正指示処理において、再生可能エネルギーシステム30に送信する。インタフェース21は、需要家システム40の消費電力量の修正した計画値を表す情報を、修正指示処理において、需要家システム40に送信する。
インタフェース21は、再生可能エネルギーシステム30の発電量の実績値を表す情報と、需要家システム40の消費電力量の実績値を表す情報と、需要家システム40の蓄積電力量の実績値を表す情報とを、制御結果処理において、電力会社システム10に送信する。インタフェース21は、再生可能エネルギーシステム30の発電量の実績値を表す情報を、制御結果処理において、再生可能エネルギーシステム30に送信する。インタフェース21は、需要家システム40の消費電力量の実績値を表す情報と、需要家システム40の蓄積電力量の実績値を表す情報とを、制御結果処理において、需要家システム40に送信する。
インタフェース21は、インセンティブ処理において、電力アグリゲータに電力会社が支払うインセンティブの金額を表す情報を受信する。インタフェース21は、インセンティブ処理において、電力アグリゲータにオーナーが支払うインセンティブの金額を表す情報を受信する。電力アグリゲータにインセンティブを支払うオーナーは、例えば、再生可能エネルギーシステム30のオーナーである。インタフェース21は、インセンティブ処理において、需要家に支払うインセンティブの金額を表す情報を、需要家システム40に送信する。需要家に支払うインセンティブは、例えば、需要家システム40が電力を消費する時間帯を、需要家がずらしたこと(タイムシフトさせたこと)に対して支払うインセンティブである。
メモリ22は、例えば、RAMやレジスタなどの揮発性の記憶媒体を有する。メモリ22は、例えば、ROM、フラッシュメモリ、HDDなどの不揮発性の記憶媒体(非一時的な記憶媒体)を有していてもよい。メモリ22は、例えば、ソフトウェア機能部を機能させるためのプログラムを記憶する。
記憶装置23は、例えば、ROM、フラッシュメモリ、HDDなどの不揮発性の記憶媒体(非一時的な記憶媒体)を有する。記憶装置23は、処理部24が使用する各種情報を記憶する。例えば、記憶装置23は、再生可能エネルギーシステム30に関するデータベースを記憶する。
図2は、再生可能エネルギーシステム30に関するデータベースの例の図である。再生可能エネルギーシステム30に関するデータベースでは、再生可能エネルギーシステム30の発電装置35(後述する)と、発電装置35の発電量と、発電装置35の電力コストと、時間帯とが対応付けられている。電力コストは、例えば、電力取引市場における動向や、電気料金に応じて定まる。時間帯は、例えば、対応付けられた発電装置35が発電可能であるか否かに応じて定められる。
以下、第1時間帯は、一例として、昼間における予め定められた時間帯である。第2時間帯は、一例として、夜間における予め定められた時間帯である。
図2では、発電装置「風力発電装置」と、発電量「P1」と、電力コスト「C1」と、第1時間帯「発電可」と、第2時間帯「発電可」とが、一例として対応付けられている。発電装置「太陽光発電装置」と、発電量「P2」と、電力コスト「C2」と、第1時間帯「発電可」と、第2時間帯「発電不可」とが、一例として対応付けられている。
発電装置「揚水発電装置」と、発電量「P3」と、電力コスト「C3」と、第1時間帯「発電可」と、第2時間帯「発電不可」とが、一例として対応付けられている。例えば、第1時間帯は、第2時間帯と比較して、ポンプを作動させるための電気料金が高い時間帯である。発電装置「地熱発電装置」と、発電量「P4」と、電力コスト「C4」と、第1時間帯「発電可」と、第2時間帯「発電不可」とが、一例として対応付けられている。発電装置「バイオマス発電装置(biomass electrical generator)」と、発電量「P5」と、電力コスト「C5」と、第1時間帯「発電可」と、第2時間帯「発電不可」とが、一例として対応付けられている。
例えば、記憶装置23は、需要家システム40に関する第1のデータベースを記憶する。第1のデータベースは、電力の負荷となる負荷装置(electric load apparatus)に関するデータベースである。
図3は、需要家システム40に関する第1のデータベースの例の図である。需要家システム40に関する第1のデータベースでは、需要家システム40の負荷装置45(後述する)と、負荷装置45の消費電力量と、時間帯とが対応付けられている。時間帯は、例えば、対応付けられた負荷装置45が作動(駆動)するか又は停止するかに応じて定められる。
図3では、負荷装置「ポンプ」と、消費電力量「N1」と、第1時間帯「作動」と、第2時間帯「停止」とが、一例として対応付けられている。負荷装置「製氷装置」と、消費電力量「N2」と、第1時間帯「作動」と、第2時間帯「停止」とが、一例として対応付けられている。負荷装置「空調装置」と、消費電力量「N3」と、第1時間帯「作動」と、第2時間帯「作動」とが、一例として対応付けられている。負荷装置「照明装置」と、消費電力量「N4」と、第1時間帯「停止」と、第2時間帯「作動」とが、一例として対応付けられている。
例えば、記憶装置23は、需要家システム40に関する第2のデータベースを記憶する。第2のデータベースは、エネルギーを蓄積する蓄エネルギー装置に関するデータベースである。
図4は、需要家システム40に関する第2のデータベースの例の図である。需要家システム40に関する第2のデータベースでは、需要家システム40の蓄エネルギー装置46(後述する)と、蓄エネルギー装置46の蓄積電力量と、時間帯とが対応付けられている。時間帯は、例えば、対応付けられた蓄エネルギー装置46がエネルギーを蓄積するか否かに応じて定められる。
図4では、蓄エネルギー装置「蓄熱装置」と、蓄積電力量「A1」と、第1時間帯「蓄熱」と、第2時間帯「放熱」とが、一例として対応付けられている。蓄エネルギー装置「蓄電池装置」と、蓄積電力量「A2」と、第1時間帯「蓄電」と、第2時間帯「放電」とが、一例として対応付けられている。蓄エネルギー装置「水素貯蔵装置」と、蓄積電力量「A3」と、第1時間帯「貯蔵」と、第2時間帯「放出」とが、一例として対応付けられている。蓄エネルギー装置「貯水池」と、蓄積電力量「A4」と、第1時間帯「流下」と、第2時間帯「揚水」とが、一例として対応付けられている。揚水を利用して発電する場合、上流側の貯水池から、下流側の貯水池に向けて水が流下する。
処理部24は、計画部240と、指示部241と、修正部242と、制御部243と、インセンティブ処理部244とを備える。計画部240は、制御計画処理において、再生可能エネルギーシステム30の発電量を、予め定められた地域ごとに予測する。予め定められた地域は、例えば、離島地域である。予め定められた地域の最大電力の値は、特定の電力値に限定されないが、例えば、50,000kW(=50MW)である。計画部240は、制御計画処理において、再生可能エネルギーシステム30の発電量を、時間帯ごとに予測する。
計画部240は、再生可能エネルギーシステム30と、需要家システム40とを作動させる計画を作成する。例えば、発電装置35(後述する)が発電する時間帯と、発電装置35が発電した電力を負荷装置45(後述する)が消費する時間帯とが同じとなる計画を、発電装置35及び負荷装置45が配置された地域について作成する。
作成された計画の情報は、例えば、発電装置35を作動させるための設定値の情報と、発電装置35を作動させる時間帯を表す情報とを含む。また、作成された計画の情報は、例えば、負荷装置45を作動させるための設定値の情報と、負荷装置45を作動させる時間帯を表す情報とを含む。
計画部240は、再生可能エネルギーシステム30の発電量の予測値と、需要家システム40の消費電力量の予測値と、電力コスト(経済性)と、抑制する受電電力量とに基づいて、制御計画処理において、再生可能エネルギーシステム30の発電量の計画値を、予め定められた地域ごとに定める。再生可能エネルギーシステム30の発電量の計画値は、時間帯ごとに定められる。
計画部240は、再生可能エネルギーシステム30の発電量の予測値と、需要家システム40の消費電力量の予測値と、電力コストと、抑制する受電電力量とに基づいて、制御計画処理において、需要家システム40の消費電力量の計画値を、予め定められた地域ごとに定める。需要家システム40の消費電力量の計画値は、時間帯ごとに定められる。
例えば、計画部240は、負荷装置45(後述する)が作動して電力を消費する時間帯を、図3に示す予め定められた時間帯とは異なる時間帯に変更することによって、発電装置35(後述する)が発電する時間帯と、発電装置35が発電した電力を負荷装置45が消費する時間帯とが同じとなる計画を作成してもよい。
計画部240は、需要家システム40の消費電力量の計画値に基づいて、制御計画処理において、需要家システム40の蓄積電力量の計画値を、予め定められた地域ごとに定める。需要家システム40の蓄積電力量の計画値は、時間帯ごとに定められる。
例えば、計画部240は、蓄エネルギー装置46(後述する)が作動して電力を蓄積する時間帯を、図4に示す予め定められた時間帯とは異なる時間帯に変更することによって、発電装置35(後述する)が発電する時間帯と、発電装置35が発電した電力に基づくエネルギーを蓄エネルギー装置46が蓄積する時間帯とが同じとなる計画を作成してもよい。
なお、計画部240は、定めた制御計画の情報を、電力会社システム10と、再生可能エネルギーシステム30と、需要家システム40との間で、必要に応じて共有してもよい。
指示部241は、再生可能エネルギーシステム30の発電量の計画値を表す情報を、制御指示処理において、インタフェース21を介して再生可能エネルギーシステム30に送信する。指示部241は、需要家システム40の消費電力量の計画値を表す情報と、需要家システム40の蓄積電力量の計画値を表す情報とを、制御指示処理において、インタフェース21を介して需要家システム40に送信する。
修正部242は、再生可能エネルギーシステム30の発電量の実績値と、需要家システム40の消費電力量の実績値と、需要家システム40の蓄積電力量の実績値とを、修正指示処理において、インタフェース21を介して監視する。例えば、修正部242は、発電装置35(後述する)の発電量の実績値と、負荷装置45(後述する)の消費電力量の実績値と、蓄エネルギー装置46(energy accumulator)(後述する)の蓄積電力量の実績値とを監視する。
修正部242は、計画部240によって作成された計画を、負荷装置45が消費した電力の値(実績値)に基づいて修正する。修正部242は、発電装置35の発電量及び負荷装置45の消費電力量の計画値と、発電装置35の発電量及び負荷装置45の消費電力量の実績値との差が閾値未満となるように、計画を修正する。
以下、需要家システム40の消費電力量と、需要家システム40の蓄積電力量との少なくとも一方を、「需要家システム40の電力量」という。以下、再生可能エネルギーシステム30の発電量と、需要家システム40の消費電力量と、需要家システム40の蓄積電力量との少なくとも一方を、「再生可能エネルギーシステム30及び需要家システム40の電力量」という。
修正部242は、再生可能エネルギーシステム30及び需要家システム40の電力量の計画値(以下、「電力量計画値」という。)と、再生可能エネルギーシステム30及び需要家システム40の電力量の実績値(以下、「電力量実績値」という。)との差が、閾値以上であるか否かを、修正指示処理において判定する。
修正部242は、電力量計画値と電力量実績値との差が閾値以上である場合、電力量計画値と電力量実績値との差が閾値未満となるように、修正指示処理において、再生可能エネルギーシステム30の発電量の計画値を修正する。修正部242は、再生可能エネルギーシステム30の発電量の修正した計画値を表す情報を、インタフェース21を介して再生可能エネルギーシステム30に送信する。
なお、修正部242は、再生可能エネルギーシステム30の発電量の修正した計画値を表す情報に基づいて、再生可能エネルギーシステム30に関するデータベース(図2を参照)を修正してもよい。
修正部242は、電力量計画値と電力量実績値との差が閾値以上である場合、電力量計画値と、電力量実績値との差が閾値未満となるように、修正指示処理において、需要家システム40の消費電力量の計画値を修正する。修正部242は、需要家システム40の消費電力量の修正した計画値を表す情報を、インタフェース21を介して需要家システム40に送信する。
なお、修正部242は、需要家システム40の消費電力量の修正した計画値を表す情報に基づいて、需要家システム40に関する第1のデータベース(図3を参照)を修正してもよい。
修正部242は、電力量計画値と電力量実績値との差が閾値以上である場合、電力量計画値と、電力量実績値との差が閾値未満となるように、修正指示処理において、需要家システム40の蓄積電力量の計画値を修正する。修正部242は、需要家システム40の蓄積電力量の修正した計画値を表す情報を、インタフェース21を介して需要家システム40に送信する。
修正部242は、需要家システム40の蓄積電力量の修正した計画値を表す情報に基づいて、需要家システム40に関する第2のデータベース(図4を参照)を修正してもよい。
図5は、一実施形態における、需要家システム40に関する修正した第2のデータベースの例の図である。修正部242は、再生可能エネルギーによる発電がより多くの発電装置によって可能な時間帯に貯水池に揚水するように、需要家システム40に関する第2のデータベースを修正する。
例えば、図2に示すように、第1時間帯は、第2時間帯と比較して、再生可能エネルギーによる発電がより多くの発電装置によって可能な時間帯である。このため、図5に示す例では、修正部242は、蓄エネルギー装置「貯水池」に、第1時間帯「揚水」と、第2時間帯「流下」とを対応づける。すなわち、修正部242は、電気料金等の電力コストが第2時間帯と比較して高い第1時間帯であっても、再生可能エネルギーによる発電がより多くの発電装置によって可能な時間帯である第1時間帯に、貯水池に揚水するように、需要家システム40に関する第2のデータベースを修正する。これにより、修正部242は、需要家システム40に関する第2のデータベースに基づいて、第1時間帯における蓄電電力量を増加させることができる。
なお、修正部242は、再生可能エネルギーシステム30の発電量の修正した計画値の情報と、需要家システム40の消費電力量の計画値の修正した情報と、需要家システム40の蓄積電力量の計画値の修正した情報とを、電力会社システム10と、再生可能エネルギーシステム30と、需要家システム40との間で、必要に応じて共有してもよい。
制御部243は、再生可能エネルギーシステム30の発電量の実績値を表す情報と、需要家システム40の消費電力量の実績値を表す情報と、需要家システム40の蓄積電力量の実績値を表す情報とを、制御結果処理において、インタフェース21を介して電力会社システム10に送信する。
制御部243は、再生可能エネルギーシステム30の発電量の実績値を表す情報を、制御結果処理において、インタフェース21を介して再生可能エネルギーシステム30に送信する。
制御部243は、需要家システム40の消費電力量の実績値を表す情報と、需要家システム40の蓄積電力量の実績値を表す情報とを、制御結果処理において、インタフェース21を介して需要家システム40に送信する。
インセンティブ処理部244は、電力アグリゲータに電力会社が支払うインセンティブの金額を表す情報を、インセンティブ処理において、インタフェース21を介して電力会社システム10から取得する。インセンティブ処理部244は、電力アグリゲータにオーナーが支払うインセンティブの金額を表す情報を、インセンティブ処理において、インタフェース21を介して再生可能エネルギーシステム30から取得する。
電力アグリゲータにオーナーが支払うインセンティブの金額は、例えば、電力アグリゲータによる制御によって増加した再生可能エネルギーシステム30の発電量に応じた金額である。
インセンティブ処理部244は、需要家システム40の消費電力量の実績値と、需要家システム40の蓄積電力量の実績値とに基づいて、需要家に支払うインセンティブの金額を算出する。例えば、インセンティブ処理部244は、電力アグリゲータに電力会社が支払うインセンティブの金額と、電力アグリゲータにオーナーが支払うインセンティブの金額との合計額を上限として、需要家に支払うインセンティブの金額を算出してもよい。
インセンティブ処理部244は、需要家に支払うインセンティブの金額を表す情報を、インタフェース21を介して需要家システム40に送信する。
次に、再生可能エネルギーシステム30の構成例を説明する。
再生可能エネルギーシステム30は、コンピュータ端末やサーバ装置等の情報処理装置を含むシステムである。再生可能エネルギーシステム30の情報処理装置は、インタフェース31と、メモリ32と、記憶装置33と、処理部34とを備える。再生可能エネルギーシステム30は、発電装置35を更に備える。再生可能エネルギーシステム30は、電力制御装置20から受信した情報に応じて、デマンドレスポンスを実行する。
再生可能エネルギーシステム30は、予め定められた地域ごとに備えられる。予め定められた地域は、例えば、離島地域である。例えば、再生可能エネルギーシステム30は、電力系統200の配電用の変電装置ごとに備えられてもよい。
インタフェース31と、処理部34とのうち一部または全部は、例えば、CPU等のプロセッサが、メモリ32に記憶されたプログラムを実行することにより機能するソフトウェア機能部である。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSIやASIC等のハードウェア機能部であってもよい。
インタフェース31(通信装置)は、通信回線100を介して、電力制御装置20との通信を実行する。
インタフェース31は、再生可能エネルギーシステム30の発電量の計画値を表す情報を、制御指示処理において、電力制御装置20から受信する。インタフェース31は、再生可能エネルギーシステム30の発電量の修正した計画値を表す情報を、修正指示処理において、電力制御装置20から受信する。インタフェース31は、再生可能エネルギーシステム30の発電量の実績値を表す情報を、制御結果処理において、電力制御装置20から受信する。
インタフェース31は、電力アグリゲータにオーナーが支払うインセンティブの金額を表す情報を、インセンティブ処理において、処理部34から取得する。インタフェース31は、電力アグリゲータにオーナーが支払うインセンティブの金額を表す情報を、インセンティブ処理において、電力制御装置20に送信する。
メモリ32は、例えば、RAMやレジスタなどの揮発性の記憶媒体を有する。メモリ32は、例えば、ROM、フラッシュメモリ、HDDなどの不揮発性の記憶媒体(非一時的な記憶媒体)を有していてもよい。メモリ32は、例えば、ソフトウェア機能部を機能させるためのプログラムを記憶する。
記憶装置33は、例えば、ROM、フラッシュメモリ、HDDなどの不揮発性の記憶媒体(非一時的な記憶媒体)を有する。記憶装置33は、処理部34が使用する各種情報を記憶する。
処理部34は、指示部341と、修正部342と、制御部343と、インセンティブ処理部344とを備える。
指示部341は、再生可能エネルギーシステム30の発電量の計画値を表す情報に基づいて、制御指示処理において、発電装置35を制御する。例えば、指示部341は、発電装置35の発電量の計画値を表す情報に基づいて、発電装置35を制御する。
修正部342は、再生可能エネルギーシステム30の発電量の修正した計画値を表す情報に基づいて、修正指示処理において、発電装置35を制御する。例えば、修正部342は、発電装置35の発電量の修正した計画値を表す情報に基づいて、発電装置35を制御する。
制御部343は、再生可能エネルギーシステム30の発電量の実績値を表す情報を、制御結果処理において、インセンティブ処理部344に出力する。例えば、制御部343は、発電装置35の発電量の実績値を表す情報を、インセンティブ処理部344に出力する。
インセンティブ処理部344は、電力アグリゲータにオーナーが支払うインセンティブの金額を、インセンティブ処理において、発電装置35の発電量の実績値を表す情報に基づいて算出する。例えば、インセンティブ処理部344は、電力アグリゲータによるデマンドレスポンスによる発電装置35の発電量の増加量に応じて、電力アグリゲータにオーナーが支払うインセンティブの金額を算出する。
発電装置35は、風力、太陽光、地熱又はバイオマス等の再生可能エネルギーを利用して発電する装置である。発電装置35は、揚水発電(Pumped-storage hydroelectricity)を実行する装置でもよい。発電装置35は、処理部34による制御に応じて発電する。発電装置35は、発電した電力を、電力系統200を介して需要家システム40に供給する。発電装置35が出力する電力の値は、特定の電力値に限定されないが、例えば、4,000kW(=4MW)である。
次に、需要家システム40の構成例を説明する。
需要家システム40は、コンピュータ端末やサーバ装置等の情報処理装置を含むシステムである。需要家システム40の情報処理装置は、インタフェース41と、メモリ42と、記憶装置43と、処理部44とを備える。需要家システム40は、負荷装置45と、蓄エネルギー装置46とを更に備える。需要家システム40は、電力制御装置20による制御に応じて、デマンドレスポンスを実行する。需要家システム40は、作動させる時間帯をずらすことによって、電力を消費する時間帯をずらす(タイムシフトさせる)ことが可能な装置を備える。
需要家システム40は、予め定められた地域ごとに備えられる。予め定められた地域は、例えば、離島地域である。需要家システム40は、再生可能エネルギーシステム30と同じ地域に備えられてもよい。例えば、需要家システム40は、電力系統200の配電用の変電装置ごとに備えられてもよい。需要家システム40は、離島地域等の予め定められた地域における再生可能エネルギーによる発電量を、その地域で消費することができる。
インタフェース41と、処理部44とのうち一部または全部は、例えば、CPU等のプロセッサが、メモリ12に記憶されたプログラムを実行することにより機能するソフトウェア機能部である。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSIやASIC等のハードウェア機能部であってもよい。
インタフェース41(通信装置)は、通信回線100を介して、電力制御装置20との通信を実行する。
インタフェース41は、需要家システム40の消費電力量の計画値を表す情報と、需要家システム40の蓄積電力量の計画値を表す情報とを、制御指示処理において、電力制御装置20から受信する。インタフェース41は、需要家システム40の消費電力量の修正した計画値を表す情報と、需要家システム40の蓄積電力量の修正した計画値を表す情報を、修正指示処理において、電力制御装置20から受信する。
インタフェース41は、需要家システム40の消費電力量の実績値を表す情報と、需要家システム40の蓄積電力量の実績値を表す情報とを、制御結果処理において、電力制御装置20から受信する。インタフェース41は、需要家に支払うインセンティブの金額を表す情報を、インセンティブ処理において、電力制御装置20から受信する。
メモリ42は、例えば、RAMやレジスタなどの揮発性の記憶媒体を有する。メモリ12は、例えば、ROM、フラッシュメモリ、HDDなどの不揮発性の記憶媒体(非一時的な記憶媒体)を有していてもよい。メモリ42は、例えば、ソフトウェア機能部を機能させるためのプログラムを記憶する。
記憶装置43は、例えば、ROM、フラッシュメモリ、HDDなどの不揮発性の記憶媒体(非一時的な記憶媒体)を有する。記憶装置43は、処理部44が使用する各種情報を記憶する。記憶装置43は、例えば、需要家に支払うインセンティブの金額を表す情報を記憶する。
処理部44は、指示部441と、修正部442と、制御部443と、インセンティブ処理部444とを備える。
指示部441は、需要家システム40の消費電力量の計画値を表す情報と、需要家システム40の蓄積電力量の計画値を表す情報とに基づいて、制御指示処理において、需要家システム40を制御する。例えば、指示部441は、負荷装置45の消費電力量の計画値を表す情報と、蓄エネルギー装置46の蓄積電力量の計画値を表す情報とに基づいて、負荷装置45と蓄エネルギー装置46とを制御する。
修正部442は、蓄エネルギー装置46の蓄積電力量の修正した計画値を表す情報に基づいて、修正指示処理において、蓄エネルギー装置46を制御する。
制御部443は、負荷装置45の消費電力量の実績値を表す情報と、蓄エネルギー装置46の蓄積電力量の実績値を表す情報とを、制御結果処理において、需要家のオペレータに通知する。
インセンティブ処理部444は、インセンティブ処理において、需要家に支払うインセンティブの金額を表す情報を、需要家のオペレータに通知する。
負荷装置45は、指示部441及び修正部442による制御に応じて、電力系統200から供給された電力を消費する装置である。負荷装置45は、例えば、ポンプ、製氷装置、空調装置又は照明装置である。負荷装置45は、指示部441及び修正部442による制御に応じて、蓄エネルギー装置46から供給された電力を消費する。すなわち、負荷装置45は、作動する時間帯をずらすことによって、供給された電力を消費する時間帯をずらす(タイムシフトさせる)ことが可能な装置である。
なお、負荷装置45は、蓄エネルギー装置46から供給された水素を使用して発電する燃料電池でもよい。負荷装置45が農業用の散水ポンプである場合、指示部441及び修正部442は、散水ポンプが作動する時間帯をずらしてもよい。負荷装置45が揚水発電用のポンプである場合、指示部441及び修正部442は、貯水池(reservoir)のポンプが作動する時間帯をずらしてもよい。
蓄エネルギー装置46は、指示部441及び修正部442による制御に応じて、電力等のエネルギーを蓄積及び出力する装置である。蓄エネルギー装置46は、例えば、蓄熱装置(heat accumulator)、蓄電池装置(rechargeable battery apparatus)、水素貯蔵装置(hydrogen storage apparatus)又は貯水池である。蓄エネルギー装置46は、指示部441及び修正部442による制御に応じて、負荷装置45に電力を供給する。すなわち、蓄エネルギー装置46は、電力系統200を介して負荷装置45に供給された電力を負荷装置45が消費する時間帯を、ずらす(タイムシフトさせる)ことが可能な装置である。
蓄エネルギー装置46が備えられた地域の漁港で、蓄エネルギー装置46が魚を冷凍するために氷を製造する場合、蓄エネルギー装置46は、氷を製造する時間帯をずらしてもよい。蓄エネルギー装置46は、蓄熱システムである場合、熱を蓄えてもよい。蓄エネルギー装置46は、定置型蓄電池や、電気自動車の蓄電池に電力を蓄えてもよい。蓄エネルギー装置46は、水素を生成し、燃料電池等の発電装置35による発電や、燃料電池車等の負荷装置45の駆動などに水素を利用してもよい。
なお、蓄エネルギー装置46は、再生可能エネルギーシステム30に備えられてもよい。蓄エネルギー装置46が再生可能エネルギーシステム30に備えられた場合、蓄エネルギー装置46は、指示部341及び修正部342による制御に応じて、電力等のエネルギーを蓄積及び出力してもよい。
次に、電力システム1の動作例を説明する。
図6は、電力システム1の動作例のシーケンス図である。
電力会社システム10の制御部140は、抑制する受電電力量を表す情報を、インタフェース11を介して電力制御装置20に送信する(ステップS101)。
電力制御装置20のインタフェース21は、抑制する受電電力量を表す情報を受信する(ステップS102)。ステップS101からステップS102までの処理は、制御依頼処理として実行される。
制御依頼処理の次に、電力制御装置20の計画部240は、発電装置35の発電量を、地域ごとに予測する(ステップS103)。
計画部240は、負荷装置45の消費電力量を、地域ごとに定める(ステップS104)。
計画部240は、発電装置35の発電量の予測値と、負荷装置45の消費電力量の計画値と、電力コストと、抑制する受電電力量とに基づいて、発電装置35と負荷装置45と蓄エネルギー装置46との電力量の計画値を、地域ごとに定める(ステップS105)。ステップS103からステップS105までの処理は、制御計画処理として実行される。
制御計画処理の次に、電力制御装置20の指示部241は、発電装置35の発電量の計画値を表す情報を、インタフェース21を介して再生可能エネルギーシステム30に送信する(ステップS106)。
再生可能エネルギーシステム30の指示部341は、発電装置35の発電量の計画値を表す情報に基づいて、発電装置35を制御する(ステップS107)。
電力制御装置20の指示部241は、負荷装置45の消費電力量の計画値を表す情報と、蓄エネルギー装置46の蓄積電力量の計画値を表す情報とを、インタフェース21を介して需要家システム40に送信する(ステップS108)。
需要家システム40の指示部441は、負荷装置45の消費電力量の計画値を表す情報と、蓄エネルギー装置46の蓄積電力量の計画値を表す情報とに基づいて、負荷装置45と蓄エネルギー装置46とを制御する(ステップS109)。ステップS106からステップS109までの処理は、制御指示処理として実行される。
制御指示処理の次に、電力制御装置20の修正部242は、発電装置35の発電量の実績値と、負荷装置45の消費電力量の実績値と、蓄エネルギー装置46の蓄積電力量の実績値とを監視する(ステップS110)。
修正部242は、発電装置35と負荷装置45と蓄エネルギー装置46との電力量の計画値(電力量計画値)と、発電装置35と負荷装置45と蓄エネルギー装置46との電力量の実績値(電力量実績値)との差が、閾値以上であるか否かを判定する(ステップS111)。電力量計画値と電力量実績値との差が閾値未満である場合(ステップS111:NO)、修正部242は、ステップS114に処理を進める。
発電装置35と負荷装置45と蓄エネルギー装置46との電力量の計画値と、発電装置35と負荷装置45と蓄エネルギー装置46との電力量の実績値との差が閾値以上である場合(ステップS111:YES)、修正部242は、電力量計画値と電力量実績値との差が閾値未満となるように、発電装置35の発電量の計画値を修正する。修正部242は、発電装置35の発電量の修正した計画値を表す情報を、インタフェース21を介して再生可能エネルギーシステム30に送信する(ステップS112)。
再生可能エネルギーシステム30の修正部342は、発電装置35の発電量の修正した計画値を表す情報に基づいて、発電装置35を制御する(ステップS113)。
修正部242は、電力量計画値と電力量実績値との差が閾値未満となるように、負荷装置45の消費電力量の計画値を修正する。修正部242は、負荷装置45の消費電力量の修正した計画値を表す情報を、インタフェース21を介して需要家システム40に送信する。修正部242は、電力量計画値と電力量実績値との差が閾値未満となるように、蓄エネルギー装置46の蓄積電力量の計画値を修正する。修正部242は、蓄エネルギー装置46の蓄積電力量の修正した計画値を表す情報を、インタフェース21を介して需要家システム40に送信する(ステップS114)。
需要家システム40の修正部442は、負荷装置45の消費電力量の修正した計画値を表す情報に基づいて、負荷装置45を制御する。修正部442は、蓄エネルギー装置46の蓄積電力量の修正した計画値を表す情報に基づいて、蓄エネルギー装置46を制御する(ステップS115)。ステップS110からステップS115までの処理は、修正指示処理として実行される。
修正指示処理の次に、電力制御装置20の制御部243は、発電装置35の発電量の実績値を表す情報と、負荷装置45の消費電力量の実績値を表す情報と、蓄エネルギー装置46の蓄積電力量の実績値を表す情報とを、インタフェース21を介して電力会社システム10に送信する(ステップS116)。
電力会社システム10のインタフェース11は、発電装置35の発電量の実績値を表す情報と、負荷装置45の消費電力量の実績値を表す情報と、蓄エネルギー装置46の蓄積電力量の実績値を表す情報とを受信する(ステップS117)。
電力制御装置20の制御部243は、発電装置35の発電量の実績値を表す情報を、インタフェース21を介して再生可能エネルギーシステム30に送信する(ステップS118)。
再生可能エネルギーシステム30のインタフェース31は、発電装置35の発電量の実績値を表す情報を受信する(ステップS119)。
電力制御装置20の制御部243は、負荷装置45の消費電力量の実績値を表す情報と、蓄エネルギー装置46の蓄積電力量の実績値を表す情報とを、インタフェース21を介して需要家システム40に送信する(ステップS120)。
需要家システム40のインタフェース41は、負荷装置45の消費電力量の実績値を表す情報と、蓄エネルギー装置46の蓄積電力量の実績値を表す情報とを受信する(ステップS121)。ステップS116からステップS121までの処理は、制御結果処理として実行される。
制御結果処理の次に、電力会社システム10のインセンティブ処理部141は、電力アグリゲータに電力会社が支払うインセンティブの金額を算出し、電力アグリゲータに電力会社が支払うインセンティブの金額を表す情報を、インタフェース11を介して電力制御装置20に送信する(ステップS122)。
電力制御装置20のインタフェース21は、電力アグリゲータに電力会社が支払うインセンティブの金額を表す情報を受信する(ステップS123)。
再生可能エネルギーシステム30のインセンティブ処理部344は、電力アグリゲータにオーナーが支払うインセンティブの金額を、発電装置35の発電量の実績値を表す情報に基づいて算出する。インセンティブ処理部344は、電力アグリゲータにオーナーが支払うインセンティブの金額を表す情報を、インタフェース31を介して電力制御装置20に送信する(ステップS124)。
電力制御装置20のインタフェース21は、電力アグリゲータにオーナーが支払うインセンティブの金額を表す情報を受信する(ステップS125)。
電力制御装置20のインセンティブ処理部244は、負荷装置45の消費電力量の実績値と、蓄エネルギー装置46の蓄積電力量の実績値とに基づいて、需要家に支払うインセンティブの金額を表す情報を、インタフェース21を介して需要家システム40に送信する(ステップS126)。
需要家システム40のインタフェース41は、需要家に支払うインセンティブの金額を表す情報を、電力制御装置20から受信する(ステップS127)。ステップS123からステップS127までの処理は、インセンティブ処理として実行される。
以上のように、実施形態の電力制御装置20は、計画部240と、制御部243とを持つ。計画部240は、負荷装置45が電力を消費する時間帯を、電力を消費する時間帯として予め定められた時間帯とは異なる時間帯に変更することによって、発電装置35が発電する時間帯と、発電装置35が発電した電力を負荷装置45が消費する時間帯とが同じとなる計画を作成する。計画部240は、発電装置35及び負荷装置45が配置された地域について、計画を作成する。制御部243は、発電装置35が発電した電力を、作成された計画に基づいて負荷装置45に消費させる。
これによって、実施形態の電力制御装置20、電力制御方法、及び電力制御プログラムは、電力規模の小さい離島等の地域における再生可能エネルギーを活用することができる。
実施形態の電力制御装置20、電力制御方法、及び電力制御プログラムは、離島地域等の予め定められた地域における再生可能エネルギーによる発電量を、その地域で消費する(地産地消する)ことができる。
実施形態の電力制御装置20、電力制御方法、及び電力制御プログラムは、地域全体の最適化の観点から、各地域の需要家が備える蓄電池などを有効に使うことによって、その地域に見合った再生可能エネルギーを、効率よく活用することができる。
実施形態の電力制御装置20、電力制御方法、及び電力制御プログラムは、需要家における再生可能エネルギーの導入を、促進させることができる。
実施形態の電力アグリゲータは、電力会社からの依頼に応じて、需要家の装置にデマンドレスポンスを実行させることによって、インセンティブの支払いを電力会社から受けることができる。
実施形態の電力制御装置20、電力制御方法、及び電力制御プログラムは、再生可能エネルギーを利用した発電量の変動や、離島等における電力系統の電力の変動を抑制することができる。実施形態の電力制御装置20、電力制御方法、及び電力制御プログラムは、再生可能エネルギーを利用した発電量が安定しない場合でも、電力系統200を安定化させることができる。
実施形態の電力制御装置20、電力制御方法、及び電力制御プログラムは、電力会社の発電装置15の出力を下限値まで下げた場合に、再生可能エネルギーを利用した発電を制限する必要がある場合でも、予め定められた地域において、再生可能エネルギーを利用して発電された電力を消費させることができる。
実施形態の電力制御装置20、電力制御方法、及び電力制御プログラムは、電力需要が高くなる時期に、再び連系開閉器をオンする手間を省くことができる。実施形態の電力制御装置20、電力制御方法、及び電力制御プログラムは、インセンティブの支払いを受けることができる。
以上述べた少なくともひとつの実施形態によれば、再生可能エネルギーを利用して発電する発電装置と、電力を消費する負荷装置とを作動させる計画であって、発電装置が発電する時間帯と、発電装置が発電した電力を負荷装置が消費する時間帯とが同じとなる計画を、発電装置及び負荷装置が配置された地域について作成する計画部を持つことにより、予め定められた地域における再生可能エネルギーを活用することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…電力システム、10…電力会社システム、11…インタフェース、12…メモリ、13…記憶装置、14…処理部、15…発電装置、20…電力制御装置、21…インタフェース、22…メモリ、23…記憶装置、24…処理部、30…再生可能エネルギーシステム、31…インタフェース、32…メモリ、33…記憶装置、34…処理部、35…発電装置、40…需要家システム、41…インタフェース、42…メモリ、43…記憶装置、44…処理部、45…負荷装置、46…蓄エネルギー装置、100…通信回線、140…制御部、141…インセンティブ処理部、200…電力系統、240…計画部、241…指示部、242…修正部、243…制御部、244…インセンティブ処理部、341…指示部、342…修正部、343…制御部、344…インセンティブ処理部、441…指示部、442…修正部、443…制御部、444…インセンティブ処理部

Claims (7)

  1. 再生可能エネルギーを利用して発電する発電装置と、電力を消費する負荷装置とを作動させる計画であって、前記負荷装置が電力を消費する時間帯を、電力を消費する時間帯として予め定められた時間帯とは異なる時間帯に変更することによって、前記発電装置が発電する時間帯と、前記発電装置が発電した電力を前記負荷装置が消費する時間帯とが同じとなる計画を、前記発電装置及び前記負荷装置が配置された地域について作成する計画部と、
    前記発電装置が発電した電力を、作成された前記計画に基づいて前記負荷装置に消費させる制御部と、
    を備える電力制御装置。
  2. 前記計画部は、前記発電装置が発電する時間帯と、前記発電装置が発電した電力に基づくエネルギーを蓄エネルギー装置が蓄積する時間帯とが同じとなる計画を、前記発電装置及び前記蓄エネルギー装置が配置された地域について作成し、
    前記制御部は、前記発電装置が発電した電力を、作成された前記計画に基づいて前記蓄エネルギー装置に蓄積させる、請求項1に記載の電力制御装置。
  3. 前記制御部は、前記蓄エネルギー装置に蓄積されたエネルギーに基づく電力を、前記発電装置が発電する時間帯とは異なる時間帯に、前記負荷装置に消費させる、請求項2に記載の電力制御装置。
  4. 前記計画部によって作成された前記計画を、前記負荷装置が消費した電力の値に基づいて修正する修正部
    を更に備える請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電力制御装置。
  5. 前記修正部は、前記発電装置の発電量及び前記負荷装置の消費電力量の計画値と、前記発電装置の発電量及び前記負荷装置の消費電力量の実績値との差が閾値未満となるように、前記計画を修正する、請求項4に記載の電力制御装置。
  6. 電力制御装置における電力制御方法であって、
    再生可能エネルギーを利用して発電する発電装置と、電力を消費する負荷装置とを作動させる計画であって、前記負荷装置が電力を消費する時間帯を、電力を消費する時間帯として予め定められた時間帯とは異なる時間帯に変更することによって、前記発電装置が発電する時間帯と、前記発電装置が発電した電力を前記負荷装置が消費する時間帯とが同じとなる計画を、前記発電装置及び前記負荷装置が配置された地域について作成するステップと、
    前記発電装置が発電した電力を、作成された前記計画に基づいて前記負荷装置に消費させるステップと、
    を含む電力制御方法。
  7. コンピュータに、
    再生可能エネルギーを利用して発電する発電装置と、電力を消費する負荷装置とを作動させる計画であって、前記負荷装置が電力を消費する時間帯を、電力を消費する時間帯として予め定められた時間帯とは異なる時間帯に変更することによって、前記発電装置が発電する時間帯と、前記発電装置が発電した電力を前記負荷装置が消費する時間帯とが同じとなる計画を、前記発電装置及び前記負荷装置が配置された地域について作成する手順と、
    前記発電装置が発電した電力を、作成された前記計画に基づいて前記負荷装置に消費させる手順と、
    を実行させるための電力制御プログラム。
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